JP2003252450A - バラ物払出方法及び装置 - Google Patents

バラ物払出方法及び装置

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JP2003252450A
JP2003252450A JP2002057292A JP2002057292A JP2003252450A JP 2003252450 A JP2003252450 A JP 2003252450A JP 2002057292 A JP2002057292 A JP 2002057292A JP 2002057292 A JP2002057292 A JP 2002057292A JP 2003252450 A JP2003252450 A JP 2003252450A
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Hideo Ichikawa
秀生 市川
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイロ内のバラ物の上部がほぼ平坦状に安定
するバラ物払出方法及び装置を提供する。 【解決手段】 サイロSの下部に移動自在に設けられた
切出機21によりサイロS内に貯留されたバラ物Bを切
り出してサイロS外へと払い出すバラ物払出方法におい
て、上記切出機21を、その切出機21によるバラ物切
出量を可変とすべくインバータ装置24により駆動し、
上記サイロS内における上記切出機21の位置に応じて
上記バラ物切出量を調節して上記サイロS内に貯留され
たバラ物Bの上部を略平坦状に安定させるものである。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、サイロ内に貯留さ
れたバラ物をサイロ外へ払い出すためのバラ物払出方法
及び装置に係り、特に、サイロ内に貯留されたバラ物の
上部がほぼ平坦状に安定するようにしたバラ物払出方法
及び装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、発電所のボイラに供給される石
炭などのバラ物はサイロ内に貯留されており、必要とさ
れる量のバラ物が払出装置によってサイロから切り出さ
れてボイラなどの所定場所へと払い出される。
【0003】図9を用いて、サイロ及び従来の払出装置
について説明する。
【0004】図にその断面を示すように、サイロSはほ
ぼ円筒形状であり、その内部にバラ物Bが貯留される。
一般に、サイロSは複数並設されている。払出装置1
a,1b,1c,1dは、サイロSの下部に複数(図で
は4個)設けられ、サイロS内に貯留されたバラ物Bを
払出コンベア2上へと切り出して、その払出コンベア2
により所定場所へと払い出すものである。払出コンベア
2は並設された複数のサイロSに渡って設けられてお
り、各サイロSから切り出されたバラ物Bを所定場所へ
と搬送する。
【0005】図10及び図11を用いて払出装置1を詳
しく説明する。
【0006】図10に示すように、サイロS内部の底面
を形成する切出テーブル3には紙面前後方向に延びる切
出溝4が形成されている。この切出溝4はサイロSを横
断するように形成されている。切出溝4の上方には、切
出テーブル3から所定間隔を隔てて山形部材5が配置さ
れている。山形部材5内には、レール7上を走行する走
行部8と、その走行部8の下側に回転自在に設けられた
回転パドル(切出機)9が設けられている。回転パドル
9は、図11に示すように、切出テーブル3上のバラ物
Bを掻き取って切出溝4から切り出すための腕部10を
備えている。
【0007】この回転パドル9が切出溝4に沿って移動
しつつ回転することによって、切出テーブル3上のバラ
物Bが次々と切出溝4から切り出されてシュート11を
介して払出コンベア2上に載置され、払出コンベア2に
よってサイロS外へと払い出されるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来の払出
装置では、サイロS内における回転パドル9の位置に関
わらず、回転パドル9により切出溝4から切り出される
バラ物の量は常に一定であった。即ち、回転パドル9が
サイロSの側壁付近を移動しているときであっても、サ
イロSの比較的内側部分(中央部分)を移動していると
きであっても回転パドル9によるバラ物切出量は同じで
あったのである。また、図9に示すようにサイロSの比
較的側部を横断する払出装置1a,1dの回転パドル9
によるバラ物切出量と、比較的中央部を横断する払出装
置1b,1cの回転パドル9によるバラ物切出量とも同
じであった。
【0009】その結果、従来の払出装置では、図12に
示すように、サイロS内に貯留されている(残ってい
る)バラ物Bの上部が山なりになっていた。
【0010】これは、サイロS内に投入されたバラ物B
は、そのバラ物Bが有する所定の安息角θで傾斜して安
定するため、全ての位置で同じ量だけ切り出していけ
ば、山なりの状態のまま高さが減少していくためであ
る。
【0011】また、サイロSの中央部のバラ物Bを切り
出した場合には、その両側部に積載されていたバラ物B
が切り出された部分になだれ込んでくるのに対して、サ
イロSの側壁付近のバラ物Bを切り出した場合、片側が
サイロSの内壁であるため切り出された部分になだれ込
んでくるバラ物Bの量が少なくなり、中央部と比べて減
りが速くなるのである。
【0012】このように、従来のバラ物払出方法及び装
置では、サイロS内に貯留されているバラ物Bの上面が
山なりになり、その結果、以下の問題が生じていた。
【0013】.サイロSの側部のバラ物Bが全て払い
出されたときに、中央部のバラ物Bがいまだ残っている
ことになり、中央部の払出装置1b,1cのみを再度運
転させる必要が生じ、効率が悪かった。
【0014】.山なりになったバラ物BがサイロS内
で崩落するおそれがあった。
【0015】.バラ物Bが全て払い出される前に、種
類の異なるバラ物BがサイロS内に投入された場合、サ
イロS内の同一高さにおいて種類の異なるバラ物Bが存
在することになり、側部の払出装置1a,1dにより払
い出されるバラ物Bと、中央部の払出装置1b,1cに
より払い出されるバラ物Bとで種類が異なってしまう場
合がある。
【0016】そこで、本発明の目的は、上記課題を解決
し、サイロ内のバラ物の上部がほぼ平坦状に安定するバ
ラ物払出方法及び装置を提供することにある。
【0017】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、サイロの下部に移動自在に設けられた切出
機によりサイロ内に貯留されたバラ物を切り出してサイ
ロ外へと払い出すバラ物払出方法において、上記切出機
を、その切出機によるバラ物切出量を可変とすべくイン
バータ装置により駆動し、上記サイロ内における上記切
出機の位置に応じて上記バラ物切出量を調節して上記サ
イロ内に貯留されたバラ物の上部を略平坦状に安定させ
るようにしたものである。
【0018】ここで、上記切出機が上記サイロの側壁付
近に位置しているときは、それよりも内側に位置してい
るときと比較して上記バラ物切出量を少なくすることが
好ましい。
【0019】更に本発明は、サイロの下部に移動自在に
設けられ、サイロ内に貯留されたバラ物を切り出す切出
機を備えたバラ物払出装置において、上記切出機に、そ
の切出機によるバラ物切出量を可変とするためのインバ
ータ装置を接続し、そのインバータ装置に、上記サイロ
内における上記切出機の位置に応じてインバータ装置の
出力周波数を制御する制御装置を接続したものである。
【0020】ここで、上記切出機が、上記サイロの下部
に開口形成された切出溝に沿って移動しつつ、サイロ内
のバラ物を掻き取って上記切出溝から切り出すための回
転パドルであっても良い。
【0021】また、上記回転パドルに、その回転速度を
可変とするインバータ装置を接続し、上記制御装置は、
上記バラ物切出量を少なくするときには上記インバータ
装置の出力周波数を低くして上記回転パドルの回転速度
を遅くし、逆にバラ物切出量を多くするときには上記イ
ンバータ装置の出力周波数を高めて上記回転パドルの回
転速度を速くするようにしても良い。
【0022】また、上記回転パドルに、その移動速度を
可変とするインバータ装置を接続し、上記制御装置は、
上記バラ物切出量を少なくするときには上記インバータ
装置の出力周波数を高めて上記回転パドルの移動速度を
速くし、逆にバラ物切出量を多くするときには上記イン
バータ装置の出力周波数を低めて上記回転パドルの移動
速度を遅くするようにしても良い。
【0023】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な一実施形態
を添付図面に基づいて詳述する。
【0024】本発明のバラ物払出装置の基本的な構成
は、図10に示した従来のものと同様である。従って、
図1では、本発明の特徴部分のみを概略的に示してい
る。
【0025】本実施形態のバラ物払出装置は、ほぼ円筒
形状のサイロSの下部に4個つづ設けられており、図1
では、各バラ物払出装置20a,20b,20c,20
dの回転パドル(切出機)21のみが示されている。サ
イロSは、図6に示すように複数(図では3個)並設さ
れており、各払出装置20a,20b,20c,20d
の回転パドル21はこれら複数のサイロSa,Sb,S
cに渡って移動しつつ回転して、各サイロSa,Sb,
Sc内に貯留されたバラ物を払出コンベア22上へと切
り出す。
【0026】本発明のバラ物払出装置20a,20b,
20c,20dの特徴は、回転パドル(切出機)21に
よって各サイロSa,Sb,Scから払出コンベア22
上へと切り出されるバラ物の切出量が可変である点にあ
る。
【0027】これを図1を用いて説明すると、本実施形
態では、各払出装置20a,20b,20c,20dの
回転パドル21を回転させるモータ23に、モータ23
の回転速度を可変にするためのインバータ装置24が接
続されており、そのインバータ装置24に、その出力周
波数を制御する制御装置25が接続されている。そし
て、制御装置25によりインバータ装置24の出力周波
数を制御して回転パドル21の回転速度を調節すること
によって、回転パドル21によるバラ物切出量を変える
ことができる。
【0028】即ち、制御装置25によりインバータ装置
24の出力周波数を高めて回転パドル21の回転速度を
速くすれば単位時間当たりのバラ物切出量は多くなり、
逆にインバータ装置24の出力周波数を低くして回転パ
ドル21の回転速度を遅くすれば単位時間当たりのバラ
物切出量は少なくなる。なお、本実施形態では回転パド
ル21の移動速度は一定である。
【0029】そして本発明のバラ物払出方法は、サイロ
S内における回転パドル21の位置に応じてバラ物切出
量を適切に調節することによって、サイロS内に貯留さ
れたバラ物Bの上部をほぼ平坦状に安定させるようにし
たものである。以下、この点について説明する。
【0030】まず、図1に示すように、サイロS内に投
入されたバラ物Bは、そのバラ物Bが有する所定の安息
角θで傾斜して山なりに積載される。また、「発明が解
決しようとする課題」で説明したように、サイロS内の
全ての位置において同量のバラ物Bを切り出した場合、
サイロSの側壁付近のほうが、それよりも内側部分(中
央部分)と比較して速く減少する。
【0031】従って、サイロS内のバラ物Bの上面を平
坦状に安定させるためには、図2に示すように、回転パ
ドル21がサイロSの側壁付近に位置しているときには
バラ物切出量を比較的少なくすると共に、それよりも内
側に位置しているときにはバラ物切出量を多くして、上
述した安息角θ、および減少速度の差を吸収する必要が
ある。これは、サイロSの径方向のどの断面においても
同じことが言える。
【0032】従って、制御装置25は、回転パドル21
によるバラ物切出量が図2のようになるようにインバー
タ装置24の出力周波数(回転パドル21の回転速度)
を制御する。
【0033】図3は、一例として、払出装置20cにお
ける、回転パドル21の位置と回転速度との関係を示し
た図である。回転パドル21がサイロSの側壁に最も近
接して位置しているときに回転速度は最も遅く、回転パ
ドル21によるバラ物切出量は最小となる。そして、回
転パドル21が、図示しない切出溝に沿ってサイロSの
内側方向(中央側)に移動するにつれて回転パドル21
の回転速度(バラ物切出量)が上昇する。回転パドル2
1の回転速度がある程度まで上昇すると一定となり、回
転パドル21がサイロSの中央部分を超えて他方の側壁
側へと移動すると、回転パドル21の回転速度は再び遅
くなり、バラ物切出量は減少する。全ての払出装置20
a,20b,20c,20dの回転パドル21がこれと
同様に制御される。
【0034】次に、図4は各払出装置20a,20b,
20c,20dの回転パドル21が同一ライン上に並ん
だとした場合における、各払出装置20a,20b,2
0c,20dの回転パドル21の回転速度を示す図であ
る。
【0035】図に示すように、比較的サイロSの側壁付
近に位置する二つの払出装置20a,20dの回転パド
ル21の回転速度は、それよりも内側に位置している二
つの払出装置20b,20cの回転パドル21の回転速
度よりも遅くなるように制御される。従って、サイロS
の側壁付近の払出装置20a,20dの回転パドル21
によるバラ物切出量は、それよりも内側に位置する払出
装置20b,20cの回転パドル21によるバラ物切出
量と比較して少なくなる。
【0036】このように、サイロSの径方向全ての断面
において、側壁付近のバラ物切出量が、それよりも内側
のバラ物切出量よりも少なくなるように、制御装置25
はインバータ装置24を制御する。その結果、バラ物B
投入時の安息角θおよび減少速度の差が、バラ物切出量
の差によって吸収されることになり、バラ物Bが切り出
されるにつれて、図5に示すようにサイロS内に貯留さ
れている(残っている)バラ物Bの上面はほぼ平坦状に
なる。
【0037】ここで、例えば図6においてサイロSaと
サイロSbに貯留されているバラ物を払い出すとする。
その場合、作業者は、まず制御装置25に、払出範囲
(バラ物を払い出すサイロの範囲であり、この場合、サ
イロSaとサイロSb)と単位時間当たりの総払出量Q
を入力する。すると、制御装置25は、全ての払出装置
20a,20b,20c,20dによってサイロSa,
Sbから払い出されるバラ物の単位時間当たりの合計払
出量がQとなり、かつ、バラ物を払い出すサイロSa,
Sb内のバラ物の上面が平坦状になるような各回転パド
ル21の各位置における回転速度を算出する。そして、
各払出装置20a,20b,20c,20dに設けられ
たエンコーダ等の位置検出手段(図示せず)から入力さ
れる回転パドル21の位置に基づいてインバータ装置2
4の出力周波数を制御して回転パドル21の回転速度
(バラ物切出量)を制御する。
【0038】ここで、サイロS内に投入された直後のバ
ラ物は安息角θで傾斜しているため、バラ物の切り出し
開始直後は、側壁近傍のバラ物切出量と、それよりも内
側のバラ物切出量との差は比較的大きく設定される。そ
して、バラ物がある程度切り出されて、バラ物の上面が
ほぼ平坦状になったならば、バラ物の上面を平坦状にす
るために考慮しなければならないことは減少速度の差の
みとなるので、側壁近傍のバラ物切出量と、それよりも
内側のバラ物切出量との差が小さくなるように調節され
る。
【0039】これまで、回転パドル21によるバラ物切
出量の調節は、回転パドル21の回転速度を変えて行う
として説明してきたが、本発明はこの点において限定さ
れず、回転パドル21の移動速度を変えてバラ物切出量
を調節することもできる。
【0040】即ち、回転パドル21を移動させるための
駆動装置にインバータ装置24を接続すると共に、イン
バータ装置24に制御装置25を接続し、制御装置25
によってインバータ装置24の出力周波数を高めて回転
パドル21の移動速度を速くすればバラ物切出量は少な
くなり、逆にインバータ装置24の出力周波数を低くし
て回転パドル21の移動速度を遅くすればバラ物切出量
は多くなる。
【0041】図7は、回転パドル21の移動速度を変え
てバラ物切出量を調節した場合における、払出装置20
cの回転パドル21の位置と移動速度との関係を示した
図である。回転パドル21がサイロSの側壁に最も近接
して位置しているときに移動速度は最も速く、回転パド
ル21によるバラ物切出量は最小になる。そして、回転
パドル21が、図示しない切出溝に沿ってサイロSの内
側方向(中央側)に移動するにつれて回転パドル21の
移動速度が遅くなり、バラ物切出量が上昇する。回転パ
ドル21の移動速度がある程度まで低下すると一定とな
り、回転パドル21がサイロSの中央部分を超えて他方
の側壁側へと移動すると、回転パドル21の移動速度は
再び速くなり、バラ物切出量は減少する。
【0042】次に、図8は各払出装置20a,20b,
20c,20dの回転パドル21が同一ライン上に並ん
だとした場合における、各払出装置20a,20b,2
0c,20dの回転パドル21の移動速度を示す図であ
る。
【0043】図に示すように、比較的サイロSの側壁側
に位置する二つの払出装置20a,20dの回転パドル
21の移動速度は、それよりも内側に位置している二つ
の払出装置20b,20cの回転パドル21の移動速度
よりも速くなる。従って、サイロSの側壁付近に位置す
る払出装置20a,20dの回転パドル21によるバラ
物切出量は、それよりも内側に位置する払出装置20
b,20cの回転パドル21によるバラ物切出量と比較
して少なくなり、バラ物の上部はバラ物Bが切り出され
るにつれて平坦状になっていく。
【0044】このように、回転パドル21によるバラ物
切出量の調節は、回転パドル21の移動速度を変化させ
て行うようにしても良いし、回転速度と移動速度の両方
を変化させて行うようにしても良い。
【0045】本発明によれば、サイロS内に貯留されて
いるバラ物Bの上部をほぼ平坦状に安定させることがで
きるため、側壁付近のバラ物Bを全て切り出したときに
中央部にバラ物が残ることがなく、効率よくバラ物を払
い出すことができる。
【0046】また、サイロS内でバラ物Bが崩落するこ
とがない。
【0047】更に、バラ物Bが全て払い出される前に、
銘柄の異なるバラ物BがサイロS内に投入された場合で
あっても、種類の異なるバラ物の境目が同一高さに位置
するため容易に選別できる。
【0048】
【発明の効果】以上要するに本発明によれば、サイロ内
に貯留されたバラ物の上部がほぼ平坦状に安定するとい
った優れた効果を発揮するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るバラ物払出装置の特
徴部を示す概略図である。
【図2】回転パドルの位置とバラ物切出量との関係を示
す図である。
【図3】一つの払出装置における、回転パドルの位置と
回転速度との関係を示す図である。
【図4】各払出装置の回転パドルの回転速度を示す図で
ある。
【図5】バラ物の上部が平坦状になった状態を示す、サ
イロの断面図である。
【図6】サイロと回転パドルを示す概略上面図である。
【図7】一つの払出装置における、回転パドルの位置と
移動速度との関係を示す図である。
【図8】各払出装置の回転パドルの移動速度を示す図で
ある。
【図9】サイロ及び従来の払出装置を示す断面斜視図で
ある。
【図10】従来の払出装置を示す断面図である。
【図11】回転パドルを示す上面図である。
【図12】バラ物の上部が山なりになった状態を示す、
サイロの断面図である。
【符号の説明】
21 切出機(回転パドル) 24 インバータ装置 25 制御装置 B バラ物 S サイロ

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 サイロの下部に移動自在に設けられた切
    出機によりサイロ内に貯留されたバラ物を切り出してサ
    イロ外へと払い出すバラ物払出方法において、 上記切出機を、その切出機によるバラ物切出量を可変と
    すべくインバータ装置により駆動し、 上記サイロ内における上記切出機の位置に応じて上記バ
    ラ物切出量を調節して上記サイロ内に貯留されたバラ物
    の上部を略平坦状に安定させることを特徴とするバラ物
    払出方法。
  2. 【請求項2】 上記切出機が上記サイロの側壁付近に位
    置しているときは、それよりも内側に位置しているとき
    と比較して上記バラ物切出量を少なくする請求項1記載
    のバラ物払出方法。
  3. 【請求項3】 サイロの下部に移動自在に設けられ、サ
    イロ内に貯留されたバラ物を切り出す切出機を備えたバ
    ラ物払出装置において、 上記切出機に、その切出機によるバラ物切出量を可変と
    するためのインバータ装置を接続し、 そのインバータ装置に、上記サイロ内における上記切出
    機の位置に応じてインバータ装置の出力周波数を制御す
    る制御装置を接続したことを特徴とするバラ物払出装
    置。
  4. 【請求項4】 上記切出機が、上記サイロの下部に開口
    形成された切出溝に沿って移動しつつ、サイロ内のバラ
    物を掻き取って上記切出溝から切り出すための回転パド
    ルからなる請求項3記載のバラ物払出装置。
  5. 【請求項5】 上記回転パドルに、その回転速度を可変
    とするインバータ装置を接続し、 上記制御装置は、上記バラ物切出量を少なくするときに
    は上記インバータ装置の出力周波数を低くして上記回転
    パドルの回転速度を遅くし、逆にバラ物切出量を多くす
    るときには上記インバータ装置の出力周波数を高めて上
    記回転パドルの回転速度を速くする請求項4記載のバラ
    物払出装置。
  6. 【請求項6】 上記回転パドルに、その移動速度を可変
    とするインバータ装置を接続し、 上記制御装置は、上記バラ物切出量を少なくするときに
    は上記インバータ装置の出力周波数を高めて上記回転パ
    ドルの移動速度を速くし、逆にバラ物切出量を多くする
    ときには上記インバータ装置の出力周波数を低めて上記
    回転パドルの移動速度を遅くする請求項4又は5記載の
    バラ物払出装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2021028239A1 (en) * 2019-08-09 2021-02-18 Thyssenkrupp Industries India Pvt. Ltd. Twin wheel plough feeder apparatus and method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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WO2021028239A1 (en) * 2019-08-09 2021-02-18 Thyssenkrupp Industries India Pvt. Ltd. Twin wheel plough feeder apparatus and method

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