JP2003258880A - ネットワークおよびノードおよびデータ転送方法 - Google Patents

ネットワークおよびノードおよびデータ転送方法

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JP2003258880A
JP2003258880A JP2002056098A JP2002056098A JP2003258880A JP 2003258880 A JP2003258880 A JP 2003258880A JP 2002056098 A JP2002056098 A JP 2002056098A JP 2002056098 A JP2002056098 A JP 2002056098A JP 2003258880 A JP2003258880 A JP 2003258880A
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Application number
JP2002056098A
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English (en)
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Akira Misawa
明 三澤
Kohei Shiomoto
公平 塩本
Masaru Katayama
勝 片山
Naoaki Yamanaka
直明 山中
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ユーザがデータ転送を要求してから実際にデ
ータ転送が開始されるまでの時間を短縮し、ネットワー
クリソースの有効利用を図る。 【解決手段】 パスの接続要求を送出した発側のノード
がその接続要求が受け入れられたか否かに関わらず、と
もかく、所定時間後にデータ転送を開始する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はIP(Internet Prot
ocol)網または光パス網に利用するに適する。特に、通
信に先立ってネットワークリソースを確保する手順を要
する通信に利用する。
【0002】
【従来の技術】インターネットに代表されるIP網のT
CP/IP(Transmission Control Protocol/Internet
Protocol)によるフロー制御では、ネットワークリソー
スを多くの数のユーザで共有するために、一人当りは低
い転送ビットレートとなる。このようなIP網で、アプ
リケーションによらず同じTCP/IPによる通信方式
を利用すれば、パスを接続してからダウンロードするま
でには、多くのルータを介してストワード&フォワード
を繰り返すために、結果として、大容量のデータをダウ
ンロードするには時間がかかる。
【0003】そこで、IP網は、本来、帯域非保証型の
ネットワークであるが、通信に利用するパスをあらかじ
め設定し、しかも利用する伝送速度を予約しておくこと
により、オーディオ情報またはビジュアル情報のような
リアルタイム性が要求される大容量のデータの連続転送
が可能となる。このような要望に応えるために、RTP
(Real Time Transport Protocol)、RSVP(Resource
Reservation Protocol)は、IETF(Internet Enginee
ring Task Force)において、既に標準化が行われてい
る。
【0004】また、光パス網では、波長パスを用いて光
信号のままデータ転送を行う技術として、発側のノード
と着側のノードとの間にカットスルーパスを設定し、こ
のカットスルーパスでは、光信号を電気信号に変換する
ことなく、大容量のデータを高速に転送することができ
る。
【0005】さらに、電気パス網と光パス網とが混在す
るマルチレイヤネットワークにおいては、GMPLS(G
eneralized Multi Protocol Label Switching)を用い
て、あらかじめ設定されたパスにより大容量のデータを
高速に転送することができる。
【0006】本明細書では、これらのあらゆるネットワ
ークを想定して説明を行う。
【0007】従来のパスの接続とデータ転送手順を図1
4に示す。発側のノードから接続要求を着側のノードに
向けて送出すると、中継のノードでは、この接続要求に
基づくリソース確保が行われ、着側のノードがこの接続
要求を受け取ると発側のノードに向けて接続完了の通知
を送出する。このようにして、すべての接続が完了した
ところから発側のノードはデータの転送を開始する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このような従来のデー
タ転送手順では、まず、パス設定を完了してからデータ
転送が開始される。このために、ユーザがデータ転送を
要求してから実際にデータ転送が開始されるまでの処理
時間が長くかかる問題がある。
【0009】また、図14の例では、発側のノードは、
一回の試行で着側のノードとの間のパス設定に成功して
いるが、中継のノードで接続要求に基づくリソース確保
に失敗すれば、発側のノードはパス設定にリトライする
必要があり、ユーザがデータ転送を要求してから実際に
データ転送が開始されるまでの処理時間はますます長く
かかることになる。
【0010】このように、ユーザがデータ転送を要求し
てから実際にデータ転送が開始されるまでの処理時間が
長いということは、ネットワークリソースの有効利用の
観点からも望ましくない。
【0011】なお、本明細書における発側のノードおよ
び着側のノードとは、データ転送に先立ってパス設定の
ための接続要求を送出する側のノードを発側のノードと
いい、この接続要求の終端先となるノードを着側のノー
ドという。
【0012】本発明は、このような背景に行われたもの
であって、ユーザがデータ転送を要求してから実際にデ
ータ転送が開始されるまでの時間を短縮することがで
き、ネットワークリソースの有効利用を図ることができ
るネットワークおよびノードおよびプログラムおよび記
録媒体およびデータ転送方法を提供することを目的とす
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明は、パスの接続要
求を送出した発側のノードがその接続要求が受け入れら
れたか否かに関わらず、ともかく、T1時間後にデータ
転送を開始することを特徴とする。このT1時間は、当
然、接続要求に対する何らかの応答が返ってくるまでの
時間よりも短く設定される。これにより、ユーザがデー
タ転送を要求してから実際にデータ転送が開始されるま
での時間を短縮することができ、ネットワークリソース
の有効利用を図ることができる。
【0014】すなわち、本発明の第一の観点は、パスの
接続要求を送出する手段を備えた発側のノードと、この
接続要求の宛先となりこの接続要求に応じてパス設定完
了を前記発側のノードに通知する手段を備えた着側のノ
ードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間の
経路に配置され前記接続要求に基づきパス設定のための
リソースを確保する手段を備えた中継のノードとを備え
たネットワークである。
【0015】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記発側のノードは、前記着側のノードからのパス設定完
了の通知の有無に関わらず、前記接続要求を送出する手
段により接続要求を送出してからT1時間後にデータ転
送を開始する手段を備えたところにある。
【0016】前記リソースを確保する手段は、前記接続
要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときには
リソース確保失敗を前記発側のノードに通知する手段を
備え、前記発側のノードは、このリソース確保失敗の通
知を受け取ってからT2時間後に再度接続要求を送出す
る手段を備えることが望ましい。
【0017】これにより、パス設定に失敗したときに
は、発側のノードは、再度、パスの接続要求を送出し、
データ転送を開始することができる。このときに、T2
時間を経過してから再度接続要求を送出することによ
り、ネットワークリソースの空塞状況に変化が生じるた
め、パス設定成功を期待することができる。
【0018】前記中継のノードは、前記リソースを確保
する手段により前記接続要求に基づくリソースの確保が
完了する以前に前記発側のノードからのデータを受信し
たときにはリソース確保未完了を前記発側のノードに通
知する手段を備え、前記発側のノードは、このリソース
確保未完了の通知を受け取ったときにはそのT3時間後
に再度データ転送を開始する手段を備えることもでき
る。
【0019】これにより、中継のノードでリソース確保
に時間を要した場合に、データの欠落等を回避すること
ができる。
【0020】また、前記再度データ転送を開始する手段
は、前記リソース確保未完了の通知を所定回数連続して
受け取ったときには、前記T3時間を延長する手段を備
えることが望ましい。
【0021】すなわち、リソース確保未完了の通知を連
続して受け取るということは、リソース確保に要する時
間に対してT3時間が短か過ぎるということであるか
ら、その場合には、T3時間を長く設定し直すことがよ
い。また、T3時間は、可能な限り短い方が望ましいの
で、徐々に長く設定していき、最適な値を見つけ出せる
ように制御することがよい。さらに、長時間にわたり、
リソース確保未完了の通知を全く受け取らなくなった場
合には、リソース確保に要する時間に対してT3時間が
長過ぎるということも考えられるので、そのような事態
を回避するために、再び短く設定し直すこともよい。
【0022】前記リソースを確保する手段は、前記接続
要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときには
リソース確保失敗を前記発側のノードに通知する手段を
備え、前記中継のノードは、他中継のノードから前記発
側のノードに向かうリソース確保失敗の通知を受け取っ
たときに自中継のノードで前記接続要求に基づくリソー
スの確保が可能であるときには当該リソースを確保する
手段を備え、前記発側のノードは、リソース確保失敗の
通知を受け取ったときにはそのT4時間後に再度データ
転送を開始する手段を備えることもできる。
【0023】これにより、中継のノードで接続要求に基
づくリソース確保に失敗した場合であっても、別パスが
あればこれに対してリソースを確保することにより、発
側のノードが再度、接続要求を行う場合と比較して速や
かにデータ転送を完了することができる。
【0024】本発明の第二の観点はノードであって、本
発明の特徴とするところは、パスの接続要求を送出する
手段を備えた発側のノードと、この接続要求の宛先とな
りこの接続要求に応じてパス設定完了を前記発側のノー
ドに通知する手段を備えた着側のノードと、前記発側の
ノードと前記着側のノードとの間の経路に配置され前記
接続要求に基づきパス設定のためのリソースを確保する
手段を備えた中継のノードとを備えたネットワークに適
用され、前記発側のノードとして、前記着側のノードか
らのパス設定完了の通知の有無に関わらず、前記接続要
求を送出する手段により接続要求を送出してからT1時
間後にデータ転送を開始する手段を備えたところにあ
る。
【0025】前記リソースを確保する手段は、前記接続
要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときには
リソース確保失敗を前記発側のノードに通知する手段を
備え、前記発側のノードとして、このリソース確保失敗
の通知を受け取ってからT2時間後に再度接続要求を送
出する手段を備えることもできる。
【0026】前記中継のノードとして、前記リソースを
確保する手段により前記接続要求に基づくリソースの確
保が完了する以前に前記発側のノードからのデータを受
信したときにはリソース確保未完了を前記発側のノード
に通知する手段を備え、前記発側のノードとして、この
リソース確保未完了の通知を受け取ったときにはそのT
3時間後に再度データ転送を開始する手段を備えること
もできる。
【0027】前記再度データ転送を開始する手段は、前
記リソース確保未完了の通知を所定回数連続して受け取
ったときには、前記T3時間を延長する手段を備えるこ
とが望ましい。
【0028】前記リソースを確保する手段は、前記接続
要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときには
リソース確保失敗を前記発側のノードに通知する手段を
備え、前記中継のノードとして、他中継のノードから前
記発側のノードに向かうリソース確保失敗の通知を受け
取ったときに自中継のノードで前記接続要求に基づくリ
ソースの確保が可能であるときには当該リソースを確保
する手段を備え、前記発側のノードとして、リソース確
保失敗の通知を受け取ったときにはそのT4時間後に再
度データ転送を開始する手段を備えることもできる。
【0029】本発明の第三の観点は、情報処理装置にイ
ンストールすることにより、その情報処理装置に、パス
の接続要求を送出する機能を備えた発側のノードと、こ
の接続要求の宛先となりこの接続要求に応じてパス設定
完了を前記発側のノードに通知する機能を備えた着側の
ノードと、前記発側のノードと前記着側のノードとの間
の経路に配置され前記接続要求に基づきパス設定のため
のリソースを確保する機能を備えた中継のノードとを備
えたネットワークに適用されるノードを制御する装置に
相応する機能を実現させるプログラムである。
【0030】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記発側のノードを制御する装置に相応する機能として、
前記着側のノードからのパス設定完了の通知の有無に関
わらず、前記接続要求を送出する機能により接続要求を
送出してからT1時間後にデータ転送を開始する機能を
実現させるところにある。
【0031】前記リソースを確保する機能は、前記接続
要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときには
リソース確保失敗を前記発側のノードに通知する機能を
備え、前記発側のノードを制御する装置に相応する機能
として、このリソース確保失敗の通知を受け取ってから
T2時間後に再度接続要求を送出する機能を実現させる
ことが望ましい。
【0032】前記中継のノードを制御する装置に相応す
る機能として、前記リソースを確保する機能により前記
接続要求に基づくリソースの確保が完了する以前に前記
発側のノードからのデータを受信したときにはリソース
確保未完了を前記発側のノードに通知する機能を実現さ
せ、前記発側のノードを制御する装置に相応する機能と
して、このリソース確保未完了の通知を受け取ったとき
にはそのT3時間後に再度データ転送を開始する機能を
実現させることもできる。
【0033】前記再度データ転送を開始する機能とし
て、前記リソース確保未完了の通知を所定回数連続して
受け取ったときには、前記T3時間を延長する機能を実
現させることが望ましい。
【0034】前記リソースを確保する機能は、前記接続
要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときには
リソース確保失敗を前記発側のノードに通知する機能を
備え、前記中継のノードを制御する装置に相応する機能
として、他中継のノードから前記発側のノードに向かう
リソース確保失敗の通知を受け取ったときに自中継のノ
ードで前記接続要求に基づくリソースの確保が可能であ
るときには当該リソースを確保する機能を実現させ、前
記発側のノードを制御する装置に相応する機能として、
リソース確保失敗の通知を受け取ったときにはそのT4
時間後に再度データ転送を開始する機能を実現させるこ
ともできる。
【0035】本発明の第四の観点は、本発明のプログラ
ムが記録された前記情報処理装置読取可能な記録媒体で
ある。本発明のプログラムは本発明の記録媒体に記録さ
れることにより、前記情報処理装置は、この記録媒体を
用いて本発明のプログラムをインストールすることがで
きる。あるいは、本発明のプログラムを保持するサーバ
からネットワークを介して直接前記情報処理装置に本発
明のプログラムをインストールすることもできる。
【0036】これにより、コンピュータ装置等の情報処
理装置を用いて、ユーザがデータ転送を要求してから実
際にデータ転送が開始されるまでの時間を短縮すること
ができ、ネットワークリソースの有効利用を図ることが
できるネットワークおよびノードを実現することができ
る。
【0037】本発明の第五の観点は、発側のノードから
送出されたパスの接続要求に対し、この接続要求の宛先
となる着側のノードはこの接続要求に応じてパス設定完
了を前記発側のノードに通知し、前記発側のノードと前
記着側のノードとの間の経路に配置された中継のノード
は前記接続要求に基づきパス設定のためのリソースを確
保するデータ転送方法である。
【0038】ここで、本発明の特徴とするところは、前
記発側のノードは、前記着側のノードからのパス設定完
了の通知の有無に関わらず、前記接続要求を送出してか
らT1時間後にデータ転送を開始するところにある。
【0039】前記中継のノードは、前記接続要求に基づ
くリソースの確保を試みて失敗したときにはリソース確
保失敗を前記発側のノードに通知し、前記発側のノード
は、このリソース確保失敗の通知を受け取ってからT2
時間後に再度接続要求を送出することが望ましい。
【0040】前記中継のノードは、前記接続要求に基づ
くリソースの確保が完了する以前に前記発側のノードか
らのデータを受信したときにはリソース確保未完了を前
記発側のノードに通知し、前記発側のノードは、このリ
ソース確保未完了の通知を受け取ったときにはそのT3
時間後に再度データ転送を開始することもできる。
【0041】前記リソース確保未完了の通知を所定回数
連続して受け取ったときには、前記T3時間を延長する
ことが望ましい。
【0042】前記中継のノードは、前記接続要求に基づ
くリソースの確保を試みて失敗したときにはリソース確
保失敗を前記発側のノードに通知し、前記中継のノード
は、他中継のノードから前記発側のノードに向かうリソ
ース確保失敗の通知を受け取ったときに自中継のノード
で前記接続要求に基づくリソースの確保が可能であると
きには当該リソースを確保し、前記発側のノードは、リ
ソース確保失敗の通知を受け取ったときにはそのT4時
間後に再度データ転送を開始することもできる。
【0043】
【発明の実施の形態】本発明実施例を図1ないし図11
を参照して説明する。図1は本実施例のネットワーク構
成を示す図である。図2は第一実施例の発側のノードの
ブロック構成図である。図3は本実施例の着側のノード
のブロック構成図である。図4は第一実施例のパスの接
続とデータ転送手順を示す図である。図5は第二実施例
の中継のノードのブロック構成図である。図6は第二実
施例の発側のノードのブロック構成図である。図7は第
二実施例のパスの接続とデータ転送手順を示す図であ
る。図8は第三実施例の中継のノードのブロック構成図
である。図9は第三および第四実施例の発側のノードの
ブロック構成図である。図10は第三実施例のパスの接
続とデータ転送手順を示す図である。図11は第四実施
例の中継のノードのブロック構成図である。図12は第
四実施例の発側のノードのブロック構成図である。図1
3は第四実施例のパスの接続とデータ転送手順を示す図
である。
【0044】(第一実施例)第一実施例を図1ないし図
4を参照して説明する。本実施例は、パスの接続要求を
送出する接続要求送出部1を備えた発側のノードAと、
この接続要求の宛先となりこの接続要求に応じてパス設
定完了を発側のノードAに通知する接続完了通知部8を
備えた着側のノードBと、発側のノードAと着側のノー
ドBとの間の経路に配置され前記接続要求に基づきパス
設定のためのリソースを確保するリソース確保部4を備
えた中継のノードC、D、Eとを備えたネットワークで
ある。
【0045】ここで、第一実施例の特徴とするところ
は、発側のノードAは、着側のノードBからのパス設定
完了の通知の有無に関わらず、接続要求送出部1により
接続要求を送出してからT1時間後にデータ転送を開始
するタイマ2およびデータ転送部3を備えたところにあ
る。
【0046】すなわち、サーバ甲からデータを保有する
サーバ乙に対して、大容量データの高速転送の要求があ
ったとする。従来のTCP/IPでは、各ノードA〜E
でストアード&フォワード方式で逐次的にデータが転送
されるためデータの転送が完了するまでに要する時間が
長かった。
【0047】第一実施例では、サーバ乙に接続している
ノードAで、この大容量のデータ転送の必要を検出する
と、このノードAからサーバ甲に接続されているノード
Bへ、ノードAからノードC、ノードDを経由してノー
ドBまでのパスを設定する。パスができると一挙にデー
タ転送を開始する。データ転送が終了後は直ちにパスを
解放する。
【0048】すなわち、第一実施例では、図4に示すよ
うに、着側のノードBからの接続完了通知の受信を発側
のノードAで待たずに、通過ノードC、Dでの接続が完
了するタイミングでデータが通過するように、接続完了
通知の受信に先行してデータ転送を開始する。接続要求
を出してから、各ノードでの制御が完了する時間をある
程度見積もったT1時間(=Δt)経過後にノードAか
らデータを転送する。T1時間は、通過するノードの接
続制御時間の総和にしておく。従来の方式に比べて、接
続完了通知がノードBからノードAに返信される伝播時
間分だけ転送時間を削減できる。
【0049】(第二実施例)第二実施例を図5ないし図
7を参照して説明する。本実施例では、リソース確保部
4は、前記接続要求に基づくリソースの確保を試みて失
敗したときにはリソース確保失敗を発側のノードAに通
知する。第二実施例では、発側のノードAは、このリソ
ース確保失敗の通知を受け取ってからT2時間後に再度
接続要求を送出する接続再要求部6およびタイマ7を備
えることを特徴とする。
【0050】すなわち、第二実施例では、図7に示すよ
うに、もし、中継のノードの途中でパスのリソースが不
足していたなどの理由で、パスの接続が完了しなかった
場合には、その中継のノードがリソース確保失敗通知を
発側のノードA宛に返送する。その中継のノードにおい
ては、ノードAから先行して転送されたデータが到着し
た場合はデータを廃棄する。
【0051】ノードAでは、このリソース確保失敗通知
を受け取るとデータ転送を直ちに中止する。このリソー
ス確保失敗通知を受信後、T2時間待った後に、再度接
続要求を繰り返す。パス数等のネットワークリソースに
対して、平均のデータ転送時間は短いほど、接続に失敗
する確率は減らすことができる。さらに、このリトライ
が2、3回も続けて失敗する確率はかなり小さいため、
データ転送要求を最初からやり直すよりもネットワーク
全体では効率的に利用が可能となる。
【0052】なお、初回の接続要求の送出時点からネッ
トワークリソースの空塞状況が変化しないと、再度接続
要求を送出しても同じ結果となるので、T2時間は、ネ
ットワークリソースの空塞状況が変化するであろうと予
想される時間とする。
【0053】(第三実施例)第三実施例を図8ないし図
10を参照して説明する。第三実施例では、中継のノー
ドは、リソース確保部4により前記接続要求に基づくリ
ソースの確保が完了する以前に発側のノードAからのデ
ータを受信したときにはリソース確保未完了を発側のノ
ードAに通知するリソース確保未完了通知部10を備
え、発側のノードAは、このリソース確保未完了の通知
を受け取ったときにはそのT3時間後に再度データ転送
を開始するデータ再送制御部11およびタイマ12およ
びバッファ15を備えることを特徴とする。
【0054】すなわち、第三実施例は、図10に示すよ
うに、中継のノードDでの接続制御に関する時間が当初
設定していた時間よりも長くなり、接続が完了する以前
にデータが到着した場合を考える。この場合には、ノー
ドDで到着したデータを廃棄する一方、直ちに接続が未
完了であることをリソース確保失敗通知としてノードA
に通知する。ノードAでは、リソース確保未完了通知の
受領後、T3時間を経て、データを再送する。これによ
り、中継のノードにおけるデータの一部欠落を回避する
ことができる。
【0055】ノードDでの制御接続時間の増加が突発的
なものであるときには、このときの待ち時間後のデータ
が到着する頃には、既に接続設定が完了している可能性
が高いので、タイマ12のT3時間を短く設定し、通知
受領後直ちに再送する。
【0056】しかし、ノード全体の制御時間が伸びてい
る場合には、最初の待ち時間が短か過ぎる可能性がある
ので、ノードA側で学習機能を持たせて、この時間を増
減させる機能を持たせる。第三実施例では、データ再送
制御部11は、リソース確保未完了通知が所定回数連続
して届いたら、タイマ12のT3時間を長く設定し直す
こととする。また、T3時間は、可能な限り短い方が望
ましいので、徐々に長く設定していき、最適な値を見つ
け出せるように制御する。さらに、長時間にわたり、リ
ソース確保未完了通知を全く受け取らなくなった場合に
は、リソース確保に要する時間に対してT3時間が長過
ぎるということも考えられるので、そのような事態を回
避するために、再び短く設定し直す。
【0057】(第四実施例)第四実施例を図9ないし図
13を参照して説明する。リソース確保部4は、前記接
続要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときに
はリソース確保失敗を発側のノードAに通知する失敗通
知部5を備えることは既に説明したが、第四実施例で
は、中継のノードのリソース確保部4は、他中継のノー
ドから発側のノードAに向かうリソース確保失敗の通知
を受け取ったときに自中継のノードで前記接続要求に基
づくリソースの確保が可能であるときには当該リソース
を確保する。これに対し、発側のノードAは、リソース
確保失敗の通知を受け取ったときにはそのT4時間後に
再度データ転送を開始するデータ再送制御部13および
タイマ14およびバッファ15を備えることを特徴とす
る。
【0058】すなわち、第四実施例は、図13に示すよ
うに、もし、接続がノードDで完了しなかった場合に
は、ノードDで到着したデータを廃棄し、ノードCにリ
ソース確保失敗通知を送る。ノードCで、別のノード経
由でパスが接続できると判断した場合には、ノードA宛
にリソース確保失敗通知をして、再度のデータ転送を要
求しつつ、ノードE経由で宛先ノードまでの接続を要求
する。これにより、接続にかかる制御時間を短縮し、効
率の良いデータ転送が可能となる。
【0059】第四実施例では、発側のノードAは、リソ
ース確保失敗通知を受け取っても別パスが設定されるこ
とを期待して再度接続要求を送出することはせず、単
に、データの再送を行う。
【0060】(第五実施例)本実施例のノードは情報処
理装置であるコンピュータ装置を用いて実現することが
できる。すなわち、コンピュータ装置にインストールす
ることにより、そのコンピュータ装置に、パスの接続要
求を送出する接続要求送出部1に相応する機能を備えた
発側のノードAと、この接続要求の宛先となりこの接続
要求に応じてパス設定完了を発側のノードAに通知する
接続完了通知部8に相応する機能を備えた着側のノード
Bと、発側のノードAと着側のノードBとの間の経路に
配置され前記接続要求に基づきパス設定のためのリソー
スを確保するリソース確保部4に相応する機能を備えた
中継のノードC、D、Eとを備えたネットワークに適用
されるノードA〜Eを制御する装置に相応する機能を実
現させるプログラムであって、第一実施例の発側のノー
ドAを制御する装置に相応する機能として、着側のノー
ドBからのパス設定完了の通知の有無に関わらず、接続
要求送出部1により接続要求を送出してからT1時間後
にデータ転送を開始するタイマ2およびデータ転送部3
に相応する機能を実現させるプログラムをコンピュータ
装置にインストールすることにより、そのコンピュータ
装置を第一実施例の発側のノードAを制御する装置に相
応する装置とすることができる。
【0061】また、コンピュータ装置にインストールす
ることにより、そのコンピュータ装置に、第二実施例の
中継のノードを制御する装置に相応する機能として、リ
ソース確保部4により前記接続要求に基づくリソースの
確保を試みて失敗したときにはリソース確保失敗を発側
のノードAに通知する失敗通知部5に相応する機能を実
現させ、さらに、コンピュータ装置にインストールする
ことにより、そのコンピュータ装置に、第二実施例の発
側のノードAを制御する装置に相応する機能として、こ
のリソース確保失敗の通知を受け取ってからT2時間後
に再度接続要求を送出する接続再要求部6およびタイマ
7に相応する機能を実現させるプログラムをコンピュー
タ装置にインストールすることにより、そのコンピュー
タ装置を第二実施例の発側のノードAおよび中継のノー
ドを制御する装置に相応する装置とすることができる。
【0062】また、コンピュータ装置にインストールす
ることにより、そのコンピュータ装置に、第三実施例の
中継のノードを制御する装置に相応する機能として、リ
ソース確保部4により前記接続要求に基づくリソースの
確保が完了する以前に発側のノードAからのデータを受
信したときにはリソース確保未完了を発側のノードAに
通知するリソース確保未完了通知部10に相応する機能
を実現させ、さらに、コンピュータ装置にインストール
することにより、そのコンピュータ装置に、第三実施例
の発側のノードAを制御する装置に相応する機能とし
て、このリソース確保未完了の通知を受け取ったときに
はそのT3時間後に再度データ転送を開始するデータ再
送制御部11およびタイマ12に相応する機能を実現さ
せ、さらに、データ再送制御部11に相応する機能とし
て、前記リソース確保未完了の通知を所定回数連続して
受け取ったときには、T3時間を延長する機能を実現さ
せるプログラムをコンピュータ装置にインストールする
ことにより、そのコンピュータ装置を第三実施例の発側
のノードAおよび中継のノードを制御する装置に相応す
る装置とすることができる。
【0063】また、コンピュータ装置にインストールす
ることにより、そのコンピュータ装置に、第四実施例の
中継のノードを制御する装置に相応する機能として、リ
ソース確保部4により前記接続要求に基づくリソースの
確保を試みて失敗したときにはリソース確保失敗を発側
のノードAに通知する失敗通知部5に相応する機能を実
現させ、さらに、他中継のノードから発側のノードAに
向かうリソース確保失敗の通知を受け取ったときに自中
継のノードで前記接続要求に基づくリソースの確保が可
能であるときには当該リソースを確保するリソース確保
部4に相応する機能を実現させ、さらに、コンピュータ
装置にインストールすることにより、そのコンピュータ
装置に、第四実施例の発側のノードAを制御する装置に
相応する機能として、リソース確保失敗の通知を受け取
ったときにはそのT4時間後に再度データ転送を開始す
るデータ再送制御部13およびタイマ14に相応する機
能を実現させるプログラムをコンピュータ装置にインス
トールすることにより、そのコンピュータ装置を第四実
施例の発側のノードAおよび中継のノードを制御する装
置に相応する装置とすることができる。
【0064】本実施例のプログラムは本実施例の記録媒
体に記録されることにより、コンピュータ装置は、この
記録媒体を用いて本実施例のプログラムをインストール
することができる。あるいは、本実施例のプログラムを
保持するサーバからネットワークを介して直接コンピュ
ータ装置に本実施例のプログラムをインストールするこ
ともできる。
【0065】これにより、コンピュータ装置を用いて、
ユーザがデータ転送を要求してから実際にデータ転送が
開始されるまでの時間を短縮することができ、ネットワ
ークリソースの有効利用を図ることができるネットワー
クおよびノードを実現することができる。
【0066】(実施例まとめ)本実施例では、説明をわ
かりやすくするために、第一〜第四実施例として分けて
説明を行なったが、実際には、これら第一〜第四実施例
を組み合わせた形で実施される。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
ユーザがデータ転送を要求してから実際にデータ転送が
開始されるまでの時間を短縮することができ、ネットワ
ークリソースの有効利用を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のネットワーク構成を示す図。
【図2】第一実施例の発側のノードのブロック構成図。
【図3】本実施例の着側のノードのブロック構成図。
【図4】第一実施例のパスの接続とデータ転送手順を示
す図。
【図5】第二実施例の中継のノードのブロック構成図。
【図6】第二実施例の発側のノードのブロック構成図。
【図7】第二実施例のパスの接続とデータ転送手順を示
す図。
【図8】第三実施例の中継のノードのブロック構成図。
【図9】第三および第四実施例の発側のノードのブロッ
ク構成図。
【図10】第三実施例のパスの接続とデータ転送手順を
示す図。
【図11】第四実施例の中継のノードのブロック構成
図。
【図12】第四実施例の発側のノードのブロック構成
図。
【図13】第四実施例のパスの接続とデータ転送手順を
示す図。
【図14】従来のパスの接続とデータ転送手順を示す
図。
【符号の説明】
1 接続要求送出部 2、7、12、14 タイマ 3 データ転送部 4 リソース確保部 5 失敗通知部 6 接続再要求部 8 接続完了通知部 9 データ中継部 10 リソース確保未完了通知部 11、13 データ再送制御部 15 バッファ A〜E ノード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片山 勝 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 山中 直明 東京都千代田区大手町二丁目3番1号 日 本電信電話株会社内 Fターム(参考) 5K030 GA02 HA08 LA01 LC09 5K034 AA02 EE10 FF11 MM00 MM18

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 パスの接続要求を送出する手段を備えた
    発側のノードと、この接続要求の宛先となりこの接続要
    求に応じてパス設定完了を前記発側のノードに通知する
    手段を備えた着側のノードと、前記発側のノードと前記
    着側のノードとの間の経路に配置され前記接続要求に基
    づきパス設定のためのリソースを確保する手段を備えた
    中継のノードとを備えたネットワークにおいて、 前記発側のノードは、前記着側のノードからのパス設定
    完了の通知の有無に関わらず、前記接続要求を送出する
    手段により接続要求を送出してからT1時間後にデータ
    転送を開始する手段を備えたことを特徴とするネットワ
    ーク。
  2. 【請求項2】 前記リソースを確保する手段は、前記接
    続要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときに
    はリソース確保失敗を前記発側のノードに通知する手段
    を備え、 前記発側のノードは、このリソース確保失敗の通知を受
    け取ってからT2時間後に再度接続要求を送出する手段
    を備えた請求項1記載のネットワーク。
  3. 【請求項3】 前記中継のノードは、前記リソースを確
    保する手段により前記接続要求に基づくリソースの確保
    が完了する以前に前記発側のノードからのデータを受信
    したときにはリソース確保未完了を前記発側のノードに
    通知する手段を備え、 前記発側のノードは、このリソース確保未完了の通知を
    受け取ったときにはそのT3時間後に再度データ転送を
    開始する手段を備えた請求項1記載のネットワーク。
  4. 【請求項4】 前記再度データ転送を開始する手段は、
    前記リソース確保未完了の通知を所定回数連続して受け
    取ったときには、前記T3時間を延長する手段を備えた
    請求項3記載のネットワーク。
  5. 【請求項5】 前記リソースを確保する手段は、前記接
    続要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときに
    はリソース確保失敗を前記発側のノードに通知する手段
    を備え、 前記中継のノードは、他中継のノードから前記発側のノ
    ードに向かうリソース確保失敗の通知を受け取ったとき
    に自中継のノードで前記接続要求に基づくリソースの確
    保が可能であるときには当該リソースを確保する手段を
    備え、 前記発側のノードは、リソース確保失敗の通知を受け取
    ったときにはそのT4時間後に再度データ転送を開始す
    る手段を備えた請求項1記載のネットワーク。
  6. 【請求項6】 パスの接続要求を送出する手段を備えた
    発側のノードと、この接続要求の宛先となりこの接続要
    求に応じてパス設定完了を前記発側のノードに通知する
    手段を備えた着側のノードと、前記発側のノードと前記
    着側のノードとの間の経路に配置され前記接続要求に基
    づきパス設定のためのリソースを確保する手段を備えた
    中継のノードとを備えたネットワークに適用され、 前記発側のノードとして、前記着側のノードからのパス
    設定完了の通知の有無に関わらず、前記接続要求を送出
    する手段により接続要求を送出してからT1時間後にデ
    ータ転送を開始する手段を備えたことを特徴とするノー
    ド。
  7. 【請求項7】 前記リソースを確保する手段は、前記接
    続要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したときに
    はリソース確保失敗を前記発側のノードに通知する手段
    を備え、 前記発側のノードとして、このリソース確保失敗の通知
    を受け取ってからT2時間後に再度接続要求を送出する
    手段を備えた請求項6記載のノード。
  8. 【請求項8】 前記中継のノードとして、前記リソース
    を確保する手段により前記接続要求に基づくリソースの
    確保が完了する以前に前記発側のノードからのデータを
    受信したときにはリソース確保未完了を前記発側のノー
    ドに通知する手段を備え、 前記発側のノードとして、このリソース確保未完了の通
    知を受け取ったときにはそのT3時間後に再度データ転
    送を開始する手段を備えた請求項6記載のノード。
  9. 【請求項9】 前記再度データ転送を開始する手段は、
    前記リソース確保未完了の通知を所定回数連続して受け
    取ったときには、前記T3時間を延長する手段を備えた
    請求項8記載のノード。
  10. 【請求項10】 前記リソースを確保する手段は、前記
    接続要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したとき
    にはリソース確保失敗を前記発側のノードに通知する手
    段を備え、 前記中継のノードとして、他中継のノードから前記発側
    のノードに向かうリソース確保失敗の通知を受け取った
    ときに自中継のノードで前記接続要求に基づくリソース
    の確保が可能であるときには当該リソースを確保する手
    段を備え、 前記発側のノードとして、リソース確保失敗の通知を受
    け取ったときにはそのT4時間後に再度データ転送を開
    始する手段を備えた請求項6記載のノード。
  11. 【請求項11】 情報処理装置にインストールすること
    により、その情報処理装置に、 パスの接続要求を送出する機能を備えた発側のノード
    と、この接続要求の宛先となりこの接続要求に応じてパ
    ス設定完了を前記発側のノードに通知する機能を備えた
    着側のノードと、前記発側のノードと前記着側のノード
    との間の経路に配置され前記接続要求に基づきパス設定
    のためのリソースを確保する機能を備えた中継のノード
    とを備えたネットワークに適用されるノードを制御する
    装置に相応する機能を実現させるプログラムにおいて、 前記発側のノードを制御する装置に相応する機能とし
    て、前記着側のノードからのパス設定完了の通知の有無
    に関わらず、前記接続要求を送出する機能により接続要
    求を送出してからT1時間後にデータ転送を開始する機
    能を実現させることを特徴とするプログラム。
  12. 【請求項12】 前記リソースを確保する機能は、前記
    接続要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したとき
    にはリソース確保失敗を前記発側のノードに通知する機
    能を備え、 前記発側のノードを制御する装置に相応する機能とし
    て、このリソース確保失敗の通知を受け取ってからT2
    時間後に再度接続要求を送出する機能を実現させる請求
    項11記載のプログラム。
  13. 【請求項13】 前記中継のノードを制御する装置に相
    応する機能として、前記リソースを確保する機能により
    前記接続要求に基づくリソースの確保が完了する以前に
    前記発側のノードからのデータを受信したときにはリソ
    ース確保未完了を前記発側のノードに通知する機能を実
    現させ、 前記発側のノードを制御する装置に相応する機能とし
    て、このリソース確保未完了の通知を受け取ったときに
    はそのT3時間後に再度データ転送を開始する機能を実
    現させる請求項11記載のプログラム。
  14. 【請求項14】 前記再度データ転送を開始する機能と
    して、前記リソース確保未完了の通知を所定回数連続し
    て受け取ったときには、前記T3時間を延長する機能を
    実現させる請求項13記載のプログラム。
  15. 【請求項15】 前記リソースを確保する機能は、前記
    接続要求に基づくリソースの確保を試みて失敗したとき
    にはリソース確保失敗を前記発側のノードに通知する機
    能を備え、 前記中継のノードを制御する装置に相応する機能とし
    て、他中継のノードから前記発側のノードに向かうリソ
    ース確保失敗の通知を受け取ったときに自中継のノード
    で前記接続要求に基づくリソースの確保が可能であると
    きには当該リソースを確保する機能を実現させ、 前記発側のノードを制御する装置に相応する機能とし
    て、リソース確保失敗の通知を受け取ったときにはその
    T4時間後に再度データ転送を開始する機能を実現させ
    る請求項11記載のプログラム。
  16. 【請求項16】 請求項11ないし15のいずれかに記
    載のプログラムが記録された前記情報処理装置読取可能
    な記録媒体。
  17. 【請求項17】 発側のノードから送出されたパスの接
    続要求に対し、この接続要求の宛先となる着側のノード
    はこの接続要求に応じてパス設定完了を前記発側のノー
    ドに通知し、前記発側のノードと前記着側のノードとの
    間の経路に配置された中継のノードは前記接続要求に基
    づきパス設定のためのリソースを確保するデータ転送方
    法において、 前記発側のノードは、前記着側のノードからのパス設定
    完了の通知の有無に関わらず、前記接続要求を送出して
    からT1時間後にデータ転送を開始することを特徴とす
    るデータ転送方法。
  18. 【請求項18】 前記中継のノードは、前記接続要求に
    基づくリソースの確保を試みて失敗したときにはリソー
    ス確保失敗を前記発側のノードに通知し、 前記発側のノードは、このリソース確保失敗の通知を受
    け取ってからT2時間後に再度接続要求を送出する請求
    項17記載のデータ転送方法。
  19. 【請求項19】 前記中継のノードは、前記接続要求に
    基づくリソースの確保が完了する以前に前記発側のノー
    ドからのデータを受信したときにはリソース確保未完了
    を前記発側のノードに通知し、 前記発側のノードは、このリソース確保未完了の通知を
    受け取ったときにはそのT3時間後に再度データ転送を
    開始する請求項17記載のデータ転送方法。
  20. 【請求項20】 前記リソース確保未完了の通知を所定
    回数連続して受け取ったときには、前記T3時間を延長
    する請求項19記載のデータ転送方法。
  21. 【請求項21】 前記中継のノードは、前記接続要求に
    基づくリソースの確保を試みて失敗したときにはリソー
    ス確保失敗を前記発側のノードに通知し、 前記中継のノードは、他中継のノードから前記発側のノ
    ードに向かうリソース確保失敗の通知を受け取ったとき
    に自中継のノードで前記接続要求に基づくリソースの確
    保が可能であるときには当該リソースを確保し、 前記発側のノードは、リソース確保失敗の通知を受け取
    ったときにはそのT4時間後に再度データ転送を開始す
    る請求項17記載のデータ転送方法。
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