JP2014049963A - 動画撮影システム、カメラ、照明装置および照明制御装置 - Google Patents

動画撮影システム、カメラ、照明装置および照明制御装置 Download PDF

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Abstract

【課題】動きの少ない被写体の動画の魅力を向上させること。
【解決手段】動画撮影システム1は、被写体を撮像する撮像手段13と、撮像手段13により所定のフレームレートで動画撮影を行い、動画データを記録手段16に記録する動画撮影手段12と、被写体を照明する照明手段31と、照明手段31を制御する照明制御手段12と、を備え、照明制御手段12は、動画撮影中の少なくとも一部の時間内で、動画撮影手段12が一または複数のフレーム画像を取得するたびに、照明手段31の照明態様を変化させる。
【選択図】図2

Description

本発明は、動画撮影システム、カメラ、照明装置および照明制御装置に関する。
動画撮影時に連続点灯させるための連続光光源を備える照明装置が知られている(特許文献1参照)。
特開2010−128374号公報
動画撮影をする際、外観がいわゆる一眼レフカメラ形式のカメラなどでは、被写体人物に動画撮影であると認識されず、被写体人物に動いてもらえない場合がある。また動きが少ない被写体のスローモーション動画を撮影した場合には、被写体の変化がほとんどない。このように動きが少ない被写体のスローモーション動画を撮影する場合、カメラ自体を動かして構図を変化させることで動画としての魅力を向上することが考えられる。また、上述したような照明装置を動かすことで、被写体の影や光沢に変化を持たせ、動画としての魅力を向上することも考えられる。しかしながら、スローモーション動画のように短い撮影時間中に、カメラ自体や照明装置をスムーズに動かすのは容易ではない。このように従来技術では、動きの少ない被写体の動画の魅力を向上させるのが困難だった。
(1)請求項1に記載の動画撮影システムは、被写体を撮像する撮像手段と、撮像手段により所定のフレームレートで動画撮影を行い、動画データを記録手段に記録する動画撮影手段と、被写体を照明する照明手段と、照明手段を制御する照明制御手段と、を備え、照明制御手段は、動画撮影中の少なくとも一部の時間内で、動画撮影手段が一または複数のフレーム画像を取得するたびに、照明手段の照明態様を変化させることを特徴とする。
(2)請求項8に記載のカメラは、請求項1〜7のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおける撮像手段と動画撮影手段と照明制御手段とを備えることを特徴とする。
(3)請求項9に記載の照明装置は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおける照明手段と照明制御手段とを備えることを特徴とする。
(4)請求項10に記載の照明制御装置は、請求項1〜7のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおける照明制御手段を備えることを特徴とする。
本発明によれば、動きの少ない被写体の動画の魅力を向上させることができる。
第1の実施の形態による撮影システムの外観図である。 図1の撮影システムの要部構成を説明するブロック図である。 第1の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおける照明領域の変化を説明する図である。 第1の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおける照明変化および撮影動作を説明する図である。 第1の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおける処理の流れを説明するフローチャートである。 第2の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおける照明領域および照明光量の変化を説明する図である。 第2の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおける照明変化および撮影動作を説明する図である。 第2の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおける処理の流れを説明するフローチャートである。 第3の実施の形態による撮影システムの外観図である。 第3の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおける処理の流れを説明するフローチャートである。 変形例1によるスロー動画撮影モードにおける照明領域の変化を説明する図である。
−第1の実施の形態−
図面を参照して本発明を実施するための第1の実施の形態について説明する。図1は、第1の実施の形態による撮影システム1の外観図である。なお、図1は撮影システム1を正面側(被写体側)から見た図である。図1において、カメラボディ10には、交換可能なレンズ鏡筒20が装着されている。カメラボディ10の被写体側から見て左上部にはレリーズボタン11が設けられ、カメラボディ10の中央上部に配設されているアクセサリシュー(不図示)には、外付けタイプの照明装置30が装着されている。照明装置30の被写体側の面には、複数のLED31(31〜31)が二次元マトリクス状(図1では8行16列)に並べられて配置されている。なお、カメラボディ10のカメラ制御部12(図2)と、照明装置30の発光制御部32(図2)とは、アクセサリシューに併設される信号用端子(不図示)を介して通信する。
図2は、図1の撮影システム1の要部構成を説明するブロック図である。照明装置30は、上述した複数のLED31(31〜31)と、発光制御部32と、を有する。照明装置30の発光制御部32は、カメラボディ10のカメラ制御部12から送信される制御信号に従って、複数のLED31〜31の点灯開始や点灯終了を制御したり、光量を制御したりする。
レンズ鏡筒20は、撮像レンズ21と、レンズ駆動部22と、を備える。撮像レンズ21は、ズームレンズやフォーカシングレンズを含む複数のレンズ群で構成され、被写体像をカメラボディ10の撮像素子13の受光面に結像させる。
レンズ駆動部22は、カメラボディ10のカメラ制御部12から送信される制御信号に従って、撮像レンズ21のズームレンズを駆動して焦点距離を調節するとともに、撮像レンズ21のフォーカシングレンズを駆動して焦点調節を行う。
カメラボディ10は、カメラ制御部12と、撮像素子13と、操作部14と、バッファメモリ15と、を備える。またカメラボディ10には、例えばメモリカードなどの記録媒体16が着脱可能である。
カメラ制御部12は、CPUおよびその他の周辺回路等により構成され、不揮発性メモリ(不図示)に記憶されたプログラムを実行することにより、撮影システム1全体の制御を行う。
バッファメモリ15は、撮像素子13からの画像信号を一時記憶するために使用される。操作部14は、ユーザによって操作される種々の入力部材、例えば、上述したレリーズボタン11の他、録画ボタン、モード切替ボタン、十字キー、決定ボタンなどにより構成される。操作部14は、各ボタンが押下操作されると、各操作に応じた操作信号をカメラ制御部12へ出力する。
カメラ制御部12は、操作部14の操作により撮影モードに設定されると、撮像素子13から時系列で取得した画像の表示用画像データを不図示の表示部に出力する。これによって表示部にはスルー画が表示される。またカメラ制御部12は、レリーズボタン11が全押し操作されると、撮像素子13から出力された画像信号に対して所定の画像処理を行って静止画像データを生成し、JPEGなどの所定の方式により圧縮処理を行って、記録媒体16に記録する。またカメラ制御部12は、操作部14の操作により再生モードに設定されると、記録媒体16に記録された静止画像データを読み出して再生し、不図示の表示部に表示する。
また本実施形態の撮影システム1は、通常の動画撮影モードに加え、スローモーション動画(スロー動画)を撮影するスロー動画撮影モードを有する。なお、スロー動画とは、撮像フレームレートよりも低い再生フレームレートで再生される動画である。スロー動画で被写体の動きがほとんどないと、動画としての魅力がなくなってしまう。そこで本実施形態のスロー動画撮影モードでは、スロー動画の撮影中に照明装置30の照明領域を変化させることにより、動きの少ない被写体を撮影する場合にも被写体に変化を持たせることができるようになっている。以下、このスロー動画撮影モードについて詳しく説明する。
図3は、スロー動画撮影モードにおける照明領域の変化を説明する図である。以下に説明する図面では、照明装置30において、点灯しているLED31を白い円によって示し、消灯しているLED31を黒い円によって示す。また図3では一例として、静物50を撮影する場合を説明している。レリーズボタン11が半押しされると、照明装置30は、カメラボディ10側から見て右側(被写体側から見て左側)4列分のLED31を点灯する。これにより静物50が右側から照明されて静物50の左側に影ができる。
その後レリーズボタン11が全押し操作されると、照明装置30は、右側4列分のLED31を点灯させた状態から、LED31の点灯領域を時間の経過に応じて一列ずつ左にずらしていく。なおこのとき照明装置30は、4列分のLED31を常に点灯させた状態とする。すなわち照明装置30は、レリーズボタン11の全押し操作から所定時間が経過すると、右から1列目のLED31を消灯させると共に、右から5列目のLED31を新たに点灯させて、右から2〜5列目のLED31を点灯させた状態とする。さらに所定時間が経過すると、照明装置30は、右から2列目のLED31を消灯させると共に、右から6列目のLED31を新たに点灯させて、右から3〜6列目のLED31を点灯させた状態とする。これを繰り返して照明装置30は、LED31の点灯領域を右から左に移動させることで、照明領域を右から左に移動させていく。これにより、図3に示すように、静物50が右側から照明されて静物50の左側に影ができた状態から、静物50が正面から照明されて静物50の後ろに影ができた状態に変化したあと、静物50が左側から照明されて静物50の右側に影ができた状態へと変化していく。すなわち静物50の影が左側から後ろ側を通って右側に移動していく。したがって、動きのない静物50をスロー動画撮影した場合であっても、静物50の影が変化するので、魅力のあるスロー動画を撮影することができる。
図4は、スロー動画撮影モードにおける照明変化および撮影動作を説明する図である。具体的に、図4の上段は照明装置30の照明領域の変化を説明する図である。図4の中段は照明装置30の照明光量の変化を説明する図である。図4の下段は照明変化と撮影操作との対応関係を説明する図である。スロー動画撮影モードにおいて、レリーズボタン11が半押し操作されるまでは、照明装置30のLED31は消灯されている。レリーズボタン11が半押し操作されると、照明装置30は、上述したように一番右側4列分のLED31を点灯させる。このとき照明装置30は、LED31の光量を最大値(MAX)で点灯させる。
その後レリーズボタン11が全押し操作されると、カメラボディ10は、レリーズボタン11の全押し操作時点から所定時間(例えば1秒間)動画撮影を行う。すなわち、撮像フレームレートが例えば60fpsであるとすると、カメラボディ10は、60フレーム分の動画を記録する。また照明装置30は、レリーズボタン11の全押し操作時点から、上述した照明領域の移動を開始し、照明領域を右から左へ移動させる。このとき照明領域の移動速度は、カメラボディ10の動画撮影終了時点で照明領域がちょうど一番左側となる(すなわち一番左側4列のLED31が点灯する)ように調整される。なお照明装置30は、照明光量は変化させない(すなわち点灯するLED31の光量は常に最大値とする)。
レリーズボタン11の全押し操作時点から1秒間が経過すると、カメラボディ10は自動で動画撮影を終了させると共に、照明装置30のLED31を消灯させる。このような動画撮影によって保存される動画データは、照明装置30による照明領域が右から左へと変化していく動画データとなる。
次に、スロー動画撮影モードにおいてカメラ制御部12が実行する処理の流れを、図5に示すフローチャートを用いて説明する。ステップS1においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が半押し操作されたか否かを判定する。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から半押し操作信号が入力された場合にステップS1を肯定判定してステップS2へ進む。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から半押し操作信号が入力されない場合にはステップS1を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS2においてカメラ制御部12は、照明装置30の右側4列分のLED31の点灯を指示する制御信号を照明装置30の発光制御部32へ送信して、ステップS3へ進む。この結果、発光制御部32の制御により、右側4列分のLED31が点灯される。このようにレリーズボタン11の半押し操作時にLED31を点灯させておくことにより、レリーズボタン11の全押し操作時にすぐに動画の撮影に入ることができる。
またカメラ制御部12は、LED31の点灯後、レンズ駆動部22を制御して撮像レンズ21の自動焦点検出処理(AF処理)を実行する。このようにAF処理の前にLED31を点灯させておくことで、LED31の発光をいわゆるAF補助光として機能させることができる。またLED31の発光は、人物撮影の場合には赤目軽減機能も果たすことができる。
ステップS3においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が全押し操作されたか否かを判定する。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から全押し操作信号が入力された場合にステップS3を肯定判定してステップS4へ進む。一方、カメラ制御部12は、レリーズボタン11から全押し操作信号が入力されない場合にはステップS3を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS4においてカメラ制御部12は、撮像素子13により所定の撮像フレームレート(例えば60fps)で撮像されたフレーム画像を1枚取得すると、取得したフレーム画像をバッファメモリ15に記憶して、ステップS5へ進む。
ステップS5においてカメラ制御部12は、照明装置30の照明領域の変更が必要か否かを判定する。撮影システム1では、動画撮影開始と共にLED31の点灯領域の移動を一番右側から開始し、動画撮影終了時点でLED31の点灯領域がちょうど一番左側となるように、何フレーム分取得するたびにLED31の点灯領域を何列分移動させるのかが予め設定されている。本実施形態では、LED31は全部で16列あり、常に4列ずつ点灯させる。また動画は、60fpsで1秒間、すなわち60フレーム取得される。したがって本実施形態では、6フレーム取得するたびにLED31の点灯領域を1列分左へ移動させるように予め設定される。カメラ制御部12は、当該設定に従って、取得フレーム数がLED31の点灯領域を移動させるフレーム数である場合には、ステップS5を肯定判定してステップS6へ進む。一方、カメラ制御部12は、当該設定に従って、取得フレーム数がLED31の点灯領域を移動させるフレーム数ではない場合には、ステップS5を否定判定してステップS7へ進む。
ステップS6においてカメラ制御部12は、照明装置30の照明領域の変更を指示する制御信号、すなわちLED31の点灯領域を1列分左へ移動させるよう指示する制御信号を照明装置30の発光制御部32へ送信して、ステップS7へ進む。この結果、発光制御部32の制御により、LED31の点灯領域が1列分左へ移動される。
なお、1フレームごとに照明領域を変化させるようにしてもよい。この場合には、上記ステップS5の判定は行わない。この場合とは、例えば、動画撮影で取得するフレーム数が、照明装置30のLED31の列数(本実施形態では16列)から同時にLED31を点灯させる列数(本実施形態では4列)を引いた数よりも多い場合である。このような場合は、1フレームを取得するたびにLED31の点灯領域を何列分移動させるのかが予め設定されており、カメラ制御部12は、当該設定に従って、1フレーム取得するたびにステップS6の処理を行う。
ステップS7においてカメラ制御部12は、規定フレーム数(本実施形態では60フレーム(1秒分))を取得したか否かを判定する。カメラ制御部12は、規定フレーム数を取得した場合にはステップS8へ進み、規定フレーム数をまだ取得していない場合にはステップS4へ戻る。ステップS4〜S7の処理が繰り返された結果、照明装置30の照明領域を右から左へ移動させながら取得した規定フレーム数分の動画データがバッファメモリ15に保存される。
ステップS8においてカメラ制御部12は、点灯しているLED31を消灯するように指示する信号を照明装置30の発光制御部32へ送信して、ステップS9へ進む。この結果、発光制御部32の制御により、LED31が消灯される。
ステップS9においてカメラ制御部12は、バッファメモリ15に保存された規定フレーム数の動画データを、撮像フレームレート(ここでは60fps)よりも低い再生フレームレート(例えば30fps)で再生するスロー動画データに変換し、動画ファイルとして記録媒体16に記録して図5の処理を終了する。
以上説明した第1の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)撮影システム1は、被写体を撮像する撮像素子13と、撮像素子13により所定のフレームレートで動画撮影を行い、動画データを記録媒体16に記録するカメラ制御部12と、被写体を照明する照明装置30と、照明装置30を制御するカメラ制御部12と、を備え、カメラ制御部12は、動画撮影中、複数のフレーム画像を取得するたびに、照明装置30の照明領域を変化させるように構成した。これにより、照明装置30を動かす操作などをユーザに行わせることなく、自動で照明領域を変化させることができるので、動きが少ない被写体の動画であっても動画としての魅力を向上することができる。
(2)上記(1)の撮影システム1は、半押し操作および全押し操作が可能なレリーズボタン11を備え、カメラ制御部12は、当該半押し操作が行われると照明装置30を点灯させ、当該全押し操作が行われると所定時間の動画撮影を行うと共に照明装置30の照明領域を変化させるように構成した。特に本実施形態のように短時間(例えば1秒)の動画撮影の場合、ユーザが動画撮影に合わせて照明装置30を動かすのは困難である。このような撮影システム1の構成によれば、短時間の動画撮影であっても自動で照明領域を変化させることができるので、ユーザに困難な操作をさせることなく、動きが少ない被写体の動画の魅力を向上することができる。
−第2の実施の形態−
次に、図面を参照して本発明の第2の実施の形態について説明する。第2の実施の形態では、スロー動画撮影モードにおける処理が第1の実施の形態と異なるので、この点を中心に説明する。なお、第2の実施の形態による撮影システム1の構成は、第1の実施の形態による撮影システム1の構成(図1および図2)と同様であるため、説明を省略する。
第2の実施の形態によるスロー動画撮影モードでは、レリーズボタン11の全押し操作前後の動画を記録する。したがってカメラボディ10は、レリーズボタン11の全押し操作前から、撮像画像をバッファメモリ15に蓄積するプリキャプチャ処理を実行することで、レリーズボタン11の全押し操作前の動画を記録しておく。第2の実施の形態では、このプリキャプチャ処理中においても、照明装置30の照明を変化させることにより、レリーズボタン11の全押し操作前の動画において被写体に変化を持たせることができるようになっている。
図6は、第2の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおける照明領域および照明光量の変化を説明する図である。図6では一例として、静物50を撮影する場合を説明している。レリーズボタン11が半押しされると、照明装置30は、カメラボディ10側から見て右側(被写体側から見て左側)4列分のLED31を点灯する。このとき照明装置30は、LED31の照明光量を最大値(MAX)で点灯させる。その後、カメラボディ10により撮像レンズ21のAF処理が行われる。AF処理が完了すると、照明装置30は、レリーズボタン11が全押し操作されるまで、点灯しているLED31の光量を時間の経過に応じて強弱させる。これにより、静物50の右側からの照明により静物50の左側にできた影が強く(濃く)なったり弱く(薄く)なったりと変化する。したがってレリーズボタン11の全押し操作前の動画でも、静物50の影が変化するので、魅力のあるスロー動画を撮影することができる。
その後レリーズボタン11が全押し操作されると、照明装置30は、照明領域を時間の経過に応じて右から左に移動させていく。なお、照明領域の移動については、上述した第1の実施の形態と同様に行う。また照明装置30は、照明領域の移動と共に、点灯しているLED31の光量(照明光量)を、全押し操作時点の光量から時間の経過に応じて強めていく。なお、図6は、照明光量が弱くなった時点でレリーズボタン11が全押し操作された場合について示している。これにより、静物50の影が弱い影から強い影へと変化すると共に左側から後ろ側を通って右側に移動していく。したがってレリーズボタン11の全押し操作後の動画は、レリーズボタン11の全押し操作前と異なる変化をするスロー動画とすることができる。
図7は、スロー動画撮影モードにおける照明変化および撮影動作を説明する図である。具体的に、図7の上段は照明装置30の照明領域の変化を説明する図である。図7の中段は照明装置30の照明光量の変化を説明する図である。図7の下段は照明変化と撮影操作との対応関係を説明する図である。スロー動画撮影モードにおいて、レリーズボタン11が半押し操作されるまでは、照明装置30のLED31は消灯されている。レリーズボタン11が半押し操作されると、照明装置30は、上述したように一番右側4列分のLED31を点灯させる。このとき照明装置30は、LED31の照明光量を最大値(MAX)で点灯させる。
そして撮像レンズ21のAF処理を実行して撮像レンズ21が合焦状態となると、カメラボディ10はプリキャプチャ処理を開始して、撮像素子13により所定の撮像フレームレート(例えば60fps)で撮像されたフレーム画像を順次バッファメモリ15に記憶していく。なお、プリキャプチャ処理のために使用するバッファメモリ15のメモリ容量は、あらかじめ十分な容量が確保されている。カメラ制御部12はバッファメモリ15内に記憶したフレーム画像のフレーム枚数が所定枚数に達した場合には、古いフレーム画像から順に上書き消去していく。
またプリキャプチャ処理の開始と共に照明装置30は、点灯しているLED31の光量の強弱変化を開始する。このとき照明装置30は、LED31の光量を、最大値(MAX)から最大値よりも小さい所定値まで、時間経過に応じて変化させる。
その後レリーズボタン11が全押し操作されると、カメラボディ10は、レリーズボタン11の全押し操作時点から所定時間(例えば0.4秒)分の動画をバッファメモリ15へ記憶させ、バッファメモリ15への動画の蓄積を終了する。カメラボディ10は、レリーズボタン11の全押し操作前所定時間(例えば0.6秒)分の動画と当該全押し操作後所定時間(例えば0.4秒)分の動画とを合わせた動画(例えば1秒分の動画)を記録画像とする。
またレリーズボタン11の全押し操作後において、照明装置30は上述したように照明光量を変化させると共に照明領域を変化させる。なお、図7は、照明光量が弱くなった時点でレリーズボタン11が全押し操作された場合について示している。また照明光量は、レリーズボタン11の全押し操作直前において下がる方向に変化していた場合には、レリーズボタン11の全押し操作後、変化方向を滑らかに反転させて最大値まで変化させていく。一方、照明光量が、レリーズボタン11の全押し操作直前において上がる方向に変化していた場合には、レリーズボタン11の全押し操作後、変化方向を変えずにそのまま最大値まで変化させていく。なお、照明光量の変化速度は、動画撮影終了(すなわち動画のバッファメモリ15への蓄積終了)時点で、照明光量が最大光量になるように調整される。そして動画撮影が終了すると、照明装置30のLED31が消灯される。このような動画撮影の結果保存される動画データは、レリーズボタン11の全押し操作前は照明の強弱が変化し、当該全押し操作後は照明の強弱と照明領域とが変化する動画データとなる。
次に、スロー動画撮影モードにおいてカメラ制御部12が実行する処理の流れを、図8に示すフローチャートを用いて説明する。ステップS21においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が半押し操作されたか否かを判定する。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から半押し操作信号が入力された場合にステップS21を肯定判定してステップS22へ進む。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から半押し操作信号が入力されない場合にはステップS21を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS22においてカメラ制御部12は、照明装置30の右側4列分のLED31の点灯を指示する制御信号を照明装置30の発光制御部32へ送信して、ステップS23へ進む。この結果、発光制御部32の制御により、右側4列分のLED31が点灯される。
ステップS23においてカメラ制御部12は、レンズ駆動部22を制御して撮像レンズ21のAF処理を実行し、撮像レンズ21が合焦状態であるか否かを判定する。撮像レンズ21が合焦状態となると、カメラ制御部12は、ステップS23を肯定判定して、ステップS24へ進む。
ステップS24においてカメラ制御部12は、撮像素子13により所定の撮像フレームレート(例えば60fps)で撮像されたフレーム画像を1枚取得すると、取得したフレーム画像をバッファメモリ15に記憶して、ステップS25へ進む。
ステップS25においてカメラ制御部12は、照明装置30の照明光量の変更が必要か否かを判定する。照明光量については、何フレーム取得するたびに照明光量をどれだけ変化させるのかが予め設定されている。カメラ制御部12は、このような照明光量の変化設定に従って、取得フレーム数が照明光量を変化させるフレーム数である場合には、ステップS25を肯定判定してステップS26へ進む。一方、カメラ制御部12は、当該変化設定に従って、取得フレーム数が照明光量を変化させるフレーム数ではない場合には、ステップS25を否定判定してステップS27へ進む。
ステップS26においてカメラ制御部12は、照明装置30の照明光量の変更を指示する制御信号を照明装置30の発光制御部32へ送信して、ステップS27へ進む。この結果、発光制御部32の制御により、点灯している右側4列分のLED31の光量が変化される。なお、1フレームごとに照明光量を変化させるようにしてもよい。この場合には、上記ステップS25の判定は行わず、1フレームを取得するたびにステップS26において照明光量を変化させる。
ステップS27においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が全押し操作されたか否かを判定する。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から全押し操作信号が入力された場合にステップS27を肯定判定してステップS28へ進む。一方、カメラ制御部12は、レリーズボタン11から全押し操作信号が入力されない場合にはステップS27を否定判定して、ステップS24に戻る。ステップS24〜S27の処理が繰り返された結果、レリーズボタン11の全押し操作前において、照明装置30の照明光量を変化させながら取得した動画データがバッファメモリ15に保存される。
ステップS28においてカメラ制御部12は、撮像素子13により所定の撮像フレームレート(例えば60fps)で撮像されたフレーム画像を1枚取得すると、取得したフレーム画像をバッファメモリ15に記憶して、ステップS29へ進む。
ステップS29においてカメラ制御部12は、照明装置30の照明光量および照明領域の変更が必要か否かを判定する。照明光量は、動画撮影終了時点で最大光量になるように、何フレーム取得するたびに照明光量をどれだけ変化させるのかが、レリーズボタン11の全押し操作時点で設定される。また照明領域については、レリーズボタン11の全押し操作時点でLED31の点灯領域が一番右側にある状態から、動画撮影終了時点でLED31の点灯領域がちょうど一番左側となるように、何フレーム取得するたびにLED31の点灯領域を何列分移動させるのかが予め設定されている。本実施形態では、LED31は全部で16列あり、常に4列ずつ点灯させる。また動画は、レリーズボタン11の全押し操作後については、60fpsで0.4秒間、すなわち24フレーム取得される。したがって本実施形態では、3フレーム取得するたびにLED31の点灯領域を2列分右から左へ移動させるように予め設定される。カメラ制御部12は、このような照明光量および照明領域の変化設定に従って、取得フレーム数が照明光量または照明領域を変化させるフレーム数である場合には、ステップS29を肯定判定してステップS30へ進む。一方、カメラ制御部12は、当該変化設定に従って、取得フレーム数が照明光量または照明領域を変化させるフレーム数ではない場合には、ステップS29を否定判定してステップS31へ進む。
ステップS30においてカメラ制御部12は、取得フレーム数が照明光量を変化させるフレーム数である場合は照明装置30の照明光量の変更を指示する制御信号を照明装置30の発光制御部32へ送信する。またカメラ制御部12は、取得フレーム数が照明領域を変化させるフレーム数である場合は照明装置30の照明領域の変更を指示する制御信号を照明装置30の発光制御部32へ送信する。そしてカメラ制御部12は、ステップS31へ進む。この結果、発光制御部32の制御により、照明装置30の照明光量および/または照明領域が変更される。
なお、1フレームごとに照明光量および/または照明領域を変化させるようにしてもよい。この場合には、上記ステップS29の判定は行わず、1フレームを取得するたびにステップS30において照明光量および/または照明領域を変化させる。
ステップS31においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11の全押し操作時点から規定フレーム数(本実施形態では24フレーム(0.4秒分))を取得したか否かを判定する。カメラ制御部12は、規定フレーム数を取得した場合にはステップS32へ進み、規定フレーム数をまだ取得していない場合にはステップS28へ戻る。ステップS28〜S31の処理が繰り返された結果、照明装置30の照明光量を変化させると共に照明領域を右から左へ移動させながら取得した規定フレーム数分の動画データがバッファメモリ15に保存される。
ステップS32においてカメラ制御部12は、点灯しているLED31を消灯するように指示する信号を照明装置30の発光制御部32へ送信して、ステップS33へ進む。この結果、発光制御部32の制御により、LED31が消灯される。
ステップS33においてカメラ制御部12は、バッファメモリ15に保存された動画データのうち、レリーズボタン11の全押し操作前0.6秒の動画データと当該全押し操作後0.4秒後の動画データとを合わせた1秒分の動画データを、撮像フレームレート(ここでは60fps)よりも低い再生フレームレート(例えば30fps)で再生するスロー動画データに変換し、動画ファイルとして記録媒体16に記録して図8の処理を終了する。
以上説明した第2の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)撮影システム1は、被写体を撮像する撮像素子13と、撮像素子13により所定のフレームレートで動画撮影を行い、動画データを記録媒体16に記録するカメラ制御部12と、被写体を照明する照明装置30と、照明装置30を制御するカメラ制御部12と、を備え、カメラ制御部12は、動画撮影中、複数のフレーム画像を取得するたびに、照明装置30の照明領域を変化させるように構成した。これにより、照明装置30を動かす操作などをユーザに行わせることなく、自動で照明領域を変化させることができるので、動きが少ない被写体の動画であっても動画としての魅力を向上することができる。
(2)上記(1)の撮影システム1において、カメラ制御部12は、レリーズボタン11の全押し操作時点の所定時間前から全押し操作時点の所定時間後まで動画撮影を行い、全押し操作時点よりも前では照明装置30の照明態様を第1のパターン(照明光量の強弱変化)で変化させ、全押し操作時点よりも後では照明装置30の照明態様を上記第1のパターンとは異なる第2のパターン(照明光量の変化および照明領域の移動)で変化させるように構成した。これにより、レリーズボタン11の全押し操作前後で異なる変化のある動画を記録することができる。
−第3の実施の形態−
次に、図面を参照して本発明の第3の実施の形態について説明する。第3の実施の形態の撮影システム100では、第1および第2の実施の形態のように照明装置30がカメラボディ10に装着されるのではなく、図9に示すように、照明装置30とカメラボディ10とが独立して設けられている。照明装置30は、カメラボディ10が撮像する被写体を照明し得る適切な位置に配置される。本実施形態においてカメラボディ10のカメラ制御部12と照明装置30の発光制御部32は、不図示の通信インタフェースを介して無線通信を行う。なお、これに限らず、カメラボディ10と照明装置30とが有線接続されるようにしてもよい。
第3の実施の形態による撮影システム100では、スロー動画撮影モードにおいて、上述した第1の実施の形態と同様に照明装置30の照明領域を変化させながらスロー動画を撮影する。しかしながら第3の実施の形態では、スロー動画撮影モードにおいてカメラボディ10と照明装置30が実行する処理の流れが第1の実施の形態と異なっているので、以下この点について説明する。図10は、第3の実施の形態によるスロー動画撮影モードにおいてカメラボディ10と照明装置30が実行する処理の流れを説明するフローチャートである。図10の左側にはカメラボディ10のカメラ制御部12が実行する処理が、図10の右側には照明装置30の発光制御部32が実行する処理が、それぞれ示されている。まず、カメラボディ10のカメラ制御部12により実行される処理から説明する。
ステップS41においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が半押し操作されたか否かを判定する。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から半押し操作信号が入力された場合にステップS41を肯定判定してステップS42へ進む。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から半押し操作信号が入力されない場合にはステップS41を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS42においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が半押し操作されたことを示すレリーズ半押し信号を不図示の通信インタフェースを介して照明装置30に送信し、ステップS43へ進む。
またステップS43においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が全押し操作されたか否かを判定する。カメラ制御部12は、レリーズボタン11から全押し操作信号が入力された場合にステップS43を肯定判定してステップS44へ進む。一方、カメラ制御部12は、レリーズボタン11から全押し操作信号が入力されない場合にはステップS43を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS44においてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が全押し操作されたことを示すレリーズ全押し信号を不図示の通信インタフェースを介して照明装置30に送信し、ステップS45へ進む。
ステップS45においてカメラ制御部12は、撮像素子13により所定の撮像フレームレート(例えば60fps)で撮像されたフレーム画像を1枚取得すると、取得したフレーム画像をバッファメモリ15に記憶して、ステップS46へ進む。
ステップS46においてカメラ制御部12は、規定フレーム数(本実施形態では60フレーム(1秒分))を取得したか否かを判定する。カメラ制御部12は、規定フレーム数を取得した場合にはステップS47へ進み、規定フレーム数をまだ取得していない場合にはステップS45へ戻る。ステップS45〜S46の処理が繰り返された結果、レリーズボタン11の全押し操作時点から規定フレーム数(1秒)分の動画データがバッファメモリ15に保存される。
ステップS47においてカメラ制御部12は、バッファメモリ15に保存された規定フレーム数の動画データを、撮像フレームレート(ここでは60fps)よりも低い再生フレームレート(例えば30fps)で再生するスロー動画データに変換し、動画ファイルとして記録媒体16に記録して図10の処理を終了する。
次に、照明装置30の発光制御部32により実行される処理を説明する。ステップS51において発光制御部32は、不図示の通信インタフェースを介してカメラボディ10から上記レリーズ半押し信号を受信したか否かを判定する。発光制御部32は、上記レリーズ半押し信号を受信した場合にステップS51を肯定判定してステップS52へ進む。発光制御部32は、カメラボディ10から上記レリーズ半押し信号を受信しない場合にはステップS51を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。
ステップS52において発光制御部32は、右側4列分のLED31(すなわち照明装置30の右側領域)を最大光量で点灯して、ステップS53へ進む。
ステップS53において発光制御部32は、不図示の通信インタフェースを介してカメラボディ10から上記レリーズ全押し信号を受信したか否かを判定する。発光制御部32は、上記レリーズ全押し信号を受信した場合にステップS53を肯定判定してステップS54へ進む。発光制御部32は、カメラボディ10から上記レリーズ全押し信号を受信しない場合にはステップS53を否定判定し、当該判定処理を繰り返す。すなわち発光制御部32は、カメラボディ10から上記レリーズ半押し信号を受信したあと、上記レリーズ全押し信号を受信するまでは、右側4列分のLED31を点灯させたまま待機する。
ステップS54において発光制御部32は、照明領域を変更する照明領域変更処理を開始して、ステップS55へ進む。撮影システム100では、動画撮影開始と共にLED31の点灯領域の移動を一番右側から開始し、動画撮影終了時点でLED31の点灯領域がちょうど一番左側となるように、何フレーム分取得するたびにLED31の点灯領域を何列分移動させるのかが予め設定されている。本実施形態では、LED31は全部で16列あり、常に4列ずつ点灯させる。また動画は、60fpsで1秒間、すなわち60フレーム取得される。したがって本実施形態では、6フレーム取得するたびにLED31の点灯領域を1列分左へ移動させるため、0.1秒経過するたびにLED31の点灯領域を1列分左へ移動させるよう予め設定されている。発光制御部32は、照明領域変更処理において、当該設定に従って、所定時間(ここでは0.1秒)経過するたびにLED31の点灯領域を1列分左へ移動させる処理を行う。これにより、カメラボディ10が動画撮影している(すなわちフレーム画像をバッファメモリ15に蓄積させている)間に、照明装置30の照明領域を右側から左側へ移動させることができる。
ステップS55において発光制御部32は、上記全押し信号を受信してから所定時間が経過したか否かを判定する。この所定時間は、カメラボディ10による動画撮影時間(本実施形態では1秒)であり、予め設定されている。当該所定時間が経過した場合には発光制御部32は、ステップS55を肯定判定してステップS56の処理へ進む。一方、また当該所定時間が経過していない場合には、ステップS55を否定判定して当該判定処理を繰り返しながら、照明領域変更処理を継続する。
ステップS56において発光制御部32は、点灯しているLED31を消灯させて、図10の処理を終了する。これにより、カメラボディ10による動画撮影の終了と共に、照明装置30を消灯することができる。
以上説明した第3の実施形態によれば、次の作用効果が得られる。
(1)撮影システム100は、被写体を撮像する撮像素子13と、撮像素子13により所定のフレームレートで動画撮影を行い、動画データを記録媒体16に記録するカメラ制御部12と、被写体を照明する照明装置30と、照明装置30を制御する発光制御部32と、を備え、発光制御部32は、カメラボディ10による動画撮影中、複数のフレーム画像を取得するたびに、照明装置30の照明領域を変化させるように構成した。これにより、照明装置30を動かす操作などをユーザに行わせることなく、自動で照明領域を変化させることができるので、動きが少ない被写体の動画であっても動画としての魅力を向上することができる。
(変形例1)
上述した第1の実施の形態では、動画撮影中、照明装置30の照明領域を所定方向(右から左へ向かう方向)へ移動させる例について説明した。しかしながら、被写体が人物である場合、その人物の顔の向きに応じて照明領域の移動方向を変えるようにしてもよい。
例えば、図11に示すように、カメラボディ10から見て顔が右側を向いている人物60を撮影する場合について説明する。カメラ制御部12は、レリーズボタン11が全押し操作されると、全押し操作時点で撮像素子13により撮像されるフレーム画像に基づいて人物60の顔の向きを検出する。なお、顔の向きを検出する方法については公知の方法を用いる。
そして人物60の顔の向きが右側を向いていることを検出すると、カメラ制御部12は、照明領域の移動方向を左から右へ向かう方向に決定する。そしてカメラ制御部12は、照明装置30の発光制御部32を制御して、LED31の点灯領域を一番左側から一番右側へと向かって移動させると共に、上述した第1の実施の形態と同様に動画撮影を行う。これにより、動画撮影中において照明領域が左側から右側へ移動されるので、人物60の顔が向いていない方から向いている方へと照明が移動していく動画を記録することができる。したがって動画の最後に向かって人物60の顔がだんだん明るくなるような盛り上がりのある動画を記録することができる。
一方、カメラ制御部12は、被写体である人物の顔の向きが左側を向いている場合には、動画撮影中、右から左へと照明装置30の照明領域が移動するように制御する。すなわち、カメラ制御部12は、人物の顔が向く方に向かって照明装置30の照明領域を移動させる。
このようにカメラ制御部12は、被写体に含まれる人物の顔の向きを検出し、動画撮影中において、当該検出した向きに応じた方向に照明装置30の照明領域を移動させるようにすることで、顔の向きに応じて照明が変化する動画を記録することができる。
なお上述した例では、人物の顔が向く方に向かって照明装置30の照明領域を移動させるようにしたが、人物の顔の向きとは反対の方向に向かって照明装置30の照明領域を移動させるようにしてもよい。
(変形例2)
カメラボディ10は、レリーズボタン11が全押し操作された時点において、被写体に動きがある場合には照明装置30の照明領域の移動を行わずに動画撮影を行い、被写体に動きがない場合に動画撮影と共に照明装置30の照明領域を移動させるようにしてもよい。
この場合のカメラ制御部12は、例えば、プリキャプチャ処理によってレリーズボタン11の全押し操作前の動画をバッファメモリ15に記憶しておく。そしてカメラ制御部12は、レリーズボタン11が全押し操作されると、当該全押し操作直前のフレーム画像と当該フレーム画像の前フレーム画像とに基づいて被写体の動き検出処理を実行する。被写体の動き検出処理では、例えば当該全押し操作直前のフレーム画像と前フレーム画像との差分を算出し、当該差分が所定値以上であれば被写体の動きがあると判断する。カメラ制御部12は被写体の動きがあると判断した場合には、照明装置30の照明領域の移動を行わずに動画撮影を行う。一方、カメラ制御部12は被写体の動きがあると判断されない場合(すなわち被写体の動きがない場合)には、上述した第1の実施の形態と同様に、動画撮影と共に照明装置30の照明領域を移動させる。
動きがある被写体の場合には、照明装置30の照明領域を変化させてしまうと、被写体の動きがわかりにくくなって動画の魅力が下がってしまう可能性もある。しかしながら変形例2によれば、動きがある被写体の場合には照明領域を移動させないので被写体の動きがわかりやすい動画を撮影でき、動きがない被写体の場合には照明領域を移動させて変化のある動画を撮影することができる。
(変形例3)
カメラボディ10は、照明装置30の照明可能範囲に被写体が位置する場合には動画撮影と共に照明装置30の照明領域を移動させ、照明装置30の照明可能範囲に被写体が位置しない場合には照明装置30の照明領域の移動を行わずに動画撮影を行うようにしてもよい。
例えば、上述した第1の実施の形態のように、カメラボディ10に照明装置30が装着されている場合について説明する。この場合のカメラ制御部12は、レリーズボタン11が半押し操作されると、撮像レンズ21のAF処理を実行し、AF処理結果に基づいて撮影距離(撮像レンズ21と被写体との距離)を算出する。カメラボディ10に照明装置30が装着されているので、照明装置30と被写体との距離は撮影距離と近似している。したがってカメラ制御部12は、算出した撮影距離に基づいて被写体が照明装置30の照明可能範囲内に位置しているかを判断する。
カメラ制御部12は、被写体が照明装置30の照明可能範囲内に位置すると判断した場合には、動画撮影と共に照明装置30の照明領域を移動させ、被写体が照明装置30の照明可能範囲内に位置しないと判断した場合には、照明装置30の照明領域の移動を行わずに動画撮影を行う。これにより、被写体を照明できないのに照明装置30を無駄に点灯してしまうことを防止することができる。
(変形例4)
レリーズボタン11が全押し操作されても、被写体である人物が目つぶりしている場合には動画撮影を開始せず、目つぶりがなくなったら動画撮影を開始するようにしてもよい。
この場合のカメラ制御部12は、レリーズボタン11が全押し操作されると、全押し操作時点で撮像素子13により撮像されるフレーム画像に基づいて、被写体人物が目つぶりしているか否かを検出する目つぶり検出処理を行う。なお、目つぶりを検出する方法については公知の方法を用いる。
カメラ制御部12は、目つぶりを検出した場合には、動画撮影を開始せずに待機する。このときカメラ制御部12は、照明装置30の照明領域の移動も開始せず、上述した第1の実施の形態のように照明装置30の右側領域を点灯させたまま待機させる。
そしてカメラ制御部12は、所定時間間隔ごとに、撮像画像に基づいて目つぶり検出処理を行い、目つぶりが検出されなくなった時点で、上述した第1の実施の形態のように動画撮影を開始すると共に照明装置30の照明領域の移動を開始する。変形例4によれば、被写体人物の目つぶりのない動画を記録することができる。
(変形例5)
カメラボディ10が横姿勢(図1に示すようにカメラボディ10が横長となる姿勢)ではなく、縦姿勢(カメラボディ10が縦長となる姿勢)である場合には、LED31の点灯領域の移動方向を、横姿勢のときの移動方向とは90度回転させるようにしてもよい。
例えば、図1に示すようにカメラボディ10が横姿勢のときに照明装置30も横長となる場合について説明する。この場合、カメラボディ10が縦姿勢のときに照明装置30も縦長となる。
変形例5では、カメラボディ10に、カメラボディ10の姿勢を検出する姿勢検出センサ(例えば角速度センサやジャイロセンサなど)が設けられている。カメラ制御部12は、当該姿勢検出センサの出力に応じてカメラボディ10が横姿勢か縦姿勢かを判別する。
カメラボディ10が横姿勢であると判別した場合、カメラ制御部12は、動画撮影中において、LED31の点灯領域を左から右、すなわち長手方向に移動させることで、照明領域を左から右へと移動させる。
一方カメラボディ10が縦姿勢であると判別した場合、カメラ制御部12は、動画撮影中において、LED31の点灯領域を短手方向(すなわち長手方向から90度回転した方向)に移動させるようにする。これにより、カメラボディ10が縦姿勢のときにも、横姿勢の時と同様の方向(左から右)に照明領域を移動させることができる。
(変形例6)
上述した第1の実施の形態では、動画撮影中、照明装置30の照明領域を移動させる例について説明したが、照明装置30の照明態様をこの他種々のパターンで変化させるようにしてもよい。例えば、照明光量を変化させてもよいし、照明光の色を変化させてもよいし、これらを組み合わせるようにしてもよい。また照明領域の移動方向も上述した方向に限らなくてもよい。また照明装置30の照明態様の変化パターンを、ユーザが操作部材を操作することによって設定できるようにしてもよい。
(変形例7)
上述した第2の実施の形態では、レリーズボタン11の全押し操作前と全押し操作後とで、照明装置30の照明態様の変化パターンを変える例について説明した。すなわち全押し操作前には照明装置30の照明光量のみを変化させ、全押し操作後には照明装置30の照明光量と照明領域との双方を変化させる例について説明した。しかしながら、レリーズボタン11の全押し操作前と全押し操作後とで、照明装置30の照明態様の変化パターンを同一とするようにしてもよい。また照明装置30の照明態様の変化パターンも上述したものに限らなくてもよい。
(変形例8)
上述した実施の形態では、複数のLED31がマトリクス状に配置された照明装置30を用いる例について説明したが、これに限らず種々の照明装置30を用いて被写体を照明するようにしてもよい。
例えば、2個のLEDが所定間隔を空けて並んだ照明装置を用いるようにしてもよい。この場合、例えば、一方のLEDの照明光量を弱めていくとともに、他方のLEDの照明光量を強めていく。これにより、一方のLEDによる被写体の影が薄くなっていくと共に他方のLEDによる被写体の影が濃くなっていくので、被写体の影を移動させることができる。
また例えば、1個のLEDのみを有する照明装置を用いるようにしてもよい。この場合であってもLEDの光量や色を変化させることで、被写体に変化を持たせることができる。
また例えば、複数のLEDがライン状に配置されていたり、リング状に配置されていたりする照明装置を用いるようにしてもよい。またLEDに限らず、この他の照明手段を有する照明装置を用いるようにしてもよい。
(変形例9)
上述した実施の形態では、照明装置30においてLED31の点灯領域をずらしていくことにより、照明領域を移動する例について説明した。しかしながら、駆動手段によってLED31の位置や向きを変化させることで照明領域を移動させるようにしてもよいし、照明装置30全体を移動させることで照明領域を移動させるようにしてもよい。
(変形例10)
上述した第1および第2の実施の形態では、レリーズボタン11の全押し操作に応じてスロー動画を記録する例について説明したが、スロー動画ではなく通常の動画(撮像フレームレートと再生フレームレートが同一である動画)を記録するようにしてもよい。この場合、上述した第1の実施の形態のように動画データをバッファメモリ15に記憶してから記録媒体に16に記録するのではなく、バッファメモリ15を通さずに記録媒体16に書き込んでいくようにしてもよい。
(変形例11)
録画ボタンの操作に応じて動画を撮影する場合にも、照明装置30の照明態様を変化させるようにしてもよい。この場合、例えば、ユーザが操作部材を操作して、動画撮影前にメニュー設定によって照明態様を変化させる時間(照明変化時間)を予め設定しておく。また、照明態様の変化パターン(照明領域の移動方向、照明光量・色の変化など)も予め設定しておく。
その後、ユーザにより録画ボタンが押下操作されると、カメラ制御部12は、動画撮影を開始すると共に、上記設定に従って照明装置30の照明態様を変化させていく。そして上記設定された照明変化時間が経過すると、カメラ制御部12は、照明装置30をゆるやかに消灯させると共に動画撮影を自動で終了する。なお、カメラ制御部12は、動画撮影を自動終了するのではなく、照明装置30を消灯させた後でも録画ボタンが再度押下されるまでは、動画撮影を継続するようにしてもよい。
(変形例12)
上述した第2の実施の形態では、レリーズボタン11の全押し操作前後の動画を記録する例について説明したが、レリーズボタン11の全押し操作前の動画のみを記録するようにしてもよい。
(変形例13)
上述した第1および第2の実施の形態では、カメラボディ10に外付けタイプの照明装置30が装着されている例について説明したが、カメラボディ10の被写体を照明する照明装置がカメラボディ10に内蔵されていてもよい。
(変形例14)
上述した実施の形態では、動画撮影中ずっと照明装置30の照明態様を変化させる例について説明したが、これに限らず、動画撮影中の一部の時間内で照明装置30の照明態様を変化させるようにしてもよい。
以上の説明はあくまで一例であり、上記の実施形態の構成に何ら限定されるものではない。また、上記実施形態に各変形例の構成を適宜組み合わせてもかまわない。
1,100…撮影システム、10…カメラボディ、11…レリーズボタン、12…カメラ制御部、13…撮像素子、14…操作部、15…バッファメモリ、16…記録媒体、21…撮像レンズ、30…照明装置、31…LED、32…発光制御部

Claims (10)

  1. 被写体を撮像する撮像手段と、
    前記撮像手段により所定のフレームレートで動画撮影を行い、動画データを記録手段に記録する動画撮影手段と、
    前記被写体を照明する照明手段と、
    前記照明手段を制御する照明制御手段と、
    を備え、
    前記照明制御手段は、前記動画撮影中の少なくとも一部の時間内で、前記動画撮影手段が一または複数のフレーム画像を取得するたびに、前記照明手段の照明態様を変化させることを特徴とする動画撮影システム。
  2. 請求項1に記載の動画撮影システムにおいて、
    前記照明態様の変化は、照明領域、照明光の光量、および照明光の色のうち少なくとも一つの変化であることを特徴とする動画撮影システム。
  3. 請求項1または2に記載の動画撮影システムにおいて、
    半押し操作および全押し操作が可能なレリーズ操作部材をさらに備え、
    前記動画撮影手段は、前記全押し操作が行われると所定時間の動画撮影を行い、
    前記照明制御手段は、前記半押し操作が行われると前記照明手段を点灯させ、前記全押し操作が行われると前記照明手段の照明態様を変化させることを特徴とする動画撮影システム。
  4. 請求項1または2に記載の動画撮影システムにおいて、
    半押し操作および全押し操作が可能なレリーズ操作部材をさらに備え、
    前記動画撮影手段は、前記全押し操作時点の所定時間前から前記全押し操作時点の所定時間後まで動画撮影を行い、
    前記照明制御手段は、前記全押し操作時点前には前記照明手段の照明態様を第1のパターンで変化させ、前記全押し操作時点後には前記照明手段の照明態様を前記第1のパターンとは異なる第2のパターンで変化させることを特徴とする動画撮影システム。
  5. 請求項1〜4のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおいて、
    前記被写体に含まれる人物の顔の向きを検出する向き検出手段をさらに備え、
    前記照明制御手段は、前記動画撮影中において、前記向き検出手段により検出された向きに応じた方向に、前記照明手段の照明領域を移動させることを特徴とする動画撮影システム。
  6. 請求項1〜5のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおいて、
    前記被写体の動きを検出する動き検出手段をさらに備え、
    前記照明制御手段は、前記動き検出手段により前記被写体の動きが検出されない場合に、前記動画撮影中において前記照明手段の照明態様を変化させることを特徴とする動画撮影システム。
  7. 請求項1〜6のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおいて、
    前記照明手段と前記被写体との距離を検出する距離検出手段と、
    前記距離検出手段により検出された距離に基づいて前記照明手段の照明可能範囲内に前記被写体が位置するかを判断する判断手段と、
    をさらに備え、
    前記照明制御手段は、前記判断手段により前記被写体が前記照明可能範囲内に位置すると判断された場合に、前記動画撮影中において前記照明手段の照明態様を変化させることを特徴とする動画撮影システム。
  8. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおける前記撮像手段と前記動画撮影手段と前記照明制御手段とを備えることを特徴とするカメラ。
  9. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおける前記照明手段と前記照明制御手段とを備えることを特徴とする照明装置。
  10. 請求項1〜7のいずれか一項に記載の動画撮影システムにおける前記照明制御手段を備えることを特徴とする照明制御装置。
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