JP5017425B2 - 呼処理方法及び呼処理サーバ - Google Patents
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Description
最初に、SIPを用いて呼制御を行うSIP通信ネットワークの全体構成及び全体動作について説明する。図5は、SIP通信ネットワークのシステム構成を概略的に示す図である。このSIP通信ネットワークは、ネットワークの加入者が利用する端末5と、端末5から送信された呼接続要求等の呼を制御する呼処理サーバ1と、呼処理サーバ1の指示に従って転送網内外のターミネーション(Termination)を結びつけるメディアゲートウェイ(MG:Media Gateway)3と、端末5と呼処理サーバ1とメディアゲートウェイ3との間をそれぞれ通信可能に物理的に接続するルータRT,スイッチSW,ホームゲートウェイHGW等のネットワーク機器7とで構成されている。
次に、SIP通信ネットワークを構成する装置のうち、呼処理サーバ1について詳細に説明する。呼処理サーバ1は、端末5から送信された呼接続要求等の呼を処理する呼処理部(CSCF:Call Session Control Function)11と、SIP通信ネットワークを構成している装置間又は機器間の通信経路(具体的には、メディアゲートウェイとルータとの間や、ルータとスイッチとの間等の各ノード間のリンク又はパス)のリソースを管理するリソース管理部(RACS:Resource and Admission Control Subsystem)12とで構成されている。なお、リソース管理部12は様々な機能部により構成されているが、特に、リソース管理機能部(A−RACF:Resource and Admission Control Function)と、ポリシー設定機能部(SPDF:Service Policy Decision Function)とで構成される機能部は、呼処理部11からの要求に基づいてメディアゲートウェイ3を制御することから、メディアゲートウェイコントローラ(MGC:Media Gateway Controller)121と呼ばれている。
一方、メディアゲートウェイ3は、リソース管理部12からの指示に従って、SIPポートを設定し、転送網内外を通信可能に結び付けるターミネーションを生成し、端末間等のメディア通信に必要なメディアポートを設定する。なお、メディアゲートウェイ3は、通常、C−BGF(Core Border Gateway Function)、I−BGF(Interconnection Border Gateway Function)、RCEF(Resource Control Enforcement Function)と呼ばれる機能部で構成されている。
これまで、SIP通信に関する従来のネットワーク構成や動作に関する概要を説明したが、ここで、本発明に対する直接的な前提技術について説明する。
図1は、呼処理サーバの機能ブロック構成を示す図である。この呼処理サーバは、SIPネゴシエーションの結果決定されるメディアを転送するメディアゲートウェイを有する転送系ネットワークに配備され(図5参照)、加入者の端末5から送信された音声通信や動画通信等の各種要求に係る呼を処理する呼処理部11と、転送系ネットワークの経路情報をリソースとして管理しておき、SIPネゴシエーションの結果に基づく各種要求の帯域量が上記リソースの残帯域で許容可能か否かを判断し、許容可能な場合には対象の要求に係るメディアの転送を許可する設定をメディアゲートウェイ3に行うリソース管理部12とで構成されている。なお、これら機能説明は背景技術で説明した機能を概要的に説明するものであり、詳細には背景技術で述べた機能を具備するものである。以下、それら各機能部が有する本実施の形態での特徴的機能を説明する。
次に、呼処理サーバの動作について説明する。まず、SIP信号路の帯域解放要求時の動作について説明する。図2は、SIP信号路の帯域解放要求時のフローシーケンスである。
3…メディアゲートウェイ(MG)
5…端末
7…ネットワーク機器
11…呼処理部(呼処理手段)
12…リソース管理部(リソース管理手段)
13…処理状態記憶部(記憶手段)
14…タイマ管理部
21…呼処理機能部
22…MG制御部
121…メディアゲートウェイコントローラ(MGC)
S…フローシーケンスにおけるステップ
F…フローチャートにおけるステップ
Claims (4)
- SIPネゴシエーションの結果決定されるメディアを転送するメディアゲートウェイを有する転送系ネットワークに配備され、
加入者端末から送信された要求を処理する呼処理手段と、
前記転送系ネットワークの経路情報をリソースとして管理しておき、前記SIPネゴシエーションの結果に基づく前記要求の帯域量が前記リソースの残帯域で許容可能か否かを判断し、許容可能な場合には前記要求に係るメディアの転送を許可する設定を前記メディアゲートウェイに行うリソース管理手段と、を備えた呼処理サーバで処理する呼処理方法において、
前記呼処理手段により、
前記リソース管理手段に送信したSIP信号路の帯域確保要求に対する処理状態を処理中として記憶手段に記憶して管理し、前記リソース管理手段から応答が無い場合に前記帯域確保要求を一定時間間隔で繰り返し再送し、
前記リソース管理手段により、
前記帯域確保要求を受信した後に、前記帯域確保要求に応じた追加要求又は更新要求を前記メディアゲートウェイに既に送信中であるか否かを判定し、送信中である場合には前記受信した帯域確保要求を破棄し、前記追加要求又は前記更新要求に対する前記メディアゲートウェイからの応答を受信した後に、前記帯域確保要求に対する応答を前記呼処理手段に返信し、
前記呼処理手段により、
前記帯域確保要求の再送のうちいずれかの再送に対して応答を受信した後に、前記処理状態を前記記憶手段から読み出して処理終了に遷移させることを特徴とする呼処理方法。 - SIPネゴシエーションの結果決定されるメディアを転送するメディアゲートウェイを有する転送系ネットワークに配備され、
加入者端末から送信された要求を処理する呼処理手段と、
前記転送系ネットワークの経路情報をリソースとして管理しておき、前記SIPネゴシエーションの結果に基づく前記要求の帯域量が前記リソースの残帯域で許容可能か否かを判断し、許容可能な場合には前記要求に係るメディアの転送を許可する設定を前記メディアゲートウェイに行うリソース管理手段と、を備えた呼処理サーバで処理する呼処理方法において、
前記呼処理手段により、
前記リソース管理手段に送信したSIP信号路の帯域解放要求に対する処理状態を処理中として記憶手段に記憶して管理し、前記リソース管理手段から応答が無い場合に前記帯域解放要求を一定時間間隔で繰り返し再送し、
前記リソース管理手段により、
前記帯域解放要求を受信する毎に前記帯域解放要求に応じた削除要求を前記メディアゲートウェイに繰り返し送信し、いずれかの送信に対して応答を受信した後に、前記帯域解放要求に対する応答を前記呼処理手段に返信し、
前記呼処理手段により、
前記帯域解放要求の再送のうちいずれかの再送に対して応答を受信した後に、前記処理状態を前記記憶手段から読み出して処理終了に遷移させることを特徴とする呼処理方法。 - SIPネゴシエーションの結果決定されるメディアを転送するメディアゲートウェイを有する転送系ネットワークに配備され、
加入者端末から送信された要求を処理する呼処理手段と、
前記転送系ネットワークの経路情報をリソースとして管理しておき、前記SIPネゴシエーションの結果に基づく前記要求の帯域量が前記リソースの残帯域で許容可能か否かを判断し、許容可能な場合には前記要求に係るメディアの転送を許可する設定を前記メディアゲートウェイに行うリソース管理手段と、を備えた呼処理サーバにおいて、
前記呼処理手段は、
前記リソース管理手段に送信したSIP信号路の帯域確保要求に対する処理状態を処理中として記憶手段に記憶して管理し、前記リソース管理手段から応答が無い場合に前記帯域確保要求を一定時間間隔で繰り返し再送し、いずれかの再送に対して応答を受信した後に、前記処理状態を前記記憶手段から読み出して処理終了に遷移させ、
前記リソース管理手段は、
前記帯域確保要求を受信した後に、前記帯域確保要求に応じた追加要求又は更新要求を前記メディアゲートウェイに既に送信中であるか否かを判定し、送信中である場合には前記受信した帯域確保要求を破棄し、前記追加要求又は前記更新要求に対する前記メディアゲートウェイからの応答を受信した後に、前記帯域確保要求に対する応答を前記呼処理手段に返信することを特徴とする呼処理サーバ。 - SIPネゴシエーションの結果決定されるメディアを転送するメディアゲートウェイを有する転送系ネットワークに配備され、
加入者端末から送信された要求を処理する呼処理手段と、
前記転送系ネットワークの経路情報をリソースとして管理しておき、前記SIPネゴシエーションの結果に基づく前記要求の帯域量が前記リソースの残帯域で許容可能か否かを判断し、許容可能な場合には前記要求に係るメディアの転送を許可する設定を前記メディアゲートウェイに行うリソース管理手段と、を備えた呼処理サーバにおいて、
前記呼処理手段は、
前記リソース管理手段に送信したSIP信号路の帯域解放要求に対する処理状態を処理中として記憶手段に記憶して管理し、前記リソース管理手段から応答が無い場合に前記帯域解放要求を一定時間間隔で繰り返し再送し、いずれかの再送に対して応答を受信した後に、前記処理状態を前記記憶手段から読み出して処理終了に遷移させ、
前記リソース管理手段は、
前記帯域解放要求を受信する毎に前記帯域解放要求に応じた削除要求を前記メディアゲートウェイに繰り返し送信し、いずれかの送信に対して応答を受信した後に、前記帯域解放要求に対する応答を前記呼処理手段に返信することを特徴とする呼処理サーバ。
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010140638A JP5017425B2 (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | 呼処理方法及び呼処理サーバ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2010140638A JP5017425B2 (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | 呼処理方法及び呼処理サーバ |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2012005045A JP2012005045A (ja) | 2012-01-05 |
JP5017425B2 true JP5017425B2 (ja) | 2012-09-05 |
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JP2010140638A Active JP5017425B2 (ja) | 2010-06-21 | 2010-06-21 | 呼処理方法及び呼処理サーバ |
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