JP2003256350A - バスシステム - Google Patents

バスシステム

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JP2003256350A
JP2003256350A JP2002055972A JP2002055972A JP2003256350A JP 2003256350 A JP2003256350 A JP 2003256350A JP 2002055972 A JP2002055972 A JP 2002055972A JP 2002055972 A JP2002055972 A JP 2002055972A JP 2003256350 A JP2003256350 A JP 2003256350A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マスタ/スレーブコア回路がマスタ/スレー
ブI/F回路を介してシステムバスに接続される構造で
各種動作を迅速に実行できるバスシステムを提供する。 【解決手段】 マスタ/スレーブコア回路202,20
3同士のデータ通信に必要な処理動作の一部をマスタ/
スレーブI/F回路206,207が代行することによ
り、マスタ/スレーブI/F回路206,207とコア
回路202,203とのデータ通信を必要最小限として
各種動作を高速化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マスタコア回路と
スレーブコア回路とのデータ通信をシステムバスで仲介
するバスシステムに関し、特に、マスタ/スレーブコア
回路がマスタ/スレーブI/F回路を介してシステムバ
スに接続されるバスシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】いわゆるASIC(Application Specifi
c Integrated Circuit)などの半導体集積回路からなる
データ処理装置は、1個のシステムバスに各種のマスタ
コア回路と各種のスレーブコア回路とを接続した構造に
形成されている。
【0003】マスタコア回路は、例えば、CPU(Centr
al Processing Unit)などのデータ処理を主体的に実行
する集積回路からなり、必要によりスレーブコア回路と
データ通信を実行する。スレーブコア回路は、例えば、
RAM(Random Access Memory)などの集積回路からな
り、マスタコア回路のデータ処理に従属的に参加する。
【0004】しかし、現在では半導体集積回路の構造が
複雑化しており、あるシステムバスに別規格のIP(Int
ellectual Property)回路からなるマスタ/スレーブコ
ア回路を組み合わせることもある。このような場合、デ
ータ通信に支障がないようにマスタ/スレーブコア回路
を設計変更することもあるが、これは実際には困難な場
合が多い。
【0005】そこで、マスタ/スレーブコア回路とシス
テムバスとの接続にマスタ/スレーブI/F回路を介在
させることにより、別規格のマスタ/スレーブコア回路
がシステムバスで支障なくデータ通信できるようにした
データ処理装置がある。
【0006】[従来例の構成]上述のようなデータ処理装
置の一従来例を図7ないし図9を参照して以下に説明す
る。このデータ処理装置100は、図7に示すように、
1個のバスシステム101を有しており、このバスシス
テム101に複数種類のマスタコア回路102と複数種
類のスレーブコア回路103とが接続されている。
【0007】バスシステム101は、システムバス10
5、複数のマスタI/F回路106、複数のスレーブI
/F回路107、マスタアービタ回路108、スレーブ
アービタ回路109、からなり、システムバス105
は、WD(Write Data)バス111およびRD(Read Dat
a)バス112からなる。
【0008】WDバス111は、マスタコア回路102
が出力する各種コマンドおよび各種データを制御バスお
よびデータバスとしてマスタI/F回路106からスレ
ーブI/F回路107まで伝送し、RDバス112は、
スレーブコア回路103が出力する各種データをデータ
バスとしてスレーブI/F回路107からマスタI/F
回路106まで伝送する。
【0009】複数種類のマスタコア回路102は、各々
に専用のマスタI/F回路106を介してシステムバス
105に接続されており、このシステムバス105に、
複数種類のスレーブコア回路103が各々に専用のスレ
ーブI/F回路107を介して接続されている。
【0010】マスタアービタ回路108は、複数のマス
タI/F回路106に接続されており、その1個にシス
テムバス105を占有させる。スレーブアービタ回路1
09は、複数のスレーブI/F回路107に接続されて
おり、その1個にシステムバス105を占有させる。
【0011】WDバス111とRDバス112とは並列
に形成されており、WDバス111はマスタI/F回路
106からスレーブI/F回路107へのコマンドと通
信データとを伝送し、RDバス112はスレーブI/F
回路107からマスタI/F回路106への通信データ
を伝送する。
【0012】なお、以下では説明を簡単とするため、マ
スタコア回路102とマスタI/F回路106との組み
合わせをマスタブロック114と呼称し、スレーブコア
回路103とスレーブI/F回路107との組み合わせ
をスレーブブロック115と呼称する。
【0013】[従来例の動作]上述のような構成のデータ
処理装置100の動作を以下に順番に説明する。なお、
以下で云うマスタデータとは、マスタコア回路102が
コマンドとは別個に保持していて必要によりスレーブコ
ア回路103に送信する各種データを意味しており、ス
レーブデータとは、スレーブコア回路103が保持して
いて必要によりマスタコア回路102に取得される各種
データを意味している。
【0014】まず、マスタコア回路102がスレーブコ
ア回路103にマスタデータを送信する場合、図8に示
すように、マスタコア回路102は、送信するマスタデ
ータの受信をスレーブコア回路103に命令する送信コ
マンドをマスタI/F回路106に送信する。
【0015】すると、この送信コマンドを受信したマス
タI/F回路106は、WDバス111を占有している
場合は送信コマンドをシステムバス105によりスレー
ブI/F回路107に送信するが、占有していない場合
はWDバス111の占有依頼をマスタアービタ回路10
8に送信する。
【0016】この占有依頼を受信したマスタアービタ回
路108は、他のマスタブロック114がWDバス11
1を使用していたときは、その使用完了を受信すると占
有依頼を発行したマスタブロック114にWDバス11
1を占有させる。このバス占有を完了したマスタアービ
タ回路108は、占有完了をマスタI/F回路106に
通知するので、このマスタI/F回路106が占有完了
をマスタコア回路102に通知する。
【0017】すると、このマスタコア回路102は、送
信コマンドをマスタI/F回路106に再度送信するの
で、その送信コマンドはマスタI/F回路106からシ
ステムバス105によりスレーブI/F回路107に送
信され、このスレーブI/F回路107からスレーブコ
ア回路103に送信される。このとき、スレーブコア回
路103は、別処理中であるなどして対応不能な場合、
不能通知をスレーブI/F回路107に出力する。
【0018】その不能通知はスレーブI/F回路107
からシステムバス105によりマスタI/F回路106
まで送信され、このマスタI/F回路106からマスタ
コア回路102に送信される。この場合、マスタコア回
路102は、いわゆるリトライ処理により上述の動作を
所定回数まで繰り返し、その繰返回数が所定の上限回数
に一致したときは送信エラーを発行する。
【0019】この送信エラーとなる以前にスレーブコア
回路103が対応可能となると、この可能通知がスレー
ブI/F回路107に出力される。その可能通知はスレ
ーブI/F回路107からシステムバス105によりマ
スタI/F回路106まで送信され、このマスタI/F
回路106からマスタコア回路102に送信される。
【0020】すると、このマスタコア回路102は、マ
スタデータをマスタI/F回路106に送信するので、
そのマスタデータがマスタI/F回路106から占有さ
れたシステムバス105によりスレーブI/F回路10
7まで送信され、このスレーブI/F回路107からス
レーブコア回路103に送信される。
【0021】また、マスタコア回路102がスレーブコ
ア回路103からスレーブデータを取得する場合、図9
に示すように、マスタコア回路102は、スレーブデー
タの送信をスレーブコア回路103に命令する取得コマ
ンドをマスタI/F回路106に送信する。
【0022】その取得コマンドは、マスタI/F回路1
06、システムバス105、スレーブI/F回路10
7、によりスレーブコア回路103まで送信され、この
スレーブコア回路103が別処理中であるなどしてマス
タデータを送信できない場合には、前述と同様にリトラ
イ動作が実行される。スレーブコア回路103が送信可
能な場合、その可能通知は、スレーブI/F回路10
7、システムバス105、マスタI/F回路106、に
よりマスタコア回路102まで送信される。
【0023】このとき、スレーブコア回路103はスレ
ーブデータを用意し、この用意が完了するとRDバス1
12の占有依頼をスレーブI/F回路107に送信す
る。このスレーブI/F回路107は占有依頼をスレー
ブアービタ回路109に送信するので、このスレーブア
ービタ回路109は、占有依頼を発行したスレーブブロ
ック115にRDバス112を占有させる。
【0024】この占有完了がスレーブアービタ回路10
9からスレーブI/F回路107を介してスレーブコア
回路103まで通知されるので、このスレーブコア回路
103が出力するスレーブデータが、スレーブI/F回
路107、システムバス105、マスタI/F回路10
6、によりマスタコア回路102まで送信される。
【0025】
【発明が解決しようとする課題】上述したデータ処理装
置100では、マスタ/スレーブコア回路102,10
3とシステムバス105との接続にマスタ/スレーブI
/F回路106,107が介在しているので、システム
バス105を介して別規格のマスタ/スレーブコア回路
102,103が支障なくデータ通信することが可能で
ある。
【0026】しかし、図8および図9に示すように、マ
スタ/スレーブコア回路102,103がデータ通信す
るとき、その通信データの全部がマスタ/スレーブコア
回路102,103の一方から他方までマスタ/スレー
ブI/F回路106,107を介して通信されるので、
迅速にデータ通信することが困難である。
【0027】本発明は上述のような課題に鑑みてなされ
たものであり、マスタ/スレーブI/F回路を使用した
構造でマスタ/スレーブコア回路のデータ通信を迅速に
実行することができるバスシステムを提供することを目
的とする。
【0028】
【課題を解決するための手段】本発明のバスシステムで
は、マスタ/スレーブコア回路とシステムバスとの接続
にマスタ/スレーブI/F回路を介在させているが、コ
ア回路同士のデータ通信に必要な処理動作の一部をI/
F回路が代行する。このため、通信データの全部をマス
タ/スレーブI/F回路からマスタ/スレーブコア回路
まで転送する必要がないので、マスタ/スレーブI/F
回路を使用した構造でマスタ/スレーブコア回路のデー
タ通信が迅速に実行される。
【0029】
【発明の実施の形態】本発明の実施の第1の形態のバス
システムでは、マスタコア回路からの各種の処理依頼へ
の可能/不能通知をスレーブI/F回路がスレーブコア
回路から取得して保持し、マスタコア回路がコマンドを
マスタI/F回路を介してシステムバスによりスレーブ
I/F回路まで送信すると、このスレーブI/F回路が
コマンドをスレーブコア回路に通知することなく、保持
している可能/不能通知をマスタI/F回路に返信す
る。
【0030】このため、本形態のバスシステムでは、ス
レーブI/F回路が受信したコマンドをスレーブコア回
路に通知する必要がなく、コマンドを受信してから可能
/不能通知をスレーブコア回路から取得する必要もない
ので、これらに必要な処理時間を削減することができ
る。
【0031】本発明の実施の第2の形態のバスシステム
では、マスタI/F回路が、マスタコア回路から受信す
るコマンドを保持してからスレーブI/F回路に送信
し、このスレーブI/F回路から不能通知が返信される
と、これをマスタコア回路に通達することなく、保持し
ているコマンドをスレーブI/F回路に再度送信する。
【0032】このため、本形態のバスシステムでは、マ
スタI/F回路が受信した不能通知をマスタコア回路に
通達する必要がなく、不能通知を受信してから再度送信
する送信コマンドをマスタコア回路から再度取得する必
要もないので、これらに必要な処理時間を削減すること
ができる。
【0033】本発明の実施の第3の形態のバスシステム
では、マスタI/F回路が、マスタコア回路からスレー
ブコア回路へのマスタデータのデータサイズを送信コマ
ンドから検出し、検出されたデータサイズが所定サイズ
より大きい場合はマスタデータを一時保持しない。この
状態でスレーブI/F回路から返信される可能通知はマ
スタコア回路に通達するので、このマスタコア回路から
送信されるマスタデータをスレーブI/F回路に転送す
る。一方、検出されたデータサイズが所定サイズより小
さいマスタデータは一時保持するので、この状態でスレ
ーブI/F回路から可能通知が返信されると、これをマ
スタコア回路に通達することなく、一時保持しているマ
スタデータをスレーブI/F回路に返送する。
【0034】このため、本形態のバスシステムでは、マ
スタデータが小さい場合、マスタI/F回路がスレーブ
I/F回路から受信した可能通知をマスタコア回路に通
達する必要がなく、可能通知を受信してからマスタデー
タをマスタコア回路から取得する必要もないので、これ
らに必要な処理時間を削減することができる。
【0035】本発明の実施の第4の形態のバスシステム
では、スレーブI/F回路が、コマンドの受付条件をス
レーブコア回路から取得して保持し、マスタコア回路か
ら受信するコマンドが受付条件に整合しているか判定
し、整合が判定されないとスレーブコア回路に通知する
ことなく、コマンドエラーをマスタI/F回路に返信す
る。
【0036】このため、本形態のバスシステムでは、コ
マンドをスレーブI/F回路からスレーブコア回路に転
送して適否を判定させる必要がなく、コマンドエラーを
スレーブコア回路からスレーブI/F回路まで通知する
必要もないので、これらに必要な処理時間を削減するこ
とができる。
【0037】本発明の実施の第5の形態のバスシステム
では、スレーブI/F回路が、マスタコア回路から受信
した取得コマンドをスレーブコア回路に転送してから、
このスレーブコア回路からスレーブデータを受信する以
前にシステムバスの占有依頼を受信して占有制御手段に
通知する。
【0038】このため、本形態のバスシステムでは、ス
レーブコア回路がスレーブデータの用意を完了してから
システムバスの占有処理を開始する必要がなく、データ
用意と占有処理とを並行に実行するので、その一方に必
要な処理時間を削減することができる。
【0039】[実施例の構成]本発明のデータ処理装置
の一実施例を図1ないし図6を参照して以下に説明す
る。本実施例のデータ処理装置200も、図4に示すよ
うに、1個のバスシステム201に複数種類のマスタコ
ア回路202と複数種類のスレーブコア回路203とが
接続されている。
【0040】バスシステム201は、システムバス20
5、複数のマスタI/F回路206、複数のスレーブI
/F回路207、マスタアービタ回路208、占有制御
手段に相当するスレーブアービタ回路209、からな
り、システムバス205は、WDバス211およびRD
バス212からなる。
【0041】複数種類のマスタ/スレーブコア回路20
2,203は、各々に専用のマスタ/スレーブI/F回
路206,207を介してシステムバス205に接続さ
れており、複数のマスタ/スレーブI/F回路206,
207にはマスタ/スレーブアービタ回路208,20
9が接続されている。なお、以下でもマスタ/スレーブ
コア回路202,203とマスタ/スレーブI/F回路
206,207との組み合わせをマスタ/スレーブブロ
ック214,215と各々呼称する。
【0042】マスタI/F回路206は、図5に示すよ
うに、マスタプロトコル制御回路221、アドレス保持
回路222、コマンド保持手段であるコマンド保持回路
223、サイズ検出手段の一部に相当するコマンド情報
抽出回路224、サイズ検出手段の一部に相当するマス
タデータカウンタ225、選択回路226〜229、リ
トライ情報抽出回路231,加算器232、リトライ間
隔値レジスタ233、リトライ間隔カウンタ234、比
較器235,236、リトライ要求回路237、上限保
持手段であるリトライ回数レジスタ238、回数積算手
段であるリトライ回数カウンタ239、エラー通知手段
および原因通知手段に相当するバスエラー判定回路24
1、データ保持手段であるマスタデータ保持回路24
2、スレーブデータ制御回路243、スレーブデータカ
ウンタ244、等を有している。
【0043】スレーブI/F回路207は、図6に示す
ように、スレーブプロトコル制御回路251、可否保持
手段である可否状態保持回路252、条件保持手段であ
る受信条件保持回路253、コマンド判定手段およびエ
ラー返信手段に相当する応答条件判定回路254、理由
返信手段に相当する否定原因生成回路255、リトライ
設定値レジスタ256、疑似乱数発生回路257、選択
回路258〜262、アドレスデコーダ264、アドレ
ス保持回路265、コマンド保持回路266、マスタデ
ータ保持回路267、占有依頼手段であるスレーブデー
タ制御回路268、スレーブデータカウンタ269、等
を有している。
【0044】マスタ/スレーブプロトコル制御回路22
1,251は、マイクロコンピュータからなり、マスタ
/スレーブI/F回路206,207の各部の動作制御
に必要な通信プロトコルのコンピュータプログラムがフ
ァームウェアとして実装されている。
【0045】マスタI/F回路206は、マスタプロト
コル制御回路221が実装されているコンピュータプロ
グラムに対応して各部を動作制御することなどにより、
コマンド送信手段、転送制御手段、可能転送手段、デー
タ転送手段、データ返送手段、等の各種手段を各種機能
として論理的に有している。
【0046】スレーブI/F回路207は、スレーブプ
ロトコル制御回路251が実装されているコンピュータ
プログラムに対応して各部を動作制御することにより、
可否通知手段、時間通知手段、コマンド受信手段、スレ
ーブデータ制御回路268、等の各種手段を各種機能と
して論理的に有している。
【0047】マスタI/F回路206のコマンド保持回
路223は、スレーブコア回路203に各種処理を依頼
するコマンドをマスタコア回路202から受信して保持
する。マスタI/F回路206のコマンド送信手段は、
マスタプロトコル制御回路221が選択回路226を動
作制御する機能などに相当し、保持されたコマンドをス
レーブI/F回路207に転送する。
【0048】スレーブI/F回路207の受信条件保持
回路253は、マスタコア回路202から受信するコマ
ンドの受付条件をスレーブコア回路203から取得して
保持し、応答条件判定回路254は、マスタコア回路2
02から受信するコマンドが受付条件に整合しているか
判定し、その整合が判定されないとスレーブコア回路2
03に通知することなく、コマンドエラーをマスタI/
F回路206に返信する。
【0049】スレーブI/F回路207の可否状態保持
回路252は、マスタコア回路202からの各種の処理
依頼への対応可否を示す可能/不能通知を、スレーブコ
ア回路203から取得して保持する。なお、スレーブコ
ア回路203は、コマンドを受信できない状態とマスタ
データを受信できない状態とが別個に存在するため、こ
れらに個々に対応した可能/不能通知が可否状態保持回
路252に保持される。また、この可能/不能などの通
知は、コマンドのような所定データとして送信すること
もできるが、専用の信号線のハイ/ロー状態として通達
することもできる。
【0050】スレーブI/F回路207のコマンド受信
手段は、スレーブプロトコル制御回路251が選択回路
260を動作制御する機能などに相当し、可能通知が保
持されている状態で受付条件に整合するコマンドをマス
タコア回路202から受信するとスレーブコア回路20
3に転送する。
【0051】スレーブI/F回路207の可否通知手段
は、スレーブプロトコル制御回路251が応答条件判定
回路254を動作制御する機能などに相当し、マスタI
/F回路206からコマンドを受信するとスレーブコア
回路203に通知することなく、可否状態保持回路25
2に保持されている可能/不能通知を返信する。
【0052】スレーブI/F回路207のリトライ設定
値レジスタ256は、スレーブコア回路203が対応不
能から対応可能に復帰する予定時間をクロック数などで
取得して保持し、スレーブI/F回路207の時間通知
手段は、スレーブプロトコル制御回路251が選択回路
258を動作制御する機能などに相当し、マスタI/F
回路206に不能通知が返信されるときに予定時間も返
信する。
【0053】マスタI/F回路206のリトライ間隔値
レジスタ233は、スレーブI/F回路207から不能
通知とともに返信される予定時間を保持し、リトライ間
隔カウンタ234は、不能通知を受信してからの経過時
間をカウントし、比較器235は、上述の経過時間が予
定時間に一致するとリトライ要求回路237に通知す
る。
【0054】マスタI/F回路206の転送制御手段
は、マスタプロトコル制御回路221がリトライ要求回
路237の出力信号に対応して選択回路226を動作制
御する機能などに相当し、スレーブI/F回路207か
ら不能通知と予定時間とが返信されるとマスタコア回路
202にデータ通知することなく、予定時間まで待機し
てから保持されている送信コマンドを再度送信する。
【0055】マスタI/F回路206のリトライ回数レ
ジスタ238は、送信コマンドの送信繰り返しの上限回
数をマスタコア回路202から取得して保持し、リトラ
イ回数カウンタ239は、送信コマンドの送信回数を積
算し、比較器236は、上述の送信回数が上限回数に一
致するとリトライ要求回路237とバスエラー判定回路
241とに通知する。
【0056】スレーブI/F回路207の否定原因生成
回路255は、前述のコマンドエラーとともにエラー理
由を選択回路258からマスタI/F回路206に返信
し、不能通知とともに不能理由を選択回路258からマ
スタI/F回路206に返信する。
【0057】なお、スレーブI/F回路207の否定原
因生成回路255は、マスタI/F回路206に返信す
る不能理由に、コマンドエラーをマスタブロック214
に解消させるための修正データを付与することもでき
る。例えば、スレーブブロック215が4バイトのコマ
ンドしか受け付けない場合、“4バイト”なるフィール
ドを修正データとして不能理由に付与することができ
る。
【0058】マスタI/F回路206のバスエラー判定
回路241は、コマンドエラーとともに返信されたエラ
ー通知をマスタコア回路に通知し、比較器236の通知
信号に対応して送信エラーと不能通知と不能理由とをマ
スタコア回路202にデータ通知する。
【0059】マスタI/F回路206のコマンド情報抽
出回路224およびマスタデータカウンタ225は、マ
スタコア回路202からスレーブコア回路203へのマ
スタデータのデータサイズを送信コマンドから検出し、
マスタデータ保持回路242は、マスタプロトコル制御
回路221の動作制御によりデータサイズが1バースト
などの所定サイズより小さいマスタデータを一時保持す
る。
【0060】なお、本実施例のデータ処理装置200で
は、マスタI/F回路206が複数のマスタコア回路2
02ごとに設けられているが、マスタデータ保持回路2
42の保持容量は、そのマスタI/F回路206に接続
されるマスタコア回路202が出力するマスタデータの
最小単位などに対応している。
【0061】マスタI/F回路206の可能転送手段
は、マスタプロトコル制御回路221の所定機能などに
相当し、マスタデータ保持回路242にマスタデータが
一時保持されていない状態でスレーブI/F回路207
から可能通知が返信されるとマスタコア回路202にデ
ータ通知する。
【0062】マスタI/F回路206のデータ転送手段
は、マスタプロトコル制御回路221が選択回路228
を動作制御する機能などに相当し、可能通知の通達に対
応したマスタコア回路202からのマスタデータをスレ
ーブコア回路203に転送する。
【0063】マスタI/F回路206のデータ返送手段
も、マスタプロトコル制御回路221が選択回路228
を動作制御する機能などに相当し、マスタデータ保持回
路242にマスタデータが一時保持されている状態でス
レーブI/F回路207から可能通知が返信されると、
マスタコア回路202にデータ通知することなく、一時
保持されているマスタデータを返送する。
【0064】スレーブI/F回路207のスレーブデー
タ制御回路268は、スレーブコア回路203から受信
するシステムバス205の占有依頼をスレーブアービタ
209に通知する。
【0065】[実施例の動作]上述のような構成におい
て、本実施例のデータ処理装置200の動作を以下に順
番に説明する。まず、図1および図2に示すように、ス
レーブコア回路203は、自身の動作状態に対応したス
テータスデータとして、マスタコア回路202からの各
種の処理依頼への可能/不能通知をリアルタイムにスレ
ーブI/F回路207に出力するので、このスレーブI
/F回路207は、取得した可能/不能通知を更新され
るまで保持する。
【0066】さらに、スレーブコア回路203は、上述
のようにスレーブI/F回路207に不能通知を出力す
る場合、例えば、“他処理中”などの不能理由も出力
し、対応可能に復帰する予定時間もクロック数などで出
力するので、スレーブI/F回路207は、不能通知と
ともに不能理由および予定時間も保持する。
【0067】また、スレーブコア回路203は、処理可
能なコマンドの受付条件もデータ処理装置200の起動
時などにスレーブI/F回路207に出力するので、こ
のスレーブI/F回路207は、スレーブコア回路20
3から取得した受付条件も保持する。
【0068】一方、マスタコア回路202は、後述する
コマンド送信の繰り返しの上限回数をデータ処理装置2
00の起動時などにマスタI/F回路206に出力する
ので、このマスタI/F回路206は、マスタコア回路
202から取得した上限回数を保持する。
【0069】このような状態で、マスタコア回路202
がスレーブコア回路203にマスタデータを送信する場
合、従来のデータ処理装置100と同様に、マスタコア
回路202が送信コマンドをマスタI/F回路206に
送信する。すると、このマスタI/F回路206がWD
バス211の占有依頼をマスタアービタ回路208に送
信し、このマスタアービタ回路208から占有通知を受
信する。
【0070】ただし、従来のデータ処理装置100とは
異なって、マスタI/F回路206はマスタコア回路2
02から受信した送信コマンドを保持し、その送信コマ
ンドからマスタデータのデータサイズを検出する。検出
したデータサイズが保持できる最大サイズである1バー
ストより大きい場合、図1に示すように、WDバス21
1の占有完了が通知されると、これをマスタコア回路2
02に通知することなく、保持している送信コマンドを
システムバス205によりスレーブI/F回路207ま
で送信する。
【0071】このスレーブI/F回路207は、受信し
た送信コマンドが保持している受付条件に整合している
か判定し、整合が判定されないと送信コマンドをスレー
ブコア回路203に通知することなく、コマンドエラー
をマスタI/F回路206に返信する(図示せず)。
【0072】このとき、スレーブI/F回路207はコ
マンドエラーとともにエラー理由もマスタI/F回路2
06に返信するので、このマスタI/F回路206は、
受信したコマンドエラーおよびエラー理由をマスタコア
回路202に通知する。このマスタコア回路202は、
コマンドエラーを受信することで送信コマンドがスレー
ブブロック215に拒否されたことを認識し、エラー理
由を受信することでエラー原因を認識するので、例え
ば、適切なコマンドの再送などの所定処理を実行する。
【0073】また、スレーブI/F回路207は、送信
コマンドと受付条件との整合が判定された場合、受信し
た送信コマンドをスレーブコア回路203に通知するこ
となく、保持している可能/不能通知をシステムバス2
05によりマスタI/F回路206に返信する。
【0074】例えば、スレーブコア回路203が別処理
中であるなどして受信を実行できないときは、スレーブ
I/F回路207からマスタI/F回路206に不能通
知が返信されるので、このマスタI/F回路206は、
受信した不能通知をマスタコア回路202に通達するこ
となく、保持している送信コマンドによりリトライ処理
を所定回数まで繰り返す。
【0075】このとき、スレーブI/F回路207は不
能通知とともに予定時間もマスタI/F回路206に返
信するので、このマスタI/F回路206は、不能通知
を受信すると、同時に受信した予定時間まで待機してか
ら、リトライ処理として送信コマンドを再度送信する。
【0076】さらに、スレーブI/F回路207は不能
通知とともに不能理由もマスタI/F回路206に返信
するので、このマスタI/F回路206は、上述のリト
ライ処理の繰返回数が所定の上限回数に一致したとき
は、受信した不能通知および不能理由とともに送信エラ
ーをマスタコア回路202に通知する。
【0077】このマスタコア回路202は、送信エラー
を受信することで送信コマンドがスレーブブロック21
5に拒否されたことを認識し、不能通知および不能理由
を受信することでエラー原因を認識するので、例えば、
エラー原因に対応して所定の復帰処理や割込処理などを
実行する。また、前述のように不能理由に修正データが
付与されていた場合、マスタコア回路202は、その修
正データに対応して適切なコマンドの再送などを実行す
ることもできる。
【0078】一方、送信エラーとなる以前にスレーブコ
ア回路203が対応可能となると、スレーブコア回路2
03は可能通知をリアルタイムにスレーブI/F回路2
07に出力するので、このスレーブI/F回路207
は、保持している不能通知を可能通知に更新する。
【0079】この状態で、スレーブI/F回路207が
マスタI/F回路206から送信コマンドを受信する
と、スレーブI/F回路207は、受信した送信コマン
ドをスレーブコア回路203に通知することなく、保持
している可能通知をシステムバス205によりマスタI
/F回路206に返信する。
【0080】すると、このマスタI/F回路206は受
信した可能通知をマスタコア回路202に通達するの
で、このマスタコア回路202が出力するマスタデータ
は、マスタI/F回路206からシステムバス205に
よりスレーブI/F回路207まで送信され、このスレ
ーブI/F回路207からスレーブコア回路203に送
信される。
【0081】なお、マスタI/F回路206は、上述の
マスタデータの送信を完了すると、WDバス211の占
有解除をマスタアービタ回路208に送信するので、こ
のマスタアービタ回路208がWDバス211の占有状
態を解除する。
【0082】また、前述のようにマスタI/F回路20
6がマスタコア回路202から受信した送信コマンドに
よりマスタデータのデータサイズを検出したとき、その
データサイズが保持できる最大サイズである1バースト
より小さいと、図2に示すように、マスタI/F回路2
06は、保持した送信コマンドをシステムバス205に
よりスレーブI/F回路207まで送信するとともに、
スレーブブロック215の返信に関係なく即座に可能通
知をマスタコア回路202に返信する。
【0083】すると、このマスタコア回路202は1バ
ーストのマスタデータをマスタI/F回路206に送信
するので、このマスタI/F回路206は受信したマス
タデータを保持する。この状態で、例えば、スレーブI
/F回路207からマスタI/F回路206に不能通知
が返信されると、このマスタI/F回路206は、受信
した不能通知をマスタコア回路202に通達することな
く、マスタデータを保持したまま保持している送信コマ
ンドによりリトライ処理を所定回数まで繰り返す。
【0084】そして、スレーブI/F回路207からマ
スタI/F回路206に可能通知が返信されると、この
マスタI/F回路206は、可能通知をマスタコア回路
202に通達することなく、保持しているマスタデータ
をシステムバス205によりスレーブブロック215に
送信する。
【0085】なお、上述のようにマスタコア回路202
が出力する1バーストのマスタデータをマスタI/F回
路206が保持した場合、マスタコア回路202はデー
タ送信の処理動作から解放されるので他処理などを実行
できる。ただし、マスタデータを保持したマスタI/F
回路206のリトライ処理の繰返回数が上限回数に一致
すると、送信エラーがマスタコア回路202に通知され
てマスタI/F回路206の保持データもリセットされ
る。
【0086】このため、本実施例のデータ処理装置20
0では、マスタコア回路202が出力する1バーストの
マスタデータをマスタI/F回路206が保持した場
合、このマスタI/F回路206が送信完了を通知する
までマスタコア回路202にマスタデータを維持させる
ことにより、送信するマスタデータの消失を防止してい
る。
【0087】また、本実施例のデータ処理装置200で
は、図3に示すように、マスタコア回路202がスレー
ブコア回路203からスレーブデータを取得する場合、
マスタコア回路202は、スレーブデータの送信をスレ
ーブコア回路203に命令する取得コマンドをマスタI
/F回路206に送信する。
【0088】すると、このマスタI/F回路206は、
前述の送信コマンドの場合と同等に、取得コマンドを保
持したままWDバス211の占有依頼をマスタアービタ
回路208に送信し、このマスタアービタ回路208か
らWDバス211の占有通知を受信すると、これをマス
タコア回路202に通知することなく、保持している取
得コマンドをシステムバス205によりスレーブI/F
回路207まで送信する。
【0089】その取得コマンドは、スレーブI/F回路
207からスレーブコア回路203まで送信され、この
スレーブコア回路203が別処理中であるなどしてマス
タデータを送信できない場合には、前述と同様にリトラ
イ動作が実行される。
【0090】スレーブコア回路203がマスタデータを
送信可能な場合、このスレーブコア回路203は、スレ
ーブデータを用意するとともに、RDバス212の占有
依頼をスレーブI/F回路207に送信する。このスレ
ーブI/F回路207は占有依頼をスレーブアービタ回
路209に送信するので、このスレーブアービタ回路2
09は、占有依頼を発行したスレーブブロック215に
RDバス212を占有させる。
【0091】この占有処理をスレーブアービタ回路20
9が実行しているとき、スレーブコア回路203はデー
タ用意を並行に実行しているので、スレーブアービタ回
路209がバス占有を完了してスレーブI/F回路20
7からスレーブコア回路203に通知するころには、こ
のスレーブコア回路203はデータ用意を完了してい
る。
【0092】このスレーブコア回路203は、バス占有
の通知受信とデータ用意との両方が完了すると、用意し
たスレーブデータを出力するので、このスレーブデータ
が、スレーブI/F回路207、システムバス205、
マスタI/F回路206、によりマスタコア回路202
まで送信される。
【0093】より具体的には、スレーブコア回路203
が2次キャッシュからなり、この2次キャッシュに外部
メモリが接続されている場合(図示せず)、2次キャッシ
ュは、外部メモリから読み出したスレーブデータを一時
保持してマスタブロック214に提供する。
【0094】そこで、上述のようにバスシステム205
から取得コマンドを受信した2次キャッシュは、即座に
占有依頼をスレーブI/F回路207に出力する。つぎ
に、2次キャッシュは、取得要求されたスレーブデータ
を自身が保持しているか外部メモリが保持しているかを
判定し、スレーブデータを自身で保持していた場合は、
占有通知が返信されるとスレーブデータをスレーブI/
F回路207に出力する。
【0095】一方、スレーブデータが外部メモリで保持
されていた場合、2次キャッシュは外部メモリからデー
タ読み出しを開始するとともに、バス占有の依頼キャン
セルをスレーブI/F回路207に通知する。この場
合、2次キャッシュは外部メモリからデータ読み出しを
実行している最中はRDバス212の占有処理は実行さ
れず、2次キャッシュはデータ読み出しを完了すると占
有依頼をスレーブI/F回路207に出力する。
【0096】なお、スレーブI/F回路207は、上述
のスレーブデータの送信を完了すると、WDバス211
の占有解除をスレーブアービタ回路209に送信するの
で、このスレーブアービタ回路209がRDバス212
の占有状態を解除する。
【0097】[実施例の効果]本実施例のバスシステム
201では、図1に示すように、マスタコア回路202
がスレーブコア回路203にコマンドを送信するとき、
スレーブI/F回路207がマスタブロック214から
受信したコマンドをスレーブコア回路203に通知せ
ず、コマンドを受信してから可能/不能通知をスレーブ
コア回路203からデータ取得することもないので、こ
れらに必要な処理時間を削減することができる。
【0098】しかも、マスタI/F回路206がスレー
ブブロック215から受信した不能通知をマスタコア回
路202に通知せず、不能通知を受信してから送信コマ
ンドをマスタコア回路202から再度取得することもな
いので、これらに必要な処理時間も削減することができ
る。
【0099】特に、マスタI/F回路206がスレーブ
I/F回路207から不能通知とともに受信する予定時
間に対応してリトライ処理を実行するので、リトライ処
理を的確なタイミングに実行することができる。さら
に、マスタI/F回路206は送信コマンドの送信回数
が上限回数に一致すると送信エラーをマスタコア回路2
02にデータ通知するので、マスタコア回路202はリ
トライ処理を実行しないが送信エラーを認識することが
できる。
【0100】しかも、スレーブI/F回路207がマス
タI/F回路206に返信する不能通知と不能理由も送
信エラーとともにマスタコア回路202に通知されるの
で、このマスタコア回路202は、エラー原因を認識し
て所定の復帰処理や割込処理などを迅速に実行すること
ができる。
【0101】さらに、図2に示すように、マスタコア回
路202のマスタデータが所定サイズより小さい場合、
マスタI/F回路206がスレーブブロック215から
受信した可能通知をマスタコア回路202に通知せず、
可能通知を受信してからマスタデータをマスタコア回路
202から取得することもないので、これらに必要な処
理時間も削減することができる。しかも、マスタコア回
路202にリトライ処理を制御する複雑なハードウェア
が必要ないので、マスタコア回路202の回路規模を削
減することもできる。
【0102】特に、複数のマスタコア回路202と複数
のマスタI/F回路206とが個々に接続されている
が、マスタI/F回路206がマスタデータを保持でき
る容量が接続されているマスタコア回路202に対応し
ているので、無為に回路規模を増大させることなく様々
な容量のマスタデータを確実に保持することができる。
【0103】しかも、図3に示すように、マスタコア回
路202がスレーブコア回路203からスレーブデータ
を取得する場合でも、スレーブコア回路203によるデ
ータ用意とスレーブアービタ回路209によるバス占有
とが並行に実行されるので、これらの一方の処理時間を
削減することができる。
【0104】なお、そのバス占有が完了した時点でデー
タ用意が完了していないことや、データ用意が完了した
時点でバス占有が完了していない場合もあり得るが、そ
れでもバス占有とデータ用意とを並行に開始するので処
理時間を削減することができる。
【0105】特に、前述のようにスレーブコア回路20
3である2次キャッシュが、自身の保持データを送信す
るときは占有依頼を即座に出力し、外部メモリのスレー
ブデータを送信するときはデータ読み出しを完了してか
ら占有依頼を出力すれば、RDバス212を即座に使用
できるときは即座に占有することができ、即座には使用
できないときには無為に占有しないので、バス占有を的
確に無駄なく実行することができる。
【0106】さらに、マスタブロック214から受信し
たコマンドの適否をスレーブI/F回路207がスレー
ブコア回路203に通知せず、その適否結果をスレーブ
コア回路203から取得することもないので、これらに
必要な処理時間も削減することができる。
【0107】しかも、スレーブI/F回路207がマス
タI/F回路206に返信するエラー理由もコマンドエ
ラーとともにマスタコア回路202に通知されるので、
このマスタコア回路202は、エラー原因を認識して適
切なコマンドの再送などを迅速に実行することができ
る。
【0108】本形態のデータ処理装置200は、上述の
ようにマスタ/スレーブコア回路202,203をマス
タ/スレーブI/F回路206,207でシステムバス
205に接続した構造でありながら、各コア回路20
2,203と各I/F回路206,207とのデータ通
信を必要最小限としているので、各種の処理動作を迅速
に実行することができる。
【0109】[実施例の変形例]本発明は本実施例に限
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各
種の変形を許容する。例えば、本実施例では説明を簡単
とするため、各種コマンド、各種通知、マスタデータ、
スレーブデータ、を一様にWD/RDバス211,21
2で送信することを例示したが、実際には2値の各種通
知はWD/RDバス211,212に内包される専用ラ
インのハイ/ローで伝送することが好適である。
【0110】また、本実施例では説明を簡単とするた
め、図3に示すように、RDバス212の占有依頼がス
レーブコア回路203からスレーブI/F回路207を
介してスレーブアービタ回路209に送信されると、占
有通知がスレーブアービタ回路209からスレーブI/
F回路207を介してスレーブコア回路203に返信さ
れることを例示した。
【0111】しかし、占有依頼を出力したスレーブコア
回路203がデータ用意の完了通知をスレーブI/F回
路207に出力し、スレーブアービタ回路209が占有
通知をスレーブI/F回路207に出力し、このスレー
ブI/F回路207が完了通知と占有通知とを受信する
とスレーブコア回路203に占有通知を送信するような
ことも可能である。
【0112】さらに、本実施例ではスレーブコア回路2
03が出力する可能/不能通知をスレーブI/F回路2
07が保持することを例示したが、例えば、スレーブI
/F回路207がデフォルトで保持している可能通知を
スレーブコア回路203が必要な場合のみ不能通知に更
新するようなことも可能である。
【0113】また、本実施例ではマイクロコンピュータ
からなるマスタ/スレーブプロトコル制御回路221,
251に通信プロトコルのコンピュータプログラムがフ
ァームウェアとして実装されていることを例示したが、
例えば、マスタ/スレーブプロトコル制御回路221,
251を順序回路で形成して通信プロトコルをハードウ
ェアとして実現することも可能である。
【0114】さらに、本実施例ではスレーブコア回路2
03が対応不能から対応可能に復帰する予定時間をスレ
ーブI/F回路207のリトライ設定値レジスタ256
が取得して保持することを例示したが、リトライ設定値
レジスタ256に予定時間を予め固定的に設定しておく
ことも可能である。
【0115】また、本実施例ではスレーブI/F回路2
07がスレーブコア回路203から不能通知とともに不
能理由も受信することを例示したが、例えば、スレーブ
コア回路203から不能通知を受信したスレーブI/F
回路207が内部処理で不能理由を生成することも可能
である。
【0116】さらに、本実施例では各種のハードウェア
を具体的に例示したが、本発明を実施する場合には各種
手段を機能的に実現できればハードウェアの構造は如何
様にも変形できる。例えば、本実施例ではスレーブI/
F回路207にアドレスデコーダ264が内蔵されてい
る構造を例示したが、このアドレスデコーダ264をス
レーブI/F回路に搭載しないことも可能である。
【0117】また、本実施例ではハードウェアからなる
データ処理装置200を例示して説明したが、このデー
タ処理装置200の回路構造の電子データを生成し、コ
ンピュータ装置で読取自在なソフトウェアとして情報記
憶媒体に格納することも可能である(図示せず)。
【0118】さらに、データ処理装置200の動作をコ
ンピュータ装置にシミュレートさせるコンピュータプロ
グラムをC言語などで記述して情報記憶媒体に格納する
ことも可能であり(図示せず)、このコンピュータプログ
ラムや上述の電子データが情報記憶媒体に格納されてい
るコンピュータ装置を形成することも可能である。
【0119】本発明で云う回路構造の電子データとは、
その回路装置の論理構造を特定できるソフトウェアであ
れば良く、例えば、動作記述データ、RTL(Register
Transfer Level)データ、ゲートレベルデータ、トラン
ジスタレベルデータ、等からなる回路装置のネットリス
トなどとすることが可能である。
【0120】また、本発明で云う情報記憶媒体とは、コ
ンピュータ装置に各種処理を実行させるためのコンピュ
ータプログラムが事前に格納されたハードウェアであれ
ば良く、例えば、コンピュータ装置に固定されているR
OM(Read Only Memory)およびHDD(Hard Disc Driv
e)、コンピュータ装置に交換自在に装填されるCD(Com
pact Disc)−ROMおよびFD(Flexible Disc-cartrid
ge)、等で実施することが可能である。
【0121】さらに、本発明で云う各種手段は、個々に
独立した存在である必要もなく、複数の手段が1個の装
置として形成されていること、ある手段が他の手段の一
部であること、ある手段の一部と他の手段の一部とが重
複していること、等も可能である。
【0122】また、本発明で云う“少なくとも制御バス
およびデータバスとして機能するシステムバス205”
とは、制御バスとデータバスとを物理的に有するシステ
ムバス205の他、制御バスおよびデータバスとして時
分割に機能するシステムバス205も可能である。
【0123】
【発明の効果】本発明のバスシステムでは、マスタ/ス
レーブコア回路同士のデータ通信に必要な各種の処理動
作の一部をマスタ/スレーブI/F回路が代行すること
により、I/F回路とコア回路との通信処理を必要最小
限として迅速に動作することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例のデータ処理装置でマスタコア
回路がスレーブコア回路にマスタデータを送信する場合
を示すタイムチャートである。
【図2】マスタコア回路の送信コマンドをマスタI/F
回路が保持する場合を示すタイムチャートである。
【図3】マスタコア回路がスレーブコア回路からスレー
ブデータを取得する場合を示すタイムチャートである。
【図4】データ処理装置のハードウェア構造を示すブロ
ック図である。
【図5】マスタI/F回路の内部構造を示すブロック図
である。
【図6】スレーブI/F回路の内部構造を示すブロック
図である。
【図7】一従来例のデータ処理装置のハードウェア構造
を示すブロック図である。
【図8】マスタコア回路がスレーブコア回路にマスタデ
ータを送信する場合を示すタイムチャートである。
【図9】マスタコア回路がスレーブコア回路からスレー
ブデータを取得する場合を示すタイムチャートである。
【符号の説明】
200 データ処理装置 201 バスシステム 202 マスタコア回路 203 スレーブコア回路 205 システムバス 206 マスタI/F回路 207 スレーブI/F回路 209 占有制御手段に相当するスレーブアービタ回
路 221 各種手段に相当するマスタプロトコル制御回
路 223 コマンド保持手段であるコマンド保持回路 224 サイズ検出手段の一部に相当するコマンド情
報抽出回路 225 サイズ検出手段の一部に相当するマスタデー
タカウンタ 238 上限保持手段であるリトライ回数レジスタ 239 回数積算手段であるリトライ回数カウンタ 240 エラー通知手段および原因通知手段に相当す
るバスエラー判定回路 242 データ保持手段であるマスタデータ保持回路 252 可否保持手段である可否状態保持回路 253 条件保持手段である受信条件保持回路 254 コマンド判定手段およびエラー返信手段に相
当する応答条件判定回路 255 理由返信手段に相当する否定原因生成回路 268 占有依頼手段であるスレーブデータ制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B014 EB03 FA04 FB03 GD05 GD12 GD22 GD35 HC03 5B061 BA01 BB16 BC02 GG02 GG13 5B077 AA18 BA02 BA09 BB06 FF02

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも制御バスおよびデータバスと
    して機能するシステムバスでマスタI/F(Interface)
    回路とスレーブI/F回路とが接続されており、前記マ
    スタI/F回路に接続されるマスタコア回路と前記スレ
    ーブI/F回路に接続されるスレーブコア回路との少な
    くともコマンド通信とデータ通信とを仲介するバスシス
    テムであって、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
    を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
    して保持する可否保持手段を前記スレーブI/F回路が
    有しており、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
    を前記マスタコア回路から受信して前記スレーブI/F
    回路に転送するコマンド送信手段を前記マスタI/F回
    路が有しており、 このマスタI/F回路から前記コマンドを受信すると前
    記スレーブコア回路に通知することなく保持されている
    前記可能/不能通知を返信する可否通知手段を前記スレ
    ーブI/F回路が有している、バスシステム。
  2. 【請求項2】 前記マスタI/F回路が、 前記コマンドを前記マスタコア回路から受信して保持す
    るコマンド保持手段と、 保持された前記コマンドを前記スレーブI/F回路に送
    信するコマンド送信手段と、 前記スレーブI/F回路から前記不能通知が返信される
    と前記マスタコア回路に通達することなく保持されてい
    る前記コマンドを前記コマンド送信手段に再度送信させ
    る転送制御手段と、を有している、請求項1に記載のバ
    スシステム。
  3. 【請求項3】 少なくとも制御バスおよびデータバスと
    して機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレー
    ブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F回
    路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F回
    路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマン
    ド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
    て、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
    を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
    して保持する可否保持手段を前記スレーブI/F回路が
    有しており、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
    を前記マスタコア回路から受信して保持するコマンド保
    持手段を前記マスタI/F回路が有しており、 保持された前記コマンドを前記スレーブI/F回路に送
    信するコマンド送信手段を前記マスタI/F回路が有し
    ており、 前記スレーブI/F回路から前記不能通知が返信される
    と前記マスタコア回路に通達することなく保持されてい
    る前記コマンドを前記コマンド送信手段に再度送信させ
    る転送制御手段を前記マスタI/F回路が有している、
    バスシステム。
  4. 【請求項4】 前記マスタI/F回路に前記不能通知が
    返信されるときに対応可能に復帰する予定時間も前記ス
    レーブコア回路から取得して返信する時間通知手段を前
    記スレーブI/F回路が有しており、 前記転送制御手段は、前記スレーブI/F回路から前記
    不能通知と前記予定時間とが返信されると前記マスタコ
    ア回路に通達することなく前記予定時間まで待機してか
    ら前記コマンド送信手段に前記コマンドを再度送信させ
    る、請求項2または3に記載のバスシステム。
  5. 【請求項5】 前記コマンドの送信繰り返しの上限回数
    を前記マスタコア回路から取得して保持する上限保持手
    段と、 前記コマンドの送信回数を積算する回数積算手段と、 前記送信回数が前記上限回数に一致すると送信エラーを
    前記マスタコア回路に通知するエラー通知手段と、を前
    記マスタI/F回路が有している、請求項2ないし4の
    何れか一項に記載のバスシステム。
  6. 【請求項6】 前記不能通知とともに不能理由を前記マ
    スタI/F回路に返信する理由返信手段を前記スレーブ
    I/F回路が有しており、 前記送信エラーとともに前記不能通知と前記不能理由と
    を前記マスタコア回路に通知する原因通知手段を前記マ
    スタI/F回路が有している、請求項5に記載のバスシ
    ステム。
  7. 【請求項7】 少なくとも制御バスおよびデータバスと
    して機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレー
    ブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F回
    路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F回
    路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマン
    ド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
    て、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
    を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
    して保持する可否保持手段を前記スレーブI/F回路が
    有しており、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
    を前記マスタコア回路から受信して前記スレーブI/F
    回路に転送するコマンド送信手段を前記マスタI/F回
    路が有しており、 このマスタI/F回路から前記コマンドを受信すると前
    記スレーブコア回路に通知することなく保持されている
    前記可能/不能通知を返信する可否通知手段を前記スレ
    ーブI/F回路が有しており、 前記不能通知とともに不能理由を前記マスタI/F回路
    に返信する理由返信手段を前記スレーブI/F回路が有
    している、バスシステム。
  8. 【請求項8】 前記マスタコア回路が送信するマスタデ
    ータの受信を前記スレーブコア回路に命令する送信コマ
    ンドから前記マスタデータのデータサイズを検出するサ
    イズ検出手段と、 検出された前記データサイズが所定サイズより小さい前
    記マスタデータを一時保持するデータ保持手段と、 前記マスタデータが一時保持されていない状態で前記ス
    レーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記
    マスタコア回路に通達する可能転送手段と、 前記可能通知の通達に対応して前記マスタコア回路から
    受信するマスタデータを前記スレーブコア回路に転送す
    るデータ転送手段と、 前記マスタデータが一時保持されている状態で前記スレ
    ーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記マ
    スタコア回路に通達することなく一時保持されている前
    記マスタデータを返送するデータ返送手段と、を前記マ
    スタI/F回路が有している、請求項1ないし7の何れ
    か一項に記載のバスシステム。
  9. 【請求項9】 少なくとも制御バスおよびデータバスと
    して機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレー
    ブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F回
    路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F回
    路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマン
    ド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
    て、 前記マスタコア回路が送信するマスタデータの受信を前
    記スレーブコア回路に命令する送信コマンドから前記マ
    スタデータのデータサイズを検出するサイズ検出手段
    と、 検出された前記データサイズが所定サイズより小さい前
    記マスタデータを一時保持するデータ保持手段と、 前記マスタデータが一時保持されていない状態で前記ス
    レーブI/F回路から可能通知が返信されると前記マス
    タコア回路に通達する可能転送手段と、 前記可能通知の通達に対応して前記マスタコア回路から
    受信するマスタデータを前記スレーブコア回路に転送す
    るデータ転送手段と、 前記マスタデータが一時保持されている状態で前記スレ
    ーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記マ
    スタコア回路に通達することなく一時保持されている前
    記マスタデータを返送するデータ返送手段と、を前記マ
    スタI/F回路が有している、バスシステム。
  10. 【請求項10】 前記マスタI/F回路が複数の前記マ
    スタコア回路ごとに設けられており、 複数の前記マスタI/F回路ごとに前記データ保持手段
    の保持容量が接続される前記マスタコア回路に対応して
    いる、請求項8または9に記載のバスシステム。
  11. 【請求項11】 前記マスタコア回路から受信するコマ
    ンドの受付条件を前記スレーブコア回路から取得して保
    持する条件保持手段と、 前記マスタコア回路から受信するコマンドが前記受付条
    件に整合しているか判定するコマンド判定手段と、 前記コマンドと前記受付条件との整合が判定されないと
    前記スレーブコア回路に通知することなくコマンドエラ
    ーを前記マスタI/F回路に返信するエラー返信手段
    と、を前記スレーブI/F回路が有している、請求項1
    ないし10の何れか一項に記載のバスシステム。
  12. 【請求項12】 少なくとも制御バスおよびデータバス
    として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
    ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
    回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
    回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
    ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
    て、 前記マスタコア回路から受信するコマンドの受付条件を
    前記スレーブコア回路から取得して保持する条件保持手
    段と、 前記マスタコア回路から受信するコマンドが前記受付条
    件に整合しているか判定するコマンド判定手段と、 前記コマンドと前記受付条件との整合が判定されないと
    前記スレーブコア回路に通知することなくコマンドエラ
    ーを前記マスタI/F回路に返信するエラー返信手段
    と、を前記スレーブI/F回路が有している、バスシス
    テム。
  13. 【請求項13】 前記コマンドエラーとともにエラー理
    由を前記マスタI/F回路に返信する理由返信手段を前
    記スレーブI/F回路が有しており、 前記コマンドエラーとともに前記エラー通知を前記マス
    タコア回路に通知する原因通知手段を前記マスタI/F
    回路が有している、請求項11または12に記載のバス
    システム。
  14. 【請求項14】 前記マスタコア回路が前記スレーブコ
    ア回路からスレーブデータを取得するときに前記システ
    ムバスを占有させる占有制御手段を有しており、 前記スレーブデータの出力を命令する取得コマンドを前
    記マスタコア回路から受信して前記スレーブコア回路に
    転送するコマンド受信手段を前記スレーブI/F回路が
    有しており、 前記取得コマンドを転送した前記スレーブコア回路から
    前記スレーブデータを受信する以前に前記システムバス
    の占有依頼を受信して前記占有制御手段に通知する占有
    依頼手段を前記スレーブI/F回路が有している、請求
    項1ないし13の何れか一項に記載のバスシステム。
  15. 【請求項15】 少なくとも制御バスおよびデータバス
    として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
    ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
    回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
    回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
    ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
    て、 前記マスタコア回路が前記スレーブコア回路からスレー
    ブデータを取得するときに前記システムバスを占有させ
    る占有制御手段を有しており、 前記スレーブデータの出力を命令する取得コマンドを前
    記マスタコア回路から受信して前記スレーブコア回路に
    転送するコマンド受信手段を前記スレーブI/F回路が
    有しており、 前記取得コマンドを転送した前記スレーブコア回路から
    前記スレーブデータを受信する以前に前記システムバス
    の占有依頼を受信して前記占有制御手段に通知する占有
    依頼手段を前記スレーブI/F回路が有している、バス
    システム。
  16. 【請求項16】 少なくとも制御バスおよびデータバス
    として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
    ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
    回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
    回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
    ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
    て、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
    を示す可能/不能通知を前記スレーブI/F回路が前記
    スレーブコア回路から取得して保持し、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
    を前記マスタI/F回路が前記マスタコア回路から受信
    して保持し、 保持された前記送信コマンドを前記マスタI/F回路が
    前記スレーブI/F回路に送信し、 このスレーブI/F回路が前記送信コマンドを受信する
    と前記スレーブコア回路に通知することなく保持してい
    る前記可能/不能通知を前記マスタI/F回路に返信す
    る、データ通信方法。
  17. 【請求項17】 少なくとも制御バスおよびデータバス
    として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
    ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
    回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
    回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
    ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
    て、 前記マスタI/F回路が、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
    を前記マスタコア回路から受信して保持し、 保持した前記コマンドを前記スレーブI/F回路に送信
    し、 前記スレーブI/F回路から不能通知が返信されると前
    記マスタコア回路に通達することなく保持されている前
    記コマンドを再度送信する、データ通信方法。
  18. 【請求項18】 少なくとも制御バスおよびデータバス
    として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
    ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
    回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
    回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
    ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
    て、 前記スレーブI/F回路が前記マスタコア回路からの各
    種の処理依頼への対応可否を示す可能/不能通知を前記
    スレーブコア回路から取得して保持し、 前記マスタI/F回路が前記スレーブコア回路への前記
    処理依頼の各種コマンドを前記マスタコア回路から受信
    して前記スレーブI/F回路に転送し、 前記スレーブI/F回路が前記マスタI/F回路から前
    記コマンドを受信すると前記スレーブコア回路に通知す
    ることなく保持されている前記可能/不能通知を返信
    し、 前記スレーブI/F回路が前記不能通知とともに不能理
    由を前記マスタI/F回路に返信する、データ通信方
    法。
  19. 【請求項19】 少なくとも制御バスおよびデータバス
    として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
    ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
    回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
    回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
    ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
    て、 前記マスタI/F回路が、 前記マスタコア回路が送信するマスタデータの受信を前
    記スレーブコア回路に命令する送信コマンドから前記マ
    スタデータのデータサイズを検出し、 検出した前記データサイズが所定サイズより小さい前記
    マスタデータを一時保持し、 前記マスタデータが一時保持されていない状態で前記ス
    レーブI/F回路から可能通知が返信されると前記マス
    タコア回路に通達し、 前記可能通知の通達に対応して前記マスタコア回路から
    受信するマスタデータを前記スレーブコア回路に転送
    し、 前記マスタデータが一時保持されている状態で前記スレ
    ーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記マ
    スタコア回路に通達することなく一時保持されている前
    記マスタデータを返送する、データ通信方法。
  20. 【請求項20】 少なくとも制御バスおよびデータバス
    として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
    ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
    回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
    回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
    ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
    て、 前記スレーブI/F回路が、 前記マスタコア回路から受信するコマンドの受付条件を
    前記スレーブコア回路から取得して保持し、 前記マスタコア回路から受信するコマンドが前記受付条
    件に整合しているか判定し、 前記コマンドと前記受付条件との整合が判定されないと
    前記スレーブコア回路に通知することなくコマンドエラ
    ーを前記マスタI/F回路に返信する、データ通信方
    法。
  21. 【請求項21】 少なくとも制御バスおよびデータバス
    として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
    ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタコア回
    路が前記スレーブコア回路からスレーブデータを取得す
    るときに前記システムバスを占有させる占有制御手段を
    有しており、前記マスタI/F回路に接続されるマスタ
    コア回路と前記スレーブI/F回路に接続されるスレー
    ブコア回路との少なくともコマンド通信とデータ通信と
    を仲介するバスシステムにおいて、 前記スレーブI/F回路が、 前記スレーブデータの出力を命令する取得コマンドを前
    記マスタコア回路から受信して前記スレーブコア回路に
    転送し、 前記取得コマンドを転送した前記スレーブコア回路から
    前記スレーブデータを受信する以前に前記システムバス
    の占有依頼を受信して前記占有制御手段に通知する、デ
    ータ通信方法。
  22. 【請求項22】 請求項1に記載のバスシステムのスレ
    ーブI/F回路であって、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
    を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
    して保持する可否保持手段と、 前記マスタI/F回路から前記送信コマンドを受信する
    と前記スレーブコア回路に通知することなく保持されて
    いる前記可能/不能通知を返信する可否通知手段と、を
    有している、スレーブI/F回路。
  23. 【請求項23】 請求項3に記載のバスシステムのマス
    タI/F回路であって、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
    を前記マスタコア回路から受信して保持するコマンド保
    持手段と、 保持された前記送信コマンドを前記スレーブI/F回路
    に送信するコマンド送信手段と、を有している、マスタ
    I/F回路。
  24. 【請求項24】 請求項7に記載のバスシステムのスレ
    ーブI/F回路であって、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
    を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
    して保持する可否保持手段と、 前記マスタI/F回路から前記コマンドを受信すると前
    記スレーブコア回路に通知することなく保持されている
    前記可能/不能通知を返信する可否通知手段と、 前記不能通知とともに不能理由を前記マスタI/F回路
    に返信する理由返信手段と、有している、スレーブI/
    F回路。
  25. 【請求項25】 請求項9に記載のバスシステムのマス
    タI/F回路であって、 前記マスタコア回路が送信するマスタデータの受信を前
    記スレーブコア回路に命令する送信コマンドから前記マ
    スタデータのデータサイズを検出するサイズ検出手段
    と、 検出された前記データサイズが所定サイズより小さい前
    記マスタデータを一時保持するデータ保持手段と、 前記マスタデータが一時保持されていない状態で前記ス
    レーブI/F回路から可能通知が返信されると前記マス
    タコア回路に通達する可能転送手段と、 前記可能通知の通達に対応して前記マスタコア回路から
    受信するマスタデータを前記スレーブコア回路に転送す
    るデータ転送手段と、 前記マスタデータが一時保持されている状態で前記スレ
    ーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記マ
    スタコア回路に通達することなく一時保持されている前
    記マスタデータを返送するデータ返送手段と、を有して
    いる、マスタI/F回路。
  26. 【請求項26】 請求項12に記載のバスシステムのス
    レーブI/F回路であって、 前記マスタコア回路から受信するコマンドの受付条件を
    前記スレーブコア回路から取得して保持する条件保持手
    段と、 前記マスタコア回路から受信するコマンドが前記受付条
    件に整合しているか判定するコマンド判定手段と、 前記コマンドと前記受付条件との整合が判定されないと
    前記スレーブコア回路に通知することなくコマンドエラ
    ーを前記マスタI/F回路に返信するエラー返信手段
    と、を有している、スレーブI/F回路。
  27. 【請求項27】 請求項15に記載のバスシステムのス
    レーブI/F回路であって、 前記スレーブデータの出力を命令する取得コマンドを前
    記マスタコア回路から受信して前記スレーブコア回路に
    転送するコマンド受信手段と、 前記取得コマンドを転送した前記スレーブコア回路から
    前記スレーブデータを受信する以前に前記システムバス
    の占有依頼を受信して前記占有制御手段に通知する占有
    依頼手段とを、有している、スレーブI/F回路。
  28. 【請求項28】 請求項1に記載のバスシステムの前記
    スレーブI/F回路に接続されるスレーブコア回路であ
    って、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
    を示す可能/不能通知を判定する状態判定手段と、 判定された前記可能/不能通知を前記スレーブI/F回
    路に通達する状態通知手段と、を有している、スレーブ
    コア回路。
  29. 【請求項29】 請求項15に記載のバスシステムの前
    記スレーブI/F回路に接続されるスレーブコア回路で
    あって、 受信した前記取得コマンドに対応して前記スレーブデー
    タを用意するデータ用意手段と、 前記スレーブデータの用意途中で所定条件を満足すると
    前記占有依頼を前記スレーブI/F回路に通知する先行
    依頼手段と、 を有している、スレーブコア回路。
  30. 【請求項30】 マスタコア回路が接続されているマス
    タI/F回路とスレーブコア回路が接続されているスレ
    ーブI/F回路とがシステムバスに接続されているデー
    タ処理装置であって、 請求項1ないし15の何れか一項に記載のバスシステム
    を有しているデータ処理装置。
  31. 【請求項31】 マスタコア回路が接続されているマス
    タI/F回路とスレーブコア回路が接続されているスレ
    ーブI/F回路とがシステムバスに接続されている半導
    体集積回路であって、 請求項1ないし15の何れか一項に記載のバスシステム
    を有している半導体集積回路。
  32. 【請求項32】 半導体集積回路で各種のデータ処理を
    実行するコンピュータ装置であって、 請求項31に記載の半導体集積回路を有しているコンピ
    ュータ装置。
  33. 【請求項33】 コンピュータ装置で読取自在なソフト
    ウェアであって、 請求項1ないし15の何れか一項に記載のバスシステム
    の回路構造の電子データからなるソフトウェア。
  34. 【請求項34】 コンピュータ装置で読取自在なソフト
    ウェアであって、 請求項1ないし15の何れか一項に記載のバスシステム
    の動作を前記コンピュータ装置にシミュレートさせるコ
    ンピュータプログラムからなるソフトウェア。
  35. 【請求項35】 コンピュータ装置で読取自在なソフト
    ウェアが格納されている情報記憶媒体であって、 請求項33または34に記載の電子データが格納されて
    いる情報記憶媒体。
  36. 【請求項36】 情報記憶媒体にソフトウェアが格納さ
    れているコンピュータ装置であって、 請求項35に記載の情報記憶媒体を有しているコンピュ
    ータ装置。
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