JP2003263901A - 灯籠窓用障子 - Google Patents

灯籠窓用障子

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JP2003263901A
JP2003263901A JP2002063638A JP2002063638A JP2003263901A JP 2003263901 A JP2003263901 A JP 2003263901A JP 2002063638 A JP2002063638 A JP 2002063638A JP 2002063638 A JP2002063638 A JP 2002063638A JP 2003263901 A JP2003263901 A JP 2003263901A
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JP
Japan
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lantern
window
shoji
paper door
resin
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Application number
JP2002063638A
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English (en)
Inventor
Ryoichi Kito
良一 木藤
Yukio Maeuma
行雄 前馬
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FUTABA KINZOKU KOGYOSHO KK
Original Assignee
FUTABA KINZOKU KOGYOSHO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長い年月が経っても美しさが失われず、灯籠
の窓部の大きさにばらつきがある場合にでも問題なく容
易に取り付け・取り外しができ、尚且つ不用意に外れる
ことのない灯籠窓用の障子を提供すること。 【解決手段】 アルミ部材又は樹脂部材で構成した障子
枠1に樹脂又はガラスの面材2を固定してあり、障子3
と灯籠の窓部4とに対で設けた繰り返し接合・分離でき
る取付手段5,6により、灯籠の窓部に着脱可能に取り
付けるようにしたことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は灯籠の窓部に取り付
ける障子に関するものである。 【0002】 【従来の技術】これまで石で造った灯籠の窓部には、木
で作った小さな障子が取り付けられていた。灯籠は屋外
に設置されるものであるから、そうした木の障子は風雨
にさらされてすぐに腐って汚くなってしまう。たいして
長持ちしないものにも関わらず、製作には細かい手作業
を要するのでコストが高くついている。また、石灯籠の
窓部開口に、木の障子をきっちりと嵌め入れるのは容易
ではなく、ガタが生じて外れ易い状態となっていること
が多い。隙間を埋めるためにコーキング剤を注入してシ
ールする場合もあり、障子は簡単に取り外すことができ
ず洗浄もままならなかった。 【0003】そこで本出願人は、特開2001−256
803号公報に開示されているように、障子の周囲に弾
性部材を用いた圧接体を設け、その弾性を利用して灯籠
の窓部内周に嵌め込むようにして取り付ける障子を発明
して実施している。 【0004】 【発明が解決しようとする課題】そのように弾性部材に
よる圧接体を用いると、灯籠の窓部内周と障子の外周と
の間の隙間が数mm程度の範囲内であれば問題なく障子
を取り付けることができたが、実際には灯籠の窓部の加
工誤差が思いのほか大きく、圧接体によっても吸収でき
ない場合があった。また、ひとつひとつの灯籠の窓部の
大きさに合わせて障子を作らなければならないのは、従
来の木で作ったものと変わらなかった。 【0005】本発明は以上に述べたような実情に鑑み、
長い年月が経っても美しさが失われず、灯籠の窓部の大
きさにばらつきがあっても問題なく容易に取り付け・取
り外しができ、尚且つ不用意に外れることのない灯籠窓
用の障子を提供することを目的とする。 【0006】 【課題を解決するための手段】上記の課題を達成するた
めに本発明の灯籠窓用障子は、アルミ部材又は樹脂部材
で構成した障子枠に樹脂又はガラスの面材を固定してあ
り、障子と灯籠の窓部とに対で設けた繰り返し接合・分
離できる取付手段により、灯籠の窓部に着脱可能に取り
付けるようにしたことを特徴とする。 【0007】障子枠は、棒状の部材を組み合わせて構成
したものでも良いし、鋳造等の手法で一体成形したもの
でも良い。また、本物のアルミ障子を作る時に出るくず
材を用いて製作すれば、より安価に製作できる。面材は
障子紙の代わりであって、乳白色に着色した一枚もので
も良いし、薄い二枚の透明な板に本物の障子紙を挟んで
構成しても良い。取付手段は、例えば磁石や面ファスナ
ーを利用したものとすることができる。 【0008】このように形成した本発明の灯籠窓用障子
は、いつまでも美しさが損なわれず、また、障子と灯籠
の窓部の間にガタがあっても支障なく取り付けることが
でき、尚且つ取り外して容易に洗浄が行える。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1から図4は、本発明による灯
籠窓用障子の一実施形態を示している。この灯籠窓用障
子3は、アルミ部材により形成した障子枠1に樹脂製の
面材2を貼り付けて構成してあり、障子3と灯籠の窓部
4には、対になった磁石を利用した取付手段5,6を備
えており、障子3の灯籠窓部4への取り付け・取り外し
を容易に行なえるようにしたものである。 【0010】本障子の構成をより詳しく述べると、障子
枠1は図2と図3に示すように、断面コの字形の4本の
アルミ形材7を開放部を外側に向けて方形に組み、接合
部4箇所をビス8で固定することにより外枠が形成さ
れ、外枠の内側に、アルミの棒材に切り込みを入れて縦
横の格子状に組み上げた桟9を外枠に固定して設けてあ
る。外枠外周の開放部は、カバーレール10を嵌め込ん
で塞いである。障子枠1を構成するアルミの各部材の表
面には、木目模様の表面処理を施してある。このように
形成した障子枠1の裏面側に、乳白色の薄いプラスチッ
ク板2を接着剤で貼り付けてある。さらに障子枠1の裏
面側の左右縁部には、図4に示すように、ゴム磁石5を
粘着テープにより貼り付けてある。 【0011】灯籠の窓部4は、図1に示すように階段状
に一段掘り込んだ形になっていて、掘り込んだ底面11
の前記ゴム磁石5と対峙する位置に、鉄製の接合板6を
パテにより取り付けてある。従来の灯籠窓用障子は、窓
部4の内周12に障子の外周を嵌合保持させていたが、
本発明のものは障子3の外周が窓部4の内周12よりも
十分小さくなっており、障子3を窓部4内に持っていく
だけでゴム磁石5が接合板6に吸着して保持され、簡単
に取り付けることができ、風雨や地震等によって自然に
脱落することもない。また、簡単に取り外せるので洗浄
も容易である。 【0012】本発明の灯籠窓用障子は、上記の実施形態
に限定されるものではない。取付手段については、障子
の方に鉄製の接合板を設け、灯籠の窓部の方に磁石を設
けたものであっても良いし、両方ともに磁石を設けたも
のであっても良い。磁石はゴム磁石に限らず、通常の固
形のフェライト磁石であっても良い。磁石や接合板を設
ける位置は、障子と灯籠の窓部の相対する面であれば良
く、またそれらを固定する手段については、ビスやクギ
等であっても良い。また取付手段の別の形態としては、
障子と灯籠の窓部とにオス・メスの面ファスナーを各々
設けたものであっても良い。さらには障子枠の裏面側に
ゴム製のピンを突出させ、そのピンを灯籠の窓部に空け
た穴に嵌入させる形であっても良い。また障子枠は、ア
ルミや合成樹脂を鋳型に流し込んで一体成形したもので
も良い。面材はガラスであっても良い。 【0013】 【発明の効果】以上に述べた通り、本発明の灯籠窓用障
子はアルミ部材又は樹脂部材をもとに構成したので、経
年変化が少なく、風雨にさらされてもその美しさがいつ
までも保たれる。しかも障子と灯籠の窓部とに対で設け
た取付手段により、ワンタッチで簡単に取り付けること
ができ、灯籠の窓部の大きさにばらつきがあって、障子
との間にガタが生じていても問題がない。そのうえ、灯
籠から簡単に取り外すこともできるので洗浄も容易であ
る。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明による灯籠窓用障子の窓部への取付手段
を示す側面図である。 【図2】本発明による灯籠窓用障子の正面図である。 【図3】図2におけるA−A断面図である。 【図4】本発明による灯籠窓用障子の裏面図である。 【符号の説明】 1 障子枠 2 プラスチック板(面材) 3 灯籠窓用障子(障子) 4 灯籠の窓部 5 ゴム磁石(取付手段) 6 接合板(取付手段)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 アルミ部材又は樹脂部材で構成した障子
    枠(1)に樹脂又はガラスの面材(2)を固定してあ
    り、障子(3)と灯籠の窓部(4)とに対で設けた繰り
    返し接合・分離できる取付手段(5,6)により、灯籠
    の窓部に着脱可能に取り付けるようにしたことを特徴と
    する灯籠窓用障子。
JP2002063638A 2002-03-08 2002-03-08 灯籠窓用障子 Pending JP2003263901A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6243579B1 (ja) * 2016-12-02 2017-12-06 株式会社カネカ 平面光源及び照明装置

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