JP2003262283A - 空気制御弁 - Google Patents

空気制御弁

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JP2003262283A
JP2003262283A JP2002064073A JP2002064073A JP2003262283A JP 2003262283 A JP2003262283 A JP 2003262283A JP 2002064073 A JP2002064073 A JP 2002064073A JP 2002064073 A JP2002064073 A JP 2002064073A JP 2003262283 A JP2003262283 A JP 2003262283A
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valve
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air
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JP2002064073A
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Akira Furukawa
晃 古川
Doshi Imai
動志 今井
Yuichiro Miura
雄一郎 三浦
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Abstract

(57)【要約】 【課題】グリスや異物等の飛散を防止することによっ
て、異物咬み込みによるバルブロックを防止する空気制
御弁を提供すること。 【解決手段】空気制御弁1は、ケース体10と、リード
逃げ室11、コイル室12、マグネット室14、ホルダ
室20とを備えて構成する。コイル室12にステップモ
ータ17を配置して、ステップモータ17の駆動により
ロータ16を回転させて、弁軸18を軸方向に移動可能
に構成する。弁軸18の一端には、弁体21を装着し、
弁体21が弁座7に対して接近・離隔することによって
バイパス通路5b内に流入する空気量を調整する。一
方、ケース体11には、中間壁10a、10b、10c
にそれぞれ連通孔23、24、25を設けることによっ
て圧力差の発生によってバルブ室4から流入する空気
を、ホルダ室20、コイル室12、リード逃げ室11、
マグネット室14に流通可能とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、モータの駆動で弁
軸を軸方向に移動して弁体を弁座から接近・離隔するこ
とによって空気の通気量を制御する空気制御弁に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、スロットルボディに向か
って、制御された空気量を送給する空気制御弁は、ステ
ップモータを備え、ステップモータの駆動により弁軸を
移動することによって弁体の位置を調整するように構成
していた。
【0003】つまり、上記の空気制御弁31は、図4に
示すように、スロットルボディ3内に配置された弁座7
に向かって進退可能に配置する弁体32と弁体32から
弁座7の反対側に延設する弁軸33とを備えている。弁
体32は、スロットルボディ3のバルブ室4と通じるホ
ルダ室34内に配置され、弁軸33はホルダ室34から
ステップモータ36を構成するコイル室35内に延設さ
れている。ホルダ室34とコイル室35とはケース体4
0で囲まれるとともに、お互いに壁体41で遮られてい
る。ステップモータ36は、弁軸33に螺合するロータ
37とロータ37の周りに装着するマグネット38と、
マグネット38の周りを囲うコイル39とを備えて構成
されている。
【0004】そして、ステップモータ36を駆動する
と、つまりコイル39を通電することによってマグネッ
ト38とロータ37との間に磁気回路が形成され、それ
によってロータ37が回転される。ロータ37と弁軸3
3とは、ねじで結合していることから、ロータ37の回
転により弁軸33が左右方向に移動して弁体32を、弁
座7に対して接近・離隔する方向に移動させることとな
る。コイル39に流れる電流を制御することによって、
ロータ37の回転を制御することができ、それによって
弁体32の位置を制御することができる。従って弁体3
2が弁座7から離れる位置によってスロットル弁8の上
流側からバルブ室4内に流れる空気量を調整することが
できる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記に記載さ
れた空気制御弁31は、ホルダ室34とコイル室35と
は、壁体41で遮蔽されていることから、スロットル弁
8の上流通路5a及び下流通路5c相当部で圧力急変が
生じると、上流通路5aないし下流通路5cと、コイル
室35及びリード逃げ室42との間で圧力差が生じ、バ
ルブ室4を通ってホルダ室34に入りこんだ空気は、空
気制御弁内31の弁軸33の周りの隙間からコイル室3
5内に入り込むことになる。
【0006】一方、弁軸33とロータ37とは、ねじの
回転をスムーズにするためにグリスやオイルが塗布され
ている。圧力の急変で弁軸33の周りを通ってきた空気
は、グリス又はオイルを飛散させることとなってグリス
やオイルの膜をはがすこととなり、ロータ37や弁軸3
3等の寿命劣化につながっていた。又、ねじの噛み合い
による摩耗粉やごみ等の異物が飛散してベアリングまた
は弁軸33のねじ部に咬み込むことによって、バルブロ
ックというトラブルを発生させる要因となっていた。
【0007】本発明は、上述の課題を解決するものであ
り、ロータや弁軸のねじ部に塗布されたグリスやオイル
を飛散することによる関係部位の寿命劣化の防止、又ね
じの噛み合いにより発生する摩耗粉やごみがねじ部やベ
アリング内に噛み込むことによって生じるバルブロック
を防止できる空気制御弁を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明に係る空気制御弁
は、上述の課題を解決するために、以下のように構成す
るものである。すなわち、請求項1記載の発明によれ
ば、空気制御弁は、ケース体内に形成されてステップモ
ータを構成するコイル室と、空気量を制御するために移
動可能な弁体を支持するホルダ室と、弁体から延設して
コイル室とホルダ室内を挿通する弁軸と、弁体における
コイル室と反対側に配置するリード逃げ室とを備えてい
る。又、コイル室とホルダ室、コイル室とリード逃げ室
にはそれぞれ連通孔が形成されている。
【0009】そして、ステップモータの駆動により、ス
テップモータ内のロータを回転させてロータに螺合する
弁軸を軸方向に移動させることによって、ホルダ室内に
配置された弁体を左右方向に移動可能に構成するととも
に、ステップモータに流す電流を制御することによっ
て、弁体の弁座からの移動量を制御することができ、こ
れによって、例えば、スロットル弁の上流側から下流側
に流れる空気量を調整することができる。
【0010】この際、ホルダ室内の圧力が急変すると、
空気通路内に圧力差が生じ、空気制御弁におけるホルダ
室内の空気は、ホルダ室とコイル室とを連通する連通孔
を通ってコイル室に入り、さらにコイル室から連通孔を
通ってリード逃げ室に流れることになるから、弁軸の周
りの隙間からコイル室内に入る空気は極めて少なくな
り、ねじ部に塗布されたグリスやオイル又はねじの噛み
合いによって発生する異物やゴミ等を飛散させにくくな
る。これによって、グリスやオイルが塗布された部位を
保護することができ、弁軸やロータ等の部品の長寿命化
を図ることができるとともに、摩耗粉等の異物を飛散さ
せることもないから、異物の咬み込み等によるバルブロ
ックを防止できる。
【0011】請求項2記載の発明によれば、コイル室内
に流入した空気は、マグネット室内にも連通孔を介して
流入することから、マグネット室内に圧力差が生じるこ
となく、マグネット室内に配置されているベアリング内
のグリスの飛散及びベアリング内への異物の咬み込み等
を防止することができる。
【0012】請求項3記載の発明によれば、空気制御弁
は、ケース体内に形成されてステップモータを構成する
コイル室と、空気量を制御するために移動可能な弁体を
支持するホルダ室と、弁体から延設して前記ホルダ室と
前記コイル室内とを挿通する弁軸とを備えている。ま
た、弁軸はホルダ室内においてシール部材でシールされ
ている。
【0013】そして、請求項1記載の発明と同様に、コ
イル室内に配置されたステップモータの駆動により、ス
テップモータ内のロータを回転させてロータに螺合する
弁軸を軸方向に移動させることによって、ホルダ室内に
配置された弁体を左右方向に移動可能に構成するととも
に、ステップモータに流す電流を制御することによっ
て、弁体の移動量を制御することができ、これによっ
て、例えば、スロットル弁の上流側から下流側に流れる
空気量を調整することができる。
【0014】この際、弁軸はシール部材でシールされて
いることから、ホルダ室からコイル室へ流れようとする
空気は、シール部材で遮蔽されてコイル室には浸入する
ことができない。従って、ねじ部材に塗布されていたグ
リスやオイルの飛散あるいはねじ部の噛み合いにより発
生する異物やゴミ等の飛散による咬み込みを発生するこ
となくロータや弁軸の長寿命化を図ることができるとと
もに、バルブロック発生の防止を図ることができる。
【0015】請求項4記載の発明によれば、請求項3記
載の空気制御弁において、コイル室には、大気と連通す
る大気連通孔を形成していることから、ステップモータ
の駆動により発生する熱を大気連通孔から逃がすことが
でき、発熱によるコイル室内の膨張を防止することがで
きる。これによって、安定した空気制御を行なうことが
できる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】第1の実施形態における空気制御弁1は、
図1に示すように、スロットル弁8の通路5の途中に配
置してスロットル弁8の上流通路5aからバイパス通路
5bを介して下流通路5cに導入する空気量を調整する
ものであり、中空状のケース体10と、ケース体10内
の一端に配置するリード逃げ室11と、リード逃げ室1
1に隣接するコイル室12と、コイル室12に中間壁1
0aを介して隣接するホルダ室20との各室を備えて構
成され、ケース体10をスロットルボディ3のバルブ室
4に装着するように配置している。
【0018】コイル室12には、電流を流すことにより
通電する筒状のコイル13を設けるとともに、コイル1
3の内部にマグネット室14を設けて円筒状のマグネッ
ト15を収納している。マグネット15の内部には、内
周面にねじリード16aを形成するロータ16がマグネ
ット15とともに回転可能に配置されている。さらに、
ロータ16は、外周面にねじリード18aを形成する弁
軸18にねじリード16aで螺合可能に配置され、ロー
タ16の回転により弁軸18を左右方向に移動可能にし
ている。なお、コイル13、マグネット15、ロータ1
6でステップモータ17を構成する。
【0019】弁軸18は一端をリード逃げ室11に挿入
可能に配置し、多端にバルブ室4内に配置する弁体21
を取り付けている。弁体21には一端が開口された筒状
の弁体ホルダ22を取り付け、ホルダ室20を囲うよう
に配置されている。ホルダ室20とコイル室13との間
に形成される中間壁10aには、ホルダ室20とコイル
室13とを連通する第1の連通孔23が形成され、コイ
ル室13とリード逃げ室11との間に形成される中間壁
10bには、コイル室13とリード逃げ室11とを連通
する第2の連通孔24が形成されている。さらに、コイ
ル室13とマグネット室14との間に形成される中間壁
10cには、コイル室13とマグネット室14を連通す
る第3の連通孔25が形成されている。この連通孔2
3、24、25を形成することによって、ホルダ室20
からコイル室13内に入り込む空気は、第1の連通孔2
3を通り、さらにコイル室13から、一方では第2の連
通孔24を通ってリード逃げ室11内に流入し、他方で
は、第3の流通孔25を通ってマグネット室14に流入
可能としている。
【0020】一方、スロットルボディ3には、空気の通
路5からバルブ室4との間に、空気制御弁1の弁体21
に対向する位置に弁座7が設けられ、スロットル弁8の
上流通路5aからバイパス通路5bを通ってスロットル
弁8の下流通路5cに導入する空気量を調整している。
【0021】バイパス通路5bから送り込まれる空気量
は、弁体21が弁座7に対して接近したり離隔したりし
てその開口量を調整することによって制御される。
【0022】なお、コイル室13内で構成されるステッ
プモータ17は、図2に示すように、コイル13に流れ
る磁束によって交互にN極・S極を周方向に形成し、コ
イル13への通電方向を交互に行なうことによって、マ
グネット15の周方向に形成するN極・S極を順次移動
させてマグネット15を回転する。マグネット15の回
転に伴ってロータ16を回転させることによって弁軸1
8を軸方向に移動することとなる。そして、コイル13
に流れる電流を制御することによって、ロータ16の回
転を制御することとなって、弁軸18及び弁体21の軸
方向への移動量を調整することができる。このステップ
モータ17は、具体的には、例えば、パーマネントマグ
ネットタイプやハイブリットタイプのものが使用され
る。
【0023】次に、上記のように構成された空気制御弁
1の作用について説明する。
【0024】空気制御弁1は、コイル13に電流を流し
て通電させることによって、マグネット15及びロータ
16を回転させる。ロータ16の回転によって、ロータ
16のねじリード16aが、螺合する弁軸18のねじリ
ード18aの周りを回転することとなり、左右方向に移
動が規制されているロータ16に対して、弁軸18が軸
方向に移動される。
【0025】弁軸18の軸方向の移動によって、弁軸1
8に連結する弁体21が、スロットルボディ3内に形成
された弁座7に対して接近・離隔して、スロットル弁8
の上流通路5a側からバルブ室4内のバイパス通路5b
に流入する空気量を調整することとなる。
【0026】この際、スロットル弁8の急開切替え時に
おいて、スロットル弁8の下流通路5c側に圧力差が生
じて、バルブ室4内に空気が流れ込むと、この空気は、
ホルダ室20からコイル室12側に向かって流れること
となる。そして、ホルダ室20から第1の連通孔23を
通ってコイル室12に流れ、さらに一部の空気はコイル
室12から第2の連通孔24を通ってリード逃げ室11
に流入し、別の空気はコイル室12から第3の連通孔2
5を通って、マグネット室14に流入することとなる。
【0027】これによって、空気制御弁1の各室内の空
気は同等の圧力となって、一部に集中して流れ込むこと
がない。つまり、弁軸18には、ロータ16とのねじ結
合によるグリスやオイルが塗布され、又、マグネット室
にはコイルに対して回動可能なマグネットがベアリング
19で支持されることから、ベアリング19にグリスが
塗布されている。従って、圧力差が発生することによっ
て、急な流れによる空気は、弁軸18の周りに入り込ん
だり、又マグネット室14内に入り込んだりしてグリス
やオイルあるいは異物を飛散させることとなるが、空気
制御弁1内に流れ込んだ空気がすべて同圧となっている
ことから、圧力差による勢いのある空気は弁軸18の周
りあるいはマグネット室14内に入り込まない。よって
グリスやオイルあるいは異物の飛散を防止することがで
きる。グリスやオイルあるいは異物の飛散がないことか
ら、ねじ部分において、異物の咬み合いによるバルブロ
ックというトラブルを生じることがない。
【0028】次に第2の形態の空気制御弁1Aを、図3
によって説明する。この形態の空気制御弁1Aは、弁軸
18の周りをシールするように構成するものであり、第
1の形態における空気制御弁1と異なる部位については
新たな符号を、又、同一部位については、同符号を付記
することにする。
【0029】空気制御弁1Aは、第1の形態と同様に、
ケース体10とリード逃げ室11と、コイル室12と、
コイル室12に中間壁10dを介して隣接するホルダ室
20との各室を備えて構成されている。コイル室12に
は、コイル13、マグネット15、ロータ16から構成
するステップモータ17が内蔵されている。
【0030】そして、コイル13の通電により、マグネ
ット15とともに回転するロータ16が、そのねじリー
ド16aで弁軸18のねじリード18aを螺合可能に構
成することによって、弁軸18を左右方向に移動可能に
構成している。
【0031】弁軸18は、一端をリード逃げ室11に挿
入し、多端に弁体21を取り付けている。弁体21には
筒状の弁体ホルダ22を取り付け、ホルダ室20を囲っ
ている。ホルダ室20とコイル室13との間に形成され
る中間壁10dは、弁軸18の周りを囲うようにホルダ
室20内に突出する突出壁10eを形成し、弁軸18の
弁体21側に形成する軸部18bを支持するシール部材
(図例ではOリング)27を内部に形成した溝10fに
係着している。このシール部材27により、圧力差の発
生でバルブ室4から流入する空気を遮断する。なお、シ
ール部材27は、Oリングでなくオイルシールやダスト
シールあるいは、その他の密閉可能なシール部材であっ
てもよい。
【0032】なお、この形態では、第1の形態による空
気制御弁1のように、ホルダ室20とコイル室12との
間の中間壁10aに形成する第1の流通孔23及びコイ
ル室12とリード逃げ室11との間の中間壁10bに形
成する第2の流通孔24、さらにコイル室12とマグネ
ット室14との間の中間壁10cに形成する第3の流通
孔25は形成されておらず、コイル室12において、大
気と連通する大気連通孔26が形成されている。
【0033】従って、この形態では、大気連通孔26
は、コイル室12内が常時大気圧となっていることか
ら、ステップモータ17の作動により発生する熱を大気
連通孔26から逃がすことができ、発熱によるコイル室
12内の膨張を防止することができる。
【0034】この第2の形態の空気制御弁1Aは、スロ
ットル通路5における下流通路5cとホルダ室20との
間に圧力差が生じてバルブ室4からホルダ室20に流入
した空気が、ホルダ室20とコイル室12の間に形成す
る中間壁10cによって遮られ、又弁軸18にはシール
部材27が装着していることから、コイル室12側に
は、圧力差により勢いのある空気は一切入らない。ただ
し、コイル室12には大気側に通じる大気連通孔26が
形成されていることから、コイル室12内は常時大気圧
となって、ステップモータ17の作動によって発生する
熱を逃がすことができ、コイル室12の膨張を防止する
ことができる。
【0035】以上により、スロットル弁8の急開切替え
における、スロットル弁8の下流通路5c側とコイル室
12との間で発生した圧力差による空気の流入は、第1
の形態の空気制御弁1、第2の形態の空気制御弁1Aに
おいても、弁軸18の周りに流入することはなく、弁軸
18の周りに付着したグリスやオイルあるいは異物等を
飛散させることがない。又、マグネット室14内に配置
されたベアリング19に付着したグリスをも飛散させな
い。これによって、飛散したグリスやオイルあるいは異
物等による咬み込みを無くしてバルブロックを生じさせ
ないことから、バイパス通路へ5の安定した空気量を調
整できる空気制御弁を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の形態における空気制御弁を示す
断面図である。
【図2】図1におけるステップモータの原理を説明する
原理説明図である。
【図3】本発明の第2の形態による空気制御弁を示す断
面図である。
【図4】従来の空気制御弁を示す断面図である。
【符号の説明】
1、1A 空気制御弁 3 スロットルボディ 5 通路 7 弁座 8 スロットル弁 10 ケース体 10a 中間壁 10b 中間壁 10c 中間壁 11 リード逃げ室 12 コイル室 13 コイル 14 マグネット室 15 マグネット 16 ロータ 16a ねじリード 17 ステップモータ 18 弁軸 18a ねじリード 19 ベアリング 20 ホルダ室 21 弁体 23 第1の連通孔 24 第2の連通孔 25 第3の連通孔 26 大気連通孔 27 シール部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 三浦 雄一郎 愛知県刈谷市昭和町1丁目1番地 株式会 社デンソー内 Fターム(参考) 3H062 AA02 AA15 BB26 BB28 CC02 DD01 HH02 HH10

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ケース体と、前記ケース体内に配置され
    て弁体を収納するホルダ室と、前記ケース体に配置され
    るとともにステップモータを内蔵するコイル室と、前記
    弁体から延設して前記ホルダ室と前記コイル室内とを挿
    通する弁軸と、前記弁軸に対して前記ホルダ室と反対側
    に配置するリード逃げ室と、を備えて構成され、前記ス
    テップモータは、前記弁軸に螺合可能なロータを有し、
    前記ロータを回動することによって前記ロータと螺合す
    る前記弁軸を前記弁体とともに軸方向に移動させて空気
    の通気量を制御する空気制御弁であって、 前記コイル室は、一方で前記ホルダ室に前記ケース体内
    に形成した連通孔で連通され、他方で前記リード逃げ室
    に前記ケース体内に形成した連通孔で連通されているこ
    とを特徴とする空気制御弁。
  2. 【請求項2】 前記コイル室は、前記コイル室内に配置
    するとともに前記ロータを内嵌するマグネットを備える
    マグネット室と、連通孔を介して連通されることを特徴
    とする請求項1記載の空気制御弁。
  3. 【請求項3】 ケース体と、前記ケース体内に配置され
    て弁体を収納するホルダ室と、前記ケース体に配置され
    るとともにステップモータを内蔵するコイル室と、前記
    弁体から延設して前記ホルダ室と前記コイル室内とを挿
    通する弁軸と、を備えて構成され、前記ステップモータ
    は、前記弁軸に螺合可能なロータとを有し、前記ロータ
    を回動することによって前記ロータと螺合する前記弁軸
    を前記弁体とともに軸方向に移動させて空気の通気量を
    制御する空気制御弁であって、前記弁軸は、前記コイル
    室から前記ホルダ室内に突出する部位において、シール
    部材でシールされていることを特徴とする空気制御弁。
  4. 【請求項4】 前記コイル室には、大気と連通する大気
    連通孔が形成されていることを特徴とする請求項3記載
    の空気制御弁。
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