JP2003257611A - 内径面誘導加熱コイル - Google Patents

内径面誘導加熱コイル

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JP2003257611A JP2002054057A JP2002054057A JP2003257611A JP 2003257611 A JP2003257611 A JP 2003257611A JP 2002054057 A JP2002054057 A JP 2002054057A JP 2002054057 A JP2002054057 A JP 2002054057A JP 2003257611 A JP2003257611 A JP 2003257611A
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diameter surface
surface induction
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栄 山内
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始 冨田
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    • H05B6/02Induction heating
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    • HELECTRICITY
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    • C21DMODIFYING THE PHYSICAL STRUCTURE OF FERROUS METALS; GENERAL DEVICES FOR HEAT TREATMENT OF FERROUS OR NON-FERROUS METALS OR ALLOYS; MAKING METAL MALLEABLE, e.g. BY DECARBURISATION OR TEMPERING
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    • C21D9/00Heat treatment, e.g. annealing, hardening, quenching or tempering, adapted for particular articles; Furnaces therefor
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Abstract

(57)【要約】 【課題】加熱効率を向上させ、被加熱物に形成された穴
などの筒状形状部位の内径側を効率良く加熱することが
できるようにした内径面誘導加熱コイルを提供する。 【解決手段】部材に形成された筒状形状部位の軸方向を
中心とした内径側に位置する面である内径面を誘導加熱
する内径面誘導加熱コイルにおいて、絶縁体により形成
された中空のケース12と、上記ケース12の内部に配
設された薄板状の導体よりなり高周波電流を印加される
加熱部材14とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内径面誘導加熱コ
イルに関し、さらに詳細には、円筒状などの筒状形状を
備えた物体の該筒状形状部位において、該筒状形状部位
の軸方向を中心とした内径側(内側)に位置する面であ
る内径面(内周面)を誘導加熱することにより、焼き嵌
めや焼き入れを行う際に用いて好適な内径面誘導加熱コ
イルに関し、特に、回転機器用のローターの焼き嵌め
や、穴の開いた部品の焼き入れなどに用いて好適な内径
面誘導加熱コイルに関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、部材に形成された穴などの筒
状形状部位の軸方向を中心とした内径側(内側)に位置
する面である内径面(内周面)(以下、単に「内径面」
と適宜に称する。)を誘導加熱することができるように
して、焼き嵌めや焼き入れを行う際に用いることが可能
な内径面誘導加熱コイルが知られている。
【0003】図1乃至図2には、上記したような従来の
内径面誘導加熱コイルの一例が示されている。ここで、
図1は従来の内径面誘導加熱コイルの一部を破断して示
した概念構成説明図であり、図2はパイプ状加熱コイル
(後述する。)の概略構成斜視図である。
【0004】この従来の内径面誘導加熱コイル100
は、パイプ形状を備えた導体(例えば、銅などの金属で
ある。)をコイル状に巻回して成形したパイプ状加熱コ
イル102と、パイプ状加熱コイル102に高周波電流
を印加するための高周波電流源104と、パイプ状加熱
コイル102の一方の端部102aと高周波電流源10
4とを電気的に接続する線路106と、パイプ状加熱コ
イル102の他方の端部102bと高周波電流源104
とを電気的に接続する線路108とを有して構成されて
いる。
【0005】さらに、パイプ状加熱コイル102の内
部、即ち、パイプ状加熱コイル102を形成するパイプ
内を、冷却水が流れるように構成されている。
【0006】以上の構成において、内径面誘導加熱コイ
ル100により筒状部位として穴110aを形成された
被加熱物110の内径面110aaを誘導加熱するに
は、図1に示すように、被加熱物110に形成された穴
110a内にパイプ状加熱コイル102を挿入し、高周
波電流源104により線路106、108を介してパイ
プ状加熱コイル102に高周波電流を印加する。これに
より、被加熱物110に誘導電流を発生させ、内径面1
10aaを誘導加熱する。
【0007】ここで、パイプ状加熱コイル102に高周
波電流を印加することにより当該パイプ状加熱コイル1
02に発生した熱は、パイプ状加熱コイル102の内部
を流れる冷却水で冷却するようになされている。
【0008】ところで、パイプ状加熱コイル102に流
れる高周波電流は、パイプ状加熱コイル102の外側
(外径側)よりも内側(内径側)に多く流れることにな
る。このため、従来の内径面誘導加熱コイル100にお
いては、電流が多く流れているパイプ状加熱コイル10
2の部位と被加熱部位である内径面110aaとの間の
距離dが大きくなり、被加熱部位である内径面110a
aに対する加熱効率が良くないという問題点があった。
【0009】また、従来の内径面誘導加熱コイル100
により内径面110aaを加熱する際には、被加熱物1
10の穴110a内にパイプ状加熱コイル102を挿入
するため、穴110aの径が小さい場合には、パイプ状
加熱コイル102を形成するパイプの内径も小さくする
必要がある。ところが、パイプ状加熱コイル102を形
成するパイプの内径を細くすると、パイプ状加熱コイル
102の内部に冷却水を大量に流すことができなくなっ
て、パイプ状加熱コイル102を十分に冷却することが
困難となり、ひいてはパイプ状加熱コイル102に大容
量の電流を印加することができなくなるという問題点が
あった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記したよ
うな従来の技術の有する問題点に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、加熱効率を向上させ、
被加熱物に形成された穴などの筒状形状部位の内径側を
効率良く加熱することができるようにした内径面誘導加
熱コイルを提供しようとするものである。
【0011】また、本発明の目的とするところは、大容
量の電流を印加して大出力で加熱することを可能にし
て、被加熱物に形成された穴などの筒状形状部位の内径
側を従来よりも大きな出力で加熱することができるよう
にした内径面誘導加熱コイルを提供しようとするもので
ある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のうち請求項1に記載の発明は、部材に形成
された筒状形状部位の軸方向を中心とした内径側に位置
する面である内径面を誘導加熱する内径面誘導加熱コイ
ルにおいて、絶縁体により形成された中空のケースと、
上記ケースの内部に配設された薄板状の導体よりなり高
周波電流を印加される加熱部材とを有するようにしたも
のである。
【0013】従って、本発明のうち請求項1に記載の発
明によれば、電流が多く流れている加熱部材の部位と被
加熱部位との間の距離dを、パイプ状加熱コイルを用い
た従来の内径面誘導加熱コイルと比較すると著しく小さ
くすることができるので、被加熱部位に対する加熱効率
を著しく向上することができる。従って、本発明のうち
請求項1に記載の発明によれば、被加熱物に形成された
穴などの筒状形状部位の内径側を、効率良く加熱するこ
とができるようになる。
【0014】また、本発明のうち請求項2に記載の発明
は、部材に形成された筒状形状部位の軸方向を中心とし
た内径側に位置する面である内径面を誘導加熱する内径
面誘導加熱コイルにおいて、絶縁体により形成された中
空のケースと、上記ケースの内部に配設された導体より
なり高周波電流を印加される加熱部材とを有し、上記加
熱部材を配設した上記ケースの内部に冷却水を供給する
ようにしたものである。
【0015】従って、本発明のうち請求項2に記載の発
明によれば、加熱部材を配設した上記ケースの内部に冷
却水を大量に供給することができるので、大量の冷却水
によって効率よく冷却することができる。従って、従来
の内径面誘導加熱コイルと比較すると、より多くの高周
波電流を加熱部材に流すことが可能になり、大容量の電
流を印加して大出力で加熱することでき、被加熱物に形
成された穴などの筒状形状部位の内径側を従来よりも大
きな出力で加熱することができるようになる。
【0016】また、本発明のうち請求項3に記載の発明
は、本発明うち請求項2に記載の発明において、上記加
熱部材は薄板状の導体よりなるようにしたものである。
【0017】また、本発明のうち請求項4に記載の発明
は、本発明うち請求項1に記載の発明において、上記ケ
ースは、板状部の略中央部位に内径側突出部が形成され
た絶縁体よりなるベース部材と、大径の膨出部と細径の
外径側突出部とを備えた絶縁体よりなる中空のカバー部
材とよりなるようにしたものである。
【0018】また、本発明のうち請求項5に記載の発明
は、本発明うち請求項2または請求項3のいずれか1項
に記載の発明において、上記ケースは、板状部の略中央
部位に内径側突出部が形成された絶縁体よりなるベース
部材と、大径の膨出部と細径の外径側突出部とを備えた
絶縁体よりなる中空のカバー部材とよりなるようにした
ものである。
【0019】また、本発明のうち請求項6に記載の発明
は、本発明うち請求項1または請求項4のいずれか1項
に記載の発明において、さらに、上記加熱部材の内径側
の略中心に位置する中心導体としてパイプ形状を備えた
導体を有し、上記導体は軸方向に延長するスリットを形
成されるようにしたものである。
【0020】また、本発明のうち請求項7に記載の発明
は、本発明うち請求項2、請求項3または請求項5のい
ずれか1項に記載の発明において、さらに、上記加熱部
材の内径側の略中心に位置する中心導体としてパイプ形
状を備えた導体を有し、上記導体は軸方向に延長するス
リットを形成されるようにしたものである。
【0021】また、本発明のうち請求項8に記載の発明
は、本発明うち請求項1、請求項4または請求項6のい
ずれか1項に記載の発明において、上記加熱部材は、コ
イル状に巻回して成形してなるようにしたものである。
【0022】また、本発明のうち請求項9に記載の発明
は、本発明うち請求項2、請求項3、請求項5または請
求項7のいずれか1項に記載の発明において、上記加熱
部材は、コイル状に巻回して成形してなるようにしたも
のである。
【0023】また、本発明のうち請求項10に記載の発
明は、本発明うち請求項1、請求項4または請求項6の
いずれか1項に記載の内径面誘導加熱コイルにおいて、
上記加熱部材は、部材に形成された筒状形状部位の軸方
向に延長する延長部を形成するようにして巻回して成形
してなるようにしたものである。
【0024】また、本発明のうち請求項11に記載の発
明は、本発明うち請求項2、請求項3、請求項5または
請求項7のいずれか1項に記載の発明において、上記加
熱部材は、部材に形成された筒状形状部位の軸方向に延
長する延長部を形成するようにして巻回して成形してな
るものである。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、添付の図面に基づいて、本
発明による内径面誘導加熱コイルの実施の形態の一例を
詳細に説明するものとする。
【0026】図3には、本発明による内径面誘導加熱コ
イルの実施の形態の一例の一部を破断して示した概念構
成説明図が示されている。
【0027】この本発明による内径面誘導加熱コイル1
0は、絶縁体(例えば、プラスチックなどである。)よ
りなる中空のケース12と、ケース12の内部に配設さ
れた導体(例えば、銅などの金属である。)よりなる加
熱部材14と、ケース12に挿通されたパイプ形状の導
体(例えば、銅などの金属である。)よりなる第1導体
パイプ16と、ケース12に挿通されたパイプ形状の導
体(例えば、銅などの金属である。)よりなる第2導体
パイプ18と、加熱部材14に高周波電流を印加するた
めの高周波電流源20と、加熱部材14と第1導体パイ
プ16とを電気的に接続する線路22と、加熱部材14
と第2導体パイプ18とを電気的に接続する線路24
と、第1導体パイプ16と高周波電流源20とを電気的
に接続する線路26と、第2導体パイプ18と高周波電
流源20とを電気的に接続する線路28とを有して構成
されている。
【0028】なお、符号30、32はベース部材12−
1(後述する。)とカバー部材12−2(後述する。)
とを緊密に結合するボルトであり、符号34はベース部
材12−1とカバー部材12−2との間を水密に保持す
るOリングであり、符号36はベース部材12−1と第
1導体パイプ16との間を水密に保持するOリングであ
り、符号38はベース部材12−1と第2導体パイプ1
8との間を水密に保持するOリングである。
【0029】ここで、ケース12は、板状部12−1a
の略中央部位に内径側突出部12−1bが形成された絶
縁体よりなるベース部材12−1と、大径の膨出部12
−2aと細径の外径側突出部12−2bとを備えた絶縁
体よりなる中空のカバー部材12−2とより構成されて
いる。即ち、ケース12は、ベース部材12−1とカバ
ー部材12−2とに2分割可能である。
【0030】こうしたベース部材12−1とカバー部材
12−2とは、ベース部材12−1の内径側突出部12
−1bをカバー部材12−2の外径側突出部12−2b
により被覆するように配置して、ボルト30、32によ
り両者を緊密に固定してケース12を構成した際に、内
径側突出部12−1bと膨出部12−2aとの間に所定
の空間Aが形成されるとともに、内径側突出部12−1
bと外径側突出部12−2bとの間に空間Aよりも狭い
所定の空間Bが形成されるように寸法設定されている。
【0031】また、ベース部材12−1とカバー部材1
2−2と間にはOリング34が配設されていて、ボルト
30、32によりベース部材12−1とカバー部材12
−2とを緊密に固定してケース12を構成した際に、ベ
ース部材12−1とカバー部材12−2との間が水密に
保持されるようになされている。
【0032】そして、ボルト30、32によりベース部
材12−1とカバー部材12−2とを緊密に固定してケ
ース12を構成した際に形成される空間B内において
は、カバー部材12−2の外径側突出部12−2bの内
側面12−2bbに、加熱部材14が配設されている。
この加熱部材14は、薄板状の導体をコイル状に巻回し
て成形してなるものであり、図2に示す従来のパイプ状
加熱コイル102と同様な形状に形成されている。
【0033】上記したように、本発明による加熱部材1
4は薄板状の形状であるので、高周波電流源20により
印加された高周波電流が加熱部材14に流れる際に、電
流が多く流れる内側(内径側)の部位と被加熱部位であ
る内径面40aa(後述する。)との間の距離dを、従
来のパイプ状加熱コイル102の場合と比較すると著し
く小さくすることができる。
【0034】また、ベース部材12−1の内径側突出部
12−1bを貫通するようにして孔12−1bbが穿設
されている。この孔12−1bb内には、加熱部材14
の内径側の略中心に位置する中心導体として第1導体パ
イプ16が挿通されている。第1導体パイプ16の一方
の端部16aはケース12の外部に位置し、第1導体パ
イプ16の他方の端部16bはケース12の内部の空間
B内に位置している。
【0035】一方、第2導体パイプ18は、その一方の
端部18aをケース12の外部に位置し、他方の端部1
8bをケース12の内部の空間A内に位置するようにし
て、ベース部材12−1の板状部12−1aに挿通され
ている。
【0036】そして、第1導体パイプ16の端部16b
と加熱部材14とが線路22により電気的に接続されて
おり、第2導体パイプ18の端部18bと加熱部材14
とが線路24により電気的に接続されている。
【0037】また、第1導体パイプ16の端部16aの
開口部から第1導体パイプ16内に冷却水が供給される
ようになされており、端部16aの開口部から第1導体
パイプ16内に供給された冷却水は、第1導体パイプ1
6の端部16bからケース12の内部の空間B内に流出
し、空間B内に配設された加熱部材14を冷却する。そ
して、加熱部材14を冷却した冷却水は、空間Bから空
間Aへと移動して、第2導体パイプ18の端部18bの
開口部から第2導体パイプ18内へ流入し、端部18b
の開口部から第2導体パイプ18内に供給された冷却水
は、第2導体パイプ18の端部18bからケース12の
外部へと流出する。
【0038】以上の構成において、本発明による内径面
誘導加熱コイル10により筒状部位として穴40aを形
成された被加熱物40の内径面40aaを誘導加熱する
には、図3に示すように、被加熱物40に形成された穴
40a内に外径側突出部12−2bを挿入し、高周波電
流源20により線路22、24、26、28、第1導体
パイプ16および第2導体パイプ16を介して加熱部材
14に高周波電流を印加する。これにより、被加熱物4
0に誘導電流を発生させ、内径面40aaを誘導加熱す
る。
【0039】この際に、加熱部材14に流れる高周波電
流は、加熱部材14の外側(外径側)よりも内側(内径
側)に多く流れることになる。本発明による内径面誘導
加熱コイル10においては、電流が多く流れている加熱
部材14の部位と被加熱部位である内径面40aaとの
間の距離dを、パイプ状加熱コイルを用いた従来の内径
面誘導加熱コイルと比較すると著しく小さくすることが
できるので、被加熱部位である内径面40aaに対する
加熱効率を著しく向上することができる。従って、本発
明による内径面誘導加熱コイル10によれば、被加熱物
に形成された穴などの筒状形状部位の内径側を、効率良
く加熱することができるようになる。
【0040】また、加熱部材14は、絶縁体であるベー
ス部材12−1とカバー部材12−2とより構成された
ケース12内の空間A、B内を流れる大量の冷却水によ
って効率よく冷却される。従って、従来の内径面誘導加
熱コイルと比較すると、より多くの高周波電流を加熱部
材14に流すことが可能になり、大容量の電流を印加し
て大出力で加熱することでき、被加熱物に形成された穴
などの筒状形状部位の内径側を従来よりも大きな出力で
加熱することができるようになる。
【0041】このため、 コンプレッサロータの焼き嵌
め用加熱において、本発明による内径面誘導加熱コイル
10を利用することにより、加熱効率を20〜30%向
上することができ、また、従来の2〜3倍の高周波電流
を流すことが可能になった。
【0042】このことにより、ローターの焼き嵌めを短
時間で、かつ、高効率で行うことが可能になった。
【0043】図4には、中心導体として作用する第1導
体パイプ16の他の実施の形態が示されている。なお、
図4においては、第1導体パイプ16を中心とした要部
のみを概念的に示しており、図3に示す構成と同一の構
成には、図3と共通の符号を用いて示している。
【0044】この図4に示す第1導体パイプ16は、端
部16bから軸方向に沿ってスリット16cが形成され
ている点において、図3に示す第1導体パイプ16と異
なっている。図4に示す第1導体パイプ16において
は、このスリット16cにより、内径面誘導加熱コイル
10自身で中心導体たる第1導体パイプ16を誘導加熱
する作用が防止されるので、被加熱物の加熱効率を一層
向上させることができる。
【0045】図5には、加熱部材14の他の実施の形態
が示されている。なお、図5においては、加熱部材14
を中心とした要部のみを概念的に示しており、図3に示
す構成と同一の構成には、図3と共通の符号を用いて示
している。
【0046】この図5に示す加熱部材14は、被加熱物
40の穴40aの軸方向C、即ち、被加熱部40に形成
された筒状形状部位たる穴40aの軸方向に延長する延
長部14aを形成するようにして巻回されて成形されて
いる点において、図3に示す加熱部材14と異なってい
る。図5に示す加熱部材14においては、例えば、図6
に示すように被加熱物40が穴40aの軸方向Cに延長
するスリット40bを備える場合に、被加熱物40の内
径面40aaに対して軸方向に誘導電流を流して加熱す
ることができる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、加熱効率を向上させ、被加熱物に形成され
た穴などの筒状形状部位の内径側を効率良く加熱するこ
とができるようになるという優れた効果を奏する。
【0048】また、本発明は、以上説明したように構成
されているので、大容量の電流を印加して大出力で加熱
することを可能にして、被加熱物に形成された穴などの
筒状形状部位の内径側を従来よりも大きな出力で加熱す
ることができるようになるという優れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の内径面誘導加熱コイルの一部を破断して
示した概念構成説明図である。
【図2】パイプ状加熱コイルの概略構成斜視図である。
【図3】本発明による内径面誘導加熱コイルの実施の形
態の一例の一部を破断して示した概念構成説明図であ
る。
【図4】中心導体として作用する第1導体パイプの他の
実施の形態を示し、第1導体パイプを中心とした要部の
みを概念的に示している。
【図5】加熱部材の他の実施の形態を示し、加熱部材を
中心とした要部のみを概念的に示している。
【図6】穴の軸方向に延長するスリットを備えた被加熱
物の一例を示す斜視図である。
【符号の説明】
10 内径面誘導加熱コイル 12 ケース 12−1 ベース部材 12−1a 板状部 12−1b 内径側突出部 12−1bb 孔 12−2 カバー部材 12−2a 膨出部 12−2b 外径側突出部 12−2bb 内側面 14 加熱部材 16 第1導体パイプ 16a、16b 端部 16c スリット 18 第2導体パイプ 18a、18b 端部 20 高周波電流源 22、24、26、28 線路 30、32 ボルト 34、36、38 Oリング 40 被加熱物 40a 穴 40aa 内径面 40b スリット A、B 空間 C 被加熱物の穴の軸方向 100 内径面誘導加熱コイル 102 パイプ状加熱コイル 102a、102b 端部 104 高周波電流源 106、108 線路 110 被加熱物 110a 穴 110aa 内径面

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 部材に形成された筒状形状部位の軸方向
    を中心とした内径側に位置する面である内径面を誘導加
    熱する内径面誘導加熱コイルにおいて、 絶縁体により形成された中空のケースと、 前記ケースの内部に配設された薄板状の導体よりなり高
    周波電流を印加される加熱部材とを有する内径面誘導加
    熱コイル。
  2. 【請求項2】 部材に形成された筒状形状部位の軸方向
    を中心とした内径側に位置する面である内径面を誘導加
    熱する内径面誘導加熱コイルにおいて、 絶縁体により形成された中空のケースと、 前記ケースの内部に配設された導体よりなり高周波電流
    を印加される加熱部材とを有し、 前記加熱部材を配設した前記ケースの内部に冷却水を供
    給するようにしたものである内径面誘導加熱コイル。
  3. 【請求項3】 請求項2に記載の内径面誘導加熱コイル
    において、 前記加熱部材は薄板状の導体よりなるものである内径面
    誘導加熱コイル。
  4. 【請求項4】 請求項1に記載の内径面誘導加熱コイル
    において、 前記ケースは、板状部の略中央部位に内径側突出部が形
    成された絶縁体よりなるベース部材と、大径の膨出部と
    細径の外径側突出部とを備えた絶縁体よりなる中空のカ
    バー部材とよりなるものである内径面誘導加熱コイル。
  5. 【請求項5】 請求項2または請求項3のいずれか1項
    に記載の内径面誘導加熱コイルにおいて、 前記ケースは、板状部の略中央部位に内径側突出部が形
    成された絶縁体よりなるベース部材と、大径の膨出部と
    細径の外径側突出部とを備えた絶縁体よりなる中空のカ
    バー部材とよりなるものである内径面誘導加熱コイル。
  6. 【請求項6】 請求項1または請求項4のいずれか1項
    に記載の内径面誘導加熱コイルにおいて、さらに、 前記加熱部材の内径側の略中心に位置する中心導体とし
    てパイプ形状を備えた導体を有し、 前記導体は軸方向に延長するスリットを形成されたもの
    である内径面誘導加熱コイル。
  7. 【請求項7】 請求項2、請求項3または請求項5のい
    ずれか1項に記載の内径面誘導加熱コイルにおいて、さ
    らに、 前記加熱部材の内径側の略中心に位置する中心導体とし
    てパイプ形状を備えた導体を有し、 前記導体は軸方向に延長するスリットを形成されたもの
    である内径面誘導加熱コイル。
  8. 【請求項8】 請求項1、請求項4または請求項6のい
    ずれか1項に記載の内径面誘導加熱コイルにおいて、 前記加熱部材は、コイル状に巻回して成形してなるもの
    である内径面誘導加熱コイル。
  9. 【請求項9】 請求項2、請求項3、請求項5または請
    求項7のいずれか1項に記載の内径面誘導加熱コイルに
    おいて、 前記加熱部材は、コイル状に巻回して成形してなるもの
    である内径面誘導加熱コイル。
  10. 【請求項10】 請求項1、請求項4または請求項6の
    いずれか1項に記載の内径面誘導加熱コイルにおいて、 前記加熱部材は、部材に形成された筒状形状部位の軸方
    向に延長する延長部を形成するようにして巻回して成形
    してなるものである内径面誘導加熱コイル。
  11. 【請求項11】 請求項2、請求項3、請求項5または
    請求項7のいずれか1項に記載の内径面誘導加熱コイル
    において、 前記加熱部材は、部材に形成された筒状形状部位の軸方
    向に延長する延長部を形成するようにして巻回して成形
    してなるものである内径面誘導加熱コイル。
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