JP2003254437A - 摺動シール構造 - Google Patents

摺動シール構造

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JP2003254437A
JP2003254437A JP2002057358A JP2002057358A JP2003254437A JP 2003254437 A JP2003254437 A JP 2003254437A JP 2002057358 A JP2002057358 A JP 2002057358A JP 2002057358 A JP2002057358 A JP 2002057358A JP 2003254437 A JP2003254437 A JP 2003254437A
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Toshio Kamimura
敏夫 神村
Koji Ito
浩二 伊藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】シールリングのシール面中部において略均一な
圧力分布となって、シール部の耐久性が向上する摺動シ
ール構造を提供する。 【解決手段】軸穴を有する軸穴部材と該軸穴に摺動自在
に嵌入された軸部材とのうち一方の部材の摺動部位に収
納環状溝を形成し、他方の部材に摺接するシールリング
及び該シールリングを他方の部材に付勢する弾性部材
を、該収納環状溝内に収納してなる摺動シール構造にお
いて、前記シールリングが円形摺接部と、該円形摺接部
の軸方向両端部を除く位置に形成され前記摺動部位に開
口する複数の軸方向溝とを有することを特徴とする摺動
シール構造。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、相対的に摺動する
部材間の摺動シール構造、詳しくは、軸穴を有する軸穴
部材と該軸穴に摺動自在に嵌入された軸部材とのうち一
方の部材の摺動部位に収納環状溝を形成し、他方の部材
に摺接するシールリング及び該シールリングを他方の部
材に付勢する弾性部材を、該収納環状溝内に収納してな
る摺動シール構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の摺動シール構造としては、例えば
実開昭59−101052号公報に記載されているよう
なものが知られている。この従来構造を、図15を用い
て説明する。図15(a)において、摺動シール構造5
0は、軸穴51を有する軸穴部材52と、軸穴51に摺
動自在に嵌入された軸部材53とを備え、軸穴部材52
の摺動部位54に収納環状溝55を形成すると共に、軸
部材53に摺接するシールリング56及びシールリング
56を軸部材53に付勢する弾性部材57を、収納環状
溝55内に収納している。
【0003】シールリング56はその軸方向両端部に位
置する鋭角な摺接部58及び中央位置の摺接部59と、
摺接部58及び摺接部59間で摺動部位に開口する環状
溝60とを形成している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の摺動
シール構造にあっては、図15(b)の接触面圧分布図
に示すように、シールリング56及び弾性部材57に矢
印A方向からの圧力が作用した場合、両端部及び中央部
の三点で軸部材53への接触圧力が極めて高くなる。ま
た、図15(c)の圧力分布図(摺動面上の油の圧力分
布)に示すように、高低差が激しい圧力分布となる。こ
の従来の摺動シール構造は密封性が向上する。しかしな
がら、反面その三点シール部の耐久寿命が低下するとい
う問題があった。また、接触圧力が高すぎて油切れが発
生し易くなって、軸部材53のスティック現象(軸部材
53が滑らかに動作せず、早い周期で振動し騒音が発生
する現象)が頻繁に発生するという問題があった。本発
明は以上の点に鑑み、シールリングの両端部以外のシー
ル面幅に渡って略均一な圧力分布となって、シール部の
耐久性が向上する摺動シール構造を提供することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載の発明は、シールリングが円形摺接部
と、該円形摺接部の軸方向両端部を除く位置に形成され
摺動部位に開口する複数の軸方向溝とを有することを特
徴としている。従って、シールリングの両端部以外のシ
ール面幅に渡って略均一な接触圧力となって、シール部
の耐久性が向上する摺動シール構造を提供することがで
きる。請求項2記載の発明は、複数の軸方向溝の少なく
とも軸方向両端側に、摺動部位に開口する環状溝を形成
したことを特徴としている。従って、その環状溝に潤滑
油が留まって油切れがなくてさらにシール部の耐久性が
向上する摺動シール構造を提供することができる。
【0006】請求項3記載の発明は、複数の軸方向溝
に、摺動部位に開口する環状溝を三個以上形成したこと
を特徴としている。従って、その三個以上の環状溝に潤
滑油が留まって油切れがなくてさらにシール部の耐久性
が向上する摺動シール構造を提供することができる。請
求項4記載の発明は、複数の軸方向溝の略中央に、摺動
部位に開口する環状溝を形成したことを特徴としてい
る。従って、その中央環状溝に潤滑油が留まって油切れ
がなくてさらにシール部の耐久性が向上する摺動シール
構造を提供することができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の第1実施形態を図
面に基づいて説明する。図1は本発明の摺動シール構造
を油圧シリンダに適用した例である。図1において、油
圧シリンダ200は、圧油の供排口201、202及び
円筒状のシリンダ室203を有するシリンダ本体204
と、円径のピストン部分205を有する円径のピストン
ロッド206と、ピストンロッド206の外周とシリン
ダ本体204の両端部207、208の内周とをシール
するシール機構209、210と、ピストン部分205
の外周とシリンダ室203の内周とをシールするシール
機構211から構成されている。供排口201、202
への圧油の供排によって、ピストンロッド206は本発
明の摺動シール構造(シール機構209、210、21
1)によってシールされた状態で往復の直線運動する。
シリンダ本体204は軸穴(シリンダ室203、シリン
ダ本体204の両端部の内周)を有する軸穴部材に相当
し、ピストン部分205、ピストンロッド206は該軸
穴に摺動自在に嵌入された軸部材に相当する。ピストン
ロッド206の外周及びシリンダ本体204の両端部2
07、208の内周、並びにピストン部分205の外周
及びシリンダ室203の内周は、摺動部位に相当する。
【0008】図2はシール機構207,208(シール
構造)の拡大図であり、図3は略円筒状のシールリング
10の図である。図2及び図3において、合成樹脂材料
からなるシールリング10の内周は、ピストンロッド2
06の外周に摺接している。シリンダ本体204の両端
部の内周に形成した収納環状溝11内には、シールリン
グ10、及びシールリング10をピストンロッド206
に付勢するエラストマ材料からなる弾性部材12が収納
されている。シールリング10は、ピストンロッド20
6の外周に摺接する内径円形の摺接部13と、円形摺接
部13の軸方向両端部14を除く位置に形成され摺動部
位に開口する複数の軸方向溝15と、軸方向溝15の軸
方向両端側に形成され摺動部位に開口する環状溝16
と、弾性部材12が嵌る外形円形の外周部17及びテー
パ部18とを有している。
【0009】図4はシール機構209(シール構造)の
拡大図であり、図5は略円筒状のシールリング20の図
である。図4及び図5において、合成樹脂材料からなる
シールリング20の外周は、シリンダ本体204の内周
(シリンダ室3)に摺接している。ピストン5の外周に
形成した収納環状溝21内には、シールリング20、及
びシールリング20をシリンダ本体204に付勢するエ
ラストマ材料からなる弾性部材22が収納されている。
シールリング20は、シリンダ本体204の内周に摺接
する外径円形の摺接部23と、円形摺接部23の軸方向
両端部24を除く位置に形成され摺動部位に開口する複
数の軸方向溝25と、軸方向溝25の軸方向両端側に形
成され摺動部位に開口する環状溝26と、弾性部材22
が嵌る内径円形の内周部27及びテーパ部28とを有し
ている。
【0010】次に、本発明の第1実施形態の作用につい
て図6を用いて説明する。図6(a)において、シリン
ダ本体204の収納環状溝11に収納された弾性部材1
2によって、シールリング10はピストンロッド206
の外周に当接し摺動部位をシールしている。図6(b)
の接触面圧分布図に示すように、矢印B方向からの油圧
力がシールリング10および弾性部材12に作用した場
合、シールリング10の両端部の一端で面圧が高く、他
端で面圧が低いが、シールリングの両端部以外のシール
面幅に渡って略均一な接触圧力となっている。また、図
6(c)の圧力分布図(摺動面上の油の圧力分布)に示
すように、シールリング10の両端部の一端で圧力が高
く他端で圧力が低いが、シールリングの中部(シールリ
ングの両端部以外のシール面幅)において略均一な圧力
分布となっており、圧力の高低差が緩和されている。従
って、シール部の耐久性が向上すると共に、摺動するピ
ストンロッド206のスティック現象もなくなる。さら
に、摺動部位に開口する環状溝に潤滑油が留まって油切
れがなくてさらにシール部の耐久性が向上する。
【0011】図7は本発明の第2実施形態を説明する図
であり、シールリング以外(摺動シール構造としての他
の要素構造)は前述の第1実施形態と同じで良いので省
略している。図7(a)は本発明のシールリングの第2
実施例である。シールリング30は、ピストンロッドの
外周に摺接する内径円形の摺接部33と、円形摺接部3
3の軸方向一端部34及び略中央部39間、並びに円形
摺接部33の軸方向他端部34及び略中央部39間に形
成され摺動部位に開口する一対の複数の軸方向溝35
と、軸方向溝35の軸方向両端側に形成され摺動部位に
開口する一対の環状溝36と、弾性部材が嵌る外形円形
の外周部37及びテーパ部28とを有している。即ち、
複数の軸方向溝に、摺動部位に開口する環状溝を四個形
成している。
【0012】圧力がシールリング30および弾性部材に
作用した場合、図7(b)の圧力分布図に示すように、
シールリング30の両端部の一端で圧力が高く他端で圧
力が低いが、シールリングの中部において略均一な圧力
分布となっており、圧力の高低差が緩和されているの
で、シール部の耐久性が向上すると共に、摺動するピス
トンロッドのスティック現象もなくなる。中央部の両側
に圧力差が生じるが、その圧力差は僅かなので、シール
部の耐久性への影響は微小である。さらに、摺動部位に
開口する環状溝の数が多いので、潤滑油が多く留まって
油切れがなくてさらにシール部の耐久性が向上する。
【0013】図8は本発明の第3実施形態を説明する図
であり、シールリング以外(摺動シール構造としての他
の要素構造)は前述の第1実施形態と同じで良いので省
略している。図8(a)は本発明のシールリングの第3
実施例である。シールリング40は、ピストンロッドの
外周に摺接する内径円形の摺接部43と、円形摺接部4
3の軸方向両端部44を除く位置に形成され摺動部位に
開口する複数の軸方向溝45と、軸方向溝45の軸方向
両端側及び軸方向中部に形成され摺動部位に開口する環
状溝46と、弾性部材が嵌る内径円形の内周部47及び
テーパ部48とを有している。即ち、複数の軸方向溝
に、摺動部位に開口する環状溝を四個形成している。こ
の摺動部位に開口する環状溝は三個でも五個であっても
良い。
【0014】圧力がシールリング40および弾性部材に
作用した場合、図8(b)の圧力分布図に示すように、
シールリング40の両端部の一端で圧力が高く他端で圧
力が低いが、シールリングの中部において略均一な接触
圧力となっており、圧力の高低差が緩和されているの
で、シール部の耐久性が向上すると共に、摺動するピス
トンロッドのスティック現象もなくなる。さらに、摺動
部位に開口する環状溝の数が多いので、潤滑油が多く留
まって油切れがなくてさらにシール部の耐久性が向上す
る。
【0015】図9は本発明のシールリングの第4実施例
である。シールリング50は、ピストンロッドの外周に
摺接する内径円形の摺接部53と、円形摺接部53の軸
方向両端部54を除く位置に形成され摺動部位に開口す
る複数の軸方向溝55と、弾性部材が嵌る外形円形の外
周部57及びテーパ部58とを有している。各軸方向溝
55は軸方向と放射方向ともに伸びるX字型(エックス
文字型)に形成されている。圧力がシールリング50お
よび弾性部材に作用した場合も、第1実施形態と略同じ
圧力分布が得られるので、シール部の耐久性が向上し、
摺動するピストンロッドのスティック現象もなくなる。
【0016】図10は本発明のシールリングの第5実施
例である。シールリング60は、ピストンロッドの外周
に摺接する内径円形の摺接部63と、円形摺接部63の
軸方向両端部64を除く位置に形成され摺動部位に開口
する複数の軸方向溝65と、弾性部材が嵌る外形円形の
外周部67及びテーパ部68とを有している。圧力がシ
ールリング60および弾性部材に作用した場合も、第1
実施形態と略同じ圧力分布が得られるので、シール部の
耐久性が向上し、摺動するピストンロッドのスティック
現象もなくなる。
【0017】図11は本発明のシールリングの第6実施
例である。シールリング70は、ピストンロッドの外周
に摺接する内径円形の摺接部73と、円形摺接部73の
軸方向両端部74を除く位置に形成され摺動部位に開口
する複数の軸方向溝75と、弾性部材が嵌る外形円形の
外周部77及びテーパ部78とを有している。各軸方向
溝75は軸方向と放射方向ともに伸びる斜め型に形成さ
れている。圧力がシールリング70および弾性部材に作
用した場合も、第1実施形態と略同じ圧力分布が得られ
るので、シール部の耐久性が向上し、摺動するピストン
ロッドのスティック現象もなくなる。
【0018】図12は本発明のシールリングの第7実施
例である。シールリング80は、ピストンロッドの外周
に摺接する内径円形の摺接部83と、円形摺接部83の
軸方向両端部84を除く位置に形成され摺動部位に開口
する複数の軸方向溝85と、弾性部材が嵌る外形円形の
外周部87及びテーパ部88とを有している。各軸方向
溝85は両端部に放射方向に伸びる溝89が付加された
H字型(エイチ文字型)に形成されている。圧力がシー
ルリング80および弾性部材に作用した場合も、第1実
施形態と略同じ圧力分布が得られるので、シール部の耐
久性が向上し、摺動するピストンロッドのスティック現
象もなくなる。
【0019】図13は本発明のシールリングの第8実施
例である。シールリング90は、ピストンロッドの外周
に摺接する内径円形の摺接部93と、円形摺接部93の
軸方向両端部94を除く位置に形成され摺動部位に開口
する複数の軸方向溝95と、弾性部材が嵌る外形円形の
外周部97及びテーパ部98とを有している。各軸方向
溝95は略中央部から放射両方向に伸びる溝99が付加
されたプラス字型に形成されている。圧力がシールリン
グ90および弾性部材に作用した場合も、第1実施形態
と略同じ圧力分布が得られるので、シール部の耐久性が
向上し、摺動するピストンロッドのスティック現象もな
くなる。
【0020】図14は本発明のシールリングの第9実施
例である。シールリング100は、ピストンロッドの外
周に摺接する内径円形の摺接部103と、円形摺接部1
03の軸方向両端部104を除く位置に形成され摺動部
位に開口する複数の軸方向溝105と、弾性部材が嵌る
外形円形の外周部107及びテーパ部108とを有して
いる。各軸方向溝105は略中央部で放射方向溝109
によってその各々が接続された連続型に形成されてい
る。圧力がシールリング100および弾性部材に作用し
た場合も、第1実施形態と同じ圧力分布が得られるの
で、シール部の耐久性が向上し、摺動するピストンロッ
ドのスティック現象もなくなる。また、摺動部位に開口
する環状溝に潤滑油が留まって油切れがなくてさらにシ
ール部の耐久性が向上する。
【0021】
【発明の効果】本発明の請求項1によれば、シールリン
グの両端部以外のシール面幅に渡って略均一な接触圧力
となって、シール部の耐久性が向上する摺動シール構造
を提供することができる。本発明の請求項2によれば、
その環状溝に潤滑油が留まって油切れがなくてさらにシ
ール部の耐久性が向上する摺動シール構造を提供するこ
とができる。本発明の請求項3によれば、その三個以上
の環状溝に潤滑油が留まって油切れがなくてさらにシー
ル部の耐久性が向上する摺動シール構造を提供すること
ができる。本発明の請求項4によれば、その中央環状溝
に潤滑油が留まって油切れがなくてさらにシール部の耐
久性が向上する摺動シール構造を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態を示す図である。
【図2】シール機構7,8の拡大図である。
【図3】シールリング10の図である。
【図4】シール機構9の拡大図である。
【図5】シールリング20の図である。
【図6】本発明の第1実施形態の作用説明図である。
【図7】本発明の第2実施形態を説明する図である。
【図8】本発明の第3実施形態を説明する図である。
【図9】本発明のシールリングの第4実施例図である。
【図10】本発明のシールリングの第5実施例図であ
る。
【図11】本発明のシールリングの第6実施例図であ
る。
【図12】本発明のシールリングの第7実施例図であ
る。
【図13】本発明のシールリングの第8実施例図であ
る。
【図14】本発明のシールリングの第9実施例図であ
る。
【図15】従来の摺動シール構造を示す図である。
【符号の説明】
204 ・・・・・・・・シリンダ本体(軸穴部
材) 205 ・・・・・・・・ピストン部分(軸部材) 206 ・・・・・・・・ピストンロッド(軸部
材) 209,210,211 ・・シール機構(シール構
造) 10、20、30、40、50 ・・・・シールリン
グ 60、70、80、90、100 ・・・・シールリン
グ 11、21 ・・・・・・・・収納環状溝 12、22 ・・・・・・・・弾性部材 13,23,33,43,53 ・・・・円形摺動部 63,73,83,93,103 ・・・・円形摺動部 15、25、35,45,55 ・・・・複数の軸方
向溝 65,75,85,95,105 ・・・・複数の軸方
向溝 16、26、36、46、109 ・・・・環状溝

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸穴を有する軸穴部材と該軸穴に摺動自
    在に嵌入された軸部材とのうち一方の部材の摺動部位に
    収納環状溝を形成し、他方の部材に摺接するシールリン
    グ及び該シールリングを他方の部材に付勢する弾性部材
    を、該収納環状溝内に収納してなる摺動シール構造にお
    いて、前記シールリングが円形摺接部と、該円形摺接部
    の軸方向両端部を除く位置に形成され前記摺動部位に開
    口する複数の軸方向溝とを有することを特徴とする摺動
    シール構造。
  2. 【請求項2】 前記複数の軸方向溝の少なくとも軸方向
    両端側に、前記摺動部位に開口する環状溝を形成したこ
    とを特徴とする請求項1記載の摺動シール構造。
  3. 【請求項3】 前記複数の軸方向溝に、前記摺動部位に
    開口する環状溝を三個以上形成したことを特徴とする請
    求項1記載の摺動シール構造。
  4. 【請求項4】 前記複数の軸方向溝の略中央に、前記摺
    動部位に開口する環状溝を形成したことを特徴とする請
    求項1記載の摺動シール構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005249033A (ja) * 2004-03-03 2005-09-15 Nok Corp 密封装置
JP2015508876A (ja) * 2012-02-17 2015-03-23 フェデラル−モーグル コーポレイション 内燃機関用のピストンリング
CN105114630A (zh) * 2015-09-17 2015-12-02 中国兵器工业集团第五三研究所 一种旋转密封环

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