JP2003254203A - 内燃機関およびこれに搭載する燃料噴射装置 - Google Patents

内燃機関およびこれに搭載する燃料噴射装置

Info

Publication number
JP2003254203A
JP2003254203A JP2002058302A JP2002058302A JP2003254203A JP 2003254203 A JP2003254203 A JP 2003254203A JP 2002058302 A JP2002058302 A JP 2002058302A JP 2002058302 A JP2002058302 A JP 2002058302A JP 2003254203 A JP2003254203 A JP 2003254203A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
intake
fuel injection
fuel
valve
intake pipe
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002058302A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshio Okamoto
良雄 岡本
Kiyoshi Amo
天羽  清
Hiroaki Saeki
浩昭 佐伯
Kenji Watanabe
研二 渡邉
Takanobu Ichihara
隆信 市原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hitachi Ltd
Hitachi Automotive Systems Engineering Co Ltd
Original Assignee
Hitachi Ltd
Hitachi Car Engineering Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hitachi Ltd, Hitachi Car Engineering Co Ltd filed Critical Hitachi Ltd
Priority to JP2002058302A priority Critical patent/JP2003254203A/ja
Publication of JP2003254203A publication Critical patent/JP2003254203A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Fuel-Injection Apparatus (AREA)
  • Electrical Control Of Air Or Fuel Supplied To Internal-Combustion Engine (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】内燃機関において、気筒へ供給する燃料の微粒
化を促進して、燃費の向上、始動性の向上、および排出
される有害物質の低減を図る。 【解決手段】気筒1へ燃料を噴射する第1燃料噴射弁2
と、気筒1への吸気管路60と、吸気管路60に配置さ
れた吸気制御装置4と、吸気制御装置4の下流側の吸気
管路60に燃料を噴射する第2燃料噴射弁8a、8b
と、第2燃料噴射弁8a、8bの燃料噴射と共に吸気管
路60に空気を供給する空気供給手段7とを備える。第
2燃料噴射弁8a、8bは、複数で形成すると共に、そ
れぞれの噴孔部を吸気管路60の下流側に向けかつ噴射
方向が交叉するように対向して設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、内燃機関およびこ
れに搭載する燃料噴射装置に係り、特に自動車用の内燃
機関およびこれに搭載する燃料噴射装置に好適なもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来技術の内燃機関の燃料噴射装置とし
ては、特開平4−153564号公報に示されているよ
うに、内燃機関の各気筒別にそれぞれ主燃料噴射弁を備
えると共に、複数気筒の吸気系合流部でかつスロットル
弁の下流に副燃料噴射弁を備えてなり、該副燃料噴射弁
の噴孔付近にスロットル弁上下間の圧力差によって燃料
微粒化用のアシストエアを噴出させるように構成したも
のがある。この構成によって、燃料噴霧を微粒化して空
気とよく混合させた状態で内燃機関に供給し、安定した
燃焼を実現しようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来技術
における内燃機関の燃料噴射装置は、一つの副燃料噴射
弁でその噴孔付近に燃料微粒化用のアシストエアを噴出
させるものであるため、副燃料噴射弁から噴射する燃料
の微粒化を十分に促進することができず、例えば当該公
開公報の図3によれば平均粒径で30μm程度の微粒化
が限度であり、さらなる燃料の微粒化促進を図ることが
望まれていた。
【0004】本発明の目的は、燃料の微粒化を促進し
て、燃費の向上、始動性の向上、および排出される有害
物質の低減を図ることができる内燃機関およびこれに搭
載する燃料噴射装置を提供することにある。
【0005】なお、本発明の前記以外の目的と有利点は
以下の記述から明らかにされる。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するため
の本発明の内燃機関は、気筒へ燃料を噴射する第1燃料
噴射弁と、前記気筒への吸気管路と、前記吸気管路に配
置された吸気制御装置と、前記吸気制御装置の下流側の
前記吸気管路に燃料を噴射する第2燃料噴射弁と、前記
第2燃料噴射弁の燃料噴射と共に前記吸気管路に空気を
供給する空気供給手段とを備え、前記第2燃料噴射弁
は、複数で形成すると共に、それぞれの噴孔部を前記吸
気管路の下流側に向けかつ噴射方向が交叉するように対
向して設けた構成としたことにある。
【0007】なお、本発明のその他の手段は以下の記述
から明らかにされる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、本発明の複数の実施例を図
に基づいて説明する。なお、第2実施例においては第1
実施例と共通する部分の図示および重複する説明を省略
すると共に、各実施例と同一物又は相当物については第
1実施例に用いた符号を引用して説明する。
【0009】まず、本発明の第1実施例について図1か
ら図6を用いて説明する。図1は本発明の第1実施例を
示す内燃機関の構成図、図2は図1における燃料噴射装
置の構成図、図3は図2のA矢視断面図、図4は図1の
第2燃料噴射弁部を示す部分断面図、図5は図1の燃料
噴射装置の噴霧特性を従来技術と比較して示す図、図6
は図1の燃料噴射装置の粒径分布を従来技術と比較して
示す図である。
【0010】最初に本発明の内燃機関全体に関して図1
を参照しながら説明する。
【0011】内燃機関100はガソリンを燃料21とす
る周知の火花点火式内燃機関であり、吸気系、排気系、
燃料供給系、気筒および制御系等から構成されている。
【0012】内燃機関100の吸気系は、エアクリーナ
9、エアフローセンサ10、スロットルバルブ4、スロ
ットルセンサ4aおよび吸気管路60等より構成されて
いる。吸気管路60は、吸気管5、吸気集合管3および
吸気マニホールド30等より構成されると共に、空気の
吸い込み口側からこれらの順に連通されて接続されてい
る。
【0013】エアクリーナ9およびエアフローセンサ1
0はこの順に吸気管5の入口側に配置されている。この
エアクリーナ9は吸入空気11中の塵埃を除去するため
に用いられ、エアフローセンサ10は吸入空気11の状
態を検出するために用いられる。そして、エアフローセ
ンサ10はエンジンコントロールユニット(以下、EC
Uという)40に電気的に接続され、検出信号をECU
40に送るようになっている。
【0014】吸気制御装置を構成するスロットルバルブ
4は、吸気管5の通路面積を制御するために用いられ、
吸気管5の中間部に配置されている。具体的には、スロ
ットルバルブ4はエアフローセンサ10の下流側でかつ
吸気集合管3の上流側に配置されている。そして、スロ
ットルバルブ4は、吸気集合管3より間隔をあけて配置
され、吸気集合管3との間に第2燃料噴射弁8a、8b
を配置すると共にこれらから噴射される燃料を衝突させ
るための通路部分が確保されるように位置されている。
スロットルバルブ4は開度を検出するスロットルセンサ
4aを有しており、スロットルセンサ4aがECU40
に電気的に接続されて検出信号を送るようになってい
る。
【0015】吸気マニホールド30は各気筒1の吸入側
に設けられており、その入口側が吸気集合管3に接続さ
れている。吸気集合管3は、各気筒1への分岐前の吸気
管路を形成するものであり、図示例では一つの気筒分の
分岐と第1燃料噴射弁2のみを示している。そして、吸
気集合管3は吸気管5および吸気マニホールド30より
大きな断面通路を有している。
【0016】内燃機関100の吸気管路60には燃料噴
射装置50が設けられている。具体的には、燃料噴射装
置50は吸気集合管3を含むその上流側でかつエアフロ
ーセンサ10の下流側に設けられている。なお、この実
施例では、吸気集合管3より間隔をあけて上流側に設け
られている。燃料噴射装置50はスロットルバルブ4、
吸気バイパス管路7、アイドルスピードコントロールバ
ルブ(以下、ISCバルブという)6および第2燃料噴
射弁8a、8b等から構成されている。吸気バイパス管
路7およびISCバルブ6は空気供給手段を構成する。
【0017】空気供給手段を構成する吸気バイパス管路
7は、スロットルバルブ4の上流側と下流側とをバイパ
スすると共に第2燃料噴射弁8a、8bの噴孔部に空気
を供給するためのものであり、第1吸気管7a、第2吸
気管7b、吸気バイパス集合室7cおよびケーシング1
3(図4参照)等から構成されている。第1吸気管7a
は、一端がスロットルバルブ4の上流側の吸気管5に接
続され、他端がISCバルブ6に接続されている。第2
吸気管7bは、一端がISCバルブ6に接続され、他端
が吸気バイパス集合室7cに接続されている。吸気バイ
パス集合室7cはスロットルバルブ4下流側の吸気管5
の外周部分に全周にわたって設けられている。
【0018】ISCバルブ6は、吸気バイパス管路7に
設けられて吸気バイパス管路7の空気量を制御するため
のものであり、具体的には第1吸気管7aと第2吸気管
7bとの間に配置されている。このISCバルブ6はエ
アフローセンサ10およびスロットルセンサ4aの検出
信号に基づいてECU40により制御される。
【0019】ここに、気筒1に供給される吸気流量は、
エアフローセンサ10、スロットルバルブ4、スロット
ルセンサ4a、ISCバルブ6等から計測、計量され
る。
【0020】第2燃料噴射弁8a、8bは、複数(この
実施例では二つ)設けられ、各気筒1に向けて燃料噴射
する第1燃料噴射弁2とは独立したものである。第2燃
料噴射弁8a、8bは、吸気バイパス集合室7c内に配
置されると共に、それぞれの噴孔部が吸気管5の下流側
に向けかつ噴射方向が交叉するように吸気管5の両側か
ら対向して配置されている。
【0021】内燃機関100の排気系は、各気筒1の排
出側に設けられた排気マニホールド32、排ガス中の酸
素濃度を測定する酸素濃度センサ36、排ガス浄化用の
三元触媒コンバータ37、図示しない消音マフラー等か
ら構成されている。
【0022】三元触媒コンバータ37は、理論空燃比付
近で運転される気筒1から排気される有害物質であるN
Ox、CO、HCを同時に高浄化率で浄化するものであ
る。
【0023】内燃機関100の燃料供給系は、燃料タン
ク20、燃料ポンプ22、フィルタ23、第1燃料噴射
弁2、第2燃料噴射弁8a、8b、プレッシャレギュレ
ータ24およびこれらを接続する配管等から構成されて
いる。
【0024】気筒1の始動とともに燃料タンク20内に
ある燃料21が燃料ポンプ22により所定圧力にてフィ
ルタ23を介して各気筒1の吸気弁31上流に位置する
第1燃料噴射弁2および吸気バイパス集合室7c内に配
設された第2燃料噴射弁8a、8bへそれぞれ圧送され
る。燃料供給系における燃料圧力の調整は、プレッシャ
レギュレータ24により行われ、吸気管路60内の圧力
変化に対して一定の供給圧力となるように調整してい
る。
【0025】第1燃料噴射弁2は、吸気管5および吸気
集合管3より下流側に位置する吸気マニホールド30の
壁部に取り付けられ、吸気弁31の方向に噴射可能とな
っている。第2燃料噴射弁8a、8bは、先述のごとく
吸気バイパス集合室7c内に2つ設けられており、内燃
機関100の始動時およびアイドル運転時に所定時間作
動するようになっている。
【0026】第1燃料噴射弁2および第2燃料噴射弁8
a、8bは電磁石方式を用いており、内部において作動
する弁体の開閉時間で燃料噴射量を制御するようになっ
ている。この燃料噴射の制御量は、内燃機関の運転状態
を検出する上記各種センサからの信号によって検出、計
量された吸入空気量に応じた出力信号をECU40から
得ている。また、第1燃料噴射弁2および第2燃料噴射
弁8a、8bは、弁座の上流側において燃料を旋回させ
る燃料旋回部材を設けた燃料旋回タイプであり、弁座下
流の燃料噴射孔から旋回燃料を噴射するため、微粒化特
性に優れている。
【0027】内燃機関100の気筒1は、点火プラグ3
4を臨ませて配設する燃焼室35、吸気孔31aを開閉
する吸気弁31、排気孔33aを開閉する排気弁33等
を装備している。燃焼室35の側部にはエンジン冷却水
の温度を検知する水温センサ38が配置され、下部には
図示しない回転センサが配され、これらにより運転状態
を検出してECU40に送っている。
【0028】燃焼室35では、始動時およびアイドル運
転時に、第2燃料噴射弁8a、8bより噴射された燃料
噴霧12と吸入空気11の混合気12aを吸入し、圧縮
行程にて圧縮したのち点火プラグ34により着火、燃焼
させる。なお、通常の運転では、第1燃料噴射弁2から
噴射された燃料噴霧を主に使用しているが、両者を同時
に使用したりするなど、運転状態に応じて適宜使い分け
ている。また、気筒1から排出される排気39は、三元
触媒コンバータ37等で浄化された後に大気中に放出さ
れる。
【0029】次に、燃料噴射装置50の詳細を図2から
図4を参照しながら説明する。
【0030】図2に示すように、ISCバルブ6は、先
述したように吸気バイパス管路7に設けられており、内
燃機関100の始動時およびアイドル運転時の吸入空気
量を制御するように構成されている。また、スロットル
バルブ4下流側の吸気管5には、吸気バイパス集合室7
cの二つの開口部7dが対向して臨むように設けられて
いる。この二つの開口部7dに二つの第2燃料噴射弁8
a、8bがそれぞれ挿入されて固定されている。また、
スロットルバルブ4は駆動軸4bにより回動可能になっ
ている。
【0031】第2燃料噴射弁8a、8bは、それぞれの
噴孔部が吸気管5の下流側に向くように傾斜して配置さ
れ、それぞれの中心線が所望の角度θをなすように配置
されている。換言すれば、第2燃料噴射弁8a、8bの
噴孔部は、吸気管5の中心付近において、燃料噴射方向
が所望の角度θで交叉するように対向して設けられてい
る。そして、それぞれの第2燃料噴射弁8a、8bの中
心軸の交点がほぼ吸気管5の中心軸に位置していると共
に、それぞれの噴射部の燃料噴射方向の交点が吸気管5
のほぼ中心軸に位置するように構成されている。
【0032】図3および図4に示すように、第2燃料噴
射弁8a、8bは、中央大径部と先端側小径部とを有し
ている。第2燃料噴射弁8a、8bの外周には間隔をあ
けてケーシング13a、13bが設けられている。この
ケーシング13a、13bは第2燃料噴射弁8a、8b
と同様に入口側大径部と先端側小径部とを有している。
これによって、第2燃料噴射弁8a、8bの外周面とケ
ーシング13a、13bの内周面との間には環状の隙間
25が形成されている。ケーシング13の大径部には空
気導入部17の一側が接続されている。この空気導入部
7の他側は吸気バイパス集合室7c内と連通している。
ケーシング13a、13bの小径部の先端面は、第2燃
料噴射弁8a、8bの小径部の先端面との間に隙間25
の一部である狭い隙間を有して形成され、中央部に噴孔
15a、15bが設けられている。第2燃料噴射弁8
a、8bとケーシング13a、13bとの隙間を維持す
るためにスペーサ16が設けられている。ケーシング1
3a、13b内に導入された空気がこのケーシング13
の大径部側から外部へリークするのを防止するためにO
リング18が設けられている。
【0033】ここで、吸入空気11の流動について詳し
く説明するとともに、燃料噴霧の流動と気化促進につい
て説明する。
【0034】気筒1の運転により、吸気管路60内は所
定の負圧が形成される。この吸気管路60内の負圧によ
り、図1に示すように、外部より吸入空気11が取り入
れられる。内燃機関100の始動時およびアイドル運転
時におけるスロットルバルブ4の動作状態は、全閉の状
態である。従って、必要な吸入空気量は、ISCバルブ
6により制御される。そして、吸入空気11はエアクリ
ーナ9を通過することによってろ過された後、エアフロ
ーセンサ10によってその量が計測され、スロットルバ
ルブ4の上流へと達する。吸入空気11の一部は、スロ
ットルバルブ4が全閉状態であっても、スロットルバル
ブ4と吸気管5内壁間とのごく僅かな隙間からの漏れ
で、僅かな空気が燃焼室35へ流入する。しかし、吸入
空気量11の大部分は、図2に示すように、スロットル
バルブ4上流の吸気管5より分岐された第1吸気バイパ
ス管7a内に流入し(11bで示す流れ)、その下流に
配設されたISCバルブ6へ達する。
【0035】前述のように、エンジンの始動時およびア
イドル運転時には、ISCバルブ6にて吸入空気量が制
御される。ISCバルブ6にて制御された吸入空気11
bは、所定の空間を持った吸気バイパス集合室7cに流
入する。吸気バイパス集合室7cに流入した吸入空気1
1bは、第2燃料噴射弁8a、8bに設けたケーシング
13a、13b内の空隙25を流れて、微粒化用空気と
して第2燃料噴射弁8a、8bの先端部へと流入し、こ
こで、燃料噴射弁8a、8bより噴射される燃料と衝突
する。
【0036】燃料噴射弁8aの周辺の空気流れについ
て、図4を用いて詳しく説明する。なお、第2燃料噴射
弁8bについては、第2燃料噴射弁8aと同様であるの
で、その詳細な説明は省略する。
【0037】吸入空気11bは、空気導入部7を通して
ケーシング13aの大径部における隙間25で整流され
た吸入空気11b1となり、さらに小径部における隙間
25で整流された吸込空気11b2となり、最終的には
先端部分で縮流、加速された中央に流れる吸込空気11
3となって、燃料噴射弁8aの噴孔部から噴射される
燃料に衝突する。この際、吸入空気11b3は、第2燃
料噴射弁8aの外周面とケーシング13aの噴孔15a
が形成されるケーシング13aの内壁面とで形成される
環状隙間25の外周より供給され、第2燃料噴射弁8a
から噴射される燃料を取り囲むように供給された後、噴
孔15aから燃料と共に噴出されることになる。すなわ
ち、吸気空気11b3は燃料を均一に取り囲むように、
所定の流速、流量で供給されるために効率よく微粒化が
促進される。なお、26は燃料の流れを示している。
【0038】第2燃料噴射弁8a、8bの噴孔部を吸気
管5の下流側に向けかつ噴射方向が交叉するように対向
して設けているので、第2燃料噴射弁8a、8bから噴
出された燃料は空気と共に衝突し、図2に示すようにや
や細長い燃料噴霧となる。これによって、燃料の微粒化
が著しく促進される。本実施例においては、第2燃料噴
射弁8a、8bの噴孔部が吸気管5の両側から対向しか
つ中心付近に近接して臨ませているので、噴射後、直ぐ
に燃料と共に空気も衝突することとなり、効果的に微粒
化され、気化が促進される。衝突した後は、平均粒径で
5から10μm程度のやや細長い燃料噴霧12となる。
【0039】実験によると、微粒化を促進できる角度θ
は90°以上であり、角度θが大きくなるにつれて微粒
化が促進される傾向にあることが判明した。ただし、角
度θがあまり大きくなると、例えば180°の場合、第
2燃料噴射弁8a、8bの噴孔軸を中心とした円盤状の
噴霧形態になってしまうため、内燃機関への適応におい
ては、角度θを90°から150°の範囲としてやや細
長い噴霧形態とすることが好ましい。
【0040】次に、燃料噴射弁8a、8bから噴射され
て衝突された噴霧特性について図5および図6を参照し
ながら説明する。これらの特性は衝突角度θが120°
の場合のものである。
【0041】図5は空気流量と微粒化の関係を示し、横
軸に気液容積流量比を示し、縦軸に平均粒径を示してあ
る。ここで平均粒径について説明する。燃焼では一定量
の燃料が微粒化されたときの粒子の表面積を考えるのが
適当であることから、次の式(1)に示す比表面積の逆
数に相当する体面積平均粒径SMD(Sauter's
Mean Diameter)で表すことが多い。
【0042】 dm=Σx3Δn/Σx2Δn (1) ここに、dm:平均粒径、x:粒径、Δn:xなる径の
粒子の個数である。その代表粒径、すなわちザウタ平均
粒径は、粒数あるいは質量累積曲線の30%値に対応す
る粒径であり、本件発明の平均粒径とは、このザウタ平
均粒径のことを示す。
【0043】図5の点線の特性は、従来の燃料噴射弁が
一つ場合の特性を示しており、噴射弁単体での特性であ
る。一方、図5の実線の特性は本実施例に係る衝突型の
燃料噴射弁での噴霧特性を示している。従来の点線の特
性では平均粒径で10μmを下回ることは出来ないが、
本実施例の実線の特性では噴霧を互いに衝突させること
によって、さらに微粒化が促進しており、平均粒径で5
μmの噴霧を得ることが出来る。図5において、白抜き
の矢印で示した箇所が内燃機関の始動もしくはアイドル
運転相当の気液比になっている。この気液比において、
従来の点線の特性では平均粒径が12μmであるのに対
して、本実施例の実線の特性では平均粒径が5μmと半
分以下になっている。平均粒径で5μmの噴霧は、手に
触れても濡れないほどの微細な噴霧と言われており、吸
気管の内壁面への付着を十分抑制することが出来る。
【0044】図6は微粒化の状態を示す粒径分布であ
る。図6の白抜きの棒グラフは、従来の燃料噴射弁が一
つ場合を示しており、最大粒径で70μmの粒子が存在
しており、25μm以上の粒子が全体の半分近くを占め
ている。数m/s程度の空気の流れがある中で、壁面に
付着しないといわれている粒子の大きさが20μm以下
といわれていることを考慮すると、従来例では吸気管内
の壁面に燃料が多量に付着することが予想される。
【0045】一方、図6の黒抜きの棒グラフは、本実施
例に係る衝突型の燃料噴射弁での粒径分布を示してい
る。この本実施例の黒抜きの棒グラフでは、壁面に付着
しないといわれている20μm以下の粒子が大半を占め
ており、燃料の微粒化が著しく促進されているが明らか
である。なお、本実施例において、25μm以上の粒子
が僅かに存在するため、吸気管路60の内壁面へ付着す
ることになるが、その量は十分少ないので排出ガス特性
に悪影響を及ぼすことは殆どない。ただし、この吸気管
路60の内壁面へ付着する燃料を完全に気化することが
必要な場合には、ヒータ等によって暖められた壁面に衝
突させても良い。この場合、必要とされる熱量が十分小
さいので、ヒータの消費電力は大幅に低いものである。
【0046】上述のようにして気化促進がなされた燃料
噴霧12は、吸気集合管3内へ供給され、吸気集合管3
内でも気化促進がなされ、各気筒1へ吸気マニホールド
30を通して混合気12aが供給される。燃焼室35で
は、噴霧12と空気の良く混ざった混合気12aの供給
によって燃焼の安定性が保たれる。すなわち、安定領域
が広く確保される。これによって、内燃機関1の点火時
期、すなわち、点火プラグ34への点火時期を通常から
遅らせること(リタード)が可能となり、膨張仕事をし
ないで高温の排気39を排気マニホールド32内に導く
ことができ、三元触媒コンバータ37の触媒の早期暖
機、早期活性化が図られる。これによって、燃焼時に発
生したHC等の排気ガス中に存在する有害物質の効率的
な浄化が実施され、図示しない消音マフラーを介して外
気へと排出される。
【0047】なお、本実施例では、内燃機関100の始
動時およびアイドル時の吸入空気量制御がISCバルブ
6を用いて行なわれているが、ISCバルブ6を用いず
にスロットルバルブ4の開閉制御によってアイドルスピ
ードをコントロールする場合でも、吸入空気量がバイパ
ス管路7を介して第2燃料噴射弁8a、8bの先端部へ
供給することが可能である。
【0048】次に、本発明の第2実施例を図7および図
8を用いて説明する。図7は本発明の第2実施例の内燃
機関における燃料噴射装置の構成図、図8は図7の燃料
噴射装置の第2燃料噴射弁の位置関係を示す図である。
【0049】図7に示すように、吸気バイパス管7bの
下流に所定の空間を持った吸気バイパス集合室7cが接
続されている。この吸気バイパス集合室7cの開口部
は、スロットルバルブ4下流の吸気管5内に臨むように
接続されている。この吸気バイパス集合室7c内に、二
つの第2燃料噴射弁8a、8bが挿入固定されている。
【0050】図8に示すように、この燃料噴射弁8a、
8bの噴孔部は、第1実施例と同様に所望の角度θをな
して対向位置している。また、それぞれの燃料噴射弁8
a、8bは、吸気管5の内壁面に設けられたヒータ43
方向に噴孔が相対向するように設置されている。このヒ
ータ43は、内燃機関100の始動時およびアイドリン
グ時に通電され、その後、所定時間が経過するとヒータ
43への通電は遮断される。これにより、無駄な消費の
無いように制御している。また、本実施例に使用してい
るヒータ43は、板状のものを使用しているが、ヒータ
の取付け位置やその形状については、円筒状など様々な
変形例が考えられる。なお、図8において、第2燃料噴
射弁8a、8bへの空気導入部17は吸気バイパス集合
室7c内に配設されている。
【0051】吸入空気量はISCバルブ6で制御される
が、吸入空気11a、11bの流動および燃料噴射弁周
辺の空気流れについては、第1の実施例と同様であるた
め、ここでは説明を省略する。
【0052】本実施例においても、十分に気化促進がな
された燃料噴霧が吸気集合管5内へ効率よく供給され、
空気と良く混ざった混合気12aの供給によって燃焼の
安定性が保たれる。すなわち、安定領域が広く確保され
る。これによって、気筒1の点火時期を通常から遅らせ
ること(リタード)が可能となり、膨張仕事をしないで
高温の排気ガスを排気マニホールド内に導くことがで
き、触媒の早期暖機、早期活性化が図られる。これによ
って、燃焼時に発生したHC等の排気ガス中に存在する
有害物質の効率的な浄化が実施される。また、機関の低
温始動性の向上や燃費向上、排気浄化等の改善が図られ
る。
【0053】なお、この実施例では、ヒータ43を用い
た構成について説明したが、ヒータ43を用いない構成
であっても、前記したように、ほぼ同様の効果を上げる
ことができる。
【0054】さらには、本発明の第1および第2実施例
では、各気筒1への燃料を噴射する第1燃料噴射弁2を
吸気マニホールド30に備えたポート噴射エンジンを例
にとって説明したが、燃料をエンジンの燃焼室内に直接
噴射する筒内噴射エンジンに本発明を適用しても同様の
効果をあげることができる。
【0055】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、燃料の微粒化を促進して、燃費の向上、始動
性の向上、および排出される有害物質の低減を図ること
ができる内燃機関およびこれに搭載する燃料噴射装置が
得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す内燃機関の構成図で
ある。
【図2】図1における燃料噴射装置の構成図である。
【図3】図2のA矢視断面図である。
【図4】図1の第2燃料噴射弁部を示す部分断面図であ
る。
【図5】図1の燃料噴射装置の噴霧特性を従来技術と比
較して示す図である。
【図6】図1の燃料噴射装置の粒径分布を従来技術と比
較して示す図である。
【図7】本発明の第2実施例の内燃機関における燃料噴
射装置の構成図である。
【図8】図7の燃料噴射装置の第2燃料噴射弁の位置関
係を示す図である。
【符号の説明】
1…気筒、2…第1燃料噴射弁、3…吸気集合管、4…
スロットルバルブ、4a…スロットルセンサ、5…吸気
管、6…ISCバルブ(アイドルスピードコントロール
バルブ)、7…吸気バイパス管路、7a…第1吸気バイ
パス管、7b…第2吸気バイパス管、7c…吸気バイパ
ス集合室、8a、8b…第2燃料噴射弁、9…エアクリ
ーナ、10…エアフローセンサ、11…吸入空気、12
…燃料噴霧、13a、13b…ケーシング、15…気液
噴射孔、20…燃料タンク、21…燃料、22…燃料ポ
ンプ、23…フィルタ、24…プレッシャレギュレー
タ、25…隙間、30…吸気マニホールド、31…吸気
弁、32…排気マニホールド、33…排気弁、34…点
火プラグ、35…燃焼室、36…酸素濃度センサ、37
…三元触媒コンバータ、38…水温センサ、40…EC
U(エンジンコントロールユニット)、42…ヒータ、
50…燃料噴射装置、60…吸気管路、100…内燃機
関。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F02M 69/00 F02M 51/02 H 310 69/00 350P (72)発明者 天羽 清 茨城県土浦市神立町502番地 株式会社日 立製作所機械研究所内 (72)発明者 佐伯 浩昭 茨城県ひたちなか市高場2477番地 株式会 社日立カーエンジニアリング内 (72)発明者 渡邉 研二 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 (72)発明者 市原 隆信 茨城県ひたちなか市大字高場2520番地 株 式会社日立製作所自動車機器グループ内 Fターム(参考) 3G066 AA01 AB02 BA02 BA03 BA23 CC46 CD04 CE22 3G301 HA01 JA21 KA07 LA04 LC01 PA01Z PA11Z

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】気筒へ燃料を噴射する第1燃料噴射弁と、 前記気筒への吸気管路と、 前記吸気管路に配置された吸気制御装置と、 前記吸気制御装置の下流側の前記吸気管路に燃料を噴射
    する第2燃料噴射弁と、 前記第2燃料噴射弁の燃料噴射と共に前記吸気管路に空
    気を供給する空気供給手段とを備え、 前記第2燃料噴射弁は、複数で形成すると共に、それぞ
    れの噴孔部を前記吸気管路の下流側に向けかつ噴射方向
    が交叉するように対向して設けたことを特徴とする内燃
    機関。
  2. 【請求項2】複数の気筒と、 前記各気筒へ燃料を噴射する複数の第1燃料噴射弁と、 前記各気筒に吸気集合管を有して吸気する吸気管路と、 前記吸気集合管より上流側に配置されたスロットルバル
    ブと、 前記吸気集合管を含むその上流側でかつ前記スロットル
    バルブの下流側の前記吸気管路に燃料を噴射する第2燃
    料噴射弁と、 前記スロットルバルブの上流側から吸込み空気をバイパ
    スし、前記第2燃料噴射弁の燃料噴射と共に前記吸気管
    路に空気を供給する空気供給手段とを備え、 前記第2燃料噴射弁は、複数で形成すると共に、それぞ
    れの噴孔部を前記吸気管路の下流側に向けかつ噴射方向
    が交叉するように対向して設けたことを特徴とする内燃
    機関。
  3. 【請求項3】請求項1または2において、前記第2燃料
    噴射弁は二つで形成し、これら二つの燃料噴射弁の前記
    噴孔部は前記吸気管路の両側から対向しかつ中心付近に
    近接して臨ませたことを特徴とする内燃機関。
  4. 【請求項4】請求項1または2において、前記第2燃料
    噴射弁は二つで形成し、これら二つの第2燃料噴射弁の
    燃料を噴射する方向の交叉角度を90°から150°の
    範囲としたことを特徴とする内燃機関。
  5. 【請求項5】請求項2において、前記空気供給手段は、
    前記スロットルバルブの上流側に連通する吸気バイパス
    管路と、前記第2燃料噴射弁の噴孔部に連通する吸気バ
    イパス集合室とを有することを特徴とする内燃機関。
  6. 【請求項6】複数の気筒と、 前記各気筒へ燃料を噴射する複数の第1燃料噴射弁と、 吸気管、吸気集合管および吸気マニホールドを有して前
    記各気筒に吸気する吸気管路と、 前記吸気集合管より上流側の吸気管に配置されたスロッ
    トルバルブと、 前記スロットルバルブより上流側の吸気管に配置された
    エアフローセンサと、 前記吸気集合管の上流側でかつ前記スロットルバルブの
    下流側の前記吸気管に燃料を噴射する第2燃料噴射弁
    と、 前記スロットルバルブの上流側からバイパス管路を通し
    て空気をバイパスし、前記第2燃料噴射弁の燃料噴射と
    共に前記吸気管路にその空気を供給する空気供給手段
    と、 前記バイパス管路に設けたアイドルスピードコントロー
    ルバルブと、 前記第1燃料噴射弁、前記第2燃料噴射弁および前記ア
    イドルスピードコントロールバルブを制御するエンジン
    コントロールユニットとを備え、 前記第2燃料噴射弁は、前記吸気管路に燃料を噴射する
    噴孔部を二つ設けると共に、前記各噴孔部を前記吸気管
    路の下流側に向けかつ噴射方向が交叉するように前記吸
    気管路の両側から対向して配置し、 前記制御装置は前記エアフローセンサおよび前記スロッ
    トルバルブの信号に基づいて前記アイドルスピードコン
    トロールバルブを制御する機能を有することを特徴とす
    る内燃機関。
  7. 【請求項7】吸気集合管に連通する吸気管と、 前記吸気管に配置されたスロットルバルブと、 前記スロットルバルブの下流側の前記吸気管に燃料を噴
    射する燃料噴射弁と、 前記スロットルバルブの上流側から吸込み空気をバイパ
    スし、前記燃料噴射弁の燃料噴射と共に前記吸気管に空
    気を供給する空気供給手段とを備え、 前記燃料噴射弁は、複数で形成すると共に、それぞれの
    噴孔部を前記吸気管路の下流側に向けかつ噴射方向が交
    叉するように対向して設けたことを特徴とする燃料噴射
    装置。
JP2002058302A 2002-03-05 2002-03-05 内燃機関およびこれに搭載する燃料噴射装置 Pending JP2003254203A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002058302A JP2003254203A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 内燃機関およびこれに搭載する燃料噴射装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2002058302A JP2003254203A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 内燃機関およびこれに搭載する燃料噴射装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2003254203A true JP2003254203A (ja) 2003-09-10

Family

ID=28668311

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2002058302A Pending JP2003254203A (ja) 2002-03-05 2002-03-05 内燃機関およびこれに搭載する燃料噴射装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2003254203A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100404828C (zh) * 2004-04-23 2008-07-23 丰田自动车株式会社 在内燃机中控制燃油喷射的装置和方法
JP2010138828A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Nikki Co Ltd Lpgインジェクタ及びlpg噴射装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100404828C (zh) * 2004-04-23 2008-07-23 丰田自动车株式会社 在内燃机中控制燃油喷射的装置和方法
JP2010138828A (ja) * 2008-12-12 2010-06-24 Nikki Co Ltd Lpgインジェクタ及びlpg噴射装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6543412B2 (en) Intake air control device and internal combustion engine mounting the same
US6508236B2 (en) Fuel supply device and internal combustion engine mounting the same
JP2003343367A (ja) 燃料加熱式燃料噴射装置及びそれを備える内燃機関
EP1138901A3 (en) Fuel supply system for internal combustion engine
US6820864B2 (en) Fuel vaporization promoting apparatus and fuel carburetion accelerator
JP2004100522A (ja) 可変動弁装置を備えた内燃機関の燃料供給装置および方法
JPH07133727A (ja) 内燃機関の吸気装置
JP2005016496A (ja) 内燃機関の燃料噴射制御装置
JP2004324585A (ja) 気化混合装置
JP2002202033A (ja) 内燃機関の燃料噴射装置
JP2003254203A (ja) 内燃機関およびこれに搭載する燃料噴射装置
JP2007262996A (ja) 内燃機関用燃料噴射装置
JPS6125962A (ja) エンジンの吸気通路への排気ガス還流装置
JP2002195136A (ja) 吸気制御装置およびこれを搭載した内燃機関
JP2004263661A (ja) 内燃機関の排気ガス浄化装置
JP2010270612A (ja) 内燃機関のバーナー装置
JP4048032B2 (ja) 燃料供給装置およびこれを搭載した内燃機関
JP2000110548A (ja) 黒煙除去装置
JP2000110550A (ja) 黒煙除去装置
JP3925618B2 (ja) 燃料噴射装置および噴霧燃料供給方法、並びに内燃機関
JPH10115269A (ja) エンジンの燃料噴射装置
JPS633427Y2 (ja)
JP2010150969A (ja) 火花点火式直噴エンジン
JP2004138012A (ja) 燃料気化促進装置およびこれを搭載した内燃機関
JP2003301758A (ja) 燃料気化促進装置およびこれを搭載した内燃機関