JP2003267412A - 蓋体の取付け構造 - Google Patents

蓋体の取付け構造

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JP2003267412A
JP2003267412A JP2002071584A JP2002071584A JP2003267412A JP 2003267412 A JP2003267412 A JP 2003267412A JP 2002071584 A JP2002071584 A JP 2002071584A JP 2002071584 A JP2002071584 A JP 2002071584A JP 2003267412 A JP2003267412 A JP 2003267412A
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bearing
lid
lid body
end surfaces
large diameter
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Application number
JP2002071584A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Ito
徹 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujinon Corp
Original Assignee
Fuji Photo Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 機器の収納スペースが制約されることなく、
製品の美観および機械的強度を保つことができる蓋体の
取付け構造を提供する。 【解決手段】 台座4に軸受け穴12が形成された一対
の軸受け突起11を設けるとともに、蓋体8に一対の回
転軸13を設ける。蓋体8の両端部を、それぞれ対面す
る軸受け突起11の端面と略同径の太径部14とし、こ
れらの太径部14で挟まれた蓋体8の中間部を、太径部
14よりも径が小さい細径部15とする。台座4に軸受
け面16と凹部17とを設ける。軸受け面16は、細径
部15の外周面に接して蓋体8の回転を支持する。凹部
17は、軸受け面16の両端側にそれぞれ形成され、台
座4に蓋体8を軸着する際に、太径部14が入り込む。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、蓋体の取付け構造
に関し、詳しくは、携帯して使用される機器に用いられ
る蓋体の取付け構造に関する。
【0002】
【従来の技術】写真カメラやデジタルカメラのような携
帯して使用される機器では、機器本体に設けられた操作
部や入出力端子などを保護する、あるいは不用意に操作
されることを防止するために、これらを開閉自在な蓋体
でカバーしている。また、機器本体の携帯時に使用され
るストラップに、リモコン装置などの補助機器を着脱自
在に取り付けておき、補助機器に設けられた蓋体を開放
することによって補助機器をストラップから取り外すよ
うにしたものがある。
【0003】ストラップに装着される従来のリモコン装
置を図4に示す。リモコン装置101は、ストラップ1
02(2点鎖線で示す)に固定される台座103と、台
座103から取り外して使用されるリモコン本体104
とからなる。台座103には一対の軸受け突起105が
一体に設けられ、軸受け突起105には軸受け穴106
が形成されている。台座103のリモコン本体104を
収納する側と反対側の面には、蓋体107が軸着され
る。この蓋体107には、一対の回転軸108が設けら
れている。蓋体107は、回転軸108を軸受け穴10
6に嵌め込むことにより、台座103に軸着される。図
5(A)に示すように、蓋体107のフック109を台
座103に一体成形された係止爪110に係合させるこ
とで、台座103と蓋体107との間にストラップ10
2が強固に挟持される。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、軸受け突起
105の間に軸着される側の蓋体107の側縁外周は、
図5(A)に示すように、蓋体107の回動のために断
面が円弧状に形成され、この円弧状部分を回転軸108
よりも太くしなくてはならない。台座103の表面を平
坦にした場合には、回転軸108の中心を台座103の
表面から太径部の半径H分だけ離さなくなくてはなら
ず、その分だけ全体的に台座103の厚みが増えてしま
う。そこで、(B)のように台座103に窪み111を
設ければ、台座103の全体的な厚みを減らすことはで
きるが、台座103の内側に隆起部ができ、リモコン本
体104の収納スペースが制約される。さらに、(C)
のように太径部に沿って台座103に溝112を形成す
れば上記不都合は解決されるが、台座103の機械的強
度と蓋体107の軸着強度が弱まってストラップ102
を強固に挟持することが難しくなる。
【0005】また、(D)に示すように、蓋体107の
円弧状部分の外径をできるだけ回転軸108の外径に近
づけて小さくすれば台座103の厚みを減らすことが可
能となる。しかし、回転軸108を突出させた部分の蓋
体107の端面と、軸受け突起105の端面との間に段
差ができ、軸受け突起105の端面が部分的に外部に露
出するため、製品の美観を損ねてしまう。
【0006】本発明は、上記問題を解決するためになさ
れたもので、機器の収納スペースが制約されることな
く、製品の美観および機械的強度を保つことができる蓋
体の取付け構造を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は、本体部の表面に突出するように一対の軸
受け突起を形成し、これらの軸受け突起の対向し合う端
面の相互間に蓋体を回動自在に軸着した蓋体の取付け構
造において、前記軸受け突起の対向し合う端面に対面す
る蓋体の各端面に回転軸を突設し、前記軸受け突起の対
向し合う端面に前記回転軸を受け入れる軸受け穴を穿設
するとともに、前記蓋体の各端面がそれぞれ対面する軸
受け突起の端面と略同径となるように蓋体の両端部を太
径部とし、且つこれらの太径部で挟まれた蓋体の中間部
を細径部とし、前記本体部に、前記細径部の外周面に接
して蓋体の回転を支持する軸受け面と、この軸受け面の
両端側にそれぞれ形成され、前記太径部が入り込む凹部
とを設けたことを特徴とする。なお、前記軸受け穴は、
前記軸受け面に向かって延びた長穴形状であることが好
ましい。
【0008】また、本発明は、本体部の表面に突出する
ように一対の軸受け突起を形成し、これらの軸受け突起
の対向し合う端面の相互間に蓋体を回動自在に軸着した
蓋体の取付け構造において、前記軸受け突起の対向し合
う端面に固定軸を突設し、前記軸受け突起の対向し合う
端面に対面する蓋体の各端面に前記固定軸を受け入れる
軸受け穴を穿設するとともに、前記蓋体の各端面がそれ
ぞれ対面する軸受け突起の端面と略同径となるように蓋
体の両端部を太径部とし、且つこれらの太径部で挟まれ
た蓋体の中間部を細径部とし、前記本体部に、前記細径
部の外周面に接して蓋体の回転を支持する軸受け面と、
この軸受け面の両端側にそれぞれ形成され、前記太径部
が入り込む凹部とを設けたことを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の蓋体の取付け構
造を有するカメラのリモコン装置を、ストラップに装着
した状態を示したものである。リモコン装置2は、スト
ラップ3に固定される本体部としての台座4と、台座4
から取り外して使用されるリモコン本体5とからなる。
リモコン本体5は、矢印方向にスライド操作させること
により台座4から着脱可能となっており、カメラにシャ
ッタレリーズなどの操作信号を送信するための押ボタン
6とLED7とを備えている。台座4のリモコン本体5
を収納する側と反対側の面には、蓋体8が軸着されてい
る。この蓋体8と台座4との隙間にストラップ3を通し
て、蓋体8のフック(図示せず)を台座4の係止爪(図
示せず)に係合させることで、リモコン装置2がストラ
ップ3に装着される。
【0010】図2に、台座4と蓋体8の分解斜視図を示
す。台座4には一対の軸受け突起11が一体に設けら
れ、軸受け突起11には軸受け穴12が形成されてい
る。この軸受け穴12は、後述する軸受け面16に向か
って延びた長穴形状をしている。蓋体8には一対の回転
軸13が設けられている。蓋体8は、回転軸13を軸受
け穴12に嵌め込むことにより、台座4に軸着される。
【0011】蓋体8の両端部は、それぞれ対面する軸受
け突起11の端面と略同径の太径部14となっている。
一方、これらの太径部14で挟まれた蓋体8の中間部
は、太径部14よりも径が小さい細径部15となってい
る。このような構造にすると、回転軸13を突出させた
部分の蓋体8の端面と、軸受け突起11の端面との間に
段差が生じることがないので、製品の美観を損ねること
がない。また、台座4の厚みが増加することがなく、リ
モコン本体2の収納スペースが制約を受けることもな
い。なお、太径部14と細径部15との段差21を、図
3に示すようにテーパー処理をして、製品の外観を整え
てもよい。
【0012】台座4には、軸受け面16と凹部17とが
設けられている。軸受け面16は、細径部15の外周面
に接して蓋体8の回転を支持する。凹部17は、軸受け
面16の両端側にそれぞれ形成され、台座4に蓋体8を
軸着する際に太径部14が入り込む逃げとなっている。
このような構造にすると、台座4の機械的強度と蓋体8
の軸着強度とを十分に保つことができる。
【0013】なお、上記実施形態では、蓋体に回転軸、
台座に軸受け穴が設けられているが、蓋体に軸受け穴、
台座に固定軸が設けられた場合についても本発明を適用
することができる。また、ストラップに装着されるカメ
ラのリモコン装置を挙げて説明したが、本発明はこれに
限定されず、例えば機器本体に設けられた操作部や入出
力端子などを保護する、あるいは不用意に操作されるこ
とを防止するために、これらをカバーする蓋体に適用し
てもよい。
【0014】
【発明の効果】以上のように、本発明の蓋体の取付け構
造によれば、蓋体の各端面がそれぞれ対面する軸受け突
起の端面と略同径となるように蓋体の両端部を太径部と
し、且つこれらの太径部で挟まれた蓋体の中間部を細径
部とし、本体部に、細径部の外周面に接して蓋体の回転
を支持する軸受け面と、この軸受け面の両端側にそれぞ
れ形成され、太径部が入り込む凹部とを設けたので、機
器の収納スペースが制約されることなく、製品の美観お
よび機械的強度を保つことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を実施したカメラのリモコン装置をスト
ラップに装着した状態を示す図である。
【図2】蓋体と台座の分解斜視図である。
【図3】本発明の別の実施形態を示す図である。
【図4】従来のリモコン装置を示す概観斜視図である。
【図5】従来のリモコン装置における蓋体の取付け構造
を示す断面図であり、(A)は太径部のみで構成された
構造、(B)は窪みを形成した構造、(C)は溝を形成
した構造、(D)は細径部のみで構成された構造をそれ
ぞれ示す。
【符号の説明】
2 リモコン装置 4 台座(本体部) 8 蓋体 11 軸受け突起 12 軸受け穴 13 回転軸 14 太径部 15 細径部 16 軸受け面 17 凹部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部の表面に突出するように一対の軸
    受け突起を形成し、これらの軸受け突起の対向し合う端
    面の相互間に蓋体を回動自在に軸着した蓋体の取付け構
    造において、 前記軸受け突起の対向し合う端面に対面する蓋体の各端
    面に回転軸を突設し、前記軸受け突起の対向し合う端面
    に前記回転軸を受け入れる軸受け穴を穿設するととも
    に、 前記蓋体の各端面がそれぞれ対面する軸受け突起の端面
    と略同径となるように蓋体の両端部を太径部とし、且つ
    これらの太径部で挟まれた蓋体の中間部を細径部とし、 前記本体部に、前記細径部の外周面に接して蓋体の回転
    を支持する軸受け面と、この軸受け面の両端側にそれぞ
    れ形成され、前記太径部が入り込む凹部とを設けたこと
    を特徴とする蓋体の取付け構造。
  2. 【請求項2】 本体部の表面に突出するように一対の軸
    受け突起を形成し、これらの軸受け突起の対向し合う端
    面の相互間に蓋体を回動自在に軸着した蓋体の取付け構
    造において、 前記軸受け突起の対向し合う端面に固定軸を突設し、前
    記軸受け突起の対向し合う端面に対面する蓋体の各端面
    に前記固定軸を受け入れる軸受け穴を穿設するととも
    に、 前記蓋体の各端面がそれぞれ対面する軸受け突起の端面
    と略同径となるように蓋体の両端部を太径部とし、且つ
    これらの太径部で挟まれた蓋体の中間部を細径部とし、 前記本体部に、前記細径部の外周面に接して蓋体の回転
    を支持する軸受け面と、この軸受け面の両端側にそれぞ
    れ形成され、前記太径部が入り込む凹部とを設けたこと
    を特徴とする蓋体の取付け構造。
  3. 【請求項3】 前記軸受け穴は、前記軸受け面に向かっ
    て延びた長穴形状であることを特徴とする請求項1に記
    載の蓋体の取付け構造。
JP2002071584A 2002-03-15 2002-03-15 蓋体の取付け構造 Pending JP2003267412A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008076744A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Olympus Corp 携帯用電子機器
JP2010027657A (ja) * 2008-07-15 2010-02-04 Sanyo Electric Co Ltd 携帯型電子機器

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JP2008076744A (ja) * 2006-09-21 2008-04-03 Olympus Corp 携帯用電子機器
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