JP2018104010A - 原料供給装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】 本発明は、追加供給部をホッパーの上流側に備えた原料供給装置において、原料が塊状で追加供給されることを抑制できると共に、幅方向での原料のバラツキを抑止することができる原料供給装置を提供する。
【解決手段】 本発明は、ホッパー10と、追加供給部2と、複数の切り出し筒14と、複数の供給シャッター17と、複数の計量装置18と、集合シャッター19と、各部の動作を制御する制御装置21と、を備えた原料供給装置1であって、追加供給部2が、追加供給ホッパー30と、追加供給フィーダー33と、前記トラフ上の所定高さで原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを規制する第一の規制部材34と、第一の規制部材34よりもホッパーに近くかつより低い位置で原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを更に低い位置で規制する第二の規制部材35と、を備える。
【選択図】図1

Description

本発明は、包装フィルムを用いた自動充填包装機に原料を所定重量だけ供給する原料供給装置に関するものであって、粒状、粉状の原料の他、特にきざみのり、削り節などのチップ状で原料同士が絡まり易いものに対応する。
従来のこの種の装置の一例として、例えば特許文献1に記載されている自動包装機への原料供給装置では、インスタント食品のかやくや、植物の種などの不定形な粒状原料を計量して自動包装機に供給するために、次のような構成を採用している。
すなわち、特許文献1に記載の原料供給装置において、ホッパー(原料貯留部)の排出部から排出された原料は、回転手段により同一方向に回転している下方傾斜した切り出し筒から、連続的に切り出されて受け部材内に投下され、計量装置により計量される。その後、所定重量に達したら開閉手段により受け部材の開閉蓋を開けて、計量された原料を排出する。その結果、正確な所定量の切り出しができて、披計量物(原料)の過剰切り出し又は過少切り出しによって生じる、コスト高や不良品処置の手間などが解消できるとしている。
特開平08−226845号公報
しかしながら、このような特許文献1に記載の原料供給装置では、ホッパー内の上〜中位置で多量の原料が絡まってしまい、ホッパー内下部の排出部付近が空洞になってしまうことがあった(図8(A)参照)。
このような原料の空洞化現象を『ブリッジ現象』とも称する。すなわち、図8(A)に示すように、ホッパー内の上から中程の位置で原料同士が絡まってブリッジが形成されてしまうおそれがあり、このようなブリッジが形成されてしまうと、ブリッジより下方の原料は順次排出されるがブリッジ部分はそのまま残されるため、ブリッジの下方(内側)に空洞が生じて、ホッパーから下流側への原料の供給が良好に行なえなくなるといった実情があった。
このようなことから、例えば、ホッパー上部に追加供給部を設置し、ホッパーに対し原料を少量ずつ追加供給することで、ホッパー内に多量の原料を貯め込まないようにしてブリッジ現象の発生を防止するといったことも想定される。
しかしながら、かかる追加供給部を備えた構成で、きざみのりや削り節などのチップ状で特に絡まり易い原料を用いた場合、原料が絡まった塊で供給されたり、ホッパーの幅方向に不均一に原料が供給されることがあるため、複数の切り出し筒が備えられている場合には、図8(B)に示すように、切り出し筒毎の披計量物(原料)の存在ばらつきが生じ、下流側への原料の供給不良や供給ばらつきが生じるといった実情があった。
更に、このような事態となった時、切り出し筒で塊状の原料が詰まったり、部分的に切り出し筒への供給が空になるなどして、原料供給装置が異常停止し包装機の生産効率を損なってしまうといった実情があった。
本発明は、かかる実情に鑑みなされたもので、ホッパーに原料を供給するための追加供給部をホッパーの上流側に備えた原料供給装置において、原料が塊状で追加供給されることを抑制できると共に、切り出し筒が原料搬送の幅方向に複数備えられる場合でも、幅方向での原料のバラツキを抑止して均一な状態で原料を供給することができ、延いてはホッパー内の原料要因により異常停止等することのない原料供給装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明は、
粒状、粉状またはチップ状の原料を貯留するホッパーと、
ホッパーに原料を供給するホッパー上方に配置された追加供給部と、
ホッパー内下方に傾斜した姿勢で挿通し、ホッパー内の原料を回転動作によって切り出す複数の切り出し筒と、
搬送された原料を受け取って予め設定したタイミングで集合シャッターに送り出す複数の供給シャッターと、
供給シャッター内の原料の重量を計測する複数の計量装置と、
複数の供給シャッターから送り出された原料を受け取って予め設定したタイミングで次工程の機器に集合送りを行う集合シャッターと、
複数切り出し筒の切り出し動作と、複数計量装置の計測動作と、複数供給シャッターの送り出し動作と、集合シャッターの集合送り動作を制御する制御装置と、
を備えた原料供給装置であって、
前記追加供給部が、
追加分の原料を貯留する追加供給ホッパーと、
前記追加供給ホッパーの直下に配置されていて、追加ホッパー内の原料をホッパーに向けて供給する幅広の平角皿状のトラフを備えた追加供給フィーダーと、
前記トラフ上の所定高さで、追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを規制する第一の規制部材と、
前記トラフ上の第一の規制部材よりもホッパーに近く第一の規制部材よりも低い位置で、追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを更に低い位置で規制する第二の規制部材と、
を備えていることを特徴とする。
粒状、粉状またはチップ状の原料を貯留するホッパーと、
ホッパーに原料を供給するホッパー上方に配置された追加供給部と、
ホッパー内下方に傾斜した姿勢で挿通し、ホッパー内の原料を揺動動作によって切り出す上面が開放された断面略U形状の傾斜樋構造を有する掻き出し樋と、
搬送された原料を受け取って予め設定したタイミングで集合シャッターに送り出す複数の供給シャッターと、
供給シャッター内の原料の重量を計測する複数の計量装置と、
複数の供給シャッターから送り出された原料を受け取って予め設定したタイミングで次工程の機器に集合送りを行う集合シャッターと、
複数切り出し筒の切り出し動作と、複数計量装置の計測動作と、複数供給シャッターの送り出し動作と、集合シャッターの集合送り動作を制御する制御装置と、
を備えた原料供給装置であって、
前記追加供給部が、
追加分の原料を貯留する追加供給ホッパーと、
前記追加供給ホッパーの直下に配置されていて、追加ホッパー内の原料をホッパーに向けて供給する幅広の平角皿状のトラフを備えた追加供給フィーダーと、
前記トラフ上の所定高さで、追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを規制する第一の規制部材と、
前記トラフ上の第一の規制部材よりもホッパーに近く第一の規制部材よりも低い位置で、追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを更に低い位置で規制する第二の規制部材と、
を備えていることを特徴とする。
本発明において、前記第一の規制部材と第二の規制部材の均し動作は、それぞれの原料接触部分の動作軌道が略楕円状であり、前記動作軌道はその下弦において追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に動作することを特徴とすることができる。
本発明において、前記第一の規制部材と第二の規制部材のそれぞれの先端の原料接触部分は、複数の櫛歯状に形成されていることを特徴とすることができる。
本発明において、前記第二の規制部材の櫛歯状部分は、第一の規制部材の櫛歯状部分に対して互い違いに配列されているとともに、
第二の規制部材の原料接触部分の動作軌道は、第一の規制部材の原料接触部分の動作軌道に対して、一部が重複していることを特徴とすることができる。
本発明において、前記第一の規制部材と第二の規制部材の原料接触部分の動作軌道は、その重複部分において櫛歯状部分同士が交差するタイミングで動作することを特徴とすることができる。
本発明において、前記追加供給部は、第一の規制部材と第二の規制部材の上下高さを調整可能とする規制部材上下調整部を備えていることを特徴とすることができる。
本発明において、前記追加供給部は、第一の規制部材の上下高さを調整可能とする第一の規制部材上下調整部と、第二の規制部材の上下高さを調整可能とする第二の規制部材上下調整部と、を備えていることを特徴とすることができる。
本発明において、前記追加供給ホッパーは、底面全てと追加供給フィーダーの搬送方向を向いた側面の一部が開口していて、上下位置を調整可能であり前記開口した側面の一部を塞ぐように配置される供給規制板を備えていることを特徴とすることができる。
本発明において、前記追加供給ホッパーは、攪拌装置を備え、
該攪拌装置は、
攪拌駆動部により揺動駆動される攪拌軸であって、追加供給ホッパー30内の高さ方向中程の原料の搬送方向に直交する水平方向に延在される攪拌軸に取り付けられ追加供給ホッパー内上方を攪拌する櫛歯状の上方攪拌部材と、
前記攪拌軸に取り付けられ追加供給ホッパー内下方を攪拌する櫛歯状の下方攪拌部材と、
が備えられていることを特徴とすることができる。
本発明において、前記ホッパーは、内部の原料貯留量が所定のレベルを下回った時に原料不足信号を発する原料レベルセンサを備えていて、
制御装置が原料不足信号を受けていない時は、追加供給フィーダーを停止するように制御する一方、
制御装置が原料不足信号を受けている時は、追加供給フィーダーのホッパーへの原料供給を行うように制御することを特徴とすることができる。
本発明によれば、ホッパーに原料を供給するための追加供給部をホッパーの上流側に備えた原料供給装置において、原料が塊状で追加供給されることを抑制できると共に、切り出し筒が原料搬送の幅方向に複数備えられる場合でも、幅方向でのバラツキを抑止して均一な状態で原料を供給することができ、延いてはホッパー内の原料要因により異常停止等することのない原料供給装置を提供することができる。
本発明の一実施の形態である原料供給装置の側面図(左側面図)(原料搬送方向に直交する水平方向から見た図)である。 同上実施の形態に係る原料供給装置の正面図(原料搬送方向から見た図)である。 (A)は同上実施の形態に係る原料供給装置の追加供給部を拡大して示す側面図であり、(B)は同上追加供給部の規制位置を拡大して示す側面図である。 (A)は櫛歯状の第一の規制部材及び第二の規制部材の一例を示す正面図であり、(B)は同上追加供給部の規制部材の動作軌道(移動軌跡)の一例を拡大して示す側面図である。 (A)は同上追加供給部における規制部材と追加ホッパーの出口の高さ調整機構の一例を示す側面図であり、(B)は同上追加供給部における規制部材の高さ調整機構の他の一例を示す側面図である。 (A)は同上追加供給部の規制部材の高さ(原料との接触位置)を下げた状態を示す側面図であり、(B)は同上追加供給部の規制部材の高さ(原料との接触位置)を上げた状態を示す側面図であり、(C)は同上追加供給部の供給規制板の高さ(原料との接触位置)を下げた状態を示す側面図であり、(D)は同上追加供給部の供給規制板の高さ(原料との接触位置)を上げた状態を示す側面図である。 (A)は同上原料供給装置の原料レベルセンサを備えたホッパーの一例を示す背面図であり、(B)は原料レベルが通常時の様子(追加供給フィーダーが停止される場合)を示す背面図であり、(C)は原料レベルが不足時の様子(追加供給フィーダーが動作される場合)を示す背面図である。 (A)は従来の原料供給装置のホッパーにおけるブリッジ現象を説明するための側面図であり、(B)は従来の原料供給装置のホッパーにおける幅方向での原料バラツキの一例を説明する背面図である。
以下、本発明に係る一実施の形態を、添付の図面を参照しつつ説明する。なお、以下で説明する実施の形態により、本発明が限定されるものではない。
ここで、本実施の形態に係る原料供給装置は、原料供給装置の上位置に、原料を追加供給する追加供給装置を備えた構成を前提として、追加供給される原料に高さの違う2段階の規制部材を当てて、段階的に追加供給量を規制することを特徴とする。
また、本実施の形態に係る原料供給装置は、切り出し筒及び計量装置に直近のホッパー内のブリッジ現象の発生リスクを回避するために、切り出し筒及び計量装置に直近のホッパー内の原料を最小限にキープするという考えに基づいて、追加供給装置から切り出し筒及び計量装置に直近のホッパーへの追加原料の供給に際して、規制部材を当てて追加供給量をなるべく少量に規制することを特徴としている。
本実施の形態に係る原料供給装置は、特に絡まり易いチップ状の原料(きざみのり、削り節、きざみわかめなど)等を対象とし、部材の規制する高さを少しずつ複数段階とすることで、塊となった原料を徐々に切り崩して均すようにして、原料が塊のまま供給されたり追加供給フィーダー上に留まってしまうことを防止することに貢献可能である。
本実施の形態に係る原料供給装置は、後で詳述するように、
粒状、粉状またはチップ状の原料を貯留するホッパー(10)と、
ホッパーに原料を供給するホッパー上方に配置された追加供給部(2)と、
ホッパー内下方に傾斜した姿勢で挿通し、ホッパー内の原料を回転動作によって切り出す複数の切り出し筒(14)と、
搬送された原料を受け取って予め設定したタイミングで集合シャッターに送り出す複数 の供給シャッター(17)と、
供給シャッター内の原料の重量を計測する複数の計量装置(18)と、
複数の供給シャッターから送り出された原料を受け取って予め設定したタイミングで次工程の機器に集合送りを行う集合シャッター(19)と、
複数切り出し筒の切り出し動作と、複数計量装置の計測動作と、複数供給シャッターの送り出し動作と、集合シャッターの集合送り動作を制御する制御装置(21)と、
を備えた原料供給装置(1)であって、
前記追加供給部(2)が、
追加分の原料を貯留する追加供給ホッパー(30)と、
前記追加供給ホッパーの直下に配置されていて、追加ホッパー内の原料をホッパーに向けて供給する幅広の平角皿状のトラフを備えた追加供給フィーダー(33)と
前記トラフ上の所定高さ(LV1)で、追加供給フィーダーの原料送り方向(原料搬送方向)(V4)に対して逆方向(V2)に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを規制する第一の規制部材(34)と、
前記トラフ上の第一の規制部材よりもホッパーに近く第一の規制部材よりも低い位置(LV2)で、追加供給フィーダーの原料送り方向に対して逆方向(V3)に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを更に低い位置で規制する第二の規制部材(35)と、
を備えていることを特徴としている。
なお、上記において、切り出し筒(14)は、「ホッパー内下方に傾斜した姿勢で挿通し、ホッパー内の原料を揺動動作によって切り出す上面が開放された断面略U形状の傾斜樋構造を有する掻き出し樋」に代替可能である。
以下、添付の図面を参照しつつ説明する。
図1は本発明の一実施の形態である原料供給装置の側面図であり、図2は同上実施の形態に係る原料供給装置の正面図であって、最初に、同上実施の形態に係る原料供給装置の構成に関する説明を行う。即ち、図1と図2に示すように、本実施の形態に係る原料供給装置1において、10はホッパー、11はホッパー10内の原料(粒状、粉状の原料の他、例えば、きざみのり、削り節などのチップ状で原料同士が絡まり易い原料など)の残量を原料レベルセンサ等により確認するための窓(ガラス窓など)、12はホッパー10内の原料の残量レベルを計測する原料レベルセンサ、13はホッパー10の基台20(装置フレーム)に対する傾斜を調整するための傾斜調整ベース、14はホッパー10内の原料を切り出しつつ下流側へ搬送する切り出し筒である。
この切り出し筒14は中空円筒状の部材を傾斜させた構造を有している。また、切り出し筒14の外周には駆動伝達ギヤが嵌め込まれており、該駆動伝達ギヤに駆動ギヤ等を介して回転連結された駆動用モータ等を含んで構成される切り出し駆動部15により、切り出し筒14はその長手方向中心軸廻りに回転されるように構成されている。
かかる回転動作により、切り出し筒14は、ホッパー10内の原料を切り出して切り出し筒14の中空部内に導き、その後は回転動作により、原料を下流側のフィーダー16に向けて搬送することができるようになっている。
前記切り出し筒14の傾斜出口直下には、フィーダー16が配置されており、このフィーダー16は切り出し筒14より受け取った原料を拡散させつつ、振動作用で図1において右方向に搬送する。
そして、上記フィーダー16の出口直下には、供給シャッター17が配置されており、この供給シャッター17は計量装置18に接続されていて、フィーダー16により搬送されてきた原料は、閉じられた状態となっている供給シャッター17内に落下される一方、計量装置18は、供給シャッター17により受け止められている原料の重量を計測できるようになっている。
計量装置18が予め設定された計量値となったことを計測すると、供給シャッター17の落下口が開放され、下流側の集合シャッター19に正しく計量された原料が送り出されるようになっている。
集合シャッター19は、複数の供給シャッター17から送り出された計量済みの原料を受け取って予め設定したタイミングで次工程の機器に集合送りを行うようになっている。
なお、複数の供給シャッター17から送り出される個別の原料を、集合シャッター19に集合させているのは、少ない原料を複数個所で計量してから合流させた方が、計量速度を速くすることができると共に(例えば、供給シャッター17の2列分の原料量が下流側で要求される場合、5列のうち2列だけの供給シャッター17を開き集合シャッター19に供給した後、対応する2列分の切り出し筒14とフィーダー16を動かして次の原料を計量する間に、他の計量済みの2列分の原料を供給シャッター17を開放して集合シャッター19に送り出すことができる)、原料の計量自由度を高めることができるからである。
なお、上記の各要素は、基台(フレーム)20に構築されており、この基台20の下には本発明に係る原料供給装置の各種制御を行う制御装置(コントローラー)としての制御盤21と、制御盤21の各種入出手段である操作パネル22が配備されている。
ここで、本実施の形態は、ホッパー10内での原料のブリッジ現象の発生の抑制するために、ホッパー10に少しずつ原料を供給する追加供給装置をホッパー10の上流側に備えた構成とすると共に、該追加供給装置を備えた場合に生じるおそれのある問題を解決するために、すなわち、原料が塊状で追加供給されることを抑制できると共に、切り出し筒が原料搬送の幅方向(原料搬送方向に直交する水平方向)に複数備えられる場合でも、幅方向での原料のバラツキを抑止して均一な状態で原料を供給することができ、延いてはホッパー内の原料要因により異常停止等することがないように、以下のような構成を備えている。
図1、図2、図3等に示すように、本実施の形態に係る原料供給装置1には、ホッパー10に原料を供給するホッパー10上方に配置された追加供給部2が備えられている。
かかる追加供給部2は、
ホッパー10に追加供給する追加用の原料(粒状、粉状の原料の他、例えば、きざみのり、削り節などのチップ状で原料同士が絡まり易い原料など)を貯留する追加供給ホッパー30と、
前記追加供給ホッパー30の直下に配置されていて、追加供給ホッパー30内の原料をホッパー10に向けて供給するための幅広の(複数の切り出し筒14の並設方向に幅の広い)平角皿状のトラフ33A(板状材料を上方開口のコ字状に折り曲げ、原料搬送方向の一端は開口されると共に、他端は例えば底面が徐々に開口を塞ぐように外端に向かうに従って徐々に隆起されているような形状を有する溝状の要素)(搬送台、搬送すべり台)を備えた追加供給フィーダー(振動フィーダー)33と、
前記トラフ33A上の所定高さ(図3(B)のLV1参照)で、追加供給フィーダー33の原料送り方向(原料搬送方向:V4)に対して逆方向(V2)に均し動作を行いホッパー10に送られる原料のレベル(トラフ33Aの内側底面からの高さ)を規制する第一の規制部材34と、
前記トラフ33A上の第一の規制部材34よりもホッパー10に近く(原料の搬送方向下流側の位置で)、その先端部分351が第一の規制部材34の先端部分341よりも低い位置(図3(B)のLV2参照)で、追加供給フィーダー33の原料送り方向(V4)に対して逆方向(V3)に均し動作を行いホッパー10に送られる原料のレベル(トラフ33Aの内側底面からの高さ)を更に低い位置で規制する第二の規制部材35と(図1、図3、図4(B)等参照)、
を備えている。
なお、前記第一の規制部材34及び第二の規制部材35は、図4(A)に示すように、丸棒や角棒等の棒状要素を所定間隔で複数並設した櫛刃状とすることができるが、これに限定されるものではなく、原料搬送幅方向に延在される平板状(延在される平板を複数に分割した場合も含む)とすることができる。
ただし、「平板状」とした場合、原料を横つながりの塊ごと移動させる可能性が高いので場合(原料の種類など)によってはNGとなるおそれが高まるが、櫛歯状(フォーク状)とした場合には、各刃が塊の原料に刺さって解すことができるため、原料にかかわらず均し易くなるといったことが期待できる。
また、前記第一の規制部材34及び第二の規制部材35を動力源により移動可能に構成することができる。
かかる場合には、例えば、前記第一の規制部材34及び第二の規制部材35が行う均し動作を楕円状とすることができる(図4(B)参照)。例えば、図3(A)に示すように、規制駆動部36のリンク機構1(361)、リンク機構2(362)を回転駆動モータにより駆動することで、前記第一の規制部材34及び第二の規制部材35の先端部分(原料接触部分)341、351を楕円状に移動させることができる。
すなわち、図3(A)、図3(B)、図4(B)に示すように、前記第一の規制部材34と第二の規制部材35の均し動作は、トラフ33A上での原料送り方向(原料搬送方向)に略直交する水平方向から見たときに、前記第一の規制部材34と第二の規制部材35のそれぞれの先端部分341、351が略楕円状に移動する(それぞれの先端部分341、351の移動軌跡が略楕円状となる)ようにすることができる。つまり、前記第一の規制部材34と第二の規制部材35のそれぞれの原料接触部分(先端部分341、351)の動作軌道(V2,V3)を略楕円状とすることができる。更に、前記動作軌道は、略楕円状の下弦において追加供給フィーダー33の原料送り方向(V4)に対して逆方向に動作することを特徴とすることができる(図4(B)等参照)。
このように、前記第一の規制部材34と第二の規制部材35のそれぞれの原料接触部分(先端部分)341、351の動作軌道(V2,V3)を略楕円状とすると、必要以上に荒すことなく静かに、トラフ33A上を搬送されてくる原料を均すことができるため、円滑で効果的な原料の均しの実現に貢献可能である。
なお、前記第一の規制部材34と第二の規制部材35のそれぞれの原料接触部分(先端部分)341、351を、略楕円状の下弦において追加供給フィーダー33の原料送り方向に対して逆方向に動作させる構成とすれば、前記第一の規制部材34と第二の規制部材35のそれぞれの原料接触部分(先端部分)341、351をトラフ33A上を搬送されてくる原料に対して反対方向から衝突させて強力に原料を均すことができるため、原料の幅方向(原料の搬送方向と直交する水平方向)におけるバラツキを効果的に無くすことができる。
また、第一の規制部材34と第二の規制部材35の原料接触部分(先端部分)341、351の動作範囲(移動軌跡)が、原料搬送方向において離間していると、その間に、第二の規制部材35により均されて上流側に戻された原料が溜まってしまうため、第二の規制部材35が規制すべき規制量が多くなって良好な均しを行なうことができなくなる場合が想定される。
このため、そのような場合には、本実施の形態では、第一の規制部材34と第二の規制部材35の原料接触部分(先端部分)341、351の動作範囲(移動軌跡)を原料搬送方向において重複(オーバーラップ)させることで、第一の規制部材34の原料接触部分(先端部分)341によって、第二の規制部材35により均されて上流側に戻された原料を解すことができるため、第二の規制部材35の規制量が所定以上に増えないようにすることができる(図4(B)参照)。
なお、第二の規制部材35で追加供給フィーダー33の上流側に均されて戻されてきた余剰分の原料を、第一の規制部材34が第二の規制部材35との重複位置で、第二の規制部材35から直接受け取って更に上流に戻すことができるように(すなわち、より効果的かつ確実に原料を均すことができるように)、第一の規制部材34と第二の規制部材35の原料接触部分(先端部分)341、351の動作のタイミングを合わせることが好ましい。すなわち、同じ動作速度(回転速度)で、かつ、位相が回転角度で180度ズレた状態として、第一の規制部材34と第二の規制部材35の原料接触部分(先端部分)341、351を動作させることが好ましい(図4(B)の各動作タイミングT1〜T4、t1〜t4を参照)。
言い換えると、前記第一の規制部材34と第二の規制部材35の原料接触部分341、351の動作軌道(移動軌跡)は、その重複部分において櫛歯状部分同士が交差するタイミングで動作するようにすることができる。
また、原料供給装置1の基台(フレーム)20に対して規制部材駆動部36の上下方向の相対位置(高さ)(V7)を規制部材上下調整部38を介して調整可能に構成することで、第一の規制部材34と第二の規制部材35の先端部分341、351の上下方向の高さ位置を調整可能に構成することができ、これにより原料との接触位置を調整可能とし、ホッパー10への原料の追加供給量を調整可能な構成とすることができる(図5(A)、図6(A)、図6(B)参照)。
また、図5(B)に示すように、規制部材駆動部36を相互独立に構成し、原料供給装置1の機台(フレーム)20に対して、第一の規制部材駆動部36A、第二の規制部材駆動部36Bの上下方向の相対位置(高さ)(V7A、V7B)を第一の規制部材上下調整部38A、第二の規制部材上下調整部38Bを介して相互独立に調整可能に構成することで、第一の規制部材34と第二の規制部材35の先端部分341、351の上下方向の高さ位置を相互独立に調整可能に構成することができ、これにより、第一の規制部材34と第二の規制部材35のレベル差を調整でき、以って原料との接触位置をより精密に調整可能とし、ホッパー10への原料の追加供給量をより精密に調整可能な構成とすることができる。
また、本実施の形態では、追加供給ホッパー30の出口側側板30A(原料搬送方向下流側の幅方向に延在する側板)に、シャッター状の供給規制板37を備えることができ、該供給規制板37の上下方向の高さ(V6:図5(A)参照)調整を可能とすることで、第一の規制部材34と第二の規制部材35による規制前の原料の追加供給量を調整することができ、以ってより高精度にホッパー10への原料の追加供給量を調整することができる(図5、図6(C)、図6(D)参照)。
すなわち、本実施の形態では、前記追加供給ホッパー30は、底面全てと追加供給フィーダー33の搬送方向(V4)を向いた側面(出口側側板30A)の一部が開口していて、上下位置を調整可能であり前記開口した側面の一部を塞ぐように配置される供給規制板37を備えて構成することができる。
また、本実施の形態では、追加供給ホッパー30内で原料を上下方向に崩すように撹拌して、追加供給ホッパー30内における原料のブリッジ現象が生じるのを防止することができるように構成されている(図3(A)参照)。
すなわち、前記追加供給ホッパー30は、図1、図2、図3(A)に示すように、攪拌装置31が備えられ、
攪拌装置31は、
攪拌駆動部(例えば揺動モータ)32によりV1方向に揺動駆動される攪拌軸32Aであって、追加供給ホッパー30内の高さ方向中程の幅方向(追加供給フィーダー33による原料の搬送方向に直交する水平方向)に延在される攪拌軸32Aに取り付けられ追加供給ホッパー30内上方を攪拌する上方攪拌部材(上方攪拌棒)31Aと、
前記攪拌軸32Aに取り付けられ追加供給ホッパー30内下方を攪拌する下方攪拌部材(下方攪拌棒)31Bと、
が備えられている。
なお、上方攪拌部材31Aは、
攪拌軸32Aから二股に分かれそれぞれ斜め上方に延在される棒状部材31a、31bと、
略へ字状に折曲された棒状部材31c(31d)であって、棒状部材31c、31dは攪拌軸32Aを挟んで対面配置され、各折曲部付近が棒状部材31a(31b)の先端に接続されていると共に、棒状部材31c(31d)の上端同士が接続され、下端がフリーとされている。
また、下方攪拌部材31Bは、攪拌軸32Aから略垂直に下方に延在される棒状部材により構成されている。
但し、上方攪拌部材31A、下方攪拌部材31Bは、上記構成に限定されるものではなく、追加供給ホッパー30内のブリッジ現象の発生を抑制可能であれば、適宜変更可能である。
なお、上方攪拌部材31A、下方攪拌部材31Bは、図2に示すように、攪拌軸32Aの長手方向に沿って所定間隔を持って相互に互い違いに(櫛歯状に)配設されることができる。
すなわち、本実施の形態では、上下2方向に向かって延在している櫛歯状の先端部分を備えた撹拌部材(31A,31B)が追加供給ホッパー30の側面から原料内を通るように幅方向に沿って挿通された撹拌軸(揺動軸)32Aに取り付けられていて、
撹拌軸(揺動軸)32Aは、前記撹拌部材31A,31Bの櫛歯状の先端部分を追加供給ホッパー30内で搖動駆動させる撹拌駆動部32に接続された構成とすることができる(図2等参照)。
また、本実施の形態では、ホッパー10内の原料が増え過ぎないように原料レベルセンサ12でホッパー10内の原料量を検出し、その検出結果に基づいて、原料の追加供給動作を制御(規制)することができるように構成されている(図1、図7等参照)。
例えば、ホッパー10の両側面に透明な窓(ホッパー窓11A,11B)が備えられ、フォトセンサ等からなる原料レベルセンサ12A,12Bで原料の有無(原料残量)を検知(検出)することができるように構成することができる(図7(A)〜図7(C)参照)。
また、他の例としては、ホッパー10の背面側に窓(ホッパー窓)を設けて切り出し筒14より少し上の位置で切り出し筒14の列数分のフォトセンサ(原料レベルセンサ12)を設けて、どれか一つが原料不足信号を発した場合に、追加供給フィーダー33による原料の追加供給を行うといった構成を採用することができる。
これにより、例えば、ホッパー10の一部(真ん中など)だけがへこむように原料不足となってしまうような場合であっても、ホッパー10に良好に原料を供給することができる。
すなわち、本実施の形態に係る原料供給装置1において、前記ホッパー10は、内部の原料貯留量が所定のレベルを下回った時に原料不足信号を発する原料レベルセンサ12を備え、制御盤(制御装置、コントローラー)21が原料不足信号を受けていない時は、追加供給フィーダー33を停止するように制御する一方、制御盤21が原料不足信号を受けている時は、追加供給フィーダー33のホッパー10への原料供給を行わせる(開始する)ように制御するように構成することができる。
以上のように、本実施の形態に係る原料供給装置1によれば、ホッパーに原料を供給するための追加供給部2をホッパーの上流側に備えた原料供給装置において、原料が塊状で追加供給されることを抑制できると共に、切り出し筒が原料搬送の幅方向に複数備えられる場合でも、幅方向でのバラツキを抑止して均一な状態で原料を供給することができ、延いてはホッパー内の原料要因により異常停止等することのない原料供給装置を提供することができる。
なお、本実施の形態では、原料搬送方向である長手方向の中心廻りに回転駆動される切り出し筒14を備えることとして説明したが、これに限定されるものではなく、切り出し筒に代えて、掻き出し樋を採用することができる。
掻き出し樋は、例えば、特開2014−69887号公報に記載されている掻き出し樋の構成を採用することができる。詳細には、掻き出し樋は、上面が開放された断面略U形状の傾斜樋構造を有し、該掻き出し樋は、揺動駆動用モータにより原料搬送方向である長手方向の中心廻りに揺動駆動されるようになっている。すなわち、掻き出し樋は時計回転方向に所定角度だけ回動(これを正回動とする)された後、半島径方向(逆方向)に回動(逆回動)されることで揺動運動されるようになっている。
なお、駆動用モータの揺動は、コントローラー21により制御され、予め設定された角度分だけ左方向に回動し、その後直ちに回動方向を変えて予め設定された角度分だけ右方向に回動し、この切り返し回動動作は繰り返し行われる。
かかる掻き出し樋の揺動動作は、予め設定された角度分だけ正方向に回動し、その後直ちに回動方向を変えて予め設定された角度分だけ逆方向に回動し、この切り返し回動動作は繰り返し行われて揺動動作になるが、この結果、掻き出し樋の揺動動作は、搬送している原料に対して90度横方向の攪拌力が加わって、固まり易い性質若しくは絡まり易い性質を有する原料がバラバラに分離されることになり、原料に対して強力な解し作用が加えられることになる。
また、本実施の形態では、規制部材は原料搬送方向の上流側と下流側の2段構成として説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、3段、4段と、2段以上の多段構成とすることができる。なお、多段構成として1回の規制量を少なくした方が原料を塊のまま動かしてしまうリスクを低減することができ、よりバラツキの少ない精度の良い原料搬送延いては計量の実現に貢献可能である。
なお、本実施の形態に係る追加供給フィーダー33の幅広の平角皿状のトラフ33Aは、原料搬送方向に直交する水平方向並ぶ複数の切り出し筒14全てにかかる幅(亘る幅)を有することができる。
また、本実施の形態に係る第一の規制部材34と第二の規制部材35の櫛歯は、複数の切り出し筒14全てにかかる幅(亘る幅)とすることができる。
また、本実施の形態では、第一の規制部材34と第二の規制部材35の均し動作における先端部分341、351の軌道(移動軌跡)は、略楕円形としたが、これに限定されるものではなく、先端部分341、351を円状や矩形状(或いは直線状)に動作させることも可能である。すなわち、最下流位置へ復帰させる動作時に、先端部分341、351が原料に接触しなければ、他の軌道(移動軌跡)を採用することができる。
ところで、ホッパー10内の原料のブリッジ現象の発生を防止するために、ホッパー10内に撹拌棒31等を用いた撹拌装置を設置するといった構成を採用しない理由は、ホッパー10内の原料に対して撹拌を行うと切り出し筒14に入る原料の量に直接影響が出るため、切り出し筒14の下流側で行なわれる計量に影響が及び、精度の高い計量が行なわなくなるおそれがあるためである(崩れた原料が大量に特定の切り出し筒に入ったり、撹拌動作で原料を特定の切り出し筒に押し込んだりしてしまうおそれがある)。
以上で説明した実施の形態は、本発明を説明するための例示に過ぎず、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において、種々変更を加え得ることは可能である。
1 原料供給装置
2 追加供給部
10 ホッパー
12 原料レベルセンサ
14 切り出し筒
16 フィーダー
17 供給シャッター
18 計量装置
19 集合シャッター
21 制御盤(制御装置、コントローラー)
30 追加供給ホッパー
31 攪拌装置
31A 上方攪拌部材(上方攪拌棒)
31B 下方攪拌部材(下方攪拌棒)
33 追加供給フィーダー(振動フィーダー)
33A トラフ
24 第一の規制部材
341 先端部分(原料接触部分)
35 第二の規制部材
351 先端部分(原料接触部分)
37 供給規制板
38 規制部材上下調整部
38A 第一の規制部材上下調整部
38B 第二の規制部材上下調整部

Claims (11)

  1. 粒状、粉状またはチップ状の原料を貯留するホッパーと、
    ホッパーに原料を供給するホッパー上方に配置された追加供給部と、
    ホッパー内下方に傾斜した姿勢で挿通し、ホッパー内の原料を回転動作によって切り出す複数の切り出し筒と、
    搬送された原料を受け取って予め設定したタイミングで集合シャッターに送り出す複数の供給シャッターと、
    供給シャッター内の原料の重量を計測する複数の計量装置と、
    複数の供給シャッターから送り出された原料を受け取って予め設定したタイミングで次工程の機器に集合送りを行う集合シャッターと、
    複数切り出し筒の切り出し動作と、複数計量装置の計測動作と、複数供給シャッターの送り出し動作と、集合シャッターの集合送り動作を制御する制御装置と、
    を備えた原料供給装置であって、
    前記追加供給部が、
    追加分の原料を貯留する追加供給ホッパーと、
    前記追加供給ホッパーの直下に配置されていて、追加ホッパー内の原料をホッパーに向けて供給する幅広の平角皿状のトラフを備えた追加供給フィーダーと、
    前記トラフ上の所定高さで、追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを規制する第一の規制部材と、
    前記トラフ上の第一の規制部材よりもホッパーに近く第一の規制部材よりも低い位置で、追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを更に低い位置で規制する第二の規制部材と、
    を備えていることを特徴とする原料供給装置。
  2. 粒状、粉状またはチップ状の原料を貯留するホッパーと、
    ホッパーに原料を供給するホッパー上方に配置された追加供給部と、
    ホッパー内下方に傾斜した姿勢で挿通し、ホッパー内の原料を揺動動作によって切り出す上面が開放された断面略U形状の傾斜樋構造を有する掻き出し樋と、
    搬送された原料を受け取って予め設定したタイミングで集合シャッターに送り出す複数の供給シャッターと、
    供給シャッター内の原料の重量を計測する複数の計量装置と、
    複数の供給シャッターから送り出された原料を受け取って予め設定したタイミングで次工程の機器に集合送りを行う集合シャッターと、
    複数切り出し筒の切り出し動作と、複数計量装置の計測動作と、複数供給シャッターの送り出し動作と、集合シャッターの集合送り動作を制御する制御装置と、
    を備えた原料供給装置であって、
    前記追加供給部が、
    追加分の原料を貯留する追加供給ホッパーと、
    前記追加供給ホッパーの直下に配置されていて、追加ホッパー内の原料をホッパーに向けて供給する幅広の平角皿状のトラフを備えた追加供給フィーダーと、
    前記トラフ上の所定高さで、追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを規制する第一の規制部材と、
    前記トラフ上の第一の規制部材よりもホッパーに近く第一の規制部材よりも低い位置で、追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に均し動作を行いホッパーに送られる原料のレベルを更に低い位置で規制する第二の規制部材と、
    を備えていることを特徴とする原料供給装置。
  3. 前記第一の規制部材と第二の規制部材の均し動作は、それぞれの原料接触部分の動作軌道が略楕円状であり、前記動作軌道はその下弦において追加供給フィーダーの原料搬送方向に対して逆方向に動作することを特徴とする請求項1または請求項2に記載の原料供給装置。
  4. 前記第一の規制部材と第二の規制部材のそれぞれの先端の原料接触部分は、複数の櫛歯状に形成されていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れか一つに記載の原料供給装置。
  5. 前記第二の規制部材の櫛歯状部分は、第一の規制部材の櫛歯状部分に対して互い違いに配列されているとともに、
    第二の規制部材の原料接触部分の動作軌道は、第一の規制部材の原料接触部分の動作軌道に対して、一部が重複していることを特徴とする請求項4に記載の原料供給装置。
  6. 前記第一の規制部材と第二の規制部材の原料接触部分の動作軌道は、
    その重複部分において櫛歯状部分同士が交差するタイミングで動作することを特徴とする請求項5に記載の原料供給装置。
  7. 前記追加供給部は、第一の規制部材と第二の規制部材の上下高さを調整可能とする規制部材上下調整部を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一つに記載の原料供給装置。
  8. 前記追加供給部は、第一の規制部材の上下高さを調整可能とする第一の規制部材上下調整部と、第二の規制部材の上下高さを調整可能とする第二の規制部材上下調整部と、を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れか一つに記載の原料供給装置。
  9. 前記追加供給ホッパーは、底面全てと追加供給フィーダーの搬送方向を向いた側面の一部が開口していて、上下位置を調整可能であり前記開口した側面の一部を塞ぐように配置される供給規制板を備えていることを特徴とする請求項1〜請求項8の何れか一つに記載の原料供給装置。
  10. 前記追加供給ホッパーは、攪拌装置を備え、
    該攪拌装置は、
    攪拌駆動部により揺動駆動される攪拌軸であって、追加供給ホッパー内の高さ方向中程の原料の搬送方向に直交する水平方向に延在される攪拌軸に取り付けられ追加供給ホッパー内上方を攪拌する櫛歯状の上方攪拌部材と、
    前記攪拌軸に取り付けられ追加供給ホッパー内下方を攪拌する櫛歯状の下方攪拌部材と、
    が備えられていることを特徴とする請求項1〜請求項9の何れか一つに記載の原料供給装置。
  11. 前記ホッパーは、内部の原料貯留量が所定のレベルを下回った時に原料不足信号を発する原料レベルセンサを備えていて、
    制御装置が原料不足信号を受けていない時は、追加供給フィーダーを停止するように制御する一方、
    制御装置が原料不足信号を受けている時は、追加供給フィーダーのホッパーへの原料供給を行うように制御することを特徴とする請求項1〜請求項10の何れか一つに記載の原料供給装置。
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