JP2003256350A - バスシステム - Google Patents
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Abstract
ブI/F回路を介してシステムバスに接続される構造で
各種動作を迅速に実行できるバスシステムを提供する。 【解決手段】 マスタ/スレーブコア回路202,20
3同士のデータ通信に必要な処理動作の一部をマスタ/
スレーブI/F回路206,207が代行することによ
り、マスタ/スレーブI/F回路206,207とコア
回路202,203とのデータ通信を必要最小限として
各種動作を高速化する。
Description
スレーブコア回路とのデータ通信をシステムバスで仲介
するバスシステムに関し、特に、マスタ/スレーブコア
回路がマスタ/スレーブI/F回路を介してシステムバ
スに接続されるバスシステムに関する。
c Integrated Circuit)などの半導体集積回路からなる
データ処理装置は、1個のシステムバスに各種のマスタ
コア回路と各種のスレーブコア回路とを接続した構造に
形成されている。
al Processing Unit)などのデータ処理を主体的に実行
する集積回路からなり、必要によりスレーブコア回路と
データ通信を実行する。スレーブコア回路は、例えば、
RAM(Random Access Memory)などの集積回路からな
り、マスタコア回路のデータ処理に従属的に参加する。
複雑化しており、あるシステムバスに別規格のIP(Int
ellectual Property)回路からなるマスタ/スレーブコ
ア回路を組み合わせることもある。このような場合、デ
ータ通信に支障がないようにマスタ/スレーブコア回路
を設計変更することもあるが、これは実際には困難な場
合が多い。
テムバスとの接続にマスタ/スレーブI/F回路を介在
させることにより、別規格のマスタ/スレーブコア回路
がシステムバスで支障なくデータ通信できるようにした
データ処理装置がある。
置の一従来例を図7ないし図9を参照して以下に説明す
る。このデータ処理装置100は、図7に示すように、
1個のバスシステム101を有しており、このバスシス
テム101に複数種類のマスタコア回路102と複数種
類のスレーブコア回路103とが接続されている。
5、複数のマスタI/F回路106、複数のスレーブI
/F回路107、マスタアービタ回路108、スレーブ
アービタ回路109、からなり、システムバス105
は、WD(Write Data)バス111およびRD(Read Dat
a)バス112からなる。
が出力する各種コマンドおよび各種データを制御バスお
よびデータバスとしてマスタI/F回路106からスレ
ーブI/F回路107まで伝送し、RDバス112は、
スレーブコア回路103が出力する各種データをデータ
バスとしてスレーブI/F回路107からマスタI/F
回路106まで伝送する。
に専用のマスタI/F回路106を介してシステムバス
105に接続されており、このシステムバス105に、
複数種類のスレーブコア回路103が各々に専用のスレ
ーブI/F回路107を介して接続されている。
タI/F回路106に接続されており、その1個にシス
テムバス105を占有させる。スレーブアービタ回路1
09は、複数のスレーブI/F回路107に接続されて
おり、その1個にシステムバス105を占有させる。
に形成されており、WDバス111はマスタI/F回路
106からスレーブI/F回路107へのコマンドと通
信データとを伝送し、RDバス112はスレーブI/F
回路107からマスタI/F回路106への通信データ
を伝送する。
スタコア回路102とマスタI/F回路106との組み
合わせをマスタブロック114と呼称し、スレーブコア
回路103とスレーブI/F回路107との組み合わせ
をスレーブブロック115と呼称する。
処理装置100の動作を以下に順番に説明する。なお、
以下で云うマスタデータとは、マスタコア回路102が
コマンドとは別個に保持していて必要によりスレーブコ
ア回路103に送信する各種データを意味しており、ス
レーブデータとは、スレーブコア回路103が保持して
いて必要によりマスタコア回路102に取得される各種
データを意味している。
ア回路103にマスタデータを送信する場合、図8に示
すように、マスタコア回路102は、送信するマスタデ
ータの受信をスレーブコア回路103に命令する送信コ
マンドをマスタI/F回路106に送信する。
タI/F回路106は、WDバス111を占有している
場合は送信コマンドをシステムバス105によりスレー
ブI/F回路107に送信するが、占有していない場合
はWDバス111の占有依頼をマスタアービタ回路10
8に送信する。
路108は、他のマスタブロック114がWDバス11
1を使用していたときは、その使用完了を受信すると占
有依頼を発行したマスタブロック114にWDバス11
1を占有させる。このバス占有を完了したマスタアービ
タ回路108は、占有完了をマスタI/F回路106に
通知するので、このマスタI/F回路106が占有完了
をマスタコア回路102に通知する。
信コマンドをマスタI/F回路106に再度送信するの
で、その送信コマンドはマスタI/F回路106からシ
ステムバス105によりスレーブI/F回路107に送
信され、このスレーブI/F回路107からスレーブコ
ア回路103に送信される。このとき、スレーブコア回
路103は、別処理中であるなどして対応不能な場合、
不能通知をスレーブI/F回路107に出力する。
からシステムバス105によりマスタI/F回路106
まで送信され、このマスタI/F回路106からマスタ
コア回路102に送信される。この場合、マスタコア回
路102は、いわゆるリトライ処理により上述の動作を
所定回数まで繰り返し、その繰返回数が所定の上限回数
に一致したときは送信エラーを発行する。
回路103が対応可能となると、この可能通知がスレー
ブI/F回路107に出力される。その可能通知はスレ
ーブI/F回路107からシステムバス105によりマ
スタI/F回路106まで送信され、このマスタI/F
回路106からマスタコア回路102に送信される。
スタデータをマスタI/F回路106に送信するので、
そのマスタデータがマスタI/F回路106から占有さ
れたシステムバス105によりスレーブI/F回路10
7まで送信され、このスレーブI/F回路107からス
レーブコア回路103に送信される。
ア回路103からスレーブデータを取得する場合、図9
に示すように、マスタコア回路102は、スレーブデー
タの送信をスレーブコア回路103に命令する取得コマ
ンドをマスタI/F回路106に送信する。
06、システムバス105、スレーブI/F回路10
7、によりスレーブコア回路103まで送信され、この
スレーブコア回路103が別処理中であるなどしてマス
タデータを送信できない場合には、前述と同様にリトラ
イ動作が実行される。スレーブコア回路103が送信可
能な場合、その可能通知は、スレーブI/F回路10
7、システムバス105、マスタI/F回路106、に
よりマスタコア回路102まで送信される。
ーブデータを用意し、この用意が完了するとRDバス1
12の占有依頼をスレーブI/F回路107に送信す
る。このスレーブI/F回路107は占有依頼をスレー
ブアービタ回路109に送信するので、このスレーブア
ービタ回路109は、占有依頼を発行したスレーブブロ
ック115にRDバス112を占有させる。
9からスレーブI/F回路107を介してスレーブコア
回路103まで通知されるので、このスレーブコア回路
103が出力するスレーブデータが、スレーブI/F回
路107、システムバス105、マスタI/F回路10
6、によりマスタコア回路102まで送信される。
置100では、マスタ/スレーブコア回路102,10
3とシステムバス105との接続にマスタ/スレーブI
/F回路106,107が介在しているので、システム
バス105を介して別規格のマスタ/スレーブコア回路
102,103が支障なくデータ通信することが可能で
ある。
スタ/スレーブコア回路102,103がデータ通信す
るとき、その通信データの全部がマスタ/スレーブコア
回路102,103の一方から他方までマスタ/スレー
ブI/F回路106,107を介して通信されるので、
迅速にデータ通信することが困難である。
たものであり、マスタ/スレーブI/F回路を使用した
構造でマスタ/スレーブコア回路のデータ通信を迅速に
実行することができるバスシステムを提供することを目
的とする。
は、マスタ/スレーブコア回路とシステムバスとの接続
にマスタ/スレーブI/F回路を介在させているが、コ
ア回路同士のデータ通信に必要な処理動作の一部をI/
F回路が代行する。このため、通信データの全部をマス
タ/スレーブI/F回路からマスタ/スレーブコア回路
まで転送する必要がないので、マスタ/スレーブI/F
回路を使用した構造でマスタ/スレーブコア回路のデー
タ通信が迅速に実行される。
システムでは、マスタコア回路からの各種の処理依頼へ
の可能/不能通知をスレーブI/F回路がスレーブコア
回路から取得して保持し、マスタコア回路がコマンドを
マスタI/F回路を介してシステムバスによりスレーブ
I/F回路まで送信すると、このスレーブI/F回路が
コマンドをスレーブコア回路に通知することなく、保持
している可能/不能通知をマスタI/F回路に返信す
る。
レーブI/F回路が受信したコマンドをスレーブコア回
路に通知する必要がなく、コマンドを受信してから可能
/不能通知をスレーブコア回路から取得する必要もない
ので、これらに必要な処理時間を削減することができ
る。
では、マスタI/F回路が、マスタコア回路から受信す
るコマンドを保持してからスレーブI/F回路に送信
し、このスレーブI/F回路から不能通知が返信される
と、これをマスタコア回路に通達することなく、保持し
ているコマンドをスレーブI/F回路に再度送信する。
スタI/F回路が受信した不能通知をマスタコア回路に
通達する必要がなく、不能通知を受信してから再度送信
する送信コマンドをマスタコア回路から再度取得する必
要もないので、これらに必要な処理時間を削減すること
ができる。
では、マスタI/F回路が、マスタコア回路からスレー
ブコア回路へのマスタデータのデータサイズを送信コマ
ンドから検出し、検出されたデータサイズが所定サイズ
より大きい場合はマスタデータを一時保持しない。この
状態でスレーブI/F回路から返信される可能通知はマ
スタコア回路に通達するので、このマスタコア回路から
送信されるマスタデータをスレーブI/F回路に転送す
る。一方、検出されたデータサイズが所定サイズより小
さいマスタデータは一時保持するので、この状態でスレ
ーブI/F回路から可能通知が返信されると、これをマ
スタコア回路に通達することなく、一時保持しているマ
スタデータをスレーブI/F回路に返送する。
スタデータが小さい場合、マスタI/F回路がスレーブ
I/F回路から受信した可能通知をマスタコア回路に通
達する必要がなく、可能通知を受信してからマスタデー
タをマスタコア回路から取得する必要もないので、これ
らに必要な処理時間を削減することができる。
では、スレーブI/F回路が、コマンドの受付条件をス
レーブコア回路から取得して保持し、マスタコア回路か
ら受信するコマンドが受付条件に整合しているか判定
し、整合が判定されないとスレーブコア回路に通知する
ことなく、コマンドエラーをマスタI/F回路に返信す
る。
マンドをスレーブI/F回路からスレーブコア回路に転
送して適否を判定させる必要がなく、コマンドエラーを
スレーブコア回路からスレーブI/F回路まで通知する
必要もないので、これらに必要な処理時間を削減するこ
とができる。
では、スレーブI/F回路が、マスタコア回路から受信
した取得コマンドをスレーブコア回路に転送してから、
このスレーブコア回路からスレーブデータを受信する以
前にシステムバスの占有依頼を受信して占有制御手段に
通知する。
レーブコア回路がスレーブデータの用意を完了してから
システムバスの占有処理を開始する必要がなく、データ
用意と占有処理とを並行に実行するので、その一方に必
要な処理時間を削減することができる。
の一実施例を図1ないし図6を参照して以下に説明す
る。本実施例のデータ処理装置200も、図4に示すよ
うに、1個のバスシステム201に複数種類のマスタコ
ア回路202と複数種類のスレーブコア回路203とが
接続されている。
5、複数のマスタI/F回路206、複数のスレーブI
/F回路207、マスタアービタ回路208、占有制御
手段に相当するスレーブアービタ回路209、からな
り、システムバス205は、WDバス211およびRD
バス212からなる。
2,203は、各々に専用のマスタ/スレーブI/F回
路206,207を介してシステムバス205に接続さ
れており、複数のマスタ/スレーブI/F回路206,
207にはマスタ/スレーブアービタ回路208,20
9が接続されている。なお、以下でもマスタ/スレーブ
コア回路202,203とマスタ/スレーブI/F回路
206,207との組み合わせをマスタ/スレーブブロ
ック214,215と各々呼称する。
うに、マスタプロトコル制御回路221、アドレス保持
回路222、コマンド保持手段であるコマンド保持回路
223、サイズ検出手段の一部に相当するコマンド情報
抽出回路224、サイズ検出手段の一部に相当するマス
タデータカウンタ225、選択回路226〜229、リ
トライ情報抽出回路231,加算器232、リトライ間
隔値レジスタ233、リトライ間隔カウンタ234、比
較器235,236、リトライ要求回路237、上限保
持手段であるリトライ回数レジスタ238、回数積算手
段であるリトライ回数カウンタ239、エラー通知手段
および原因通知手段に相当するバスエラー判定回路24
1、データ保持手段であるマスタデータ保持回路24
2、スレーブデータ制御回路243、スレーブデータカ
ウンタ244、等を有している。
ように、スレーブプロトコル制御回路251、可否保持
手段である可否状態保持回路252、条件保持手段であ
る受信条件保持回路253、コマンド判定手段およびエ
ラー返信手段に相当する応答条件判定回路254、理由
返信手段に相当する否定原因生成回路255、リトライ
設定値レジスタ256、疑似乱数発生回路257、選択
回路258〜262、アドレスデコーダ264、アドレ
ス保持回路265、コマンド保持回路266、マスタデ
ータ保持回路267、占有依頼手段であるスレーブデー
タ制御回路268、スレーブデータカウンタ269、等
を有している。
1,251は、マイクロコンピュータからなり、マスタ
/スレーブI/F回路206,207の各部の動作制御
に必要な通信プロトコルのコンピュータプログラムがフ
ァームウェアとして実装されている。
コル制御回路221が実装されているコンピュータプロ
グラムに対応して各部を動作制御することなどにより、
コマンド送信手段、転送制御手段、可能転送手段、デー
タ転送手段、データ返送手段、等の各種手段を各種機能
として論理的に有している。
ロトコル制御回路251が実装されているコンピュータ
プログラムに対応して各部を動作制御することにより、
可否通知手段、時間通知手段、コマンド受信手段、スレ
ーブデータ制御回路268、等の各種手段を各種機能と
して論理的に有している。
路223は、スレーブコア回路203に各種処理を依頼
するコマンドをマスタコア回路202から受信して保持
する。マスタI/F回路206のコマンド送信手段は、
マスタプロトコル制御回路221が選択回路226を動
作制御する機能などに相当し、保持されたコマンドをス
レーブI/F回路207に転送する。
回路253は、マスタコア回路202から受信するコマ
ンドの受付条件をスレーブコア回路203から取得して
保持し、応答条件判定回路254は、マスタコア回路2
02から受信するコマンドが受付条件に整合しているか
判定し、その整合が判定されないとスレーブコア回路2
03に通知することなく、コマンドエラーをマスタI/
F回路206に返信する。
回路252は、マスタコア回路202からの各種の処理
依頼への対応可否を示す可能/不能通知を、スレーブコ
ア回路203から取得して保持する。なお、スレーブコ
ア回路203は、コマンドを受信できない状態とマスタ
データを受信できない状態とが別個に存在するため、こ
れらに個々に対応した可能/不能通知が可否状態保持回
路252に保持される。また、この可能/不能などの通
知は、コマンドのような所定データとして送信すること
もできるが、専用の信号線のハイ/ロー状態として通達
することもできる。
手段は、スレーブプロトコル制御回路251が選択回路
260を動作制御する機能などに相当し、可能通知が保
持されている状態で受付条件に整合するコマンドをマス
タコア回路202から受信するとスレーブコア回路20
3に転送する。
は、スレーブプロトコル制御回路251が応答条件判定
回路254を動作制御する機能などに相当し、マスタI
/F回路206からコマンドを受信するとスレーブコア
回路203に通知することなく、可否状態保持回路25
2に保持されている可能/不能通知を返信する。
値レジスタ256は、スレーブコア回路203が対応不
能から対応可能に復帰する予定時間をクロック数などで
取得して保持し、スレーブI/F回路207の時間通知
手段は、スレーブプロトコル制御回路251が選択回路
258を動作制御する機能などに相当し、マスタI/F
回路206に不能通知が返信されるときに予定時間も返
信する。
レジスタ233は、スレーブI/F回路207から不能
通知とともに返信される予定時間を保持し、リトライ間
隔カウンタ234は、不能通知を受信してからの経過時
間をカウントし、比較器235は、上述の経過時間が予
定時間に一致するとリトライ要求回路237に通知す
る。
は、マスタプロトコル制御回路221がリトライ要求回
路237の出力信号に対応して選択回路226を動作制
御する機能などに相当し、スレーブI/F回路207か
ら不能通知と予定時間とが返信されるとマスタコア回路
202にデータ通知することなく、予定時間まで待機し
てから保持されている送信コマンドを再度送信する。
ジスタ238は、送信コマンドの送信繰り返しの上限回
数をマスタコア回路202から取得して保持し、リトラ
イ回数カウンタ239は、送信コマンドの送信回数を積
算し、比較器236は、上述の送信回数が上限回数に一
致するとリトライ要求回路237とバスエラー判定回路
241とに通知する。
回路255は、前述のコマンドエラーとともにエラー理
由を選択回路258からマスタI/F回路206に返信
し、不能通知とともに不能理由を選択回路258からマ
スタI/F回路206に返信する。
因生成回路255は、マスタI/F回路206に返信す
る不能理由に、コマンドエラーをマスタブロック214
に解消させるための修正データを付与することもでき
る。例えば、スレーブブロック215が4バイトのコマ
ンドしか受け付けない場合、“4バイト”なるフィール
ドを修正データとして不能理由に付与することができ
る。
回路241は、コマンドエラーとともに返信されたエラ
ー通知をマスタコア回路に通知し、比較器236の通知
信号に対応して送信エラーと不能通知と不能理由とをマ
スタコア回路202にデータ通知する。
出回路224およびマスタデータカウンタ225は、マ
スタコア回路202からスレーブコア回路203へのマ
スタデータのデータサイズを送信コマンドから検出し、
マスタデータ保持回路242は、マスタプロトコル制御
回路221の動作制御によりデータサイズが1バースト
などの所定サイズより小さいマスタデータを一時保持す
る。
は、マスタI/F回路206が複数のマスタコア回路2
02ごとに設けられているが、マスタデータ保持回路2
42の保持容量は、そのマスタI/F回路206に接続
されるマスタコア回路202が出力するマスタデータの
最小単位などに対応している。
は、マスタプロトコル制御回路221の所定機能などに
相当し、マスタデータ保持回路242にマスタデータが
一時保持されていない状態でスレーブI/F回路207
から可能通知が返信されるとマスタコア回路202にデ
ータ通知する。
は、マスタプロトコル制御回路221が選択回路228
を動作制御する機能などに相当し、可能通知の通達に対
応したマスタコア回路202からのマスタデータをスレ
ーブコア回路203に転送する。
も、マスタプロトコル制御回路221が選択回路228
を動作制御する機能などに相当し、マスタデータ保持回
路242にマスタデータが一時保持されている状態でス
レーブI/F回路207から可能通知が返信されると、
マスタコア回路202にデータ通知することなく、一時
保持されているマスタデータを返送する。
タ制御回路268は、スレーブコア回路203から受信
するシステムバス205の占有依頼をスレーブアービタ
209に通知する。
て、本実施例のデータ処理装置200の動作を以下に順
番に説明する。まず、図1および図2に示すように、ス
レーブコア回路203は、自身の動作状態に対応したス
テータスデータとして、マスタコア回路202からの各
種の処理依頼への可能/不能通知をリアルタイムにスレ
ーブI/F回路207に出力するので、このスレーブI
/F回路207は、取得した可能/不能通知を更新され
るまで保持する。
のようにスレーブI/F回路207に不能通知を出力す
る場合、例えば、“他処理中”などの不能理由も出力
し、対応可能に復帰する予定時間もクロック数などで出
力するので、スレーブI/F回路207は、不能通知と
ともに不能理由および予定時間も保持する。
能なコマンドの受付条件もデータ処理装置200の起動
時などにスレーブI/F回路207に出力するので、こ
のスレーブI/F回路207は、スレーブコア回路20
3から取得した受付条件も保持する。
コマンド送信の繰り返しの上限回数をデータ処理装置2
00の起動時などにマスタI/F回路206に出力する
ので、このマスタI/F回路206は、マスタコア回路
202から取得した上限回数を保持する。
がスレーブコア回路203にマスタデータを送信する場
合、従来のデータ処理装置100と同様に、マスタコア
回路202が送信コマンドをマスタI/F回路206に
送信する。すると、このマスタI/F回路206がWD
バス211の占有依頼をマスタアービタ回路208に送
信し、このマスタアービタ回路208から占有通知を受
信する。
異なって、マスタI/F回路206はマスタコア回路2
02から受信した送信コマンドを保持し、その送信コマ
ンドからマスタデータのデータサイズを検出する。検出
したデータサイズが保持できる最大サイズである1バー
ストより大きい場合、図1に示すように、WDバス21
1の占有完了が通知されると、これをマスタコア回路2
02に通知することなく、保持している送信コマンドを
システムバス205によりスレーブI/F回路207ま
で送信する。
た送信コマンドが保持している受付条件に整合している
か判定し、整合が判定されないと送信コマンドをスレー
ブコア回路203に通知することなく、コマンドエラー
をマスタI/F回路206に返信する(図示せず)。
マンドエラーとともにエラー理由もマスタI/F回路2
06に返信するので、このマスタI/F回路206は、
受信したコマンドエラーおよびエラー理由をマスタコア
回路202に通知する。このマスタコア回路202は、
コマンドエラーを受信することで送信コマンドがスレー
ブブロック215に拒否されたことを認識し、エラー理
由を受信することでエラー原因を認識するので、例え
ば、適切なコマンドの再送などの所定処理を実行する。
コマンドと受付条件との整合が判定された場合、受信し
た送信コマンドをスレーブコア回路203に通知するこ
となく、保持している可能/不能通知をシステムバス2
05によりマスタI/F回路206に返信する。
中であるなどして受信を実行できないときは、スレーブ
I/F回路207からマスタI/F回路206に不能通
知が返信されるので、このマスタI/F回路206は、
受信した不能通知をマスタコア回路202に通達するこ
となく、保持している送信コマンドによりリトライ処理
を所定回数まで繰り返す。
能通知とともに予定時間もマスタI/F回路206に返
信するので、このマスタI/F回路206は、不能通知
を受信すると、同時に受信した予定時間まで待機してか
ら、リトライ処理として送信コマンドを再度送信する。
通知とともに不能理由もマスタI/F回路206に返信
するので、このマスタI/F回路206は、上述のリト
ライ処理の繰返回数が所定の上限回数に一致したとき
は、受信した不能通知および不能理由とともに送信エラ
ーをマスタコア回路202に通知する。
を受信することで送信コマンドがスレーブブロック21
5に拒否されたことを認識し、不能通知および不能理由
を受信することでエラー原因を認識するので、例えば、
エラー原因に対応して所定の復帰処理や割込処理などを
実行する。また、前述のように不能理由に修正データが
付与されていた場合、マスタコア回路202は、その修
正データに対応して適切なコマンドの再送などを実行す
ることもできる。
ア回路203が対応可能となると、スレーブコア回路2
03は可能通知をリアルタイムにスレーブI/F回路2
07に出力するので、このスレーブI/F回路207
は、保持している不能通知を可能通知に更新する。
マスタI/F回路206から送信コマンドを受信する
と、スレーブI/F回路207は、受信した送信コマン
ドをスレーブコア回路203に通知することなく、保持
している可能通知をシステムバス205によりマスタI
/F回路206に返信する。
信した可能通知をマスタコア回路202に通達するの
で、このマスタコア回路202が出力するマスタデータ
は、マスタI/F回路206からシステムバス205に
よりスレーブI/F回路207まで送信され、このスレ
ーブI/F回路207からスレーブコア回路203に送
信される。
マスタデータの送信を完了すると、WDバス211の占
有解除をマスタアービタ回路208に送信するので、こ
のマスタアービタ回路208がWDバス211の占有状
態を解除する。
6がマスタコア回路202から受信した送信コマンドに
よりマスタデータのデータサイズを検出したとき、その
データサイズが保持できる最大サイズである1バースト
より小さいと、図2に示すように、マスタI/F回路2
06は、保持した送信コマンドをシステムバス205に
よりスレーブI/F回路207まで送信するとともに、
スレーブブロック215の返信に関係なく即座に可能通
知をマスタコア回路202に返信する。
ーストのマスタデータをマスタI/F回路206に送信
するので、このマスタI/F回路206は受信したマス
タデータを保持する。この状態で、例えば、スレーブI
/F回路207からマスタI/F回路206に不能通知
が返信されると、このマスタI/F回路206は、受信
した不能通知をマスタコア回路202に通達することな
く、マスタデータを保持したまま保持している送信コマ
ンドによりリトライ処理を所定回数まで繰り返す。
スタI/F回路206に可能通知が返信されると、この
マスタI/F回路206は、可能通知をマスタコア回路
202に通達することなく、保持しているマスタデータ
をシステムバス205によりスレーブブロック215に
送信する。
が出力する1バーストのマスタデータをマスタI/F回
路206が保持した場合、マスタコア回路202はデー
タ送信の処理動作から解放されるので他処理などを実行
できる。ただし、マスタデータを保持したマスタI/F
回路206のリトライ処理の繰返回数が上限回数に一致
すると、送信エラーがマスタコア回路202に通知され
てマスタI/F回路206の保持データもリセットされ
る。
0では、マスタコア回路202が出力する1バーストの
マスタデータをマスタI/F回路206が保持した場
合、このマスタI/F回路206が送信完了を通知する
までマスタコア回路202にマスタデータを維持させる
ことにより、送信するマスタデータの消失を防止してい
る。
は、図3に示すように、マスタコア回路202がスレー
ブコア回路203からスレーブデータを取得する場合、
マスタコア回路202は、スレーブデータの送信をスレ
ーブコア回路203に命令する取得コマンドをマスタI
/F回路206に送信する。
前述の送信コマンドの場合と同等に、取得コマンドを保
持したままWDバス211の占有依頼をマスタアービタ
回路208に送信し、このマスタアービタ回路208か
らWDバス211の占有通知を受信すると、これをマス
タコア回路202に通知することなく、保持している取
得コマンドをシステムバス205によりスレーブI/F
回路207まで送信する。
207からスレーブコア回路203まで送信され、この
スレーブコア回路203が別処理中であるなどしてマス
タデータを送信できない場合には、前述と同様にリトラ
イ動作が実行される。
送信可能な場合、このスレーブコア回路203は、スレ
ーブデータを用意するとともに、RDバス212の占有
依頼をスレーブI/F回路207に送信する。このスレ
ーブI/F回路207は占有依頼をスレーブアービタ回
路209に送信するので、このスレーブアービタ回路2
09は、占有依頼を発行したスレーブブロック215に
RDバス212を占有させる。
9が実行しているとき、スレーブコア回路203はデー
タ用意を並行に実行しているので、スレーブアービタ回
路209がバス占有を完了してスレーブI/F回路20
7からスレーブコア回路203に通知するころには、こ
のスレーブコア回路203はデータ用意を完了してい
る。
の通知受信とデータ用意との両方が完了すると、用意し
たスレーブデータを出力するので、このスレーブデータ
が、スレーブI/F回路207、システムバス205、
マスタI/F回路206、によりマスタコア回路202
まで送信される。
が2次キャッシュからなり、この2次キャッシュに外部
メモリが接続されている場合(図示せず)、2次キャッシ
ュは、外部メモリから読み出したスレーブデータを一時
保持してマスタブロック214に提供する。
から取得コマンドを受信した2次キャッシュは、即座に
占有依頼をスレーブI/F回路207に出力する。つぎ
に、2次キャッシュは、取得要求されたスレーブデータ
を自身が保持しているか外部メモリが保持しているかを
判定し、スレーブデータを自身で保持していた場合は、
占有通知が返信されるとスレーブデータをスレーブI/
F回路207に出力する。
されていた場合、2次キャッシュは外部メモリからデー
タ読み出しを開始するとともに、バス占有の依頼キャン
セルをスレーブI/F回路207に通知する。この場
合、2次キャッシュは外部メモリからデータ読み出しを
実行している最中はRDバス212の占有処理は実行さ
れず、2次キャッシュはデータ読み出しを完了すると占
有依頼をスレーブI/F回路207に出力する。
のスレーブデータの送信を完了すると、WDバス211
の占有解除をスレーブアービタ回路209に送信するの
で、このスレーブアービタ回路209がRDバス212
の占有状態を解除する。
201では、図1に示すように、マスタコア回路202
がスレーブコア回路203にコマンドを送信するとき、
スレーブI/F回路207がマスタブロック214から
受信したコマンドをスレーブコア回路203に通知せ
ず、コマンドを受信してから可能/不能通知をスレーブ
コア回路203からデータ取得することもないので、こ
れらに必要な処理時間を削減することができる。
ブブロック215から受信した不能通知をマスタコア回
路202に通知せず、不能通知を受信してから送信コマ
ンドをマスタコア回路202から再度取得することもな
いので、これらに必要な処理時間も削減することができ
る。
I/F回路207から不能通知とともに受信する予定時
間に対応してリトライ処理を実行するので、リトライ処
理を的確なタイミングに実行することができる。さら
に、マスタI/F回路206は送信コマンドの送信回数
が上限回数に一致すると送信エラーをマスタコア回路2
02にデータ通知するので、マスタコア回路202はリ
トライ処理を実行しないが送信エラーを認識することが
できる。
タI/F回路206に返信する不能通知と不能理由も送
信エラーとともにマスタコア回路202に通知されるの
で、このマスタコア回路202は、エラー原因を認識し
て所定の復帰処理や割込処理などを迅速に実行すること
ができる。
路202のマスタデータが所定サイズより小さい場合、
マスタI/F回路206がスレーブブロック215から
受信した可能通知をマスタコア回路202に通知せず、
可能通知を受信してからマスタデータをマスタコア回路
202から取得することもないので、これらに必要な処
理時間も削減することができる。しかも、マスタコア回
路202にリトライ処理を制御する複雑なハードウェア
が必要ないので、マスタコア回路202の回路規模を削
減することもできる。
のマスタI/F回路206とが個々に接続されている
が、マスタI/F回路206がマスタデータを保持でき
る容量が接続されているマスタコア回路202に対応し
ているので、無為に回路規模を増大させることなく様々
な容量のマスタデータを確実に保持することができる。
路202がスレーブコア回路203からスレーブデータ
を取得する場合でも、スレーブコア回路203によるデ
ータ用意とスレーブアービタ回路209によるバス占有
とが並行に実行されるので、これらの一方の処理時間を
削減することができる。
タ用意が完了していないことや、データ用意が完了した
時点でバス占有が完了していない場合もあり得るが、そ
れでもバス占有とデータ用意とを並行に開始するので処
理時間を削減することができる。
3である2次キャッシュが、自身の保持データを送信す
るときは占有依頼を即座に出力し、外部メモリのスレー
ブデータを送信するときはデータ読み出しを完了してか
ら占有依頼を出力すれば、RDバス212を即座に使用
できるときは即座に占有することができ、即座には使用
できないときには無為に占有しないので、バス占有を的
確に無駄なく実行することができる。
たコマンドの適否をスレーブI/F回路207がスレー
ブコア回路203に通知せず、その適否結果をスレーブ
コア回路203から取得することもないので、これらに
必要な処理時間も削減することができる。
タI/F回路206に返信するエラー理由もコマンドエ
ラーとともにマスタコア回路202に通知されるので、
このマスタコア回路202は、エラー原因を認識して適
切なコマンドの再送などを迅速に実行することができ
る。
ようにマスタ/スレーブコア回路202,203をマス
タ/スレーブI/F回路206,207でシステムバス
205に接続した構造でありながら、各コア回路20
2,203と各I/F回路206,207とのデータ通
信を必要最小限としているので、各種の処理動作を迅速
に実行することができる。
定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で各
種の変形を許容する。例えば、本実施例では説明を簡単
とするため、各種コマンド、各種通知、マスタデータ、
スレーブデータ、を一様にWD/RDバス211,21
2で送信することを例示したが、実際には2値の各種通
知はWD/RDバス211,212に内包される専用ラ
インのハイ/ローで伝送することが好適である。
め、図3に示すように、RDバス212の占有依頼がス
レーブコア回路203からスレーブI/F回路207を
介してスレーブアービタ回路209に送信されると、占
有通知がスレーブアービタ回路209からスレーブI/
F回路207を介してスレーブコア回路203に返信さ
れることを例示した。
回路203がデータ用意の完了通知をスレーブI/F回
路207に出力し、スレーブアービタ回路209が占有
通知をスレーブI/F回路207に出力し、このスレー
ブI/F回路207が完了通知と占有通知とを受信する
とスレーブコア回路203に占有通知を送信するような
ことも可能である。
03が出力する可能/不能通知をスレーブI/F回路2
07が保持することを例示したが、例えば、スレーブI
/F回路207がデフォルトで保持している可能通知を
スレーブコア回路203が必要な場合のみ不能通知に更
新するようなことも可能である。
からなるマスタ/スレーブプロトコル制御回路221,
251に通信プロトコルのコンピュータプログラムがフ
ァームウェアとして実装されていることを例示したが、
例えば、マスタ/スレーブプロトコル制御回路221,
251を順序回路で形成して通信プロトコルをハードウ
ェアとして実現することも可能である。
03が対応不能から対応可能に復帰する予定時間をスレ
ーブI/F回路207のリトライ設定値レジスタ256
が取得して保持することを例示したが、リトライ設定値
レジスタ256に予定時間を予め固定的に設定しておく
ことも可能である。
07がスレーブコア回路203から不能通知とともに不
能理由も受信することを例示したが、例えば、スレーブ
コア回路203から不能通知を受信したスレーブI/F
回路207が内部処理で不能理由を生成することも可能
である。
を具体的に例示したが、本発明を実施する場合には各種
手段を機能的に実現できればハードウェアの構造は如何
様にも変形できる。例えば、本実施例ではスレーブI/
F回路207にアドレスデコーダ264が内蔵されてい
る構造を例示したが、このアドレスデコーダ264をス
レーブI/F回路に搭載しないことも可能である。
データ処理装置200を例示して説明したが、このデー
タ処理装置200の回路構造の電子データを生成し、コ
ンピュータ装置で読取自在なソフトウェアとして情報記
憶媒体に格納することも可能である(図示せず)。
ンピュータ装置にシミュレートさせるコンピュータプロ
グラムをC言語などで記述して情報記憶媒体に格納する
ことも可能であり(図示せず)、このコンピュータプログ
ラムや上述の電子データが情報記憶媒体に格納されてい
るコンピュータ装置を形成することも可能である。
その回路装置の論理構造を特定できるソフトウェアであ
れば良く、例えば、動作記述データ、RTL(Register
Transfer Level)データ、ゲートレベルデータ、トラン
ジスタレベルデータ、等からなる回路装置のネットリス
トなどとすることが可能である。
ンピュータ装置に各種処理を実行させるためのコンピュ
ータプログラムが事前に格納されたハードウェアであれ
ば良く、例えば、コンピュータ装置に固定されているR
OM(Read Only Memory)およびHDD(Hard Disc Driv
e)、コンピュータ装置に交換自在に装填されるCD(Com
pact Disc)−ROMおよびFD(Flexible Disc-cartrid
ge)、等で実施することが可能である。
独立した存在である必要もなく、複数の手段が1個の装
置として形成されていること、ある手段が他の手段の一
部であること、ある手段の一部と他の手段の一部とが重
複していること、等も可能である。
およびデータバスとして機能するシステムバス205”
とは、制御バスとデータバスとを物理的に有するシステ
ムバス205の他、制御バスおよびデータバスとして時
分割に機能するシステムバス205も可能である。
レーブコア回路同士のデータ通信に必要な各種の処理動
作の一部をマスタ/スレーブI/F回路が代行すること
により、I/F回路とコア回路との通信処理を必要最小
限として迅速に動作することができる。
回路がスレーブコア回路にマスタデータを送信する場合
を示すタイムチャートである。
回路が保持する場合を示すタイムチャートである。
ブデータを取得する場合を示すタイムチャートである。
ック図である。
である。
図である。
を示すブロック図である。
ータを送信する場合を示すタイムチャートである。
ブデータを取得する場合を示すタイムチャートである。
路 221 各種手段に相当するマスタプロトコル制御回
路 223 コマンド保持手段であるコマンド保持回路 224 サイズ検出手段の一部に相当するコマンド情
報抽出回路 225 サイズ検出手段の一部に相当するマスタデー
タカウンタ 238 上限保持手段であるリトライ回数レジスタ 239 回数積算手段であるリトライ回数カウンタ 240 エラー通知手段および原因通知手段に相当す
るバスエラー判定回路 242 データ保持手段であるマスタデータ保持回路 252 可否保持手段である可否状態保持回路 253 条件保持手段である受信条件保持回路 254 コマンド判定手段およびエラー返信手段に相
当する応答条件判定回路 255 理由返信手段に相当する否定原因生成回路 268 占有依頼手段であるスレーブデータ制御回路
Claims (36)
- 【請求項1】 少なくとも制御バスおよびデータバスと
して機能するシステムバスでマスタI/F(Interface)
回路とスレーブI/F回路とが接続されており、前記マ
スタI/F回路に接続されるマスタコア回路と前記スレ
ーブI/F回路に接続されるスレーブコア回路との少な
くともコマンド通信とデータ通信とを仲介するバスシス
テムであって、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
して保持する可否保持手段を前記スレーブI/F回路が
有しており、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
を前記マスタコア回路から受信して前記スレーブI/F
回路に転送するコマンド送信手段を前記マスタI/F回
路が有しており、 このマスタI/F回路から前記コマンドを受信すると前
記スレーブコア回路に通知することなく保持されている
前記可能/不能通知を返信する可否通知手段を前記スレ
ーブI/F回路が有している、バスシステム。 - 【請求項2】 前記マスタI/F回路が、 前記コマンドを前記マスタコア回路から受信して保持す
るコマンド保持手段と、 保持された前記コマンドを前記スレーブI/F回路に送
信するコマンド送信手段と、 前記スレーブI/F回路から前記不能通知が返信される
と前記マスタコア回路に通達することなく保持されてい
る前記コマンドを前記コマンド送信手段に再度送信させ
る転送制御手段と、を有している、請求項1に記載のバ
スシステム。 - 【請求項3】 少なくとも制御バスおよびデータバスと
して機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレー
ブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F回
路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F回
路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマン
ド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
て、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
して保持する可否保持手段を前記スレーブI/F回路が
有しており、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
を前記マスタコア回路から受信して保持するコマンド保
持手段を前記マスタI/F回路が有しており、 保持された前記コマンドを前記スレーブI/F回路に送
信するコマンド送信手段を前記マスタI/F回路が有し
ており、 前記スレーブI/F回路から前記不能通知が返信される
と前記マスタコア回路に通達することなく保持されてい
る前記コマンドを前記コマンド送信手段に再度送信させ
る転送制御手段を前記マスタI/F回路が有している、
バスシステム。 - 【請求項4】 前記マスタI/F回路に前記不能通知が
返信されるときに対応可能に復帰する予定時間も前記ス
レーブコア回路から取得して返信する時間通知手段を前
記スレーブI/F回路が有しており、 前記転送制御手段は、前記スレーブI/F回路から前記
不能通知と前記予定時間とが返信されると前記マスタコ
ア回路に通達することなく前記予定時間まで待機してか
ら前記コマンド送信手段に前記コマンドを再度送信させ
る、請求項2または3に記載のバスシステム。 - 【請求項5】 前記コマンドの送信繰り返しの上限回数
を前記マスタコア回路から取得して保持する上限保持手
段と、 前記コマンドの送信回数を積算する回数積算手段と、 前記送信回数が前記上限回数に一致すると送信エラーを
前記マスタコア回路に通知するエラー通知手段と、を前
記マスタI/F回路が有している、請求項2ないし4の
何れか一項に記載のバスシステム。 - 【請求項6】 前記不能通知とともに不能理由を前記マ
スタI/F回路に返信する理由返信手段を前記スレーブ
I/F回路が有しており、 前記送信エラーとともに前記不能通知と前記不能理由と
を前記マスタコア回路に通知する原因通知手段を前記マ
スタI/F回路が有している、請求項5に記載のバスシ
ステム。 - 【請求項7】 少なくとも制御バスおよびデータバスと
して機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレー
ブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F回
路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F回
路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマン
ド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
て、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
して保持する可否保持手段を前記スレーブI/F回路が
有しており、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
を前記マスタコア回路から受信して前記スレーブI/F
回路に転送するコマンド送信手段を前記マスタI/F回
路が有しており、 このマスタI/F回路から前記コマンドを受信すると前
記スレーブコア回路に通知することなく保持されている
前記可能/不能通知を返信する可否通知手段を前記スレ
ーブI/F回路が有しており、 前記不能通知とともに不能理由を前記マスタI/F回路
に返信する理由返信手段を前記スレーブI/F回路が有
している、バスシステム。 - 【請求項8】 前記マスタコア回路が送信するマスタデ
ータの受信を前記スレーブコア回路に命令する送信コマ
ンドから前記マスタデータのデータサイズを検出するサ
イズ検出手段と、 検出された前記データサイズが所定サイズより小さい前
記マスタデータを一時保持するデータ保持手段と、 前記マスタデータが一時保持されていない状態で前記ス
レーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記
マスタコア回路に通達する可能転送手段と、 前記可能通知の通達に対応して前記マスタコア回路から
受信するマスタデータを前記スレーブコア回路に転送す
るデータ転送手段と、 前記マスタデータが一時保持されている状態で前記スレ
ーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記マ
スタコア回路に通達することなく一時保持されている前
記マスタデータを返送するデータ返送手段と、を前記マ
スタI/F回路が有している、請求項1ないし7の何れ
か一項に記載のバスシステム。 - 【請求項9】 少なくとも制御バスおよびデータバスと
して機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレー
ブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F回
路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F回
路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマン
ド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
て、 前記マスタコア回路が送信するマスタデータの受信を前
記スレーブコア回路に命令する送信コマンドから前記マ
スタデータのデータサイズを検出するサイズ検出手段
と、 検出された前記データサイズが所定サイズより小さい前
記マスタデータを一時保持するデータ保持手段と、 前記マスタデータが一時保持されていない状態で前記ス
レーブI/F回路から可能通知が返信されると前記マス
タコア回路に通達する可能転送手段と、 前記可能通知の通達に対応して前記マスタコア回路から
受信するマスタデータを前記スレーブコア回路に転送す
るデータ転送手段と、 前記マスタデータが一時保持されている状態で前記スレ
ーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記マ
スタコア回路に通達することなく一時保持されている前
記マスタデータを返送するデータ返送手段と、を前記マ
スタI/F回路が有している、バスシステム。 - 【請求項10】 前記マスタI/F回路が複数の前記マ
スタコア回路ごとに設けられており、 複数の前記マスタI/F回路ごとに前記データ保持手段
の保持容量が接続される前記マスタコア回路に対応して
いる、請求項8または9に記載のバスシステム。 - 【請求項11】 前記マスタコア回路から受信するコマ
ンドの受付条件を前記スレーブコア回路から取得して保
持する条件保持手段と、 前記マスタコア回路から受信するコマンドが前記受付条
件に整合しているか判定するコマンド判定手段と、 前記コマンドと前記受付条件との整合が判定されないと
前記スレーブコア回路に通知することなくコマンドエラ
ーを前記マスタI/F回路に返信するエラー返信手段
と、を前記スレーブI/F回路が有している、請求項1
ないし10の何れか一項に記載のバスシステム。 - 【請求項12】 少なくとも制御バスおよびデータバス
として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
て、 前記マスタコア回路から受信するコマンドの受付条件を
前記スレーブコア回路から取得して保持する条件保持手
段と、 前記マスタコア回路から受信するコマンドが前記受付条
件に整合しているか判定するコマンド判定手段と、 前記コマンドと前記受付条件との整合が判定されないと
前記スレーブコア回路に通知することなくコマンドエラ
ーを前記マスタI/F回路に返信するエラー返信手段
と、を前記スレーブI/F回路が有している、バスシス
テム。 - 【請求項13】 前記コマンドエラーとともにエラー理
由を前記マスタI/F回路に返信する理由返信手段を前
記スレーブI/F回路が有しており、 前記コマンドエラーとともに前記エラー通知を前記マス
タコア回路に通知する原因通知手段を前記マスタI/F
回路が有している、請求項11または12に記載のバス
システム。 - 【請求項14】 前記マスタコア回路が前記スレーブコ
ア回路からスレーブデータを取得するときに前記システ
ムバスを占有させる占有制御手段を有しており、 前記スレーブデータの出力を命令する取得コマンドを前
記マスタコア回路から受信して前記スレーブコア回路に
転送するコマンド受信手段を前記スレーブI/F回路が
有しており、 前記取得コマンドを転送した前記スレーブコア回路から
前記スレーブデータを受信する以前に前記システムバス
の占有依頼を受信して前記占有制御手段に通知する占有
依頼手段を前記スレーブI/F回路が有している、請求
項1ないし13の何れか一項に記載のバスシステム。 - 【請求項15】 少なくとも制御バスおよびデータバス
として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムであっ
て、 前記マスタコア回路が前記スレーブコア回路からスレー
ブデータを取得するときに前記システムバスを占有させ
る占有制御手段を有しており、 前記スレーブデータの出力を命令する取得コマンドを前
記マスタコア回路から受信して前記スレーブコア回路に
転送するコマンド受信手段を前記スレーブI/F回路が
有しており、 前記取得コマンドを転送した前記スレーブコア回路から
前記スレーブデータを受信する以前に前記システムバス
の占有依頼を受信して前記占有制御手段に通知する占有
依頼手段を前記スレーブI/F回路が有している、バス
システム。 - 【請求項16】 少なくとも制御バスおよびデータバス
として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
て、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
を示す可能/不能通知を前記スレーブI/F回路が前記
スレーブコア回路から取得して保持し、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
を前記マスタI/F回路が前記マスタコア回路から受信
して保持し、 保持された前記送信コマンドを前記マスタI/F回路が
前記スレーブI/F回路に送信し、 このスレーブI/F回路が前記送信コマンドを受信する
と前記スレーブコア回路に通知することなく保持してい
る前記可能/不能通知を前記マスタI/F回路に返信す
る、データ通信方法。 - 【請求項17】 少なくとも制御バスおよびデータバス
として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
て、 前記マスタI/F回路が、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
を前記マスタコア回路から受信して保持し、 保持した前記コマンドを前記スレーブI/F回路に送信
し、 前記スレーブI/F回路から不能通知が返信されると前
記マスタコア回路に通達することなく保持されている前
記コマンドを再度送信する、データ通信方法。 - 【請求項18】 少なくとも制御バスおよびデータバス
として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
て、 前記スレーブI/F回路が前記マスタコア回路からの各
種の処理依頼への対応可否を示す可能/不能通知を前記
スレーブコア回路から取得して保持し、 前記マスタI/F回路が前記スレーブコア回路への前記
処理依頼の各種コマンドを前記マスタコア回路から受信
して前記スレーブI/F回路に転送し、 前記スレーブI/F回路が前記マスタI/F回路から前
記コマンドを受信すると前記スレーブコア回路に通知す
ることなく保持されている前記可能/不能通知を返信
し、 前記スレーブI/F回路が前記不能通知とともに不能理
由を前記マスタI/F回路に返信する、データ通信方
法。 - 【請求項19】 少なくとも制御バスおよびデータバス
として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
て、 前記マスタI/F回路が、 前記マスタコア回路が送信するマスタデータの受信を前
記スレーブコア回路に命令する送信コマンドから前記マ
スタデータのデータサイズを検出し、 検出した前記データサイズが所定サイズより小さい前記
マスタデータを一時保持し、 前記マスタデータが一時保持されていない状態で前記ス
レーブI/F回路から可能通知が返信されると前記マス
タコア回路に通達し、 前記可能通知の通達に対応して前記マスタコア回路から
受信するマスタデータを前記スレーブコア回路に転送
し、 前記マスタデータが一時保持されている状態で前記スレ
ーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記マ
スタコア回路に通達することなく一時保持されている前
記マスタデータを返送する、データ通信方法。 - 【請求項20】 少なくとも制御バスおよびデータバス
として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタI/F
回路に接続されるマスタコア回路と前記スレーブI/F
回路に接続されるスレーブコア回路との少なくともコマ
ンド通信とデータ通信とを仲介するバスシステムにおい
て、 前記スレーブI/F回路が、 前記マスタコア回路から受信するコマンドの受付条件を
前記スレーブコア回路から取得して保持し、 前記マスタコア回路から受信するコマンドが前記受付条
件に整合しているか判定し、 前記コマンドと前記受付条件との整合が判定されないと
前記スレーブコア回路に通知することなくコマンドエラ
ーを前記マスタI/F回路に返信する、データ通信方
法。 - 【請求項21】 少なくとも制御バスおよびデータバス
として機能するシステムバスでマスタI/F回路とスレ
ーブI/F回路とが接続されており、前記マスタコア回
路が前記スレーブコア回路からスレーブデータを取得す
るときに前記システムバスを占有させる占有制御手段を
有しており、前記マスタI/F回路に接続されるマスタ
コア回路と前記スレーブI/F回路に接続されるスレー
ブコア回路との少なくともコマンド通信とデータ通信と
を仲介するバスシステムにおいて、 前記スレーブI/F回路が、 前記スレーブデータの出力を命令する取得コマンドを前
記マスタコア回路から受信して前記スレーブコア回路に
転送し、 前記取得コマンドを転送した前記スレーブコア回路から
前記スレーブデータを受信する以前に前記システムバス
の占有依頼を受信して前記占有制御手段に通知する、デ
ータ通信方法。 - 【請求項22】 請求項1に記載のバスシステムのスレ
ーブI/F回路であって、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
して保持する可否保持手段と、 前記マスタI/F回路から前記送信コマンドを受信する
と前記スレーブコア回路に通知することなく保持されて
いる前記可能/不能通知を返信する可否通知手段と、を
有している、スレーブI/F回路。 - 【請求項23】 請求項3に記載のバスシステムのマス
タI/F回路であって、 前記スレーブコア回路への前記処理依頼の各種コマンド
を前記マスタコア回路から受信して保持するコマンド保
持手段と、 保持された前記送信コマンドを前記スレーブI/F回路
に送信するコマンド送信手段と、を有している、マスタ
I/F回路。 - 【請求項24】 請求項7に記載のバスシステムのスレ
ーブI/F回路であって、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
を示す可能/不能通知を前記スレーブコア回路から取得
して保持する可否保持手段と、 前記マスタI/F回路から前記コマンドを受信すると前
記スレーブコア回路に通知することなく保持されている
前記可能/不能通知を返信する可否通知手段と、 前記不能通知とともに不能理由を前記マスタI/F回路
に返信する理由返信手段と、有している、スレーブI/
F回路。 - 【請求項25】 請求項9に記載のバスシステムのマス
タI/F回路であって、 前記マスタコア回路が送信するマスタデータの受信を前
記スレーブコア回路に命令する送信コマンドから前記マ
スタデータのデータサイズを検出するサイズ検出手段
と、 検出された前記データサイズが所定サイズより小さい前
記マスタデータを一時保持するデータ保持手段と、 前記マスタデータが一時保持されていない状態で前記ス
レーブI/F回路から可能通知が返信されると前記マス
タコア回路に通達する可能転送手段と、 前記可能通知の通達に対応して前記マスタコア回路から
受信するマスタデータを前記スレーブコア回路に転送す
るデータ転送手段と、 前記マスタデータが一時保持されている状態で前記スレ
ーブI/F回路から前記可能通知が返信されると前記マ
スタコア回路に通達することなく一時保持されている前
記マスタデータを返送するデータ返送手段と、を有して
いる、マスタI/F回路。 - 【請求項26】 請求項12に記載のバスシステムのス
レーブI/F回路であって、 前記マスタコア回路から受信するコマンドの受付条件を
前記スレーブコア回路から取得して保持する条件保持手
段と、 前記マスタコア回路から受信するコマンドが前記受付条
件に整合しているか判定するコマンド判定手段と、 前記コマンドと前記受付条件との整合が判定されないと
前記スレーブコア回路に通知することなくコマンドエラ
ーを前記マスタI/F回路に返信するエラー返信手段
と、を有している、スレーブI/F回路。 - 【請求項27】 請求項15に記載のバスシステムのス
レーブI/F回路であって、 前記スレーブデータの出力を命令する取得コマンドを前
記マスタコア回路から受信して前記スレーブコア回路に
転送するコマンド受信手段と、 前記取得コマンドを転送した前記スレーブコア回路から
前記スレーブデータを受信する以前に前記システムバス
の占有依頼を受信して前記占有制御手段に通知する占有
依頼手段とを、有している、スレーブI/F回路。 - 【請求項28】 請求項1に記載のバスシステムの前記
スレーブI/F回路に接続されるスレーブコア回路であ
って、 前記マスタコア回路からの各種の処理依頼への対応可否
を示す可能/不能通知を判定する状態判定手段と、 判定された前記可能/不能通知を前記スレーブI/F回
路に通達する状態通知手段と、を有している、スレーブ
コア回路。 - 【請求項29】 請求項15に記載のバスシステムの前
記スレーブI/F回路に接続されるスレーブコア回路で
あって、 受信した前記取得コマンドに対応して前記スレーブデー
タを用意するデータ用意手段と、 前記スレーブデータの用意途中で所定条件を満足すると
前記占有依頼を前記スレーブI/F回路に通知する先行
依頼手段と、 を有している、スレーブコア回路。 - 【請求項30】 マスタコア回路が接続されているマス
タI/F回路とスレーブコア回路が接続されているスレ
ーブI/F回路とがシステムバスに接続されているデー
タ処理装置であって、 請求項1ないし15の何れか一項に記載のバスシステム
を有しているデータ処理装置。 - 【請求項31】 マスタコア回路が接続されているマス
タI/F回路とスレーブコア回路が接続されているスレ
ーブI/F回路とがシステムバスに接続されている半導
体集積回路であって、 請求項1ないし15の何れか一項に記載のバスシステム
を有している半導体集積回路。 - 【請求項32】 半導体集積回路で各種のデータ処理を
実行するコンピュータ装置であって、 請求項31に記載の半導体集積回路を有しているコンピ
ュータ装置。 - 【請求項33】 コンピュータ装置で読取自在なソフト
ウェアであって、 請求項1ないし15の何れか一項に記載のバスシステム
の回路構造の電子データからなるソフトウェア。 - 【請求項34】 コンピュータ装置で読取自在なソフト
ウェアであって、 請求項1ないし15の何れか一項に記載のバスシステム
の動作を前記コンピュータ装置にシミュレートさせるコ
ンピュータプログラムからなるソフトウェア。 - 【請求項35】 コンピュータ装置で読取自在なソフト
ウェアが格納されている情報記憶媒体であって、 請求項33または34に記載の電子データが格納されて
いる情報記憶媒体。 - 【請求項36】 情報記憶媒体にソフトウェアが格納さ
れているコンピュータ装置であって、 請求項35に記載の情報記憶媒体を有しているコンピュ
ータ装置。
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