JP2003256295A - 記憶装置、及び記憶装置のバックアップ方法 - Google Patents

記憶装置、及び記憶装置のバックアップ方法

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JP2003256295A
JP2003256295A JP2002060910A JP2002060910A JP2003256295A JP 2003256295 A JP2003256295 A JP 2003256295A JP 2002060910 A JP2002060910 A JP 2002060910A JP 2002060910 A JP2002060910 A JP 2002060910A JP 2003256295 A JP2003256295 A JP 2003256295A
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努 城井
Masaru Nakai
大 中井
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電源のオフを検知してから実際に電源がオフ
するまでの間に確実にデータを不揮発性メモリのに記憶
させ、不揮発性メモリの記憶領域の寿命を長くした記憶
装置、及び記憶装置のバックアップ方法を提供する。 【解決手段】 CPU3は、演算制御処理を行うこと
で、電源オフ検知回路2が電源のオフを検知した時にR
AM6のデータを読み出してEEPROM5に書き込む
バックアップ動作を行うバックアップ手段と、電源のオ
ン時にEEPROM5に記憶したデータを読み出してR
AM6に書き込むデータ復帰動作を行うデータ復帰手段
と、データ復帰動作の直後にEEPROMのデータを消
去するデータ消去手段とを構成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記憶装置、及び記
憶装置のバックアップ方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来の記憶装置を用いた例として、演算
制御処理を行うCPUと、システムメモリたるROM
と、データが読み書きされる揮発性メモリたるRAM
と、電気的に書き換え可能なバックアップ用不揮発性メ
モリたるEEPROMと、動作電源のオフを検知する電
源オフ検知手段とを備え、バックアップ電池を持たない
従来のプログラマブルコントローラにおける電源オフ時
のデータのバックアップ処理について、図10,図11
(a),(b)を用いて説明する。図10はプログラマ
ブルコントローラのEEPROM5の記憶領域とRAM
6との関係を示しており、図11(a),(b)はデー
タのバックアップ処理のフローチャートを示している。
【0003】EEPROM5は1個の記憶領域51を有
して、RAM6の特定のアドレスのデータをバックアッ
プするものであり、まず、プログラマブルコントローラ
の電源がオフからオンになると(ステップS101)、
前回の電源のオフ時にEEPROM5の記憶領域51に
書き込んだデータを、記憶領域51から読み出して、R
AM6の特定のアドレスに書き込むデータ復帰動作を行
い(ステップS102)、処理を終了する(ステップS
103)。
【0004】次に、プログラマブルコントローラの電源
がオフになり、電源オフ検知手段が電源のオフを検知す
ると(ステップS104)、EEPROM5の記憶領域
51のデータを消去してから(ステップS105)、R
AM6の特定のアドレスのデータを記憶領域51に書き
込むバックアップ動作を行い(ステップS106)、処
理を終了する(ステップS107)。上記ステップS1
01〜S103、及びステップS104〜S107の処
理を電源オン−電源オフ−電源オンの度に繰り返す。
【0005】ここで、ステップS105の消去時間は2
0msec、ステップS106の書き込み時間は30m
secかかるので、つまり、電源のオフ検知をしてか
ら、このバックアップ動作が終了するまでの処理は、合
計で50msecかかることになり、電源のオフを検知
してから実際に電源がオフするまでの時間が60mse
cの場合は、記憶領域51へのデータの書き込みを正常
に行うことができるが、電源のオフを検知してから実際
に電源がオフするまでの時間が40msecの場合は、
データの消去を20msec、書き込みを20msec
実行したところで電源がオフになり、結果としてデータ
をEEPROM5に完全に記憶させることができない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の技術のよう
に、電源オフを検知した後に、RAMのデータを、電気
的に書き換え可能な不揮発性メモリ(EEPROM、フ
ラッシュROM)に記憶させようとした場合、電源のオ
フを検知してから実際に電源がオフするまでの時間に
は、電源容量によっても異なるが、制限があり、特にセ
クタを消去してから書き込みを行うタイプのメモリデバ
イスは、消去、または書き込みの途中で電源がオフにな
って、データを完全に記憶させることができないことが
あった。また、電気的に書き換え可能な不揮発性メモリ
内には、記憶領域は1個しか存在しておらず、その記憶
領域に対して電源をオンからオフにする度に消去、書き
込みを行うため、記憶領域の寿命が短くなるという問題
もあった。
【0007】本発明は、上記事由に鑑みてなされたもの
であり、その目的は、電源のオフを検知してから実際に
電源がオフするまでの間に確実にデータを不揮発性メモ
リのに記憶させ、不揮発性メモリの記憶領域の寿命を長
くした記憶装置、及び記憶装置のバックアップ方法を提
供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、デー
タが読み書きされる揮発性メモリと、少なくとも1個の
記憶領域を有し、電気的に書き換え可能なバックアップ
用不揮発性メモリと、電源のオフを検知する検知手段
と、前記検知手段が電源のオフを検知した時に前記揮発
性メモリのデータを読み出して前記不揮発性メモリの記
憶領域に書き込むバックアップ動作を行うバックアップ
手段と、電源のオン時に前記不揮発性メモリの記憶領域
のデータを読み出して前記揮発性メモリに書き込むデー
タ復帰動作を行うデータ復帰手段と、前記データ復帰動
作の直後に前記不揮発性メモリの記憶領域のデータを消
去するデータ消去手段とを備えることを特徴とする。
【0009】請求項2の発明は、請求項1において、前
記不揮発性メモリは、前記検知手段が電源のオフを検知
した時に前記バックアップ手段によって前記揮発性メモ
リのデータを書き込まれ、且つ前記データ復帰動作の直
後に前記データ消去手段によってデータを消去される書
き込み専用領域と、電源のオン時に前記データ復帰手段
によってデータを読み出される読み出し専用領域との2
個の記憶領域を有しており、前記バックアップ動作が正
常に行われたか否かを判定する判定手段と、前記判定手
段の判定結果が正常であれば、前記データ復帰動作の前
に前記不揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書き込み
専用領域との各領域を互いに入れ替え、正常でなけれ
ば、前記不揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書き込
み専用領域との各領域を現状に維持する領域入れ替え手
段とを備えることを特徴とする。
【0010】請求項3の発明は、請求項1において、前
記不揮発性メモリは、前記検知手段が電源のオフを検知
した時に前記バックアップ手段によって前記揮発性メモ
リのデータを書き込まれ、且つ前記データ復帰動作の直
後に前記データ消去手段によってデータを消去される書
き込み専用領域、及び電源のオン時に前記データ復帰手
段によってデータを読み出される読み出し専用領域を含
む複数の記憶領域と、前記複数の記憶領域の中から正常
な記憶領域を選択できる情報を書き込んだ1個の管理領
域とを有しており、前記バックアップ動作が正常に行わ
れたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定
結果が正常であれば、前記データ復帰動作の前に前記不
揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書き込み専用領域
との各領域を互いに入れ替え、正常でなければ、前記不
揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書き込み専用領域
との各領域を現状に維持する領域入れ替え手段と、前記
データ消去手段が書き込み専用領域のデータを消去でき
ない時、及び前記判定手段の判定結果が正常でない時に
前記管理領域の情報を用いて前記複数の記憶領域の中か
ら選択した正常な記憶領域を書き込み専用領域にする領
域変更手段とを備えることを特徴とする。
【0011】請求項4の発明は、データが読み書きされ
る揮発性メモリと、データの読み書きを行うための読み
書き領域を含む複数の記憶領域を有し、電気的に書き換
え可能なバックアップ用不揮発性メモリと、電源のオフ
を検知する検知手段と、前記検知手段が電源のオフを検
知した時に前記不揮発性メモリの読み書き領域のデータ
を消去するデータ消去手段と、データ消去後、前記揮発
性メモリのデータを読み出して前記不揮発性メモリの読
み書き領域に書き込むバックアップ動作を行うバックア
ップ手段と、電源のオン時に前記不揮発性メモリの読み
書き領域のデータを読み出して前記揮発性メモリに書き
込むデータ復帰動作を行うデータ復帰手段と、前記デー
タ復帰動作を行う毎に異なる記憶領域を前記読み書き領
域とする領域変更手段とを備えることを特徴とする。
【0012】請求項5の発明は、電源のオフを検知する
と、データが読み書きされる揮発性メモリのデータを読
み出して、少なくとも1個の記憶領域を有し電気的に書
き換え可能なバックアップ用不揮発性メモリの記憶領域
にデータを書き込むバックアップ動作を行い、次に、電
源がオンすると、前記不揮発性メモリの記憶領域のデー
タを読み出して前記揮発性メモリに書き込むデータ復帰
動作を行い、データ復帰動作の直後に前記不揮発性メモ
リの記憶領域のデータを消去することを特徴とする。
【0013】請求項6の発明は、請求項5において、電
源のオフを検知すると、前記揮発性メモリのデータを読
み出して、前記不揮発性メモリの読み出し専用領域と書
き込み専用領域との2個の記憶領域のうち書き込み専用
領域にデータを書き込むバックアップ動作を行い、バッ
クアップ動作後、前記バックアップ動作が正常に行われ
たか否かを判定して、前記判定結果を保存し、次に電源
がオンすると、前記バックアップ動作が正常に行われて
おれば、前記不揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書
き込み専用領域との各領域を互いに入れ替え、正常に行
われていなければ、読み出し専用領域と書き込み専用領
域とは現状に維持されて、次に前記不揮発性メモリの読
み出し専用領域のデータを前記揮発性メモリに書き込む
データ復帰動作を行い、前記データ復帰動作の直後に前
記不揮発性メモリの書き込み専用領域のデータを消去す
ることを特徴とする。
【0014】請求項7の発明は、請求項5において、電
源のオフを検知すると、前記揮発性メモリのデータを読
み出して、前記不揮発性メモリの複数の記憶領域のうち
書き込み専用領域にデータを書き込むバックアップ動作
を行い、バックアップ動作後、前記バックアップ動作が
正常に行われたか否かを判定して、前記判定結果を保存
し、前記バックアップ動作が正常に行われていなけれ
ば、前記不揮発性メモリが有する、前記複数の記憶領域
の中から正常な記憶領域を選択できる情報を書き込んだ
1個の管理領域の情報を用いて前記複数の記憶領域の中
から選択した正常な記憶領域に書き込み専用領域を変更
して、次に電源がオンすると、前記バックアップ動作が
正常に行われておれば、前記不揮発性メモリ内の複数の
記憶領域のうち読み出し専用領域と書き込み専用領域と
の各領域を互いに入れ替え、正常に行われていなけれ
ば、読み出し専用領域と書き込み専用領域とは現状に維
持されて、次に前記不揮発性メモリの読み出し専用領域
のデータを前記揮発性メモリに書き込むデータ復帰動作
を行い、前記データ復帰動作の直後に前記不揮発性メモ
リの書き込み専用領域のデータを消去し、前記データ消
去手段が前記書き込み専用領域のデータを消去できない
時には、前記不揮発性メモリの管理領域の情報を用いて
前記複数の記憶領域の中から選択した正常な記憶領域に
書き込み専用領域を変更してから、書き込み専用領域の
データを消去することを特徴とする。
【0015】請求項8の発明は、電源のオフを検知する
と、電気的に書き換え可能なバックアップ用不揮発性メ
モリの複数の記憶領域のうちデータの読み書きを行うた
めの読み書き領域のデータを消去してから、データが読
み書きされる揮発性メモリのデータを読み出して前記不
揮発性メモリの読み書き領域にデータを書き込むバック
アップ動作を行い、次に、電源がオンすると、前記不揮
発性メモリの読み書き領域のデータを読み出して前記揮
発性メモリに書き込むデータ復帰動作を行ってから、前
記読み書き領域を異なる記憶領域に変更することを特徴
とする。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0017】(実施形態1)本実施形態では、プログラ
マブルコントローラの記憶装置、及びそのバックアップ
方法について説明する。図1はバックアップ電池を持た
ない本実施形態のプログラマブルコントローラの構成を
示しており、図示するプログラマブルコントローラは電
源回路1と、電源回路1が出力する電源のオフを検知す
る電源オフ検知回路2と、プログラマブルコントローラ
の演算制御処理を行うCPU3と、システムメモリたる
ROM4と、電気的に書き換え可能なバックアップ用不
揮発性メモリたるEEPROM5と、データが読み書き
される揮発性メモリたるRAM6と、入出力用I/O7
と、外部の支援装置接続用のインタフェース8と、アド
レス・データ・I/Oバス9とを備えており、CPU3
は演算制御処理を行うことで、電源オフ検知回路2が電
源のオフを検知した時にRAM6のデータを読み出して
EEPROM5に書き込むバックアップ動作を行うバッ
クアップ手段と、電源のオン時にEEPROM5に記憶
したデータを読み出してRAM6に書き込むデータ復帰
動作を行うデータ復帰手段と、データ復帰動作の直後に
EEPROMのデータを消去するデータ消去手段とを構
成している。
【0018】次に、図2はプログラマブルコントローラ
のEEPROM5の記憶領域とRAM6との関係を示し
ており、EEPROM5は1個の記憶領域51を有して
RAM6の特定のアドレスのデータをバックアップする
ものであり、図3(a),(b)はデータのバックアッ
プ処理のフローチャートを示している。以下、本実施形
態のバックアップ処理の動作について説明する。
【0019】まず、電源回路1が出力する電源がオフか
らオンになると(ステップS1)、前回の電源のオフ時
にEEPROM5の記憶領域51に書き込んだデータ
を、記憶領域51から読み出して、RAM6の特定のア
ドレスに書き込むデータ復帰動作を行った(ステップS
2)後、記憶領域51のデータを消去してから(ステッ
プS3)、処理を終了する(ステップS4)。
【0020】次に、プログラマブルコントローラの電源
がオフになり、電源オフ検知回路2が電源のオフを検知
すると(ステップS5)、RAM6の特定のアドレスの
データをEEPROM5の記憶領域51に書き込むバッ
クアップ動作を行い(ステップS6)、処理を終了する
(ステップS7)。上記ステップS1〜S4、及びステ
ップS5〜S7の処理を電源オン−電源オフ−電源オン
の度に繰り返す。
【0021】したがって、従来の技術のように電源のオ
フを検知してEEPROM5の記録領域51のデータを
消去した後に、記憶領域51へRAM6のデータの書き
込みを行うと、消去または書き込みの途中で電源がオフ
になって、データを完全に記憶させることができないこ
とがあったが、本実施形態においては、消去(ステップ
S3)を電源オン時に行い、書き込み(ステップS6)
を電源オフ検知時に行っているので、電源のオフを検知
してから実際に電源がオフするまでの時間が40mse
c、ステップS3の消去時間が20msec、ステップ
S6の書き込み時間が30msecの場合でも、電源オ
フ検知時には、書き込みのみを行えばよく、電源のオフ
を検知してから実際に電源がオフするまでの時間が40
msecに対して書き込み時間は30msecであるの
で、バックアップ電池を持っていなくても、電源のオフ
を検知してから実際に電源がオフするまでの間にRAM
6のデータを、より確実、正常にEEPROM5の記憶
領域51に書き込むことができる。
【0022】(実施形態2)本実施形態のプログラマブ
ルコントローラの構成は、実施形態1と同様に図1に示
される。図4は本実施形態のプログラマブルコントロー
ラのEEPROM5の記憶領域とRAM6との関係を示
しており、EEPROM5は2個の記憶領域51,52
を有してRAM6の特定のアドレスのデータをバックア
ップするものである。なお、実施形態1と同様の構成に
は同一の符号を付し、説明は省略する。
【0023】本実施形態のEEPROM5は、電源オフ
検知回路2が電源回路1の電源オフを検知した時にRA
M6の特定のアドレスのデータを書き込まれて、データ
復帰動作の直後にデータを消去される書き込み専用領域
と、電源のオン時にデータを読み出される読み出し専用
領域との2個の記憶領域51,52を有しており、2個
の記憶領域51,52は、一方が書き込み専用領域とな
り、他方が読み込み専用領域になる。
【0024】また、CPU3は、演算制御処理を行うこ
とで、実施形態1と同様に、電源オフ検知回路2が電源
のオフを検知した時にRAM6のデータを読み出してE
EPROM5に書き込むバックアップ動作を行うバック
アップ手段と、電源のオン時にEEPROM5に記憶し
たデータを読み出してRAM6に書き込むデータ復帰動
作を行うデータ復帰手段と、データ復帰動作の直後にE
EPROMのデータを消去するデータ消去手段とを構成
し、さらに、バックアップ動作が正常に行われたか否か
を判定し、正常であれば正常書き込みフラグを「1」に
設定し、正常でなければ「0」に設定する判定手段、及
び電源のオン時に正常書き込みフラグが「1」であれ
ば、データ復帰動作の前にEEPROM5内で読み出し
専用領域と書き込み専用領域との各領域を互いに入れ替
え、正常書き込みフラグが「0」であれば、EEPRO
M5内で読み出し専用領域と書き込み専用領域との各領
域を現状に維持する領域入れ替え手段をも構成してい
る。
【0025】図5(a),(b)はデータのバックアッ
プ処理のフローチャートを示しており、以下、本実施形
態のバックアップ処理の動作について説明する。まず、
読み出し専用領域を記憶領域51、書き込み専用領域を
記憶領域52とした状態で、電源回路1が出力する電源
がオフからオンになると(ステップS11)、正常書き
込みフラグが「1」か「0」かを見る(ステップS1
2)。
【0026】正常書き込みフラグが「1」であれば、す
なわち前回のバックアップ動作が正常に行われておれ
ば、読み出し専用領域を前回の書き込み専用領域である
記憶領域52とし(ステップS13)、書き込み専用領
域を前回の読み出し専用領域である記憶領域51として
(ステップS14)、その後、正常書き込みフラグを
「0」にリセットしておく(ステップS15)。
【0027】次に、前回の電源のオフ時にEEPROM
5の記憶領域52に書き込んだデータを読み出して、R
AM6の特定のアドレスに書き込むデータ復帰動作を行
った(ステップS16)後、記憶領域51のデータを消
去してから(ステップS17)、処理を終了する(ステ
ップS18)。
【0028】また、ステップS12において、正常書き
込みフラグが「0」であれば、すなわち前回のバックア
ップ動作が正常に行われていなければ、EEPROM5
内で読み出し専用領域と書き込み専用領域との各領域を
現状に維持したまま、ステップS16のデータ復帰動作
を行う。すなわち、前々回のバックアップ動作時にEE
PROM5の記憶領域51に書き込んだデータを読み出
して、RAM6の特定のアドレスに書き込むデータ復帰
動作を行った(ステップS16)後、記憶領域52のデ
ータを消去してから(ステップS17)、処理を終了す
る(ステップS18)。
【0029】次に、プログラマブルコントローラの電源
がオフになり、電源オフ検知回路2が電源のオフを検知
すると(ステップS19)、RAM6の特定のアドレス
のデータをEEPROM5の書き込み専用領域に書き込
むバックアップ動作を行い(ステップS20)、そし
て、バックアップ動作が正常に行われたか否かを判定
し、正常であれば正常書き込みフラグを「1」に設定
し、正常でなければ「0」に設定し(ステップS2
1)、処理を終了する(ステップS22)。上記ステッ
プS11〜S18、及びステップS19〜S22の処理
を電源オン−電源オフ−電源オンの度に繰り返す。
【0030】このように本実施形態は、正常書き込みフ
ラグの状態に応じて、EEPROM5内に設けた2個の
記憶領域51,52のうち一方を読み出し専用領域、他
方を書き込み専用領域として用いており、例えば、電源
のオフを検知してから実際に電源がオフするまでの時間
が20msec、ステップS17の消去時間が20ms
ec、ステップS20の書き込み時間が30msecの
場合には、書き込みを20msec実行したところで電
源がオフになり、完全にデータを記憶させることができ
ないが、データが正常に書き込めなかった場合でも、正
常書き込みフラグを「0」に設定して、前回の書き込み
時に記憶していたデータを失わないことを可能にしたも
のである。
【0031】また、実施形態1と同様に、消去(ステッ
プS17)を電源オン時に行い、書き込み(ステップS
20)を電源オフ検知時に行っているので、バックアッ
プ電池を持っていなくても、電源のオフを検知してから
実際に電源がオフするまでの間にRAM6のデータを、
より確実、正常にEEPROM5の記憶領域51または
52に書き込むことができるようになった。
【0032】さらには、2個の記憶領域51〜52を設
けて、書き込みが正常に行われたならば電源オン毎に書
き込み専用領域と読み出し専用領域とを入れ替えている
ことにより、1個の記憶領域にかかる負担を軽減させ
て、記憶領域の長寿命化を可能にしている。
【0033】(実施形態3)本実施形態のプログラマブ
ルコントローラの構成は、実施形態1,2と同様に図1
に示される。図6は本実施形態のプログラマブルコント
ローラのEEPROM5の記憶領域とRAM6との関係
を示しており、EEPROM5はn個の記憶領域51〜
5nを有してRAM6の特定のアドレスのデータをバッ
クアップするものである。なお、実施形態1,2と同様
の構成には同一の符号を付し、説明は省略する。
【0034】本実施形態のEEPROM5は、n個の記
憶領域51〜5nと、n個の記憶領域51〜5nの中か
ら正常な記憶領域を選択できる情報を書き込んだ1個の
管理領域50とを有しており、n個の記憶領域51〜5
nのうち、2つの記憶領域は、一方が書き込み専用領域
となり、他方が読み込み専用領域となって、書き込み専
用領域は、電源オフ検知回路2が電源回路1の電源オフ
を検知した時にRAM6の特定のアドレスのデータを書
き込まれて、データ復帰動作の直後にデータを消去さ
れ、読み出し専用領域は、電源のオン時にデータを読み
出される。
【0035】また、CPU3は、演算制御処理を行うこ
とで、実施形態2と同様に、電源オフ検知回路2が電源
のオフを検知した時にRAM6のデータを読み出してE
EPROM5の書き込み専用領域に書き込むバックアッ
プ動作を行うバックアップ手段と、電源のオン時にEE
PROM5の読み出し専用領域に記憶したデータを読み
出してRAM6に書き込むデータ復帰動作を行うデータ
復帰手段と、データ復帰動作の直後にEEPROMの読
み出し専用領域のデータを消去するデータ消去手段と、
バックアップ動作が正常に行われたか否かを判定し、正
常であれば正常書き込みフラグを「1」に設定し、正常
でなければ「0」に設定する判定手段と、電源のオン時
に正常書き込みフラグが「1」であれば、データ復帰動
作の前にEEPROM5内で読み出し専用領域と書き込
み専用領域との各領域を互いに入れ替え、正常書き込み
フラグが「0」であれば、EEPROM5内で読み出し
専用領域と書き込み専用領域との各領域を現状に維持す
る領域入れ替え手段とを構成し、さらにデータ消去手段
が書き込み専用領域のデータを消去できない時、及びバ
ックアップ動作の終了時で判定手段の判定結果が正常で
ない時に管理領域50の情報を用いてn個の記憶領域5
1〜5nの中から選択した正常な記憶領域を書き込み専
用領域にする領域変更手段をも構成している。
【0036】図7(a),(b)はデータのバックアッ
プ処理のフローチャートを示しており、以下、本実施形
態のバックアップ処理の動作について説明する。まず、
読み出し専用領域を記憶領域51、書き込み専用領域を
記憶領域52とした状態で、電源回路1が出力する電源
がオフからオンになると(ステップS31)、動作モー
ドが何モードかを確認する(ステップS32)。非実行
モードであれば処理を終了し(ステップS45)、実行
モードであれば、正常書き込みフラグが「1」か「0」
かを見る(ステップS33)。
【0037】正常書き込みフラグが「1」であれば、す
なわち前回のバックアップ動作が正常に行われておれ
ば、読み出し専用領域を前回の書き込み専用領域である
記憶領域52とし(ステップS34)、書き込み専用領
域を前回の読み出し専用領域である記憶領域51として
(ステップS35)、その後、正常書き込みフラグを0
にリセットしておく(ステップS36)。
【0038】次に、前回の電源のオフ時にEEPROM
5の記憶領域52に書き込んだデータを読み出して、R
AM6の特定のアドレスに書き込むデータ復帰動作を行
った(ステップS37)後、記憶領域51のデータを消
去してから(ステップS38)、データの消去が成功し
たか否かを判断する(ステップS39)。消去が成功で
あれば、処理を終了し(ステップS45)、消去が失敗
であれば、EEPROM5の管理領域50に記録されて
いる選択可能な領域情報によって、記憶領域51〜5n
のうち、まだ選択可能な領域があるか否かを判断し(ス
テップS40)、選択可能な領域がなければ動作モード
を非実行モードに切り替えて(ステップS44)処理を
終了する(ステップS45)。
【0039】選択可能な領域があれば、その領域のう
ち、番号が最も小さい領域(本実施形態では記憶領域5
3)を選択し(ステップS41)、管理領域50に記録
されている選択可能な領域情報から今回選択した記憶領
域を除外して、以降は選択できないようにした(ステッ
プS42)後に、今回選択した記憶領域のデータを消去
して(ステップS43)、処理を終了する(ステップS
45)。
【0040】また、ステップS33において、正常書き
込みフラグが「0」であれば、すなわち前回のバックア
ップ動作が正常に行われていなければ、EEPROM5
内で読み出し専用領域と書き込み専用領域との各領域を
現状に維持したまま、ステップS37のデータ復帰動作
を行う。すなわち、前々回のバックアップ動作時にEE
PROM5の記憶領域51に書き込んだデータを読み出
して、RAM6の特定のアドレスに書き込むデータ復帰
動作を行った(ステップS37)後、記憶領域52のデ
ータを消去してから(ステップS38)、データの消去
が成功したか否かを判断し(ステップS39)、以下、
前記同様に処理を行う。
【0041】次に、プログラマブルコントローラの電源
がオフになり、電源オフ検知回路2が電源のオフを検知
すると(ステップS46)、動作モードが何モードかを
確認する(ステップS47)。非実行モードであれば処
理を終了し(ステップS55)、実行モードであれば、
RAM6の特定のアドレスのデータをEEPROM5の
書き込み専用領域に書き込むバックアップ動作を行い
(ステップS48)、そして、バックアップ動作が成功
したか否かを判定し(ステップS49)、成功であれば
正常書き込みフラグを「1」に設定して(ステップS5
3)、処理を終了する(ステップS22)。
【0042】そして、バックアップ動作が成功でなけれ
ば正常書き込みフラグを「0」に設定したまま、EEP
ROM5の管理領域50に記録されている選択可能な領
域情報によって、記憶領域51〜5nのうち、まだ選択
可能な領域があるか否かを判断し(ステップS50)、
選択可能な領域がなければ動作モードを非実行モードに
切り替えて(ステップS54)処理を終了する(ステッ
プS55)。
【0043】選択可能な領域があれば、その領域のう
ち、番号が最も小さい領域である記憶領域を選択し(ス
テップS51)、管理領域50に記録されている選択可
能な領域情報から今回選択した記憶領域を除外して、以
降は選択できないようにした(ステップS52)後に、
処理を終了する(ステップS55)。そして、上記ステ
ップS31〜S45、及びステップS46〜S55の処
理を電源オン−電源オフ−電源オンの度に繰り返す。
【0044】以下、EEPROM5が記憶領域51〜5
5を有するとして、本実施形態の主要な動作について具
体的に説明する。読み出し専用領域として記憶領域51
が選択され、書き込み専用領域として記憶領域52が選
択されている状態で、記憶領域52のデータの消去に失
敗したとすると(ステップS39)、次に記憶領域53
が書き込み専用領域として選択され(ステップS4
1)、管理領域50に記録されている選択可能な領域情
報から今回選択した記憶領域53を除外して、以降は選
択できないようにした(ステップS42)後に、記憶領
域53のデータが消去され(ステップS43)、そし
て、電源オフ時には記憶領域53にデータを書き込まれ
る(ステップS48)。次の電源オン時には、読み出し
専用領域だった記憶領域51が書き込み専用領域となり
(ステップS34)、書き込み専用領域だった記憶領域
53が読み出し専用領域となる(ステップS35)。こ
の後、何か異常が発生するまで記憶領域51,53が選
択されている状態で処理が行われる。
【0045】そして、記憶領域51,53が選択されて
いる状態で書き込み専用領域となっている記憶領域51
へのデータの書き込みに失敗したとすると(ステップS
49)、新たに記憶領域54が選択される(ステップS
51)。次の電源オン時には、前回の書き込み時に記憶
領域53に書き込んだデータを読み出し(ステップS3
7)、記憶領域54のデータを消去する(ステップS3
8)。この後、何か異常が発生するまで記憶領域53,
54が選択されている状態で処理が行われる。
【0046】次に、記憶領域53,54が選択されてい
る状態で書き込み専用領域となっている記憶領域53へ
のデータの書き込みに失敗したとすると(ステップS4
9)、新たに記憶領域55が選択される(ステップS5
1)。次の電源オン時には、前回の書き込み時に記憶領
域54に書き込んだデータを読み出し(ステップS3
7)、記憶領域55のデータを消去する(ステップS3
8)。この後、何か異常が発生するまで記憶領域54,
55が選択されている状態で処理が行われる。
【0047】さらに、記憶領域54,55が選択されて
いる状態で書き込み専用領域となっている記憶領域54
のデータの消去に失敗したとすると(ステップS3
9)、選択可能な記憶領域がもう存在しないため(ステ
ップS40)、動作モードを非実行モードに切り替えて
(ステップS44)、処理を終了して、次回からこれら
の処理は行われなくなる。
【0048】このように本実施形態は、EEPROM5
内の記憶領域が故障した場合、その故障した領域を2度
と使用せずに正常な記憶領域を新たに選択して、その後
の処理を行うようにしたので、確実にRAM6のデータ
を記憶して、データのバックアップをより確実、正常に
行うことができる。
【0049】また、実施形態2と同様に、消去(ステッ
プS38)を電源オン時に行い、書き込み(ステップS
48)を電源オフ検知時に行っているので、バックアッ
プ電池を持っていなくても、電源のオフを検知してから
実際に電源がオフするまでの間にRAM6のデータをE
EPROM5の記憶領域により確実に書き込むことがで
きるようになり、さらに、例えば、電源のオフを検知し
てから実際に電源がオフするまでの時間が20mse
c、ステップS38の消去時間が20msec、ステッ
プS48の書き込み時間が30msecの場合には、書
き込みを20msec実行したところで電源がオフにな
り、完全にデータを記憶させることができないが、デー
タが正常に書き込めなかった場合でも、正常書き込みフ
ラグを「0」に設定して、前回の書き込み時に記憶して
いたデータを失わないことを可能にしたものである。
【0050】さらには、複数の記憶領域51〜5nを設
けて、書き込みが正常に行われたならば、電源オン毎に
書き込み専用領域と読み出し専用領域とを入れ替えてい
ることにより、1個の記憶領域にかかる負担を軽減させ
て、記憶領域の長寿命化を可能にしている。
【0051】(実施形態4)図1はバックアップ電池を
持たない本実施形態のプログラマブルコントローラの構
成を示しており、図示するプログラマブルコントローラ
は電源回路1と、電源回路1が出力する電源のオフを検
知する電源オフ検知回路2と、プログラマブルコントロ
ーラの演算制御処理を行うCPU3と、システムメモリ
たるROM4と、データの読み書きを行うための読み書
き領域を含む複数の記憶領域51〜5nを有し、電気的
に書き換え可能なバックアップ用不揮発性メモリたるE
EPROM5と、データが読み書きされる揮発性メモリ
たるRAM6と、入出力用I/O7と、外部の支援装置
接続用のインタフェース8と、アドレス・データ・I/
Oバス9とを備えており、CPU3は演算制御処理を行
うことで、電源オフ検知回路2が電源1のオフを検知し
た時にEEPROM5の読み書き領域のデータを消去す
るデータ消去手段と、データ消去後、RAMのデータを
読み出してEEPROM5の読み書き領域にデータを書
き込むバックアップ動作を行うバックアップ手段と、電
源1のオン時にEEPROM5の読み書き領域のデータ
を読み出してRAM6に書き込むデータ復帰動作を行う
データ復帰手段と、データ復帰動作を行う毎に異なる記
憶領域を読み書き領域とする領域変更手段とを構成して
いる。
【0052】次に、図8はプログラマブルコントローラ
のEEPROM5の記憶領域とRAM6との関係を示し
ており、EEPROM5は複数の記憶領域51〜5nを
有してRAM6の特定のアドレスのデータをバックアッ
プするものであり、図9(a),(b)はデータのバッ
クアップ処理のフローチャートを示している。以下、本
実施形態のバックアップ処理の動作について説明する。
【0053】まず、電源回路1が出力する電源がオフか
らオンになると(ステップS61)、前回の電源のオフ
時にEEPROM5の読み書き領域たる記憶領域51に
書き込んだデータを、記憶領域51から読み出して、R
AM6の特定のアドレスに書き込むデータ復帰動作を行
った(ステップS62)後、記憶領域51のアドレスに
1を加えて次のアドレスに移して、以降の処理時には、
この新しいアドレスに対応する記憶領域(ここでは記憶
領域52)を読み書き領域として用いることとする(ス
テップS63)。
【0054】次に、このアドレスが最後尾のアドレス
(ここでは記憶領域5nに対応する)より大きいか否か
を判断し(ステップS64)、大きくなければ処理を終
了し(ステップS66)、大きければ、先頭のアドレス
に対応する記憶領域(ここでは記憶領域51)を以降の
処理時には読み書き領域として用いることとする(ステ
ップS65)。
【0055】次に、プログラマブルコントローラの電源
がオフになり、電源オフ検知回路2が電源のオフを検知
すると(ステップS67)、記憶領域52のデータを消
去してから(ステップS68)、RAM6の特定のアド
レスのデータをEEPROM5の記憶領域52に書き込
むバックアップ動作を行い(ステップS69)、処理を
終了する(ステップS70)。そして、上記ステップS
61〜S66、及びステップS67〜S70の処理を電
源オン−電源オフ−電源オンの度に繰り返す。
【0056】本実施形態においては、複数の記憶領域5
1〜5nを設けて、電源オン毎に異なる記憶領域を読み
書き領域として選択していることにより、1個の記憶領
域にかかる負担を軽減させて、記憶領域の長寿命化を可
能にしており、この寿命は記憶領域の個数に比例して長
くなる。
【0057】また、消去(ステップS68)、書き込み
(ステップS69)を電源オフ検知時に行っているが、
ステップS68の消去時間が20msec、ステップS
69の書き込み時間が30msecで、合計50mse
cかかる場合でも、本実施形態では、電源のオフを検知
してから実際に電源がオフするまでの時間が60mse
cなので、正常に書き込みを行うことができる。
【0058】なお、実施形態1乃至4においては、プロ
グラマブルコントローラの記憶装置、及びそのバックア
ップ方法について説明したが、勿論、同様の構成を有す
る他の記憶装置、及びそのバックアップ方法についても
本願発明を適用して、同様の効果を奏することは可能で
ある。
【0059】
【発明の効果】請求項1の発明は、データが読み書きさ
れる揮発性メモリと、少なくとも1個の記憶領域を有
し、電気的に書き換え可能なバックアップ用不揮発性メ
モリと、電源のオフを検知する検知手段と、前記検知手
段が電源のオフを検知した時に前記揮発性メモリのデー
タを読み出して前記不揮発性メモリの記憶領域に書き込
むバックアップ動作を行うバックアップ手段と、電源の
オン時に前記不揮発性メモリの記憶領域のデータを読み
出して前記揮発性メモリに書き込むデータ復帰動作を行
うデータ復帰手段と、前記データ復帰動作の直後に前記
不揮発性メモリの記憶領域のデータを消去するデータ消
去手段とを備えるので、消去を電源オン時に行い、書き
込みを電源オフ検知時に行うことで、バックアップ電池
を持っていなくても、電源のオフを検知してから実際に
電源がオフするまでの間に、揮発性メモリのデータを、
より確実、正常に、電気的に書き換え可能なバックアッ
プ用不揮発性メモリの記憶領域に書き込むことができる
という効果がある。
【0060】請求項2の発明は、請求項1において、前
記不揮発性メモリは、前記検知手段が電源のオフを検知
した時に前記バックアップ手段によって前記揮発性メモ
リのデータを書き込まれ、且つ前記データ復帰動作の直
後に前記データ消去手段によってデータを消去される書
き込み専用領域と、電源のオン時に前記データ復帰手段
によってデータを読み出される読み出し専用領域との2
個の記憶領域を有しており、前記バックアップ動作が正
常に行われたか否かを判定する判定手段と、前記判定手
段の判定結果が正常であれば、前記データ復帰動作の前
に前記不揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書き込み
専用領域との各領域を互いに入れ替え、正常でなけれ
ば、前記不揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書き込
み専用領域との各領域を現状に維持する領域入れ替え手
段とを備えるので、不揮発性メモリ内に設けた2個の記
憶領域を読み出し専用領域、書き込み専用領域として用
いることで、データが正常に書き込めなかった場合で
も、前回の書き込み時に記憶していたデータを失わない
ことを可能にするという効果がある。さらには、2個の
記憶領域を設けて、バックアップ動作が正常に行われた
ならば電源オン毎に書き込み専用領域と読み出し専用領
域とを入れ替えていることにより、1個の記憶領域にか
かる負担を軽減させて、記憶領域の長寿命化を可能にし
ている。
【0061】請求項3の発明は、請求項1において、前
記不揮発性メモリは、前記検知手段が電源のオフを検知
した時に前記バックアップ手段によって前記揮発性メモ
リのデータを書き込まれ、且つ前記データ復帰動作の直
後に前記データ消去手段によってデータを消去される書
き込み専用領域、及び電源のオン時に前記データ復帰手
段によってデータを読み出される読み出し専用領域を含
む複数の記憶領域と、前記複数の記憶領域の中から正常
な記憶領域を選択できる情報を書き込んだ1個の管理領
域とを有しており、前記バックアップ動作が正常に行わ
れたか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定
結果が正常であれば、前記データ復帰動作の前に前記不
揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書き込み専用領域
との各領域を互いに入れ替え、正常でなければ、前記不
揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書き込み専用領域
との各領域を現状に維持する領域入れ替え手段と、前記
データ消去手段が書き込み専用領域のデータを消去でき
ない時、及び前記判定手段の判定結果が正常でない時に
前記管理領域の情報を用いて前記複数の記憶領域の中か
ら選択した正常な記憶領域を書き込み専用領域にする領
域変更手段とを備えるので、不揮発性メモリ内の記憶領
域が故障した場合、その故障した領域を2度と使用せず
に正常な記憶領域を新たに選択して、その後の処理を行
うことで、確実に揮発性メモリのデータを記憶して、デ
ータのバックアップをより確実、正常に行うことができ
るという効果がある。さらには、複数の記憶領域を設け
て、バックアップ動作が正常に行われたならば、電源オ
ン毎に書き込み専用領域と読み出し専用領域とを入れ替
えていることにより、1個の記憶領域にかかる負担を軽
減させて、記憶領域のさらなる長寿命化を可能にしてい
る。
【0062】請求項4の発明は、データが読み書きされ
る揮発性メモリと、データの読み書きを行うための読み
書き領域を含む複数の記憶領域を有し、電気的に書き換
え可能なバックアップ用不揮発性メモリと、電源のオフ
を検知する検知手段と、前記検知手段が電源のオフを検
知した時に前記不揮発性メモリの読み書き領域のデータ
を消去するデータ消去手段と、データ消去後、前記揮発
性メモリのデータを読み出して前記不揮発性メモリの読
み書き領域に書き込むバックアップ動作を行うバックア
ップ手段と、電源のオン時に前記不揮発性メモリの読み
書き領域のデータを読み出して前記揮発性メモリに書き
込むデータ復帰動作を行うデータ復帰手段と、前記デー
タ復帰動作を行う毎に異なる記憶領域を前記読み書き領
域とする領域変更手段とを備えるので、複数の記憶領域
を設けて、電源オン毎に異なる記憶領域を選択している
ことにより、1個の記憶領域にかかる負担を軽減させ
て、記憶領域の長寿命化を可能にするという効果があ
り、この寿命は記憶領域の個数に比例して長くなる。
【0063】請求項5の発明は、電源のオフを検知する
と、データが読み書きされる揮発性メモリのデータを読
み出して、少なくとも1個の記憶領域を有し電気的に書
き換え可能なバックアップ用不揮発性メモリの記憶領域
にデータを書き込むバックアップ動作を行い、次に、電
源がオンすると、前記不揮発性メモリの記憶領域のデー
タを読み出して前記揮発性メモリに書き込むデータ復帰
動作を行い、データ復帰動作の直後に前記不揮発性メモ
リの記憶領域のデータを消去するので、請求項1と同様
の効果を奏する。
【0064】請求項6の発明は、請求項5において、電
源のオフを検知すると、前記揮発性メモリのデータを読
み出して、前記不揮発性メモリの読み出し専用領域と書
き込み専用領域との2個の記憶領域のうち書き込み専用
領域にデータを書き込むバックアップ動作を行い、バッ
クアップ動作後、前記バックアップ動作が正常に行われ
たか否かを判定して、前記判定結果を保存し、次に電源
がオンすると、前記バックアップ動作が正常に行われて
おれば、前記不揮発性メモリ内で読み出し専用領域と書
き込み専用領域との各領域を互いに入れ替え、正常に行
われていなければ、読み出し専用領域と書き込み専用領
域とは現状に維持されて、次に前記不揮発性メモリの読
み出し専用領域のデータを前記揮発性メモリに書き込む
データ復帰動作を行い、前記データ復帰動作の直後に前
記不揮発性メモリの書き込み専用領域のデータを消去す
るので、請求項2と同様の効果を奏する。
【0065】請求項7の発明は、請求項5において、電
源のオフを検知すると、前記揮発性メモリのデータを読
み出して、前記不揮発性メモリの複数の記憶領域のうち
書き込み専用領域にデータを書き込むバックアップ動作
を行い、バックアップ動作後、前記バックアップ動作が
正常に行われたか否かを判定して、前記判定結果を保存
し、前記バックアップ動作が正常に行われていなけれ
ば、前記不揮発性メモリが有する、前記複数の記憶領域
の中から正常な記憶領域を選択できる情報を書き込んだ
1個の管理領域の情報を用いて前記複数の記憶領域の中
から選択した正常な記憶領域に書き込み専用領域を変更
して、次に電源がオンすると、前記バックアップ動作が
正常に行われておれば、前記不揮発性メモリ内の複数の
記憶領域のうち読み出し専用領域と書き込み専用領域と
の各領域を互いに入れ替え、正常に行われていなけれ
ば、読み出し専用領域と書き込み専用領域とは現状に維
持されて、次に前記不揮発性メモリの読み出し専用領域
のデータを前記揮発性メモリに書き込むデータ復帰動作
を行い、前記データ復帰動作の直後に前記不揮発性メモ
リの書き込み専用領域のデータを消去し、前記データ消
去手段が前記書き込み専用領域のデータを消去できない
時には、前記不揮発性メモリの管理領域の情報を用いて
前記複数の記憶領域の中から選択した正常な記憶領域に
書き込み専用領域を変更してから、書き込み専用領域の
データを消去するので、請求項3と同様の効果を奏す
る。
【0066】請求項8の発明は、電源のオフを検知する
と、電気的に書き換え可能なバックアップ用不揮発性メ
モリの複数の記憶領域のうちデータの読み書きを行うた
めの読み書き領域のデータを消去してから、データが読
み書きされる揮発性メモリのデータを読み出して前記不
揮発性メモリの読み書き領域にデータを書き込むバック
アップ動作を行い、次に、電源がオンすると、前記不揮
発性メモリの読み書き領域のデータを読み出して前記揮
発性メモリに書き込むデータ復帰動作を行ってから、前
記読み書き領域を異なる記憶領域に変更するので、請求
項4と同様の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1乃至4のプログラマブルコ
ントローラの構成を示す図である。
【図2】本発明の実施形態1のEEPROMの記憶領域
とRAMとの関係を示す図である。
【図3】(a),(b)本発明の同上の動作フローチャ
ートを示す図である。
【図4】本発明の実施形態2のEEPROMの記憶領域
とRAMとの関係を示す図である。
【図5】(a),(b)本発明の同上の動作フローチャ
ートを示す図である。
【図6】本発明の実施形態3のEEPROMの記憶領域
とRAMとの関係を示す図である。
【図7】(a),(b)本発明の同上の動作フローチャ
ートを示す図である。
【図8】本発明の実施形態4のEEPROMの記憶領域
とRAMとの関係を示す図である。
【図9】(a),(b)本発明の同上の動作フローチャ
ートを示す図である。
【図10】従来例のEEPROMの記憶領域とRAMと
の関係を示す図である。
【図11】(a),(b)同上の動作フローチャートを
示す図である。
【符号の説明】
1 電源回路 2 電源オフ検知回路 3 CPU 4 ROM 5 EEPROM 6 RAM 7 入出力用IO 8 インタフェース 9 アドレス・データ・I/Oバス
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B011 HH01 JA04 MB07 5B018 GA04 HA23 KA03 NA01 NA06 QA05 QA11

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データが読み書きされる揮発性メモリ
    と、少なくとも1個の記憶領域を有し、電気的に書き換
    え可能なバックアップ用不揮発性メモリと、電源のオフ
    を検知する検知手段と、前記検知手段が電源のオフを検
    知した時に前記揮発性メモリのデータを読み出して前記
    不揮発性メモリの記憶領域に書き込むバックアップ動作
    を行うバックアップ手段と、電源のオン時に前記不揮発
    性メモリの記憶領域のデータを読み出して前記揮発性メ
    モリに書き込むデータ復帰動作を行うデータ復帰手段
    と、前記データ復帰動作の直後に前記不揮発性メモリの
    記憶領域のデータを消去するデータ消去手段とを備える
    ことを特徴とする記憶装置。
  2. 【請求項2】 前記不揮発性メモリは、前記検知手段が
    電源のオフを検知した時に前記バックアップ手段によっ
    て前記揮発性メモリのデータを書き込まれ、且つ前記デ
    ータ復帰動作の直後に前記データ消去手段によってデー
    タを消去される書き込み専用領域と、電源のオン時に前
    記データ復帰手段によってデータを読み出される読み出
    し専用領域との2個の記憶領域を有しており、前記バッ
    クアップ動作が正常に行われたか否かを判定する判定手
    段と、前記判定手段の判定結果が正常であれば、前記デ
    ータ復帰動作の前に前記不揮発性メモリ内で読み出し専
    用領域と書き込み専用領域との各領域を互いに入れ替
    え、正常でなければ、前記不揮発性メモリ内で読み出し
    専用領域と書き込み専用領域との各領域を現状に維持す
    る領域入れ替え手段とを備えることを特徴とする請求項
    1記載の記憶装置。
  3. 【請求項3】 前記不揮発性メモリは、前記検知手段が
    電源のオフを検知した時に前記バックアップ手段によっ
    て前記揮発性メモリのデータを書き込まれ、且つ前記デ
    ータ復帰動作の直後に前記データ消去手段によってデー
    タを消去される書き込み専用領域、及び電源のオン時に
    前記データ復帰手段によってデータを読み出される読み
    出し専用領域を含む複数の記憶領域と、前記複数の記憶
    領域の中から正常な記憶領域を選択できる情報を書き込
    んだ1個の管理領域とを有しており、前記バックアップ
    動作が正常に行われたか否かを判定する判定手段と、前
    記判定手段の判定結果が正常であれば、前記データ復帰
    動作の前に前記不揮発性メモリ内で読み出し専用領域と
    書き込み専用領域との各領域を互いに入れ替え、正常で
    なければ、前記不揮発性メモリ内で読み出し専用領域と
    書き込み専用領域との各領域を現状に維持する領域入れ
    替え手段と、前記データ消去手段が書き込み専用領域の
    データを消去できない時、及び前記判定手段の判定結果
    が正常でない時に前記管理領域の情報を用いて前記複数
    の記憶領域の中から選択した正常な記憶領域を書き込み
    専用領域にする領域変更手段とを備えることを特徴とす
    る請求項1記載の記憶装置。
  4. 【請求項4】 データが読み書きされる揮発性メモリ
    と、データの読み書きを行うための読み書き領域を含む
    複数の記憶領域を有し、電気的に書き換え可能なバック
    アップ用不揮発性メモリと、電源のオフを検知する検知
    手段と、前記検知手段が電源のオフを検知した時に前記
    不揮発性メモリの読み書き領域のデータを消去するデー
    タ消去手段と、データ消去後、前記揮発性メモリのデー
    タを読み出して前記不揮発性メモリの読み書き領域に書
    き込むバックアップ動作を行うバックアップ手段と、電
    源のオン時に前記不揮発性メモリの読み書き領域のデー
    タを読み出して前記揮発性メモリに書き込むデータ復帰
    動作を行うデータ復帰手段と、前記データ復帰動作を行
    う毎に異なる記憶領域を前記読み書き領域とする領域変
    更手段とを備えることを特徴とする記憶装置。
  5. 【請求項5】 電源のオフを検知すると、データが読み
    書きされる揮発性メモリのデータを読み出して、少なく
    とも1個の記憶領域を有し電気的に書き換え可能なバッ
    クアップ用不揮発性メモリの記憶領域にデータを書き込
    むバックアップ動作を行い、次に、電源がオンすると、
    前記不揮発性メモリの記憶領域のデータを読み出して前
    記揮発性メモリに書き込むデータ復帰動作を行い、デー
    タ復帰動作の直後に前記不揮発性メモリの記憶領域のデ
    ータを消去することを特徴とする記憶装置のバックアッ
    プ方法。
  6. 【請求項6】 電源のオフを検知すると、前記揮発性メ
    モリのデータを読み出して、前記不揮発性メモリの読み
    出し専用領域と書き込み専用領域との2個の記憶領域の
    うち書き込み専用領域にデータを書き込むバックアップ
    動作を行い、バックアップ動作後、前記バックアップ動
    作が正常に行われたか否かを判定して、前記判定結果を
    保存し、次に電源がオンすると、前記バックアップ動作
    が正常に行われておれば、前記不揮発性メモリ内で読み
    出し専用領域と書き込み専用領域との各領域を互いに入
    れ替え、正常に行われていなければ、読み出し専用領域
    と書き込み専用領域とは現状に維持されて、次に前記不
    揮発性メモリの読み出し専用領域のデータを前記揮発性
    メモリに書き込むデータ復帰動作を行い、前記データ復
    帰動作の直後に前記不揮発性メモリの書き込み専用領域
    のデータを消去することを特徴とする請求項5記載の記
    憶装置のバックアップ方法。
  7. 【請求項7】 電源のオフを検知すると、前記揮発性メ
    モリのデータを読み出して、前記不揮発性メモリの複数
    の記憶領域のうち書き込み専用領域にデータを書き込む
    バックアップ動作を行い、バックアップ動作後、前記バ
    ックアップ動作が正常に行われたか否かを判定して、前
    記判定結果を保存し、前記バックアップ動作が正常に行
    われていなければ、前記不揮発性メモリが有する、前記
    複数の記憶領域の中から正常な記憶領域を選択できる情
    報を書き込んだ1個の管理領域の情報を用いて前記複数
    の記憶領域の中から選択した正常な記憶領域に書き込み
    専用領域を変更して、次に電源がオンすると、前記バッ
    クアップ動作が正常に行われておれば、前記不揮発性メ
    モリ内の複数の記憶領域のうち読み出し専用領域と書き
    込み専用領域との各領域を互いに入れ替え、正常に行わ
    れていなければ、読み出し専用領域と書き込み専用領域
    とは現状に維持されて、次に前記不揮発性メモリの読み
    出し専用領域のデータを前記揮発性メモリに書き込むデ
    ータ復帰動作を行い、前記データ復帰動作の直後に前記
    不揮発性メモリの書き込み専用領域のデータを消去し、
    前記データ消去手段が前記書き込み専用領域のデータを
    消去できない時には、前記不揮発性メモリの管理領域の
    情報を用いて前記複数の記憶領域の中から選択した正常
    な記憶領域に書き込み専用領域を変更してから、書き込
    み専用領域のデータを消去することを特徴とする請求項
    5記載の記憶装置のバックアップ方法。
  8. 【請求項8】 電源のオフを検知すると、電気的に書き
    換え可能なバックアップ用不揮発性メモリの複数の記憶
    領域のうちデータの読み書きを行うための読み書き領域
    のデータを消去してから、データが読み書きされる揮発
    性メモリのデータを読み出して前記不揮発性メモリの読
    み書き領域にデータを書き込むバックアップ動作を行
    い、次に、電源がオンすると、前記不揮発性メモリの読
    み書き領域のデータを読み出して前記揮発性メモリに書
    き込むデータ復帰動作を行ってから、前記読み書き領域
    を異なる記憶領域に変更することを特徴とする記憶装置
    のバックアップ方法。
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