JP2003259187A - カメラのユーザインターフェイスアセンブリ - Google Patents

カメラのユーザインターフェイスアセンブリ

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JP2003259187A
JP2003259187A JP2003027497A JP2003027497A JP2003259187A JP 2003259187 A JP2003259187 A JP 2003259187A JP 2003027497 A JP2003027497 A JP 2003027497A JP 2003027497 A JP2003027497 A JP 2003027497A JP 2003259187 A JP2003259187 A JP 2003259187A
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    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/60—Control of cameras or camera modules
    • H04N23/62—Control of parameters via user interfaces
    • H—ELECTRICITY
    • H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
    • H04N23/00—Cameras or camera modules comprising electronic image sensors; Control thereof
    • H04N23/70—Circuitry for compensating brightness variation in the scene
    • H04N23/73—Circuitry for compensating brightness variation in the scene by influencing the exposure time

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビデオをキャプチャしながらフレームレート
を調整する。 【解決手段】 カメラ１００が第１のレートＣ１で画像
データをキャプチャする第１の動作状態とカメラ１００
が画像データを第１のレートＣ１とは異なる第２のレー
トＣ２でキャプチャする第２のユーザ選択可能な動作状
態とを少なくとも有するビデオキャプチャセレクタ１２
８を含んでおり、セレクタ１２８が、連続した画像デー
タのキャプチャ中に前記第１の状態と前記第２の状態と
の間で切り換え可能なものである、カメラ１００のユー
ザインターフェイスアセンブリとこれを用いたカメラの
動作方法とを提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、カメラに関し、特
に、連続した画像データのキャプチャ（または取り込
み）中にフレームレートを切り換え可能であるカメラの
ユーザインターフェイスに関する。
【０００２】
【従来の技術】デジタルビデオカメラは、シーンのある
期間を表すデジタル画像データを生成する装置である。
本明細書で用いられるように、「デジタルビデオカメ
ラ」は、このような画像データを生成するすべてのカメ
ラを指す。本明細書で用いられる「ビデオ」は、一般
に、一連のフレームおよびそれに関連するタイミング情
報を指す。ビデオの用語は、ビデオ表示すなわちストリ
ームフレームの表示と、ビデオデータすなわちビデオ表
示を生成するために格納または使用され得るデジタル情
報とを指す。本明細書で用いられる「フレーム」の用語
は、迅速に連続して（ストリームで）表示されると、モ
ーションの錯覚をシーン内で引き起こす画像のシーケン
ス内の単一の完全な静止画像を指す。「フレーム」は、
単一の静止画像を表すデジタル情報を指すためにも用い
られる。ビデオ内のフレームは、ｆｐｓ分の１に等しい
短い期間に関連する。「ｆｐｓ」の用語は、１秒当たり
のフレーム数に対する省略語であり、本明細書で用いら
れるように、「ｆｐｓ」は、ビデオの再生速度および／
またはビデオの記録速度を指す。
【０００３】３０ｆｐｓのフレームレートは、当該技術
分野では、「ビデオのリアルタイム速度」とよく呼ばれ
る。なぜなら、ビデオが人間の目に「スムーズ」に見え
る十分に高いｆｐｓを有するためである。ヨーロッパで
採用されている全国テレビジョン標準委員会（Nation T
elevision Standards Committee）によって確立された
位相交番ライン（Phase Alternating Line：以下、「Ｐ
ＡＬ」とよぶ）規格では、「フルモーションレート」は
２５ｆｐｓと定義され、各フレームは５７６本の水平線
と７６８個の画素とを含む（すなわち、１秒間のビデオ
には２５フレームがあり、各フレームは、１／２５秒の
ビデオを表すことになる）。米国および日本で採用され
ている全国テレビ標準委員会（National Television St
andard Committee：ＮＴＳＣ）規格では、「フルモーシ
ョンレート」は２９．９７ｆｐｓと定義され、各フレー
ムは４８０本の水平線と６４０個の画素とを含む。２４
ｆｐｓのレートは、一般に、動画に受け入れられると考
えられている。１２〜１５ｆｐｓのより遅いレートで
は、動く物体がシーン内にある場合には、ビデオは人間
の目には「チラつく（choppy）」ように見える。
【０００４】デジタルビデオカメラによって生成される
ビデオを、メモリデバイスに送信して格納するか、また
はシーンの連続画像の複製ビデオを生成するビデオモニ
タやテレビ等の出力デバイスに送信することができる。
【０００５】デジタルビデオカメラは、光学要素と、少
なくとも１つの二次元光検出器アレイと、データ格納デ
バイスと、コントローラと、ディスプレイとを通常は有
しており、これらはすべて、一般に、カメラハウジング
に取り付けられている。デジタルビデオカメラの例とし
ては、限定はされないが、引用することにより本明細書
の一部をなすものとする以下の特許出願「VIDEO CAMERA
APPARATUS OF DIGITAL RECORDING TYPE」と題する２０
００年８月１日付けで出願されたKomatsu他の米国特許
第６，０９７，８７９号公報（特許文献１）と、「DIGI
TAL VIDEO CAMERA」と題する１９９４年８月３０日付け
で出願されたMaedaの米国特許第５，３４３，２４３号
公報（特許文献２）とに記載されているものが挙げられ
る。
【０００６】デジタルビデオカメラ光学素子は、シーン
の画像をカメラの二次元光検出器アレイに焦点を合わす
働きをする。光学素子は、通常、１つ以上のレンズおよ
び／または反射器を含む。二次元光検出器アレイは、そ
の上に撮像されたシーンの画像を表す画像データを生成
する。コントローラは、画像データを処理し、データ格
納デバイスにその画像データを転送し、データ格納デバ
イスからその画像データを転送する働きをする。コント
ローラは、画像データをディスプレイおよび／または出
力デバイスに転送する働きもする。さらに、コントロー
ラは、後にこの画像データを再生用に順番に並べ、ビデ
オを生成することができる。
【０００７】二次元光検出器アレイは、通常、近接して
行および列に配置された複数の光検出器を有する。各光
検出器は、光センサアレイ上に焦点を合わされた物体の
光学画像の小さな部分を表す画像データを生成する。複
数の光検出器によって生成される画像データの蓄積は、
シーンの画像のモザイク表現に類似した、シーンの画像
全体を表す。各光検出器は、受け取った光の強度に対応
するデータ値を出力する。コントローラは、複数の光検
出器によって生成される画像データを処理し、よくビデ
オのフレームと呼ばれる１組の完全な画像データに配列
する。連続してキャプチャされた画像データの複数の集
合が、収集、格納、および／または再生され、ビデオが
生成される。
【０００８】デジタルビデオカメラは、比較的に高いレ
ートの速度でフレームを処理する。上述したように、フ
レームは、（たとえば、３０ｆｐｓの）フレームレート
で記録および／または再生される。各フレームとそれに
関連するタイミングデータとは、別個に格納されると、
比較的に少量のメモリで済む場合がある。しかし、フレ
ームがビデオとして連続して格納されると、フレームの
シーケンスは、しばしば大量のデータを必要とする。こ
のビデオの格納は、フレームレートが（たとえば、３０
ｆｐｓ等の）比較的に高い場合に比較的に迅速に予備メ
モリを消費する場合がある。さらに、画像データのキャ
プチャと処理と格納と再生には、かなりの量の電力が必
要である。携帯用のデジタルビデオカメラは、（たとえ
ば、バッテリ等の）限定された電力格納部を有する電源
を有するため、貯蔵された電力が消耗する前に、限られ
た量のビデオのキャプチャだけが完了する場合がある。
【０００９】従来のビデオカメラは、所定のフレームレ
ートでビデオのフレームをキャプチャする。この所定の
フレームレートは、製造時に予め設定されるか、または
ワンタイムのイベントとしてユーザによって設定され
る。このフレームレートのワンタイムの設定は、ビデオ
をキャプチャする前に起こる。このようなフレームレー
トのワンタイムイベントの設定は、たとえば、（たとえ
ば、６ｆｐｓ等の）より低いｆｐｓ設定、（たとえば、
４０ｆｐｓ等の）より高いｆｐｓ設定、または約３０ｆ
ｐｓの通常の設定であり得る。より低いｆｐｓ設定は、
通常、メモリおよび予備電源を確保するために用いられ
る。（たとえば、４０ｆｐｓ等の）比較的に高いｆｐｓ
設定は、通常、アクションが発生するシーンをより良好
にキャプチャするために用いられる。
【００１０】
【特許文献１】米国特許第６，０９７，８７９号公報
【特許文献２】米国特許第５，３４３，２４３号公報
【００１１】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、ビデ
オをキャプチャしながらフレームレートを調整できるセ
レクタを有するカメラを提供することである。
【００１２】
【課題を解決するための手段】１つの実施形態では、カ
メラユーザインターフェイスアセンブリは、カメラが第
１のレートで画像データをキャプチャする第１の動作状
態と、カメラが第１のレートとは異なる第２のレートで
画像データをキャプチャする第２のユーザ選択可能な動
作状態とを少なくとも有し、連続した画像データのキャ
プチャ中に第１状態と第２の状態との間で切り換え可能
なものであるビデオキャプチャセレクタを含み得る。
【００１３】別の実施形態では、カメラを動作させる方
法は、少なくとも１つの動作パラメータの動作を変更す
ることによって、可変フレームレートトリガを作動させ
るステップと、キャプチャフレームレートを動作パラメ
ータの関数として決定するステップと、キャプチャフレ
ームレートで画像データをキャプチャするステップとを
含み得る。
【００１４】別の実施形態では、カメラを動作させる方
法は、第１のユーザ入力で可変フレームレートトリガを
作動させ、第１のユーザ入力に応答して、第１のフレー
ムレートを有する第１の複数の画像をキャプチャするス
テップと、第１のユーザ入力とは異なる第２のユーザ入
力で可変フレームレートトリガ（variable-frame-rate-
trigger）を作動させ、第２のユーザ入力に応答して、
第２のユーザ入力に依存し、第１のフレームレートとは
異なる第２のフレームレートを有する第２の複数の画像
をキャプチャするステップと、第１および第２の複数の
画像を第１のフレームレートおよび第２のフレームレー
トでそれぞれ格納するステップとを含み得る。
【００１５】別の実施形態では、物体のビデオを作成お
よび表示する方法は、光検出器アレイ上に物体を撮像す
るステップと、可変フレームレートトリガに与えられる
第１のユーザ入力に応答して、物体を表す第１の画像デ
ータセットを生成するステップと、第１の期間だけ待っ
て、第１の期間の直後に、物体を表す第２の画像データ
セットを生成するステップと、可変フレームレートトリ
ガに与えられる第１のユーザ入力とは異なる第２のユー
ザ入力に応答して、物体を表す第３の画像データセット
を生成するステップと、第１の期間とは異なる第２の期
間だけ待って、第２の期間の直後に、物体を表す第４の
画像データを生成するステップと、第１の画像データセ
ットおよび第２の画像データセットを少なくともストリ
ーミングし、第３の画像データセットおよび第４の画像
データセットをストリーミングするステップとを含み得
る。
【００１６】別の実施形態では、カメラで画像データを
キャプチャする方法は、カメラが画像データを同時にキ
ャプチャしている間に提供されるユーザ入力に基づい
て、将来の画像キャプチャのフレームレートを決定する
ステップと、所定のフレームレートでさらなる画像デー
タをキャプチャするステップと、キャプチャした画像デ
ータを格納するステップとを含み得る。
【００１７】別の実施形態では、カメラユーザインター
フェイスは、あるフレームレートでフレームをキャプチ
ャするための手段と、フレームをキャプチャしている間
にそのフレームレートを選択的に変更するための手段
と、キャプチャされたフレームを格納するための手段と
を含み得る。
【００１８】
【発明の実施の形態】図１は、ハウジング１１０を有す
るデジタルビデオカメラ１００を示す。ハウジング１１
０は、前部１１２（図２）と、後部１１４と、左側部１
１６と、右側部１１８と、頂部１２０と、底部１２２と
を有し得る。カメラ１００は、限定はされないが、たと
えば、モードボタン１２４と電源ボタン１２６とカメラ
１００とを動作させるためのズームトグルデバイス１３
０等の複数のユーザインターフェイスを設けることがで
きる。カメラ１００は、可変フレームレートトリガ１２
８も含む。本明細書で用いられる「可変フレームレート
トリガ」の用語は、連続してビデオをキャプチャしなが
らフレームレートを調整するために用いることができる
任意のセレクタデバイスを意味する。本明細書において
「ｆｐｓセレクタ」としばしば呼ばれる可変フレームレ
ートトリガ１３０は、様々なタイプのセレクタ機構を用
いることができ、限定はされないが、力検出器、圧力感
知スイッチ、速度センサ、変位センサ、閉鎖接点カウン
タ、方位位置センサ、ダイアル、電位差計等の他の回転
デバイス、スライド切り換えデバイス、または選択され
た動作に基づく選択動作によってカメラ１００のフレー
ムレートをユーザが制御できるようにする、よく知られ
たあるいは後に開発される他の任意のデバイスを含む。
さらに、可変フレームレートトリガ１２８は、ハウジン
グ頂部１２０上に示されていることに留意されたい。し
かし、カメラの他の部分（たとえば、ハウジング前部や
ハウジング左側部１１６やハウジング右側部１１８等）
に可変フレームレートトリガ１２８を設けることができ
る。
【００１９】図２を参照すると、カメラ１００は、レン
ズアセンブリ１３２と、コントローラ１３４と、光セン
サアレイ１３６とを含み得る。光センサアレイは、通
常、１つ以上の二次元アレイである。カラービデオに対
して用いられる場合には、撮像光ビームは、１つの光セ
ンサアレイ上へと焦点を合わせられるか、または多数の
ビームに分割されて複数の光センサアレイ上へと多数の
ビームの焦点を合わせられることによって、多数のカラ
ー成分データの集合を生成することができる。本明細書
で用いられる「光センサアレイ」は、単一のアレイと多
数のアレイ型との光センサアセンブリを指す。カメラ１
００は、フラッシュ１３８や電源１４０や格納媒体イン
ターフェイス１４２やディスプレイ１５０等の他の構成
要素を含み得る。光センサアレイ１３６と光が通じるよ
うにカメラハウジング前部１１２にレンズアセンブリ１
３２を取り付けることができる。レンズアセンブリ１３
２を通過する光は、光センサアレイ１３６上で物体１６
０の画像を形成する。コントローラ１３４は、上述した
当該技術分野においてよく知られた仕方で、光センサア
レイ１３６上に形成された物体の画像を表す（ビデオの
フレームとも呼ばれる）画像データを生成する。コント
ローラ１３４によって連続して生成される複数の画像
は、共にストリームにされ、本明細書で後に記載される
ようにビデオを生成する。光センサアレイ１３６と、フ
ラッシュ１３８や電源１４０や格納媒体インターフェイ
ス１４２等の他の構成要素とを、導線や回路基板等の従
来の電子インターフェイスによって、コントローラ１３
４と電子的に通じるように配置することができる。
【００２０】図３に概略的に示されるように、カメラコ
ントローラ１３４は、画像プロセッサ１７０およびｆｐ
ｓサブルーチン１７２を含み得る。ｆｐｓサブルーチン
は、画像キャプチャアルゴリズムであり得る。画像プロ
セッサ１７０およびｆｐｓサブルーチン１７２は、コン
トローラ１３４と動作可能に関連するか、またはコント
ローラ１３４内に埋め込まれた構成要素であり得る。画
像プロセッサ１７０およびｆｐｓサブルーチン１７２が
コントローラ１３４に埋め込まれる場合には、これら
は、コントローラ１３４内で動作可能に構成されるファ
ームウェアまたはソフトウェアであり得る。コントロー
ラ１３４は、ビデオ出力サブルーチン１７４をさらに含
み得る。ビデオ出力サブルーチン１７４は、ｆｐｓサブ
ルーチン１７２によって指示されるように、画像プロセ
ッサ１７０によって供給される画像データを処理するこ
とができる。ビデオ出力サブルーチン１７４による画像
データのこのような処理は、ビデオの個々のフレームが
出力デバイス（たとえば、媒体格納インターフェイス１
４２、ディスプレイ１５０、または現在当業者によく知
られたあるいは今後開発される他の出力デバイス）に送
信されるフレームレートを命令することができる。
【００２１】図３を引き続き参照すると、ビデオがキャ
プチャされている間に、ユーザによってビデオのフレー
ムレートを変更するように可変フレームレートトリガ１
２８を動作することができる。１つの実施形態では、ユ
ーザの指１８０は、異なる量の力「Ｆ」を可変フレーム
レートトリガ１２８に与え、異なるフレームレートを選
択する。このような異なるフレームレートは、ビデオキ
ャプチャ１である「Ｃ１」と、ビデオキャプチャ２であ
る「Ｃ２」と、ビデオキャプチャ３である「Ｃ３」と、
ビデオキャプチャ４である「Ｃ４」と、ビデオキャプチ
ャ５である「Ｃ５」と、ビデオキャプチャ６である「Ｃ
６」として表される。この概略的な表現では、個々のビ
デオキャプチャ（たとえば、Ｃ１、Ｃ２、Ｃ３、Ｃ
４．．．）は、等しい期間（たとえば、１秒）になる。
そのため、例示されるビデオキャプチャの期間が等しく
１秒間持続されると想定すると、キャプチャＣ１のフレ
ームレートは１１ｆｐｓであり、キャプチャＣ２のフレ
ームレートは３１ｆｐｓであり、キャプチャＣ３のフレ
ームレートは１５ｆｐｓであり、キャプチャＣ４のフレ
ームレートは７ｆｐｓであり、キャプチャＣ５のフレー
ムレートは６ｆｐｓであり、キャプチャＣ６のフレーム
レートは１７ｆｐｓである。これらの例示的なフレーム
レートは、限定はされないが、ある特定のカメラにおい
て実現されるフレームレートの例として提供される。当
業者には、（例えば、１ｆｐｓ等の）比較的に遅いフレ
ームレートまたは（たとえば、１００ｆｐｓ等の）比較
的に速いフレームレートを実施することができることが
理解される。不連続なステップ量か、または連続的に可
変な量かを選択することができる。
【００２２】図３に示されるビデオのフレームレートキ
ャプチャの概略的な表現は、可変フレームレートトリガ
１２８を介してカメラ１００を動作して、（たとえば、
ビデオキャプチャＣ２等の）より速いビデオまたは（た
とえば、ビデオキャプチャＣ５等の）より遅いビデオを
キャプチャすることができることを例示している。可変
圧力、不連続な速度に関連するカチッという可聴音、選
択された速度に比例する可変速度ビープ音、可変ピッ
チ、または異なる速度に関連する他の音声信号等のユー
ザによって選択されたレートをユーザに知らせるための
フィードバックをユーザに与えることができる。さら
に、本開示を読むことによって当業者は、カメラディス
プレイ１５０に表示される指示の形態のフィードバック
または他の感覚フィードバックをユーザに与えることが
できることを理解するであろう。
【００２３】図３に示されるように、ビデオ出力サブル
ーチン１７４によって与えられるビデオをテレビ１８２
等の出力デバイス上で再生することができる。テレビ１
８２上で再生されるビデオを一定の再生速度「Ｓ」で再
生することができる。一定の再生速度Ｓで再生される場
合には、再生フレームレートは、キャプチャフレームレ
ートの関数として変化する。図３において提供される例
示的なシナリオにおいて、キャプチャＣ１とＣ２とＣ３
とＣ４とＣ５とＣ６とが連続して再生される場合には、
ビデオは６秒間持続する。この６秒間のビデオの間に、
合計で８７フレームが再生される。最初の１秒間に１１
フレームがテレビ１８２に示される。２番目の１秒間に
３１フレームが示される。３番目の１秒間に１５フレー
ムが示される。４番目の１秒間に７フレームが示され
る。５番目の１秒間に６フレームが示される。そして、
６番目の１秒間に１７フレームが示される。この６秒間
のビデオでは、ビデオのある部分は、（たとえば、ビデ
オの２番目の１秒間は３１フレームを含むのに対して、
ビデオの５番目の１秒間は６フレームを含むように）他
の部分より多くのフレームを含む。従って、（たとえ
ば、５番目の１秒間であるキャプチャＣ５等の）ビデオ
のある部分は、（たとえば、２番目の１秒間であるキャ
プチャＣ２等の）ビデオの他の部分よりもさらに詳細を
含む。
【００２４】可変フレームレートトリガ１２８を有する
カメラ１００の１つの実施形態の例示的な特徴を記載し
たが、以下、その動作についてさらに詳細に説明する。
【００２５】図２を参照すると、まず初めに、ユーザ
は、シーンのビデオをキャプチャすることを望む場合が
ある。この例示的なシナリオでは、シーンは、（たとえ
ば、木の巣から飛び立つ鳥などの）移動する少なくとも
１つの物体を有する絵のような山のシーン１６０であ
る。ユーザは、電源ボタン１２６を押し下げてカメラ１
００の「電源をオン」にすることができる。次に、ユー
ザは、モードボタン１２４を押し下げることによって、
可変フレームレートビデオキャプチャモードを呼び出す
ことができる。可変フレームレートビデオキャプチャモ
ードでは、ユーザは、可変フレームレートトリガ１２８
を介して、変化するフレームレートでビデオをキャプチ
ャするためにビデオカメラ１００を向けることができ
る。
【００２６】ユーザは、ビデオカメラをシーン１６０に
向けることによってビデオキャプチャの準備をし、それ
によって、レンズアセンブリ１３２を通してシーン１６
０を光センサアレイ１３６上へと撮像する。ビデオをキ
ャプチャするために、ユーザは、力「Ｆ」で自分の指１
８０を用いて可変フレームレートトリガ１２８を押し下
げる。ビデオカメラ１００は、本実施形態では、力
「Ｆ」の大きさに依存するフレームレートでビデオをキ
ャプチャする。
【００２７】この例示的なシナリオでは、ユーザは、山
のシーン１６０内の巣（図示せず）にとまっている鳥を
記録する（witness）ことができる。シーン１６０にお
いて起こっているアクションは比較的に少ないことを想
定し、ユーザは、メモリおよび電力の使用を最小限にし
たいと望む場合がある。従って、ユーザは、（たとえ
ば、５ｆｐｓ等の）比較的に遅いビデオのフレームレー
トを必要とする。遅いフレームレートのビデオをキャプ
チャするために、ユーザは、可変フレームレートトリガ
１２８をＦ１の力「Ｆ」で押す。比較的に遅いフレーム
レートでこのビデオをキャプチャする一方、ユーザは、
第２の鳥（図示せず）がシーン１６０に入り、高速で飛
んでいることに気づく。ユーザは、この飛んでいる鳥を
キャプチャしたいと思い、その出来事をキャプチャする
ためにメモリおよび電力を進んで消費しようとする。そ
して、ユーザは、ユーザの指１８０が可変フレームレー
トトリガ１２８上へと与えている力ＦをＦ２まで増加す
ることができる（すなわち、Ｆ１は、Ｆ２より小さ
い）。力ＦをＦ２まで増加させることによって、可変フ
レームレートトリガ１２８は、ユーザがビデオキャプチ
ャのフレームレートを増加させたいと望んでいることを
ｆｐｓサブルーチン１７２に知らせるためのユーザの指
示を受け取る。ｆｐｓサブルーチン１７２は、（たとえ
ば、Ｆ２等の）力Ｆの大きさに関係付けられたキャプチ
ャレートを決定する。この例示的なシナリオにおいて、
第２の鳥は、シーン１６０中を単に飛んでいるだけであ
るため、ユーザは、フレームレートを（たとえば、１５
ｆｐｓ等に）わずかに増加させることを望む。この期
間、ビデオは、わずかに増加したフレームレートでキャ
プチャされ、その一方、ユーザは可変フレームレートト
リガ１２８に与えられる力Ｆ２を維持する。ビデオをわ
ずかに増加したフレームレートでキャプチャしながら、
ユーザは、最初の鳥が巣から飛び立ち、第２の鳥と会お
うとしているように見えることに気づく。ユーザはこの
出来事をより詳細にキャプチャしたいと思う。フレーム
レートの増加によって、この詳細さはより増加する。従
って、ユーザは、可変フレームレートトリガ１２８に与
えられる力「Ｆ」を第３の力Ｆ３（すなわち、Ｆ１は、
Ｆ２より小さく、どちらも共にＦ３よりも小さい）まで
増加する。力ＦをＦ３に増加させることによって、フレ
ームキャプチャレートは、（たとえば、４０ｆｐｓ等
の）より高いレートに増加する。ユーザは、出来事が完
全に記録され、出来事が現状を維持しなくなるか、また
はメモリあるいは電源が消耗するまで増加した力「Ｆ」
を続行することができる。ディスプレイ１５０またはテ
レビ１８２等の出力デバイス上でこのビデオを即座に閲
覧するか、または後に閲覧できるように格納媒体デバイ
ス１４２等のデバイスにこのビデオを格納することがで
きる。上記のトリガは「比較的に漸進的に作動でき」、
これは、作動パラメータ（この場合力「Ｆ」）が漸進的
にあるいは序々に変化するにつれて、ｆｐｓも漸進的に
あるいは序々に変化することを意味する。
【００２８】別の例示的なカメラ１００の使用として
は、（たとえば、野球等の）スポーツイベントのキャプ
チャが挙げられる。たとえば、ユーザは、野球のボール
をバッターに向かって投げているピッチャーを記録する
場合がある。ユーザは、ピッチャーが投球の準備をして
いる間に（すなわち、遅いｆｐｓである）比較的に最低
限の細部を記録するようにカメラに指示する場合があ
る。しかし、野球のボールが投げられる直前に、ユーザ
は、（すなわち、高いｆｐｓである）比較的に細部のビ
デオを記録するようにカメラに指示する場合がある。ビ
デオキャプチャのフレームレートにおけるこのような変
動は、ビデオを記録している間に、可変フレームレート
トリガ１２８を介してユーザによって動的に制御され
る。このため、ユーザは、記録を停止したり、速度を再
設定したりする必要がなく、従来のビデオカメラを用い
ていたなら起こり得るような、投球またはワインドアッ
プ（windup）を完全に撮影し損なうことはない。
【００２９】本明細書では、本発明の例示的で現在好ま
しい実施形態について記載したが、発明の概念は様々に
具現化および使用され、特許請求の範囲は、従来技術に
よって限定されることを除いて、このような変形を含む
ものとして解釈されるべきである。たとえば、ビデオキ
ャプチャを開始し、そのフレームレートを選択するため
の単一のセレクタを有するカメラについて特に説明した
が、当業者は、これらの機能は、１つではなく、多数の
ボタンまたはスイッチを用いて実施できることを理解す
るであろう。たとえば、通常の速度でビデオキャプチャ
を作動させるために中央ボタンを用いることができ、速
度を増加させるためにボタンの周囲のリングをある方向
に回転し、速度を減少させるためにボタンの周囲のリン
グを別の方向に回転することができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明のカメラの後面図である。
【図２】図１の面２−２に沿って取った、本発明のカメ
ラの概略断面図である。
【図３】本発明のカメラのある特徴および動作を示すフ
ローチャートである。
フロントページの続き (72)発明者 マーク・ネルソン・ロビンス アメリカ合衆国コロラド州80631，グリー リー，サーティーンス・ストリート 1425 Ｆターム(参考） 5C022 AB00 AC00

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 カメラが第１のレートで画像データをキ
    ャプチャする第１の動作状態と該カメラが画像データを
    前記第１のレートとは異なる第２のレートでキャプチャ
    する第２のユーザ選択可能な動作状態とを少なくとも有
    するビデオキャプチャセレクタを含んでおり、該セレク
    タが、連続した画像データのキャプチャ中に前記第１の
    状態と前記第２の状態との間で切り換え可能なものであ
    る、カメラのユーザインターフェイスアセンブリ。
  2. 【請求項２】 前記セレクタが、比較的に漸進的に作動
    できるものである請求項１に記載のアセンブリ。
  3. 【請求項３】 前記セレクタが、少なくとも１つの動作
    パラメータを変更することによって動作し、前記少なく
    とも１つの動作パラメータが、切り換え時間と、力の大
    きさと、変位速度と、変位量と、閉じられた接点の数
    と、方位位置と、電位差計抵抗との少なくとも１つを含
    む請求項２に記載のアセンブリ。
  4. 【請求項４】 前記セレクタが、少なくとも１つの動作
    パラメータを変更することによって動作し、前記少なく
    とも１つの動作パラメータが、力の大きさと、変位速度
    と、閉鎖接触の数との少なくとも１つを含む請求項１に
    記載のアセンブリ。
  5. 【請求項５】 前記セレクタが、力の大きさを含む前記
    動作パラメータを変更することによって動作するもので
    ある請求項１に記載のアセンブリ。
  6. 【請求項６】 前記第１のレートまたは前記第２のレー
    トの選択のフィードバックをさらに含む請求項１に記載
    のアセンブリ。
  7. 【請求項７】 前記フィードバックが、音声通知と視覚
    通知との少なくとも１つを含む請求項６に記載のアセン
    ブリ。
  8. 【請求項８】 少なくとも１つの動作パラメータの動作
    を変更することによって可変フレームレートトリガを作
    動させるステップと、 前記動作パラメータの関数としてキャプチャフレームレ
    ートを決定するステップと、 該キャプチャフレームレートで画像データをキャプチャ
    するステップとを含んでなる、カメラの動作方法。
  9. 【請求項９】 前記画像データを格納することをさらに
    含む請求項８に記載の方法。
  10. 【請求項１０】 第１のユーザ入力で可変フレームレー
    トトリガを作動させ、該第１のユーザ入力に応答して、
    第１のフレームレートを有する第１の複数の画像をキャ
    プチャするステップと、 前記第１のユーザ入力とは異なる第２のユーザ入力で前
    記可変フレームレートトリガを作動させ、前記第２のユ
    ーザ入力に応答して、前記第２のユーザ入力に依存し、
    前記第１のフレームレートとは異なる第２のフレームレ
    ートを有する第２の複数の画像をキャプチャするステッ
    プと、 前記第１のフレームレートおよび前記第２のフレームレ
    ートで前記第１および第２の複数の画像をそれぞれ格納
    するステップとを含んでなる、カメラの動作方法。
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