JP2003257570A - ランプホルダー - Google Patents

ランプホルダー

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JP2003257570A
JP2003257570A JP2002185655A JP2002185655A JP2003257570A JP 2003257570 A JP2003257570 A JP 2003257570A JP 2002185655 A JP2002185655 A JP 2002185655A JP 2002185655 A JP2002185655 A JP 2002185655A JP 2003257570 A JP2003257570 A JP 2003257570A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 一回の押圧動作のみでランプを装着したり取
り外したりすることができるランプホルダーを提供す
る。 【解決手段】 ランプホルダー1において、アーム付勢
バネ21により付勢されて離反した一対のロックアーム
11,11の外端部の間を通って収容空間S1内にラン
プ61の被把持部62を挿入したときに、被把持部62
がスライダ31に当接してこれを内方に押し込み移動さ
せ、内方に移動されたスライダ31が一対のロックアー
ム11,11の内端部をアーム付勢バネ21の付勢力に
抗して離反させて外端部同士を近づけ、外端部により被
把持部62を固定保持するとともにこの状態でホルダー
側端子51が被把持部62に設けられたランプ側端子6
3と当接して電気接続されるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ランプ(電球)を
一回の押圧で装着し、もう一回の押圧で解除(引き抜
き)ができるランプホルダーに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば特開2001−04394
4号公報に開示されたランプソケットが一般に知られて
いる。このランプソケットは、ソケット本体に対しラン
プに設けられた嵌合部を嵌合させる嵌合凹部を形成する
とともに、嵌合凹部の内面側にランプの電極に電気的に
接続される中心電極、及び外側電極を設け、かつ、ソケ
ット本体の軸孔に対し当該軸孔を中心として揺動自在と
なる一対のアームを装着して構成されている。一対のア
ームの先端にはランプの嵌合部側に構成された係止凸部
と係止する係止爪が形成され、他端側の押圧部には付勢
部材の付勢力が外方へ向けて付勢され、これによりラン
プの嵌合部がソケット本体の嵌合凹部に嵌合されると、
一対のアームの係止爪がランプ側の係止凸部に係止し、
ランプがソケット本体に保持されるものとなる。
【0003】ランプを取り外す際には、一方の手で一対
のアームの押圧部(操作子)を付勢部材の付勢力に抗し
て押圧して軸孔を中心に一対のアーム先端の係止爪の間
を開かせ、もって係止爪と係止凸部との係止関係を解放
し、しかる状態でもう一方の手でランプを挟持しながら
ソケット本体から引き抜く。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ように従来のランプソケットにおいては、ランプを取り
外す際に一方の手で一対のアームの押圧部を押圧しつつ
もう一方の手でランプを挟持して引き抜くという両方の
手を使用しての引き抜き作業が必要となるため、ランプ
着脱時の作業が大変に面倒であった。
【0005】本発明は、このような問題に鑑みてなされ
たものであり、一回の押圧動作のみでランプを装着した
り取り外したりすることができるランプホルダーを提供
することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】このような目的達成のた
め、請求項1に記載の発明は、一端に開口を有した有底
の収容空間が形成されたハウジングと、収容空間内に所
定間隔をおいて対向するとともに開口から収容空間内に
延びて配設され、中間部においてハウジングに揺動自在
に枢結されて取り付けられた一対のロックアームと、一
対のロックアームの間に位置してロックアームの延設方
向に移動自在となってハウジングに取り付けられたスラ
イダ(例えば、実施形態におけるハートカムスライド3
1)と、一対のロックアームを、内端部同士が近づくと
ともに外端部同士が離反するように揺動する方向に付勢
するアーム付勢バネと、収容空間内に配設されたホルダ
ー側端子とを備えてランプホルダーが構成される。
【0007】そして、アーム付勢バネにより付勢されて
離反した一対のロックアームの外端部の間を通って収容
空間内にランプの被把持部を挿入したときに、被把持部
がスライダに当接してこれを内方に押し込み移動させ、
内方に移動されたスライダが一対のロックアームの内端
部をアーム付勢バネの付勢力に抗して離反させて外端部
同士を近づけ、外端部により被把持部を固定保持すると
ともにこの状態でホルダー側端子が被把持部に設けられ
たランプ側端子と当接して電気接続されるようにする。
【0008】このように構成されたランプホルダーによ
れば、収容空間内にランプの被把持部を挿入したとき
に、被把持部がスライダに当接してこれを内方に押し込
み移動させ、内方に移動されたスライダが一対のロック
アームの外端部同士を近づけて、外端部によりランプの
被把持部が固定保持されるため、ランプの被把持部でス
ライダを押圧移動させる一回の押圧動作のみでランプを
装着することができる。
【0009】このとき、スライダがハウジングにハート
カム機構を介して取り付けられ、ランプの被把持部によ
りスライダが内方に押し込まれたときにハートカム機構
によりスライダがこのまま押し込み位置に保持され、押
し込み位置に保持されたスライダが被把持部により再度
内方に押し込まれるとハートカム機構によりスライダが
外方に押し出されて押し出し位置に移動するように構成
されることが好ましい。このようにすれば、ハートカム
機構によりスライダが内方に押し込まれたときに押し込
み位置に保持され、再度スライダが内方に押し込まれる
と外方に押し出されて押し出し位置に移動するため、ラ
ンプの被把持部でスライダを押圧移動させる一回の押圧
動作のみで滑らかにランプを装着したり取り外したりす
ることができる。
【0010】さらに、一対のロックアームの外端部に互
いに対向する側に突出する係止突起がそれぞれ設けら
れ、ランプの被把持部に係止段部が設けられており、ス
ライダを内方に移動させ一対のロックアームの内端部を
アーム付勢バネの付勢力に抗して離反させて外端部同士
を近づけたとき、係止突起が係止段部に係止されて外端
部により把持部を固定保持することが好ましい。このよ
うにすれば、係止突起が係止段部に係止されてランプの
把持部が固定保持されるため、ランプの被把持部でスラ
イダを押圧移動させる一回の押圧動作のみでより確実に
ランプを装着することができる。
【0011】また、請求項4に記載の発明は、一端に開
口を有した有底の収容空間が形成されたハウジングと、
収容空間への挿入方向に移動自在となってハウジングに
取り付けられたスライダ(例えば、実施形態におけるハ
ートカムスライド131)と、所定間隔をおいて対向す
るとともに開口から収容空間内に延びて配設され、内端
部においてスライダに揺動自在に枢結されて取り付けら
れた一対のロックアームと、一対のロックアームを外端
部同士が離反するように揺動する方向に付勢するととも
にスライダおよび一対のロックアームを収容空間内から
開口へ向かわせるように付勢するアーム付勢バネと、収
容空間内に配設されたホルダー側端子とを備えてランプ
ホルダーが構成される。
【0012】そして、アーム付勢バネにより付勢されて
離反した一対のロックアームの外端部の間を通って収容
空間内にランプの被把持部を挿入したときに、被把持部
がスライダに当接してスライダおよび一対のロックアー
ムを内方に押し込み移動させ、一対のロックアームが内
方に移動するにつれ一対のロックアームの外側面と当接
するハウジングの縁部に押圧されて外端部同士がアーム
付勢バネの付勢力に抗して近づき、外端部により被把持
部を固定保持するとともにこの状態でホルダー側端子が
被把持部に設けられたランプ側端子と当接して電気接続
されるようにする。
【0013】このように構成されたランプホルダーによ
れば、収容空間内にランプの被把持部を挿入したとき
に、被把持部がスライダに当接してスライダおよび一対
のロックアームを内方に押し込み移動させ、一対のロッ
クアームが内方に移動するにつれ一対のロックアームの
外端部同士が近づいて、外端部によりランプの被把持部
が固定保持されるため、ランプの被把持部でスライダを
押圧移動させる一回の押圧動作のみでランプを装着する
ことができる。
【0014】このとき、スライダがハウジングにハート
カム機構を介して取り付けられ、ランプの被把持部によ
りスライダが内方に押し込まれたときにハートカム機構
によりスライダがこのまま押し込み位置に保持され、押
し込み位置に保持されたスライダが被把持部により再度
内方に押し込まれるとハートカム機構によりスライダが
外方に押し出されて押し出し位置に移動するように構成
されることが好ましい。このようにすれば、ハートカム
機構によりスライダが内方に押し込まれたときに押し込
み位置に保持され、再度スライダが内方に押し込まれる
と外方に押し出されて押し出し位置に移動するため、ラ
ンプの被把持部でスライダを押圧移動させる一回の押圧
動作のみで滑らかにランプを装着したり取り外したりす
ることができる。
【0015】さらに、一対のロックアームの外端部に互
いに対向する側に突出する係止突起がそれぞれ設けら
れ、ランプの被把持部に係止段部が設けられており、ス
ライダおよび一対のロックアームを内方に移動させ、一
対のロックアームが内方に移動するにつれ一対のロック
アームの外側面と当接するハウジングの縁部に押圧され
て外端部同士がアーム付勢バネの付勢力に抗して近づい
たとき、係止突起が係止段部に係止されて外端部により
被把持部を固定保持することが好ましい。このようにす
れば、係止突起が係止段部に係止されてランプの把持部
が固定保持されるため、ランプの被把持部でスライダを
押圧移動させる一回の押圧動作のみでより確実にランプ
を装着することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について図面を参照しながら説明する。図1に本実施の
形態のランプホルダー1の構成を示す。ランプホルダー
1は、一方の側には底面3を有し他方の側には開口5を
有する円筒状(多角筒状でもよい)の収容空間S1が形
成されたハウジング7を備えている。
【0017】収容空間S1内には、詳しく図示しないが
例えば左右一対(図1では上下の関係)の略半円状の柱
体9が互いに内側の内平面側を対向させつつ収容されて
いる。一対の柱体9,9の互いに向合う内平面側で、ハ
ウジング7の開口5の位置よりも外方側の左右一対(図
1では上下の関係)の位置には、例えば二組の軸孔(図
示せず)が形成されており、この軸孔に一対のロックア
ーム11,11の揺動支軸13,13を挿入させること
で、一対の柱体9,9の間には、一対のロックアーム1
1,11が揺動支軸13,13の中心軸を中心に揺動可
能に配設されている。
【0018】一対のロックアーム11,11は、揺動支
軸13付近を境にハウジング7の底面5側へ向けて延び
る内側揺動部分15と、柱体9,9の外方側へ向けて延
びる外側揺動部分17とを備えて構成されている。内側
揺動部分15は、揺動支軸13に近い側が内側(ハウジ
ング7の中軸線方向)に向けて曲げ加工され、その先端
側がハウジング7の中軸線が延びる方向へ向けられてい
る。従って、内側揺動部分15は、その内側の面がハウ
ジング7の中軸線の方向に向け傾斜する傾斜面18を有
する構成となっており、かつ、内側揺動部分15の先端
側には、底面5に向けハウジング7の中軸線に沿って略
平行に延びる揺動止め部分19が設けられている。即
ち、一対のロックアーム11,11は、互いの揺動止め
部分19,19を接触させることで、互いの揺動を静止
させる構成を備えている。双方のロックアーム11,1
1の互いの揺動止め部分19,19の外側には、この揺
動止め部分19,19の外側から内側に向け押圧力を付
勢し、これにより常に外側揺動部分17側を開く方向に
揺動させる働きをするアーム付勢バネ21が装着されて
いる。アーム付勢バネ21は、両端側が互いに内側に曲
げられた構成を有しており、双方の先端側が、内側揺動
部分15,15において、揺動止め部分19,19の境
目である外側の屈曲部分に付勢しつつ係止されるととも
に、底面5に当接保持されている。
【0019】一方、外側揺動部分17は、先端側の内側
にハウジング7の中軸線の方向へ向けて突出する係止突
起23を備えて構成されている。係止突起23は、後述
するランプ(電球)61の装着時に、外側揺動部分17
が揺動支軸13を支点に内側に揺動しても、ランプ61
の被把持部62の部分に極力接することのないような突
出長さとなっており、かつ、先端側が上辺に向け鋭角に
形成されている。この角度は、ランプ61を装着したり
引き抜いたりする際にランプ61の発光側の外面に接触
することのないようにするために設定されたものであ
る。
【0020】また、一対の柱体9,9の互いに向合う内
平面の間には、ハートカムスライド31がハートカム機
構30を介して前後方向(図1では左右方向の関係であ
り、具体的にはハウジング7の底面3と開口5との間の
往復方向)へ摺動自在に収容されている。一対の柱体
9,9の内平面には、ハートカムスライド31の摺動方
向を規制するするための突起、凹部、あるいは段差等を
構成しても良い。
【0021】ハートカムスライド31は、ハウジング7
の底面3側に向けられる先端側において、一対のロック
アーム11,11に対向する側の両側面の側には、先端
に向うほど内側(ハウジング7の中軸線方向)に傾斜し
て一対のロックアーム11,11の各傾斜面18,18
に摺接する一対の摺接面32,32が形成されている。
ハートカムスライド31の摺接面32,32は、常時、
アーム付勢バネ21の付勢力を介し一対のロックアーム
11,11の傾斜面18,18から押圧されており、こ
れにより常にハウジング7の開口5の方向へ移動させる
押力を受けている。
【0022】ハートカム機構30は主として、ハート型
の形状を有するハートカム33と、ハートカム33と係
合するカム係合部34と、カム係合部34を傾く姿勢を
矯正する方向に付勢するカムロックスプリング41とか
ら構成される。ハートカム33は、ハートカムスライド
31の互いに柱体9,9に対向する側の側面(片方の側
面でも良く、両側面でも良い)にハート型の形状を有し
て形成されており、また詳しくは図示しないが、ハート
カム33の周囲には後述するカム係合部34の摺動ない
し転動をガイドするガイド溝が形成されている。
【0023】カム係合部34は、一端側がハートカム3
3に係合(ハートカム33の周囲のガイド溝への係合と
考えても良く、この一端側にはローラが設けられている
と考えても良い)し、他端側が一対のロックアーム1
1,11のハウジング7の底面3側に向けられる先端側
に係止されたカムロックスプリング41に接続されてい
る。カムロックスプリング41は、例えばカム係合部3
4がハートカム33の移動により当該ハートカム33の
周囲に沿って姿勢を変化させる場合に、カム係合部34
の傾く姿勢を矯正する方向に付勢する力を与え、これに
よりハートカム33に対するカム係合部34の運動性を
確かなものにしている。
【0024】また、カム係合部34は、ハートカムスラ
イド31が収容空間S1の内方へ移動してハートカム3
3におけるハウジング7の底面3側に最も近い位置に係
合する場合、及び、ハートカムスライド31が収容空間
S1の外方へ移動してハートカム33のハウジング7の
開口5を向く側に構成された内湾曲部分(ハートカム3
3の中心方向に凹む如く湾曲する部分)に係合する場合
に、ハートカムスライド31のハウジング7の開口5の
方向への移動にストップを掛ける働きをし、ハートカム
スライド31の引き抜けを防止している。
【0025】収容空間S1内において、各ロックアーム
11,11の付近には、ハウジング7の底面3を貫通し
て図示していない電源側に電気的に接続される一対のホ
ルダー側端子51,51が収容されている。各ホルダー
側端子51,51は、収容空間S1内に収容される部分
に平板状部分を有し、この平板状部分の一部にはロック
アーム11を収容(挿通)させる切り溝(図示せず)が
形成されており、平板状部分の先端側、即ちハウジング
7の開口5を通り過ぎてロックアーム11の外側揺動部
分17の係止突起23の方向に向う側の先端側にはハー
トカムスライド31の方向に曲げ加工されたランプ側端
子63,63との接触部分52が設けられている。この
接触部分52の中央側には、ハートカムスライド31の
一部を避けるための切り溝(図示せず)が形成されてい
るとともに、この切り溝を境として平行に二股に別れる
先端側には上記平板状部分に向う屈曲部分53が形成さ
れており、実際には、この屈曲部分53の外表面がラン
プ側端子63,63との接触面となる。
【0026】一方、ランプ61は、図2にも示すよう
に、ハートカムスライド31の外方を向く面(ハウジン
グ7の底面3とは反対側に位置する面)に押圧接触可能
な被把持部62を備えるとともに、この被把持部62の
表裏面側の互いに対称を成す片側の位置には上記一対の
ホルダー側端子51,51の屈曲部分53,53と電気
的に接続されてランプ61を発光させるための電力を通
すランプ側端子63,63が設けられている。またラン
プ61の被把持部62の表裏面側の先端側には、屈曲部
分53,53が係止する第一係止段部64,64が設け
られており、第一係止段部64,64よりも後方側に
は、一対のロックアーム11,11の各係止突起23,
23が係止する第二係止段部65,65が設けられてい
る。
【0027】第一係止段部64は、前傾斜面66と後傾
斜面67とを有する三角形状の構成を有し、当該三角形
状の頂点を境に前傾斜面66、及び後傾斜面67ともに
ランプ61の中心軸線方向に傾斜しているものであり、
特に後傾斜面67側がハウジング7側のホルダー側端子
51の屈曲部分53との電気的接続面となる。一方、第
二係止段部65,65は、前傾斜面68を有する直角三
角形状の構成を有しており、この直角三角形状の頂点か
ら後ろの被把持部62に対し直角を成す直角面69は、
ランプ61をランプホルダー1に装着した際に一対のロ
ックアーム11の係止突起23が係止する係止面とな
る。なお、図2において、ランプ61は、その中心軸線
を中心に180度回転させた場合も、作図上の関係は全
く同じものとなるものであり、即ちランプ側端子63,
63が被把持部62の表裏面の互いに対称の位置に設け
られていることが判るが、各ランプ側端子63,63
は、第一係止段部64の後傾斜面67から第二係止段部
65の前傾斜面68の表面にかけてこの外表面に沿って
設けられている。
【0028】次に、本実施のランプホルダー1にランプ
61を装着する場合の作用にいて説明する。先ず、図1
の状態においてランプ61の被把持部62をハウジング
7側の一対の柱体9,9間に枢結されている一対のロッ
クアーム11,11の係止突起23,23間の隙間に挿
入する。ランプ61の被把持部62の挿入が進むと、ラ
ンプ61の被把持部62の先端面がハートカムスライド
31をハウジング7の底面3側へ押圧し、ハートカムス
ライド31の一対の摺接面32,32を一対のロックア
ーム11,11の内側傾斜面17,17を摺動移動さ
せ、これにより一対のロックアーム11,11を揺動支
軸13,13を支点に揺動止め部分19,19を押し開
くべく揺動させ、この時、ランプ61には、アーム付勢
バネ21の付勢力が伝わってランプ61の被把持部62
の挿入の継続に若干の抵抗が感じられるとともに、その
一方でハートカム33の周囲に沿ってカム係合部34が
姿勢変化を進行する。
【0029】ランプ61の被把持部62の挿入が更に進
むと、一対のロックアーム11,11の揺動が更に進行
するとともに、被把持部62の先端側の第一係止段部6
4,64の前傾斜面66,66が一対のホルダー側端子
51,51の屈曲部分53,53に当接し、かつ前傾斜
面66,66が当該屈曲部分53,53を押し退けて、
一対のホルダー側端子51,51の平板状部分を外側へ
湾曲させるか、あるいは一対のホルダー側端子51,5
1の平板状部分と接触部分52,52との境目の湾曲部
分を更に内側に湾曲させ、ランプ61には、この一対の
ホルダー側端子51,51側の湾曲に伴う第二段目の抵
抗が感じられる。続いて図3に示すように、接触部分5
2,52が自己反発力で、ランプ61の被把持部62の
第一係止段部64,64の後傾斜面67,67に沿って
摺動接触しつつ復帰すると、一対のホルダー側端子5
1,51の屈曲部分53,53とランプ61の被把持部
62側のランプ側端子63,63との電気的接触が開始
されるとともに、ランプ61には、第二段目の抵抗が消
滅するため、ランプ61の装着が略完了に近いことが感
じられ、かつ一対のホルダー側端子51,51の復帰力
に伴い屈曲部分53,53の戻り力がランプ61の第一
係止段部64,64の後傾斜面67,67を一瞬ではあ
るが押圧し、この押圧力がランプ61の被把持部62の
挿入を更に進めさせる働きをして、ランプ61の装着が
更に完了に近づいた、もしくは装着完了であることを感
じさせる。
【0030】かくして、ランプ61のランプ側端子6
3,63とハウジング7側の一対のホルダー側端子5
1,51との電気的接続が完全なものとなると、ハート
カムスライド31の押圧移動に伴う一対のロックアーム
11,11の揺動も大きく進行して外側揺動部分17,
17の係止突起23,23がランプ61の第二係止段部
65の直角面69へ係止し、これによりランプ61のハ
ウジング7側に対する保持が持続されるとともに、ハー
トカム機構30のカム係合部34もハートカム33にお
けるハウジング7の底面3とは反対側の位置にある内湾
曲部分に係合してハートカムスライド31がランプ61
装着前の位置へと戻る移動にロックを掛ける。
【0031】一方、例えばランプ61の交換のため、ラ
ンプ61を引き抜く場合は、図3の状態において、ラン
プ61をハウジング7側へもう一度押し込んでランプ6
1の被把持部62の先端面でハートカムスライド31を
ハウジング7の底面3側へ押圧し、これにより一対のロ
ックアーム11,11を再び揺動させる一方で、ハート
カム機構30のハートカム33の移動に伴いハートカム
33周囲のガイド溝(図示せず)に沿ってカム係合部3
4に対し押力を与え、この押力でハートカム33の内湾
曲部分に対するカム係合部34の係合を解放させる。即
ちハートカム33の内湾曲部分(ハウジング7の底面3
側へ向け湾曲している)に沿うガイド溝も当然に同方向
に湾曲しており、従ってこの内湾曲部分のガイド溝がカ
ム係合部34に対し押圧力を与えると、カム係合部34
は、ガイド溝の押力に押されてガイド溝の湾曲に沿って
自らの姿勢を変えるため、ハートカム33の内湾曲部分
から外れる。
【0032】ランプ61を引き抜く場合、ハートカム3
3の内湾曲部分からカム係合部34の係合を外せる分だ
けハートカムスライド31を押圧移動させれば良く、即
ちランプ61を極短い押圧ストローク分移動させた後、
この押圧力を解くと、一対のロックアーム11,11の
揺動止め部分19,19の外側に装着されているアーム
付勢バネ21の付勢力に伴って当該一対のロックアーム
11,11が逆の方向に揺動し、これにより外側揺動部
分17,17の先端側の係止突起23,23の間の距離
が広げられるとともに、ハートカムスライド31が一対
のロックアーム11,11の傾斜面17,17に押され
てハウジング7内から押出されるように移動しランプ6
1の被把持部62を外側へ押圧し、この結果、引き抜く
力を殆ど用いなくともランプ61を引き抜くことができ
るものとなる。
【0033】尚、今回のランプ61の押し込みに伴って
一対のロックアーム11,11が揺動する際の外側揺動
部分17,17の先端側の係止突起23,23の揺動に
ついては、係止突起23,23の先端と揺動支軸13,
13との間の距離を短く設定してあるので、係止突起2
3,23は、ランプ61の被把持部62の中心へ向け揺
動するのではなく、概ね被把持部62の押し込み移動方
向に沿う方向に揺動するものであり、従って係止突起2
3,23の間に被把持部62を挟み込んでしまう状態は
生じない。
【0034】このため、以上のような構成のランプホル
ダー1によれば、収容空間S1内にランプ61の被把持
部62を挿入したときに、被把持部62がハートカムス
ライド31に当接してこれを内方に押し込み移動させ、
内方に移動されたハートカムスライド31が一対のロッ
クアーム11,11の外端部(係止突起23,23)同
士を近づけて、外端部(係止突起23,23)によりラ
ンプ61の被把持部62が固定保持されるため、ランプ
61の被把持部62でハートカムスライド31を押圧移
動させる一回の押圧動作のみでランプ62を装着するこ
とができる。
【0035】次に、ランプホルダーの第二実施形態につ
いて図を参照し説明する。図4に本実施形態のランプホ
ルダー101の構成を示す。なお、本実施形態におい
て、ランプ61は第一実施形態のものと同様であるため
説明を省略する。本実施形態におけるランプホルダー1
01は、一方の側には底面103を有し他方の側には開
口105を有する円筒状(多角筒状でもよい)の収容空
間S2が形成されたハウジング107を備えている。ハ
ウジング107の開口105側縁部には、詳細は後述す
る一対のロックアーム111,111を収容しやすくす
るためのテーパ部106が形成されている。
【0036】収容空間S2内には、ハートカムスライド
131がハートカム機構130を介して前後方向(図4
では左右方向の関係であり、具体的にはハウジング10
7の底面103と開口105との間の往復方向)へ摺動
自在に収容されている。ハートカムスライド131は、
ハウジング107の底面103側に向けられる先端側に
おいて、その左右(図1では上下の関係)に二組の軸孔
131a,131aが形成されており、この軸孔131
a,131aに一対のロックアーム111,111に形
成された揺動支軸113,113を挿入することで、一
対のロックアーム111,111がハートカムスライド
131に揺動支軸113,113の中心軸を中心に揺動
可能に枢結される。また、ハウジング107の底面10
3側に向けられる先端側には、底面103と向き合って
アーム付勢バネ(図示せず)の付勢力を受けるスライド
端面132が形成されており、アーム付勢バネの付勢力
によりハートカムスライド131にハウジング107の
開口105の方向へ移動させる押圧力を受けるように構
成されている。
【0037】ハートカム機構130は主として、ハート
型の形状を有するハートカム133と、ハートカム13
3と係合するカム係合部134と、カム係合部134を
傾く姿勢を矯正する方向に付勢するカムロックスプリン
グ141とから構成される。ハートカム133は、ハー
トカムスライド131の互いに一対のロックアーム11
1,111に対向する側の側面(片方の側面でも良く、
両側面でも良い)にハート型の形状を有して形成されて
おり、また詳しくは図示しないが、ハートカム33の周
囲には後述するカム係合部34の摺動ないし転動をガイ
ドするガイド溝が形成されている。
【0038】カム係合部134は、一端側がハートカム
133に係合(ハートカム133の周囲のガイド溝への
係合と考えても良く、この一端側にはローラが設けられ
ていると考えても良い)し、他端側が一対のロックアー
ム111,111のハウジング107の底面103側に
向けられる先端側に係止されたカムロックスプリング1
41に接続されている。カムロックスプリング141
は、例えばカム係合部134がハートカム133の移動
により当該ハートカム133の周囲に沿って姿勢を変化
させる場合に、カム係合部134の傾く姿勢を矯正する
方向に付勢する力を与え、これによりハートカム133
に対するカム係合部134の運動性を確かなものにして
いる。
【0039】また、カム係合部134は、ハートカムス
ライド131が収容空間S2の内方へ移動してハートカ
ム133におけるハウジング107の底面103側に最
も近い位置に係合する場合、及び、ハートカムスライド
131が収容空間S2の外方へ移動してハートカム13
3のハウジング107の開口105を向く側に構成され
た内湾曲部分(ハートカム133の中心方向に凹む如く
湾曲する部分)に係合する場合に、ハートカムスライド
131のハウジング107の開口105の方向への移動
にストップを掛ける働きをし、ハートカムスライド13
1の引き抜けを防止している。
【0040】一対のロックアーム111,111は、ハ
ウジング107の底面103側に向けられる先端側が揺
動支軸113,113を介してハートカムスライド13
1と枢結され、その枢結部からハウジング107の開口
105側へ延びるように形成されており、ハートカムス
ライド131とともに収容空間S2内に前後方向へ摺動
自在に収容されている。一対のロックアーム111,1
11の外側側面は、底面103側に向けられる先端側か
ら中央部にかけて形成される第一外側面115,115
と、中央部から開口105側に向けられる先端側にかけ
て形成される第二外側面117,117と、中央部にお
いて第一外側面115,115と第二外側面117,1
17との間に形成された傾斜面119,119とを備え
て構成されている。
【0041】第一外側面115,115は、収容空間S
2の側面における第一外側面115,115と向き合う
面と所定間隔の間隙を有して、一対のロックアーム11
1,111の底面103側に向けられる先端側から中央
部にかけてハウジング7の中軸線と平行に延びて形成さ
れ、一対のロックアーム111,111が収容空間S2
内において外側へ揺動可能に構成される。第二外側面1
17,117は、収容空間S2の側面における第二外側
面117と向き合う面と摺接するとともに、一対のロッ
クアーム111,111の中央部から開口105側に向
けられる先端側にかけてハウジング7の中軸線と平行に
延びて形成され、この第二外側面117,117が収容
空間S2内に位置したときに一対のロックアーム11
1,111がハウジング7の中軸線と平行となる位置へ
揺動するように構成される。傾斜面119,119は、
一対のロックアーム111,111の中央部において第
二外側面117,117側から第一外側面115,11
5側へ向けてハウジング7の中軸線方向へ傾斜するよう
に形成され、第一外側面115,115と第二外側面1
17,117とが滑らかに繋がるように構成される。
【0042】一対のロックアーム111,111の開口
105側に向けられる先端側の内側には、ハウジング7
の中軸線の方向へ向けて突出する係止突起123が形成
されている。係止突起123は、ランプ61の装着時
に、一対のロックアーム111,111が揺動支軸11
3の中心軸を中心に内側へ揺動しても、ランプ61の被
把持部62の部分に極力接することのないような突出長
さとなっており、かつ、先端側が上辺に向け鋭角に形成
されている。この角度は、ランプ61を装着したり引き
抜いたりする際にランプ61の発光側の外面に接触する
ことのないようにするために設定されたものである。
【0043】一対のロックアーム111,111の底面
103側に向けられる先端側には、底面103と向き合
ってアーム付勢バネ(図示せず)の付勢力を受けるアー
ム端面121,121が形成されており、アーム付勢バ
ネの付勢力により一対のロックアーム111,111に
外側へ揺動させる押圧力を受けるように構成されてい
る。アーム付勢バネは、詳細には図示しないが、コイル
状に形成されて、ハートカムスライド131のスライド
端面132およびアーム端面121,121とハウジン
グ107の底面103との間に配設されており、スライ
ド端面132にハートカムスライド131をハウジング
107の開口105の方向へ移動させる押圧力を付勢す
るとともに、アーム端面121,121に一対のロック
アーム111,111を外側へ揺動させる押圧力を付勢
するように構成されている。なお、アーム付勢バネは、
コイル状のバネに限らず、例えば空気バネ等で構成され
てもよい。
【0044】収容空間S2内において、各ロックアーム
111,111の付近には、ハウジング107の底面1
03を貫通して図示していない電源側に電気的に接続さ
れる一対のホルダー側端子151,151が収容されて
いる。各ホルダー側端子151,151は、収容空間S
2内に収容される部分に平板状部分を有し、この平板状
部分の一部にはロックアーム111を収容(挿通)させ
る切り溝(図示せず)が形成されており、平板状部分の
先端側、即ちハウジング107の開口105を通り過ぎ
てロックアーム111の係止突起123の方向に向う側
の先端側にはハートカムスライド131の方向に曲げ加
工されたランプ側端子63,63との接触部分152が
設けられている。この接触部分152の中央側には、ハ
ートカムスライド131の一部を避けるための切り溝
(図示せず)が形成されているとともに、この切り溝を
境として平行に二股に別れる先端側には上記平板状部分
に向う屈曲部分153が形成されており、実際には、こ
の屈曲部分153の外表面がランプ側端子63,63と
の接触面となる。
【0045】次に、本実施のランプホルダー101にラ
ンプ61を装着する場合の作用にいて説明する。先ず、
図4の状態においてランプ61の被把持部62を収容空
間S2に収容されている一対のロックアーム111,1
11の係止突起123,123間の隙間に挿入する。ラ
ンプ61の被把持部62の挿入が進むと、図5に示すよ
うに、被把持部62の先端面がハートカムスライド13
1をハウジング107の底面103側へ押圧し、ハート
カムスライド131およびハートカムスライド131と
枢結された一対のロックアーム111,111を底面1
03側へ摺動移動させる。
【0046】このとき、アーム付勢バネの付勢力により
一対のロックアーム111,111が揺動支軸113,
113の中心軸を中心に外側へ揺動して、一対のロック
アーム111,111の第一外側面115,115がハ
ウジング107のテーパ部106の内方側端部に当接し
ている状態であるが、一対のロックアーム111,11
1が底面103側へ移動するにつれて、第一外側面11
5,115も底面103側へ移動するとともにテーパ部
106の内方側端部に押圧されて一対のロックアーム1
11,111がアーム付勢バネの付勢力に抗して内側へ
揺動し、一対のロックアーム111,111の係止突起
123,123同士が近づく。さらにこのとき、ランプ
61には、アーム付勢バネの付勢力が伝わってランプ6
1の被把持部62の挿入の継続に若干の抵抗が感じられ
るとともに、その一方でハートカム133の周囲に沿っ
てカム係合部134が姿勢変化を進行する。
【0047】ランプ61の被把持部62の挿入が更に進
むと、一対のロックアーム111,111の揺動が更に
進行するとともに、被把持部62の先端側の第一係止段
部64,64の前傾斜面66,66が一対のホルダー側
端子151,151の屈曲部分153,153に当接
し、かつ前傾斜面66,66がこの屈曲部分153,1
53を押し退けて、一対のホルダー側端子151,15
1の平板状部分を外側へ湾曲させるか、あるいは一対の
ホルダー側端子151,151の平板状部分と接触部分
152,152との境目の湾曲部分を更に内側に湾曲さ
せ、ランプ61には、この一対のホルダー側端子15
1,151側の湾曲に伴う第二段目の抵抗が感じられ
る。
【0048】続いて図6に示すように、接触部分15
2,152が自己反発力で、被把持部62の第一係止段
部64,64の後傾斜面67,67に沿って摺動接触し
つつ復帰すると、一対のホルダー側端子151,151
の屈曲部分153,153とランプ61の被把持部62
側のランプ側端子63,63との電気的接触が開始され
るとともに、ランプ61には、第二段目の抵抗が消滅す
るため、ランプ61の装着が略完了に近いことが感じら
れ、かつ一対のホルダー側端子151,151の復帰力
に伴い屈曲部分153,153の戻り力がランプ61の
第一係止段部64,64の後傾斜面67,67を一瞬で
はあるが押圧し、この押圧力がランプ61の被把持部6
2の挿入を更に進めさせる働きをして、ランプ61の装
着が更に完了に近づいた、もしくは装着完了であること
を感じさせる。
【0049】かくして、ランプ61のランプ側端子6
3,63とハウジング107側の一対のホルダー側端子
151,151との電気的接続が完全なものとなると、
ハートカムスライド131の押圧移動に伴い一対のロッ
クアーム111,111の第二外側面117,117が
収容空間S2内に位置するため、一対のロックアーム1
11,111がハウジング7の中軸線と平行となる位置
まで揺動して係止突起123,123がランプ61の第
二係止段部65の直角面69へ係止し、これによりラン
プ61のハウジング107側に対する保持が持続される
とともに、ハートカム機構130のカム係合部134も
ハートカム133におけるハウジング107の底面10
3とは反対側の位置にある内湾曲部分に係合してハート
カムスライド131がランプ61装着前の位置へと戻る
移動にロックを掛ける。
【0050】一方、例えばランプ61の交換のため、ラ
ンプ61を引き抜く場合は、図7に示すように、ランプ
61をハウジング107側へもう一度押し込んでランプ
61の被把持部62の先端面でハートカムスライド13
1をハウジング107の底面103側へ押圧し、これに
よりハートカムスライド131および一対のロックアー
ム111,111を再び摺動移動させる一方で、ハート
カム機構130のハートカム133の移動に伴いハート
カム133周囲のガイド溝(図示せず)に沿ってカム係
合部134に対し押力を与え、この押力でハートカム1
33の内湾曲部分に対するカム係合部134の係合を解
放させる。即ちハートカム133の内湾曲部分(ハウジ
ング107の底面103側へ向け湾曲している)に沿う
ガイド溝も当然に同方向に湾曲しており、従ってこの内
湾曲部分のガイド溝がカム係合部134に対し押圧力を
与えると、カム係合部134は、ガイド溝の押力に押さ
れてガイド溝の湾曲に沿って自らの姿勢を変えるため、
ハートカム133の内湾曲部分から外れる。
【0051】ランプ61を引き抜く場合、ハートカム1
33の内湾曲部分からカム係合部134の係合を外せる
分だけハートカムスライド131を押圧移動させれば良
く、即ちランプ61を極短い押圧ストローク分移動させ
た後、この押圧力を解くと、アーム付勢バネの付勢力に
伴ってハートカムスライド131および一対のロックア
ーム111,111が逆の方向に摺動移動して、ハート
カムスライド131がランプ61装着前の位置へと戻る
とともに、一対のロックアーム111,111の第二外
側面117,117が収容空間S2の外方に位置し、ア
ーム付勢バネの付勢力に伴って一対のロックアーム11
1,111が外側へ揺動して係止突起123,123の
間の距離が広げられる。この結果、引き抜く力を殆ど用
いなくともランプ61を引き抜くことができるものとな
る。
【0052】このため、以上のような構成のランプホル
ダー101によれば、収容空間S2内にランプ61の被
把持部62を挿入したときに、被把持部62がハートカ
ムスライド131に当接してハートカムスライド131
および一対のロックアーム111,111を内方に押し
込み移動させ、一対のロックアーム111,111が内
方に移動するにつれ一対のロックアーム111,111
の外端部(係止突起123,123)同士が近づいて、
外端部(係止突起123,123)によりランプ61の
被把持部62が固定保持されるため、ランプ61の被把
持部62でハートカムスライド131を押圧移動させる
一回の押圧動作のみでランプを装着することができる。
【0053】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による請求
項1に記載のランプホルダーよれば、収容空間内にラン
プの被把持部を挿入したときに、被把持部がスライダに
当接してこれを内方に押し込み移動させ、内方に移動さ
れたスライダが一対のロックアームの外端部同士を近づ
けて、外端部によりランプの被把持部が固定保持される
ため、ランプの被把持部でスライダを押圧移動させる一
回の押圧動作のみでランプを装着することができる。
【0054】このとき、スライダがハウジングにハート
カム機構を介して取り付けられ、ランプの被把持部によ
りスライダが内方に押し込まれたときにハートカム機構
によりスライダがこのまま押し込み位置に保持され、押
し込み位置に保持されたスライダが被把持部により再度
内方に押し込まれるとハートカム機構によりスライダが
外方に押し出されて押し出し位置に移動するように構成
されることが好ましい。このようにすれば、ハートカム
機構によりスライダが内方に押し込まれたときに押し込
み位置に保持され、再度スライダが内方に押し込まれる
と外方に押し出されて押し出し位置に移動するため、ラ
ンプの被把持部でスライダを押圧移動させる一回の押圧
動作のみで滑らかにランプを装着したり取り外したりす
ることができる。
【0055】さらに、一対のロックアームの外端部に互
いに対向する側に突出する係止突起がそれぞれ設けら
れ、ランプの被把持部に係止段部が設けられており、ス
ライダを内方に移動させ一対のロックアームの内端部を
アーム付勢バネの付勢力に抗して離反させて外端部同士
を近づけたとき、係止突起が係止段部に係止されて外端
部により把持部を固定保持することが好ましい。このよ
うにすれば、係止突起が係止段部に係止されてランプの
把持部が固定保持されるため、ランプの被把持部でスラ
イダを押圧移動させる一回の押圧動作のみでより確実に
ランプを装着することができる。
【0056】また、本発明による請求項4に記載のラン
プホルダーによれば、収容空間内にランプの被把持部を
挿入したときに、被把持部がスライダに当接してスライ
ダおよび一対のロックアームを内方に押し込み移動さ
せ、一対のロックアームが内方に移動するにつれ一対の
ロックアームの外端部同士が近づいて、外端部によりラ
ンプの被把持部が固定保持されるため、ランプの被把持
部でスライダを押圧移動させる一回の押圧動作のみでラ
ンプを装着することができる。
【0057】このとき、スライダがハウジングにハート
カム機構を介して取り付けられ、ランプの被把持部によ
りスライダが内方に押し込まれたときにハートカム機構
によりスライダがこのまま押し込み位置に保持され、押
し込み位置に保持されたスライダが被把持部により再度
内方に押し込まれるとハートカム機構によりスライダが
外方に押し出されて押し出し位置に移動するように構成
されることが好ましい。このようにすれば、ハートカム
機構によりスライダが内方に押し込まれたときに押し込
み位置に保持され、再度スライダが内方に押し込まれる
と外方に押し出されて押し出し位置に移動するため、ラ
ンプの被把持部でスライダを押圧移動させる一回の押圧
動作のみで滑らかにランプを装着したり取り外したりす
ることができる。
【0058】さらに、一対のロックアームの外端部に互
いに対向する側に突出する係止突起がそれぞれ設けら
れ、ランプの被把持部に係止段部が設けられており、ス
ライダおよび一対のロックアームを内方に移動させ、一
対のロックアームが内方に移動するにつれ一対のロック
アームの外側面と当接するハウジングの縁部に押圧され
て外端部同士がアーム付勢バネの付勢力に抗して近づい
たとき、係止突起が係止段部に係止されて外端部により
被把持部を固定保持することが好ましい。このようにす
れば、係止突起が係止段部に係止されてランプの把持部
が固定保持されるため、ランプの被把持部でスライダを
押圧移動させる一回の押圧動作のみでより確実にランプ
を装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第一実施形態におけるランプホルダー
の構成を説明する一部破断説明図である。
【図2】本発明の第一実施形態におけるランプの外観構
成を説明する説明図である。
【図3】本発明の第一実施形態におけるランプホルダー
にランプを装着した状態を説明する一部破断説明図であ
る。
【図4】本発明の第二実施形態におけるランプホルダー
の構成を説明する一部破断説明図である。
【図5】本発明の第二実施形態における一対のロックア
ームの隙間にランプを挿入した状態を説明する一部破断
説明図である。
【図6】本発明の第二実施形態におけるランプホルダー
にランプを装着した状態を説明する一部破断説明図であ
る。
【図7】本発明の第二実施形態におけるランプホルダー
にランプが装着された状態からさらにランプを押し込ん
だ状態を説明する一部破断説明図である。
【符号の説明】
1 ランプホルダー(第一実施形態) 3 底面 5 開口 7 ハウジング 9 柱体 11 ロックアーム 13 揺動支軸 15 内側揺動部分 17 外側揺動部分 18 傾斜面 19 揺動止め部分 21 アーム付勢バネ 23 係止突起 30 ハートカム機構 31 ハートカムスライド 32 摺接面 33 ハートカム 34 カム係合部 41 カムロックスプリング 51 ホルダー側端子 52 接触部分 53 屈曲部分 61 ランプ 62 被把持部 63 ランプ側端子 64 第一係止段部 65 第二係止段部 101 ランプホルダー(第二実施形態) 103 底面 105 開口 106 テーパ部 107 ハウジング 111 ロックアーム 113 揺動支軸 115 第一外側面 117 第二外側面 119 傾斜面 121 アーム端面 123 係止突起 130 ハートカム機構 131 ハートカムスライド 132 スライド端面 133 ハートカム 134 カム係合部 141 カムロックスプリング 151 ホルダー側端子 152 接触部分 153 屈曲部分 S1 収容空間(第一実施形態) S2 収容空間(第二実施形態)
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Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一端に開口を有した有底の収容空間が形
    成されたハウジングと、 前記収容空間内に所定間隔をおいて対向するとともに前
    記開口から前記収容空間内に延びて配設され、中間部に
    おいて前記ハウジングに揺動自在に枢結されて取り付け
    られた一対のロックアームと、 前記一対のロックアームの間に位置して前記ロックアー
    ムの延設方向に移動自在となって前記ハウジングに取り
    付けられたスライダと、 前記一対のロックアームを、内端部同士が近づくととも
    に外端部同士が離反するように揺動する方向に付勢する
    アーム付勢バネと、 前記収容空間内に配設されたホルダー側端子とを備え、 前記アーム付勢バネにより付勢されて離反した前記一対
    のロックアームの外端部の間を通って前記収容空間内に
    ランプの被把持部を挿入したときに、前記被把持部が前
    記スライダに当接してこれを内方に押し込み移動させ、
    内方に移動された前記スライダが前記一対のロックアー
    ムの前記内端部を前記アーム付勢バネの付勢力に抗して
    離反させて前記外端部同士を近づけ、前記外端部により
    前記被把持部を固定保持するとともにこの状態で前記ホ
    ルダー側端子が前記被把持部に設けられたランプ側端子
    と当接して電気接続されるように構成されていることを
    特徴とするランプホルダー。
  2. 【請求項2】 前記スライダが前記ハウジングにハート
    カム機構を介して取り付けられ、前記ランプの前記被把
    持部により前記スライダが内方に押し込まれたときに前
    記ハートカム機構により前記スライダがこのまま押し込
    み位置に保持され、前記押し込み位置に保持された前記
    スライダが前記被把持部により再度内方に押し込まれる
    と前記ハートカム機構により前記スライダが外方に押し
    出されて押し出し位置に移動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のランプホルダー。
  3. 【請求項3】 前記一対のロックアームの前記外端部に
    互いに対向する側に突出する係止突起がそれぞれ設けら
    れ、前記ランプの前記被把持部に係止段部が設けられて
    おり、 前記スライダを内方に移動させ前記一対のロックアーム
    の前記内端部を前記アーム付勢バネの付勢力に抗して離
    反させて前記外端部同士を近づけたとき、前記係止突起
    が前記係止段部に係止されて前記外端部により前記被把
    持部を固定保持することを特徴とする請求項1もしくは
    請求項2に記載のランプホルダー。
  4. 【請求項4】 一端に開口を有した有底の収容空間が形
    成されたハウジングと、 前記収容空間への挿入方向に移動自在となって前記ハウ
    ジングに取り付けられたスライダと、 所定間隔をおいて対向するとともに前記開口から前記収
    容空間内に延びて配設され、内端部において前記スライ
    ダに揺動自在に枢結されて取り付けられた一対のロック
    アームと、 前記一対のロックアームを外端部同士が離反するように
    揺動する方向に付勢するとともに前記スライダおよび前
    記一対のロックアームを前記収容空間内から前記開口へ
    向かわせるように付勢するアーム付勢バネと、 前記収容空間内に配設されたホルダー側端子とを備え、 前記アーム付勢バネにより付勢されて離反した前記一対
    のロックアームの外端部の間を通って前記収容空間内に
    ランプの被把持部を挿入したときに、前記被把持部が前
    記スライダに当接して前記スライダおよび前記一対のロ
    ックアームを内方に押し込み移動させ、前記一対のロッ
    クアームが内方に移動するにつれ前記一対のロックアー
    ムの外側面と当接する前記ハウジングの縁部に押圧され
    て前記外端部同士が前記アーム付勢バネの付勢力に抗し
    て近づき、前記外端部により前記被把持部を固定保持す
    るとともにこの状態で前記ホルダー側端子が前記被把持
    部に設けられたランプ側端子と当接して電気接続される
    ように構成されていることを特徴とするランプホルダ
    ー。
  5. 【請求項5】 前記スライダが前記ハウジングにハート
    カム機構を介して取り付けられ、前記ランプの前記被把
    持部により前記スライダが内方に押し込まれたときに前
    記ハートカム機構により前記スライダがこのまま押し込
    み位置に保持され、前記押し込み位置に保持された前記
    スライダが前記被把持部により再度内方に押し込まれる
    と前記ハートカム機構により前記スライダが外方に押し
    出されて押し出し位置に移動するように構成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のランプホルダー。
  6. 【請求項6】 前記一対のロックアームの前記外端部に
    互いに対向する側に突出する係止突起がそれぞれ設けら
    れ、前記ランプの前記被把持部に係止段部が設けられて
    おり、 前記スライダおよび前記一対のロックアームを内方に移
    動させ、前記一対のロックアームが内方に移動するにつ
    れ前記一対のロックアームの外側面と当接する前記ハウ
    ジングの縁部に押圧されて前記外端部同士が前記アーム
    付勢バネの付勢力に抗して近づいたとき、前記係止突起
    が前記係止段部に係止されて前記外端部により前記被把
    持部を固定保持することを特徴とする請求項4もしくは
    請求項5に記載のランプホルダー。
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