JP2003257984A - シリコンウェーハ及びその製造方法 - Google Patents
シリコンウェーハ及びその製造方法Info
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Abstract
て、表裏面近傍に高密度の析出層を形成し、一方、極め
て酸素析出物が少ないDZ層を得ること。 【解決手段】 少なくとも表面の近傍に内部より空孔濃
度が高い高空孔層が形成され、前記高空孔層は、その空
孔濃度が2×1012個/cm3以上である。
Description
を雰囲気ガス中で熱処理して内部に空孔を形成し、さら
に熱処理して表面にDZ(Denuded Zone)層を形成するシ
リコンウェーハ及びその製造方法に関する。
されたシリコン単結晶を加工して作製されたシリコンウ
ェーハは、酸素不純物(格子間酸素等)を多く含んでお
り、この酸素不純物は転位や欠陥等を生じさせる酸素析
出物(BMD:Bulk Micro Defect、以下、BMDとも称す)
となる。この酸素析出物がデバイスが形成される表面に
ある場合、リーク電流増大や酸化膜耐圧低下等の原因に
なって半導体デバイスの特性に大きな影響を及ぼす。
し、1250℃以上の高温で短時間の急速加熱・急冷の
熱処理(RTA)を所定の雰囲気ガス中で施し、内部に
過剰空孔(Vacancy:以下、空孔又はVacan
cyとも称す)を埋設するとともに、この後の熱処理で
表面において格子間酸素を外方拡散させることによりD
Z層(無欠陥層)を均一に形成する方法が用いられてい
る(例えば、国際公開公報 WO 98/38675に記載の技
術)。そして、上記DZ層形成後に、上記温度より低温
で熱処理を施すことで、内部の欠陥層として酸素析出核
を形成・安定化してゲッタリング効果を有するBMD層
を形成する工程が採用されている。従来、RTA処理に
よりウェーハ内部には、通常1×1012程度の空孔濃度
の層が形成され、この後の熱処理により当該層にBMD
層が形成される。
処理方法では、以下のような課題が残されている。すな
わち、従来、熱処理によりDZ層を形成する際に、格子
間酸素の外方拡散により表層の低酸素化し、あるいは表
層を酸化して原子空孔のシンクとして作用させ、析出を
抑えているが、このように形成された無欠陥層といわれ
ている従来のDZ層でも、実際には空孔が僅かながら存
在しているためにこの空孔に起因した析出が生じて完全
な無欠陥層とはなっていない。
ので、表層の格子間酸素濃度を下げたり、表層を酸化し
て原子空孔のシンクとして作用させるだけでなく、表層
近傍に積極的にBMDを形成させることにより、そのB
MDから放出される格子間シリコンSiiとVacan
cyの対消滅により、極めて酸素析出物が少ないDZ層
を得ることができるシリコンウェーハ及びその製造方法
を提供することを目的とする。
決するために以下の構成を採用した。すなわち、本発明
のシリコンウェーハは、少なくとも表面の近傍に内部よ
り空孔濃度が高い高空孔層が形成され、前記高空孔層
は、その空孔濃度が2×1012個/cm3以上であるこ
とを特徴とする。また、本発明のシリコンウェーハの製
造方法は、シリコンウェーハを雰囲気ガス中で熱処理し
て少なくとも表面の近傍に内部より空孔濃度が高い高空
孔層を形成する空孔形成工程を備え、該空孔形成工程
は、前記高空孔層の空孔濃度を2×1012個/cm3以
上にすることを特徴とする。
ェーハの製造方法は、高空孔層の空孔濃度が2×1012
個/cm3以上となるので、この後にDZ層形成及び酸
素析出のための熱処理を行えば、高空孔層領域で形成さ
れた高密度のBMD層から格子間シリコンが表面側に拡
散して表層に残っていた空孔(Vacancy)と対消
滅して、表層に空孔に起因するBMDが非常に少ないD
Z層を形成することができる。なお、2×1012個/c
m3以上としたのは、2×1012個/cm3より濃度が低
いと、対消滅の効果が十分に得られるほど高空孔層領域
で形成された高密度のBMD層から格子間シリコンの拡
散が生じないためである。
空孔層の空孔濃度の最も高い領域は、表裏面からそれぞ
れ150μm以内にある技術が採用される。すなわち、
このシリコンウェーハでは、空孔層の空孔濃度の最も高
い領域が、表裏面からそれぞれ150μm以内にあるの
で、デバイス作製領域の近傍にBMD密度の高密度部が
存在し、より効果的にゲッタリング効果を得ることがで
きる。
法は、上記本発明のシリコンウェーハに熱処理を施して
前記高空孔層を酸素析出物層とすると共に、少なくとも
表面に無欠陥層を形成することを特徴とする。また、本
発明のシリコンウェーハの製造方法は、前記空孔形成工
程後に、熱処理を施して高空孔層を酸素析出物層とする
と共に、少なくとも表面に無欠陥層を形成する熱処理工
程を備えていることを特徴とする。
は、熱処理により高空孔層が酸素析出物層とされると共
に、表面に無欠陥層が形成されるので、上述したよう
に、BMDが非常に少ない無欠陥層を得ることができ
る。
法は、表面から前記無欠陥層厚の1/2の深さにおける
酸素濃度を、ウェーハ厚さ方向中央のバルク領域におけ
る酸素濃度の70%以下にする技術が採用される。すな
わち、このシリコンウェーハの製造方法では、表面から
前記無欠陥層厚の1/2の深さにおける酸素濃度を、ウ
ェーハ厚さ方向中央のバルク領域における酸素濃度の7
0%以下にするので、後のデバイス作製工程等における
熱処理によって無欠陥層(DZ層)にBMDが析出する
ことを防ぐことができる。なお、無欠陥層の幅(層厚)
は、光学顕微鏡によって表面からBMDが3個目までの
幅と規定している。
法は、前記空孔形成工程の前記雰囲気ガスが、N2が分
解可能な温度よりも低い分解温度の窒化ガスを含むこと
が好ましい。このシリコンウェーハの製造方法では、雰
囲気ガスが、N2が分解可能な温度よりも低い分解温度
の窒化ガス、例えばNH3、NO、N2O、N2O2、ヒド
ラジン又はジメチルヒドラジン等を含むので、N2の場
合よりも低い熱処理温度又は短い熱処理時間でも窒化ガ
スが分解されてシリコンウェーハ表面を窒化(窒化膜を
形成)し、内部にVacancyを注入することがで
き、熱処理時のスリップ発生を抑制することができる。
方法は、前記窒化ガスが、NH3を含むことが好まし
い。このシリコンウェーハの熱処理方法では、NH3を
含んだ窒化ガスを用いることにより、NH3が分解して
生じたH(水素)がシリコンウェーハ表面の自然酸化膜
等を除去するクリーニング効果を有しているため、さら
に表面の窒化及びVacancyの注入が促進される。
また、NH3には自然酸化膜を窒化させる効果があり、
Vacancyの注入が促進される。
ーハ及びその製造方法の一実施形態を、図1から図6を
参照しながら説明する。
応室を示している。図1は、本発明のシリコンウェーハ
の熱処理方法を実施するための枚葉式の熱処理炉を示す
ものである。該熱処理炉は、図1に示すように、シリコ
ンウェーハWを載置可能な円環状のサセプタ1と、該サ
セプタ1を内部に収納した反応室2とを備えている。な
お、反応室2の外部には、シリコンウェーハWを加熱す
る赤外線ランプ3が配置されている。
成されており、内側に段部1aが設けられ、該段部1a
上にシリコンウェーハWの周縁部を載置するようになっ
ている。反応室2には、シリコンウェーハWの表面に雰
囲気ガスGを供給する供給口2a及び供給された雰囲気
ガスGを排出する排出口2bとが設けられている。ま
た、供給口2aは、雰囲気ガスGの供給源4に接続され
ている。
ればよく、特にN2が分解可能な温度よりも低い分解温
度の窒化ガス、例えばNH3、NO、N2O、N2O2、ヒ
ドラジン、ジメチルヒドラジン等やこれらの混合ガス又
はこれらの窒化ガスとAr(アルゴン)、N2(窒
素)、O2(酸素)、H2(水素)等との混合ガスが好ま
しい。上記低分解温度の窒化ガスを含む雰囲気ガスの場
合、N2の場合に比べて低い熱処理温度でも窒化ガスが
十分に分解して表面を窒化、すなわち窒化膜を形成して
内部にVacancyを十分に注入することができ、熱
処理温度の低温化及び熱処理時間の短縮化が可能であっ
て、スリップ等を抑制することができる。
いることにより、NH3が分解して発生したHがシリコ
ンウェーハW表面の自然酸化膜等を除去するクリーニン
グ効果を有しているため、さらに表面の窒化及びVac
ancyの注入が促進される。また、NH3には自然酸
化膜を窒化させる効果があり、Vacancyの注入が
促進される。
熱処理、特に急加熱及び急冷却の熱処理を施すには、サ
セプタ1にシリコンウェーハWを載置した後、供給口2
aから上記雰囲気ガスGをシリコンウェーハWの表面に
供給した状態で、1000℃から1350℃までの範囲
の熱処理温度かつ1secから5minまでの範囲の熱
処理時間で、短時間の急速加熱・急冷(例えば、50℃
/秒の昇温又は降温)のRTA(Rapid Thermal Anneali
ng)処理を行う。このRTA処理により、図2及び図3
に示すように、シリコンウェーハW内にVacancy
(空孔)が注入される。
シリコンウェーハWの表面近傍において空孔濃度が少な
くとも5×1012個/cm3以上の非常に高濃度となる
ように熱処理温度及び熱処理時間を設定する。なお、1
×1013個/cm3以上となるように熱処理温度及び熱
処理時間を設定することがより好ましい。例えば、Ar
/N2の混合ガスを雰囲気ガスGとして用いている場合
には、1250℃以上で熱処理を行う。上記RTA処理
により、特に表面近傍に内部よりも空孔濃度が高く該濃
度が5×1012個/cm3以上の高空孔層11が形成さ
れる。
領域は、表裏面からそれぞれ150μm以内に形成され
る。すなわち、高空孔層11の空孔濃度の最も高い領域
が、表裏面からそれぞれ150μm以内にあるので、デ
バイス作製領域の近傍にBMD密度の高密度部が形成さ
れ、より効果的にゲッタリング効果を得ることができ
る。
(例えば、800℃4時間の熱処理及びその後に100
0℃16時間行う熱処理)を行う。この熱処理は、上記
RTA処理の熱処理より低い温度で行われ、空孔への酸
素析出を行うために熱処理であって、この熱処理により
酸素析出核の安定を図り、さらに長時間の熱処理を施す
ことにより、析出物の成長を行うものである。
に、酸素の外方拡散や表裏面にVacancyの外方拡
散でDZ層12が形成され、またこれらのDZ層12に
近接する内部に高BMD(酸素析出物)濃度を有する高
BMD層13が形成される。すなわち、RTA処理で上
記のような高濃度の空孔を注入しておくことにより、D
Z層形成及び酸素析出のための熱処理の際に、DZ層1
2近接領域に形成された両高BMD層13に、図6に示
すように、多くの格子間シリコンSii及び酸素析出物
Oiが生じる。同時に、両高BMD層13の多くの格子
間シリコン(Sii)は、両高BMD層13の外側に拡
散し、DZ層12中に残っていた空孔Vと対消滅する
(図中の破線で囲んだ部分)。したがって、DZ層12
中の空孔Vが消滅してこれに起因する酸素析出物が非常
に少なくなる。
処理では、表面からDZ層厚の1/2の深さにおける酸
素濃度を、ウェーハ厚さ方向中央のバルク領域における
酸素濃度の70%以下となるように設定している。すな
わち、DZ層12の酸素濃度を上記のように設定するこ
とにより、後のデバイス作製工程等における熱処理によ
ってDZ層12にBMDが析出することを防ぐことがで
きる。
リコンウェーハWは、空孔形成の熱処理において高空孔
層11の空孔濃度を2×1012個/cm3以上とするの
で、この後にDZ層形成及び酸素析出のための熱処理に
より、高空孔層11の領域で形成された高密度のBMD
層から格子間シリコンSiiが表面側に拡散して表層に
残っていた空孔Vと対消滅して、表層に空孔Vに起因す
るBMDが非常に少ないDZ層12を形成することがで
きる。
に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない
範囲において種々の変更を加えることが可能である。上
記DZ層形成又は酸素析出のための熱処理をデバイス作
製工程前に特に行わず、その後のデバイス作製工程に伴
って行われる熱処理で行っても構わない。また、プラズ
マ化した上記窒化ガスを雰囲気ガスとしてもよい。この
場合、上記窒化ガスがプラズマ化して活性化されている
ため、さらに表面の窒化及びVacancyの注入が促
進される。また、雰囲気ガスが三種類以上の混合ガスで
ある場合は、そのうちの一種類以上がN2やNH3等の窒
化ガスであればよい。
である場合は、含まれる窒化ガスは0.5%以上又は1
0sccm以上で絶対量の少ない方の量とされることが
好ましい。すなわち、この範囲での窒化反応は反応律速
であり、この最低限以上の窒化性のガスを含んでいれ
ば、ウェーハ表面に形成される窒化膜厚は同じであり、
その結果、導入される原子空孔濃度は同じで、析出量は
同じである。なお、これ以下の0.05%以上0.5%
未満、又は1sccmを越えて10sccm以下の範囲
では、窒化膜厚は同一温度及び時間であれば、窒素の分
圧により、窒化量が変化する。したがって、この領域
は、拡散律速であり、窒素量により析出量をコントロー
ルすることができる。
圧又は加圧のいずれの状態でもよい。また、上記実施形
態によりウェーハ表面に形成される窒化膜、酸窒化膜
は、Si3N4を代表とするSixNyである。また、酸化
膜を窒化した場合には、Si2N2Oを代表とするSi2
NxO4-1.5xが形成される。
酸化窒化膜)でもよく、さらに窒化膜中に水素が含まれ
ていても構わない。なお、上記実施形態では、熱処理前
のシリコンウェーハ表面に自然酸化膜が形成されている
場合があるが、自然酸化膜程度の酸化膜であれば上述し
たようにNH3等のクリーニング効果や酸化膜の窒化に
より十分なVacancy注入効果を得ることができ
る。しかしながら、NH3等の上記窒化ガスによる熱処
理前に酸素を含む雰囲気ガス等で熱処理をして自然酸化
膜よりも厚い酸化膜がシリコンウェーハ表面に形成され
ていると、NH3等の表面窒化作用によるVacanc
y注入効果を十分に得ることができない。これは、表面
の酸化膜が厚いため、NH3等の雰囲気ガスで熱処理し
ても良好なVacancy注入効果が可能な窒化膜(酸
窒化膜を含む)がSi表面に形成できないためである。
したがって、本実施形態におけるNH3等の上記窒化ガ
スによる熱処理前に、自然酸化膜より厚い酸化膜をシリ
コンウェーハに積極的に形成したり、当該熱処理前に酸
素を含む雰囲気ガス中で熱処理するような処理工程を行
うことは好ましくない。また、本実施形態において、N
H3等の上記窒化ガスを反応室に供給する前に、雰囲気
ガス中に含まれる酸素を除去するパージ処理工程を行う
ことが好ましい。
本発明のシリコンウェーハ及びその製造方法によれば、
高空孔層の空孔濃度が2×1012個/cm3以上となる
ので、この後にDZ層形成及び酸素析出のための熱処理
を行うことによって、高空孔層領域で形成された高密度
のBMD層から格子間シリコンが表面側に拡散して表層
の空孔と対消滅して、BMDが非常に少ないDZ層を形
成することができ、高品質なウェーハを得ることができ
る。
方法の一実施形態における熱処理炉を示す概略的な全体
断面図である。
方法の一実施形態における空孔形成後の厚さ方向の空孔
濃度を示すグラフである。
方法の一実施形態における空孔形成後のシリコンウェー
ハを示す要部断面図である。
方法の一実施形態におけるDZ層及びBMD形成後の厚
さ方向のBMD濃度を示すグラフである。
方法の一実施形態におけるDZ層及びBMD形成後のシ
リコンウェーハを示す要部断面図である。
方法の一実施形態におけるDZ層及びBMD形成時の格
子間シリコンと空孔との対消滅を説明するための概念図
である。
Claims (10)
- 【請求項1】 少なくとも表面の近傍に内部より空孔濃
度が高い高空孔層が形成され、 前記高空孔層は、その空孔濃度が2×1012個/cm3
以上であることを特徴とするシリコンウェーハ。 - 【請求項2】 請求項1に記載のシリコンウェーハにお
いて、 前記空孔層の空孔濃度の最も高い領域は、表裏面からそ
れぞれ150μm以内にあることを特徴とするシリコン
ウェーハ。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載のシリコンウェー
ハに熱処理を施して前記高空孔層を酸素析出物層とする
と共に、少なくとも表面に無欠陥層を形成することを特
徴とするシリコンウェーハの製造方法。 - 【請求項4】 請求項3に記載のシリコンウェーハの製
造方法において、 表面から前記無欠陥層厚の1/2の深さにおける酸素濃
度を、ウェーハ厚さ方向中央のバルク領域における酸素
濃度の70%以下にすることを特徴とするシリコンウェ
ーハの製造方法。 - 【請求項5】 シリコンウェーハを雰囲気ガス中で熱処
理して少なくとも表面の近傍に内部より空孔濃度が高い
高空孔層を形成する空孔形成工程を備え、 該空孔形成工程は、前記高空孔層の空孔濃度を2×10
12個/cm3以上にすることを特徴とするシリコンウェ
ーハの製造方法。 - 【請求項6】 請求項5に記載のシリコンウェーハの製
造方法において、 前記空孔形成工程後に、熱処理を施して高空孔層を酸素
析出物層とすると共に、少なくとも表面に無欠陥層を形
成する熱処理工程を備えていることを特徴とするシリコ
ンウェーハの製造方法。 - 【請求項7】 請求項5又は6に記載のシリコンウェー
ハの製造方法において、 前記空孔形成工程の前記雰囲気ガスは、N2が分解可能
な温度よりも低い分解温度の窒化ガスを含むことを特徴
とするシリコンウェーハの製造方法。 - 【請求項8】 請求項7に記載のシリコンウェーハの製
造方法において、 前記窒化ガスは、NH3を含むことを特徴とするシリコ
ンウェーハの製造方法。 - 【請求項9】 請求項7又は8に記載のシリコンウェー
ハの製造方法におい て、前記窒化ガスは、ブラズマ化されていることを特徴
とするシリコンウェーハの製造方法。 - 【請求項10】 請求項3から9のいずれかに記載のシ
リコンウェーハの製造方法により作製されたことを特徴
とするシリコンウェーハ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002059180A JP2003257984A (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | シリコンウェーハ及びその製造方法 |
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