JP2003267350A - 二重壁を備えた一体構造の梱包箱 - Google Patents

二重壁を備えた一体構造の梱包箱

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Abstract

(57)【要約】 【課題】1枚のシート状材から、二重壁を備えた一体構
造の梱包箱が折上がる様にしたものに就いて、緩衝性能
及び梱包作業の能率等の使い勝手をより向上させる。 【解決手段】シート状材は、4面の外周壁の各上下両縁
に、底フラップと蓋フラップを連設した形態を備えてお
り、3面の底フラップには、内周壁を起立させる為の立
上用折目を夫々設け、残る1面の底フラップは、その先
端縁を対向する内周壁に掛止させる。底フラップの3箇
所に貼合わせ用の糊代片を設けることにより、折畳状態
の梱包箱を角筒状に展開するだけで、箱の外底面と、3
面の内周壁が一挙に折上がる様にする。1面の蓋フラッ
プには、箱の内底面と、残る1面の内周壁を折曲形成さ
せる為の複数列の平行折目を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、1枚のシート状材
から、内外二重構造の周壁及び底面を備えた梱包箱を簡
単・迅速に折上げられ、梱包物品を緩衝状態で保護する
性能に優れると共に、二重壁間の空隙を付属品の収納空
間として活用出来る等、使い勝手も優れた二重壁を備え
た一体構造の梱包箱に関する。
【0002】
【従来の技術】本願出願人は、 廃棄後の処理や、有限
資源の浪費等の点で問題の多い発泡スチロール製のパッ
キン材を不要化し、且つ、梱包の作業能率を高める為
の、1枚の段ボールから折上げることが出来て、パッキ
ン材を併用しなくても済むタイプの梱包材を、先駆的に
開発し続けて来た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、この一連の
商品開発活動の延長線上に位置するものであって、緩衝
性能の向上は勿論、梱包の作業能率等の使い勝手もより
良くなる様に改良した、二重壁を備えた一体構造の梱包
箱を提供するにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成する為
の、本発明による二重壁を備えた一体構造の梱包箱は、
1枚のシート状材から、内外二重構造の周壁及び底面を
備えた梱包箱が折上がる様にしたものであって、前記シ
ート状材100は、箱の4面の外周壁1A〜1Dの各上
下両縁に、底フラップ2A〜2D及び蓋フラップ3A〜
3Dを、折目A及びBを介して連設した形態を備えてお
り、1面を除く3面の底フラップには、折目Aから所定
間隔を隔てた箇所に、内周壁5a,5b,5dを立ち上
げる為の立上用折目Cを設けると共に、残る1面の底フ
ラップ2Cの先端縁には、対向して位置する内周壁5a
に設けた掛合孔8に掛止させる挿嵌片11を突設し、1
面の蓋フラップ3Cには、残る1面の内周壁5c、箱の
内底面17、及び内底面17を垂支する垂支片18を折
曲形成させる為の、平行折目D〜Gを設け、4面の内周
壁5a〜5dを井桁状に噛み合わせて物品収納部Sを形
成させる為に、各内周壁の両側端部に嵌合用スリット
9,19を設けたことを特徴とする。垂支片18には、
底フラップ2Cの浮き上がりを防ぐ為の押圧片20を設
けるとよい。そして、シート状材100から折上げた梱
包箱200の底面は、3面の底フラップの夫々の、折目
Aと折目Cとの間に形成された部分的な外底面4a,4
b,4dと、残る1面の底フラップ2C(外底面4c)
とを組合わせて形成させ、隣接する各1組の外底面4a
と4b、及び4cと4dの、各側端同士を直交状に結合
させると共に、隣接する1組の内周壁5aと5bの側端
同士も結合させたことを特徴とする。更に、蓋フラップ
3Cに設けた内底面17の両外側に、嵌合用スリット1
9を隔てて形成された帯状片22を、山形乃至はカマボ
コ形に折曲して、外周壁と内周壁との間に介在させるこ
とにより、緩衝機能を生じさせる様にしてもよい。或い
は、蓋フラップ3Cの部分のうち、内周壁5cから先の
部分を、シート状材100から切り離して別体にしても
よい。
【0005】
【発明の実施の形態】先ず、本発明の第1実施例に就い
て、図1〜図5を参照しながら説明する。図4に示し形
態に折上がる、この実施例の梱包箱200Aは、図1に
示した1枚のシート状材、この場合は段ボール100A
から折上げられる。梱包箱200Aは、その周壁と底面
とが、夫々二重壁構造を備えている(図4,図5参
照)。
【0006】段ボール100Aは、梱包箱200Aの4
面の外周壁1A〜1Dの、夫々の上下両縁に、底フラッ
プ2A〜2D、及び蓋フラップ3A〜3Dを、折目A及
びBを介して連設した形態を備えている。1Eは、外周
壁1A〜1Dを角筒状に連結させる為の糊代片である。
【0007】底フラップ2A,2B,2Dには、各々の
基端縁である折目Aから、二重周壁の壁間の間隙巾に相
当する間隔を隔てた箇所に、立上用折目Cを、折目Aと
平行状に設けている。この立上用折目Cと折目Aとの間
の部分が、梱包箱200Aの部分的な外底面4a,4
b,4dとなる。そして、立上用折目Cから先の部分
が、内周壁5a,5b,5dとなる。
【0008】外底面4aの右端縁(図1中で)は、45
度に傾いた斜辺aにしている。この斜辺aには、糊代片
6を折目を介して連設している。又、外底面4aよりも
横幅を狭めた内周壁5aの右端にも、糊代片7を折目を
介して連設している。更に、内周壁5aには、方形の掛
合孔8を、立上用折目Cに沿わせる様に設けている。
【0009】外底面4bは、その左側縁を斜辺としい
る。そして、 外底面4bよりも横幅を狭めた内周壁5
bの両側端近くには、左右1組の嵌合用スリット9を、
その先端縁から切込状に設けている。底フラップ2D
は、底フラップ2Bに対して、ほぼ対称的な形状を備え
ている。
【0010】残る1面の底フラップ2Cには、内周壁5
を設けずに、その全体を部分的な外底面4cとしてい
る。この外底面4cは、3面の内周壁5a,5b,5d
の夫々を起立させることによって梱包箱200Aの底面
中央部に生じた方形穴(図示略)を、埋め合わせる役割
を果たすことになる。
【0011】外底面4cは、台形部分の先端に、方形部
分を連ねた如き形態を備えており、台形部分の右側の斜
辺aにも、糊代片10を連設している。又、外底面4c
の先端縁の真ん中には、内周壁5aに設けた掛合孔8に
挿嵌させる為の、挿嵌片11を突設している。
【0012】一方、蓋フラップ3Aの先端縁には、蓋閉
片12を折目を介して連設している。この折目に沿わせ
て設けた切れ目13には、外周壁1Cと蓋フラップ3C
とに跨がらせて切起状に設けた差込片14を、挿嵌させ
る様にしている。
【0013】蓋フラップ3Cは、残る1面の内周壁5c
と、内底面17等を折上げる役割を受持たされている。
そこで、蓋フラップ3Cには、折目Bに平行させて、4
条の平行折目D〜Gを設けている。それによって、蓋フ
ラップ3Cには、その基端側から順に、折下げ片15、
水平片16、内周壁5c、内底面17、及びこの内底面
17を水平状態に支持する垂支片18が、夫々折目を介
して形成される。
【0014】内底面17の横幅は、外周壁1Cの横幅に
比べて、二重周壁間の間隙巾の2倍分だけ狭い。そこ
で、内底面17の上下(図1中で)両縁に接する折目F
及びGも、内底面17の横幅と同じにしている。
【0015】そして、内底面17の左右両縁の夫々に沿
って、この縁部よりも幾分長い嵌合用スリット19を設
けている。更に、各嵌合スリット19の真ん中箇所か
ら、蓋フラップ3Cの側端に達する切れ目bを設けるこ
とによって、内周壁5cと垂支片18との、左右の両端
部分を互いに切離している。
【0016】又、内底面17には、梱包箱200Aを折
上げた終えた状態で、外底面4cが浮き上がるのを防ぐ
為の押圧片20を、折目Gに沿わせて切起状に形成させ
る為の、コ字形切れ目21を設けている。押圧片20を
設けた部分は、折目Gを欠如させている。
【0017】次に、一枚の段ボール100Aから、梱包
箱200Aを折上げる手順の一例に就いて、図2〜図5
も参照しながら説明する。先ず、底フラップ2A及び2
Cに夫々設けた糊代片6及び10を、梱包箱200Aを
折上げた時に、隣接する外底面4同士が互いに直交向き
になる様な配置を以て、夫々の右隣の外底面4b及び4
dに貼り合わせる。更に、内周壁5aの右端に連設した
糊代片7を、隣接する内周壁5bの左端に貼り合わせ
る。
【0018】そして、底フラップ2A〜2Dを、外周壁
1A〜1Dの内側面に折り重ねた状態で、外周壁1A〜
1Dを、糊代片1Eによって角筒状に連結させれば、図
2に示した様に、折畳まれた状態の梱包箱200Aが出
来上がる。梱包箱200Aは、この状態で保管・流通さ
れる。
【0019】折畳まれた状態の梱包箱200Aを、二重
壁構造を備えた梱包箱200Aの形態に折上げるには、
先ず、折畳状態の梱包箱200Aを縦向きにして、外周
壁1A〜1Dの部分の左右の隅角部を、両手で挟み付け
る様にして押しやれば、外周壁1A〜1Dの部分が角筒
状に展開される。
【0020】段ボール100Aには、前述の如く所定の
位置に折目を設けてあり、且つ、底フラップ2A〜2D
の3箇所を糊付固定してある為に、外周壁1A〜1Dの
部分を角筒状に展開させると、その動きに連動して、部
分的な外底面4a,4b,4dの夫々が、図3に示した
様に、自づから水平向きに折曲される。それと同時に、
この折曲動に連動して、外底面4a,4b,4dの夫々
に、立上用折目Cを介して連なっている各内周壁5a,
5b,5dも、自づから起立される(図3参照)。
【0021】この時、外底面4c(底フラップ2C)
は、上記の折曲作動から取り残されるので、水平向きに
折曲させながら、その先端の挿嵌片11を、内周壁5a
の掛合孔8に挿嵌させれば、内周壁5a,5b,5dの
起立に伴って生じた方形穴が埋め合わされて、梱包箱2
00Aの底面が完全に形成される。
【0022】次に、蓋フラップ3Cを折曲させる操作に
移る。蓋フラップ3Cには、前述の如く平行折目D〜G
を設けてある。そこで先ず、内底面17の対向する2辺
に連なる内周壁5cと垂支片18とを、折目F及びGに
沿って起立させて角樋状に折曲する。この時、押圧片2
0が、切起状に形成される。
【0023】然かる後、折下げ片15を下向きに折曲し
て外周壁1Cの内面に重ね合わせ、水平片16を水平向
きに折曲したうえ、更に、内周壁5cを下向きに折曲さ
せる。この一連の折曲過程で、蓋フラップ3C側に設け
た嵌合用スリット19を、底フラップ2B,2Dに設け
てある、対応した嵌合用スリット9に噛み合わせる。
【0024】この噛み合わせによって、図4に示した様
に、4面の内周壁5a〜5dを、井桁状に強固に連結さ
せることが出来る。又、図4のY−Y線に沿う縦断面図
としての図5に示した様に、内底面17は、垂支片18
等によって、梱包箱200Aの外底面から所定高さだけ
持ち上げた状態に固定される。
【0025】更に、外底面4cの上面には、押圧片20
が当接された状態になり、外底面4cの浮き上がりを確
実に阻止することが出来る。かくして、蓋を開いた状態
の梱包箱200Aが、極めて簡単・迅速に折上がる。
【0026】そして、内周壁5a〜5dと内底面17に
囲まれた空間が、梱包物品(図示略)を収める為の物品
収納部Sとなる。又、外周壁1A〜1Dと内周壁5a〜
5dとの間、及び内周壁5a〜5dの頂面と梱包箱20
0Aの蓋面と間に生じた空間が、梱包物品の付属品や説
明書等を収める為の付属品収納部Tとして役立つ。
【0027】物品収納部Sは、図4,図5に示した様
に、その周壁の四隅箇所に、内周壁5a〜5dの夫々の
側端部がヒレ片状に突出して、梱包物品を保護する緩衝
片としての役割を果たしてくれる。又、内底面17は、
内周壁5c及び垂支片18によって、緩衝状態で垂支さ
れた状態になる。
【0028】尚、段ボールの原反から、段ボール100
Aを寸法取りする際の、裁断ロスを極力少なくする等の
為に、蓋フラップ3Cの部分のうち、例えば、折目Eか
ら先の部分を、段ボール100Aから切り離して別体に
してもよい。
【0029】次に、図6及び図7に、本発明の第2実施
例を示した。図7に、その折上状態を部分破断図として
示した、この実施例の梱包箱200Bは、図6に、その
要部だけを部分的に示した1枚の段ボール100Bから
折上げられる。
【0030】この梱包箱200Bが、第1実施例の梱包
箱200Aと異なる点は、蓋フラップ3Cの部分だけで
ある。
【0031】即ち、図6に示した様に、内底面17の左
右両縁に沿わせる様に設けた嵌合用スリット19,19
の両外側部分は、切れ目bを無くすことによって、後述
する様に緩衝機能を備えた、帯状片22としている。こ
の帯状片22には、3条の平行折目Hを設けている。そ
して、真ん中の平行折目Hの内側端には、緩衝機能の調
節を目的とした切欠部23を設けている。
【0032】帯状片22は、梱包箱200Bを折上げる
際に、図7に示した様に、3条の平行折目Hに沿って山
形に折曲させる。この折曲された帯状片22は、外周壁
1B,1Dと、内周壁5b,5dとの間に介在されるこ
とによって、物品収納部Sに収めた梱包物品(図示略)
を、より良い緩衝状態で保護する役割を果たすことにな
る。
【0033】帯状片22は、真ん中の平行折目Hを省く
ことによって、カマボコ形に屈曲させる様にしてもよ
い。尚、図6中の24は刳抜孔で、水平片16がその上
面に被さっている付属品収納部Tへの、付属品の収納口
となる。
【0034】
【発明の効果】以上の説明によって明らかな様に、本発
明による二重壁を備えた一体構造の梱包箱は、以下に列
挙した如き、実用上の優れた機能を発揮する。 (a)折畳状態の梱包箱の、両側端部を挟み付けて押し
やり、角筒状に展開させるだけで、夫々3面の部分的な
外底面及び内周壁を、自づから展開及び起立させること
が出来る。 (b)その後、1面の蓋フラップを平行折目に沿って折
曲させるだけで、周壁と底面が夫々二重壁構造を備えた
梱包箱が折上がる。 (c)従って、梱包作業の未経験者でも、極めて能率的
に確実に梱包箱を組立ることが出来る。 (d)4面の内周壁を井桁状に噛み合わせて形成させた
物品収納部の外周りには、内周壁の各側端部がヒレ片状
に突出して、緩衝性能を高める役割を果たしてくれる。 (e)二重構造の周壁の壁間空隙等を、付属品収納部と
して有効活用出来る。 (f)蓋フラップに形成させた帯状片が、内・外周壁間
の空隙に介在されることによっても、緩衝性能を大幅に
高められる。 (g)4面の部分的な外底面のうち、確実には固定され
ていない1面の外底面も、押圧片によって自づから固定
される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示すもので、梱包箱の素
材となる1枚のシート状材の展開図である。
【図2】同上、底フラップの3箇所の糊代片、及び外周
壁の糊代片を夫々貼り合わせて、梱包箱の形態を作り上
げたうえで、扁平に折畳んだ状態の斜視図である。
【図3】同上、外周壁を角筒状に展開させた状態の斜視
図で、3面の内周壁が連動的に起立されている。
【図4】同上、1面の蓋フラップを平行折目に沿って折
曲することによって、物品収納部が形成され、梱包箱が
折上がった状態の斜視図である。
【図5】同上、蓋を閉ざした梱包箱に就いて、図4のY
−Y線に沿って示す縦断面図である。
【図6】本発明の第2実施例を示すもので、梱包箱の素
材となる1枚のシート状材の、要部のみを示した平面図
である。
【図7】同上、折上がった梱包箱の部分破断斜視図であ
る。
【符号の説明】
100A,100B 段ボール(シート状材) 200A,200B 梱包箱 S 物品収納部 T 付属品収納部 1A〜1D 外周壁 1E,6,7,10 糊代片 2A〜2D 底フラップ 3A〜3D 蓋フラップ 4a〜4d 部分的な外底面 5a〜5d 内周壁 8 掛合孔 9,19 嵌合用スリット 11 挿嵌片 12 蓋閉片 13 切れ目 14 差込片 15 折下げ片 16 水平片 17 内底面 18 垂支片 20 押圧片 21 コ字形切れ目 22 帯状片 23 切欠部 24 刳抜孔 A,B 折目 C 立上用折目 D〜H 平行折目 a 斜辺 b 切れ目

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1枚のシート状材から、内外二重構造
    の周壁及び底面を備えた梱包箱が折上がる様にしたもの
    であって、 前記シート状材100は、箱の4面の外周壁1A〜1D
    の各上下両縁に、底フラップ2A〜2D及び蓋フラップ
    3A〜3Dを、折目A及びBを介して連設した形態を備
    えており、 1面を除く3面の底フラップには、折目Aから所定間隔
    を隔てた箇所に、内周壁5a,5b,5dを立ち上げる
    為の立上用折目Cを設けると共に、残る1面の底フラッ
    プ2Cの先端縁には、対向して位置する内周壁5aに設
    けた掛合孔8に掛止させる挿嵌片11を突設し、 1面の蓋フラップ3Cには、残る1面の内周壁5c、箱
    の内底面17、及び内底面17を垂支する垂支片18を
    折曲形成させる為の、平行折目D〜Gを設け、 4面の内周壁5a〜5dを井桁状に噛み合わせて物品収
    納部Sを形成させる為に、各内周壁の両側端部に嵌合用
    スリット9,19を設けたことを特徴とする二重壁を備
    えた一体構造の梱包箱。
  2. 【請求項2】 垂支片18には、底フラップ2Cの浮き
    上がりを防ぐ為の押圧片20を設けたことを特徴とする
    請求項1記載の二重壁を備えた一体構造の梱包箱。
  3. 【請求項3】 シート状材100から折上げた梱包箱2
    00の底面は、3面の底フラップの夫々の、折目Aと折
    目Cとの間に形成された部分的な外底面4a,4b,4
    dと、残る1面の底フラップ2C(外底面4c)とを組
    合わせて形成されており、 隣接する各1組の外底面4aと4b、及び4cと4d
    の、各側端同士を直交状に結合させると共に、隣接する
    1組の内周壁5aと5bの側端同士も結合させたことを
    特徴とする請求項1又は2記載の二重壁を備えた一体構
    造の梱包箱。
  4. 【請求項4】蓋フラップ3Cに設けた内底面17の両外
    側に、嵌合用スリット19を隔てて形成された帯状片2
    2を、山形乃至はカマボコ形に折曲して、外周壁と内周
    壁との間に介在させることにより、緩衝機能を生じさせ
    たことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の
    二重壁を備えた一体構造の梱包箱。
  5. 【請求項5】 蓋フラップ3Cの部分のうち、内周壁5
    cから先の部分を、シート状材100から切り離して別
    体としたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに
    記載の二重壁を備えた一体構造の梱包箱。
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