JP2003261936A - 空孔充填方法 - Google Patents

空孔充填方法

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JP2003261936A
JP2003261936A JP2002065489A JP2002065489A JP2003261936A JP 2003261936 A JP2003261936 A JP 2003261936A JP 2002065489 A JP2002065489 A JP 2002065489A JP 2002065489 A JP2002065489 A JP 2002065489A JP 2003261936 A JP2003261936 A JP 2003261936A
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filling
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JP2002065489A
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Hiroyuki Mogi
裕之 茂木
Osamu Kinoshita
治 木下
Yoshi Shimano
好 島野
Shinichiro Yamamoto
真一郎 山本
Masaki Sato
雅規 佐藤
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DORO HOZEN GIJUTSU CT
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DORO HOZEN GIJUTSU CENTER
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SERA CIRCLE KK
Geo Search Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 地下又は構築物に存在する空孔を効率よく充
填することができる空孔充填方法を提供すること。 【解決手段】 地下又は構築物に存在する空孔100に
スラリー500を充填する空孔充填方法において、空孔
の壁面には、スラリーの漏出を防止するシール手段40
0を設ける。シール手段は、空孔の壁面に高分子材料を
塗布して設けるか、または空孔の壁面に高分子材料から
なる薄膜部材を配置して設ける。薄膜部材は、膨張可能
な袋体が好適である。または、以上において、スラリー
の代わりに合成樹脂ビーズを充填する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、地下又は構築物に
存在する空孔を充填する空孔充填方法に関する。
【0002】
【従来の技術】土木工事、建築工事において、地下や構
築物に不要な空孔があるときは、その空孔にコンクリー
トやセメントペースト等の充填材を充填する場合が多
い。
【0003】例えば、路面の下部に発生した地下空洞を
充填する方法としては、特開2000−120098等
にも記載されているように、路面から地下空洞に達する
小孔を穿孔し、その小孔から充填材を注入する方法が知
られている。このような構成は、地下空洞全体に応じて
路面部分を大きく開削する場合と比較すると、工事費用
が廉価となる利点を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述したよ
うな地下空洞は、水道管や下水管の破損部や雨水等の影
響により、流水で土砂が流されて発生する場合が顕著で
ある。故に、地下空洞の壁面には、流水によって形成さ
れた小さな通路が連通している場合が考えられ、地下空
洞に直接充填材を充填すると、その通路から充填材が徐
々に漏出して失われてしまう虞がある。
【0005】しかして、空孔を充填する方法について
は、このような充填材の漏出を未然に防ぐ構成が求めら
れている。
【0006】本発明は、かかる事情に鑑みてなされたも
のであり、地下又は構築物に存在する空孔を効率よく充
填することができる空孔充填方法を提供することを目的
としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本願第1請求項に記載し
た発明は、地下又は構築物に存在する空孔にスラリーを
充填する空孔充填方法において、前記空孔の壁面には、
前記スラリーの漏出を防止するシール手段を設ける構成
の空孔充填方法であり、このような構成によると、スラ
リーの漏出が防止され、空孔が効率よく充填される。す
なわち、空孔にスラリーを充填する際、その空孔に小さ
な通路が連通していると、スラリーが空孔から漏出して
しまうという不都合があるところ、本発明によれば、空
孔の壁面にシール手段を設けるので、そのような不都合
が満足に回避される。
【0008】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記シール手段は、前記空孔の壁面に高分
子材料を塗布してなる構成の空孔充填方法であり、この
ような構成によると、シール手段が効率よく設けられ
る。すなわち、空孔の壁面に高分子材料を塗布してなる
シール手段によれば、これを容易に設けるとともに、ス
ラリーの漏出を確実に防止することが可能である。
【0009】本願第3請求項に記載した発明は、請求項
2において、前記空孔の壁面には、速硬化性の高分子材
料をスプレーにて塗布する構成の空孔充填方法であり、
このような構成によると、シール手段を設ける作業が一
層合理化される。
【0010】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記シール手段は、前記空孔の壁面に高分
子材料からなる薄膜部材を配置してなる構成の空孔充填
方法であり、このような構成によると、シール手段が効
率よく設けられる。すなわち、空孔の壁面に高分子材料
からなる薄膜部材を配置してなるシール手段によれば、
これを容易に設けるとともに、スラリーの漏出を確実に
防止することが可能である。
【0011】本願第5請求項に記載した発明は、請求項
4において、前記薄膜部材は、膨張可能な袋体である構
成の空孔充填方法であり、このような構成によると、シ
ール手段を設ける作業が一層合理化される。
【0012】本願第6請求項に記載した発明は、請求項
1乃至5のいずれかにおいて、前記空孔の壁面には、粒
状物を配置した後に前記シール手段を設ける構成の空孔
充填方法であり、このような構成によると、シール手段
が確実に設けられる。すなわち、複雑に入り組んだ窪み
や、石や配管等の障害物や、水溜り等が存在する空孔に
ついては、シール手段を設けるのが困難となる場合があ
るが、本発明によれば、孔部の壁面に粒状物を詰めたり
敷いたりすることにより、そのような事態にも適宜対処
することが可能である。
【0013】本願第7請求項に記載した発明は、請求項
1乃至6のいずれかにおいて、前記スラリーは、発泡性
材料である構成の空孔充填方法であり、このような構成
によると、スラリーの濃度及び強度を好適に設定するこ
とが可能であり、空孔が一層効率よく充填される。すな
わち、スラリーの濃度が不要に高いと、非経済的である
うえに、スラリーの荷重でシール手段の破損を招く虞が
あるが、本発明によると、スラリーの軽量化がなされ、
そのような不都合が回避される。また、将来的には、ス
ラリーの充填個所を掘削する場合も考えられる。ここ
で、スラリーが発泡性材料であれば、これを比較的簡単
に破砕することが可能であり、掘削作業の容易化も達成
される。
【0014】本願第8請求項に記載した発明は、地下又
は構築物に存在する空孔に合成樹脂ビーズを充填する空
孔充填方法であって、前記空孔の壁面には、前記合成樹
脂ビーズの漏出を防止するシール手段を設ける構成の空
孔充填方法であり、このような構成によると、空孔が簡
便かつ効率よく充填される。すなわち、合成樹脂ビーズ
を充填材としたので、コンクリートと比較して機械編成
等、工事の規模が小さくて済み、機動性が高い。また、
将来的に当該充填箇所を掘削する場合には、合成樹脂ビ
ーズを回収してリサイクルすることが可能である。さら
に、空孔に小さな通路が連通していると、合成樹脂ビー
ズが空孔から漏出してしまうという不都合があるとこ
ろ、本発明によれば、空孔の壁面にシール手段を設ける
ので、そのような不都合が満足に回避される。
【0015】なお、本明細書において「合成樹脂ビー
ズ」とは、合成樹脂の小球体を意味するものである。
【0016】本願第9請求項に記載した発明は、請求項
8において、前記シール手段は、前記空孔の壁面に膨張
可能な袋体を配置してなる構成の空孔充填方法であり、
このような構成によると、シール手段が効率よく設けら
れる。しかも、将来的に当該充填箇所を掘削する場合に
は、袋体ごと合成樹脂ビーズを回収することができる。
【0017】本願第10請求項に記載した発明は、請求
項8又は9において、前記合成樹脂ビーズは、発泡スチ
ロールビーズである構成の空孔充填方法であり、このよ
うな構成によると、空孔が一層効率よく充填される。す
なわち、発泡スチロールビーズは軽量なので作業性が向
上し、安価なので低コスト化も達成される。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の具体例を図面に
基づいて詳細に説明する。
【0019】図1乃至図8は、本例の空孔充填方法を示
す説明図である。本例は、地下に存在する空孔100に
凝結性スラリー500を充填する空孔充填方法であり、
空孔100の壁面には、スラリー500の漏出を防止す
るシール手段400を設ける構成となっている。
【0020】これらの図に示す空孔100は、地下に埋
設された水道管300の破損部301の影響により、舗
装された路面200の下部に発生した地下空洞とする。
【0021】こうした空孔100の探索は、車両に搭載
した地中レーダや、手押し式の地中レーダを用いて行
う。そして、空孔100を発見すると、路面200から
空孔100に達する小孔101を穿孔する(図1参
照)。また、小孔101からは、カメラを挿入して空孔
100の内部を観察する。
【0022】このような調査の後、空孔100の壁面に
は、シール手段400を設ける。本例のシール手段40
0は、空孔100の壁面に速硬化性の高分子材料410
をスプレーにて塗布してなるものである。
【0023】本例の高分子材料410は、ポリウレタン
吹き付け材、又はポリウレタンを含む液状混合物であ
る。
【0024】空孔100の壁面に対する高分子材料41
0のスプレーは、小孔101からスプレー装置のノズル
を挿入し、そのノズルを空孔100の周方向に回転しつ
つ行う。ノズルとしては、その挿入方向に向かって噴霧
がなされる第1ノズル411(図2参照)と、その挿入
方向とは異なる方向に向かって噴霧がなされる第2ノズ
ル412(図3参照)とを採用している。つまり、向き
が異なる複数のノズルをそれぞれ用いることにより、高
分子材料410の広範囲に亘るスプレーを可能としてい
る。
【0025】また、シール手段400の厚さは、スプレ
ー量の増減で調整することができる。ここで、カメラに
よる内部の観察結果を参照し、所要の部位を重点的にス
プレーすることも可能である。
【0026】シール手段400は、このようなスプレー
方法により、空孔100の底面から側面にかけて形成さ
れる(図4参照)。
【0027】そして、シール手段400を設けた後、小
孔101にはロート管502を差込み、空孔100には
ロート管502を利用してスラリー500を注入する。
スラリー500は、車上プラントからホース501を介
してロート管502に供給される(図5参照)。
【0028】本例のスラリー500は、発泡性材料であ
り、具体的には、ガスを発生する添加剤が加えられた発
泡コンクリートである。この他に、あらかじめ作った泡
を混入した気泡コンクリートでもよい。また、軽量化等
の必要がない場合は、通常のコンクリートを用いてもよ
い。また、スラリー500としては、短時間で凝結する
とともに、長期間に亘り安定した強度を得られるものが
望ましい。
【0029】こうして、地下空洞たる空孔100は、ス
ラリー500にて充填される(図6参照)。小孔101
は、空孔100を充填した後に閉鎖する。
【0030】シール手段400によると、凝結前のスラ
リー500が空孔100から漏出するのを防止すること
ができる。特に、スラリー500が破損部301から水
道管300の内部に侵入する心配はない。
【0031】以上説明したように、本例は、空孔を効率
よく充填することができる空孔充填方法であり、路面の
下部に存在する地下空洞の充填について、極めて好適に
利用することができる。
【0032】また、本例では、地下空洞を充填する場合
について説明したが、シール手段を設ける本例の構成
は、例えば河川敷や堤防等の構築物に発生した空孔を充
填する場合にも応用することができる。
【0033】更に、シール手段400は、本例では高分
子材料にて構成したが、或いは、無機材料にて構成する
ことも可能である。
【0034】次に、本発明の第2具体例を図7に基づい
て説明する。
【0035】本例の場合、空孔100の壁面には、粒状
物600を配置した後にシール手段400を設けている
(図7参照)。
【0036】粒状物600は、空孔100から流失しな
い適度の大きさを有する粒であり、小孔101から空孔
100の内部にもたらされる。
【0037】本例の場合、粒状物600としては、砂、
砕石、粉末ゴム、プラスチックペレットのいずれかを採
用している。とりわけ、古タイヤ、ゴルフボール、ペッ
トボトル等の廃品を細かく砕いて利用することも可能で
ある。
【0038】つまり、孔部100の内部に窪み、障害
物、水溜り等が存在し、シール手段を設けるのが困難と
なる場合は、空孔100の壁面に粒状物600を配置し
て、それらを解消する。
【0039】尚、その他の構成は、前述した具体例と同
様であり、共通する個所には同一の符号を付すととも
に、説明は省略する。
【0040】このように、粒状物600を配置した後に
シール手段400を設ければ、シール手段400をより
確実に設けることができる。
【0041】次に、本発明の第3具体例を図8乃至図1
0に基づいて説明する。
【0042】本例のシール手段400は、空孔100の
壁面に高分子材料からなる薄膜部材を配置してなるもの
である。
【0043】薄膜部材は、膨張可能な袋体420であ
り、その素材は、本例ではイソシアネート化合物、水、
ポリオールを混合してなる硬質ポリウレタンフォームで
ある。
【0044】袋体420は、ロート管502の先端部に
装着し(図8参照)、スラリー500は、袋体420の
内部に注入する。スラリー500を注入すると、袋体4
20は膨張し(図9参照)、空孔100の壁面に密着す
る(図10参照)。スラリー500の漏出は、袋体42
0によって防止される。
【0045】尚、その他の構成は、前述した具体例と同
様であるので、共通する個所には同一の符号を付すとと
もに、説明は省略する。
【0046】このように、シール手段400は、空孔1
00の壁面に高分子材料からなる薄膜部材を配置して構
成することもできる。
【0047】次に、本発明の第4具体例を図11乃至図
13に基づいて説明する。本例は、地下に存在する空孔
100に合成樹脂ビーズ700を充填する空孔充填方法
であり、空孔100の壁面には、合成樹脂ビーズ700
の漏出を防止するシール手段400を設ける構成となっ
ている。
【0048】本例の合成樹脂ビーズ700は直径3mm
〜5mmの発泡スチロールビーズである。発泡スチロー
ルはポリスチレンを発泡させたものであるが、他の合成
樹脂を発泡させたものでもよい。また、合成樹脂を発泡
させたものに限定されず、型で成形したものでもよい。
【0049】本例のシール手段400は、膨張可能な袋
体430であり、その素材は、通気性があるものが好適
で、本例ではナイロンである。袋体430は、空孔10
0の約2倍の大きさに膨張可能である。
【0050】袋体430は、ホース501の先端部に装
着し(図11参照)、合成樹脂ビーズ700は、コンプ
レッサ(図示省略)からの圧縮空気により袋体430の
内部に圧入する。発泡樹脂ビーズ700を圧入すると、
袋体430は膨張し(図12参照)、空孔100の壁面
に密着する(図13参照)。発泡樹脂ビーズ700の漏
出は、袋体430によって防止される。
【0051】本例は、将来的に(半年以内に)当該充填
箇所を掘削して本格的に補修するまでの仮設物として好
適である。掘削する場合には、発泡樹脂ビーズ700を
小孔101から吸引して回収するか、あるいは袋体43
0ごと回収し、リサイクルする。充填材がコンクリート
の場合と比較して、廃棄物が出ないので環境問題の解決
にもつながる。
【0052】尚、その他の構成は、前述した具体例と同
様であるので、共通する個所には同一の符号を付すとと
もに、説明は省略する。
【0053】本例では、シール手段400は袋体430
としたが、前述した具体例のように、空孔100の壁面
に速硬化性の高分子材料をスプレーにて塗布してもよ
い。
【0054】
【発明の効果】本願第1請求項に記載した発明は、地下
又は構築物に存在する空孔にスラリーを充填する空孔充
填方法において、前記空孔の壁面には、前記スラリーの
漏出を防止するシール手段を設ける構成の空孔充填方法
であり、このような構成によると、空孔を効率よく充填
することができる。
【0055】本願第2請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記シール手段は、前記空孔の壁面に高分
子材料を塗布してなる構成の空孔充填方法であり、この
ような構成によると、シール手段を効率よく設けること
ができる。
【0056】本願第3請求項に記載した発明は、請求項
2において、前記空孔の壁面には、速硬化性の高分子材
料をスプレーにて塗布する構成の空孔充填方法であり、
このような構成によると、シール手段を設ける作業を一
層合理化することができる。
【0057】本願第4請求項に記載した発明は、請求項
1において、前記シール手段は、前記空孔の壁面に高分
子材料からなる薄膜部材を配置してなる構成の空孔充填
方法であり、このような構成によると、シール手段を効
率よく設けることができる。
【0058】本願第5請求項に記載した発明は、請求項
4において、前記薄膜部材は、膨張可能な袋体である構
成の空孔充填方法であり、このような構成によると、シ
ール手段を設ける作業を一層合理化することができる。
【0059】本願第6請求項に記載した発明は、請求項
1乃至5のいずれかにおいて、前記空孔の壁面には、粒
状物を配置した後に前記シール手段を設ける構成の空孔
充填方法であり、このような構成によると、シール手段
を確実に設けることができる。
【0060】本願第7請求項に記載した発明は、請求項
1乃至6のいずれかにおいて、前記スラリーは、発泡性
材料である構成の空孔充填方法であり、このような構成
によると、空孔を一層効率よく充填することができる。
【0061】本願第8請求項に記載した発明は、地下又
は構築物に存在する空孔に合成樹脂ビーズを充填する空
孔充填方法であって、前記空孔の壁面には、前記合成樹
脂ビーズの漏出を防止するシール手段を設ける構成の空
孔充填方法であり、このような構成によると、空孔が簡
便かつ効率よく充填される。
【0062】本願第9請求項に記載した発明は、請求項
8において、前記シール手段は、前記空孔の壁面に膨張
可能な袋体を配置してなる構成の空孔充填方法であり、
このような構成によると、シール手段が効率よく設けら
れる。
【0063】本願第10請求項に記載した発明は、請求
項8又は9において、前記合成樹脂ビーズは、発泡スチ
ロールビーズである構成の空孔充填方法であり、このよ
うな構成によると、空孔が一層効率よく充填される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図2】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図3】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図4】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図5】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図6】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図7】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図8】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図9】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を示
す説明図である。
【図10】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を
示す説明図である。
【図11】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を
示す説明図である。
【図12】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を
示す説明図である。
【図13】 本願発明の具体例に係り、空孔充填方法を
示す説明図である。
【符号の説明】
100 空孔 101 小孔 200 路面 300 水道管 301 破損部 400 シール手段 410 速硬化の高分子材料 411 第1ノズル 412 第2ノズル 420 袋体 430 袋体 500 スラリー 501 ホース 502 ロート管 600 粒状物 700 合成樹脂ビーズ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 茂木 裕之 東京都文京区本郷2−29−8太田ビル3F セラ・サークル株式会社内 (72)発明者 木下 治 東京都文京区本郷2−29−8太田ビル3F セラ・サークル株式会社内 (72)発明者 島野 好 東京都大田区西蒲田8−15−12 ジオ・サ ーチ株式会社内 (72)発明者 山本 真一郎 東京都大田区西蒲田8−15−12 ジオ・サ ーチ株式会社内 (72)発明者 佐藤 雅規 東京都大田区西蒲田8−15−12 ジオ・サ ーチ株式会社内 Fターム(参考) 2D018 AA04 2D040 AA06 AB18 BA02 BB01 CA10 CB03 DB01 DC01 GA01 2E176 AA01 BB15

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 地下又は構築物に存在する空孔にスラリ
    ーを充填する空孔充填方法において、 前記空孔の壁面には、前記スラリーの漏出を防止するシ
    ール手段を設けることを特徴とする空孔充填方法。
  2. 【請求項2】 前記シール手段は、前記空孔の壁面に高
    分子材料を塗布してなることを特徴とする請求項1記載
    の空孔充填方法。
  3. 【請求項3】 前記空孔の壁面には、速硬化性の高分子
    材料をスプレーにて塗布することを特徴とする請求項2
    記載の空孔充填方法。
  4. 【請求項4】 前記シール手段は、前記空孔の壁面に高
    分子材料からなる薄膜部材を配置してなることを特徴と
    する請求項1記載の空孔充填方法。
  5. 【請求項5】 前記薄膜部材は、膨張可能な袋体である
    ことを特徴とする請求項4記載の空孔充填方法。
  6. 【請求項6】 前記空孔の壁面には、粒状物を配置した
    後に前記シール手段を設けることを特徴とする請求項1
    乃至5のいずれか記載の空孔充填方法。
  7. 【請求項7】 前記スラリーは、発泡性材料であること
    を特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の空孔充填
    方法。
  8. 【請求項8】 地下又は構築物に存在する空孔に合成樹
    脂ビーズを充填する空孔充填方法であって、 前記空孔の壁面には、前記合成樹脂ビーズの漏出を防止
    するシール手段を設けることを特徴とする空孔充填方
    法。
  9. 【請求項9】 前記シール手段は、前記空孔の壁面に膨
    張可能な袋体を配置してなることを特徴とする請求項8
    記載の空孔充填方法。
  10. 【請求項10】 前記合成樹脂ビーズは、発泡スチロー
    ルビーズであることを特徴とする請求項8又は9記載の
    空孔充填方法。
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