JP2003253088A - フェノール樹脂成形材料 - Google Patents
フェノール樹脂成形材料Info
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- JP2003253088A JP2003253088A JP2002059969A JP2002059969A JP2003253088A JP 2003253088 A JP2003253088 A JP 2003253088A JP 2002059969 A JP2002059969 A JP 2002059969A JP 2002059969 A JP2002059969 A JP 2002059969A JP 2003253088 A JP2003253088 A JP 2003253088A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 重電分野、電気分野、自動車分野等に好適な
電気的特性、機械的強度を有し、かつ流動性に優れたフ
ェノール樹脂成形材料を提供する 【解決手段】 フェノール樹脂、ナツメヤシ殻の粉砕
物、及び充填材を必須成分として含有することを特徴と
するフェノール樹脂成形材料であり、好ましくは成形材
料全体に対して、フェノール樹脂30〜60重量%、ナ
ツメヤシ殻の粉砕物5〜50重量%を含有し、ナツメヤ
シ殻の粉砕物の粒径が、100メッシュ全通以下のもの
である。
電気的特性、機械的強度を有し、かつ流動性に優れたフ
ェノール樹脂成形材料を提供する 【解決手段】 フェノール樹脂、ナツメヤシ殻の粉砕
物、及び充填材を必須成分として含有することを特徴と
するフェノール樹脂成形材料であり、好ましくは成形材
料全体に対して、フェノール樹脂30〜60重量%、ナ
ツメヤシ殻の粉砕物5〜50重量%を含有し、ナツメヤ
シ殻の粉砕物の粒径が、100メッシュ全通以下のもの
である。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、フェノール樹脂成
形材料に関するものである。
形材料に関するものである。
【0002】
【従来の技術】フェノール樹脂成形材料は、熱硬化性樹
脂が本来もつ耐熱性、寸法安定性に加え、優れた成形加
工性を有するため身近な漆器製品から産業用機器に至る
まで、幅広い用途に使用されている。これらの用途の中
でも、重電分野、電気分野、自動車分野などにおいて
は、特に電気的特性、機械的強度が要求されている。こ
のような分野において成形品を得る手段としては射出成
形法が主流であるため、特に大型の成形品については成
形性を確保するために成形材料の流動性の向上が要求さ
れている。成形材料の流動性を向上させる手段として
は、成形材料中の樹脂含有量を増量するのが最も一般的
な方法であるが、通常のフェノール樹脂成形材料におい
ては樹脂コスト比率が最も高く、樹脂含有量の増量はコ
スト高につながるため、特に一般材用途には好ましくな
い。また、成形材料に流動性を付与し、かつ電気的特
性、機械的強度を向上させることを目的として、有機基
材の一部を無機基材、例えば炭酸カルシウム、焼成クレ
ー等で置き換える手法も行われている。しかし、通常無
機基材は有機基材と比較して比重が大きいため、成形材
料の比重が増し、これにより実質的なコスト高につなが
るという問題があった。
脂が本来もつ耐熱性、寸法安定性に加え、優れた成形加
工性を有するため身近な漆器製品から産業用機器に至る
まで、幅広い用途に使用されている。これらの用途の中
でも、重電分野、電気分野、自動車分野などにおいて
は、特に電気的特性、機械的強度が要求されている。こ
のような分野において成形品を得る手段としては射出成
形法が主流であるため、特に大型の成形品については成
形性を確保するために成形材料の流動性の向上が要求さ
れている。成形材料の流動性を向上させる手段として
は、成形材料中の樹脂含有量を増量するのが最も一般的
な方法であるが、通常のフェノール樹脂成形材料におい
ては樹脂コスト比率が最も高く、樹脂含有量の増量はコ
スト高につながるため、特に一般材用途には好ましくな
い。また、成形材料に流動性を付与し、かつ電気的特
性、機械的強度を向上させることを目的として、有機基
材の一部を無機基材、例えば炭酸カルシウム、焼成クレ
ー等で置き換える手法も行われている。しかし、通常無
機基材は有機基材と比較して比重が大きいため、成形材
料の比重が増し、これにより実質的なコスト高につなが
るという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、重電分野、
電気分野、自動車分野等の用途に好適な電気的特性、機
械的強度を有し、かつ流動性に優れたフェノール樹脂成
形材料を提供するものである。
電気分野、自動車分野等の用途に好適な電気的特性、機
械的強度を有し、かつ流動性に優れたフェノール樹脂成
形材料を提供するものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このような目的は、下記
(1)〜(3)記載の本発明により達成される。 (1)フェノール樹脂、ナツメヤシ殻の粉砕物、及び充
填材を必須成分として含有することを特徴とするフェノ
ール樹脂成形材料。 (2)成形材料全体に対して、フェノール樹脂30〜6
0重量%、ナツメヤシ殻の粉砕物5〜50重量%を含有
する上記(1)に記載のフェノール樹脂成形材料。 (3)前記ナツメヤシ殻の粉砕物の粒径が、100メッ
シュ全通以下のものである上記(1)又は(2)に記載
のフェノール樹脂成形材料。
(1)〜(3)記載の本発明により達成される。 (1)フェノール樹脂、ナツメヤシ殻の粉砕物、及び充
填材を必須成分として含有することを特徴とするフェノ
ール樹脂成形材料。 (2)成形材料全体に対して、フェノール樹脂30〜6
0重量%、ナツメヤシ殻の粉砕物5〜50重量%を含有
する上記(1)に記載のフェノール樹脂成形材料。 (3)前記ナツメヤシ殻の粉砕物の粒径が、100メッ
シュ全通以下のものである上記(1)又は(2)に記載
のフェノール樹脂成形材料。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、フェノール樹脂成形材
料(以下、「成形材料」という)に関するものである。
本発明の成形材料は、フェノール樹脂、ナツメヤシ殻の
粉砕物、充填材を必須成分として含有し、好ましくは前
記ナツメヤシ殻の粉砕物が微粉末のものである。以下、
本発明の成形材料について詳細に説明する。
料(以下、「成形材料」という)に関するものである。
本発明の成形材料は、フェノール樹脂、ナツメヤシ殻の
粉砕物、充填材を必須成分として含有し、好ましくは前
記ナツメヤシ殻の粉砕物が微粉末のものである。以下、
本発明の成形材料について詳細に説明する。
【0006】本発明の成形材料に配合されるナツメヤシ
殻の粉砕物とは、ヤシ科の常緑高木であるナツメヤシの
果実の殻を乾燥させ、粉砕機等を用いて粉末状にしたも
のをいう。ナツメヤシ殻の粉砕物の配合量は特に限定さ
れないが、成形材料全体に対し5〜50重量%であるこ
とが好ましく、さらに好ましくは15〜40重量%であ
る。これにより、成形品の電気的特性、機械的強度を損
なうことなく、成形材料に良好な流動性を付与すること
ができる。配合量が前記下限値未満では、流動性向上効
果が充分ではなく、前記上限値を越えると成形時の充填
性が低下することがある。ナツメヤシ殻の粉砕物の粒度
は特に限定されないが、100メッシュ全通以下である
ことが好ましく、さらには200メッシュ全通以下であ
ることが好ましい。ナツメヤシ殻の粉砕物の粒度が10
0メッシュ全通以下であれば成形品の外観劣化がほとん
どなく実用上問題なく使用でき、更に200メッシュ全
通以下の粒度であると成形品の外観が顕著に優れるから
である。本発明の成形材料に用いられるナツメヤシ殻の
粉砕物は、木粉や合板粉等の有機基材と異なり吸油性が
小さい。このため、成形材料中に配合された場合でも、
溶融時にフェノール樹脂を吸収して成形材料の流動性を
低下させる性質が小さく、配合したフェノール樹脂の量
に相応した流動性を保つことができる。
殻の粉砕物とは、ヤシ科の常緑高木であるナツメヤシの
果実の殻を乾燥させ、粉砕機等を用いて粉末状にしたも
のをいう。ナツメヤシ殻の粉砕物の配合量は特に限定さ
れないが、成形材料全体に対し5〜50重量%であるこ
とが好ましく、さらに好ましくは15〜40重量%であ
る。これにより、成形品の電気的特性、機械的強度を損
なうことなく、成形材料に良好な流動性を付与すること
ができる。配合量が前記下限値未満では、流動性向上効
果が充分ではなく、前記上限値を越えると成形時の充填
性が低下することがある。ナツメヤシ殻の粉砕物の粒度
は特に限定されないが、100メッシュ全通以下である
ことが好ましく、さらには200メッシュ全通以下であ
ることが好ましい。ナツメヤシ殻の粉砕物の粒度が10
0メッシュ全通以下であれば成形品の外観劣化がほとん
どなく実用上問題なく使用でき、更に200メッシュ全
通以下の粒度であると成形品の外観が顕著に優れるから
である。本発明の成形材料に用いられるナツメヤシ殻の
粉砕物は、木粉や合板粉等の有機基材と異なり吸油性が
小さい。このため、成形材料中に配合された場合でも、
溶融時にフェノール樹脂を吸収して成形材料の流動性を
低下させる性質が小さく、配合したフェノール樹脂の量
に相応した流動性を保つことができる。
【0007】本発明の成形材料に用いられるフェノール
樹脂としては特に限定されないが、例えばノボラック型
フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂などが挙げ
られる。また、これらをキシレン、アルキルフェノール
等で変性したものを用いてもよく、これらを併用するこ
ともできる。ノボラック型フェノール樹脂を使用したと
きは、通常硬化剤としてヘキサメチレンテトラミンを使
用する。ヘキサメチレンテトラミンの配合量は通常のフ
ェノール樹脂成形材料と同様、ノボラック型フェノール
樹脂に対して、10〜20重量%である。フェノール樹
脂の配合量は特に限定されないが、ヘキサメチレンテト
ラミンを配合する場合はその量を含めて、通常のフェノ
ール樹脂成形材料と同様、成形材料全体に対して30〜
60重量%とすることが好ましい。また、これらのフェ
ノール樹脂は特に限定されないが、数平均分子量が50
0〜1200の固形のものが好ましく使用される。これ
により、成形材料製造時の作業性、成形時の成形性、成
形品の機械的特性などを良好なものとすることができ
る。
樹脂としては特に限定されないが、例えばノボラック型
フェノール樹脂、レゾール型フェノール樹脂などが挙げ
られる。また、これらをキシレン、アルキルフェノール
等で変性したものを用いてもよく、これらを併用するこ
ともできる。ノボラック型フェノール樹脂を使用したと
きは、通常硬化剤としてヘキサメチレンテトラミンを使
用する。ヘキサメチレンテトラミンの配合量は通常のフ
ェノール樹脂成形材料と同様、ノボラック型フェノール
樹脂に対して、10〜20重量%である。フェノール樹
脂の配合量は特に限定されないが、ヘキサメチレンテト
ラミンを配合する場合はその量を含めて、通常のフェノ
ール樹脂成形材料と同様、成形材料全体に対して30〜
60重量%とすることが好ましい。また、これらのフェ
ノール樹脂は特に限定されないが、数平均分子量が50
0〜1200の固形のものが好ましく使用される。これ
により、成形材料製造時の作業性、成形時の成形性、成
形品の機械的特性などを良好なものとすることができ
る。
【0008】本発明の成形材料には、成形品に機械的特
性、電気的特性などを付与するために充填材を配合す
る。ここで用いられる充填材としては特に限定されない
が、ナツメヤシ殻の粉砕物以外の有機充填材、無機充填
材を使用することができる。本発明の成形材料に配合さ
れるナツメヤシ殻の粉砕物以外の有機充填材としては特
に限定されないが、例えば木粉、合板粉、粉末パルプ、
粉砕布などが挙げられる。これら有機充填材の配合量は
特に限定されないが、前記ナツメヤシ殻の粉砕物と合わ
せて、成形材料全体に対して50重量%を上限とするこ
とが好ましく、この中でナツメヤシ殻の粉砕物の配合比
率を調整することにより、各々の成形材料に適した流動
性を付与することができる。また、これらの有機充填材
の粒度は特に限定されないが、80メッシュ全通以下で
あることが好ましい。これにより、成形品の外観を良好
なものにできる。粒度が80メッシュより粗いと、成形
品の表面平滑性が低下しやすくなる。
性、電気的特性などを付与するために充填材を配合す
る。ここで用いられる充填材としては特に限定されない
が、ナツメヤシ殻の粉砕物以外の有機充填材、無機充填
材を使用することができる。本発明の成形材料に配合さ
れるナツメヤシ殻の粉砕物以外の有機充填材としては特
に限定されないが、例えば木粉、合板粉、粉末パルプ、
粉砕布などが挙げられる。これら有機充填材の配合量は
特に限定されないが、前記ナツメヤシ殻の粉砕物と合わ
せて、成形材料全体に対して50重量%を上限とするこ
とが好ましく、この中でナツメヤシ殻の粉砕物の配合比
率を調整することにより、各々の成形材料に適した流動
性を付与することができる。また、これらの有機充填材
の粒度は特に限定されないが、80メッシュ全通以下で
あることが好ましい。これにより、成形品の外観を良好
なものにできる。粒度が80メッシュより粗いと、成形
品の表面平滑性が低下しやすくなる。
【0009】また、本発明の成形材料に配合される無機
充填材としては特に限定されないが、例えば炭酸カルシ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム、酸化マグネシウム、タルク、クレー、シ
リカ、セラミックス、ケイソウ土、ホウ酸、ホウ酸亜
鉛、黒鉛等が挙げられる。これらの粒度は特に限定され
るものではないが、有機充填材と同様の理由から80メ
ッシュ全通以下であることが好ましい。本発明の成形材
料においては、無機充填材として前記に挙げたもののほ
かに繊維状のものを使用することができる。繊維状の無
機充填材として代表的なものにガラス繊維が挙げられ
る。ガラス繊維としては特に限定されないが、電気用途
に対しては電気的特性に優れたEガラス等が挙げられ
る。形状は特に限定されないが、平均繊維径5〜25μ
m、繊維長さ0.5〜6mmのものが好ましい。これに
より、成形材料化を容易にでき、成形品の機械的特性を
向上させることができる。
充填材としては特に限定されないが、例えば炭酸カルシ
ウム、水酸化カルシウム、水酸化アルミニウム、水酸化
マグネシウム、酸化マグネシウム、タルク、クレー、シ
リカ、セラミックス、ケイソウ土、ホウ酸、ホウ酸亜
鉛、黒鉛等が挙げられる。これらの粒度は特に限定され
るものではないが、有機充填材と同様の理由から80メ
ッシュ全通以下であることが好ましい。本発明の成形材
料においては、無機充填材として前記に挙げたもののほ
かに繊維状のものを使用することができる。繊維状の無
機充填材として代表的なものにガラス繊維が挙げられ
る。ガラス繊維としては特に限定されないが、電気用途
に対しては電気的特性に優れたEガラス等が挙げられ
る。形状は特に限定されないが、平均繊維径5〜25μ
m、繊維長さ0.5〜6mmのものが好ましい。これに
より、成形材料化を容易にでき、成形品の機械的特性を
向上させることができる。
【0010】
【実施例】以下、本発明を実施例により説明する。しか
し本発明はこれらの実施例によって限定されるものでは
ない。
し本発明はこれらの実施例によって限定されるものでは
ない。
【0011】表1に示す配合(配合割合は重量%を示
す)で原材料を混合し、加熱ロールにて90℃で6分間
混練しフェノール樹脂成形材料を製造した。得られた成
形材料について、移送成形(金型温度175℃、硬化時
間180秒)にて試験片を成形し、電気的特性、機械的
特性、及び流動性を測定した。
す)で原材料を混合し、加熱ロールにて90℃で6分間
混練しフェノール樹脂成形材料を製造した。得られた成
形材料について、移送成形(金型温度175℃、硬化時
間180秒)にて試験片を成形し、電気的特性、機械的
特性、及び流動性を測定した。
【0012】
【表1】
【0013】<表の説明>
1)フェノール樹脂:ノボラック型フェノール樹脂 住
友ベークライト製「A−1082」、数平均分子量=5
50 2)硬化剤:ヘキサメチレンテトラミン 3)ナツメヤシ殻の粉砕物(100メッシュ全通品) 4)有機充填材A:合板粉(80メッシュ全通品) 5)有機充填材B:木粉(80メッシュ全通品) 6)無機充填材:炭酸カルシウム(80メッシュ全通
品) 7)硬化助剤:水酸化カルシウム 8)離型剤:ステアリン酸 9)着色剤:SBK(中央合成化学)
友ベークライト製「A−1082」、数平均分子量=5
50 2)硬化剤:ヘキサメチレンテトラミン 3)ナツメヤシ殻の粉砕物(100メッシュ全通品) 4)有機充填材A:合板粉(80メッシュ全通品) 5)有機充填材B:木粉(80メッシュ全通品) 6)無機充填材:炭酸カルシウム(80メッシュ全通
品) 7)硬化助剤:水酸化カルシウム 8)離型剤:ステアリン酸 9)着色剤:SBK(中央合成化学)
【0014】
【表2】
【0015】(測定方法)1)絶縁抵抗,曲げ強さ,円
盤フロー:JIS K 6911による
盤フロー:JIS K 6911による
【0016】実施例1、2はいずれも、フェノール樹
脂、ナツメヤシ殻の粉砕物、及び充填材を配合した成形
材料であり、これらの成形品はナツメヤシ殻の粉砕物の
かわりに合板粉と木粉を配合した比較例と比べて、電気
的特性、機械的強度のいずれも損なうことなく、円盤フ
ローで表される流動性を向上させることができた。
脂、ナツメヤシ殻の粉砕物、及び充填材を配合した成形
材料であり、これらの成形品はナツメヤシ殻の粉砕物の
かわりに合板粉と木粉を配合した比較例と比べて、電気
的特性、機械的強度のいずれも損なうことなく、円盤フ
ローで表される流動性を向上させることができた。
【0017】
【発明の効果】本発明は、フェノール樹脂、ナツメヤシ
殻の粉砕物、及び充填材を必須成分として含有すること
を特徴とするフェノール樹脂成形材料であり、電気的特
性、機械的強度を損なうことなく、流動性に優れたもの
である。従って本発明の成形材料は、電気分野、重電分
野、自動車分野に好適に使用できる。
殻の粉砕物、及び充填材を必須成分として含有すること
を特徴とするフェノール樹脂成形材料であり、電気的特
性、機械的強度を損なうことなく、流動性に優れたもの
である。従って本発明の成形材料は、電気分野、重電分
野、自動車分野に好適に使用できる。
Claims (3)
- 【請求項1】 フェノール樹脂、ナツメヤシ殻の粉砕
物、及び充填材を必須成分として含有することを特徴と
するフェノール樹脂成形材料。 - 【請求項2】 成形材料全体に対して、フェノール樹脂
30〜60重量%、ナツメヤシ殻の粉砕物5〜50重量
%を含有する請求項1に記載のフェノール樹脂成形材
料。 - 【請求項3】 前記ナツメヤシ殻の粉砕物の粒径が、1
00メッシュ全通以下のものである請求項1または2に
記載のフェノール樹脂成形材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002059969A JP2003253088A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | フェノール樹脂成形材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002059969A JP2003253088A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | フェノール樹脂成形材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003253088A true JP2003253088A (ja) | 2003-09-10 |
Family
ID=28669473
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002059969A Pending JP2003253088A (ja) | 2002-03-06 | 2002-03-06 | フェノール樹脂成形材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003253088A (ja) |
-
2002
- 2002-03-06 JP JP2002059969A patent/JP2003253088A/ja active Pending
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