JP2003252590A - 高所作業車の転倒防止装置 - Google Patents

高所作業車の転倒防止装置

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JP2003252590A JP2002056442A JP2002056442A JP2003252590A JP 2003252590 A JP2003252590 A JP 2003252590A JP 2002056442 A JP2002056442 A JP 2002056442A JP 2002056442 A JP2002056442 A JP 2002056442A JP 2003252590 A JP2003252590 A JP 2003252590A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業台が首振り動且つ伸長動しても、ブーム
が損傷せず、且つ車両が転倒する虞がない転倒防止装置
を提供する。 【解決手段】 転倒防止装置60は、ポストに首振り動
可能に取り付けられ、伸縮拡張可能に構成された作業台
の首振り角度を検出する作業台首振り角センサ61と、
作業台の伸長量を検出する作業台伸長センサ63と、こ
れらのセンサからの検出値に基づいて作業台の先端位置
を算出する作業台位置算出回路80と、算出された先端
位置が、車両に作用する転倒方向モーメントと許容転倒
方向モーメントとを考慮して予め設定された許容移動範
囲を超えているか否かを判定する判定回路81と、判定
回路81により先端位置が許容移動範囲を超えていると
判定されると、首振りモータ46及び伸長シリンダ49
の各作動を制御する作動制御弁75、76への制御信号
の伝達を遮断する規制駆動回路82とを有して構成され
る。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、高所作業車の転倒
防止装置に関し、さらに詳細には、車両に旋回動且つ起
伏動可能に設けられたブームと、ブームの先端部にブー
ムの起伏角度に拘わらず略垂直に支持される垂直ポスト
と、垂直ポストに首振り動可能に設けられ、且つ伸長動
可能に構成された作業台とを有してなる高所作業車の転
倒防止装置に関する。 【0002】 【従来の技術】このような高所作業車は、ブームを用い
て作業台を所望の高所位置に移動させ、作業台に搭乗し
た作業者による高所作業を行なわせるものが一般的であ
り、このような作業台を高所に移動させると、車体に作
用する転倒方向モーメントが増大して車体支持が不安定
になり易い。このため、高所作業車に転倒方向モーメン
トが過度に大きくなるのを防止する転倒防止装置を搭載
することも従来から一般的に行なわれている。 【0003】この転倒防止装置は、ブームの作動に伴い
変化する転倒方向モーメントが予め設定された基準値
(以下、この基準値を「許容転倒モーメント」と記す)
を越えるような作動を規制するように構成され、具体的
には、転倒方向モーメントが許容転倒モーメントを越え
ずに移動可能となる作業台の許容作業範囲を予め設定し
ておき、作業台がこの許容作業範囲を越えるようなブー
ムの作動を規制するように構成されている。 【0004】ここで、ブームが車両の左右方向の一方側
に旋回動した状態で作業台が車両の左右方向の他方側へ
伸長動させても、この伸長動により車両に作用するモー
メントは転倒方向モーメントを小さくするように作用す
るので、作業台の伸長量を大きくしても車両が転倒する
虞は生じない。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、作業台
の伸長量が大きくなると、ブームの先端部に作用する曲
げモーメントやねじりモーメントが増大してブームの強
度が保たなくなり、ブームが損傷する虞が生じる。ま
た、転倒防止装置が作業台の伸長量や首振り角度に拘わ
らず、作業台がブームに対して所定の首振り角度で且つ
全縮状態にあるものとしてブームの起伏角度及びブーム
の伸長量の検出値に応じて作業台の位置を算出するよう
に構成されている場合、作業台の先端部が車両の幅方向
に向き、且つ作業台が伸長した状態で作業台が車両前後
方向に首振り動すると、作業台位置が許容作業範囲内に
あるにも拘わらず、車両の前後方向に対する転倒方向モ
ーメントが増大して、車両が前後方向に転倒する虞が発
生するという問題が生じる。 【0006】本発明はこのような問題に鑑みてなされた
ものであり、作業台が首振り動且つ伸長動可能に構成さ
れている場合において、作業台の伸長動によってブーム
が損傷する虞がなく、作業台が伸長動且つ首振り動して
も車両が前後方向に転倒する虞がないように構成された
転倒防止装置を提供することを目的とする。 【0007】 【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
に本発明に係わる高所作業車の転倒防止装置は、車両
(例えば、実施形態における車体7)に旋回動且つ起伏
動可能に設けられたブームと、ブームの先端部に上下に
揺動自在に設けられ、ブームの起伏角度に拘わらず略垂
直に支持される垂直ポスト(例えば、実施形態における
ポスト37)と、垂直ポストの先端に水平面内で首振り
動可能に設けられ、且つ垂直ポストに対して水平方向に
伸縮拡張可能に構成された作業台とを有してなる高所作
業車(例えば、実施形態におけるオーバーフェンス作業
車1)の転倒防止装置であって、作業台を首振り動させ
る首振りアクチュエータ(例えば、実施形態における首
振りモータ46)と、作業台を伸縮動させる伸縮アクチ
ュエータ(例えば、実施形態における伸長シリンダ4
9)と、垂直ポストに対する作業台の先端位置を検出す
る作業台位置検出手段(例えば、実施形態における作業
台首振り角センサ61,作業台伸長センサ63)と、作
業台位置検出手段により検出された作業台の先端位置
が、許容転倒方向モーメントにより予め設定された許容
移動範囲を超えているか否かを判定する作業台位置判定
手段(例えば、実施形態における判定回路81)と、作
業台位置判定手段により作業台の先端位置が許容移動範
囲を超えると判定されると、作業台が許容移動範囲を越
える方向への首振りアクチュエータ及び前記伸縮アクチ
ュエータの作動を規制する作動規制手段(例えば、実施
形態における規制駆動回路82)とを有して構成され
る。 【0008】上記構成の転倒防止装置によれば、作業台
が垂直ポストの先端に水平面内で首振り動且つ伸縮拡張
可能であり、作業台の伸長量及び首振り角度を検出し、
これらの検出値から垂直ポストに対する作業台の先端位
置を算出し、この算出された作業台の先端位置が許容移
動範囲を越えようとすると、作業台が許容移動範囲を越
える方向に移動させる首振りアクチュエータ及び伸縮ア
クチュエータの作動を規制することで、作業台が垂直ポ
ストに対して水平移動して車両に作用する転倒方向モー
メントが増加しても、この転倒方向モーメントが許容転
倒モーメントを越えることはない。このため、車両が転
倒する虞を未然に防止することができる。また、作業台
の水平移動により発生するモーメントがブームに対して
曲げモーメントやねじりモーメントとして作用しても、
ブームが損傷しないように許容移動範囲を設定すれば、
作業台の水平移動によりブームが損傷する事態を未然に
防止することができる。 【0009】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施の形
態を図1から図6に基づいて説明する。本実施の形態は
橋梁の塗装補修等のメンテナンス作業を行なうオーバー
フェンス作業車の態様を示す。先ず、本発明に係わる転
倒防止装置を説明する前に、この転倒防止装置を搭載し
たオーバーフェンス作業車について説明する。 【0010】オーバーフェンス作業車1は、図1に示す
ように、前後に車輪3を有して走行可能であり、前部に
運転キャビン5を有したトラック車両をベースに構成さ
れている。このトラック車両の車体7上には高所作業装
置20が搭載されている。この高所作業装置20は図示
しない旋回モータにより駆動されて水平旋回可能に構成
された旋回台21を有し、この旋回台21には基端部を
枢結したブーム23が取り付けられ、このブーム23は
起伏シリンダ25により起伏動されるように構成されて
いる。ブーム23は、基端ブーム23aおよび先端ブー
ム23bを入れ子式に組み合わせて、図示しない内蔵の
伸縮シリンダにより伸縮動可能に構成されている。な
お、ここではブーム23を二段伸縮ブーム構成としてい
るが、これを三段伸縮もしくはそれ以上の多段伸縮ブー
ム構成としても良い。 【0011】先端ブーム23bの先端には屈伸ポスト2
7が上下に揺動自在に取り付けられている。屈伸ポスト
27の基部にはリンク部材29が枢結され、その先端部
にポストレベリングシリンダ31の一端が枢結されてい
る。このポストレベリングシリンダ31の他端は先端ブ
ーム23bに枢結されている。リンク部材29の先端部
と屈伸ポスト27の前面と間には屈伸シリンダ33が枢
結されている。屈伸ポスト27の先端部にはホルダ35
が取り付けられて上下に揺動可能である。ホルダ35は
中空角筒状に形成されており、ポストレベリングシリン
ダ31及び屈伸シリンダ33により揺動制御される。ポ
ストレベリングシリンダ31と起伏シリンダ25は連動
して伸縮動し、ブーム23が水平状態になるとホルダ3
5も水平状態になるように伸縮動する。屈伸シリンダ3
3は起伏シリンダ25とは独立に伸縮動可能に構成され
て屈伸ポスト27を大きな揺動角度で揺動可能に構成さ
れている。このようにポストレベリングシリンダ31及
び屈伸シリンダ33により揺動される中空のホルダ35
内には、ポスト37が軸方向に移動自在に挿入されて取
り付けられている。 【0012】ポスト37は、基端ブーム37a,第1中
間ブーム37b、第2中間ブーム37cおよび先端ブー
ム37dを入れ子式に組み立てられて作られている。基
端ブーム37aはホルダ35内に軸方向に移動自在に保
持され、第1中間ブーム37bは基端ブーム37aに対
して図2に示す基端ブーム37a及び第1中間ブーム3
7b間に取り付けられたポスト移動シリンダ38により
伸縮自在であり、第2中間ブーム37c及び先端ブーム
37dは第1中間ブーム37bに対して図示しない内蔵
シリンダにより伸縮自在となっている。図2に示すポス
ト移動シリンダ38は、そのシリンダチューブ38aが
第1中間ブーム37bの先端部に取り付けられ、ロッド
38bの先端が第1中間ブーム37bの先端部に枢結さ
れており、シリンダチューブ38aに対してロッド38
bを伸縮動させることにより、第1中間ブーム37bを
基端ブーム37aに対して軸方向に移動させることがで
きる。ここではポスト37を四段伸縮ブーム構成として
いるが、これを二段、三段伸縮等といった多段伸縮ブー
ム構成としても良い。 【0013】図1に示す基端ブーム37aをホルダ35
に対して軸方向(上下方向)に移動させるブーム移動シ
リンダ39がホルダ35の側部であってホルダ35と基
端ブーム37aとに跨って取り付けられている。このブ
ーム移動シリンダ39は、シリンダチューブ39aがホ
ルダ35に取り付けられ、ロッド39bの先端が基端ブ
ーム37aの後端部に枢結されており、シリンダチュー
ブ39aに対してロッド39bを伸縮させることによ
り、ポスト37全体をホルダ35に対して軸方向に移動
させることができる。 【0014】先端ブーム37dの先端には車両の前後及
び上下に揺動自在に取り付けられた支持アーム41が設
けられており、この支持アーム41は先端ブーム37d
の先端部と支持アーム41の側面との間に枢結されたア
ーム旋回シリンダ44により垂直に延びるように支持さ
れる。支持アーム41の先端(下端)には、図2に示す
ように、首振り機構45が取り付けられ、これに作業台
47が取り付けられている。図1に示す支持アーム41
の上部にはプラットフォームレベリングシリンダ43が
配設され、プラットフォームレベリングシリンダ43の
一端が首振り機構45に枢結されている。このため、プ
ラットフォームレベリングシリンダ43の伸縮動により
首振り機構45を介して作業台47が水平状態に支持さ
れる。首振り機構45は図3に示す首振りモータ46を
内蔵し、この首振りモータ46が駆動すると作業台47
が水平面内で水平旋回動するように構成されている。そ
の結果、作業台47は水平に支持された状態で首振り動
可能である。 【0015】作業台47は、図4(b)に示すように、
基端バケット47a、中間バケット47b及び先端バケ
ット47cを入れ子式に組み合わせて伸縮動自在であ
り、内蔵された図3に示す伸長シリンダ49により伸縮
拡張可能に構成されている。作業台47の基端バケット
47a、中間バケット47b及び先端バケット47cに
は各周囲を囲む手摺り47dが取り付けられている。作
業台47には、図3に示すように、図4(b)に示す作
業台47の首振り動を操作する作業台首振り操作装置5
3と、作業台47の伸縮動を操作する作業台伸縮操作装
置55が設けられ、これらの操作装置53、55はそれ
ぞれに左右方向若しくは前後方向に傾動可能な操作レバ
ー53a、55aを有している。作業台首振り操作装置
53は、この操作レバー53aが一方側に傾動操作され
ると図4(a)に示す作業台47がポスト37に対して
一方側(図4(a)の上方側)に首振り動し、他方側に
傾動操作されると作業台47がポスト37に対して他方
側(図4(a)の下方側)に首振り動するように構成さ
れている。作業台伸縮操作装置55は、この操作レバー
55aが一方側に傾動操作されると図4(a)に示す作
業台47が伸長動し、他方側に傾動操作されると図4
(a)に示す作業台47が縮小動するように構成されて
いる。また、図4に示す作業台47にはブーム23の旋
回動、起伏動及び伸縮動、ホルダ35の上下動及びポス
ト37の伸縮動を操作するブーム操作装置(図示せず)
が設けられている。 【0016】このような作業台47を移動させるブーム
23は、図1に示すように、車両の後側から前側に水平
方向に倒伏した状態で格納され、車体7の略中央部から
立設された図示しないブーム受に支持される。また、ポ
スト37は車体7上に格納されたブーム23の上方に重
なるように揺動して折り畳み状態で車体7上に前後に延
びて倒伏されて格納され、ブーム23の上面上に突設さ
れた図示しないポスト受に支持される。作業台47は格
納されたブーム23及びポスト37の車両左側の側部に
位置して格納される。 【0017】車体7の前後の左右両側部には上下及び左
右方向に伸縮動可能に構成されたアウトリガ13,14
が設けられている。このアウトリガ13,14はそれぞ
れ下端に接地ローラ13a,14aを有しており、高所
作業を行うときには、前後の車輪3を接地させたままで
アウトリガ13,14を張り出して接地ローラ13a,
14aを接地させて車体7が支持されるようになってい
る。さらに、このように車体7を支持した状態で車輪3
を駆動することにより、車両全体を低速で走行させて所
定の高所作業(橋梁点検作業等)を行うことができるよ
うに構成されている。 【0018】このように構成されたオーバーフェンス作
業車1には、図3に示すように、図4(b)に示す作業
台47の首振り動及び伸長動により車両が転倒する虞を
未然に防止するための転倒防止装置60が設けられてい
る。この転倒防止装置60は、図4(b)に示す垂直状
態にあるポスト37に対して作業台47の首振り角度を
検出する作業台首振り角センサ61と、作業台47の伸
長量を検出する作業台伸長センサ63と、作業台首振り
操作装置53及び作業台伸縮操作装置55の操作に応じ
て首振りモータ46及び伸縮シリンダ49の作動を制御
するとともに、作業台首振り角センサ61及び作業台伸
長センサ63からの検出値に応じて首振りモータ46及
び伸縮シリンダ49の作動を規制するコントローラ65
と、首振りモータ46及び伸縮シリンダ49の少なくと
もいずれかの作動が規制された状態になると、音が発生
する警報ブザー73とを有して構成されている。 【0019】なお、コントローラ65には作業台首振り
操作装置53及び作業台伸縮操作装置55が電気的に接
続されるとともに、首振りモータ46及び伸長シリンダ
49の各作動を制御する作動制御弁75、76が信号伝
達ライン77を介して電気的に接続されている。 【0020】コントローラ65は作動制御回路79、作
業台位置算出回路80、判定回路81及び規制駆動回路
82とを有して構成されている。作動制御回路79は作
業台首振り操作装置53及び作業台伸縮操作装置55か
らの操作信号を受け取ると、これに対応して作動制御弁
75、76の作動を制御する制御信号を出力する。作業
台位置算出回路80は作業台首振り角センサ61及び作
業台伸長センサ63(以下、これらをまとめて「作業台
位置センサ61、63」と記す。)からの検出値に応じ
て図4(a)に示すポスト37に対する作業台47の先
端位置を算出する。判定回路81は作業台位置センサ6
1、63により検出された図4(a)に示す作業台47
の先端位置が許容移動範囲Hを越えているか否かを判定
する。ここで、許容移動範囲Hとは、車両に作用する転
倒方向モーメントが許容転倒方向モーメントを越えない
ように予め設定された作業台47の移動可能範囲であ
る。 【0021】この許容移動範囲Hは、図4(a)に示す
ように、右側許容ライL1ン、前側許容ラインL2、後
側許容ラインL3及び左側許容ラインL4とで囲まれる
範囲として設定されている。ここで、右側許容ラインL
1は、図6に示すように、上下に延びるポスト37から
前後に延びるオーバーフェンス作業車1に対して略直角
方向に伸長量Xで延びた作業台47が車両前後方向に角
度θ(図4の場合、θ=15゜)で首振り動させたとき
の作業台47の先端中央位置の移動軌跡であり、前側許
容ラインL2は、上下に延びるポスト37から前後に延
びる車両に対して略平行に作業台47を全縮状態で車両
前側に首振り動させたときの作業台47の先端位置及び
右側許容ラインL1の車両前側の端部とを繋ぐラインで
ある。後側許容ラインL3は、上下に延びるポスト37
から前後に延びる車両に対して略平行に作業台47を全
縮状態で車両後側に首振り動させたときの作業台47の
先端位置及び右側許容ラインL1の車両後側の端部とを
繋ぐラインであり、左側許容ラインL4は、上下に延び
るポスト37から前後に延びる車両に対して略平行に作
業台47を全縮状態で車両前後側に首振り動させたとき
の作業台47の左端を通るラインである。なお、前述し
た右側許容ラインL1、前側許容ラインL2及び後側許
容ラインL3は図2に示すブーム23の旋回位置に応じ
て変化させるようにしても良い。 【0022】ここで、許容移動範囲Hについて考慮す
る。許容移動範囲Hは前述したように車両に作用する転
倒方向モーメントが許容転倒方向モーメントを越えない
ような作業台47の移動可能範囲であるが、図6に示す
旋回台21よりも車両前側にはアウトリガ13が配設さ
れているので、図5に示すように、伸長量Xの作業台4
7を車両前側に首振り動させても、作業台47の重心位
置Gは車両前側のアウトリガ13よりも車両前側に大き
く移動せず、また車両自体の重量も大きいので、車両が
前側に転倒する虞はない。また、図6に示す車両の後側
にアウトリガ14が配設され、このアウトリガ14は旋
回台21の旋回中心位置よりも車体後方側に配設されて
いるような場合には、後側許容ラインL3を車両後方側
に所定距離を有した位置に移動させても車両が後方側へ
転倒する虞はない。このため、図5に示す許容移動範囲
Hを破線で示した範囲H′にしてもよいように考えられ
る。 【0023】しかしながら、図6に示すように、ブーム
23の延伸方向と同一方向に作業台47が延びている場
合には、ブーム23の先端部に曲げモーメントが作用す
る。またブーム23の延伸方向と直角方向に全縮状態の
作業台47が位置している場合には、ブーム23の先端
部にねじりモーメントが作用する。更にこれらの状態で
作業台47が首振り動したり伸長動したりすると、ブー
ム23の先端部に作用する曲げモーメントやねじりモー
メントが更に大きくなってブーム23が損傷する虞が生
じてくる。そこで、許容移動範囲Hは、車両が転倒する
虞の他にブーム23の強度を考慮して、図4(a)に示
すような範囲に設定されている。 【0024】なお、ブーム23は旋回動、起伏動及び伸
縮動可能であるので、ブーム23が駆動すると車両に作
用する転倒方向モーメントが増加して車両が転倒する虞
が生じることになる。このため、オーバーフェンス作業
車1には図3に示す転倒防止装置60に準じたブーム2
3に関する作業範囲規制装置(図示せず)が設けられ、
この作業範囲規制装置はブーム23の先端部が予め設定
された許容作業範囲(図示せず)を越えるブーム23の
作動を規制するように構成されている。 【0025】次に、本発明に係わる転倒防止装置60の
作動について説明する。図4(b)はオーバーフェンス
作業車1による作業の一例を示し、橋梁Bの下方に作業
台47を移動させた状態を示している。同図に示すよう
に、橋梁Bの下方の作業位置で作業を行なうには、先
ず、作業位置の上方の橋梁B上に車両をフェンスFと略
平行になるとともに、フェンスFから内側に所定距離を
有した位置に移動させて停止させる。続いて、フェンス
F側に配設された車両前側及び後側のアウトリガ13、
14を張り出し、車輪3が接地状態のままで車両を支持
する。続いて、図示しないブーム操作装置が操作され
て、ブーム23が旋回動、起伏動及び伸長動し、ホルダ
35が上下揺動してポスト37を垂直状態にし、ポスト
37を伸長動させる。また作業台47に設けられた図3
に示す作業台首振り操作装置53が操作されて、全縮状
態の作業台47が首振り動してポスト37に対して車両
側へ延びた状態で移動する。 【0026】ここで、ブーム23が作動すると同時に、
ブーム23の作業範囲規制装置(図示せず)及び作業台
47の図3に示す転倒防止装置60が作動し、作業範囲
規制装置によりブーム23の先端部が作業規制範囲(図
示せず)を越えるブーム23の作動を規制し、図3に示
す転倒防止装置60により作業台47の先端部が図4
(a)に示す許容移動範囲Hを越える作業台47の首振
り動を規制する。更に詳細には、ブーム23が作動して
ポスト37が垂直状態になると(ポスト37の垂直状態
検出は図示しない作業範囲規制装置の垂直判定部によ
り、起伏シリンダ25、ポストレベリングシリンダ31
及び屈伸シリンダ33の各伸長量に基づいて判定され
る。)、図3に示すように、作業台位置センサ61、6
3からの検出値に基づいて作業台位置算出回路80が図
4(b)に示すポスト37に対する作業台47の先端部
の先端位置を算出する。続いて、判定回路81が算出さ
れた先端位置が図4(a)に示す許容移動範囲H内にあ
るか否かを判定し、先端位置が許容移動範囲Hを越えて
いれば、判定回路81は規制駆動回路82を作動させ、
規制駆動回路82は作動制御回路79から送られてくる
作業台47を首振り動させる制御信号が首振りモータ4
6の作動を制御する作動制御弁75に伝達されないよう
に信号伝達ライン77を遮断する。また、駆動規制回路
82は判定回路81から先端位置が許容移動範囲Hを越
えているとの信号を受け取ると警報ブザー73を鳴ら
す。 【0027】このため、作業台47を作業位置に移動さ
せる過程において、ブーム23の先端部は作業規制範囲
(図示せず)を越えず、且つ作業台47が許容移動範囲
Hを越えることはない。その結果、車両が転倒する虞の
無い状態で作業台47を車両の格納位置から作業位置に
移動させることができる。 【0028】次に、作業位置に移動した作業台47が首
振り動及び伸長動する場合について説明する。図4
(a)及び図4(b)に示すように、先ず、作業台47
が前後に延びる車両に対して直角方向内側に向いた状態
で、図3に示す作業台伸縮操作装置55により作業台4
7が伸長動するように操作された場合について説明す
る。作業台伸縮操作装置55が前述したように操作され
ると、図3に示す作動制御回路79が作業台伸縮操作装
置55から送られる操作信号を作動制御信号に変換し、
この作動制御信号により伸長シリンダ49の作動を制御
する作動制御弁76の作動がコントロールされ、その結
果、伸長シリンダ49が伸長動して作業台47が伸長動
する。ここで、作業台伸縮操作装置55による伸長操作
が継続された状態であると、作業台47の伸長量は増加
し、作業台47の先端部が許容作業範囲Hの右側許容ラ
インL1を越えようとする。しかしながら、作業台47
が許容作業範囲Hの右側許容ラインL1を越えようとす
ると、前述したように図3に示す作動規制回路82が作
動して、この作動規制回路82は作動制御回路79から
送られてくる伸長シリンダ49の制御信号が作動制御弁
76に伝達されないように信号伝達ライン77を遮断す
る。また、駆動規制回路73が警報ブザー73を鳴ら
す。このため、作業台47の伸長動によりブーム23に
作用する曲げモーメントが過大になるのを防止でき、ブ
ーム23が損傷する事態を未然に防止することができ
る。 【0029】また、作業台47の先端部が許容作業範囲
Hの右側許容ラインL1の手前の近傍位置(作業台47
の伸長量がXとなる位置)まで伸長動している状態で、
作業台47を車両の前側に首振り動させた場合、作業台
47の先端部は許容作業範囲Hの前側許容ラインL2を
越えようとする。しかしながら、前述したように作業台
47の先端部が前側許容ラインL2を越えようと、図3
に示す作動規制回路82が作動して、この作動規制回路
82は作動制御回路79から送られてくる首振りモータ
46の制御信号が作動制御弁75に伝達されないように
信号伝達ライン77を遮断し、駆動規制回路82は警報
ブザー73を鳴らす。このため、作業台47の首振り動
によりブーム23に作用する曲げモーメント及びねじり
モーメントが増大して、ブーム23が損傷する事態を未
然に防止することができる。また、作業台47を車両の
後側に首振り動させた場合、作業台47の先端部が許容
作業範囲Hの後側許容ラインL3を越えようとすると、
前述したように図3に示す作動規制回路82が作動して
首振りモータ46の作動を規制し、駆動規制回路82は
警報ブザー73を鳴らす。このため、作業台47の首振
り動によりブーム23に作用する曲げモーメント及びね
じりモーメントの増大により車両が後方側へ転倒する虞
を未然に防止するとともに、ブーム23が損傷する事態
を未然に防止することができる。 【0030】また、作業台47が全縮状態で車両の前後
方向と同一方向に向いている状態で、作業台47を伸長
動させた場合も、図3に示す作動規制回路82が作動し
て、伸長シリンダ49の作動が規制され、駆動規制回路
82が警報ブザー73を鳴らす。このため、作業台47
の伸長動によりブーム23に作用するねじりモーメント
の増大によりブーム23が損傷する事態を未然に防止す
ることができるとともに、作業台47が車両後方側に首
振り動している場合には、更に車両が後方側へ転倒する
虞を未然に防止することができる。 【0031】このように、ブーム23の作業規制範囲
(図示せず)とは別個に作業台47の許容作業範囲Hを
設定し、この許容作業範囲Hを越える作業台47の首振
り動及び伸長動を規制することで、作業台47の伸長動
や首振り動にともなう車両に作用する転倒方向モーメン
トの増加により車両が転倒する虞を未然に防止すること
ができるとともに、ブーム23の損傷を未然に防止する
ことができる。 【0032】 【発明の効果】本発明による転倒防止装置によれば、作
業台が垂直ポストの先端に水平面内で首振り動且つ伸縮
拡張可能であり、作業台の伸長量及び首振り角度を検出
し、これらの検出値から垂直ポストに対する作業台の先
端位置を算出し、この算出された作業台の先端位置が許
容移動範囲を越えようとすると、作業台が許容移動範囲
を越える方向に移動させる首振りアクチュエータ及び伸
縮アクチュエータの作動を規制することで、作業台が垂
直ポストに対して水平移動して車両に作用する転倒方向
モーメントが増加しても、この転倒方向モーメントが許
容転倒モーメントを越えることはなく、車両が転倒する
虞を未然に防止することができる。また、作業台の水平
移動により発生するモーメントがブームに対して曲げモ
ーメントやねじりモーメントとして作用しても、ブーム
が損傷しないように許容移動範囲を設定すれば、作業台
の水平移動によりブームが損傷する事態を未然に防止す
ることができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の一実施の形態における転倒防止装置を
搭載したオーバーフェンス作業車の斜視図を示す。 【図2】本発明の一実施の形態における転倒防止装置を
搭載したオーバーフェンス作業車が作業状態にある場合
の斜視図を示す。 【図3】本発明の一実施の形態における転倒防止装置の
ブロック図を示す。 【図4】本発明の一実施の形態における転倒防止装置の
作動を説明するためのオーバーフェンス作業車を示し、
同図(a)は許容移動範囲内を移動する作業台の平面図
であり、同図(b)はオーバーフェンス作業車が作業状
態にあるときの後方側側面図である。 【図5】本発明の一実施の形態における許容作業範囲を
説明するための平面図である。 【図6】本発明の一実施の形態における転倒防止装置の
作動を説明するためのオーバーフェンス作業車の平面図
である。 【符号の説明】 1 オーバーフェンス作業車(高所作業車) 7 車体(車両) 23 ブーム 37 ポスト(垂直ポスト) 46 首振りモータ(首振りアクチュエータ) 47 作業台 49 伸長シリンダ(伸縮アクチュエータ) 60 転倒防止装置 61 作業台首振り角センサ(作業台位置検出手段) 63 作業台伸長センサ(作業台位置検出手段) 81 判定回路(作業台位置判定手段) 82 規制駆動回路(作動規制手段) H 許容移動範囲
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 桑島 和夫 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 (72)発明者 久保 淳 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 (72)発明者 佐々木 隆 埼玉県上尾市大字領家字山下1152番地の10 株式会社アイチコーポレーション上尾工 場内 Fターム(参考) 3F333 AA11 AA15 AB02 AB04 AC03 BA12 BA13 BB03 BB09 BB23 BB26 BD02 BE02 CA14 CA15 CA24 FA09 FA22 FA34 FA36 FD02 FD03 FD04 FD07 FD09 FE09

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 車両に旋回動且つ起伏動可能に設けられ
    たブームと、前記ブームの先端部に上下に揺動自在に設
    けられ、前記ブームの起伏角度に拘わらず略垂直に支持
    される垂直ポストと、前記垂直ポストの先端に水平面内
    で首振り動可能に設けられ、且つ前記垂直ポストに対し
    て水平方向に伸縮拡張可能に構成された作業台とを有し
    てなる高所作業車の転倒防止装置であって、 前記作業台を首振り動させる首振りアクチュエータと、 前記作業台を伸縮動させる伸縮アクチュエータと、 前記垂直ポストに対する前記作業台の先端位置を検出す
    る作業台位置検出手段と、 前記作業台位置検出手段により検出された前記作業台の
    先端位置が、許容転倒方向モーメントにより予め設定さ
    れた許容移動範囲を超えているか否かを判定する作業台
    位置判定手段と、 前記作業台位置判定手段により前記作業台の先端位置が
    前記許容移動範囲を超えると判定されると、前記作業台
    が前記許容移動範囲を越える方向への前記首振りアクチ
    ュエータ及び前記伸縮アクチュエータの作動を規制する
    作動規制手段とを有して構成されていることを特徴とす
    る高所作業車の転倒防止装置。
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