JP2003254878A - 排気ガス測定システム - Google Patents

排気ガス測定システム

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JP2003254878A
JP2003254878A JP2003053252A JP2003053252A JP2003254878A JP 2003254878 A JP2003254878 A JP 2003254878A JP 2003053252 A JP2003053252 A JP 2003053252A JP 2003053252 A JP2003053252 A JP 2003053252A JP 2003254878 A JP2003254878 A JP 2003254878A
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Joseph Fitzgerald Mcdonald
ジョゼフ・フィッツジェラルド・マクドナルド
William Martin Silvis
ウィリアム・マーティン・シルヴィス
Norbert Kreft
ノーベルト・クレフト
Gerald Marek
ジェラルド・マレック
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高精度な測定を実施可能な排気ガス測定
システムを提供する。 【解決手段】 排気ガス測定システム10が、排気ガス
を収集するためのプローブ14と、排気ガスを格納する
ステンレス鋼製キャニスタ40と、排気ガスをプローブ
14からキャニスタ40へと移送するポンプ22と、プ
ローブ14からキャニスタ40への排気ガスの流れに対
応する排気ガス流測定値を生成する圧力式マスフローコ
ントローラ28と、圧力式マスフローコントローラ28
の近傍で排気ガスの温度を検出し、その温度に基づいて
排気ガス流測定値を補正する温度センサ30と、圧力式
マスフローコントローラ28の近傍で排気ガスの圧力を
検出し、その圧力に基づいて排気ガス流測定値を補正す
る圧力センサ32と、キャニスタ40と圧力式マスフロ
ーコントローラ28とを加熱する加熱装置59とを備え
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、排気ガス測定シス
テム、詳しくは、車両排気物中の炭化水素排気物をより
正確に測定するためのシステムに関し、また、排気ガス
中の燃焼生成物を測定する方法にも関する。
【0002】
【従来の技術】最近の車両は、CO,NOx、及び炭化
水素化合物などの、車両排気物中に於ける燃焼生成物の
排出許容量を記載した厳しい政府ガイドラインを満たさ
なければならない。政府は、各燃焼生成物の排出許容量
の設定のみならず、車両が確実にそれら政府の規則に準
じたものであるようにするために、車両排気物を測定す
る際に使用されなければならないいくつかのテスト装置
と手順の規制も行う。たとえば、EPA(環境保護局)
は、40CFR §§86.1310-2007に記載されているように、
大型(heavy-duty)ディーゼルエンジンからの排気物を
規制する規則を公布している。これらの規則は、種々の
構成の測定システムを許可しているが、これら規則によ
って、又、特定の手順が使用されなければならないこと
が規定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】排気物ガイドラインを
遵守することにおける問題点は、過渡的な車両作動条件
中に燃焼生成物を正確に測定するということにある。即
ち、政府によって規定されたテスト手順中に車両が走行
する間に、燃焼生成物は変化する。そして、この問題
は、EPAは、燃焼生成物の排出許容量と、現在のテス
ト装置の限界を引き下げることを望んでいることによっ
て更に複雑なものとなっている。自動車産業の多くは、
これらの新しい規則に対して、それらの遵守が非常に困
難であるとして異議を申し立てており、測定の不正確さ
によって、適合車両であっても不合格になることがある
のではないか、と懸念している。現在の排気物テスト装
置の構成では、炭化水素化合物測定に関してEPAが提
案している要件を満たすことは不可能であり、新たなシ
ステムを開発する必要がある。
【0004】典型的な定容量排出物のサンプラ(sample
r)が上述した規則の図N07−1に図示されている。
このサンプラは、車両排気管からの排気ガスを収集する
プローブを備えている。前記規則は、炭化水素化合物を
測定するために、排気ガスが導管を通って直列加熱式水
素炎イオン化形分析計(HFID)へと流れる、車両の
全排気物容量を測定するために使用される連続炭化水素
化合物測定用の1つのシステムを記載している。測定前
において大きな鎖状の炭化水素化合物がシステム内で液
化することを避けるためには、前記HFIDに至り、こ
のHFIDを含む、前記導管及びその他のシステムコン
ポーネントを191℃にまで加熱しなければならない。
そして、テスト時間中、分析器の信号は積分され、炭化
水素化合物の量が測定される。測定システムを通過する
ガスの流量を制御するために、通常、ベンチュリが使用
されるが、これは一定の流量を前提としているが、テス
ト中の過渡事象によって流量を一定に維持することが妨
げられる。その結果、前記HFIDと直列に燃焼生成物
を連続測定することにおいて不正確性が起こるが、これ
によって、HC分析器を比較的大きいレンジで作動させ
ねばならないという排気物の動的性質から、テストに合
格するはずの車両の一部が不合格になったり、あるいは
その逆の事態が生じる可能性がある。
【0005】前記規則は、車両の排気物の一部のみを格
納するプラスチックバッグを使用する炭化水素化合物測
定のための別のシステムを記載している。この場合、排
気ガスは前記バッグに収集され、テスト完了後、これら
のバッグは、導管を通じて分析器へと搬送され、そこで
炭化水素化合化合物の全部を測定することができる。こ
れらバッグ内にガスを収集することは、いわば、希釈さ
れたエンジン排気物を「空気的積分(pneumatic integra
tion)」することであり、バッグ中の濃度は一定である
ことによって、分析器を小さいレンジで使用することが
可能となり、それによって精度が向上する。この場合も
又、ガスの液化を避けるためにシステムの多く部分は1
91℃まで加熱される。しかし、現在市販されているバ
ッグでは約40℃までしか加熱することが出来ず、その
場合、より小さな鎖状炭化水素化合物しか測定すること
ができない。又、炭化水素化合物がバッグを形成する材
料に吸収され、これによって精度が低下する。
【0006】その後の測定のために160℃以下の温度
で炭化水素化合物を保管するためのステンレス鋼製のキ
ャニスタを使用することが提案されている。このキャニ
スタは、空気抜きされ、一定の流量で充填される。そし
てキャニスタを大気圧以上にすることによって、このキ
ャニスタから排気ガスが測定のために分析装置へと排出
される。しかし、このキャニスタは、リジッドな容器で
あるため、それは、典型的なプラスチックバッグのよう
には一定の大気圧では作動せず、これによって流量を正
確に制御し、サンプルを測定することが困難となる。
又、この開示されているシステムは、前記規則の要件を
満たすものではなく、又、このシステムが前記キャニス
タへ出入りする排気ガスの流量をいかに正確に制御する
かは開示されていない。従って、自動車産業に対して高
精度な測定結果を提供しながら、前記規則の要件を満た
す排気ガス測定システムが必要とされている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、排気ガス収集
のためのサンプル排気ガス通路を形成するプローブを備
えた排気ガス測定システムを提供する。前記プローブに
は、排気ガスを保管するためのステンレス鋼製キャニス
タが流体接続されている。排気ガスを前記プローブから
前記キャニスタへと移送するために、これらプローブと
キャニスタとはポンプを介して流体接続されている。更
に、これらプローブとキャニスタとは、圧力式マスフロ
ーコントローラを介して流体接続され、このコントロー
ラは、前記プローブからキャニスタへの排気ガスの流れ
に対応する排気ガス流量測定値を生成する。前記圧力式
マスフローコントローラは、層流素子(LFE:laminar f
low element)又はそれに類似の装置を介した差圧降下
に基づき、圧力及び温度補償されている。また、このコ
ントローラは、コントロールバルブを備えている。温度
センサによって、前記圧力式マスフローコントローラの
近傍で排気ガスの温度を検出する。この温度センサは検
出された温度に基づいて前記排気ガス流量測定値を補正
する。圧力センサによって、前記圧力式マスフローコン
トローラの近傍で排気ガスの絶対圧を検出する。この圧
力センサは検出された圧力に基づいて前記排気ガス流量
測定値を補正する。前記圧力式マスフローコントローラ
は、一定の流量に設定されているが、これに代えて、C
VS(容量採取装置)システムに於ける流量変化を示すた
めに、これを外部源によって制御することも可能であ
る。加熱装置によって、前記ステンレス鋼キャニスタ
と、前記圧力式マスフローコントローラなどの当該排気
ガス測定システムのその他のコンポーネントとを、好ま
しくは191℃にまで加熱する。この温度において、炭
化水素化合物を測定することができる。炭化水素化合物
の実測定のために、前記キャニスタから分析器へと移送
される排気ガスの量を測定するために、別の加熱された
圧力式マスフローコントローラを使用することも可能で
ある。
【0008】このように、上記発明によって、自動車産
業に対して高精度な測定結果を提供しながら、前記規則
の要件を満たす排気ガス測定システムが提供される。
【0009】
【発明の実施の形態】本発明のその他の利点は、本発明
の排気ガス測定システムの略図である添付の図面を参照
して以下の詳細説明から理解されるであろう。
【0010】図面には排気ガス測定システム10が図示
されている。定容積サンプラ12が排気管を介して車両
エンジンに接続されている。前記EPAによって、特定
の車両エンジンから排出されるうる燃焼生成物の許容量
が規制されている。たとえば、EPA(環境保護局)
は、車両からの総炭化水素排気物の量を制限することが
望ましいと決定した。EPAは、炭化水素化合物の測定
は191℃で行わなければならないという規則を制定し
た。しかしながら、将来、その他の温度も許容可能とな
る可能性も考えられる。
【0011】本発明の前記システム10は、加熱プロー
ブ14を備え、これは、前記サンプラ12から排気ガス
を収集するためのサンプル排気ガス通路を形成してい
る。導管16によって排気ガスは前記プローブ14から
フィルタ18へと移送され、ここで、排気ガスから粒子
状物質が除去される。炭化水素化合物が測定されるテス
ト手順のためには、もしも、炭化水素化合物の大幅なハ
ングアップが発生する場合や前記フィルタの前後におけ
る圧力降下が大きくなり過ぎる場合には、前記フィルタ
は通常、廃棄される。導管20によって、排気ガスは前
記フィルタ18からポンプ22へと送られ、このポンプ
22は、排気ガスを当該システム10を通して移動させ
る。即ち、このポンプ22は、排ガスを導管24,3
4,38を通してステンレス鋼製のキャニスタ(canist
er)40へと送る。このキャニスタ40は、好ましく
は、電気研摩又はガラスライニングされており、ここ
に、排気ガスはその後の分析のために格納される。前記
システム10内における排気ガスの圧力を制御するため
に、前記導管24に背圧レギュレータ26を接続しても
よい。所望の圧力を超える排気ガス圧は、このレギュレ
ータ26によって大気中に排出される。
【0012】前記キャニスタ40に流入する排気ガスの
量を測定し、制御するために、前記プローブ14とこの
キャニスタ40との間に圧力式マスフローコントローラ
28を設けることができる。燃焼生成物を正確に分析す
るためには、非常に高精度な測定が必要である。従来
は、サーマルマスフローコントローラが使用されてきた
が、それらの精度は、高温によって悪影響を受ける。し
かしながら、炭化水素排気物の分析のためには、排気ガ
スを、たとえば191℃まで加熱する必要がある。サー
マルマスフローコントローラは、それよりも低い温度に
おいてのみ使用可能である。その結果、サーマルマスフ
ローコントローラでは、燃焼生成物の信頼性の高い測定
値を得ることを保証する十分高精度な排気ガスの測定値
を得ることができない。従って、本発明では、LFEを
介した圧力降下に基づく圧力式マスフローコントローラ
28を利用する。
【0013】前記圧力式マスフローコントローラ28の
読み取り値は、それぞれ、この圧力式マスフローコント
ローラ28の近傍で温度と圧力とを読み取る、温度セン
サ30と圧力センサ32とによって補正される。このよ
うな圧力式マスフローコントローラは、前記キャニスタ
40と組み合わせて使用すると特に有用である。即ち、
従来技術において通常使用されていたプラスチックバッ
グは、大気圧の作用に対して非常にフレキシブルな壁を
有している。これらプラスチックバッグ及びシステム1
0のその他のコンポーネントに対する大気圧の作用によ
って、システムを通じて流れる排気ガスの測定が単純化
される。しかしながら、本発明の前記キャニスタ40
は、大気圧の作用を無視できるものにするリジッドな壁
を有している。その結果、このキャニスタ40に流入す
る排気ガスの高精度な制御及び測定を達成することはよ
り困難となる。
【0014】バルブアセンブリ36は、前記両導管3
4,38と、分析装置52へ至る別の導管50との間に
配置されたバルブ37を有する。このバルブ37は、前
記導管38及び50から導管34を閉じるか、若しく
は、前記導管34及び38から導管50を閉じることが
できる。前記バルブアセンブリ36は、更に、前記導管
38とキャニスタ40との間に配設されて、それが空気
抜き状態にある時にキャニスタが充填されることを防止
するか、若しくは、それが大気圧以上の圧力下にある時
には空気抜きされることを防止するためのバルブ39を
有する。導管45によって前記キャニスタ40はポンプ
48に接続されている。前記キャニスタ40とポンプ4
8との間にはバルブ46が接続されている。前記ポンプ
48は、キャニスタ40の内容物によって測定結果が影
響されないように、分析のために排ガスを収集する前に
キャニスタ40の内容物を排出するために使用される。
その作動時、前記バルブ46が開放され、前記ポンプ4
8がキャニスタ40の内容物を排出する。次に、前記バ
ルブ46が閉じられて、キャニスタ40内を真空状態に
維持する。バルブ37が作動されて、両導管34及び3
8が流体接続されるように前記導管50を閉じる。尚、
これらバルブの数は適宜変更可能である。
【0015】前記ポンプ22によってプローブ14から
キャニスタ40へと排気ガスが移送され、前記圧力式マ
スフローコントローラ28によって測定されると、キャ
ニスタ40の内容物を分析することによって、燃焼生成
物の量を測定することができる。前記バルブ37を作動
させて前記導管34を閉じ、前記両導管38及び50を
接続する。前記キャニスタ40からの排気ガス流は第2
圧力式マスフローコントローラ52によって測定され、
更に、この測定値は、前記圧力式マスフローコントロー
ラ28と類似の方法によって、温度センサ42と圧力セ
ンサ44とによって補正される。ポンプ54を使用し
て、キャニスタ40の内容物を排出し、排気ガスを導管
50及び56を通して、ガスクロマトグラフ炎イオン化
検出器等の分析器58へと送る。キャニスタの内容物を
それ自身の圧力下で排出することによっては、燃焼生成
物の全部が前記分析器へと送られることはないであろ
う。
【0016】前記ポンプ22,48,54、前記圧力式
マスフローコントローラ28,52、センサ30,3
2,42,44及び前記バルブ37,39及び46を加
熱するために、通常、オーブン59等の加熱装置が使用
される。好ましくは、ガスは、通常は、加熱されたライ
ンによって別に加熱される前記分析器へと送られる。前
記加熱装置59は、炭化水素化合物の液化を防止し、こ
れら炭化水素化合物の前記分析器58による測定を可能
にするために、これらのコンポーネントの温度を191
℃に維持する。前記分析器58、前記ポンプ、前記圧力
式マスフローコントローラ、前記センサ及び前記バルブ
からの情報は、ハードウエア/ソフトウエア60によっ
て読み取られ、制御される。前記分析器及びハードウエ
ア/ソフトウエアからの結果は、出力又はデータ読み取
り装置62へと送られ、これによって、その車両が前記
EPA基準に基づいて合格したか、又は不合格であった
が示される。
【0017】上述したシステム10は、様々なシステム
構成のために、又、炭化水素化合物以外の燃焼生成物を
テストするために使用することができる。たとえば、エ
ンジンの燃料効率を計算するために、前記キャニスタ内
のCOを測定することができる。バッグを加熱すれ
ば、これらバッグ内に収集された排気ガスサンプルのガ
ス抜けが増加し、エンジンの燃料効率は誇張表示され
る。これに対して、本発明の前記ステンレス鋼製キャニ
スタは、ガス抜けを増加させることなく加熱することが
可能であり、これによって、より正確な燃料効率測定値
が提供される。
【0018】以上、本発明を例示したが、ここに使用し
た用語は記載のためのものであって限定的なものではな
いと理解される。上記教示内容に鑑みて当業者において
は多種多様な改造、変形構成が可能であることは言うま
でもない。従って、本発明の請求項の範囲には、具体的
に記載した以外の構成も含まれるものと理解される。
尚、特許請求の範囲の項に図面との対照を便利にするた
めに符号を記すが、該記入により本発明は添付図面の構
成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】排気ガス測定システムの機能ブロック図であ
る。
【符号の説明】 10 排気ガス測定システム 14 加熱プローブ 22 ポンプ 28 圧力式マスフローコントローラ 30 温度センサ 40 ステンレス鋼製キャニスタ 32 圧力センサ 59 加熱装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ジョゼフ・フィッツジェラルド・マクドナ ルド アメリカ合衆国 ミシガン 48104 ア ン・アーバー ファーンウッド・アベニュ ー 2442 (72)発明者 ウィリアム・マーティン・シルヴィス アメリカ合衆国 ミシガン 48105 ア ン・アーバー ウォーターシェッド 840 (72)発明者 ノーベルト・クレフト アメリカ合衆国 ミシガン 48105 ア ン・アーバー トレーヴァー・ロード 1982 アパートメント 106 (72)発明者 ジェラルド・マレック アメリカ合衆国 ミシガン 48108 ア ン・アーバー バーナム・ドライブ 3533 Fターム(参考) 2G052 AA02 AB05 AB07 AB08 AB12 AC20 AD04 AD22 AD42 BA03 BA14 CA04 CA12 DA13 DA25 EB11 GA27 HA02 HA15 HA17 HC04 HC13 HC28 JA09

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ガスを収集するためのサンプル排気
    ガス通路を形成するプローブ(14)と、 前記プローブ(14)に流体接続されて前記排気ガスを
    格納するステンレス鋼製キャニスタ(40)と、 前記プローブ(14)と前記キャニスタ(40)との間
    に流体接続されて、前記排気ガスを前記プローブ(1
    4)から前記キャニスタ(40)へと移送するポンプ
    (22)と、 前記プローブ(14)と前記キャニスタ(40)との間
    に流体接続されて、前記プローブ(14)から前記キャ
    ニスタ(40)への前記排気ガスの流れに対応する排気
    ガス流測定値を生成する圧力式マスフローコントローラ
    (28)と、 前記圧力式マスフローコントローラ(28)の近傍で前
    記排気ガスの温度を検出し、前記温度に基づいて前記排
    気ガス流測定値を補正する温度センサ(30)と、 前記圧力式マスフローコントローラ(28)の近傍で前
    記排気ガスの圧力を検出し、前記圧力に基づいて前記排
    気ガス流測定値を補正する圧力センサ(32)と、 前記キャニスタ(40)と前記圧力式マスフローコント
    ローラ(28)とを加熱する加熱装置(59)とを備え
    る排気ガス測定システム(10)。
  2. 【請求項2】 請求項1のシステム(10)であって、
    前記キャニスタ(40)には排気ガス分析器(58)が
    流体接続されている。
  3. 【請求項3】 請求項2のシステム(10)であって、
    前記キャニスタ(40)と前記排気ガス分析器(58)
    との間に流体接続されて前記キャニスタ(40)から前
    記排気ガス分析器(58)へ前記格納された排気ガスを
    移送する第2ポンプ(54)が設けられている。
  4. 【請求項4】 請求項2又は請求項3のシステム(1
    0)であって、前記排気ガス分析器(58)は、ガスク
    ロマトグラフ炎イオン化検出器である。
  5. 【請求項5】 請求項3又は請求項4のシステム(1
    0)であって、更に、前記キャニスタ(40)と前記排
    気ガス分析器(58)との間に流体接続されて前記キャ
    ニスタ(40)から前記排気ガス分析器(58)への前
    記排気ガス流に対応する第2排気ガス流測定値を生成す
    る第2圧力式マスフローコントローラ(52)と、前記
    第2圧力式マスフローコントローラ(52)の近傍にお
    いて前記排気ガスの第2温度を検出し、かつ、前記第2
    温度に基づいて前記第2排気ガス流測定値を補正する第
    2温度センサ(42)と、前記第2圧力式マスフローコ
    ントローラ(52)の近傍において前記排気ガスの第2
    圧力を検出し、かつ、前記第2圧力に基づいて前記第2
    排気ガス流測定値を補正する第2圧力センサ(44)と
    を有する。
  6. 【請求項6】 請求項5のシステム(10)であって、
    前記加熱装置(59)は、前記第2圧力式マスフローコ
    ントローラ(52)を、約191℃に加熱する。
  7. 【請求項7】 請求項1から請求項6の何れかのシステ
    ム(10)であって、前記加熱装置(59)は、前記キ
    ャニスタ(40)と、前記圧力式マスフローコントロー
    ラ(28)とを、約191℃に加熱する。
  8. 【請求項8】 請求項3から請求項7の何れかのシステ
    ム(10)であって、前記ポンプ(22)、前記第2ポ
    ンプ(54)及び前記キャニスタ(40)は、バルブア
    センブリ(36)を介して流体接続され、このバルブア
    センブリ(36)は、それぞれ、前記ポンプ(22)と
    前記キャニスタ(40)の間と、前記キャニスタ(4
    0)と前記第2ポンプ(54)の間で排気ガスの流れ選
    択的に制御する。
  9. 【請求項9】 請求項1から請求項8の何れかのシステ
    ム(10)であって、更に、前記キャニスタ(40)に
    流体接続されて、前記キャニスタ(40)の内容物を排
    出するための第3ポンプ(48)が設けられている。
  10. 【請求項10】 請求項9のシステム(10)であっ
    て、前記キャニスタ(40)と前記第3ポンプ(48)
    との間を流体接続する第2バルブアセンブリ(46)が
    設けられ、この第2バルブアセンブリ(46)は、前記
    キャニスタ(40)と前記第3ポンプ(48)との間で
    排気ガスの流れを選択的に制御する。
  11. 【請求項11】 排気ガス中の燃焼生成物を測定する方
    法であって、 a)排気ガス源からの排気ガスをサンプリングする工程
    と、 b)前記排気ガスをキャニスタ(40)へ圧送する工程
    と、 c)前記キャニスタ(40)に流入する排気ガスの量
    を、圧力式マスフローコントローラ(28)によって測
    定する工程と、 d)前記燃焼生成物の一部の液化を防止するために、前
    記キャニスタ(40)を所望の温度に加熱する工程とを
    含む方法。
  12. 【請求項12】 請求項11の方法であって、前記工程
    c)は、前記圧力式マスフローコントローラ(28)の
    近傍で前記排気ガスの温度を測定する工程と、この測定
    温度に応じて排気ガスの量をより正確に測定するために
    前記圧力式マスフローコントローラ(28)を調節する
    工程、とを含む。
  13. 【請求項13】 請求項11又は請求項12の方法であ
    って、前記工程c)は、前記圧力式マスフローコントロ
    ーラ(28)の近傍で前記排気ガスの圧力を測定する工
    程と、この測定圧力に応じて排気ガスの量をより正確に
    測定するために前記圧力式マスフローコントローラ(2
    8)を調節する工程、とを含む。
  14. 【請求項14】 請求項11から請求項13の何れかの
    方法であって、前記工程d)は、前記キャニスタ(4
    0)及び前記圧力式マスフローコントローラ(28)の
    少なくとも一方を約191℃に加熱する工程を含む。
  15. 【請求項15】 請求項11から請求項14の何れかの
    方法であって、 e)前記排気ガスを前記キャニスタ(40)から分析器
    (58)へと圧送する工程と、 f)前記燃焼生成物の一部を前記分析器(58)によっ
    て測定する工程とを更に有する。
  16. 【請求項16】 請求項15の方法であって、前記工程
    f)は、長鎖炭化水素化合物の量を測定することを含
    む。
  17. 【請求項17】 請求項15又は請求項16の方法であ
    って、前記分析器(58)へ流れる前記排気ガスの量
    を、第2圧力式マスフローコントローラ(52)によっ
    て測定する工程g)を更に有する。
  18. 【請求項18】 請求項17の方法であって、前記工程
    g)は、前記第2圧力式マスフローコントローラ(5
    2)の近傍で前記排気ガスの第2温度を測定する工程
    と、この第2測定温度に応じて排気ガスの量をより正確
    に測定するために前記第2圧力式マスフローコントロー
    ラ(52)を調節する工程とを含む。
  19. 【請求項19】 請求項17又は請求項18の方法であ
    って、前記工程g)は、前記第2圧力式マスフローコン
    トローラ(52)の近傍で前記排気ガスの第2圧力を測
    定する工程と、この第2測定圧力に応じて排気ガスの量
    をより正確に測定するために前記第2圧力式マスフロー
    コントローラ(52)を調節する工程、とを含む。
  20. 【請求項20】 請求項17から請求項19の何れかの
    方法であって、前記工程d)は、前記第2圧力式マスフ
    ローコントローラ(52)を、約191℃に加熱するこ
    とを含む。
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