JP2002010364A - 移動電気通信システムのための双方向パケットデータプロトコル手法および装置 - Google Patents

移動電気通信システムのための双方向パケットデータプロトコル手法および装置

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JP2002010364A
JP2002010364A JP2001135107A JP2001135107A JP2002010364A JP 2002010364 A JP2002010364 A JP 2002010364A JP 2001135107 A JP2001135107 A JP 2001135107A JP 2001135107 A JP2001135107 A JP 2001135107A JP 2002010364 A JP2002010364 A JP 2002010364A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 移動電気通信システムのための双方向パケッ
トデータプロトコル方法および装置を提供すること。 【解決手段】 UMTSその他の電気通信システムで使
用する双方向資源予約技法である。ユーザが、システム
内のアップリンクおよびダウンリンクの両方向における
資源予約を要求しているかどうかが決定され、双方向の
資源予約を要求している場合、双方向プロトコルが実行
され、必要な資源予約が設定される。必要な資源予約が
両方向に実現されるようにするために、双方向プロトコ
ルは、アップリンクおよびダウンリンクの両方向に対す
る資源折衝手順を統合している。上記決定は、ユーザ
が、アップリンクおよびダウンリンクの両方向に対する
資源予約を要求しているかどうかを識別するフラグビッ
トに基づくことができる。フラグビットは、システムの
サービス品質QoS情報エレメントIEと連携させるこ
とができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は一般的には電気通信
システムに関し、特に、電気通信システムなどに使用す
るパケットデータプロトコルに関する。
【0002】
【従来の技術】ユニバーサル移動電気通信システム(U
MTS)のような第3世代の電気通信システムでは、音
声サービスばかりではなく、データサービス、マルチメ
ディアサービスなどのために、広帯域幅が準備されてい
る。このようなシステムでは、必要なサービス品質(Q
oS)を確立する能力をユーザに提供することが望まし
いが、インターネットプロトコル(IP)ネットワー
ク、すなわち、より一般的にはインターネットなど、あ
る種のネットワークでは、資源が確保されない限りQo
Sを保証することができない。
【0003】望ましいQoSの提供に必要な資源の、様
々な種類のネットワークによる確保を可能にするため
に、終端間プロトコル、いわゆる資源予約プロトコル
(RSVP)が広く使用されている。RSVPについて
は、本出願に係わる、R.Bradenらによる「Inte
rnet Engineering Task Force (IETF)RFC2205,Resource
Reservation Protocol(RSVP)」(1997年9月)に
記載されている。図1は、RSVPの動作を示したもの
である。送信側ユーザ10が、受信側ユーザ12にPA
THメッセージを送信している。PATHメッセージ
は、いわゆる「TSpec」情報などのトラフィック特
性情報を送信し、送信側ユーザ10から送信すべきトラ
フィックの特性を指示している。受信側ユーザ12がこ
のPATHメッセージを受信すると、受信側ユーザ12
は、いわゆる「FlowSpec」などのQoS要求を
含んだRESV(資源確保)メッセージを送信する。実
際には、送信側ユーザ10および受信側ユーザ12を遠
隔にあり、そのため、PATHメッセージおよびRES
Vメッセージは、複数のネットワークノードを通過す
る。各ノードは、両メッセージを受信すると、そのノー
ド内の適当な資源を確保できるかどうかを決定し、確保
可能であれば、PATHメッセージを次のホップに中継
し、RESVメッセージを前のホップに中継する。RE
SVメッセージが送信側ユーザ10に達すると、送信側
ユーザ10はデータの送信を開始する。各ノードにおけ
るセットアップ済みのQoS状態を維持するために、周
期リフレッシュメッセージが、データに続いて送信され
る。
【0004】発明者X.Chenらによる2000年3
月3日出願の「Resource Reservation in 3G or Future
Generation Telecommunication Network」という名称
の欧州特許出願第00301782.9号に、UMTS
など第3世代あるいは将来世代の無線移動ネットワーク
における資源予約のための方法が記載されている。有利
なことに、そこに記載されている方法には、既存のアー
キテクチャすなわちQoS手順への影響がほとんどな
く、かつ、UMTSにおけるRSVPのサポートに関連
する全ての余分な信号トラフィックを最少にしている。
【0005】図1に示すように、従来のRSVPは、Q
oS要求をトラフィックレシーバからトラフィックトラ
ンスミッタに渡すだけの、単方向QoS信号プロトコル
である。RSVPを介してセットアップされる折衝Qo
Sは、トラフィックトランスミッタからトラフィックレ
シーバの方向に流れるトラフィックにのみ適用される。
逆方向に流れるトラフィックのQoS要求の折衝につい
ては、個別RSVPセッションを起動しなければならな
い。
【0006】UMTSおよびその他の種類のシステムに
おけるRSVPの実施で問題となるのは、これらのシス
テムが一般的に、移動端末(TM)からネットワークへ
のアップリンク方向に流れるトラフィックに対するQo
Sと、ネットワークからMTへのダウンリンク方向に流
れるトラフィックに対するQoSとを明確に区別してい
ることである。例えば、UMTS規格のパケットデータ
プロトコル(PDP)コンテキストのQoS情報エレメ
ント(IE)の中で、このような区別がなされている。
【0007】アップリンクおよびダウンリンクの両トラ
フィックをカバーするために、既存の一方向PDPコン
テキストを直接拡張すると、「レーシング」の問題を引
き起こす原因となる。特に、ユーザは、QoS制御用R
SVPメッセージを、ダウンリンク方向に送信されるQ
oS制御用対応RSVPメッセージとは無関係に、アッ
プリンク方向に送信することができる。したがって、特
定のMTおよび対応するゲートウェイGPRS(汎用パ
ケット無線サービス)サポートノード(GGSN)が、
RSVPメッセージを受信すると、各方向に関連したR
SVPセッションのために、異なるPDPコンテキスト
制御手順を起動しなければならない。異なるPDPコン
テキスト制御手順を起動することにより、両方向に予約
資源を必要とするセッションに対して、一方向について
はPDPコンテキストを設定することができるが、逆方
向に対してはPDPコンテキストを設定することはでき
ない。
【0008】したがって、アップリンクおよびダウンリ
ンクの両トラフィックに適用可能で、かつ、上記レーシ
ング問題を解決する双方向PDPコンテキスト手順が、
UMTSまたは他の種類の電気通信システムに必要であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、UM
TSおよび他の電気通信システムで使用する双方向パケ
ットデータプロトコル(PDP)技法を提供することで
ある。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、システ
ム内におけるアップリンク方向およびダウンリンク方向
の両方向での資源予約を、ユーザが要求しているかどう
かが決定される。ユーザが双方向資源予約を要求してい
る場合、双方向プロトコルが実行され、必要な資源予約
が設定される。双方向プロトコルは、必要な資源予約が
両方向に対して実現されるようにするために、アップリ
ンク方向およびダウンリンク方向の両方向に対する資源
折衝手順を統合している。双方向プロトコルは、資源予
約プロトコル(RSVP)資源折衝手順に基づくパケッ
トデータプロトコル(PDP)である。
【0011】上述の、双方向資源予約をユーザが要求し
ているかどうかの決定は、アップリンクおよびダウンリ
ンクの両方向の資源予約をユーザが要求しているかどう
かを識別するフラグビットに基づくことができる。この
フラグビットを、システムのサービス品質(QoS)情
報エレメント(IE)に関連させることができ、また、
これらのフラグビットを用いることにより、ユーザによ
る、双方向プロトコルアプリケーションまたは一方向プ
ロトコルアプリケーションの選択を可能にしている。例
えば2ビットのフラグビットを用いて、そのビットの値
により、ユーザがアップリンク方向およびダウンリンク
方向のいずれの方向にも資源予約を必要としていないこ
と、あるいは、アップリンク方向のみ、ダウンリンク方
向のみ、または両方向に対して資源予約を必要としてい
ることを表すことができる。他の例としては、単一ビッ
トを用いて、資源予約要求の特定の方向に対して、その
資源予約要求が逆方向の対応する資源予約要求と結合し
ているか否かを表すことができる。
【0012】本発明による双方向プロトコル技法は、ア
ップリンクおよびダウンリンクの両トラフィックに対す
る資源予約を効率的に処理し、UMTSの現在の一方向
PDPコンテキストにおけるQoSの具体化に内在する
レーシング問題を解決している。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明について、いわゆるユニバ
ーサル移動電気通信システム(UMTS)型の電気通信
システムを例として説明する。本発明は、ユニバーサル
移動電気通信システムなどでの実施に特に適している
が、本発明の技法は、他の種類の電気通信システムにも
広く適用可能である。
【0014】図2は、本発明を具体化することができる
UMTS20の一部を示したものである。UMTS20
は、ゲートウェイ24およびコアネットワーク(CN)
エッジ26で形成されるコアネットワーク22と、UM
TS地上無線アクセスネットワーク(UTRAN)28
とを備えている。移動端末(TM)30は、無線インタ
フェースを介してUTRAN28と通信している。この
例では、MT30をUMTS仕様と想定し、非UMTS
仕様のアプリケーションを実行することができる端末装
置(TE)32に接続されている。ゲートウェイ24
は、外部ネットワーク40と通信することができる。
【0015】UMTS20の各構成要素は、それぞれ図
2に示すサブコンポーネントを有しているが、ここでは
詳細は省略する。図2に示すUMTS20、その構成要
素、およびサブコンポーネントの動作に関する詳細につ
いては、以下に挙げるUMTS規格委員会3GPP発行
の、UMTS規格文献を参照されたい。3GTS 23.060V3.
2.1(2000-01),Technical Specification Group Service
and System Aspect、General Packet Radio Service(G
PRS)、Service Description(3G TS23.060 Version 3.2.
1)、および、3G TS23.107 V3.1.1(2000-02)3GPP-3rd Ge
neration Partnership Project, Technical Specificat
ion Group Service and System、QoSConcept and Archi
tecture。これらは、本出願に係わる規格文献である。
【0016】図2に示すUMTS20を再度参照してみ
ると、上記サブコンポーネントは、翻訳要素、許容/容
量制御要素、UMTSベアラサービス(BS)管理プロ
グラム、構内BS管理プログラム、無線BS管理プログ
ラム、UTRA BS管理プログラム、CN BS管理
プログラム、外部BS管理プログラム、ネットワークサ
ービス(NS)管理プログラム、および実時間ベアラ
(RAB)管理プログラムを含んでいる。「ph」は
「物理的」を意味し、「lu」は、上記23.060文献に規
定されているインタフェースを表している。既に指摘し
たように、システム20の様々な構成要素については、
UMTS規格文献に詳細に記載されている。
【0017】本発明は、UMTS20内における双方向
QoS折衝および制御のための双方向パケットデータプ
ロトコル(PDP)コンテキストを実施する、複数の異
なる技法を提供する。これらの技法について、図3Aな
いし図7に照らして詳細に説明する。図の中で、CNエ
ッジ26はサービングGPRSサポートノード(SGS
N)であり、ゲートウェイ24はゲートウェイGPRS
サポートノード(GGSN)である。
【0018】図3Aないし図7を明瞭かつ単純にするた
めに、基本的な仮定が幾つかなされている。 1.MTに対して、一次またはデフォルトPDPコンテ
キストが設定されている。 2.既存RSVPセッションに対して、稼動中の二次P
DPコンテキストは設定されていない。
【0019】また、以下の説明は、両方向の完全なQo
S情報を未だ含んでいない双方向PDPコンテキストに
対して、稼動中の二次PDPコンテキストがセットアッ
プされている場合についての説明である。
【0020】本明細書では、「未決PDPコンテキスト
トランザクション」という用語を用いて、未終了の作成
PDP要求手順、起動PDP要求手順または更新PDP
要求手順を意味するものとし、完全なQoS要求のない
双方向PDPコンテキストについては、未完成双方向P
DPコンテキストと呼ぶものとする。
【0021】本発明による双方向PDPコンテキスト手
順について、2つのシナリオを用いて説明する。第1の
シナリオは、MTのみに着信するRSVPに関するもの
であり、第2のシナリオは、MTおよびGGSNに着信
するRSVPに関するものである。
【0022】シナリオ1:MTのみに着信するRSVP
【0023】このシナリオでは、TE32およびMT3
0だけが、RSVP信号メッセージを生成することを想
定している。外部ネットワーク40内のホストは、他の
信号方式機構を用いて、ダウンリンクQoS要求をGG
SNに通知し、MTに中継される。
【0024】図3Aは、このシナリオを、アップリンク
QoSについて示したものである。MTは初回PATH
メッセージを着信し、適切なアップリンクQoS(「a
bc」)を有する起動二次PDPコンテキスト要求メッ
セージを生成し、SGSNに送信する。次にSGSN
は、作成二次PDPコンテキスト要求メッセージを生成
し、GGSNに送信する。この時、ダウンリンクQoS
は、「ヌル」にセットされている。初回PATHメッセ
ージに続くリフレッシュPATHメッセージが、異なる
QoSまたはトラフィック仕様を示す場合は、修正二次
PDPコンテキスト手順が起動される。このシナリオで
は、新しい折衝アップリンクQoS(「a′b′
c′」)を伝えるリフレッシュRESVメッセージが作
成され、応答としてTEに送信される。
【0025】図3Bおよび3Cは、このシナリオにおけ
るダウンリンクQoSに対する2種類の異なる手法を示
したものである。いずれの手法においても、二次PDP
コンテキストが存在することを想定しており、また、ア
ップリンクQoSは、既存の「a′b′c′」にセット
され、初期要求ダウンリンクQoSは、「efg」にセ
ットされている。その結果生じる新しいダウンリンクQ
oSは、「e′f′g′」である。
【0026】図3Bに示す第1の手法では、MTは、T
Eへ転送するPATHメッセージを生成する前に、二次
PDPコンテキストのセットアップを試みている。ネッ
トワーク起動プロトコルデータユニット(PDU)通知
が、ダウンリンクQoSパラメータをMTに伝達するこ
とを想定している。以下に示す3つの状態に対して、ダ
ウンリンクQoSを更新するために、修正二次PDPコ
ンテキスト手順を使用しなければならない。 (a)TEからの初回RESVメッセージが、異なるQ
oS仕様を伝達する。 (b)リフレッシュRSVPメッセージが、異なるQo
S仕様を伝達する。 (c)ダウンリンクQoS変更/更新要求が、「ネット
ワーク要求PDPメッセージ」による伝達時に、遠端部
によって起動される。
【0027】図3Cに示す第2の手法では、MTは、T
EからのRESVメッセージ受信後においてのみ、二次
PDPコンテキストを起動している。修正二次PDPコ
ンテキスト手順は、次の2つの状態においてのみ使用さ
れる。 (a)リフレッシュRSVPメッセージが、異なるQo
S仕様を伝達する。 (b)ダウンリンクQoS変更/更新要求が、「ネット
ワーク要求PDPメッセージ」による伝達時に、遠端部
によって起動される。
【0028】二次PDPコンテキストが存在せず、PD
U通知が二次PDPコンテキストのセットアップをトリ
ガする場合に使用する適切な手順については、図3Bお
よび3Cの線図から簡単に生成することができること
は、当分野の技術者には明らかであろう。
【0029】シナリオ2:MTおよびGGSNによって
着信するRSVP
【0030】シナリオ2で使用する4種類の手法につい
て説明する。第1ないし第4の手法について、それぞれ
図4A、4B、図5A、5B、図6A、6B、および図
7に照らして説明する。
【0031】これらの全ての手法に対して、GGSN
は、PDU通知要求メッセージを介して、ネットワーク
起動二次PDPコンテキスト要求を実行し、ダウンリン
クQoS要求を含むPDUを中継することができる。S
GSNがPDP通知を受信すると、SGSNは、要求P
DPコンテキスト起動メッセージをMTに送信する。こ
のような要求PDPコンテキスト起動メッセージをMT
が受信すると、二次PDPコンテキストが存在しない場
合、MTは、起動二次PDPコンテキスト要求メッセー
ジを起動する。
【0032】シナリオ2の第1の手法では、初回PAT
Hメッセージが、起動二次PDPコンテキスト手順をト
リガしている。この第1の手法では、MTおよびGGS
NがPATHメッセージおよびRESVメッセージを傍
受し、そのメッセージを処理して、そのメッセージが初
回PATHメッセージであるかリフレッシュメッセージ
であるかを決定している。リフレッシュメッセージの場
合、QoSパラメータが、双方向PDPコンテキスト部
分として記憶されている既存のQoS要求事項と異なっ
ていれば、MTおよびGGSNは、そのことを知らせる
ことができる。
【0033】MTの場合、TEから初回PATHメッセ
ージを受信すると、二次PDPコンテキストが存在しな
ければ、起動二次PDPコンテキスト手順がトリガされ
る。不完全双方向PDPコンテキストが存在する場合、
未決PDPコンテキストトランザクションがなければ、
更新PDPコンテキスト要求手順が実行される。MTが
次にTEから受信するリフレッシュPATHメッセージ
は、内容に変更が有る場合に限り、ピギーバック情報と
して転送される。
【0034】MTの場合、TEから初回RESVを受信
すると、不完全双方向PDPコンテキストが存在する場
合、更新PDPコンテキスト手順がトリガされる。TE
から次に受信するリフレッシュRESVメッセージに対
しては、そのメッセージに含まれているQoSパラメー
タが、双方向PDPコンテキスト内の既存のQoSパラ
メータと異なっている場合に限り、更新PDPコンテキ
スト手順がトリガされる。QoS情報を有する要求PD
Pコンテキスト起動メッセージをSGSNから受信する
と、二次PDPコンテキストが存在しない場合、起動二
次PDPコンテキスト手順が起動される。
【0035】GGSNの場合、外部ネットワークからの
初回PATHメッセージは、必ず透過的にMTに転送さ
れるが、このRSVPセッションに対する二次PDPコ
ンテキストが無いことをGGSNが認識すると、GGS
Nは、ネットワークPDU通知をMTにトリガする。こ
のような通知をMTが受信すると、起動二次PDPコン
テキスト要求手順を起動することができる。不完全双方
向二次PDPコンテキストが存在し、かつ、未決PDP
コンテキストトランザクションが無ければ、更新PDP
コンテキスト手順が起動される。不完全双方向二次PD
Pコンテキストが既に存在し、かつ、更新PDPコンテ
キスト手順が起動している場合は、GGSNは、それ以
外の他の更新PDPコンテキストを起動することはな
く、代わりに、MTが初回RESVメッセージをTEか
ら受信した際のダウンリンクQoSの修正を、MTに委
ねることになる。次のリフレッシュPATHメッセージ
は、そのメッセージが、双方向PDPコンテキスト内の
既存QoSパラメータと異なるQoSパラメータを含ん
でいる場合に限り、GGSNによって転送される。GG
SNの場合、外部ネットワークから受信する初回RES
Vメッセージが、更新PDPコンテキストをトリガし、
QoS要求に変更が有る場合に限り、外部ネットワーク
からの次のリフレッシュRESVメッセージが、更新P
DPコンテキスト手順をトリガすることになる。
【0036】図4Aは、双方向PDPコンテキストを設
定するための上記手順を詳細に示したものである。 (1a):TEからの初回PATHメッセージをMTが
受信すると、MTは、起動二次PDPコンテキスト要求
メッセージを生成し、PATHメッセージ内のQoS情
報から引き出される要求アップリンクQoSパラメータ
と共にSGSNに送信する。 (1b):次にSGSNは、作成二次PDPコンテキス
ト要求メッセージを、GGSNに対してトリガする。 (2a):GGSNは、折衝アップリンクQoSパラメ
ータ(要求アップリンクQoSとは異なる)を有する作
成二次PDPコンテキスト応答を生成し、SGSNに送
信する。SGSNおよびGGSNは、例えば、アップリ
ンク方向およびダウンリンク方向に対するIP発信元ア
ドレスおよび宛先アドレス、発信元ポート番号および宛
先ポート番号などのセッション関連情報を、双方向PD
Pコンテキストの状態部分として記憶することができ
る。 (2b):次にSGSNは、起動二次PDPコンテキス
ト受諾を生成し、MTに送信する。 (3a):一方、GGSNは初回RESVを受信し、R
ESV内のQoS要求が、既に有している内容と異なっ
ていれば、更新PDPコンテキスト要求手順をトリガ
し、折衝アップリンクQoSを更新する。 (3b):この更新PDPコンテキスト要求メッセージ
が、SGSNによってMTに中継される。 (3c):MTは、更新PDPコンテキスト応答を生成
し、SGSNに送信する。 (3d)SGSNは、このメッセージをGGSNに中継
する。 (4):その間に、ダウンリンクQoS要求を含む初回
PATHメッセージを、GGSNが受信すると仮定す
る。GGSNは、このQoS要求に対して何ら修正を加
えることなく、MTへの引渡しを必要とするベアラデー
タとして、この初回PATHメッセージを単純に処理す
る。 (5a):ダウンリンクQoS要求を伝達する初回RE
SVを受信すると、MTは、更新PDPコンテキスト要
求手順を、SGSNに起動させる。 (5b):SGSNは、更新PDPコンテキスト要求メ
ッセージをGGSNに中継する。 (6a)(6b):GGSNは、適切な折衝ダウンリン
クQoSを有する更新PDPコンテキスト応答を生成
し、SGSNに送信する。SGSNは、それをMTに中
継する。 (7a)(7b):MTがリフレッシュPATHメッセ
ージを受信すると、内容に変更が有る場合に限り、その
メッセージを転送する。同様に、GGSNがリフレッシ
ュRESVを受信すると、リフレッシュRESVメッセ
ージの内容が、アップリンクQoS要求事項の内容と異
なっている場合に限り、修正アップリンクQoSパラメ
ータ、例えば「h1m」を有する更新PDPコンテキス
ト要求をトリガする。 (8a)(8b):対応する更新PDPコンテキスト応
答が生成される。 (9a)(9b):同様に、リフレッシュPATHメッ
セージをGGSNが受信すると、内容に変更が有る場合
に限り、そのメッセージを転送する。リフレッシュRE
SVをMTが受信すると、内容に変更が有る場合に限
り、そのメッセージを転送する。また、リフレッシュR
ESVメッセージ内のダウンリンクQoS要求事項に変
更がある場合は、修正ダウンリンクQoSパラメータ、
例えば「svw」を有する更新PDPコンテキスト要求
を、必ずトリガする。 (10a)(10b):GGSNは、更新PDPコンテ
キスト応答を生成し、SGSNは、それをMTに中継す
る。
【0037】図4Bは、最初にPDU通知要求が生じる
場合の、シナリオ2に対する第1の手法を示したもので
ある。この例では、更新PDPコンテキスト手順が起動
された後(5a)に、TEから初回PATHメッセージ
(3)を受信すると、上記手順の終了後、別の修正PD
Pコンテキスト手順を起動しなければならない。このこ
とは即ち、初回RESV(4)が受信されず、その内容
を含める(6a)ために間に合わないことを意味してい
る。同様に、GGSNが生成する更新PDPコンテキス
ト応答(6a)より後に、初回RESVを外部ネットワ
ークから受信すると、さらに別の更新PDPコンテキス
ト手順を実行しなければならない。したがって、最悪の
場合のシナリオでは、起動PDPコンテキスト手順を1
回、更新すなわち修正PDPコンテキスト手順を3回実
施しなければならない。通常、この手法では、双方向コ
ンテキストのセットアップを完了するために、起動PD
Pコンテキスト手順を少なくとも1回、更新すなわち修
正PDPコンテキスト手順を少なくとも2回実施しなけ
ればならない。図4Bに示す手法には、QoSパラメー
タ例として、「k1m」、「k′1′m′」、「h1
j」、「h′1′j′」、「svw」および「s′v′
w′」が含まれている。
【0038】このシナリオでは、UMTS PDPコン
テキスト信号メッセージをトリガするために、MTまた
はGGSNが、初回PATHメッセージあるいは初回R
ESVメッセージを待つことを想定していないが、メッ
セージが初回PATHメッセージであるか初回RESV
メッセージであるかを見分け、かつ、新しい双方向PD
Pコンテキストをセットアップする必要があるか否かを
知ることができるように、SGSNおよびGGSNが、
状態情報を維持することを想定している。
【0039】図5Aおよび5Bに示す、シナリオ2に対
する第2の手法は、ダウンリンクまたはアップリンクの
いずれかのトラフィックに対する初回RESVメッセー
ジの受信後においてのみ、MTが、起動二次PDPコン
テキストを起動する点で、第1の手法と異なっている。
【0040】MTが、ダウンリンクトラフィックに対す
る初回RESVメッセージをTEから受信すると、何も
存在していない場合、起動二次PDPコンテキスト要求
を起動する。TEから受信する次のリフレッシュRES
Vメッセージに対しては、QoS要求事項に変更がある
場合に限り、更新PDPコンテキスト要求をトリガす
る。
【0041】MTは初回PATHメッセージを透過的に
GGSNに転送し、次のリフレッシュPATHメッセー
ジに対しては、アップリンクQoSパラメータに変更が
有る場合に限り、メッセージを転送する。
【0042】GGSNの場合、初回PATHメッセージ
を外部ネットワークから受信すると、パケットは、UM
TSネットワークを横切って透過的にMTに転送され
る。次のPATHメッセージに対しては、ダウンリンク
QoSパラメータに変更が有る場合に限り、メッセージ
が転送される。GGSNが、アップリンクトラフィック
に対する初回RESVメッセージを外部ネットワークか
ら受信すると、同一セッションに対する他の起動PDP
コンテキスト手順または更新PDPコンテキスト手順が
稼動中でない場合、更新PDPコンテキスト手順が起動
される。同一セッションに対する他の起動PDPコンテ
キスト手順または更新PDPコンテキスト手順が稼動中
の場合は、初回RESVの情報を用いて、起動PDPコ
ンテキスト受諾メッセージ内のダウンリンクQoS情報
エレメント(IE)を更新することができる。GGSN
は、MTから受信するダウンリンクQoSに対する初回
RESVメッセージを単に転送するだけである。外部ネ
ットワークから受信する次のリフレッシュRESVメッ
セージに対しては、アップリンクQoS要求事項に変更
が有る場合に限り、更新PDPコンテキスト手順をトリ
ガする。GGSNがMTから受信する、ダウンリンクQ
oS要求事項を伝達するこれらのRESVメッセージに
ついては、単に外部ネットワークに転送するだけであ
る。
【0043】図5Aは、初回PATHメッセージを最初
にMTが受信する場合におけるシナリオ2に対する上述
第2の手法を示したものである。MTは、TEからの初
回RESVメッセージ受信後においてのみ、起動二次P
DPコンテキスト要求を起動する。
【0044】図5Bは、初回PATHメッセージをGG
SNが受信し、PDU通知を起動する場合におけるシナ
リオ2に対する上述第2の手法を示したものである。こ
の場合、外部ホストからの初回PATHメッセージは、
既存の一次PDPコンテキストを用いて、透過的にTE
に伝達される。
【0045】図5Bに示すプロセスは以下の通りであ
る。 (1a):TEから初回RESVを受信すると、MT
は、初回RESVメッセージから引き出されるダウンリ
ンクQoSパラメータを有する起動二次PDPコンテキ
スト要求メッセージを、SGSNに対してトリガする。 (1b):SGSNは、作成二次PDPコンテキスト要
求メッセージをGGSNに送信する。 (2a)(2b):GGSNは、折衝ダウンリンクQo
Sパラメータを含む作成二次PDPコンテキスト応答メ
ッセージを生成し、SGSNに送信する。SGSNは、
それをMTに中継する。 (3):MTは、初回PATHメッセージを受信する
と、UMTSネットワークを横切って外部ホストへ、透
過的に移送する。 (4):GGSNが初回RESVを受信する。 (5a)(5b):GGSNは、初回RESVメッセー
ジから引き出されるアップリンクQoSパラメータを有
する更新PDPコンテキスト要求を、SGSNに対して
トリガし、SGSNは、それをMTに中継する。 (6a)(6b):MTは、修正アップリンクQoSパ
ラメータを有する修正PDPコンテキスト応答を生成
し、SGSNに送信する。SGSNは、それをGGSN
に中継する。 (7)(8):リフレッシュPATHメッセージをMT
が受信し、メッセージ内容に変更が有る場合に限り、G
GSNに中継する。同様に、リフレッシュRESVメッ
セージをGGSNが受信し、メッセージ内容に変更が有
る場合に限り、更新PDPコンテキスト手順をトリガ
し、アップリンクQoS要求事項を変更する。(9a)
および(9b)は、GGSNからSGSN、およびSG
SNからMTへの、ネットワーク起動更新PDPコンテ
キスト要求を示している。(10a)および(10b)
は、MTからSGSN、およびSGSNからGGSNへ
の、対応する応答を示している。
【0046】図5Aおよび5Bに示す手法においては、
MTは、起動二次PDPコンテキスト手順または更新二
次PDPコンテキスト手順を起動する前に、初回RES
Vの受信待ちになっている。したがって、双方向PDP
コンテキストのセットアップを完了するためには、起動
PDPコンテキスト手順および更新PDPコンテキスト
手順を、それぞれ1回だけ実施すれば良いが、初回RE
SVメッセージの受信待ちは、双方向PDPコンテキス
トのセットアップ待ち時間が長くなる。
【0047】図6Aおよび6Bは、シナリオ2に対する
第3の手法を示したもので、遅延PDP応答を伴うPA
THトリガ起動二次PDP要求に関したものである。こ
の手法は、他のPDPコンテキストピアが、送信ピアか
らのPDPコンテキスト要求メッセージに応答する前
に、初回RESVメッセージの受信待ちになる点におい
て、第1の手法と異なっており、また、初回RESVで
はなく、初回PATHメッセージが、起動PDPコンテ
キスト要求手順をトリガする点で、第2の手法と異なっ
ている。
【0048】MTに関しては、初回PATH(アップリ
ンクQoS)メッセージをTEから受信すると、SGS
Nに対して、起動二次PDPコンテキスト要求メッセー
ジがトリガされる。TEからの次のPATHメッセージ
に対しては、QoSパラメータに変更が有る場合に限
り、メッセージが転送される。初回RESV(ダウンリ
ンクQoS)メッセージをTEから受信すると、同一セ
ッションに対する未決PDPコンテキストトランザクシ
ョンおよび不完全双方向PDPコンテキストが存在しな
い場合、更新PDPコンテキスト要求がトリガされる。
応答を必要とする未決PDPコンテキスト要求が存在す
る場合は、応答メッセージが生成される。TEからの次
のリフレッシュRESV(ダウンリンクQoS)メッセ
ージに対しては、QoS要求事項に変更が有る場合に限
り、メッセージが転送され、更新PDPコンテキスト要
求手順がトリガされる。
【0049】GGSNに関しては、初回RESV(アッ
プリンクQoS)メッセージを外部ネットワークから受
信すると、未決PDPコンテキストトランザクションが
存在する場合、作成PDPコンテキスト応答がMTにト
リガバックされる。未決PDPコンテキストトランザク
ションが存在しない場合は、更新PDPコンテキスト要
求がトリガされる。外部ネットワークからの次のRES
Vに対しては、アップリンクQoS要求事項に変更が有
る場合に限り、メッセージがMTに転送され、かつ、更
新PDPコンテキスト要求手順がトリガされる。GGS
Nが初回またはリフレッシュPATHメッセージをMT
から受信すると、そのメッセージは単純に外部ネットワ
ークに転送される。外部ネットワークから初回PATH
メッセージを受信すると、そのメッセージは透過的にM
Tに転送される。外部ネットワークからの次のリフレッ
シュPATHメッセージに対しては、ダウンリンクQo
Sパラメータに変更が有る場合に限り、メッセージがM
Tに転送される。
【0050】図6Aは、起動二次PDPコンテキスト手
順をMTが起動する場合の、シナリオ2に対する上述第
3の手法を示したものである。
【0051】図6Aに示すプロセスは次の通りである。 (1a)(1b):初回PATHメッセージを受信する
と、MTは、起動二次PDPコンテキスト要求メッセー
ジを、適切な要求アップリンクパラメータと共にSGS
Nに送信し、SGSNは、そのメッセージをGGSNに
中継する。 (2):GGSNは、外部ホストから初回RESVメッ
セージを受信するまで応答メッセージを生成しない。 (3a)(3b):GGSNは、初回RESVメッセー
ジを受信すると、PDPコンテキスト応答を生成し、S
GSNに送信する。SGSNは、それをMTに中継す
る。 (4)(5a)(5b):GGSNは、初回PATHメ
ッセージを受信すると、更新PDPコンテキスト要求メ
ッセージを、SGSNに対してトリガし、SGSNは、
それをMTに中継する。 (6a)(6b):MTは、TEからの初回RESVメ
ッセージの受信を待機し、初回RESVメッセージを受
信すると、折衝ダウンリンクQoSパラメータを有する
更新PDPコンテキスト応答メッセージを生成し、SG
SNに送信する。SGSNは、そのメッセージをGGS
Nに中継する。
【0052】MTが受信するリフレッシュPATHメッ
セージは、その内容に変更が有る場合に限り、転送され
る。アップリンクQoS折衝のためにGGSNが受信す
るリフレッシュRESVメッセージも、その内容に変更
が有る場合に限り、転送される。
【0053】ステップ(8a)ないし(8d)は、アッ
プリンクQoSパラメータに変更がある場合に、GGS
Nが更新PDPコンテキスト要求手順をトリガし、MT
が適切な応答を生成することを示している。同様に、G
GSNがリフレッシュPATHメッセージを受信する
と、GGSNは、その内容に変更がある場合に限り、そ
のメッセージを転送する。MTがリフレッシュRESV
メッセージを受信すると、MTは、適切なダウンリンク
QoS要求を有する更新PDPコンテキスト要求手順を
起動する。GGSNは、適切な折衝ダウンリンクQoS
パラメータを有する更新PDPコンテキスト応答メッセ
ージをSGSNに送信し、SGSNは、そのメッセージ
をMTに中継する。次にMTは、そのリフレッシュRE
SVメッセージを中継する。リフレッシュメッセージを
中継する代わりに、MTまたはGGSNで生成するよう
に、MTおよびGGSNでプロキシを使用することがで
きる。
【0054】図6Bは、起動二次PDPコンテキスト手
順をネットワークが起動する場合の、第3の手法を示し
たものである。この場合のプロセスは、PDPコンテキ
スト応答を生成する前に、初回RESVメッセージの受
信を待つことになる。したがって、シナリオ2に対する
この第3の手法を用いることにより、起動PDPコンテ
キスト手順および更新PDPコンテキスト手順を、それ
ぞれ1回実施するだけで、双方向PDPコンテキストが
セットアップされる。場合によっては、起動PDPコン
テキスト手順を1回、更新PDPコンテキスト手順を2
回実施しなければならないケースがあり、また、関連す
るRESVメッセージが送信されない場合のエラー処理
用として、タイマを設けなければならない。
【0055】次に、図7に関連して、シナリオ2に対す
る第4の手法について説明する。この第4の手法は、両
方向に対するQoS要求事項に関して、MTが完全な情
報を受信した後においてのみ、二次PDPコンテキスト
がセットアップされる点で、第1ないし第3の手法と異
なっている。特に、MTは、TEからの初回RESVメ
ッセージ、および、GGSNによって転送される初回R
ESVの両方を受信した後においてのみ、起動二次PD
Pコンテキスト要求メッセージをトリガする。TEから
の次のリフレッシュPATHメッセージは、内容に変更
がある場合に限り、中継される。同様に、TEからの次
のリフレッシュRESVメッセージも、内容に変更があ
る場合に限って中継される。更新PDPコンテキスト手
順は、そのような変更がある場合に、MTによって起動
される。
【0056】この第4の手法においては、GGSNは、
外部ネットワークからの初回PATHを中継することに
なる。外部ネットワークからの次のPATHメッセージ
は、QoSパラメータに変更がある場合に限り、中継さ
れる。外部ネットワークから初回RESVメッセージを
受信すると、そのメッセージはMTに転送される。外部
ネットワークから次のRESVメッセージを受信する
と、GGSNは、QoS要求事項に変更が有る場合に限
り、更新PDPコンテキスト手順を起動する。
【0057】この手法によれば、GGSNが受信するP
ATHメッセージまたはRESVメッセージが透過的に
MTに中継される場合、MTは、RSVP信号メッセー
ジを翻訳するだけで良い。しかし、リフレッシュPAT
HメッセージおよびリフレッシュRESVメッセージ
が、変更がある場合にのみ、UMTSネットワークを介
して中継される場合は、MTおよびGGSNは共に、信
号メッセージを翻訳しなければならない。
【0058】この手法を用いることにより、起動二次P
DP手順を1回実施するだけで、双方向PDPコンテキ
ストをセットアップすることができるが、実時間二次P
DPコンテキストを設定する場合に、長いセットアップ
遅延を招くことになる。実時間二次PDPコンテキスト
のセットアップが完了する前に、一般的には一次PDP
コンテキストである最善PDPコンテキストを介して、
全てのベアラデータを伝達してしまうことができる。
【0059】シナリオ2に対する上記4種類の手法の中
では、実時間RABのセットアップ待ち時間、および、
この実時間RABの設定に必要な信号メッセージ数を考
慮すると、UMTSには第2の手法が好ましい手法であ
る。当然、本明細書で説明した手法は、単に例として挙
げたものであり、他の方法によっても本発明を具体化す
ることができる。
【0060】双方向PDPコンテキストをサポートする
ための既存UMTS規格の修正
【0061】本明細書で説明した種類の双方向PDPコ
ンテキストをサポートするために必要なUMTSコアネ
ットワーク仕様の変更について、その幾つかを以下に説
明する。既に指摘したように、本発明による双方向PD
Pコンテキストは、上記レーシング問題を解決するもの
である。この種の双方向PDPコンテキストをサポート
するためには、UMTSコアネットワーク仕様に対し
て、以下に示す若干の変更を実施しても差し支えないと
思われる。 (a)より豊富なQoS折衝能力セットを提供するため
に、例えば、情報エレメント(IE)の第4バイトの未
使用ビット3ビットの内の2ビットを用いて、以下に示
すフラグをQoS情報エレメントに追加することができ
る。 フラグ1 フラグ0 0 0 両方向に対するRESVがない (一方向PDPコンテキスト) 0 1 アップリンク方向に対するRESVのみ (一方向PDPコンテキスト) 1 0 ダウンリンク方向に対するRESVのみ (一方向PDPコンテキスト) 1 1 アップリンクおよびダウンリンクの両方向に対す るRESV (双方向PDPコンテキスト) アップリンクおよびダウンリンクの両方向をカバーする
個別QoS情報エレメントが存在する場合は、単一フラ
グを追加し、次の様に用いることができる。 フラグ0 0 QoSは逆方向と結合していない(一方向PDP
コンテキスト) 1 QoSは逆方向と結合している(双方向PDPコ
ンテキスト) (b)アップリンクQoS情報エレメントおよびダウン
リンクQoS情報エレメントは、起動PDPコンテキス
トメッセージまたは更新PDPコンテキストメッセージ
の一部として含まれることが想定される。様々な種類の
メッセージを用いることにより、アップリンクQoS情
報エレメントとダウンリンクQoS情報エレメントとを
区別することができ、起動PDPコンテキストメッセー
ジまたは更新PDPコンテキストメッセージのレシーバ
は、アップリンク、ダウンリンクあるいは両リンクに対
するQoS情報エレメントが同一メッセージ内に存在す
るかどうかを、容易に知ることができる。 (c)PDPコンテキストに関連する何らかのメッセー
ジを生成する前に、RESVメッセージの受信を待機す
る手法に対しては、幾つかのタイマを用いることによ
り、エラー状態を処理することができる。 (d)アップリンクQoSパラメータおよびダウンリン
クQoSパラメータを、PDU通知要求メッセージおよ
び要求PDPコンテキスト起動メッセージに追加するこ
とができる。また、要求PDPコンテキスト起動メッセ
ージに遅延起動フラグを含めることにより、二次PDP
コンテキストを起動する前に、TEからの何らかのメッ
セージを待機しなければならないことを、MTに知らせ
ることができる。
【0062】本発明の上述実施形態は、単に説明のため
のものであり、本発明による他の実施形態では、他の種
類の信号配列、他の種類および配列の電気通信システム
要素を利用することもできる。本発明の範囲内における
様々な代替実施形態については、当分野の技術者には明
らかであろう。
【0063】特許請求の範囲に発明の構成要件の後に括
弧で記載した番号がある場合は、構成要件と実施例と対
応づけて発明を容易に理解させる為のものであり、特許
請求の範囲の解釈に用いるべきのものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に利用することができる資源予約プロト
コル(RSVP)の動作を示す図である。
【図2】本発明を具体化することができる電気通信シス
テムの構成図である。
【図3】(A)移動端末(MT)のみに着信するRSV
Pに関する、本発明の第1の動作シナリオによる双方向
パケットデータプロトコル(PDP)コンテキスト手順
を示す図である。 (B)移動端末(MT)のみに着信するRSVPに関す
る、本発明の第1の動作シナリオに対する異なる手法に
よる双方向パケットデータプロトコル(PDP)コンテ
キスト手順を示す図である。 (C)移動端末(MT)のみに着信するRSVPに関す
る、本発明の第1の動作シナリオに対する、さらに異な
る手法による双方向パケットデータプロトコル(PD
P)コンテキスト手順を示す図である。
【図4】(A)MTおよびゲートウェイGPRS(汎用
パケット無線サービス)サポートノード(GGSN)に
着信するRSVPに関する、本発明の第2の動作シナリ
オに対する第1の手法による双方向PDPコンテキスト
手順を示す図である。 (B)MTおよびゲートウェイGPRS(汎用パケット
無線サービス)サポートノード(GGSN)に着信する
RSVPに関する、本発明の第2の動作シナリオに対す
る第1の手法による双方向PDPコンテキスト手順を示
す他の図である。
【図5】(A)MTおよびゲートウェイGPRS(汎用
パケット無線サービス)サポートノード(GGSN)に
着信するRSVPに関する、本発明の第2の動作シナリ
オに対する第2の手法による双方向PDPコンテキスト
手順を示す図である。 (B)MTおよびゲートウェイGPRS(汎用パケット
無線サービス)サポートノード(GGSN)に着信する
RSVPに関する、本発明の第2の動作シナリオに対す
る第2の手法による双方向PDPコンテキスト手順を示
す他の図である。
【図6】(A)MTおよびゲートウェイGPRS(汎用
パケット無線サービス)サポートノード(GGSN)に
着信するRSVPに関する、本発明の第2の動作シナリ
オに対する第3の手法による双方向PDPコンテキスト
手順を示す図である。 (B)MTおよびゲートウェイGPRS(汎用パケット
無線サービス)サポートノード(GGSN)に着信する
RSVPに関する、本発明の第2の動作シナリオに対す
る第3の手法による双方向PDPコンテキスト手順を示
す他の図である。
【図7】MTおよびゲートウェイGPRS(汎用パケッ
ト無線サービス)サポートノード(GGSN)に着信す
るRSVPに関する、本発明の第2の動作シナリオに対
する第4の手法による双方向PDPコンテキスト手順を
示す図である。
【符号の説明】
GGSN ゲートウェイGPRSサポートノード GPRS 汎用パケット無線サービス IE 情報エレメント MT 移動端末 PDP パケットデータプロトコル QoS サービス品質 RSVP 資源予約プロトコル TE 端末装置 UMTS ユニバーサル移動電気通信システム 10 送信側ユーザ 12 受信側ユーザ 20 UMTS 24 ゲートウェイ 26 コアネットワークエッジ 28 UTRAN 30 TM 32 TE 40 外部ネットワーク
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (71)出願人 596077259 600 Mountain Avenue, Murray Hill, New Je rsey 07974−0636U.S.A. (72)発明者 ムーイ チュー チュア アメリカ合衆国、07746 ニュージャージ ー州、マルボロ、スカイラーク コート 1 Fターム(参考) 5K030 HA08 HB18 HC09 JL01 JT09 LC09 5K067 AA21 BB04 BB21 DD11 DD57 EE02 EE10 EE16 HH11 HH22

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電気通信システムにおける資源予約設定
    方法であって、(A)ユーザが、システム内のアップリ
    ンク方向およびダウンリンク方向の両方向における資源
    予約を要求しているかどうかを決定するステップと、
    (B)必要な資源予約を設定するために、双方向プロト
    コルを実行するステップとを含み、前記双方向プロトコ
    ルは、必要な資源予約が両方向に対して実現されるよう
    にするために、アップリンク方向およびダウンリンク方
    向の両方向に対する資源折衝手順を統合していることを
    特徴とする、電気通信システムにおける資源予約設定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記電気通信システムが、ユニバーサル
    移動電気通信システム(UMTS)規格に従って構成さ
    れることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 【請求項3】 前記双方向プロトコルが、パケットデー
    タプロトコル(PDP)を備えることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  4. 【請求項4】 前記双方向プロトコルは、最初にアップ
    リンク方向に対する資源予約折衝を実行し、次にダウン
    リンク方向に対する資源予約折衝を実行することを特徴
    とする請求項1に記載の方法。
  5. 【請求項5】 前記資源折衝手順が、資源予約プロトコ
    ル(RSVP)手順を含むことを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  6. 【請求項6】 前記双方向プロトコルが、前記システム
    の移動端末(MT)要素においてのみ、RSVP信号メ
    ッセージが着信するシステム動作シナリオで実行される
    ことを特徴とする請求項5に記載の方法。
  7. 【請求項7】 前記双方向プロトコルが、前記システム
    のMT要素およびゲートウェイGPRS(汎用パケット
    無線サービス)サポートノード(GGSN)の両方にお
    いて、前記RSVP信号メッセージが着信するシステム
    動作シナリオで実行されることを特徴とする請求項5に
    記載の方法。
  8. 【請求項8】 前記システムのMT要素内におけるシス
    テムの端末装置(TE)要素からの初回PATHメッセ
    ージを受信することにより、二次PDPコンテキストが
    存在しない場合に、二次PDPコンテキストを起動する
    ための手順がトリガされることを特徴とする請求項1に
    記載の方法。
  9. 【請求項9】 前記システムのMT要素内におけるシス
    テムのTE要素からの初回RESV(資源確保)メッセ
    ージを受信することにより、不完全双方向PDPコンテ
    キストが存在する場合に、二次PDPコンテキストを更
    新するための手順がトリガされることを特徴とする請求
    項1に記載の方法。
  10. 【請求項10】 前記システムのGGSN要素内におけ
    るシステムの外部ネットワーク要素から初回PATHメ
    ッセージを受信することにより、二次PDPコンテキス
    トが存在しない場合に、前記システムのMT要素に、二
    次PDPコンテキストを起動するための手順をトリガさ
    せることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. 【請求項11】 前記システムのMT要素内におけるシ
    ステムのTE要素から初回RESVメッセージを受信す
    ることにより、二次PDPコンテキストが存在しない場
    合に、二次PDPコンテキストを起動するための手順が
    トリガされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  12. 【請求項12】 前記システムのMT要素が、前記シス
    テムのTE要素からの初回RESVメッセージ、およ
    び、前記システムのGGSN要素から転送される初回R
    ESVメッセージの両メッセージを受信することによ
    り、二次PDPコンテキストを起動するための手順がト
    リガされることを特徴とする請求項1に記載の方法。
  13. 【請求項13】 前記システムの特定のMT要素に対す
    る一次資源予約コンテキストまたはデフォルト資源予約
    コンテキストが設定された後に、そのMT要素に対する
    前記双方向プロトコルが実行されることを特徴とする請
    求項1に記載の方法。
  14. 【請求項14】 前記決定ステップ(A)が、アップリ
    ンクおよびダウンリンクの両方向に対する資源予約をユ
    ーザが要求しているかどうかを識別するために、フラグ
    ビットを利用することを特徴とする請求項1に記載の方
    法。
  15. 【請求項15】 前記フラグビットが、前記システムの
    サービス品質(QoS)情報エレメント(IE)と結合
    していることを特徴とする請求項9に記載の方法。
  16. 【請求項16】 前記フラグビットが、双方向プロトコ
    ルアプリケーションと一方向プロトコルアプリケーショ
    ンのユーザによる選択を可能にしていることを特徴とす
    る請求項9に記載の方法。
  17. 【請求項17】 前記フラグビットが、2ビットのフラ
    グビットからなり、その値によって、ユーザが、アップ
    リンク方向およびダウンリンク方向のいずれの方向に対
    しても資源予約を要求していないこと、あるいは、アッ
    プリンク方向に対してのみ、資源予約を要求しているこ
    と、または、ダウンリンク方向に対してのみ、資源予約
    を要求していること、もしくは、アップリンクおよびダ
    ウンリンクの両方向に対して資源予約を要求しているこ
    とを示すことを特徴とする請求項9に記載の方法。
  18. 【請求項18】 前記フラグビットが単一ビットからな
    り、資源予約要求の特定の方向に対して、その要求が逆
    方向の対応する要求と結合しているか否かを示すことを
    特徴とする請求項9に記載の方法。
  19. 【請求項19】 電気通信システムにおける資源予約設
    定のための装置であって、ユーザが、前記システム内の
    アップリンク方向およびダウンリンク方向の両方向にお
    ける資源予約を要求しているかどうかを決定し、必要な
    資源予約を設定するために双方向プロトコルを実行する
    システム要素を備え、前記双方向プロトコルが、必要な
    資源予約が両方向に対して実現されるようにするため
    に、アップリンク方向およびダウンリンク方向の両方向
    に対する資源折衝手順を統合していることを特徴とす
    る、電気通信システムにおける資源予約設定装置。
  20. 【請求項20】 電気通信システムにおける資源予約設
    定に使用されるソフトウェアプログラムを記憶させるた
    めの機械可読媒体であって、プログラムが実行される
    と、 ユーザが、前記システム内のアップリンク方向およびダ
    ウンリンク方向の両方向における資源予約を要求してい
    るかどうかを決定するステップと、 必要な資源予約を設定するために双方向プロトコルを実
    行するステップとを提供し、前記双方向プロトコルが、
    必要な資源予約が両方向に対して実現されるようにする
    ために、アップリンク方向およびダウンリンク方向の両
    方向に対する資源折衝手順を統合していることを特徴と
    する、電気通信システムにおける資源予約設定用ソフト
    ウェアプログラムを記憶させるための機械可読媒体。
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