JP2003263156A - 電子弦楽器およびそのチューニング設定方法 - Google Patents

電子弦楽器およびそのチューニング設定方法

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JP2003263156A
JP2003263156A JP2002061502A JP2002061502A JP2003263156A JP 2003263156 A JP2003263156 A JP 2003263156A JP 2002061502 A JP2002061502 A JP 2002061502A JP 2002061502 A JP2002061502 A JP 2002061502A JP 2003263156 A JP2003263156 A JP 2003263156A
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Kazuo Masaki
一雄 政木
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Yamaha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】従来の電子弦楽器のチューニング設定方法で
は、複数のチューニングのパターンの中から1つを選ぶ
手間がかかり、しかもユーザの設定したいパターンがそ
れらの中にない場合の対応ができない。この発明は、チ
ューニングを簡単にかつ自由に行なうことができる電子
弦楽器およびそのチューニング設定方法を提供すること
を目的とする。 【解決手段】フレットスイッチ(103)を操作しなが
らチューニングセットスイッチ(104)を操作したと
き、その操作されたフレットスイッチにあらかじめ割り
当てられている音高を、当該擬似弦の弦開放時音高とし
て設定する。チューニングする音高をフレットスイッチ
で指定するので、操作が簡単で、自由な設定ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電子弦楽器にお
ける変則的なチューニングの設定技術に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、電子ギターなどの電子弦楽器
が知られている。電子ギターは、ネックの部分に擬似フ
レットスイッチを多数設け、本体部分に擬似弦を設け、
擬似フレットスイッチを操作(この操作により各弦対応
の音高が決定される)しながら、擬似弦を自然楽器のギ
ターと同様にして演奏操作することにより、指定された
音高での発音がなされる。自然楽器の弦楽器では、複数
の弦は、それぞれ開放弦で演奏したときの音高が所定の
音高になるようにチューニングされる。また、変則的な
チューニングを行なって演奏する場合もある。したがっ
て、電子ギターなどの電子弦楽器においても、ノーマル
なチューニングのほか変則的なチューニングの設定がで
きるようにする必要がある。
【0003】従来は、前もっていくつかのチューニング
のパターン(ノーマルなパターンや変則的なパターン)
を用意しておき、例えばロータリースイッチなどでそれ
らのパターンから1つを選択し、エンターキーで決定す
るなどの設定操作を行なうことにより、チューニングの
設定を行なっていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述の従来のチューニ
ング設定方法では、複数のチューニングのパターンの中
から1つを選ぶ手間がかかり、しかもユーザの設定した
いパターンがそれらの中にない場合の対応ができなかっ
た。
【0005】この発明は、上述の従来技術における問題
点に鑑み、電子弦楽器におけるチューニングの設定を簡
単に行なうことができ、しかもユーザが自由にチューニ
ングのパターンを設定することができる電子弦楽器およ
びそのチューニング設定方法を提供することを目的とす
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に係る発明は、複数の音高操作子と、演奏
操作するための擬似弦操作子と、前記音高操作子を操作
しないで前記擬似弦操作子を演奏操作したときには、操
作された擬似弦操作子に設定されている弦開放時音高で
の発音命令を出力し、前記音高操作子を操作しながら前
記擬似弦操作子を演奏操作したときには、操作された擬
似弦操作子に設定されている弦開放時音高を基準として
操作された音高操作子に応じて決定される音高での発音
命令を出力する手段とを備えた電子弦楽器であって、前
記擬似弦操作子の弦開放時音高を設定するために使用す
る設定操作子と、前記音高操作子を操作しながら前記決
定操作子を操作したとき、その操作された音高操作子に
あらかじめ割り当てられている音高を、前記擬似弦操作
子の弦開放時音高として設定する手段とを備えたことを
特徴とする。
【0007】請求項2に係る発明は、請求項1に記載の
電子弦楽器において、前記音高操作子にあらかじめ割り
当てられている弦開放時音高設定用の音高は、絶対的な
音高、または、現在の弦開放時音高からの相対的な音高
の何れかであることを特徴とする。
【0008】請求項3に係る発明は、複数の音高操作子
と、演奏操作するための擬似弦操作子と、前記音高操作
子を操作しないで前記擬似弦操作子を演奏操作したとき
には、操作された擬似弦操作子に設定されている弦開放
時音高での発音命令を出力し、前記音高操作子を操作し
ながら前記擬似弦操作子を演奏操作したときには、操作
された擬似弦操作子に設定されている弦開放時音高を基
準として操作された音高操作子に応じて決定される音高
での発音命令を出力する手段とを備えた電子弦楽器のチ
ューニング設定方法であって、前記擬似弦操作子の弦開
放時音高を設定するために使用する設定操作子を設け、
前記音高操作子を操作しながら所定の決定操作子を操作
したとき、その操作された音高操作子にあらかじめ割り
当てられている音高を、前記擬似弦操作子の弦開放時音
高として設定することを特徴とする。
【0009】上述の本発明において、音高操作子を操作
しながら決定操作子を操作する方式は、同時操作に限ら
ない。例えば、音高操作子と決定操作子とで、一方をス
イッチオンして離し次に他方をスイッチオンして離す、
という方式も含む。決定操作子として、擬似弦操作子を
用いてもよい。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を用いてこの発明の実
施の形態を説明する。
【0011】図1は、この発明を適用した電子ギターの
ブロック構成を示す。この電子ギターは、中央処理装置
(CPU)101、撥弦センサ102、フレットスイッ
チ103、チューニングセットスイッチ104、チュー
ニングパターンセレクトスイッチ105、記憶装置10
6、および音源107を備える。
【0012】図2は、図1の電子ギターの外観などの概
要を示す。図1と同じ番号は、同じものを示すものとす
る。電子ギター本体200の胴体部には、擬似弦201
が設けられ、ネック202には複数の擬似フレットスイ
ッチ103が設けられている。ここでは模式的に、4本
の擬似弦および4列の擬似フレットスイッチを図示した
が、実際には通常の自然楽器のギターと同様に6本の擬
似弦とそれらの擬似弦に対応する6列の擬似フレットス
イッチが設けられている。なお、6本の擬似弦は、自然
楽器のギターと同様に、第1弦、第2弦、…、第6弦と
呼ぶ。擬似フレットスイッチは、第1弦の第2フレット
スイッチというように、弦の位置とフレットの位置を特
定して呼ぶ。胴体部から1番離れた側(通常のギターで
は糸巻きがある側)から胴体部に向かって第1フレッ
ト、第2フレット、…と呼ぶ。
【0013】図1および図2に示した電子ギターにおい
て、ユーザは、フレットスイッチ103を押しながら、
あるいは押さずに開放弦として、擬似弦201をギター
と同様に演奏操作する。擬似弦201の演奏操作は撥弦
センサ102で検出され、CPU101に送られる。フ
レットスイッチ103の操作情報もCPU101に送ら
れる。CPU101は、それらの操作情報に応じた発音
指示を音源107に出し、音源107はこの指示に応じ
て、指示された音高で発音を行なう。
【0014】図3は、図1の記憶装置106に記憶され
るパターンテーブルの構成を示す。パターンテーブル
は、チューニングパターンを決定する各弦の開放時の音
高を記憶するテーブルである。例えば、チューニングパ
ターンの1番である「ノーマル」は、1弦がE5、2弦
がB4、3弦がG4、…というようにノーマルチューニ
ングパターンにおける各弦の開放弦での音高が記憶され
ている。パターン2の「Down D」は、1弦から5
弦まではノーマルと同じだが、6弦がD3に設定されて
いる。他のパターンも同様である。ユーザは自分が設定
したチューニングのパターンをこのパターンメモリの2
番から9番の領域に記憶することができる。1番のノー
マルチューニングパターンは規定のものとして書き換え
できないようになっている。なお、ノーマル以外でも、
よく使われる変則チューニングのパターンは書き換えで
きないようにしてもよい。例えば、図3の1番から6番
は書き換えできないパターンとし、ユーザ作成のパター
ンは7番から9番の領域に記憶するようにしてもよい。
このパターンテーブルの内容は、電子ギターの電源がオ
フされても保持されているものとする。
【0015】図4は、記憶装置106に設けられるチュ
ーニングバッファの構成を示す。チューニングバッファ
は、現時点で各弦に設定されている開放時の音高(弦開
放時音高)を示す情報を格納するバッファであり、演奏
操作時にはこのチューニングバッファの内容に応じたチ
ューニングがなされているものとして発音が実行され
る。PITCH1は第1弦の開放時の音高を示す。した
がって、例えばPITCH1としてE5が格納されてい
れば、第1弦を開放弦ではじいたときE5の音高で発音
される。PITCH2〜PITCH6も同様である。
【0016】図3のパターンテーブルからチューニング
パターンを1つ選択して図4のチューニングバッファに
セットすることができる。また、チューニングバッファ
の各弦の音高はユーザが任意に変更設定することができ
る。ユーザが作成したチューニングバッファの内容は、
パターンテーブルの書き換え可能な領域に格納しておく
ことができる。なお、チューニングバッファの内容は、
電子ギターの電源がオフされても保持されているものと
する。
【0017】図5は、記憶装置106に設けられている
チューニングテーブルの内容例を示す。チューニングテ
ーブルは、チューニング設定時の各フレットと音高の対
応表を示すものである。チューニングテーブルの内容は
初めから設定されているものであり、電源オフによりそ
の内容が失われることはない。
【0018】ユーザは、所定の操作により、パターンテ
ーブル(図3)に記憶されているチューニングパターン
から1つを選択してチューニングバッファ(図4)に設
定することができる。この操作は、第6弦の第1フレッ
トスイッチから第9フレットスイッチの何れかを押しな
がら、チューニングパターンセレクトスイッチ105を
シングルクリック(スイッチを押してすぐに離す操作)
でオンすることにより行なう。このとき押したフレット
の位置は、パターンテーブルに記憶されているパターン
の番号に対応している。すなわち、第xフレットスイッ
チが押されていたときは、パターンテーブルからx番目
のチューニングパターンが選択されてチューニングバッ
ファにセットされる。ここでは、第6弦のフレットスイ
ッチを用いることにしているが、別の弦の別のスイッチ
でもよいし、フレットスイッチでなく、別途設けたスイ
ッチで指定するようにしてもよい。
【0019】また、何れかの弦のフレットスイッチが押
され、その状態でチューニングセットスイッチ104の
オン(シングルクリック)があったときは、図5のチュ
ーニングテーブルに基づいて、その弦のチューニングの
設定が行なわれる。例えば、第i弦(iは1〜6の整
数)の第jフレットスイッチ(jは1〜13の整数)が
押された状態でチューニングセットスイッチ104がオ
ンされたときは、図5のチューニングテーブルから、弦
番がiでフレットがjの位置の音高を読み出し、図4の
チューニングバッファの第i弦の開放弦音高を示すPI
TCHiとして、前記読み出した音高をセットする。
【0020】図5のチューニングテーブルの内容から分
かるように、第1フレットから第4フレットは開放弦の
音高を半音ずつ上げるスイッチとなっており、第5フレ
ットから第12フレットは半音ずつ下げるスイッチとな
っている。図5のテーブルの一番下に記載した「音高変
化」の欄は、ノーマルの開放弦の音高から半音単位でど
れだけ変化した音高にチューニングされるかを示す値で
ある(この「音高変化」の情報は実際にはチューニング
テーブルに記憶しておく必要はない)。特別なものとし
て、第12フレットスイッチは、各弦の開放弦の音高を
1オクターブ下げるスイッチとした。また、第13フレ
ットは、各弦の開放弦の音高をノーマルチューニングに
戻すスイッチとした。
【0021】さらにユーザは、チューニングバッファ
(図4)の内容を、パターンテーブル(図3)の2番か
ら9番の何れかのパターン記憶領域に書き込むことがで
きる。この操作は、第6弦の第2フレットスイッチから
第9フレットスイッチの何れかを押しながら、チューニ
ングパターンセレクトスイッチ105をダブルクリック
(スイッチを押してすぐに離す操作を素早く2回繰り返
す操作)することにより行なう。このとき押したフレッ
トの位置は、パターンテーブルのパターン記憶領域の番
号に対応している。すなわち、第xフレットスイッチが
押されていたときは、パターンテーブルのx番目のチュ
ーニングパターンとして、チューニングバッファの内容
が書き込まれる。ここでは、第6弦のフレットスイッチ
を用いることにしているが、別の弦の別のスイッチでも
よいし、フレットスイッチでなく、別途設けたスイッチ
で指定するようにしてもよい。
【0022】図6は、チューニングの設定を行なうとき
のCPU101の動作を示す。ステップ601で、チュ
ーニングパターンの選択操作イベントがあるか否か判別
する。これは、第6弦の第1フレットスイッチから第9
フレットスイッチの何れかを押しながら、チューニング
パターンセレクトスイッチ105をシングルクリックす
る操作イベントである。該操作イベントがあった場合
は、ステップ602で、第1〜6弦の弦開放時音高とし
て、選択したチューニングパターンの音高を設定する。
これは、図3のパターンテーブルからフレットスイッチ
で指定された番号のチューニングパターンを読み出し
て、図4のチューニングバッファに設定する処理であ
る。
【0023】ステップ601でチューニングパターン選
択操作イベントでない場合は、ステップ603で、フレ
ットスイッチを押しながらチューニングセットスイッチ
104をオン(シングルクリック)するイベントがある
か否か判別する。当該イベントがあったときは、ステッ
プ604で、押されたフレットスイッチFSの弦番ST
RGNOおよびフレット位置FLETNOに対応する設
定音高を図5のチューニングテーブルから読み出し、図
4のチューニングバッファの当該弦の弦開放時音高とし
て記憶する。ステップ604の後、ステップ605に進
む。ステップ603で当該イベントでない場合は、ステ
ップ605に進む。
【0024】ステップ605では、フレットスイッチ
(第6弦の第2フレットスイッチから第9フレットスイ
ッチの何れか)を押しながらパターンセレクトスイッチ
105をオン(ダブルクリック)するイベントがあるか
否か判別する。当該イベントがあったときは、ステップ
606で、図4のチューニングバッファの内容をパター
ンテーブルに書き込み、処理を終了する。これは、図4
のチューニングバッファの内容を、図3のパターンテー
ブルのフレットスイッチで指定された番号の領域へ、書
き込む処理である。ステップ606で当該イベントでな
いときはそのまま処理を終了する。
【0025】図7は、演奏操作時の処理を示す。ステッ
プ701で、図4のチューニングバッファの内容を基準
とし、操作されたフレットに基づいて音高を決定する。
決定した音高に基づいて、ステップ702で発音指示を
行なう。
【0026】なお、上記の手順でのチューニングの設定
は、複数弦についてまとめて行なうことができるように
なっている。例えば、第1弦と第2弦の両方の第10フ
レットスイッチを押しながらチューニングセットスイッ
チ104をオンすることにより、第1弦と第2弦のチュ
ーニングの設定を同時に行なうことができる。したがっ
て、例えば全弦の第2フレットをすべて押した状態でチ
ューニングセットスイッチ104をオンすることによ
り、第2フレットにカポタストをセットした状態が簡単
にセットできる。
【0027】上記実施の形態では、第6弦の第1〜第9
フレットスイッチを用いて図3のパターンテーブルから
チューニングパターンを読み出したが、第1番〜第9番
のチューニングパターンにコードを割り当て、そのコー
ドで読み出すようにしてもよい。例えば、3番のOpe
nEのパターンにコードEを割り当て、読み出すときに
はコードEを押さえながらチューニングセレクトスイッ
チ105をシングルクリックすることにより、読み出す
ようにしてもよい。
【0028】上記実施の形態では、図5のチューニング
テーブルに記載されている音高でチューニングの設定を
行なった。これは、あらかじめ各フレットスイッチに各
弦の弦開放時音高を絶対的に割り当てておく方式であ
る。これに対し、現時点で設定されている弦開放時音高
から相対的に半音ずつ上げ下げすることでチューニング
できるようにしてもよい。例えば、各弦について、第1
フレットスイッチはノーマルパターンの弦開放時音高に
戻すスイッチ(図5の第13フレットと同じ)、第2フ
レットスイッチは現時点で設定されている弦開放時音高
から半音下げた弦開放時音高に設定するスイッチ、第3
フレットスイッチは現時点で設定されている弦開放時音
高から半音上げた弦開放時音高に設定するスイッチとす
る。チューニングを行なうときは、第2フレットスイッ
チを押しながらチューニングセットスイッチ104をオ
ンすることによりチューニングを現時点の弦開放時音高
から半音下げることができ、第3フレットスイッチを押
しながらチューニングセットスイッチ104をオンする
ことによりチューニングを現時点の弦開放時音高から半
音上げることができる。ノーマルパターンの弦開放時音
高に戻したいときは、第1フレットスイッチを押しなが
らチューニングセットスイッチ104をオンする。
【0029】上記実施の形態では、チューニングセット
スイッチ104の操作をトリガとしてチューニングを行
なっているが、オープンチューニング設定モードを設
け、チューニングセットスイッチ104の代わりにチュ
ーニングを行ないたい弦を弾くことでチューニングを行
なってもよい。例えば、オープンチューニング設定モー
ドに入った後、フレットスイッチを押しながら弦を弾く
と、その弦の開放時の音高がそのフレットスイッチに対
応する音高に設定されるようにしてもよい。
【0030】本発明は、ギター以外の弦楽器、例えば、
ベース(ベース・ギター)、マンドリン、バンジョー、
シタールなどにも適用できる。つまり、楽器の形状や、
弦の数に限定されることはない。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、音高操作子を操作しながら決定操作子を操作したと
き、その操作された音高操作子にあらかじめ割り当てら
れている音高を、擬似弦操作子の弦開放時音高として設
定するようにしているので、チューニングの設定は簡単
に行なうことができる。また、ユーザは自由にチューニ
ングのパターンを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態の電子ギターのブロック構成図
【図2】電子ギターの外観などの概要図
【図3】パターンテーブルの構成を示す図
【図4】チューニングバッファの構成を示す図
【図5】チューニングテーブルの内容例を示す図
【図6】チューニングの設定を行なうときの処理手順を
示すフローチャート図
【図7】演奏操作時の処理手順を示すフローチャート図
【符号の説明】
101…中央処理装置(CPU)、102…撥弦セン
サ、103…フレットスイッチ、104…チューニング
セットスイッチ、105…チューニングパターンセレク
トスイッチ、106…記憶装置、107…音源、201
…擬似弦。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の音高操作子と、 演奏操作するための擬似弦操作子と、 前記音高操作子を操作しないで前記擬似弦操作子を演奏
    操作したときには、操作された擬似弦操作子に設定され
    ている弦開放時音高での発音命令を出力し、前記音高操
    作子を操作しながら前記擬似弦操作子を演奏操作したと
    きには、操作された擬似弦操作子に設定されている弦開
    放時音高を基準として操作された音高操作子に応じて決
    定される音高での発音命令を出力する手段とを備えた電
    子弦楽器であって、 前記擬似弦操作子の弦開放時音高を設定するために使用
    する設定操作子と、 前記音高操作子を操作しながら前記決定操作子を操作し
    たとき、その操作された音高操作子にあらかじめ割り当
    てられている音高を、前記擬似弦操作子の弦開放時音高
    として設定する手段とを備えたことを特徴とする電子弦
    楽器。
  2. 【請求項2】請求項1に記載の電子弦楽器において、 前記音高操作子にあらかじめ割り当てられている弦開放
    時音高設定用の音高は、絶対的な音高、または、現在の
    弦開放時音高からの相対的な音高の何れかであることを
    特徴とする電子弦楽器。
  3. 【請求項3】複数の音高操作子と、 演奏操作するための擬似弦操作子と、 前記音高操作子を操作しないで前記擬似弦操作子を演奏
    操作したときには、操作された擬似弦操作子に設定され
    ている弦開放時音高での発音命令を出力し、前記音高操
    作子を操作しながら前記擬似弦操作子を演奏操作したと
    きには、操作された擬似弦操作子に設定されている弦開
    放時音高を基準として操作された音高操作子に応じて決
    定される音高での発音命令を出力する手段とを備えた電
    子弦楽器のチューニング設定方法であって、 前記擬似弦操作子の弦開放時音高を設定するために使用
    する設定操作子を設け、 前記音高操作子を操作しながら所定の決定操作子を操作
    したとき、その操作された音高操作子にあらかじめ割り
    当てられている音高を、前記擬似弦操作子の弦開放時音
    高として設定することを特徴とする電子弦楽器のチュー
    ニング設定方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN109215622A (zh) * 2018-11-14 2019-01-15 中山市加力加电器科技有限公司 一种二胡开音器及其固定装置、开音方法

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