JP2003255639A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2003255639A
JP2003255639A JP2002051105A JP2002051105A JP2003255639A JP 2003255639 A JP2003255639 A JP 2003255639A JP 2002051105 A JP2002051105 A JP 2002051105A JP 2002051105 A JP2002051105 A JP 2002051105A JP 2003255639 A JP2003255639 A JP 2003255639A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
output hub
stop collar
hub
spring clutch
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002051105A
Other languages
English (en)
Inventor
Shirika Saitou
士理佳 斉藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Corp
Original Assignee
Kyocera Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Corp filed Critical Kyocera Corp
Priority to JP2002051105A priority Critical patent/JP2003255639A/ja
Publication of JP2003255639A publication Critical patent/JP2003255639A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrophotography Configuration And Component (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 その出力ハブが必要以上に回転することを防
止して、指定の回転角度位置で確実に停止することがで
きるようなスプリングクラッチを備えた画像形成装置を
提供する。 【解決手段】 常時回転する入力ハブギヤ22と、この
入力ハブギヤからコイルスプリング20を介して回転の
伝達が連結または切離される出力ハブ21と、この出力
ハブ及びコイルスプリングを覆うストップカラー17と
を有し、ストップカラーに出力ハブのフランジ21a側
端に向けて突出する凸部17aを設けると共に、出力ハ
ブのフランジの外周部に凹部21bを設け、凸部と凹部
を嵌合させることによりストップカラーの停止時に出力
ハブがほぼ同位置で停止して前記回転の伝達が切離可能
にできるスプリングクラッチ12を備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置に関す
るものであり、例えば複写機、ファクシミリ、レーザプ
リンタ等の、電子写真装置を用いた画像形成装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】近年の画像形成装置はカラー化が進み、
転写体に2色以上画像を重ねて現像してその画像を転写
紙に転写するものがある。このような画像形成装置は、
1つの転写体上に2色以上画像を重ねるに際し、まず1
色目の画像が転写体上に形成されているときは、図3に
示すように、その画像を乱さないためにファーブラシ等
のクリーニング部材11を転写体10から離隔させる必
要がある。
【0003】また、転写体10上に現像した2色以上の
画像を転写体10から転写紙に転写した後、クリーニン
グ部材11により転写体10をその回転時にクリーニン
グする場合は、図4に示すように、クリーニング部材1
1を転写体10に接触させてクリーニングする必要があ
る。
【0004】そして転写体10へのクリーニング部材1
1の接触と離隔を切換える手段として、図5に示すよう
に、スプリングクラッチ12により回転を駆動するカム
軸28に設けられたカム13の180°毎の回転動作に
より、上記接触と離隔の切換えを行うようになってい
る。
【0005】すなわち図3に示すように、カム13の先
端部がクリーニングユニット30の係止爪30aを押す
とクリーニング部材11が転写体10から離隔し、図4
に示すように、カム13の先端部が係止爪30aから離
隔するとクリーニング部材11が転写体10に接触す
る。
【0006】上記スプリングクラッチ12としては、例
えば、登録実用新案公報第3055923号に記載され
たようなものがある。すなわち、図6に示すように、入
力ハブギヤ22には円筒部22aが形成され、出力ハブ
21には円筒部21aが形成されて、円筒部22aと円
筒部21aは互いに対向して、隣り合わせて配置されて
いる。
【0007】これらの円筒部22aと円筒部21aの周
面にはコイルスプリング20が包囲して設けられてお
り、このコイルスプリング20の外周面にはストップカ
ラー17が包囲して設けられている。コイルスプリング
20の一端部20aはストップカラー17の入力ハブギ
ヤ22側の端部に設けられたスリット17aに嵌合し、
コイルスプリング20の他端部20bは出力ハブ21に
形成された凹部21cに嵌合している。
【0008】ストップカラー17に一体のツメ19が、
図8に示すようなソレノイド31のレバー31aに係止
している状態にないとき(外れているとき)は、入力ハ
ブギヤ22の回転によりコイルスプリング20が円筒部
22aと円筒部21aの周面に堅く巻付いて、入力ハブ
ギヤ22の回転が出力ハブ21及びカム軸28に伝達さ
れる。
【0009】ところが、ストップカラー17に一体のツ
メ19が、図8に示すようにレバー31に係止したとき
は、コイルスプリング20の内側が円筒部22aと円筒
部21aの周面から離れるように緩んで、入力ハブギヤ
22の回転が出力ハブ21及びカム軸28に伝達されな
いで、入力ハブギヤ22は空転するようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像形成装置においては、図7,図8に示す
ように、ソレノイド31のレバー31aがストップカラ
ー17のツメ19に係止しても、構造上発生する慣性力
等で、スプリングクラッチ12の出力ハブ21がカム軸
28と共にオーバーラン(必要以上に回転)してしま
い、カム軸28が実線で示す指定の回転角度位置で止ま
らずに、破線で示すように指定の回転角度位置より行き
過ぎてしまう。
【0011】このため、図4に示すように、カム13の
先端部がクリーニングユニット30の係止爪30aから
離隔して、クリーニング部材11が画像形成中の転写体
10に接触してしまい、転写体10上の画像をこするこ
とにより著しく画像に悪影響を与える場合があるという
問題があった。
【0012】そこで本発明は、上記問題点に鑑みて、そ
の出力ハブが必要以上に回転することを防止して、指定
の回転角度位置で確実に停止することができるようなス
プリングクラッチを備えた画像形成装置を提供すること
を課題とするものである。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明による画像形成装置は、常時回転する入力ハ
ブギヤと、この入力ハブギヤからコイルスプリングを介
して回転の伝達が連結または切離される出力ハブと、こ
の出力ハブ及び前記コイルスプリングを覆うストップカ
ラーとを有し、前記ストップカラーに前記出力ハブのフ
ランジ側端に向けて突出する凸部を設けると共に、前記
出力ハブのフランジの外周部に凹部を設け、前記凸部と
凹部を嵌合させることにより前記ストップカラーの停止
時に前記出力ハブがほぼ同位置で停止して前記回転の伝
達が切離可能にできるスプリングクラッチを備えたこと
を特徴とするものである。
【0014】このような構成の画像形成装置によれば、
ストップカラーの出力ハブのフランジ側端に向けて凸部
を設けると共に、出力ハブのフランジの外周部に凹部を
設け、これらの凸部と凹部を嵌合させることにより、ス
トップカラーの停止時に出力ハブは瞬時に指定の角度位
置で停止できて必要以上に回転することを防止すること
が可能となる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て、図面に基づいて具体的に説明する。図1ないし図5
は、本発明による画像形成装置の一実施の形態について
説明するために参照する図である。前記従来例と同様の
部品には同じ符号を付して説明し、従来例と重複する説
明は省略するものとする。
【0016】図5に示すように、転写体10の近傍に
は、クリーニングユニット30のファーブラシ等のクリ
ーニング部材11が、転写体10の軸線と平行に配置さ
れている。クリーニングユニット30は、図3に示すよ
うに、支持軸32を回動中心にしてその上方部が回動可
能となっており、その上方部の係止爪30aにカム13
の先端部が当接すると、クリーニング部材11は転写体
10から離隔する。
【0017】また、図3に示す状態からカム軸28が1
80°回転して、クリーニングユニット30の係止爪3
0aからカム13の先端部が離隔したときは、常時加え
られている外力により押されてクリーニングユニット3
0は時計回り方向に回動し、図4に示すように、クリー
ニング部材11が転写体10に接触してクリーニング動
作を行うようになっている。
【0018】図1に示すように、スプリングクラッチ1
2の出力ハブ21には、円の一部を切り欠いた断面形状
のカム軸28が、同じ断面形状の孔との嵌合を介して、
相対回転不能に連結されている。このため図2に示すよ
うに、ソレノイド30のレバー31が矢印F方向に瞬時
に往復回動動作をすると、図1に示すストップカラー1
7がツメ19(係止部)と連動して、出力ハブ21が瞬
時に精度良く180°ずつ回転することになる。
【0019】そして図5に示すカム13の回転動作によ
り、クリーニング部材11の転写体10からの離隔と接
触との切替え動作が、瞬時に精度良く容易に行うことが
できるようになっている。
【0020】また図1に示すストップカラー17には、
出力ハブ21のフランジ21b側端に向けて凸部17a
が形成されると共に、出力ハブ21のフランジ21bの
外周部には凹部21cが形成されている。
【0021】このような画像形成装置の動作について、
以下に説明する。図5に示す画像形成装置のクリーニン
グユニット30において、スプリングクラッチ12の入
力ハブギヤ22は、駆動ギヤ(図示せず)からの回転動
力の伝達を常時受けている。
【0022】図2に示すソレノイド30のレバー31が
矢印F方向に瞬時に往復回動動作することにより、スト
ップカラー17のツメ19がレバー31から外れ、コイ
ルスプリング20が入力ハブギヤ22の円筒部22aと
出力ハブ21の円筒部21aに固く巻き付き、入力ハブ
ギヤ22から出力ハブ21へ回転動力が伝達されるよう
入力ハブギヤ22と出力ハブ21が連結される。
【0023】このため出力ハブ21とカム軸28が一体
回転することによりカム13が回転し、クリーニング部
材11が転写体10から離隔または接触する。
【0024】再びレバー31がストップカラー17のツ
メ19に引っ掛かると、スプリング20が緩んで上記連
結が解かれる。そのとき入力ハブギヤ22だけが空転し
て瞬時にストップカラー17は回転を停止する。
【0025】このとき、ストップカラー17と出力ハブ
21の、スプリング20の開放角度より少しだけ大きい
クリアランスCを有して係止する凸部17aと凹部21
bが係止して、出力ハブ21の回転を停止するため、慣
性によりオーバーランすることなく出力ハブ21は完全
に止まるので(図2参照)、出力ハブ21のオーバーラ
ンを確実に防止することができる。
【0026】以上、本発明の実施の形態について具体的
に述べてきたが、本発明は上記の実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の技術的思想に基づいて、その
他にも各種の変更が可能なものである。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の画像形成
装置によれば、ストップカラーの出力ハブのフランジ側
端に向けて凸部を設けると共に、出力ハブのフランジの
外周部に凹部を設け、これらの凸部と凹部を嵌合させる
ことにより、ストップカラーの停止時に出力ハブは瞬時
に指定の角度位置で停止できて必要以上に回転すること
を防止することが可能となる。
【0028】また、スプリングクラッチでカム等に回転
動力を伝達することにより、ファーブラシ等のクリーニ
ング部材が転写体から離隔及び接触する切替え動作を容
易で安価に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態に係るスプリングクラッ
チ12を示す斜視図である。
【図2】図1のスプリングクラッチ12及びソレノイド
31のA矢視図である。
【図3】クリーニングユニット30のクリーニング部材
11が転写体10から離隔した状態を示す図である。
【図4】クリーニングユニット30のクリーニング部材
11が転写体10に接触した状態を示す図である。
【図5】転写体10の近傍のクリーニングユニット30
を示す斜視図である。
【図6】従来のスプリングクラッチ12を示す断面図で
ある。
【図7】従来のスプリングクラッチ12を示す斜視図で
ある。
【図8】図7の従来のスプリングクラッチ12及びソレ
ノイド31のB矢視図である。
【符号の説明】
10 転写体 11 クリーニング部材 12 スプリングクラッチ 13 カム 17 ストップカラー 17a 凸部 19 ツメ 20 コイルスプリング 21 出力ハブ 21a 円筒部 21b フランジ 21c 凹部 22 入力ハブギヤ 22a 円筒部 28 カム軸 30 クリーニングユニット 30a 係止爪 31 ソレノイド 31a レバー 32 支持軸 F 矢印 C クリアランス

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 常時回転する入力ハブギヤと、この入力
    ハブギヤからコイルスプリングを介して回転の伝達が連
    結または切離される出力ハブと、この出力ハブ及び前記
    コイルスプリングを覆うストップカラーとを有し、 前記ストップカラーに前記出力ハブのフランジ側端に向
    けて突出する凸部を設けると共に、前記出力ハブのフラ
    ンジの外周部に凹部を設け、 前記凸部と凹部を嵌合させることにより前記ストップカ
    ラーの停止時に前記出力ハブがほぼ同位置で停止して前
    記回転の伝達が切離可能にできるスプリングクラッチを
    備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】 スプリングクラッチのストップカラーの
    外面に互いに180°離隔した位置に形成した係止部に
    レバーを係止または離隔させるソレノイドを設け、 前記スプリングクラッチにより回転が伝達されるカム軸
    の半円周面に、カム軸の径より大きな径の円弧状のカム
    部材を取り付け、このカム部材にクリーニングユニット
    の一部が当接するように構成されており、 前記スプリングクラッチの出力ハブが半回転することで
    前記カム軸及びカム部材を半回転させることにより、ク
    リーニングユニットのクリーニング部材を転写体に接触
    または離隔させることができるようにしたことを特徴と
    する画像形成装置。
JP2002051105A 2002-02-27 2002-02-27 画像形成装置 Pending JP2003255639A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002051105A JP2003255639A (ja) 2002-02-27 2002-02-27 画像形成装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002051105A JP2003255639A (ja) 2002-02-27 2002-02-27 画像形成装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003255639A true JP2003255639A (ja) 2003-09-10

Family

ID=28663164

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002051105A Pending JP2003255639A (ja) 2002-02-27 2002-02-27 画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003255639A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014081632A (ja) * 2012-09-28 2014-05-08 Canon Inc 駆動伝達装置及びそれを有する画像形成装置
US9309073B2 (en) 2014-05-09 2016-04-12 Konica Minolta, Inc. Drive device and image forming apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014081632A (ja) * 2012-09-28 2014-05-08 Canon Inc 駆動伝達装置及びそれを有する画像形成装置
US9309073B2 (en) 2014-05-09 2016-04-12 Konica Minolta, Inc. Drive device and image forming apparatus

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100636230B1 (ko) 화상형성장치
TWI439824B (zh) 顯影裝置,顯影匣,旋轉力傳動部件,及電子照像影像形成設備
US11556089B2 (en) Image forming apparatus
JP2004205587A (ja) トナー補給容器
JPH0348027A (ja) フリーホイール型クラッチ
JP2003255639A (ja) 画像形成装置
CN113253590A (zh) 驱动力传递装置和成像装置
KR100717037B1 (ko) 화상형성장치
KR20030095965A (ko) 클러치 장치
JP2006214567A (ja) 駆動伝達装置および画像形成装置
JP2004144218A (ja) 一方向クラッチ
JPH1152715A (ja) 電子写真画像形成装置
JP3821199B2 (ja) 画像形成装置
JP3705110B2 (ja) 画像形成装置
JPH0527765U (ja) 画像形成装置の現像ユニツト駆動装置
JP2022037738A5 (ja)
JPH0561281A (ja) 画像形成装置
JP2002327777A (ja) ワンウェイクラッチ
JPH0540522Y2 (ja)
JP3800296B2 (ja) 画像形成装置
JP4034634B2 (ja) 複写機、ファクシミリ、プリンタなどにおける紙送りローラなどの被伝達部材への駆動力伝達用クラッチ装置
JP3990131B2 (ja) クラッチ装置
JP3849745B2 (ja) 画像形成装置
JPH0645063Y2 (ja) 電磁制御ばねクラッチ機構
JP2002278346A (ja) 画像形成装置における定着装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040810

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20050408

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050419

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050816