JP2003258510A - 有線伝送路 - Google Patents

有線伝送路

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JP2003258510A
JP2003258510A JP2002050045A JP2002050045A JP2003258510A JP 2003258510 A JP2003258510 A JP 2003258510A JP 2002050045 A JP2002050045 A JP 2002050045A JP 2002050045 A JP2002050045 A JP 2002050045A JP 2003258510 A JP2003258510 A JP 2003258510A
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differential
line
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Mikihiro Shimada
幹大 嶋田
Kaoru Ishida
石田  薫
Hiroyuki Asakura
宏之 朝倉
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 クロストークをキャンセル可能な、複数の差
動伝送線路を備える有線伝送路を提供すること。 【解決手段】 有線伝送路1は、第1および第2の差動
伝送線路12および13を備えている。第1の差動伝送
線路12は、2つのストリップライン121および12
2からなり、第2の差動伝送線路13は、2つのストリ
ップライン131および132からなる。ここで、スト
リップライン121および122は、ストリップライン
131および132の双方から、同じ距離だけ離れた位
置に配置される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、有線伝送路であっ
て、より具体的には、複数の差動伝送線路を備える有線
伝送路に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、高速デジタル伝送向けの有線伝送
路として、差動伝送線路が用いられる場合がある。差動
伝送線路は、正相信号および逆相信号からなる差動信号
を伝送するが、差動伝送路上では、正相信号および逆相
信号にはノイズが重畳される。しかしながら、双方に重
畳されるノイズは実質的に同レベルであるため、出力正
相信号および出力逆相信号の差をとることで、重畳され
たノイズをキャンセルすることができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、複数の
差動伝送線路を近接配置するような状況下では、両差動
伝送線路に差動信号を与えると、一方の差動伝送線路か
ら発生する電磁界に起因して、他方の差動伝送線路上の
差動信号にクロストークが重畳されるという問題点があ
った。
【0004】それ故に、本発明の目的は、クロストーク
をキャンセル可能な有線伝送路を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段および発明の効果】上記目
的を達成するために、第1の発明は、有線伝送路であっ
て、それぞれが2つの伝送線路からなる第1および第2
の差動伝送線路を備える。ここで、第1の差動伝送線路
の伝送線路は、第2の差動伝送線路の伝送線路から、同
じ距離だけ離れた位置に配置される。
【0006】第2の発明は第1の発明に従属しており、
第1の差動伝送線路の各伝送線路は、第2の差動伝送線
路を構成する各伝送線路から発生する電磁界の強度が実
質的に同じ位置に配置される。
【0007】第3の発明は第1の発明に従属しており、
第1の差動伝送線路の伝送線路は鉛直方向に、第2の差
動伝送線路の伝送線路は水平方向に並ぶ。第4の発明は
第1の発明に従属しており、第1および第2の差動伝送
路は、ストリップラインである。第5の発明は第1の発
明に従属しており、第1および第2の差動伝送路は、ス
ロットラインである。第6の発明は第1の発明に従属し
ており、第1および第2の差動伝送路は、コプレナ線路
である。
【0008】第7の発明は第1の発明に従属しており、
第1および第2の差動伝送線路の内、一方はコプレナ線
路であり、他方はストリップラインである。第8の発明
は第1の発明に従属しており、第1および第2の差動伝
送線路の内、一方はスロットラインであり、他方はスト
リップラインである。第9の発明は第1の発明に従属し
ており、第1および第2の差動伝送線路の内、一方はス
ロットラインであり、他方はコプレナ線路である。第1
0の発明は第1の発明に従属しており、有線伝送路の一
方端および/または他方端にコネクタをさらに備える。
【0009】第11の発明は第1の発明に従属してお
り、有線伝送路は配線板に用いられる。第12の発明は
第11の発明に従属しており、配線板には回路が実装さ
れる。第13の発明は第1の発明に従属しており、有線
伝送路は、積層された配線板のそれぞれに用いられる。
第14の発明は第1の発明に従属しており、有線伝送路
はケーブルに用いられる。
【0010】以上の第1〜第14の発明によれば、第2
の差動伝送線路に差動信号が与えられることに起因する
クロストークは、第1の差動伝送線路上の差動信号に同
じレベルだけ重畳される。その結果、第1の差動伝送線
路の出力正相信号と出力逆相信号との差をとることで、
クロストークをキャンセルできる。さらに、第1および
第2の発明によれば、第1および第2の差動伝送線路を
互いにシールドする必要がなくなるので、それらを高密
度に配置することが可能となる。
【0011】第15の発明は、有線伝送路であって、そ
れぞれが2つの伝送線路からなる複数の差動伝送線路を
備える。ここで、各差動伝送線路の伝送線路は、他の差
動伝送線路の伝送線路から、同じ距離だけ離れた位置に
配置される。第16の発明は第15の発明に従属してお
り、各差動伝送線路の各伝送線路は、他の差動伝送線路
を構成する各伝送線路から発生する電磁界の強度が実質
的に同じ位置に配置される。
【0012】以上の第15および第16の発明によれ
ば、いずれかの差動伝送線路に差動信号が与えられるこ
とに起因するクロストークは、他の差動伝送線路上の差
動信号に同じレベルだけ重畳される。その結果、他の差
動伝送線路の出力正相信号と出力逆相信号との差をとる
ことで、クロストークをキャンセルできる。さらに、第
1および第2の発明によれば、いずれかの差動伝送線路
を、他からシールドする必要がなくなるので、それらを
高密度に配置することが可能となる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の一実施形態に係
る有線伝送路1を備える配線板CBの斜視図である。ま
た、図1には、以下の説明の便宜のため、x軸、y軸お
よびz軸が示されている。x軸およびy軸のそれぞれ
は、水平面に含まれ、さらに互いに直交する。z軸は、
鉛直方向に向いており、x軸およびy軸の双方と直交す
る。以上の図1において、配線板CBは、基板11と、
第1の差動伝送線路12および第2の差動伝送線路13
からなる有線伝送路1と、プリプレグ14を備えてい
る。
【0014】以下、以上の配線板CBについて、その製
法を中心に詳細に説明する。基板11は、例えば、FR
−4に代表されるガラスエポキシからなり、絶縁性を有
する。なお、基板11は、ガラスエポキシの代わりに、
BT(Bismaleimide Triazine)樹脂、ポリイミドまたは
PPE(PolyPhenylene Ether )樹脂からなっていても良
い。また、基板11は、図1に示すように、シート状ま
たは板状の直方体であり、それぞれがxy平面に平行な
上面および底面を有する。
【0015】また、第1の差動伝送線路12は、請求項
における伝送線路の一例として、一対のストリップライ
ン121および122からなる。ここで、図2は、スト
リップライン121の形成工程を示す図である。また、
図3は、図1の配線板CBを矢印Aの方向から見た時の
底面図である。以下、図2および図3を参照して、スト
リップライン121について詳細に説明する。まず、図
2の紙面上段に示すように、基板11の底面に、銅箔に
代表される導体121’が貼り付けられる。その後、図
2の紙面下段に示すように、貼り付けられた導体12
1’の不要部分(斜線部分参照)が、エッチングに代表
される手法で除去され、それによって、基板11の底面
上にはストリップライン121が形成される。ここで、
図3に示すように、ストリップライン121において長
手方向の中心線CL1 (一点鎖線参照)はy軸に平行で
ある。なお、ストリップライン122の詳細については
後述する。
【0016】また、第2の差動伝送線路13は、第1の
差動伝送線路12と同様に、一対のストリップライン1
31および132からなる。ストリップライン131お
よび132の外形寸法は、ストリップライン121およ
び122のものと異なっていても良いが、本実施形態で
は説明の便宜上、それらは実質的に同一の形寸法を有す
るとする。以上のストリップライン131および132
は、ストリップライン121と同様の手法で、基板11
の底面に対向する上面に形成される。ここで、図3に示
すように、ストリップライン131および132におい
て長手方向の中心線CL3 およびCL4 (二点鎖線参
照)は、y軸に平行になり、かつ実質的に同一のz座標
値を有する。
【0017】さらに、図4の上段に示すように、第2の
差動伝送線路13が形成された基板11の上面にはプリ
プレグ14が、さらにプリプレグ14の上面には、スト
リップライン122の基礎となる導体122’(例え
ば、銅箔)が重ね合わせられた後、これらを加熱・加圧
することにより、銅張り積層板CB’が成形される。こ
こで、銅張り積層板CB’の上面は、基板11の底面に
平行である。以上の成形完了後、図4の紙面下段に示す
ように、積層された導体122’の不要部分(斜線部分
参照)が、エッチングに代表される手法で除去され、そ
れによって、プリプレグ14の上面にはストリップライ
ン122が形成される。これによって、図1に示すよう
な配線板CBが完成する。ここで、図4の下段に示すよ
うに、ストリップライン122において長手方向の中心
線CL2 はy軸に平行である。また、以上の中心線CL
1 およびCL2 は互いに実質的に同一のx座標値を有す
る。
【0018】ここで、ストリップライン121、12
2、131および132の位置関係をより具体的に説明
する。そのための便宜上、図5に示すように、中心線C
1 のxz平面上の位置をL1 とおき、中心線CL2
CL4 についてはL2 〜L4 とおく。このような仮定下
において、線分L1 3 、L1 4 、L2 3 およびL
2 4 が実質的に同じ長さになるように、ストリップラ
イン121、122、131および132が配置され
る。
【0019】ここで、第1の差動伝送線路12および第
2の差動伝送線路13のそれぞれに差動信号が与えられ
た場合、各ストリップライン121、122、131お
よび132を中心として電磁界が発生し、ストリップラ
イン131および132からの電磁界により、第1の差
動伝送線路12上を伝送される差動信号にクロストーク
が重畳される。しかしながら、本実施形態では上述のよ
うに、ストリップライン121および122は、ストリ
ップライン131および132の双方から等距離に配置
されるので、中心線CL1 およびCL2 上での電磁界強
度は同一となる。つまり、電磁界分布は、中心線CL3
およびCL4 を含む平面を境に対称である。その結果、
第1の差動伝送線路12の伝送差動信号には、実質的に
同じレベルのクロストークが重畳される。従って、第1
の差動伝送線路12の出力正相信号および出力逆相信号
の差をとることで、クロストークをキャンセルすること
ができる。この点については、第2の差動伝送線路13
上を伝送される差動信号に関しても同様である。
【0020】以上のように、本実施形態によれば、電磁
界分布が対称になるように、第1の差動伝送線路12お
よび第2の差動伝送線路13を配置することで、クロス
トークをキャンセルできる有線伝送路1を実現すること
が可能となる。また、以上の説明から明らかなように、
有線伝送路1において、配線板CBには、電磁界のシー
ルドが必要ない。そのため、配線板CBにおいて高密度
に第1の差動伝送線路12および第2の差動伝送線路1
3を配置することが可能となる。さらに、配線の高密度
化に起因して、電子回路の小型化を実現できるようにな
る。
【0021】なお、以上の実施形態では、第1の差動伝
送線路12および第2の差動伝送線路13の双方がスト
リップラインからなると説明した。しかし、これに限ら
ず、第1の差動伝送線路12および第2の差動伝送線路
13の双方は、スロットラインからなっていても良い。
他にも、それらはコプレナ線路からなっていても良い。
【0022】また、第1の差動伝送線路12および第2
の差動伝送線路13の一方がコプレナ線路からなり、他
方がストリップラインからなっていても良い。ここで、
図6には、第1の差動伝送線路12がコプレナ線路12
3および124からなり、第2の差動伝送線路13がス
トリップライン131および132からなる例が示され
ている。また、第1の差動伝送線路12および第2の差
動伝送線路13の一方がスロットラインからなり、他方
がストリップラインからなっていても良い。ここで、図
7には、第1の差動伝送線路12がスロットライン12
5および126からなり、第2の差動伝送線路13がス
トリップライン131および132からなる例が示され
ている。さらに、第1の差動伝送線路12および第2の
差動伝送線路13の一方がスロットラインからなり、他
方がコプレナ線路からなっていても良い。ここで、図8
には、第1の差動伝送線路12がスロットライン127
および128からなり、第2の差動伝送線路13がコプ
レナ線路133および134からなる例が示されてい
る。
【0023】また、以上の実施形態では、ストリップラ
イン121は基板11の底面に、ストリップライン12
2はプリプレグ14の上面に形成されていた。しかし、
これに限らず、図9に示すように、ストリップライン1
21は基板11の内部に、ストリップライン122はプ
リプレグ14の内部に形成されても良い。ただし、この
ような場合であっても、ストリップライン121、12
2、131および132は、図5に示すような位置関係
を有する必要がある。なお、図6〜図8に示す第1の差
動伝送線路12も、基板11およびプリプレグ14の内
部に形成しても良い。
【0024】また、以上の実施形態では、図4に示すよ
うに、プリプレグ14および導体122’を積層して配
線板CBが成形されていた。しかし、これに限らず、複
数の基板11および導体122’を互いに圧着して配線
板CBが成形されても良い。他にも、基板11の上面に
絶縁層を形成し、このような絶縁層上に銅メッキに代表
される金属メッキを行った後、パターン加工により、第
1の差動伝送線路12を構成する一方の伝送線路(図
1,図6〜図8参照)を形成してもよい。
【0025】また、図10の側面図に示すように、以上
の第1の差動伝送線路12および第2の差動伝送線路1
3の一方端および/または他方端(図示した例では一方
端のみ)に、コネクタ15を結合しても良い。さらに、
図11に示すように、前述の配線板CB上に、半導体集
積回路および/または回路素子(抵抗、キャパシタンス
またはインダクタンス)からなる回路16を実装して、
伝送モジュールTMを構成しても良い。
【0026】また、これまでは、一層の配線板CBにつ
いて説明してきた。しかし、これに限らず、用途に応じ
て、図12に示すように、2枚以上(図示した例では2
枚)の配線板CBを積層して、多層配線板MCBとして
使用しても良い。この場合、クロストークをキャンセル
できるように、z軸方向に隣り合う2枚の配線板CBの
間には絶縁層17を形成することが好ましい。また、図
12の多層配線板MCBでは、スルーホールを介して、
複数の差動伝送線路を接続しても良い。
【0027】また、これまで、有線伝送路1を配線板C
Bに応用した例について説明してきた。しかし、これに
限らず、有線伝送路1は、図13に示すように、データ
通信用のケーブルCLに応用されても良い。なお、図1
3のケーブルCLの一方端には、前述したようなコネク
タ15が結合されている。以上の図11の伝送モジュー
ルTMまたは図13のケーブルCL、もしくは双方を組
み合わせを、様々な通信装置に組み込まれる。
【0028】また、これまで、配線板CBまたはケーブ
ルCLは2つの差動伝送線路12および13を備えると
して説明してきた。しかし、これに限らず、3つ以上の
差動伝送線路を配線板CBまたはケーブルCLは備えて
いても良い。ただし、各差動伝送線路を構成する各伝送
線路は、図5を参照して説明したような位置関係を有す
る必要がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る有線伝送路1を備え
る配線板CBの斜視図である。
【図2】図1のストリップライン121の形成工程を示
す図である。
【図3】図1の配線板CBの底面図である。
【図4】図1の配線板CBの成形工程を示す図である。
【図5】図1のストリップライン121、122、13
1および132の位置関係を示す図である。
【図6】図1の配線板CBの第1の変形例を示す縦断面
図である。
【図7】図1の配線板CBの第2の変形例を示す縦断面
図である。
【図8】図1の配線板CBの第3の変形例を示す縦断面
図である。
【図9】図1の配線板CBの第4の変形例を示す斜視図
である。
【図10】図1の配線板CBの第5の変形例を示す側面
図である。
【図11】図1の配線板CBの第6の変形例に係る伝送
モジュールTMを示す斜視図である。
【図12】図1の配線板CBの第7の変形例に係る多層
配線板MCBを示す縦断面図である。
【図13】図1の有線伝送路1を備えるケーブルCLの
斜視図である。
【符号の説明】
CB…配線板 11…基板 1…有線伝送路 12…第1の差動伝送線路 121,122…ストリップライン(伝送線路) 123,124…コプレナ線路(伝送線路) 125,126,127,128…スロットライン(伝
送線路) 13…第2の差動伝送線路 131,132…ストリップライン(伝送線路) 133,134…コプレナ線路(伝送線路) 14…プリプレグ 15…コネクタ 16…回路 17…絶縁層 MCB…多層配線板 CL…ケーブル TM…伝送モジュール
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 朝倉 宏之 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5E346 AA12 AA22 AA42 AA43 BB02 BB11 CC04 CC09 CC10 CC32 DD12 DD22 DD32 EE02 EE09 5G319 CA08 CB07 5K046 AA01 CC28

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有線伝送路であって、 それぞれが2つの伝送線路からなる第1および第2の差
    動伝送線路を備え、 前記第1の差動伝送線路の伝送線路は、前記第2の差動
    伝送線路の伝送線路から、同じ距離だけ離れた位置に配
    置される、有線伝送路。
  2. 【請求項2】 前記第1の差動伝送線路の各伝送線路
    は、前記第2の差動伝送線路を構成する各伝送線路から
    発生する電磁界の強度が実質的に同じ位置に配置され
    る、請求項1に記載の有線伝送路。
  3. 【請求項3】 前記第1の差動伝送線路の伝送線路は鉛
    直方向に、前記第2の差動伝送線路の伝送線路は水平方
    向に並ぶ、請求項1に記載の有線伝送路。
  4. 【請求項4】 前記第1および前記第2の差動伝送路
    は、ストリップラインからなる、請求項1に記載の有線
    伝送路。
  5. 【請求項5】 前記第1および前記第2の差動伝送路
    は、スロットラインからなる、請求項1に記載の有線伝
    送路。
  6. 【請求項6】 前記第1および前記第2の差動伝送路
    は、コプレナ線路からなる、請求項1に記載の有線伝送
    路。
  7. 【請求項7】 前記第1および前記第2の差動伝送線路
    の内、一方はコプレナ線路からなり、他方はストリップ
    ラインからなる、請求項1に記載の有線伝送路。
  8. 【請求項8】 前記第1および前記第2の差動伝送線路
    の内、一方はスロットラインからなる、他方はストリッ
    プラインからなる、請求項1に記載の有線伝送路。
  9. 【請求項9】 前記第1および前記第2の差動伝送線路
    の内、一方はスロットラインからなり、他方はコプレナ
    線路からなる、請求項1に記載の有線伝送路。
  10. 【請求項10】 前記第1および前記第2の差動伝送線
    路の一方端および/または他方端にコネクタをさらに備
    える、請求項1に記載の有線伝送路。
  11. 【請求項11】 配線板に用いられる、請求項1に記載
    の有線伝送路。
  12. 【請求項12】 前記配線板には回路が実装される、請
    求項11に記載の有線伝送路。
  13. 【請求項13】 積層された配線板のそれぞれに用いら
    れる、請求項1に記載の有線伝送路。
  14. 【請求項14】 ケーブルに用いられる、請求項1に記
    載の有線伝送路。
  15. 【請求項15】 有線伝送路であって、 それぞれが2つの伝送線路からなる複数の差動伝送線路
    を備え、 各前記差動伝送線路の伝送線路は、他の前記差動伝送線
    路の伝送線路から、同じ距離だけ離れた位置に配置され
    る、有線伝送路。
  16. 【請求項16】 各前記差動伝送線路の各伝送線路は、
    他の前記差動伝送線路を構成する各伝送線路から発生す
    る電磁界の強度が実質的に同じ位置に配置される、請求
    項15に記載の有線伝送路。
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