JP2003268761A - 地盤改良機の改良材供給方法及び同装置 - Google Patents

地盤改良機の改良材供給方法及び同装置

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JP2003268761A
JP2003268761A JP2002075798A JP2002075798A JP2003268761A JP 2003268761 A JP2003268761 A JP 2003268761A JP 2002075798 A JP2002075798 A JP 2002075798A JP 2002075798 A JP2002075798 A JP 2002075798A JP 2003268761 A JP2003268761 A JP 2003268761A
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tank
improvement
valve
tanks
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JP2002075798A
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Eisuke Nakajima
英輔 中島
Akira Kanematsu
陽 兼松
Nobushige Yasuoka
伸茂 安岡
Hiroaki Kondo
博明 近藤
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Nitto Techno Group KK
Japan Construction Mechanization Association
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Kobelco Construction Machinery Co Ltd
Nitto Techno Group KK
Japan Construction Mechanization Association
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 施工量の増加に対して、改良材を補充するた
めの作業の中断をなくし、しかも既存設備を生かして設
備コストを安くすることができる。 【解決手段】 2本の攪拌軸11,12に対して3つの
タンク15,16,17を設け、タンクまわりの各弁1
8〜21と切換弁22をコントローラ26で制御して、
1つのタンクから1つの攪拌軸に改良材を供給する1軸
−1タンクの関係を維持しながら、各タンク15,1
6,17を順次、攪拌軸11,12に改良材を供給する
ものと、供給停止状態で改良材を補充されるものとに切
換えるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は粉粒状の地盤改良材
を圧縮空気とともに複数本の攪拌軸から地盤中に注入
し、土砂と攪拌・混合させて地盤を改良するDJM(D
ry Jet Mixing=粉対噴射攪拌)工法をと
る地盤改良機において、改良材を攪拌軸に供給する方法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】DJM工法をとる地盤改良機の全体構成
を図4に示している。
【0003】同図において、1はクローラ式のベースマ
シンで、このベースマシン1の前部にリーダ2が立てら
れ、このリーダ2に、下端部に攪拌翼3を備えた中空状
の攪拌軸4が回転しながら昇降し得る状態で設けられて
改良機本体Aが構成されている。5は攪拌軸4を回転駆
動する回転駆動機構、6は攪拌軸4をリーダ2沿いに昇
降させる昇降駆動機構である。
【0004】この改良機本体Aに改良材を供給する改良
材供給装置Bは、改良材供給源としてのサイロ7と、こ
のサイロ7からタンク流入路8を介して供給されるセメ
ント等の改良材を貯留するタンク9とを具備し、このタ
ンク9内の改良材が、図示しないコンプレッサからの圧
縮空気とともに攪拌軸4に送られ、この攪拌軸4内を通
って、攪拌翼3に設けられた吐出穴(図示しない)から
吐出される。
【0005】本発明の対象となる地盤改良機は、改良機
本体Aの攪拌軸4が複数本(たとえば左右に平行に並べ
た2本。以下、この例で説明する)設けられた多軸式に
構成され、1軸−1タンクとして各攪拌軸ごとに別々の
タンク9,9から改良材が供給される。
【0006】この地盤改良機による施工手順の概要を図
5に示している。
【0007】図5(イ)は攪拌軸4が改良地盤上にセッ
トされた状態を示し、この状態から、回転駆動、昇降駆
動両機構5,6によって同(ロ)(ハ)(ニ)に示すよ
うに攪拌軸4が地中に貫入され、この貫入工程またはそ
の後の引き抜き工程で改良材が地盤中に吐出されるとと
もに、攪拌翼3の回転によりこの改良材と地盤の土砂が
攪拌・混合されて地盤が改良される。
【0008】このような多軸式の地盤改良機において、
一回の施工で使用する改良材の量は、改良土に対する改
良材の混合量で決まり、結局、施工現場ごとの必要施工
深度と施工径(攪拌翼3の直径)によって決まる。そし
て、通常、施工深度を決める攪拌軸4の最大長さ、施工
径を決める攪拌翼3の直径はいずれも一定であることか
ら、一回の施工で使用する改良材の量も一定となるた
め、この改良材量に応じてタンク9の容量が決められて
いる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところが、近年、この
ような地盤改良機において、一回の施工量を増やすため
に攪拌翼3の直径を大きくする試みが行われるようにな
ってきた。このため、一回の施工で必要となる改良材の
量も増加し、タンク容量が不足することとなっていた。
【0010】この点の対策として、(a)作業を中断
し、排気弁を開いてタンク圧力を抜いた後、改良材を補
充して再開すること、(b)施工量の増加に応じてタン
ク9を大容量のものに取り替えることが考えられる。
【0011】しかし、(a)の中途補充方式では、作業
の中断を要する(たとえば全作業時間が30分のなかで
10分の中断時間を要する)ため、施工効率が著しく低
下する。また、(b)のタンク取り替え方式では、施工
量が増加するごとに複数の高価なタンク9と各タンクま
わりの機器類を合わせた設備一式を取り替えなければな
らないため、設備コストが高騰するという問題があり、
この点の改善が求められていた。
【0012】そこで本発明は、既存設備を生かして設備
コストを安くしながら、作業効率を低下させることな
く、施工量の増加に対応することができる地盤改良機の
改良材供給方法及び同装置を提供するものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明(改良材
供給方法)は、改良機本体に複数本の攪拌軸が設けら
れ、サイロからタンク経由で供給される改良材を各攪拌
軸から地盤中に吐出させる地盤改良機において、上記攪
拌軸の本数をN、タンク数をMとしてN<Mに設定し、
各タンクを、攪拌軸に改良材を供給する供給用と、攪拌
軸への改良材の供給を停止した状態でサイロから改良材
が補充される補充用とに順次切換えることにより、常
に、攪拌軸と同数のタンクから各攪拌軸に改良材を供給
しながら残りのタンクに上記サイロから改良材を補充す
るものである。
【0014】請求項2の発明(改良材供給装置)は、改
良機本体に複数本の攪拌軸が設けられ、サイロからタン
ク経由で供給される改良材を各攪拌軸から地盤中に吐出
させる地盤改良機において、上記攪拌軸の本数をN、タ
ンク数をMとしてN<Mに設定し、切換制御手段によ
り、常に、攪拌軸と同数のタンクから各攪拌軸に改良材
を供給しながら残りのタンクに上記サイロから改良材が
補充されるように、各タンクの改良材の出入りを制御す
るように構成したものである。
【0015】請求項3の発明は、請求項2の構成におい
て、M=N+1に設定し、切換制御手段により、常に、
攪拌軸と同数のタンクから各攪拌軸に改良材を供給しな
がら残り一つのタンクに改良材を補充するように構成し
たものである。
【0016】請求項4の発明は、請求項2または3の構
成において、切換制御手段として、各タンクの入口側に
設けられた入口弁と、各タンクの出口側に設けられた出
口弁と、タンクごとに改良材を攪拌軸に搬送し吐出させ
るための圧縮空気を注入する給気弁と、この圧縮空気を
抜く排気弁と、攪拌軸ごとに設けられた改良材供給ライ
ンと各タンクとの間に設けられた切換弁と、これら各弁
を制御するコントローラとを設け、このコントローラに
より、 i.サイロから改良材を補充されるタンクについて、排
気弁を開いて圧縮空気を抜くとともに、給気弁及び出口
弁を閉じた状態で入口弁を開き、 ii.改良材を攪拌軸に供給するタンクについて、排気
弁及び入口弁を閉じた状態で、給気弁及び出口弁を開く
とともに、上記切換弁を、同タンクと上記各改良材供給
ラインとが接続される状態にセットするように構成した
ものである。
【0017】上記方法及び装置によると、攪拌軸本数N
とタンク数Mの関係をN<M(請求項3ではM=N+
1)とし、1つのタンクから1つの攪拌軸に改良材を供
給する1軸−1タンクの関係を維持しながら、各タンク
を順次、攪拌軸に改良材を供給するものと、供給停止状
態で改良材を補充されるものとに切換えるため、各攪拌
軸に絶えず改良材を供給し、地盤改良作業を連続して行
うことができる。このため、作業の中断による施工効率
の低下を招くおそれがない。
【0018】しかも、設備としては、既存タンクと同サ
イズのタンク(請求項3では一つのタンク)を増設し、
かつ、切換制御手段(請求項4では切換弁を含む必要な
弁とコントローラ)を設けるだけでよいため、施工量の
増加に応じてタンクまわりの機器を含む全タンク設備一
式を取り替える場合と比較して、既存設備を最大限に生
かして設備コストを安くすることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態を図1〜図3に
よって説明する。
【0020】この実施形態では、図1に示すように2本
の攪拌軸11,12を備えた地盤改良機を適用対象とし
て例にとっている。13,14は両攪拌軸11,12の
下端部に設けられた攪拌翼である。
【0021】この改良材供給装置においては、2本の攪
拌軸11,12に対して一つ多い3つのタンク15,1
6,17が設けられている。以下、攪拌軸11,12に
ついて図1の左側から第1攪拌軸、第2攪拌軸といい、
各タンク15,16,17について図1の左側から第
1、第2、第3タンクという。
【0022】各タンク15,16,17にはそれぞれ、
タンクまわりの弁として、図4のサイロ7から供給され
る改良材をタンク内に受け入れるための入口弁18…、
タンク内改良材を攪拌軸11,12に向けて放出するた
めの出口弁19…、図示しない空気圧縮機からの圧縮空
気をタンク内に導入するための給気弁20…、タンク内
の圧縮空気を大気に抜く排気弁21…が設けられるとと
もに、タンク出口側に切換弁22が設けられ、この切換
弁22の出口側が、両攪拌軸11,12ごとに設けられ
た第1及び第2両改良材供給ライン23,24に接続さ
れている。
【0023】また、各タンク15,16,17には、タ
ンク内の改良材の残量を検出する荷重計(たとえばロー
ドセル)25…が設けられ、この各荷重計25…による
残量検出信号がコントローラ26に入力される。
【0024】上記各弁18〜22はいずれも電磁切換弁
として構成され、タンク内の改良材の残量に基づくコン
トローラ26からの信号により、予め設定されたローテ
ーションに従って切換制御される。
【0025】また、切換弁22は、タンクごとに設けら
れたタンク側切換弁部27…と、二つの中間切換弁部2
8,28と、一つの攪拌軸側切換弁部29と、切換弁部
間をつなぐ通路30とを具備し、各切換弁部27,2
8,29が所定のローテーションで切換わってタンク1
5,16,17の切換えを行う。
【0026】なお、各タンク15,16,17の出口弁
19…をタンク側切換弁部27…として兼用することが
可能である。この場合、隣り合う出口弁同士を図3のタ
ンク側切換弁部27…と同様に接続すればよい。
【0027】タンクまわり各弁18〜21の開閉ローテ
ーションを図2に、またこの各弁18〜21と切換弁2
2の切換えによる各タンク15,16,17の状態の変
化を図3にそれぞれ示す。
【0028】この両図によってこの改良材供給装置の作
用を説明する。
【0029】図3の(イ)は、第1タンク15から第1
攪拌軸11(第1改良材供給ライン23)に、第2タン
ク16から第2攪拌軸12(第2改良材供給ライン2
4)にそれぞれ改良材を供給し、第3タンク17は補充
タンクとして改良材を補充された状態を示している。
【0030】このとき、放出タンクである第1、第2両
タンク15,16について入口弁18及び排気弁21が
閉じ、出口弁19及び給気弁20が開いた状態となって
いる。また、切換弁22は、第1及び第2両タンク1
5,16の出口側を第1及び第2両改良材供給ライン2
3,24に接続した状態となっている。
【0031】ここでは、第1及び第2両タンク15,1
6のうち第2タンク16の残量が少ない場合を示し、こ
の第2タンク残量が予め設定した値(たとえば全タンク
容量の1/3)になったときに、第2タンク16の出口
弁19及び給気弁20が閉じ、排気弁21及び入口弁1
8が開く一方、第3タンク17の出口弁19及び給気弁
20が開く。
【0032】なお、図2のタイムチャートでは、内容を
簡略化するために便宜上、排気弁21と入口弁18が同
時に開くこととしているが、実際には、排気弁21が開
いてタンク内圧が大気圧と等しくなったことが確認され
た後、入口弁18が開く。
【0033】これにより、第2タンク16が改良材の供
給を停止して補充タンクに、第3タンク17が放出タン
クにそれぞれ転じ、第2タンク16についてはタンク内
の圧縮空気が大気に抜かれるとともに改良材が補充さ
れ、第3タンク17についてはタンク内に圧縮空気が導
入され、改良材が放出される。
【0034】次に、第1タンク15の残量が設定値まで
減少すると、第1タンク15が補充タンク、第2タンク
16が放出タンクにそれぞれ転じ、図3(ハ)に示すよ
うに第1タンク15に改良材が補充される一方、第2、
第3両タンク16,17から両改良材供給ライン23,
24に改良材が供給される。
【0035】以下、図3(ニ)〜(ト)に示すように各
タンク15,16,17が順次、放出、補充を自動的に
繰り返し、これにより1つのタンクから1本の攪拌軸に
改良材を供給する1軸−1タンクの関係を確保しなが
ら、両攪拌軸11,12に絶えず改良材が供給されて地
盤改良作業が連続して行われる。
【0036】従って、この装置によると、改良材補充の
ために作業を中断する必要がなく、地盤改良作業を連続
して効率良く行うことができる。
【0037】しかも、設備としては、既存の二つのタン
ク(たとえば第1及び第2タンク15,16)に、これ
と同サイズの一つのタンク(同第3タンク17)と、切
換弁22を含む必要な弁と、コントローラ26のみを付
加すればよいため、施工量の増加に応じてタンクまわり
の機器を含む全タンク設備一式を取り替える場合と比較
して、既存設備を最大限に生かして設備コストを安くす
ることができる。
【0038】ところで、タンク内の改良材残量を検出す
る手段として、荷重計25によって改良材重量を検出す
る方法に代えて、タンク内の改良材のレベルを検出する
ようにしてもよい。
【0039】また、タンクまわり各弁18〜21及び切
換弁22を手動弁とし、タンク内の改良材の残量(自動
検出してもよいし、表示窓で目視してもよい)に応じて
これら各弁を手動で切換えるようにしてもよい。
【0040】さらに、上記実施形態では、2本の攪拌軸
11,12に対して3つのタンク15,16,17を設
けた場合を例示したが、攪拌軸が3本以上設けられる場
合はこの攪拌軸の本数+1のタンクを設ければよい。あ
るいは、攪拌軸本数が多い場合等に、攪拌軸本数+2以
上のタンクを設け、一度に2つ以上のタンクを切換える
ようにしてもよい。
【0041】
【発明の効果】上記のように本発明によると、攪拌軸本
数Nとタンク数Mの関係をN<M(請求項3ではM=N
+1)とし、1つのタンクから1つの攪拌軸に改良材を
供給する1軸−1タンクの関係を維持しながら、各タン
クを順次、攪拌軸に改良材を供給するものと、供給停止
状態で改良材を補充されるものとに切換えるため、各攪
拌軸に絶えず改良材を供給することができる。このた
め、改良材補充のために作業を中断する必要がなくな
り、地盤改良作業を連続して効率良く行うことができ
る。
【0042】しかも、設備としては、既存タンクと同サ
イズのタンク(請求項3では一つのタンク)を増設し、
かつ、切換制御手段(請求項4では切換弁を含む必要な
弁とコントローラ)を設けるだけでよいため、施工量の
増加に応じてタンクまわりの機器を含む全タンク設備一
式を取り替える場合と比較して、既存設備を最大限に生
かして設備コストを安くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す装置全体の構成図であ
る。
【図2】同実施形態におけるタンクまわり各弁の切換作
用を説明するためのタイムチャートである。
【図3】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)(ホ)(ヘ)(ト)
は同実施形態によるタンク切換作用を説明するため図で
ある。
【図4】本発明の対象である地盤改良機の全体構成図で
ある。
【図5】(イ)(ロ)(ハ)(ニ)は地盤改良機による
施工手順を説明するための図である。
【符号の説明】
11,12 攪拌軸 13,14 攪拌翼 23,24 改良材供給ライン 15,16,17 タンク 18 切換制御手段を構成する入口弁 19 同出口弁 20 同給気弁 21 同排気弁 22 同切換弁 25 同荷重計 26 同コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 391023518 社団法人日本建設機械化協会 東京都港区芝公園3丁目5番8号 (機械 振興会館) (72)発明者 中島 英輔 静岡県富士市大渕3154番地 社団法人日本 建設機械化協会 建設機械化研究所内 (72)発明者 兼松 陽 東京都文京区後楽1丁目2番7号 株式会 社日東テクノ・グループ内 (72)発明者 安岡 伸茂 東京都中央区新川1−2−8 山京ビル10 階 DJM工法研究会内 (72)発明者 近藤 博明 東京都品川区東五反田2−17−1 コベル コ建機株式会社東京本社内 Fターム(参考) 2D040 AB03 BA02 BA08 CB01 EA12 EB04 FA00

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 改良機本体に複数本の攪拌軸が設けら
    れ、サイロからタンク経由で供給される改良材を各攪拌
    軸から地盤中に吐出させる地盤改良機において、上記攪
    拌軸の本数をN、タンク数をMとしてN<Mに設定し、
    各タンクを、攪拌軸に改良材を供給する供給用と、攪拌
    軸への改良材の供給を停止した状態でサイロから改良材
    が補充される補充用とに順次切換えることにより、常
    に、攪拌軸と同数のタンクから各攪拌軸に改良材を供給
    しながら残りのタンクに上記サイロから改良材を補充す
    ることを特徴とする地盤改良機の改良材供給方法。
  2. 【請求項2】 改良機本体に複数本の攪拌軸が設けら
    れ、サイロからタンク経由で供給される改良材を各攪拌
    軸から地盤中に吐出させる地盤改良機において、上記攪
    拌軸の本数をN、タンク数をMとしてN<Mに設定し、
    切換制御手段により、常に、攪拌軸と同数のタンクから
    各攪拌軸に改良材を供給しながら残りのタンクに上記サ
    イロから改良材が補充されるように、各タンクの改良材
    の出入りを制御するように構成したことを特徴とする地
    盤改良機の改良材供給装置。
  3. 【請求項3】 請求項2記載の地盤改良機の改良材供給
    装置において、M=N+1に設定し、切換制御手段によ
    り、常に、攪拌軸と同数のタンクから各攪拌軸に改良材
    を供給しながら残り一つのタンクに改良材を補充するよ
    うに構成したことを特徴とする地盤改良機の改良材供給
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項2または3記載の地盤改良機の改
    良材供給装置において、切換制御手段として、各タンク
    の入口側に設けられた入口弁と、各タンクの出口側に設
    けられた出口弁と、タンクごとに改良材を攪拌軸に搬送
    し吐出させるための圧縮空気を注入する給気弁と、この
    圧縮空気を抜く排気弁と、各攪拌軸ごとに設けられた改
    良材供給ラインと各タンクとの間に設けられた切換弁
    と、これら各弁を制御するコントローラとを設け、この
    コントローラにより、 i.サイロから改良材を補充されるタンクについて、排
    気弁を開いて圧縮空気を抜くとともに、給気弁及び出口
    弁を閉じた状態で入口弁を開き、 ii.改良材を攪拌軸に供給するタンクについて、排気
    弁及び入口弁を閉じた状態で、給気弁及び出口弁を開く
    とともに、上記切換弁を、同タンクと上記各改良材供給
    ラインとが接続される状態にセットするように構成した
    ことを特徴とする地盤改良機の改良材供給装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100797846B1 (ko) * 2007-04-16 2008-01-24 (주)세종산업개발 지중개량체 형성장치에 있어서, 원료투입 자동 분리조절장치

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