JP2003260025A5 - - Google Patents

Claims (9)

1. 生体内を照明する照明手段と、該照明手段によって照明された部位を撮像する撮像手段と、該撮像手段前方の対物光学系と、該対物光学系前方の透明カバーとを密閉カプセルに内蔵したカプセル型内視鏡において、
   前記照明手段を前記対物光学系の周辺に複数配置すると共に、該複数の照明手段の照明光が重なり合う位置を該対物光学系の被写界深度の近点よりも手前の空間で交わるように設定したことを特徴とするカプセル型内視鏡。
2. 生体内を照明する照明手段と、該照明手段によって照明された部位を撮像する撮像手段と、該撮像手段前方の対物光学系と、該対物光学系前方の透明カバーとを密閉カプセルに内蔵したカプセル内視鏡において、
   前記照明手段を前記対物光学系の周辺に複数配置すると共に、該複数の照明手段の照明光が重なり合う位置を該透明カバー外面より対物光学系側に入るように設定したことを特徴とするカプセル型内視鏡。
3. 前記複数の照明手段は、発光面に拡散作用を持たせる手段を付加して配光特性を改善した発光素子であることを特徴とする請求項１又は２記載のカプセル型内視鏡。
4. 前記複数の照明手段である発光素子の照明光が重なり合う位置を、該発光素子から出射する光線の配光中心強度を１としたときに、前記配光中心強度に対する強度比が約０．１となる配光角の光線が重なり合う位置としたことを特徴とする請求項３記載のカプセル型内視鏡。
5. 前記配光中心強度に対する強度比が約０．１となる配光角を約１２０°に設定したことを特徴とする請求項４に記載のカプセル型内視鏡。
6. 前記複数の照明手段である発光素子の照明光が重なり合う位置を、前記発光素子から出射する光線の配光中心強度を１としたときに、前記配光中心強度に対する強度比が約０．５となる配光角の光線が重なり合う位置としたことを特徴とする請求項１又は２に記載のカプセル型内視鏡。
7. 前記配光中心強度に対する強度比が約０．５となる配光角ηを約５０°に設定したことを特徴とする請求項６に記載のカプセル型内視鏡。
8. 発光素子は、白色ＬＥＤであり、前記白色ＬＥＤの色補正フィルタを、前記撮像手段前面、前記対物光学系内、前記透明カバー内面、前記白色ＬＥＤ前面の内の少なくとも１ヶ所に具備させたことを特徴とする請求項１，２，３，４，５，６，７のいずれか一つに記載のカプセル型内視鏡。
9. 基板に固定した撮像手段と、前記撮像手段前方の対物光学系とを密閉カプセルに内蔵するカプセル型内視鏡において、
   前記撮像手段前面を少なくともカバーする透明カバー部材を前記基板、または撮像手段前面に固定した後に、透明カバー部材より視野前方位置で光学ピント出し調整を行う構成としたことを特徴とするカプセル型内視鏡。