JP2003264533A - ターボ復号器並びにターボ符号器及びターボ符号器、復号器を含む無線基地局 - Google Patents

ターボ復号器並びにターボ符号器及びターボ符号器、復号器を含む無線基地局

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JP2003264533A JP2002066296A JP2002066296A JP2003264533A JP 2003264533 A JP2003264533 A JP 2003264533A JP 2002066296 A JP2002066296 A JP 2002066296A JP 2002066296 A JP2002066296 A JP 2002066296A JP 2003264533 A JP2003264533 A JP 2003264533A
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】小回路規模で実現できるターボ符号器及びター
ボ復号器、並びにこれを有する無線基地局を提供する。 【解決手段】アドレス判定部は、アドレス変換部で生成
されたインタリーブアドレスについてインタリーバメモ
リ上のデータ格納部分に対応/否かを判定して書き込み
/読み出しアドレス制御部に送る。アドレス保管用メモ
リは、アドレス変換部で生成されたインタリーブアドレ
スを保管する。書き込み/読み出しアドレス制御部は、
アドレス保管用メモリに対してインタリーブアドレスを
書き込む際に、書き込み先アドレスの決定、生成等を制
御する。さらに、書き込み/読み出しアドレス制御部
は、アドレス保管用メモリからインタリーブアドレスを
読み出す際に、読み出し元アドレスの決定、生成等を制
御。書き込み/読み出しアドレス制御部は、インタリー
バメモリ上のデータ格納部分に対応しないインタリーブ
アドレスを、必ず直後に生成されたもので上書。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ターボ符号器並び
に符号化データを受信し、誤り訂正して復号するターボ
復号器、及びターボ符号器、復号器を含む無線基地局に
関する。
【0002】
【従来の技術】次世代無線通信においては、ランダム
性、バースト性の雑音耐力を持たせるためにターボ符号
を用いて通信が行われる。ターボ符号はデータXsを畳
み込み符号化してパケット列(データ系列)X1…Xn
を生成する他、該データXsを2000年10月27日
に発行された3GPP2のC.S0024(v2.0)
“cdma2000 High Rate Packe
t Data Air Interface Spec
ification”の第9−43〜44頁(以下、文
献1と略す)に記載された、所定のルールで順序を入れ
替えたデータYsを畳み込み符号化して別のパケット列
(データ系列)Y1…Ymを生成し、これらのパケット
列も送受信(符号化・復号化)して通信を行う。尚、こ
のデータ系列順序の変換をインタリーブ、逆変換をデイ
ンタリーブと呼ぶ。
【0003】文献1では上記インタリーブの手法が示さ
れており、図9.2.1.3.4.2.3-1にはインタリーブするた
めにデータ系列をメモリに書き込み/読み出しを行うア
ドレス生成法、補正もしくは再計算方法が決められてい
る。例えば、データ系列のデータ長をN(ビット)、テ
イルビットを除いたデータ系列のデータ長をN'(ビッ
ト)とし、データ系列のデータ長N'=250をインタ
リーブする場合、カウンタで0〜249までのシーケン
シャルアドレスを発行して、順次データ系列をメモリに
書き込めばよい。しかし、文献1の規定では耐雑音性を
守るためにランダム性を増すべくメモリのランダム読み
出しアドレスを特殊な方法で計算している。この計算方
法では251、252等の、メモリ上にデータが存在し
ないアドレスが算出されるので文献1では補正もしくは
再計算を行うようにしている。
【0004】従って、上記アドレス生成部を実現する場
合、アドレス補正機能を備えるようにして、メモリから
の読み出しアドレスを再生成する必要がある。このよう
なアドレス再生成処理を行う場合、アドレス生成の処理
構成が複雑になる上、処理時間を余分に必要とし、ター
ボ復号器の処理遅延が大きくなる。
【0005】上記アドレス生成部を具体的に構成しよう
とした場合、補正も兼ねて、予め補正後の読み出しアド
レスをテーブル化しておき、文献1で計算された読み出
しアドレスと該テーブルを引用して正しい読み出しアド
レスを提供するのが一般的である。例えば特開2001
−53624号公報(以下、文献2と略す)に記載の技
術は、インタリーバ/デインタリーバのデータの書き込
み/読み出しアドレスをメモリに記憶する方法を採用し
ている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記文献2のターボ符
号器、復号器においては、インタリーブ読み出しアドレ
ス或いはデインタリーブ書き込みアドレスをメモリに持
つ必要がある。このようなアドレス格納用のメモリは、
以下の容量を必要とする。データ系列のデータ長N=2
56の場合、メモリの容量は8×256=2048ビッ
トである。データ系列のデータ長N=512の場合、メ
モリの容量は9×512=4608ビットである。デー
タ系列のデータ長N=1024の場合、メモリの容量は
10×1024=10240ビットである。データ系列
のデータ長N=2048の場合、メモリの容量は11×
2048=22528ビットである。データ系列のデー
タ長N=3072の場合、メモリの容量は12×307
2=36864ビットである。データ系列のデータ長N
=4096の場合、メモリの容量は12×4096=4
9152である。このように、文献2のターボ符号器、
復号器においては、上述のような各々のデータ系列のデ
ータ長に対応した全てのアドレスが格納されるメモリが
必要なため、回路規模を増大させることとなり、消費電
力の増加を生じることとなる。
【0007】さらに、通信システムによっては、通信状
態に応じてデータ伝送速度を可変する方式がある。この
通信状態に応じてデータ伝送速度を可変する方式におい
て、上り回線のデータ伝送速度は、例えば9.6kbi
t/s〜153.6kbit/sの間で5段階に可変で
あり、下り回線のデータ伝送速度は、例えば38.4k
bit/s〜2457.6kbit/sの間で12段階
に可変である。この場合、インタリーブ/デインタリー
ブを行うデータ系列のデータ長Nは、上り回線と下り回
線との各データ伝送速度に応じて異なる。例えば、上り
回線のデータ伝送速度が9.6kbit/sの場合、デ
ータ系列のデータ長Nは256であり、データ伝送速度
が変更されるに従い、データ系列のデータ長Nは51
2、1024、2048、4096と変更される。下り
回線においてもデータ伝送速度が38.4kbit/s
の場合、データ系列のデータ長Nは1024であり、デ
ータ伝送速度が変更されるに従って、データ系列のデー
タ長Nは2048、3072、4096と変更される。
【0008】したがって、データ伝送速度を可変する方
式の通信システムにおいて、データ系列のデータ長N=
1024、2048、3072、4096の全てに対応
させようとすると、文献2のターボ符号器は、合計11
8784ビットのメモリの容量を必要とする。同様に、
データ系列のデータ長N=256、512、1024、
2048、4096の全てに対応させようとすると、文
献2のターボ復号器は、合計88576ビットのメモリ
の容量を必要とする。このように、文献2のターボ符号
器、復号器は、各々のデータ系列の全てに対応するアド
レス格納用のメモリが必要なため、回路規模が格段に増
大し、多大な消費電力を生じることとなる。
【0009】以上の従来技術の課題を考慮すると、本発
明の目的は、インタリーブ読み出しアドレス生成部或い
はデインタリーブ書き込みアドレス生成部を少ない回路
規模で実現できるターボ符号器及びターボ復号器、並び
にこれを有する無線基地局を提供することにある。
【0010】また、本発明の別の目的は、インタリーブ
読み出しアドレス生成部とデインタリーブ書き込みアド
レス生成部とを共用化することで更に小さい回路規模を
実現でき、消費電力を低減しうる、ターボ符号器及びタ
ーボ復号器、及びこれを有する無線基地局を提供するこ
とにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本発明は、以下の手段を有する。
【0012】本発明の無線基地局は、アンテナ、無線周
波数処理部、ベースバンド部、及び通信インタフェース
を有する。無線周波数処理部は、アンテナに接続されて
おり、例えば、RF部である。ベースバンド部は、RF
部に接続されており、ターボ復号器を有する。通信イン
タフェースは、ベースバンド部と通信網とのインタフェ
ースを行う。ターボ復号器は、符号化されたデータを復
号するものであり、誤り訂正復号部、第1のメモリ、及
びアドレス生成部とを有する。誤り訂正復号部は、無線
周波数処理部を介して入力されるデータ系列に対して誤
り訂正復号を行う。第1のメモリは、例えばインタリー
バメモリであり、誤り訂正復号部によって誤り訂正復号
化されたデータ系列が書き込まれる。アドレス生成部
は、例えばインタリーブアドレス生成部である。アドレ
ス生成部は、誤り訂正復号化されたデータ系列、例えば
インタリーバ入力系列をインタリーバメモリに対して書
き込むに際して、書き込みアドレス、例えばインタリー
ブ書き込みアドレスを供給する。また、インタリーブア
ドレス生成部は、インタリーバメモリに書き込まれるデ
ータ系列をインタリーバメモリからランダムに読み出す
に際して、ランダムな読み出しアドレス、例えばインタ
リーブアドレスを供給する。さらに、インタリーブアド
レス生成部は、所定の規則に従った値をインタリーブア
ドレスへ変換するものであり、インタリーブ読み出しア
ドレスがインタリーバメモリのデータ格納部分に対応す
るものであるか否かを判定する。ここでいう所定の規則
に従った値とは、例えば、出力シンボル番号である。こ
こでいう判定は、例えば、インタリーバ入力系列の情報
ビット数からテイルビットを除いたビット数を超えるか
否かを判定するものである。
【0013】インタリーブアドレス生成部は、判定の結
果、インタリーブアドレスがインタリーバメモリのデー
タ格納部分に対応するものである場合、インタリーブア
ドレスを用いて、インタリーバメモリに書き込まれるデ
ータ系列を読み出す。他方、インタリーブアドレス生成
部は、インタリーブアドレスがインタリーバメモリのデ
ータ格納部分に対応するものでない場合、当該インタリ
ーブアドレスに代わる他のインタリーブアドレスを用い
て、インタリーバメモリに書き込まれるデータ系列、例
えばインタリーバ出力系列をランダムに読み出す。
【0014】具体的には、インタリーブアドレス生成部
は、アドレス変換部、第2のメモリ、及びアドレス制御
部とを有する。アドレス変換部は、出力シンボル番号を
インタリーブアドレスへ変換する。第2のメモリは、例
えばアドレス保管用メモリであり、アドレス変換部で変
換されたインタリーブアドレスを格納する。アドレス制
御部は、例えば書き込み/読み出しアドレス制御部であ
り、インタリーブアドレスをアドレス保管用メモリに対
して書き込むことを制御する。また、書き込み/読み出
しアドレス制御部は、アドレス保管用メモリからインタ
リーブアドレスを読み出すことを制御する。書き込み/
読み出しアドレス制御部は、インタリーブアドレスがイ
ンタリーバメモリのデータ格納部分に対応するものでな
い場合、当該インタリーブアドレスの直後のインタリー
ブアドレスによって、既にアドレス保管用メモリに書き
込まれている当該インタリーブアドレスを上書きする。
書き込み/読み出しアドレス制御部は、インタリーバメ
モリに対して書き込みを開始した後の所定の期間、アド
レス保管用メモリからインタリーブアドレスを読み出す
ことを休止し、所定の期間が経過した後、アドレス保管
用メモリからインタリーブアドレスの読み出しを開始す
る。
【0015】また、別の例としては、インタリーブアド
レス生成部は、複数のアドレス変換部、補正部、アドレ
ス判定部、及びアドレス選択部を有する。補正部は、例
えばシンボル番号補正部であり、複数のアドレス変換部
の各々に対して、相互に異なるシンボル番号を入力させ
る。アドレス判定部は、複数のアドレス変換部の各々に
よって変換されたインタリーブアドレスに対して、イン
タリーバメモリのデータ格納部分に対応するものである
か否かを判定する。アドレス選択部は、例えばセレクタ
であり、アドレス判定部の判定結果に従って、複数のア
ドレス変換部の各々によって変換されたインタリーブア
ドレスのうち、いずれか1つのインタリーブアドレスを
選択する。この場合、アドレス変換部の各々には優先度
があり、セレクタは、インタリーバメモリのデータ格納
部分に対応するものであると判定されたインタリーブア
ドレスのうち、より優先度の高いアドレス変換部によっ
て変換されたインタリーブアドレスを選択する。優先度
としては、例えば、シンボル番号に対して加算される固
定値が小さいアドレス変換部ほど、より優先度が高いも
のとする。インタリーバ出力系列は、選択されたインタ
リーブアドレスを用いて、ランダムに読み出される。
【0016】また、別の例としては、インタリーブアド
レス生成部は、アドレス変換部、アドレス判定部、及び
アドレス制御部を有する。アドレス制御部は、例えば読
み出しアドレス制御部であり、アドレス判定部の判定結
果に従って、インタリーバ出力系列の読み出しを一時的
に休止させるように制御し、かつ、インタリーバメモリ
の周辺回路の処理をも一時的に休止させるように制御す
る。
【0017】また、本発明の無線基地局のベースバンド
部は、ターボ符号器を有する。ターボ符号器は、通信イ
ンタフェースを介して送られる送信データを符号化す
る。ターボ符号器は、ターボ復号器と同様に、インタリ
ーバメモリ、及びインタリーブアドレス生成部を有す
る。ターボ符号器は、さらに、畳み込み符号部を有す
る。畳み込み符号部は、インタリーバメモリからランダ
ムに読み出される送信データに対して、畳み込み符号化
を行う。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明のターボ復号器、符
号器及びこれらを備えた無線基地局の実施例を添付図面
を参照して詳細に説明する。以下の説明及び各図面にお
いて、同様の機能を有する構成要素については同一の符
号を用い、その重複説明を省略する。
【0019】図1は本発明におけるターボ復号器、符号
器を備えた無線基地局を含む無線通信システム全体の構
成例を示すブロック図である。無線通信システムは無線
基地局100と、無線端末1、2等と、無線回線3,4
等と、無線基地局100と他の通信装置とを接続する通
信網5と、無線基地局100を管理、制御する管理装置
6とから構成される。本発明の無線基地局100は、無
線端末1、2等の間での相互通信を無線回線3、4等を
介して行う。無線基地局100は、アンテナ7、高周波
の送受信を行うRF(Radio Frequenc
y)部8、データの符号化、復号化などを行うベースバ
ンド部9、通信路インターフェース10、基地局全体を
制御する制御部(CTRL)11で構成される。より詳
細には、ベースバンド部9は、端末から受信した系列の
復調処理を行う受信復調部12、パケット情報(例え
ば、符号化率R,データ長N等)を元に受信データXr
(データ系列X1…Xn)、Yr(データ系列Y1…Y
m)(n、mは2以上の整数)の誤り訂正復号化を行う
ターボ復号器13、データXs(1≦s≦n)に対して
誤り訂正符号化を行うターボ符号器14、送信データX
s(データ系列X1…Xn)、Ys(データ系列Y1…
Ym)に対して送信信号を作成する送信変調部15とで
構成する。ターボ符号化、復号化に必要なパケット情報
には符号化率Rやデータ長Nが含まれている。ここで
は、”パケット情報のデータ”は”情報ビット”に相当
し、“データ長N”は“情報ビット数”に相当する。
尚、管理装置6は無線基地局100に含まれる場合もあ
るし、通信網5の管理装置(図示せず)がこの機能を代
行することもある。
【0020】図2は本発明におけるターボ復号器13の
構成例を示すブロック図である。ターボ復号器13は、
データ系列Xrを畳み込み符号化したデータ系列X1…
Xnに対して誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部16
と、インタリーブされたデータ系列Yrを畳み込み符号
化したデータ系列Y1…Ymに対して誤り訂正復号を行
う誤り訂正復号部17と、インタリーバメモリ18と、
デインタリーバメモリ19とを備え、更に、インタリー
ブアドレス生成部20と、デインタリーブアドレス生成
部21とを備える。
【0021】インタリーブアドレス生成部20は、イン
タリーバメモリ18に対して書き込み/読み出しアドレ
スの管理を行う。インタリーバメモリ18に対して書き
込みアドレスを生成する入力シンボル番号生成部22
は、外部より供給される入力シンボルクロックを受け、
このクロックに従ってシーケンシャルな入力シンボル番
号を生成し、入力系列をインタリーバメモリ18に書き
込むためのインタリーブ書き込みアドレスを生成する。
内蔵のカウンタが生成するシンボル番号を出力する出力
シンボル番号生成部23は、入力シンボル番号生成部2
2に供給される入力シンボルクロックと同様の、外部よ
り供給される出力シンボルクロックを受け、この出力シ
ンボルクロックに従ってシーケンシャルな出力シンボル
番号を生成する。
【0022】詳細な構成と動作は後述するが、インタリ
ーブアドレス生成部20は、ランダムな読み出しアドレ
スを生成するものである。即ち、インタリーブ読み出し
アドレス生成部24は、出力シンボル番号生成部23で
生成された出力シンボル番号に対して、文献1の規定で
計算されたメモリ上にデータが存在する範囲のインタリ
ーブ読み出しアドレスを出力する。ここで生成される出
力シンボル番号並びにインタリーブ書き込みアドレス及
びインタリーブ読み出しアドレスはパケット単位(デー
タ系列X1…Xn或いはY1…Ym)で処理される。
【0023】デインタリーブアドレス生成部21は、デ
インタリーバメモリ19に対して書き込み/読み出しア
ドレスの管理を行う。内蔵のカウンタが生成するシンボ
ル番号を出力する入力シンボル番号生成部25は、外部
より入力シンボルクロックの供給を受け、このクロック
に従ってシーケンシャルな番号(入力シンボル番号)を
生成する。詳細な構成と動作は後述するが、デインタリ
ーブアドレス生成部21は、ランダムな書き込みアドレ
スを生成するものである。即ち、デインタリーブ書き込
みアドレス生成部26は、入力シンボル番号生成部25
で生成された入力シンボル番号に対して、文献1の規定
で計算されたメモリ上にデータが存在する範囲のデイン
タリーブ書き込みアドレスを出力する。デインタリーバ
メモリ19に対して読み出しアドレスを生成する出力シ
ンボル番号生成部27は、入力シンボル番号生成部25
に供給される入力シンボルクロックと同様に外部より供
給される出力シンボルクロックを受け、このクロックに
従ってシーケンシャルな番号を生成し、デインタリーバ
メモリ19に格納されたデータ系列を読み出すデインタ
リーブ読み出しアドレスを生成する。ここで生成される
入力シンボル番号並びにデインタリーブ書き込みアドレ
ス及びインタリーブ読み出しアドレスはパケット単位
(データ系列X1…Xn或いはY1…Ym)で処理され
る。
【0024】図3は、文献1の規定に従って生成された
メモリ上にデータが存在しないアドレスを、テイルビッ
ト部分を除いたデータ系列のデータ長N’毎に示した説
明図である。ここでいう、メモリ上にデータが存在しな
いアドレスは、インタリーバメモリ18上のデータ格納
部分に対応しないインタリーブアドレスである。例え
ば、テイルビット部分を除いたデータ系列のデータ長
N’が250である場合、251、254、252等で
ある。インタリーブアドレスが文献1の規定に従って生
成された場合、図3のように、シンボル番号に対応し
て、インタリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応
しないインタリーブアドレスをも生成される。この場
合、既に述べたように、再度、文献1の規定に基づきア
ドレスを補正又は再生成する必要があるので、アドレス
生成の処理構成が複雑になる上、処理時間を余分に必要
であるためターボ復号器の処理遅延が大きくなる。
【0025】図4は、本発明におけるインタリーブ読み
出しアドレス生成部24の構成例を示すブロック図であ
る。インタリーブ読み出しアドレス生成部24は、アド
レス変換部28、アドレス判定部29、アドレス保管用
メモリ30及び書き込み/読み出しアドレス制御部31
を有する。アドレス変換部28は、出力シンボル番号生
成部23で生成された出力シンボル番号に対して、文献
1の規定に従ってインタリーブアドレスを計算し、生成
する。アドレス判定部29は、アドレス変換部28で生
成されたインタリーブアドレスについて、インタリーバ
メモリ18上のデータ格納部分に対応するか否かを判定
して、判定結果を判定信号という形で書き込み/読み出
しアドレス制御部31に対して送る。アドレス保管用メ
モリ30は、アドレス変換部28で生成されたインタリ
ーブアドレスを保管する。書き込み/読み出しアドレス
制御部31は、アドレス保管用メモリ30に対してイン
タリーブアドレスを書き込む際に、書き込み先アドレス
の決定、生成等を制御する。さらに、書き込み/読み出
しアドレス制御部31は、アドレス保管用メモリ30か
らインタリーブアドレスを読み出す際に、読み出し元ア
ドレスの決定、生成等を制御する。具体的には、書き込
み/読み出しアドレス制御部31は以下のように動作す
る。書き込み/読み出しアドレス制御部31は、アドレ
ス保管用メモリ30に対する書き込み先アドレス及び読
み出し元アドレスを生成する。アドレス判定部29の判
定結果がインタリーバメモリ18上のデータ格納部分に
対応することを示している場合、書き込み先アドレス
は、予め決められた順序で繰り返し生成される。これに
対して、アドレス判定部29の判定結果がインタリーバ
メモリ18上のデータ格納部分に対応しないことを示し
ている場合、書き込み/読み出しアドレス制御部31
は、直後のインタリーブアドレスに対する書き込み先ア
ドレスの出力に際して、書き込み先アドレスの生成を休
止し、直前に生成された書き込み先アドレスと同じ書き
込み先アドレスをもう一度出力する。これにより、イン
タリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応しないイ
ンタリーブアドレスは、必ず直後に生成されたインタリ
ーブアドレスによって上書きされることとなる。したが
って、アドレス保管用メモリ30から読み出されるイン
タリーブ読み出しアドレスは、必ずインタリーバメモリ
18上のデータ格納部分に対応するものとなり、不要な
インタリーブ読み出しアドレスが出力されることはな
い。なお、読み出し元アドレスは、予め決められた順序
で繰り返し生成される。
【0026】以下、図5及び図6を用いて、データ系列
のデータ長Nが256である場合を例に、インタリーブ
アドレス生成の処理動作を説明する。この場合、テイル
ビット部分を除いたデータ系列のデータ長N’は、25
0である。図5は、本発明におけるインタリーバ入力系
列、インタリーブアドレス又はインタリーバ出力系列の
関係を示す図である。図6は、本発明におけるインタリ
ーブ読み出しアドレス生成部24の一連の処理動作を示
す図である。
【0027】インタリーバ入力系列(501)は、イン
タリーバメモリ18へ書き込まれるデータ系列であり、
例えば、D0、D1、D2、D3、…D247、D24
8、D249とする。入力シンボル番号生成部22は、
入力シンボルクロックに応じて、インタリーバ入力系列
(501)に対応する入力シンボル番号を生成する。入
力シンボル番号(502)は、D0、D1、D2、D
3、…D247、D248、D249の各々に対応して
おり、例えば、0、1、2、3、・・・247、248、
249とする。インタリーバ入力系列(501)は、入
力シンボル番号(502)をインタリーブ書き込みアド
レス(503)として、インタリーバメモリ18に格納
される。例えば、インタリーバ入力系列(501)は、
0、1、2、3、・・・247、248、249をインタ
リーブ書き込みアドレス(503)として、D0、D
1、D2、D3、…D247、D248、D249の順
序でインタリーバメモリ18に格納される。
【0028】一方、出力シンボル番号生成部23は、出
力シンボルクロックに応じて、出力シンボル番号(50
4)の生成を開始する。出力シンボル番号(504)
は、例えば、0、1、2、・・・255とする。出力シン
ボル番号(504)に対して、インタリーブ読み出しア
ドレス生成部24は、前段処理と後段処理を行う。ここ
でいう前段処理は、インタリーブアドレスの再計算によ
る処理遅延をなくすために、特定の数出力シンボル番号
(504)に対応するインタリーブアドレスを、アドレ
ス保管用メモリ30に対して予め保管しておく処理であ
る。前段処理は、アドレス保管用メモリ30に対する書
き込み処理が主であり、アドレス保管用メモリ30から
のインタリーブ読み出しアドレス(506)の読み出し
が開始されるまでをいう。一方、後段処理は、アドレス
保管用メモリ30へ格納されているインタリーブアドレ
スのうち最も古いインタリーブアドレスの読み出しを開
始し、それとともに、前段処理に用いられた出力シンボ
ル番号(504)の後続の出力シンボル番号(504)
に対応するインタリーブアドレスを、アドレス保管用メ
モリ30に対して書き込む処理である。アドレス変換部
28は、出力シンボル番号(504)を受けると、文献
1の規定に従ってインタリーブアドレスを計算し、生成
する。例えば、アドレス変換部28によって生成、出力
されたインタリーブアドレス(505)は、1、12
9、67、…248とする。
【0029】前段処理において、アドレス変換部28
は、出力シンボル番号(504)の各々に対応するイン
タリーブアドレス(505)を生成し、出力する。例え
ば、アドレス変換部28は、0、1、…6という7つの
数の出力シンボル番号(504)を受けて、1、12
9、…97という7つの数のインタリーブアドレス(5
05)を生成し、出力する。1、129、…97という
7つの数のインタリーブアドレス(505)のいずれも
0〜249の範囲内に該当していることより、アドレス
判定部29は、アドレス変換部28から順番に出力され
るインタリーブアドレス(505)の各々について、イ
ンタリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応すると
判定(601)する。アドレス判定部29は、インタリ
ーブアドレス(505)の出力の度に、インタリーバメ
モリ18上のデータ格納部分に対応することを示す判定
結果(601)を、書き込み/読み出しアドレス制御部
31に対して送る。図6においては、アドレス変換部2
8からの出力(505)がインタリーバメモリ18上の
データ格納部分に対応するため、アドレス判定部29の
表示は、OKとしている。書き込み/読み出しアドレス
制御部31は、書き込み先アドレス(603)を予め決
められた順序で生成する。書き込み先アドレス(60
3)は、例えば、[0]、[1]、[2]、・・・[7]とする。
1、129、…97という7つの数のインタリーブアド
レス(505)は、書き込み先アドレス(603)に従
って、アドレス保管用メモリ30に対して書き込まれ
る。前段処理において、インタリーブ読み出しアドレス
(506)は、アドレス保管用メモリ30から読み出さ
れることはなく、インタリーバ出力系列(507)も読
み出されることはない。したがって、前段処理におい
て、書き込み/読み出しアドレス制御部31は、読み出
し元アドレス(604)を生成することもない。
【0030】前段処理終了後、後段処理が開始される。
後段処理においても、出力シンボル番号生成部23の処
理、アドレス変換部28の処理、アドレス判定部29の
処理、書き込み/読み出しアドレス制御部31の書き込
み先アドレス(603)の生成、及びアドレス保管用メ
モリ30へのインタリーブアドレス(505)の書き込
みは、前段処理から引き続き継続される。アドレス変換
部28は、出力シンボル番号(504)の各々に対応す
るインタリーブアドレス(505)を生成する。例え
ば、アドレス変換部28は、7、8、9…255という
出力シンボル番号(504)を受けて、229、19、
149・・・248というインタリーブアドレス(50
5)を生成する。例えば、出力シンボル番号(504)
が31の場合、アドレス変換部28で生成されるインタ
リーブアドレス(505)は、251とする。このと
き、インタリーブアドレス(505)は0〜249の範
囲内に該当していないことより、アドレス判定部29
は、インタリーブアドレス(505)について、インタ
リーバメモリ18上のデータ格納部分に対応しないと判
定(601)する。アドレス判定部29は、インタリー
バメモリ18上のデータ格納部分に対応しないことを示
す判定結果(601)を、書き込み/読み出しアドレス
制御部31に対して送る。図6においては、アドレス変
換部28からの出力(505)がインタリーバメモリ1
8上のデータ格納部分に対応しないため、アドレス判定
部29の表示は、NGとしている。書き込み/読み出し
アドレス制御部31は、書き込み先アドレス(603)
を予め決められた順序で生成する。書き込み先アドレス
(603)は、例えば、[7]とする。251というイン
タリーブアドレス(505)は、[7]という書き込み先
アドレス(603)に従って、アドレス保管用メモリ3
0に対して書き込まれる。ここで、書き込み/読み出し
アドレス制御部31は、直後のインタリーブアドレス
(505)に対して、書き込み先アドレス(603)の
生成を休止し、直前に生成された書き込み先アドレス
(603)と同じ書き込み先アドレス(603)をもう
一度出力する。例えば、直後のインタリーブアドレス
(505)は、2とする。書き込み/読み出しアドレス
制御部31は、251の直後の2というインタリーブア
ドレス(505)に対して、書き込み先アドレス(60
3)の生成を休止し、[7]という直前に生成された書き
込み先アドレス(603)をもう一度出力する。これに
より、アドレス保管用メモリ30において、2というイ
ンタリーブアドレス(505)は、[7]という書き込み
先アドレス(603)に書き込まれていた251へ上書
きされる。したがって、アドレス保管用メモリ30から
251というインタリーブ読み出しアドレス(506)
が読み出されることはない。
【0031】後段処理において、書き込み/読み出しア
ドレス制御部31は、上述したアドレス保管用メモリ3
0へのインタリーブアドレス(505)の書き込み処理
とともに、アドレス保管用メモリ30からインタリーブ
読み出しアドレス(506)を読み出す。アドレス保管
用メモリ30から読み出されるインタリーブ読み出しア
ドレス(506)は、アドレス保管用メモリ30に対し
て書き込まれたインタリーブアドレス(505)のうち
最も古いインタリーブアドレス(505)から順番に読
み出される。書き込み/読み出しアドレス制御部31
は、最も古いインタリーブアドレス(505)が保管さ
れているアドレスから順番に、予め決められた順序で読
み出し元アドレス(604)を生成する。したがって、
例えば、[0]、[1]、[2]、・・・[7]、[0]、[1]、・・・
という読み出し元アドレス(604)の各々に従って、
1、129、67、…248の順序でインタリーブ読み
出し元アドレス(506)が読み出される。
【0032】上述のように、アドレス保管用メモリ30
において、251というインタリーブアドレス(50
5)は、既に2というインタリーブアドレス(505)
によって上書きされている。したがって、アドレス保管
用メモリ30から251という不要なインタリーブ読み
出しアドレス(506)が読み出されることはなく、2
というインタリーブアドレス(505)は、書き込まれ
たときと比べて一つ順序を繰り上げて読み出される。
【0033】以上のようにして、例えば、最終的に25
5という出力シンボル番号(504)に対応する248
というインタリーブアドレス(505)が生成され、か
つアドレス保管用メモリ30へ書き込まれることによ
り、一連の書き込み処理は、終了する。一方、アドレス
保管用メモリ30に格納されており、かつ未だに読み出
されていない248を、インタリーブ読み出しアドレス
(506)として読み出すことにより、一連の読み出し
処理は、終了する。
【0034】インタリーバ出力系列(507)は、イン
タリーブ読み出しアドレス(506)の各々に対応する
データ格納部分に格納されているデータであり、インタ
リーバメモリ18から読み出される。例えば、1、12
9、67、…248というインタリーブ読み出しアドレ
ス(506)の各々に対応して、D1、D129、D6
7、…D248というインタリーバ出力系列(507)
が読み出される。
【0035】本発明によれば、インタリーブアドレス生
成部20は、必ず、インタリーバメモリ18上のデータ
格納部分に対応するインタリーブ読み出しアドレスを読
み出すことができる。
【0036】なお、アドレス保管用メモリ30は、上述
のように上書き処理がなされるため、インタリーバメモ
リ18上のデータ格納部分に対応しないインタリーブ読
み出しアドレスの総数分以上の領域が必要である。具体
的には、アドレス保管用メモリ30の大きさは、読み出
し処理と書き込み処理とが別々に行われる場合、上書き
処理が行われる総数分である6以上の領域が必要であ
る。更に、上書き処理中も読み出し処理が行われる場
合、インタリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応
しないインタリーブ読み出しアドレスの総数分にさらに
1を加算した7以上の領域が必要である。更に、書き込
み処理と読み出し処理とが略同時に行われる場合、イン
タリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応しないイ
ンタリーブ読み出しアドレスの総数分にさらに1を加算
した8以上の領域が必要である。図6に示した処理動作
例は、特に、上書き処理中に読み出しが行われ、かつ書
き込み処理と読み出し処理とが略同時に行われる場合で
あり、アドレス保管用メモリ30の大きさは、8の領域
を有する。なお、同様にして、上述の前段処理が行われ
る期間も、インタリーバメモリ18上のデータ格納部分
に対応しないインタリーブ読み出しアドレスの総数分に
対応する。
【0037】また、テイルビット部分を除いたデータ系
列のデータ長N'が、506、1018、2042、4
090である場合も、N'が250と同様の処理によ
り、同様のインタリーブが実現できる。
【0038】デインタリーブアドレス生成部21は、イ
ンタリーブアドレス生成部20と同様な構成とすること
により実現できる。具体的には、デインタリーブアドレ
ス生成部21は、インタリーブアドレス生成部20の書
き込み処理と読み出し処理とを逆にして、デインタリー
ブ書き込みアドレス生成部26をインタリーブ読み出し
アドレス生成部24と同様の構成及び処理動作とするこ
とが好ましい。
【0039】従って、本発明によれば、従来技術のよう
に、インタリーブ読み出しアドレス、デインタリーブ書
き込みアドレスの全てのアドレスを格納するメモリを持
つ必要がなく、また、インタリーバメモリ18上のデー
タ格納部分に対応しないインタリーブアドレスが算出さ
れることによる補正又は再計算の必要もない。さらに、
本発明によれば、インタリーブ読み出しアドレス生成部
24又はデインタリーブ書き込みアドレス生成部26
を、簡単な論理回路であって、かつ少ない回路規模で実
現できる。
【0040】以下、本発明の別の実施例について説明す
る。本実施例は、上述の実施例と比べると、出力シンボ
ル番号が入力されてからインタリーバメモリ18上の全
てのデータが読み出されるまでの遅延が少ないものであ
る。なお、上述の実施例は、アドレス変換部を複数有す
る必要がなく、本実施例と比べると回路規模が小さいも
のである。
【0041】図7は、本発明におけるインタリーブ読み
出しアドレス生成部24の構成例を示すブロック図であ
る。インタリーブ読み出しアドレス生成部24は、シン
ボル番号補正部32、アドレス変換部33、アドレス変
換部34、アドレス判定部35及びセレクタ36を有す
る。シンボル番号補正部32は、出力シンボル番号に対
して補正値が加算された後の番号を、アドレス変換部3
3に対して送る。さらに、シンボル番号補正部32は、
出力シンボル番号に補正値が加算された後の番号に対し
て固定値1を加算した補正番号を、アドレス変換部34
に対して送る。アドレス変換部33及びアドレス変換部
34は、並列に構成される。アドレス変換部33又はア
ドレス変換部34は、上述のアドレス変換部28と同様
に、入力された番号に対して、文献1の規定に従ってイ
ンタリーブアドレスを計算し、生成する。アドレス判定
部35は、上述のアドレス判定部29と同様に、アドレ
ス変換部で生成されたインタリーブアドレスについて、
インタリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応する
か否かを判定する。アドレス判定部35は、上述のアド
レス判定部29と一部異なり、アドレス変換部33及び
アドレス変換部34という複数のアドレス変換部で生成
されたインタリーブアドレスについて判定して、判定結
果を判定信号という形でセレクタ36に送る。アドレス
判定部35は、アドレス変換部33からの出力がインタ
リーバメモリ18上のデータ格納部分に対応しない事態
が生じた回数を累積して補正値として保存しておく。ア
ドレス判定部35は、出力シンボル番号23から出力シ
ンボル番号が生成される度に、出力シンボル番号に対し
て補正値を加算する。セレクタ36は、アドレス判定部
35の判定結果に従って、アドレス変換部33又はアド
レス変換部34の出力を切り替える。具体的には、アド
レス判定部35又はセレクタ36は、以下のように動作
する。セレクタ36は、アドレス変換部33及びアドレ
ス変換部34によって出力されたインタリーブアドレス
を受け、優先的にアドレス変換部33からの出力をイン
タリーブ読み出しアドレスとして出力する。しかし、ア
ドレス変換部33からの出力がインタリーバメモリ18
上のデータ格納部分に対応しないインタリーブアドレス
であり、そのことがアドレス判定部35によって知らさ
れた場合、セレクタ36は、アドレス変換部33からの
出力に代えて、アドレス変換部34からの出力をインタ
リーブ読み出しアドレスとして出力する。以後のインタ
リーブ読み出しアドレスの出力においても、セレクタ3
6は、優先的に、アドレス変換部33からの出力をイン
タリーブ読み出しアドレスとして出力する。アドレス変
換部は優先度を有しており、加算される固定値が小さい
アドレス変換部ほど、より優先度が高いものとする。し
たがって、アドレス変換部34よりアドレス変換部33
の方がより優先度が高いため、アドレス変換部33及び
アドレス変換部34によって出力されたインタリーブア
ドレスが、ともにインタリーバメモリ18上のデータ格
納部分に対応するインタリーブアドレスである場合、ア
ドレス変換部33によって出力されたインタリーブアド
レスを、優先的に出力する。
【0042】以下、図8及び図9を用いて、データ系列
のデータ長Nが256である場合を例に、インタリーブ
アドレス生成の処理動作を説明する。テイルビット部分
を除いたデータ系列のデータ長N’は、上述のとおり、
250である。図8は、本発明におけるインタリーバ入
力系列、インタリーブアドレス、又はインタリーバ出力
系列の関係を示す図である。図9は、本発明におけるイ
ンタリーブ読み出しアドレス生成部24の一連の処理動
作を示す図である。
【0043】図8において、インタリーバ入力系列(5
01)、入力シンボル番号(502)及びインタリーブ
書き込みアドレス(503)は、図5と同様である。出
力シンボル番号(901)は、上述の出力シンボル番号
(504)と同様の方法で生成されており、例えば、
0、1、2、・・・249とする。シンボル番号補正部3
2は、出力シンボル番号(504)に対して補正値が加
算された後の番号をアドレス変換部33に対して送ると
ともに、出力シンボル番号(504)に補正値が加算さ
れた後の番号に対して固定値1を加算した補正番号を、
アドレス変換部34に対して送る。例えば、アドレス変
換部33の入力(801)は、0、1、2、・・・である
場合、アドレス変換部34の入力(803)は、1、
2、3、・・・である。アドレス変換部33は、アドレス
変換部33の入力(801)の各々に対応するインタリ
ーブアドレス(802)を生成し、出力する。例えば、
アドレス変換部33は、0、1、2、・・・という入力
(801)を受けて、1、129、67、・・・というイ
ンタリーブアドレス(802)を生成し、出力する。ア
ドレス変換部34は、アドレス変換部34の入力(80
3)の各々に対応するインタリーブアドレス(804)
を生成し、出力する。例えば、アドレス変換部34は、
1、2、3、・・・という入力(803)を受けて、12
9、67、197.・・・というインタリーブアドレス
(804)を生成し、出力する。
【0044】アドレス判定部35は、アドレス変換部3
3及びアドレス変換部34で生成されたインタリーブア
ドレスについて、インタリーバメモリ18上のデータ格
納部分に対応するか否かを判定する。例えば、1、12
9、67というアドレス変換部33の出力(802)、
及び129、67、197というアドレス変換部34の
出力(804)はいずれも0〜249の範囲内に該当し
ていることより、アドレス判定部35は、インタリーバ
メモリ18上のデータ格納部分に対応すると判定(90
3)する。アドレス判定部35は、アドレス変換部33
及びアドレス変換部34の出力の度に、インタリーバメ
モリ18上のデータ格納部分に対応することを判定し、
判定結果(903)をセレクタ36に対して送る。図9
においては、アドレス変換部33からの出力(802)
がインタリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応す
るため、アドレス判定部35の表示は、OKとしてい
る。セレクタ36は、インタリーバメモリ18上のデー
タ格納部分に対応することを示す判定結果(903)に
応じて、アドレス変換部33からの出力(802)を、
優先的に選択(904)する。図9においては、アドレ
ス変換部33からの出力(802)が選択されているた
め、セレクタ36の表示は、0としている。この場合、
セレクタ36は、アドレス変換部33からの出力(80
2)をインタリーブ読み出しアドレス(805)として
出力する。例えば、アドレス変換部33からの出力(8
02)が1、129、67である場合、インタリーブ読
み出しアドレス(805)の各々も、1、129、67
である。
【0045】例えば、出力シンボル番号(901)が3
1の場合、アドレス変換部33からの出力(802)は
251とし、アドレス変換部34からの出力(804)
は2とする。このとき、251というアドレス変換部3
3の出力(802)は0〜249の範囲内に該当してい
ないことより、アドレス判定部35は、アドレス変換部
33の出力(802)について、インタリーバメモリ1
8上のデータ格納部分に対応しないと判定(903)す
る。アドレス判定部35は、アドレス変換部33からの
出力(802)がインタリーバメモリ18上のデータ格
納部分に対応しないという判定結果(903)を、セレ
クタ36に送る。図9においては、アドレス変換部33
からの出力(802)がインタリーバメモリ18上のデ
ータ格納部分に対応しないため、アドレス判定部35の
表示は、NGとしている。セレクタ36は、アドレス判
定部35の判定結果(903)に応じて、アドレス変換
部33からの出力(802)に代えて、アドレス変換部
34からの出力(804)をインタリーブ読み出しアド
レス(805)として出力する。図9においては、アド
レス変換部34からの出力(804)が選択されている
ため、セレクタ36の表示は、1としている。そして、
インタリーブ読み出しアドレス(805)は、例えば、
アドレス変換部34からの出力(804)としての2と
なる。
【0046】この例において、アドレス変換部34から
出力(804)されたインタリーブ読み出しアドレス
(805)は、直後の出力シンボル番号(901)に対
応するアドレス変換部33からの出力(802)にな
る。例えば、出力シンボル番号(901)が31の場合
に、アドレス変換部34から出力されるインタリーブア
ドレス(804)は2である。これは、31の直後の3
2という出力シンボル番号(901)に対して、アドレ
ス変換部33から出力されるインタリーブアドレス(8
02)の2と同じである。したがって、アドレス判定部
35は、アドレス変換部33からの出力(802)がイ
ンタリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応しない
場合、直後の出力シンボル番号(901)に対して補正
値(902)としての1を加算しなくてはならない。例
えば、31の直後の出力シンボル番号(901)である
32に対して補正値(902)としての1が加算され
て、補正後の番号である33が、シンボル番号補正部3
2へ入力されることが好ましい。
【0047】以上より、補正値(902)は、初期値と
して0が与えられており、出力シンボル番号(901)
に対して常に加算されることが好ましい。補正値(90
2)は、アドレス変換部33からの出力(802)がイ
ンタリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応しない
事態が生ずる度に、1が加算される。すなわち、補正値
は、アドレス変換部33からの出力(802)がインタ
リーバメモリ18上のデータ格納部分に対応しない事態
が生じた回数の累積値である。出力シンボル番号(90
1)が常に補正値(902)によって補正されるため、
インタリーブ読み出しアドレス生成部24は、同じイン
タリーブ読み出しアドレス(805)を複数回生成する
ということは生じない。なお、アドレス判定部35は、
アドレス変換部33からの出力(802)がインタリー
バメモリ18上のデータ格納部分に対応しない事態が生
じる度に、補正値(902)に対して1を加算する。
【0048】結果的に、例えば、1、129、67、…
248というインタリーブ読み出しアドレス(805)
の各々に対応して、D1、D129、D67、…D24
8というインタリーバ出力系列(806)が読み出され
る。
【0049】本実施例によっても、インタリーブアドレ
ス生成部20は、必ず、インタリーバメモリ18上のデ
ータ格納部分に対応するインタリーブ読み出しアドレス
を出力することができる。
【0050】なお、本実施例は、アドレス変換部33及
びアドレス変換部34という2つのアドレス変換部に限
定されるものでなく、より多くのアドレス変換部を並列
に構成するものも好ましい。この場合、アドレス変換部
の数は、インタリーバメモリ18上のデータ格納部分に
対応しないインタリーブアドレスが連続して生成され得
る最大数に依存する。図10は、本発明におけるインタ
リーブ読み出しアドレス生成部24の構成例を示すブロ
ック図であり、図7のアドレス変換部の数を増やした実
施例である。図10において、アドレス変換部は(n+
1)個存在し、インタリーバメモリ18上のデータ格納
部分に対応しないインタリーブアドレスを連続n回生成
され得る場合に対応できる。シンボル番号補正部37、
アドレス変換部38、アドレス判定部39、セレクタ4
0は、それぞれシンボル番号補正部32、アドレス変換
部33、アドレス判定部35、セレクタ36と同様の処
理を行う。アドレス変換部38を上から0段、1段、2
段、・・・n段目とした場合、n段目のアドレス変換部3
8に入力される番号は、出力シンボル番号に対して補正
値が加算された後の番号に対して固定値nが加算された
補正番号となる。アドレス変換部毎の優先度としては、
加算される固定値が小さいアドレス変換部ほど、より優
先度が高いものとする。この場合、補正値は、セレクタ
40によってインタリーブ読み出しアドレスとして選択
されたインタリーブアドレスを出力したアドレス変換部
38の段数であるnの累積値となる。
【0051】本発明の別の実施例について説明する。本
実施例は、アドレス変換部及びアドレス判定部の他に読
み出しアドレス制御部を有するのみであり、上述の実施
例と比べると回路規模が最も小さいものである。なお、
上述の実施例は、インタリーバメモリからのデータ系列
の読み出しを休止するようなことはなく、本実施例と比
べると周辺回路への影響が生じないものである。
【0052】図11は、本発明におけるインタリーブ読
み出しアドレスを生成する場合のシステム構成例を示す
ブロック図である。図11は、インタリーバメモリ1
8、入力シンボル番号生成部22、出力シンボル番号生
成部23、アドレス変換部41、アドレス判定部42及
び読み出しアドレス制御部54を有する。インタリーバ
メモリ18、入力シンボル番号生成部22及び出力シン
ボル番号生成部23は、上述の実施例で述べたものと同
様である。アドレス変換部41は、上述のアドレス変換
部28と同様に、出力シンボル番号に対して、文献1の
規定に従ってインタリーブアドレスを計算し、生成す
る。アドレス判定部42は、上述のアドレス判定部29
と同様に、アドレス変換部で生成されたインタリーブア
ドレスについて、インタリーバメモリ18上のデータ格
納部分に対応するか否かを判定する。アドレス判定部4
2は、上述のアドレス判定部29と一部異なり、判定結
果を判定信号という形で読み出しアドレス制御部54に
対して送る。読み出しアドレス制御部54は、インタリ
ーバメモリ18からインタリーブ読み出しアドレスを読
み出す際に、読み出し元アドレスの決定、生成等を制御
する。読み出しアドレス制御部54は、アドレス判定部
42の判定結果に応じて、インタリーブ読み出しアドレ
スの生成を休止し、直前に出力されたインタリーブ読み
出しアドレスと同じインタリーブ読み出しアドレスをも
う一度出力する。
【0053】以下、図12及び図13を用いて、データ
系列のデータ長Nが256である場合を例に、インタリ
ーブアドレス生成の処理動作を説明する。テイルビット
部分を除いたデータ系列のデータ長N’は、上述のとお
り、250である。図12は、本発明におけるインタリ
ーバ入力系列、インタリーブアドレス又はインタリーバ
出力系列の関係を示す図である。図13は、本発明にお
けるインタリーブアドレス生成の一連の処理動作を示す
図である。
【0054】図12において、インタリーバ入力系列
(501)、入力シンボル番号(502)、インタリー
ブ書き込みアドレス(503)及び出力シンボル番号
(504)は、図5と同様である。出力シンボル番号
(504)は、上述の方法で生成されており、例えば、
0、1、2、・・・255とする。アドレス変換部41
は、上述のアドレス変換部28と同様に、入力された出
力シンボル番号(504)の各々に対応するインタリー
ブアドレス(1301)を生成し、出力する。例えば、
アドレス変換部41は、0、1、2、・・・255という
入力(504)を受けて、1、129、67、・・・24
8というインタリーブアドレス(1301)を生成し、
出力する。アドレス判定部42は、上述のアドレス判定
部29と同様に、アドレス変換部41で生成されたイン
タリーブアドレス(1301)について、インタリーバ
メモリ18上のデータ格納部分に対応するか否かを判定
する。上述の実施例と同様に、例えば、1、129、6
7というアドレス変換部41からの出力(1301)の
各々について、アドレス判定部41は、インタリーバメ
モリ18上のデータ格納部分に対応すると判定する(1
302)。この場合、図13において、アドレス判定部
42の表示は、OKとしている。また、上述の実施例と
同様に、例えば、251、254、253というアドレ
ス変換部41からの出力(1301)の各々について、
アドレス判定部42は、インタリーバメモリ18上のデ
ータ格納部分に対応しないと判定する(1302)。こ
の場合、図13において、アドレス判定部42の表示
は、NGとしている。アドレス判定部42は、判定結果
(1302)を読み出しアドレス制御部54に送る。
【0055】読み出しアドレス制御部54は、判定結果
(1302)がインタリーバメモリ18上のデータ格納
部分に対応することを示す場合、アドレス変換部41か
らの出力(1301)をインタリーブ読み出しアドレス
(1201)として生成し、出力する。例えば、読み出
しアドレス制御部54は、1、129、67という入力
(1301)を受けて、それぞれ1、129、67とい
うインタリーブ読み出しアドレス(1201)を生成
し、出力する。読み出しアドレス制御部54は、判定結
果(1302)がインタリーバメモリ18上のデータ格
納部分に対応しないことを示す場合、アドレス変換部4
1からの出力(1301)をインタリーブ読み出しアド
レス(1201)として生成することなく、その代わり
に、直前に出力されたインタリーブ読み出しアドレス
(1201)と同じインタリーブ読み出しアドレス(1
201)をもう一度出力する。例えば、読み出しアドレ
ス制御部54は、251という入力(1301)を受け
た場合、251をインタリーブ読み出しアドレス(12
01)として生成することなく、125という直前に出
力されたインタリーブ読み出しアドレス(1201)を
生成し、出力する。同様に、例えば、読み出しアドレス
制御部54は、254、253という入力(1301)
を受けた場合、それぞれ122、123という直前に出
力されたインタリーブ読み出しアドレス(1201)と
同じインタリーブ読み出しアドレス(1201)をもう
一度出力する。なお、本発明はこの場合に限定されるも
のでなく、読み出しアドレス制御部54は、判定結果
(1302)がインタリーバメモリ18上のデータ格納
部分に対応しないことを示す場合、アドレス変換部41
からの出力(1301)をインタリーブ読み出しアドレ
ス(1201)として生成することなく、かつ何れのイ
ンタリーブ読み出しアドレス(1201)をも出力しな
いものであっても良い。
【0056】直前に出力されたインタリーブ読み出しア
ドレス(1201)と同じインタリーブ読み出しアドレ
ス(1201)がもう一度出力された場合、又は何れの
インタリーブ読み出しアドレス(1201)をも出力さ
れない場合、インタリーバメモリ18は、何れのデータ
も読み出されない。したがって、この場合、インタリー
バメモリ18の周辺回路においても、一時的に処理動作
を停止させることが好ましい。周辺回路の処理動作を一
時的に停止させるための構成例を、図14に示す。図1
4において、インタリーバメモリ18、入力シンボル番
号生成部22、出力シンボル番号生成部23、アドレス
変換部41及び読み出しアドレス制御部54は、図11
のそれらと同様の処理動作をする。アドレス判定部42
は、図11のそれと同様の処理動作に加えて、周辺回路
43に対しても、判定結果(1302)を判定信号とい
う形で送る。判定結果(1302)がインタリーバメモ
リ18上のデータ格納部分に対応しないことを示す場
合、アドレス判定部42は、読み出しアドレス制御部5
4及び周辺回路43に判定結果を送ることにより、イン
タリーバメモリ18からの読み出し処理及び周辺回路4
3の処理を休止させる。この場合、周辺回路43に含ま
れる周辺回路1、2、3、・・・nは、各々時間をずらし
て休止させていくことが好ましい。インタリーバメモリ
18からの読み出し処理を休止させたインタリーブ読み
出しアドレス(1201)に対応する時間間隔だけ、周
辺回路1、2、3、・・・nの各々を順番に休止させてい
くことにより、周辺回路43へ生じる影響を防止するこ
とができるからである。周辺回路1、2、3、・・・nの
各々を順番に休止させるには、アドレス判定部42は、
周辺回路1、2、3、・・・nの各々毎に判定結果(13
02)を送るタイミングをずらすことが好ましい。また
別の方法として、アドレス判定部42は、周辺回路(1
302)の処理を休止させるタイミングを計算して、計
算結果を周辺回路1、2、3、・・・nの各々に通知す
る。そして、周辺回路1、2、3、・・・nの各々は、通
知された計算結果に応じて処理を休止させることも好ま
しい。なお、ここでいう周辺回路43は、インタリーバ
メモリ18から読み出されたデータ系列について何らか
の処理を行う電子機器である。
【0057】結果的に、例えば、1、129、67、…
248というインタリーブ読み出しアドレス(120
1)の各々に対応して、D1、D129、D67、…D
248というインタリーバ出力系列(1202)が読み
出される。
【0058】図2に示すインタリーブ読み出しアドレス
生成部24とデインタリーブ書き込みアドレス生成部2
6は、1つのターボ復号器の中では同一回路構成である
ため共用化が可能である。図15は本発明におけるター
ボ復号器の別の構成例を示すブロック図であり、図2の
インタリーブ読み出しアドレス生成部24とデインタリ
ーブ書き込みアドレス生成部26を共用化した構成であ
る。入力シンボル番号生成部44では、インタリーバメ
モリ45に対するインタリーブ書き込みアドレスを生成
する。出力シンボル番号生成部46は出力シンボル番号
を出力し、アドレス生成部47では出力シンボル番号を
もとに、インタリーバメモリ45に対するインタリーブ
読み出しアドレスを生成する。一方、入力シンボル番号
生成部50は入力シンボル番号を出力し、アドレス生成
部47は入力シンボル番号をもとに、デインタリーバメ
モリ49に対するデインタリーブ書き込みアドレスを生
成する。また、出力シンボル番号生成部48は、デイン
タリーバメモリ49に対するデインタリーブ読み出しア
ドレスを生成する。
【0059】本発明の実施例で示した構成は、前述の実
施の形態のみに限定されるものではなく、種々付加変更
することが可能である。例えば、畳み込み符号器の内部
構成では、拘束長K=5、符号化率R=1/3の場合、
テイルビットは8ビットとなる。この場合、アドレス判
定部に、データ系列のデータ長Nを設定し、メモリ上に
データが存在しないアドレスの判定を行い、メモリ上に
存在しないアドレスの時に処理をしないようにする。こ
れにより、ランダム性を維持しつつメモリ上にデータが
存在する範囲のみで処理を行うことができる。
【0060】通信システムにおいて、ターボ符号器とタ
ーボ復号器の処理内容は、畳み込み符号器の拘束長K、
符号化率Rなど予め定めたパラメータで決定される。ま
たターボ復号器のインタリーバ、ターボ符号器のインタ
リーバの処理すべき内容は同一である。すなわち、上述
した本発明のターボ復号器のインタリーバを用いればタ
ーボ符号器のインタリーバを実現できる。図16は本発
明におけるターボ符号器14の構成例を示すブロック図
である。ターボ符号器14はデータ系列Xsを畳み込み
符号化する畳み込み符号器51と、インタリーブされた
データ系列Ysを畳み込み符号化する畳み込み符号器5
3と、インタリーバメモリ52とを備え、更に、インタ
リーバメモリ52に対して書き込み/読み出しアドレス
の管理を行うインタリーブアドレス生成部20を備え
る。インタリーバメモリ52に対する書き込みアドレス
を生成する入力シンボル番号生成部22は、外部より供
給される入力シンボルクロックを受け、このクロックに
従ってシーケンシャルな番号を生成し、入力系列をイン
タリーバメモリ52に書き込むためのインタリーブ書き
込みアドレスを生成する。内蔵のカウンタが生成するシ
ンボル番号を出力する出力シンボル番号生成部23は、
入力シンボル番号生成部22に供給される入力シンボル
クロックと同様の、外部からの出力シンボルクロックの
供給を受け、このクロックをカウンタでカウントし、カ
ウント値に従ってシーケンシャルな番号(出力シンボル
番号)を生成する。本発明の図4、図7又は図10の構
成例におけるインタリーブアドレス生成部20は、出力
シンボル番号に対して、文献1の規定で計算されたイン
タリーバメモリ18上のデータ格納部分に対応するラン
ダムなインタリーブアドレスを生成する。図11又は図
14の構成例では、文献1の規定で計算されたメモリ上
にデータが存在する範囲のランダムなアドレスを生成し
ているときのみ処理を行う。以下の構成を備えているの
で、本発明のターボ復号器のインタリーバを用いればタ
ーボ符号器のインタリーバを実現できる。
【0061】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、インタ
リーブ読み出しアドレス生成部或いはデインタリーブ書
き込みアドレス生成部を少ない回路規模で実現できる。
また、インタリーブ読み出しアドレス生成部或いはデイ
ンタリーブ書き込みアドレス生成部を共用化することで
更に小さい回路規模で実現できるとともに、消費電力を
低減できる。更に、図1に示すようなターボ符号を用い
た無線通信を行う際にはアドレス生成の再計算を行う必
要がないので、高速通信が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明におけるターボ復号器、符号器を備えた
無線基地局を含む無線通信システム全体の構成例を示す
ブロック図である。
【図2】本発明におけるターボ復号器13の構成例を示
すブロック図である。
【図3】文献1の規定に従って生成されたメモリ上にデ
ータが存在しないアドレスを示した説明図である。
【図4】本発明におけるインタリーブ読み出しアドレス
生成部24の構成例を示すブロック図である。
【図5】本発明におけるインタリーバ入力系列、インタ
リーブアドレス又はインタリーバ出力系列の関係を示す
図である。
【図6】本発明におけるインタリーブ読み出しアドレス
生成部24の一連の処理動作を示す図である。
【図7】本発明におけるインタリーブ読み出しアドレス
生成部24の構成例を示すブロック図である。
【図8】本発明におけるインタリーバ入力系列、インタ
リーブアドレス、又はインタリーバ出力系列の関係を示
す図である。
【図9】本発明におけるインタリーブ読み出しアドレス
生成部24の一連の処理動作を示す図である。
【図10】本発明におけるインタリーブ読み出しアドレ
ス生成部24の構成例を示すブロック図である。
【図11】本発明におけるインタリーブ読み出しアドレ
スを生成する場合のシステム構成例を示すブロック図で
ある。
【図12】本発明におけるインタリーバ入力系列、イン
タリーブアドレス又はインタリーバ出力系列の関係を示
す図である。
【図13】本発明におけるインタリーブアドレス生成の
一連の処理動作を示す図である。
【図14】本発明におけるインタリーバメモリ18の周
辺回路の処理動作を一時的に停止させるための構成例を
示すブロック図である。
【図15】本発明におけるターボ復号器の別の構成例を
示すブロック図である。
【図16】本発明におけるターボ符号器14の構成例を
示すブロック図である。
【符号の説明】
100・・・無線基地局 1・・・無線端末 2・・・無線端末 6・・・管理装置 7・・・アンテナ 8・・・RF部 9・・・ベースバンド部 10・・・通信インターフェース 11・・・制御部(CTRL) 12・・・受信復調部 13・・・ターボ復号器 14・・・ターボ符号器 15・・・送信変調部 16・・・誤り訂正復号部 17・・・誤り訂正復号部 18・・・インタリーバメモリ 19・・・デインタリーバメモリ 20・・・インタリーブアドレス生成部 21・・・デインタリーブアドレス生成部 22・・・入力シンボル番号生成部 23・・・出力シンボル番号生成部 24・・・インタリーブ読み出しアドレス生成部 26・・・デインタリーブ書き込みアドレス生成部 28・・・アドレス変換部 29・・・アドレス判定部 30・・・アドレス保管用メモリ 31・・・書き込み/読み出しアドレス制御部 51・・・畳み込み符号器 32・・・シンボル番号補正部 36・・・セレクタ 43・・・周辺回路 47・・・アドレス生成部 54・・・読み出しアドレス制御部
フロントページの続き (72)発明者 井上 貴夫 神奈川県横浜市戸塚区戸塚町216番地 株 式会社日立製作所通信事業部内 Fターム(参考) 5B001 AA10 AB05 AC05 AD06 AE04 AE07 5J065 AA01 AA03 AB05 AC02 AD10 AE06 AF03 AG06 AH15 AH19 5K014 AA01 BA10 FA11 FA16

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】入力されるデータ系列に対して誤り訂正復
    号を行う誤り訂正復号部と、前記誤り訂正復号部によっ
    て誤り訂正復号化されたデータ系列が書き込まれる第1
    のメモリと、前記誤り訂正復号化されたデータ系列を前
    記第1のメモリに対して書き込むに際して、書き込みア
    ドレスを供給し、かつ、前記第1のメモリに書き込まれ
    るデータ系列を前記第1のメモリからランダムに読み出
    すに際して、ランダムな読み出しアドレスを供給するア
    ドレス生成部とを有することを特徴とするターボ復号
    器。
  2. 【請求項2】請求項1記載のターボ復号器において、前
    記アドレス生成部は、所定の規則に従った値を前記ラン
    ダムな読み出しアドレスへ変換するものであり、前記ラ
    ンダムな読み出しアドレスが前記第1のメモリのデータ
    格納部分に対応するものであるか否かを判定するもので
    あることを特徴とするターボ復号器。
  3. 【請求項3】請求項2記載のターボ復号器において、前
    記アドレス生成部は、前記判定の結果、前記ランダムな
    読み出しアドレスが前記第1のメモリのデータ格納部分
    に対応するものである場合、前記ランダムな読み出しア
    ドレスを用いて、前記第1のメモリに書き込まれるデー
    タ系列をランダムに読み出すものであり、前記ランダム
    な読み出しアドレスが前記第1のメモリのデータ格納部
    分に対応するものでない場合、前記ランダムな読み出し
    アドレスに代わる他のランダムな読み出しアドレスを用
    いて、前記第1のメモリに書き込まれるデータ系列をラ
    ンダムに読み出すものであることを特徴とするターボ復
    号器。
  4. 【請求項4】請求項2記載のターボ復号器において、前
    記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値を前記
    ランダムな読み出しアドレスへ変換するアドレス変換部
    と、前記アドレス変換部で変換されたランダムな読み出
    しアドレスを格納する第2のメモリと、前記変換された
    ランダムな読み出しアドレスを前記第2のメモリに対し
    て書き込むことを制御し、又は前記第2のメモリからラ
    ンダムな読み出しアドレスを読み出すことを制御するア
    ドレス制御部とを有するものであり、前記アドレス制御
    部は、前記判定の結果、前記ランダムな読み出しアドレ
    スが前記第1のメモリのデータ格納部分に対応するもの
    でない場合、前記ランダムな読み出しアドレスの直後に
    前記変換されたランダムな読み出しアドレスによって、
    既に前記第2のメモリに書き込まれている前記ランダム
    な読み出しアドレスを上書きするものであることを特徴
    とするターボ復号器。
  5. 【請求項5】請求項4記載のターボ復号器において、前
    記アドレス制御部は、前記第2のメモリに対して書き込
    みを開始した後の所定の期間、前記第2のメモリからラ
    ンダムな読み出しアドレスを読み出すことを休止し、前
    記所定の期間が経過した後、前記第2のメモリからラン
    ダムな読み出しアドレスの読み出しを開始するものであ
    り、前記所定の期間は、前記第1のメモリのデータ格納
    部分に対応するものでないランダムな読み出しアドレス
    の総数に応じたものであることを特徴とするターボ復号
    器。
  6. 【請求項6】請求項2記載のターボ復号器において、前
    記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値を前記
    ランダムな読み出しアドレスへ変換する複数のアドレス
    変換部と、前記複数のアドレス変換部の各々に対して、
    相互に異なる前記所定の規則に従った値を入力させる補
    正部と、前記複数のアドレス変換部の各々によって変換
    されるランダムな読み出しアドレスに対して、前記第1
    のメモリのデータ格納部分に対応するものであるか否か
    を判定するアドレス判定部と、前記アドレス判定部の判
    定結果に従って、前記複数のアドレス変換部の各々によ
    って変換されるランダムな読み出しアドレスのうち、い
    ずれか1つのランダムな読み出しアドレスを選択するア
    ドレス選択部とを有するものであり、前記アドレス選択
    部によって選択されたランダムな読み出しアドレスを用
    いて、前記第1のメモリに書き込まれるデータ系列をラ
    ンダムに読み出すことを特徴とするターボ復号器。
  7. 【請求項7】請求項6記載のターボ復号器において、前
    記複数のアドレス変換部の各々には優先度があり、前記
    アドレス選択部は、前記第1のメモリのデータ格納部分
    に対応するものであると前記アドレス判定部によって判
    定されたランダムな読み出しアドレスのうち、より前記
    優先度の高いアドレス変換部によって変換されたランダ
    ムな読み出しアドレスを選択するものであり、前記アド
    レス判定部は、前記選択されたランダムな読み出しアド
    レスを変換したアドレス変換部の優先度に応じて、前記
    補正部に入力させる値を補正するものであり、前記補正
    部は、前記補正された値に対して相互に異なる複数の固
    有値を加算した値を、前記所定の規則に従った値とし
    て、前記複数のアドレス変換部の各々に対して入力させ
    るものであることを特徴とするターボ復号器。
  8. 【請求項8】請求項2記載のターボ復号器において、前
    記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値を前記
    ランダムな読み出しアドレスへ変換するアドレス変換部
    と、前記アドレス変換部によって変換される前記ランダ
    ムな読み出しアドレスに対して、前記第1のメモリのデ
    ータ格納部分に対応するものであるか否かを判定するア
    ドレス判定部と、前記アドレス判定部の判定結果に従っ
    て、前記第1のメモリに書き込まれるデータ系列の読み
    出しを一時的に休止させるように制御し、かつ、前記第
    1のメモリの周辺回路の処理をも一時的に休止させるよ
    うに制御するアドレス制御部とを有するものであること
    を特徴とするターボ復号器。
  9. 【請求項9】請求項8記載のターボ復号器において、前
    記アドレス制御部は、前記判定の結果、前記ランダムな
    読み出しアドレスが前記第1のメモリのデータ格納部分
    に対応するものである場合、前記ランダムな読み出しア
    ドレスを用いて、前記第1のメモリに書き込まれるデー
    タ系列を読み出すように制御するものであり、前記ラン
    ダムな読み出しアドレスが前記第1のメモリのデータ格
    納部分に対応するものでない場合、前記ランダムな読み
    出しアドレスの出力を休止し、前記ランダムな読み出し
    アドレスの直前に出力されたランダムな読み出しアドレ
    スを用いて、前記第1のメモリに書き込まれるデータ系
    列をランダムに読み出すように制御するものであること
    を特徴とするターボ復号器。
  10. 【請求項10】請求項2乃至9記載のターボ復号器にお
    いて、前記ランダムな読み出しアドレスが前記第1のメ
    モリのデータ格納部分に対応するものであるか否かの判
    定は、前記ランダムな読み出しアドレスが前記誤り訂正
    復号化されたデータ系列の情報ビット数からテイルビッ
    トを除いたビット数を超えるか否かを判定するものであ
    ることを特徴とするターボ復号器。
  11. 【請求項11】アンテナと、前記アンテナに接続される
    無線周波数処理部と、前記無線周波数処理部に接続され
    るベースバンド部と、前記ベースバンド部と通信網との
    インタフェースを行う通信インタフェースとを備えた無
    線基地局において、前記ベースバンド部は、符号化され
    たデータを復号するターボ復号器を備え、前記ターボ復
    号器は、前記無線周波数処理部を介して入力されるデー
    タ系列に対して誤り訂正復号を行う誤り訂正復号部と、
    前記誤り訂正復号部によって誤り訂正復号化されたデー
    タ系列が書き込まれる第1のメモリと、前記誤り訂正復
    号化されたデータ系列を前記第1のメモリに対して書き
    込むに際して、書き込みアドレスを供給し、かつ、前記
    第1のメモリに書き込まれるデータ系列を前記第1のメ
    モリからランダムに読み出すに際して、ランダムな読み
    出しアドレスを供給するアドレス生成部とを有するもの
    であり、前記アドレス生成部は、所定の規則に従った値
    を前記ランダムな読み出しアドレスへ変換するものであ
    り、前記ランダムな読み出しアドレスが前記第1のメモ
    リのデータ格納部分に対応するものであるか否かを判定
    するものであることを特徴とする無線基地局。
  12. 【請求項12】請求項11記載の無線基地局において、
    前記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値を前
    記ランダムな読み出しアドレスへ変換するアドレス変換
    部と、前記アドレス変換部で変換されたランダムな読み
    出しアドレスを格納する第2のメモリと、前記変換され
    たランダムな読み出しアドレスを前記第2のメモリに対
    して書き込むことを制御し、又は前記第2のメモリから
    ランダムな読み出しアドレスを読み出すことを制御する
    アドレス制御部とを有するものであり、前記アドレス制
    御部は、前記判定の結果、前記ランダムな読み出しアド
    レスが前記第1のメモリのデータ格納部分に対応するも
    のでない場合、前記ランダムな読み出しアドレスの直後
    に前記変換されたランダムな読み出しアドレスによっ
    て、既に前記第2のメモリに書き込まれている前記ラン
    ダムな読み出しアドレスを上書きするものであることを
    特徴とする無線基地局。
  13. 【請求項13】請求項11記載の無線基地局において、
    前記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値を前
    記ランダムな読み出しアドレスへ変換する複数のアドレ
    ス変換部と、前記複数のアドレス変換部の各々に対し
    て、相互に異なる前記所定の規則に従った値を入力させ
    る補正部と、前記複数のアドレス変換部の各々によって
    変換されるランダムな読み出しアドレスに対して、前記
    第1のメモリのデータ格納部分に対応するものであるか
    否かを判定するアドレス判定部と、前記アドレス判定部
    の判定結果に従って、前記複数のアドレス変換部の各々
    によって変換されるランダムな読み出しアドレスのう
    ち、いずれか1つのランダムな読み出しアドレスを選択
    するアドレス選択部とを有するものであり、前記アドレ
    ス選択部によって選択されたランダムな読み出しアドレ
    スを用いて、前記第1のメモリに書き込まれるデータ系
    列をランダムに読み出すことを特徴とする無線基地局。
  14. 【請求項14】請求項11記載の無線基地局において、
    前記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値を前
    記ランダムな読み出しアドレスへ変換するアドレス変換
    部と、前記アドレス変換部によって変換される前記ラン
    ダムな読み出しアドレスに対して、前記第1のメモリの
    データ格納部分に対応するものであるか否かを判定する
    アドレス判定部と、前記アドレス判定部の判定結果に従
    って、前記第1のメモリに書き込まれるデータ系列の読
    み出しを一時的に休止させるように制御し、かつ、前記
    第1のメモリの周辺回路の処理をも一時的に休止させる
    ように制御するアドレス制御部とを有するものであるこ
    とを特徴とする無線基地局。
  15. 【請求項15】請求項11乃至14記載の無線基地局に
    おいて、前記ランダムな読み出しアドレスが前記第1の
    メモリのデータ格納部分に対応するものであるか否かの
    判定は、前記ランダムな読み出しアドレスが前記誤り訂
    正復号化されたデータ系列の情報ビット数からテイルビ
    ットを除いたビット数を超えるか否かを判定するもので
    あることを特徴とする無線基地局。
  16. 【請求項16】送信データが書き込まれる第1のメモリ
    と、前記送信データを前記第1のメモリに対して書き込
    むに際して、書き込みアドレスを供給し、かつ、前記第
    1のメモリに書き込まれる前記送信データを前記第1の
    メモリからランダムに読み出すに際して、ランダムな読
    み出しアドレスを供給するアドレス生成部と、前記アド
    レス生成部によって前記第1のメモリからランダムに読
    み出される送信データに対して、畳み込み符号化を行う
    畳み込み符号部とを有するものであり、前記アドレス生
    成部は、所定の規則に従った値を前記ランダムな読み出
    しアドレスへ変換するものであり、前記ランダムな読み
    出しアドレスが前記第1のメモリのデータ格納部分に対
    応するものであるか否かを判定するものであることを特
    徴とするターボ符号器。
  17. 【請求項17】請求項16記載のターボ符号器におい
    て、前記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値
    を前記ランダムな読み出しアドレスへ変換するアドレス
    変換部と、前記アドレス変換部で変換されたランダムな
    読み出しアドレスを格納する第2のメモリと、前記変換
    されたランダムな読み出しアドレスを前記第2のメモリ
    に対して書き込むことを制御し、又は前記第2のメモリ
    からランダムな読み出しアドレスを読み出すことを制御
    するアドレス制御部とを有するものであり、前記アドレ
    ス制御部は、前記判定の結果、前記ランダムな読み出し
    アドレスが前記第1のメモリのデータ格納部分に対応す
    るものでない場合、前記ランダムな読み出しアドレスの
    直後に前記変換されたランダムな読み出しアドレスによ
    って、既に前記第2のメモリに書き込まれている前記ラ
    ンダムな読み出しアドレスを上書きするものであること
    を特徴とするターボ符号器。
  18. 【請求項18】請求項16記載のターボ符号器におい
    て、前記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値
    を前記ランダムな読み出しアドレスへ変換する複数のア
    ドレス変換部と、前記複数のアドレス変換部の各々に対
    して、相互に異なる前記所定の規則に従った値を入力さ
    せる補正部と、前記複数のアドレス変換部の各々によっ
    て変換されるランダムな読み出しアドレスに対して、前
    記第1のメモリのデータ格納部分に対応するものである
    か否かを判定するアドレス判定部と、前記アドレス判定
    部の判定結果に従って、前記複数のアドレス変換部の各
    々によって変換されるランダムな読み出しアドレスのう
    ち、いずれか1つのランダムな読み出しアドレスを選択
    するアドレス選択部とを有するものであり、前記アドレ
    ス選択部によって選択されたランダムな読み出しアドレ
    スを用いて、前記第1のメモリに書き込まれる送信デー
    タをランダムに読み出すことを特徴とするターボ符号
    器。
  19. 【請求項19】請求項16記載のターボ符号器におい
    て、前記アドレス生成部は、前記所定の規則に従った値
    を前記ランダムな読み出しアドレスへ変換するアドレス
    変換部と、前記アドレス変換部によって変換される前記
    ランダムな読み出しアドレスに対して、前記第1のメモ
    リのデータ格納部分に対応するものであるか否かを判定
    するアドレス判定部と、前記アドレス判定部の判定結果
    に従って、前記第1のメモリに書き込まれる前記送信デ
    ータの読み出しを一時的に休止させるように制御し、か
    つ、前記第1のメモリの周辺回路の処理をも一時的に休
    止させるように制御するアドレス制御部とを有するもの
    であることを特徴とするターボ符号器。
  20. 【請求項20】通信網との間のインタフェースを行う通
    信インタフェースと、前記通信インタフェースに接続さ
    れるベースバンド部と、前記ベースバンド部に接続され
    る無線周波数処理部と、前記無線周波数処理部に接続さ
    れるアンテナとを備えた無線基地局において、前記ベー
    スバンド部は、前記通信インタフェースを介して送られ
    る送信データを符号化するターボ符号器を備え、前記タ
    ーボ符号器は、前記送信データが書き込まれる第1のメ
    モリと、前記送信データを前記第1のメモリに対して書
    き込むに際して、書き込みアドレスを供給し、かつ、前
    記第1のメモリに書き込まれる前記送信データを前記第
    1のメモリからランダムに読み出すに際して、ランダム
    な読み出しアドレスを供給するアドレス生成部と、前記
    アドレス生成部によって前記第1のメモリからランダム
    に読み出される送信データに対して、畳み込み符号化を
    行う畳み込み符号部とを有するものであり、前記アドレ
    ス生成部は、所定の規則に従った値を前記ランダムな読
    み出しアドレスへ変換するものであり、かつ、前記ラン
    ダムな読み出しアドレスが前記第1のメモリのデータ格
    納部分に対応するものであるか否かを判定するものであ
    ることを特徴とする無線基地局。
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