JP2003251158A - 濾過膜モジュールのオンライン薬液洗浄方法 - Google Patents
濾過膜モジュールのオンライン薬液洗浄方法Info
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Abstract
濾過装置において、濾過膜モジュールを効率的に洗浄す
るためのオンライン薬液洗浄方法を提供することを目的
とする。 【解決手段】 濾過膜モジュールの薬液洗浄を行う前に
物理的洗浄を行い、物理的洗浄を行った後、濾過膜モジ
ュール内の水を抜き、次いで薬液洗浄を行ない、該薬液
洗浄後に物理的洗浄を行い、更にこの物理的洗浄後にモ
ジュール内の水を抜くことを特徴とする濾過膜モジュー
ルのオンライン薬液洗浄方法。
Description
設備する濾過膜を用いた濾過装置の洗浄方法に関する。
特に、濾過膜モジュールの薬液洗浄を効率的に行うため
の洗浄方法に関する。
水を得る膜濾過装置において、濾過膜の表面に生物分が
付着したり、濾過膜の細孔に金属成分が蓄積したりし
て、濾過膜が詰まるため、濾過水量が低下するという問
題がある。
ルの物理洗浄や薬液洗浄が行なわれている。濾過膜モジ
ュールの薬液洗浄方法としては、オフラインで行う方法
とオンラインで行う方法がある。オフラインで循環しな
がら薬液洗浄を行う方法の場合は、長時間にわたり濾過
膜装置を停止する必要がある。
前に物理的な洗浄を行わないとモジュール内に蓄積され
た生物分や金属分で薬液が無駄に消費され、薬液洗浄の
効率を落とす問題点がある。その上、濾過膜モジュール
に水が充満された状態で薬液洗浄を行うと、薬液濃度の
調整が難しいという問題もある。
やすくなった生物分や、膜の細孔に詰まっていて薬液中
に溶け出した金属分を排出する必要がある。これらは、
単に濾過膜モジュール内の水を濾過膜モジュール外に排
出するだけでは完全には排出できない。
基材に付着した薬液成分が残留しており、このまま濾過
を行うと、濾過水側に薬液成分が流出するおそれがあ
る。
ュールを設備する濾過膜を用いた濾過装置において、濾
過膜モジュールを効率的に洗浄するためのオンライン薬
液洗浄方法を提供することを目的とする。
に対し検討を行った結果、薬液洗浄を行う前に物理的洗
浄を行うこと。また、薬液洗浄を行った後にも物理的洗
浄を行い、十分に濾過膜モジュール内を洗浄すること。
また、薬液洗浄後に洗浄濾過を行い、膜モジュール内の
薬液濃度を十分に下げること。生産水側に薬液成分が混
入しない方法をとること。によって上記課題を達成する
ことを見いだした。
濾過装置の洗浄方法において、物理的洗浄を行った後、
濾過膜モジュール内の水を抜き、次いで原水または濾過
水に薬液を注入し通常濾過と同様の濾過を行う洗浄濾過
で濾過膜モジュールを洗浄する薬液洗浄を行ない、該薬
液洗浄後に物理的洗浄を行い、更に該物理的洗浄後にモ
ジュール内の水を抜くことを特徴とする濾過膜モジュー
ルのオンライン薬液洗浄方法。 記載の膜モジュールのオンライン薬液洗浄を行っ
た後、洗浄濾過を行い、次いで物理的洗浄を行い、この
該物理的洗浄後に濾過膜モジュール内の水を完全に抜く
ことを繰り返し行うことで濾過膜モジュール内の残薬液
濃度を下げることを特徴とする濾過膜モジュールのオン
ライン薬液洗浄方法。 、記載の濾過膜モジュールのオンライン洗浄方
法において、洗浄濾過を実施する間は、濾過水を濾過水
ラインに設けたバイパスラインに流し、薬液が生産水に
混入することを防止することを特徴とする濾過膜モジュ
ールのオンライン薬液洗浄方法。 物理的洗浄の手段の一つが、膜の内側から濾過水を
流し濾過膜を洗浄する方法であることを特徴とする〜
記載の濾過膜モジュールのオンライン薬液洗浄方法。 〜記載の濾過膜モジュールのオンライン洗浄方
法において、濾過膜モジュールが芯管を有するもので、
物理的洗浄の手段の一つが濾過膜モジュールの内側から
濾過水を流し濾過膜を洗浄すると同時に、芯管側から加
圧空気を流して濾過膜モジュールを洗浄することを特徴
とする濾過膜モジュールのオンライン薬液洗浄方法 〜記載の濾過膜モジュールのオンライン洗浄方
法において、濾過膜モジュールが芯管を有するもので、
物理的洗浄の手段の一つが、芯管側から濾過水を流し濾
過膜を洗浄することを特徴とする濾過膜モジュールのオ
ンライン薬液洗浄方法。である。
ライン薬液洗浄方法は、例えば、湖沼や河川の原水から
浄水を得るための膜濾過装置の洗浄方法として使用す
る。濾過膜モジュールとしては、例えば、限外濾過膜、
精密濾過膜などの濾過膜モジュールが挙げられる。特
に、図−1に示すような中空糸型分離膜を芯管のまわり
に複数本結束した中空糸膜モジュールを設備した膜濾過
装置は、生物分が濾過膜に付着して詰まり易いので、本
発明の洗浄方法を適用することが有効である。
フロー図を示したような、10原水送液ポンプ、11濾
過膜モジュール、12濾過水バッファータンク、13濾
過水バッファータンク加圧用加圧エアタンク、14芯管
用加圧エアタンク、15濾過膜入口弁、16洗浄排水
弁、17濾過水出口弁、18濾過水バイパス弁、19バ
ッファータンク側から見て膜モジュールの生産水側と芯
管側を切り替える切替弁、20濾過水バッファータンク
加圧用空気弁、21芯管用空気弁、22エアライン用空
気弁、23濾過水バッファータンク加圧用加圧エアタン
ク圧力設定用減圧弁、24芯管用加圧エアタンク圧力設
定用減圧弁などから構成される。
ば、清澄水や空気を比較的高い流量で流す方法、清澄水
や気体を流量変化を与えて流す方法、振動を与えて付着
物を剥離する方法、超音波を与えて付着物を剥離する方
法、熱ショックで付着物を剥離する方法などが挙げられ
る。特に膜の内側から濾過水などの清澄水を流す方法、
濾過膜モジュールの内側から清澄水を流しながら芯管側
から加圧空気を流して濾過膜モジュールを洗浄する方
法、芯管側から濾過水を流し濾過膜を洗浄する方法、あ
るいはこれらを組み合わせる方法が好適である。
の内側から濾過水を流して濾過膜を洗浄する方法があ
る。これは、バッファータンク側から見て濾過膜モジュ
ールの生産水側と芯管側を切り替える切替弁19を生産
水側にして、その他の弁を閉にした後、濾過水バッファ
ータンク加圧用空気弁20を開にし、洗浄排水弁16を
開にする。この弁を開くタイミングは濾過水バッファー
タンク加圧用空気弁20の開と同時か数秒後がよい。こ
うすることで濾過水バッファータンク12にためられた
濾過水が濾過水バッファータンク加圧用加圧エアタンク
13の空気圧で押し出されて、濾過水が濾過膜の内側か
ら外側に向かって流れ、濾過膜の外側表面に付着した濁
質を剥がすことで濾過膜表面を洗浄できる。
から濾過水を流し濾過膜を洗浄すると同時に、芯管側か
ら加圧空気を流して濾過膜モジュールを洗浄する方法が
ある。この方法は、バッファータンク側から見て濾過膜
モジュールの生産水側と芯管側を切り替える切替弁19
を生産水側にして、その他の弁を閉にした後、濾過水バ
ッファータンク加圧用空気弁20と芯管用空気弁21を
開にし、洗浄排水弁16を開にする。この弁を開くタイ
ミングは濾過水バッファータンク加圧用空気弁20、芯
管用空気弁21の開と同時か数秒後がよい。こうするこ
とで濾過水バッファータンク12にためられた濾過水が
濾過水バッファータンク加圧用加圧エアタンク13の空
気圧で押し出されて濾過水が濾過膜の内側から外側に向
かって流れ、濾過膜の外側表面に付着した濁質を剥がす
と同時に、芯管側から中空糸束間を水が勢いよく流れ濾
過膜モジュール内の濁質を効率よく排出することができ
る。
側から濾過水を流し膜を洗浄する方法がある。この方法
は、バッファータンク側から見て膜モジュールの生産水
側と芯管側を切り替える切替弁19を芯管側にして、そ
の他の弁を閉にした後、濾過水バッファータンク加圧用
空気弁20を開にし、洗浄排水弁16を開にする。この
弁を開くタイミングは濾過水バッファータンク加圧用空
気弁20の開と同時か数秒後でよい。こうすることで、
芯管に高速の濾過水が流れ、中空糸束間を水が勢いよく
流れ膜を洗浄することができる。
過膜モジュール内の水を排出し、剥離した生物分などの
濁質を除去する。この排出方法としては、バッファータ
ンク側から見て濾過膜モジュールの生産水側と芯管側を
切り替える切替弁19を生産水側にして、洗浄排水弁1
6を開にして、その他の弁を閉にした後、芯管用空気弁
21を開にすることで、芯管からエアが供給され、濾過
膜モジュール11内の水を効率よく短時間で抜くことが
できる。
液洗浄を行う。この薬液洗浄の方法は、濾過洗浄を行い
ながら原水または濾過水に薬液を注入する方法で行な
う。例えば、濾過膜入口弁15、濾過水バイパス弁1
8、エアライン用空気弁22を開の状態にして、切替弁
19を生産水側にして、その他の弁を閉にして、原水送
液ポンプ10にて原水を濾過膜モジュール11に送液す
る洗浄濾過操作と同時に薬液ポンプ09にて薬液を送液
することで濾過膜モジュール11を薬液で満たす。原水
の代わりに濾過水を用いても構わない。
11内の水はあらかじめ抜いてあるため、原水送液ポン
プ10の送り量と薬液ポンプ09の薬液送り量で決まる
薬液濃度で簡単に膜モジュールは所定の薬液濃度で満た
されることになる。また、薬液の入った濾過水は濾過水
バイパス弁18にて排水側に排出されることで生産水タ
ンクに薬液の入った濾過水が入ることはなく、より安全
な生産水が得られることになる。
亜塩素酸ソーダ、塩酸、クエン酸等が挙げられる。特に
次亜塩素酸ソーダが好適である。薬液洗浄における次亜
塩素酸ソーダ薬液濃度は塩素濃度として2〜5ppmが
好適である。
記物理的洗浄のいずれかを再び行う。その後濾過膜モジ
ュール11内の水を前記方法などで完全に抜く。この
後、更に原水又は濾過水を流して洗浄濾過を行う。この
方法は、例えば、濾過膜入口弁15と濾過水バイパス弁
18とエアライン用空気弁22を開の状態にして、切替
弁19を生産水側にして、その他の弁を閉にして、原水
送液ポンプ10にて原水を濾過膜モジュール11に送り
濾過を行う。濾過膜モジュール11には濾過膜に付着し
た薬液が残っているが、濾過水バイパス弁18にて排水
側に排出されることで、生産水タンクに残存した薬液が
混入した濾過水が流れ込むことがなく、より安全な生産
水が得られることになる。この濾過後は同様に物理洗浄
を行い、その後濾過膜モジュール11内の水を完全に抜
く。この洗浄濾過、物理洗浄を数回繰り返すことで残っ
た薬液の濃度を効率的に下げることができる。
る。
を芯管のまわりに複数本結束し、当該中空膜モジュール
の結束開口端部にて中空糸が他分離膜を熱可塑性樹脂素
材であるシール部材を用いることにより、中空糸型分離
膜の内側と外側を液密にシールしたシール部を有するエ
レメントを作製し、これをケースに入れ、芯管がケース
外に配管にて接続できる構造を有するモジュールを作製
し、膜モジュールとして使用した。
水送液ポンプ10、膜モジュール11、濾過水バッファ
ータンク12、濾過水バッファータンク加圧用加圧エア
タンク13、芯管用加圧エアタンク14、膜入口弁1
5、洗浄排水弁16、濾過水出口弁17、濾過水バイパ
ス弁18、バッファータンク側から見て膜モジュールの
生産水側と芯管側を切り替える切替弁19、濾過水バッ
ファータンク加圧用空気弁20、芯管用空気弁21、エ
アライン用空気弁22、濾過水バッファータンク加圧用
加圧エアタンク圧力設定用減圧弁23、芯管用加圧エア
タンク圧力設定用減圧弁24からなる芯管付きのモジュ
ールを用いた膜濾過装置を作製しテストを行った。
出口弁17、エアライン用空気弁22を開状態、切替弁
19を生産水側、その他の弁を閉にし、原水送液ポンプ
10にて原水を膜モジュール11に送液して濾過を行
う。この時、濾過水バッファータンク加圧用加圧エアタ
ンク13、芯管用加圧エアタンク14には濾過水バッフ
ァータンク加圧用加圧エアタンク圧力設定用減圧弁2
3、芯管用加圧エアタンク圧力設定用減圧弁24で設定
された空気圧で圧縮空気が満たされている。
行い、評価した。 (1)原水:琵琶湖水 (2)運転条件 濾過膜モジュール:濾過膜面積180m2(中空糸膜外
側の総面積)、 モジュール数:1本、 濾過膜素材:CTA(セルローストリアセテート)製限
外濾過(UF)膜 濾過速度及び時間:2m3/hrで24時間濾過を行な
った後に洗浄操作を行った。
る。 (4)洗浄操作後の残留薬液濃度 洗浄操作終了直後の生産水中の残留薬液濃度(次亜塩素
酸濃度)を測定した。薬液洗浄において原水へ注入した
次亜塩素酸濃度は2ppmである。濃度は比色法にて測
定した。 (5)薬液洗浄方法 薬液洗浄は、原水を通常の濾過と同様に通水ながら薬液
を流し、3分間行った。 (6)物理的洗浄方法 物理的洗浄は発明の実施形態に記載の物理的洗浄方法を
組み合わせて行った。即ち、濾過膜の内側から濾過水を
流して濾過膜を洗浄する方法を7秒間行い、次に濾過膜
の内側から濾過水を流し濾過膜を洗浄すると同時に、芯
管側から加圧空気を流して濾過膜モジュールを洗浄する
方法を10秒間、次に芯管側から濾過水を流し膜を洗浄
する方法を10秒間実施し、その後モジュール内の水を
完全に抜いた。 <比較例1>薬液洗浄のみを実施した。 <比較例2>物理的洗浄後に濾過膜モジュール内を排水せ
ずに、引続き薬液洗浄を実施し、その後、再び物理的洗
浄を実施した。 <実施例1>物理的洗浄後に濾過膜モジュール内を排水
し、次いで薬液洗浄を実施した後、再び物理的洗浄を実
施した後、濾過膜モジュール内を排水した。 <実施例2> 物理洗浄+排水+薬液洗浄+物理洗浄+排水+洗浄濾過
+物理洗浄+排水(最後の洗浄濾過+物理洗浄+排水は
各々3回繰り返した)
た。それぞれの洗浄方法を実施した後の濾過水の流量回
復率は、比較例1(90%)<比較例2(95%)<<実施例1(1
00%)=実施例2(100%)であった。また、テスト開始後1
ヶ月後の濾過水の流量回復率は、比較例1(70%)<比較
例2(85%)<<実施例1(95%)=実施例2(96%)であり、
実施例1と実施例2はほとんど濾過水量の変動は見られ
なかったが、比較例1は初期水量に対し約30%の水量
低下、比較例2は初期水量に対し約15%の水量低下が
見られた。洗浄終了後の残留薬液濃度に関して比較し
た。原水へ注入した次亜塩素酸濃度は2ppmに対し
て、 比較例1:1.8ppm 比較例2:1.4ppm 実施例1:1.0ppm 実施例2:0.3ppm であった。
よれば、オンラインで効率的に濾過膜モジュールの洗浄
ができ、かつ濾過モジュールの濾過流量の回復性が高
い。また、効率的に残留薬液濃度を低下させるこのとで
きる。
る。
る。
水側と芯管側を切り替える切替弁 20 濾過水バッファータンク加圧用空気弁 21 芯管用空気弁 22 エアライン用空気弁 23 濾過水バッファータンク加圧用加圧エアタンク圧
力設定用減圧弁 24 芯管用加圧エアタンク圧力設定用減圧弁
Claims (6)
- 【請求項1】 濾過膜モジュールを用いて原水から濾過
水を得る膜濾過装置の洗浄方法において、物理的洗浄を
行った後、濾過膜モジュール内の水を抜き、次いで原水
または濾過水に薬液を注入し通常濾過と同様の濾過を行
う洗浄濾過で濾過膜モジュールを洗浄する薬液洗浄を行
ない、該薬液洗浄後に物理的洗浄を行い、更に該物理的
洗浄後にモジュール内の水を抜くことを特徴とする濾過
膜モジュールのオンライン薬液洗浄方法。 - 【請求項2】 請求項1記載の膜モジュールのオンライ
ン薬液洗浄を行った後、洗浄濾過を行い、次いで物理的
洗浄を行い、この該物理的洗浄後に濾過膜モジュール内
の水を完全に抜くことを繰り返し行うことで濾過膜モジ
ュール内の残薬液濃度を下げることを特徴とする濾過膜
モジュールのオンライン薬液洗浄方法。 - 【請求項3】 請求項1、2記載の濾過膜モジュールの
オンライン洗浄方法において、洗浄濾過を実施する間
は、濾過水を濾過水ラインに設けたバイパスラインに流
し、薬液が生産水に混入することを防止することを特徴
とする濾過膜モジュールのオンライン薬液洗浄方法。 - 【請求項4】 物理的洗浄の手段の一つが、膜の内側か
ら濾過水を流し濾過膜を洗浄する方法であることを特徴
とする請求項1〜3記載の濾過膜モジュールのオンライ
ン薬液洗浄方法。 - 【請求項5】 請求項1〜3記載の濾過膜モジュールの
オンライン洗浄方法において、濾過膜モジュールが芯管
を有するもので、物理的洗浄の手段の一つが濾過膜モジ
ュールの内側から濾過水を流し濾過膜を洗浄すると同時
に、芯管側から加圧空気を流して濾過膜モジュールを洗
浄することを特徴とする濾過膜モジュールのオンライン
薬液洗浄方法。 - 【請求項6】 請求項1〜3記載の濾過膜モジュールの
オンライン洗浄方法において、濾過膜モジュールが芯管
を有するもので、物理的洗浄の手段の一つが、芯管側か
ら濾過水を流し濾過膜を洗浄することを特徴とする濾過
膜モジュールのオンライン薬液洗浄方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002059029A JP4560701B2 (ja) | 2002-03-05 | 2002-03-05 | 濾過膜モジュールの洗浄方法 |
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- 2002-03-05 JP JP2002059029A patent/JP4560701B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP4560701B2 (ja) | 2010-10-13 |
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