JP2003250837A - 着用物品 - Google Patents

着用物品

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JP2003250837A
JP2003250837A JP2002303080A JP2002303080A JP2003250837A JP 2003250837 A JP2003250837 A JP 2003250837A JP 2002303080 A JP2002303080 A JP 2002303080A JP 2002303080 A JP2002303080 A JP 2002303080A JP 2003250837 A JP2003250837 A JP 2003250837A
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祥宜 三嶋
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 股下域に設けられる弾性域の作用によって着
用した使い捨ておむつ等の着用物品が胴部からずり下が
るという問題を解消する。 【解決手段】 着用物品1が弾性的に伸長可能なシート
からなる前胴周り域6と、後胴周り域7と、股下域8と
を有する。このシートは、股下域8の幅方向中央部から
脚周り開口16の縁部に並行して前後胴周り域6,7の
側縁部13にまで延びる第1弾性域26と、第1弾性域
26を除いた残余の部分である第2弾性域27とからな
り、第1弾性域26は第2弾性域27よりも高い伸長応
力を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、使い捨てのおむ
つや失禁患者用パンツ、生理用ショーツ等として使用す
るのに好適な着用物品に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、股下域に便溜め用凹部を有する使
い捨ておむつは公知である。例えば、特許文献1に開示
の使い捨ておむつでは、便溜め用の凹部の周縁に柔軟性
を有する隆起部が形成されている。
【0003】また、特許文献2に開示された衛生パンテ
ィは、パンティの上下方向へ、股部から前後の胴周り縁
部にまで延びる弾性装置(弾性部材)を有し、その弾性
装置の収縮作用によって吸収体を肌に密着させる。
【0004】
【特許文献1】実用新案登録第2523711号公報
【特許文献2】特表平9−504194号公報
【0005】
【発明が解決しようとする課題】文献1の隆起部を有す
る使い捨ておむつには、この隆起部をおむつ着用者の肌
にいかにして密着させるかという課題がある。また、特
許文献2のパンティには、生理用ナプキン等の吸収体を
着用者の肌に密着させるときに、収縮する弾性装置がパ
ンティの胴周り縁部を引き下げるように作用するという
難点がある。
【0006】この発明は、そのような課題、難点を克服
することができる着用物品の提供を目的にしている。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記課題解決のために、
この発明が対象とするのは、弾性的に伸長可能なシート
からなる前胴周り域と後胴周り域とこれら両域間に位置
する股下域とを有し、前記前後胴周り域それぞれの側縁
部どうしが取り外し可能および取り外し不能いずれかの
態様で連結されて胴周り開口と一対の脚周り開口とを形
成する着用物品である。
【0008】かかる着用物品において、前記シートが前
記股下域の幅方向中央部から前記脚周り開口の縁部に並
行して前記前後胴周り域それぞれの側縁部にまで延びて
前記側縁部近傍で帯状を成している第1弾性域と、前記
第1弾性域を除いた残余の部分である第2弾性域とから
なり、前記第1弾性域の伸長応力が前記第2弾性域の伸
長応力よりも高いことにこの発明の特徴がある。
【0009】この発明の好ましい実施態様において、 (1)前記股下域における幅方向中央部の内面側に前記
着用物品着用者の肛門および尿道口の少なくとも一方を
囲むことが可能な環状隆起部が形成され、前記第1弾性
域が前記環状部から前記脚周り開口の縁部に並行して前
記前後胴周り域それぞれの側縁部にまで延びている。 (2)前記前後胴周り域の側縁部どうしが連結された状
態において、前記前後胴周り域に形成されている前記第
1弾性域どうしが前記側縁部でつながっている。 (3)前記着用物品が開放型およびパンツ型の使い捨て
おむつ、おむつカバー、生理用ショーツのいずれかであ
る。 (4)前記シートには、胴周り開口の縁部と脚周り開口
の縁部とのうちの少なくとも一方に、縁部に並行する弾
性部材が取り付けられ、前記弾性部材が前記第1弾性域
の外側に位置している。 (5)前記第1弾性域は、幅15mm当りについての1
5%伸長時の応力が0.25N以上、40%伸長時の応
力が0.6N以上であり、かつこれら第1弾性域の伸長
応力が前記第2弾性域の伸長応力の1.5倍以上であ
る。 (6)前記第2弾性域を形成している弾性的なシート
は、前記前後胴周り域と股下域とに広がる少なくとも1
枚のシートからなり、前記第1弾性域が弾性的なシート
を前記第2弾性域を形成している弾性的なシートに重ね
合わせて接合することにより形成されている。 (7)前記第1弾性域を形成するために前記第2弾性域
を形成している弾性的なシートに重ね合わせて接合する
弾性的なシートが前記股下域の幅方向中央部から前記幅
方向において互いに反対向きとなるように弧を画きなが
ら前記脚周り開口の縁部に並行して前記前後胴周り域の
側縁部それぞれにまで延びる一対のシートからなり、前
記一対のシートが前記股下域中央部で重なり合い互いに
接合している。
【0010】
【発明の実施の形態】この発明に係る着用物品として使
い捨てのおむつを例にとり、添付の図面を参照して発明
の詳細を説明すると、以下のとおりである。
【0011】図1,2は、着用状態にある使い捨ておむ
つ1の斜視図と、おむつ1の部分破断平面図である。図
示例のおむつ1は開放型のもので、平面図において双頭
矢印Aで示される幅方向と、双頭矢印Bで示される長さ
方向とを有し、着用状態にあるときに胴周り開口15と
一対の脚回り開口16とが形成される。平面図において
砂時計型を呈しているおむつ1は、幅方向Aと長さ方向
Bとに弾性的に伸長可能な被覆シート5を有し、かかる
被覆シート5が着用者の肌に接触する弾性的に伸長可能
な内面シート2と、着用者の着衣に接触する弾性的に伸
長可能な外面シート3とによって形成され、これら両シ
ート2,3が接着剤によって、または互いに溶着するこ
とによって間欠的に接合している。おむつ1の長さ方向
Bには、股下域8を中心に、股下域8の前方に前胴周り
域6、股下8の後方に後胴周り域7が形成されている。
おむつ1はまた、幅方向Aヘ延びる前端縁部11と後端
縁部12と、長さ方向Bヘ延びる両側縁部13とを有
し、両側縁部13が股下域8において内側へ湾曲して脚
周り側縁部14を形成している。後端縁部12と脚周り
側縁部14とでは、複数条の糸ゴムからなる胴周り弾性
部材17と脚周り弾性部材18とが内面シート2と外面
シート3との間に介在し、これらシート2,3の少なく
とも一方に伸長状態または非伸長状態で接合している。
股下域8における幅方向中央部の内面には環状隆起部2
1が形成され、この隆起部21の内側は便溜め22を成
している。隆起部21は、股下域8のうちの後胴周り域
7寄りの部位に形成されており、おむつ1を着用すると
肛門を囲むようにして肌に当接することが可能な位置に
ある。
【0012】かように形成されたおむつ1における被覆
シート5はまた、それを図2のように平面的に見ると環
状隆起部21の周囲から前胴周り域6の両側縁部13と
後胴周り域7の両側縁部13とに向かってほぼx字を画
いて延びる帯状の高弾性域26と、被覆シート5におい
て高弾性域26を除いた残余の部位である低弾性域27
とを有する。高弾性域26は、おむつ1を着用するとき
に、低弾性域27よりも高い伸長力を要する部位であ
り、脚周り側縁部14に沿って延びている。
【0013】かかる高弾性域26は、弾性的な伸長性を
有するシート28を内外面シート2,3間に介在させて
これらシート2,3の少なくとも一方に接合することに
より形成されている。弾性的なシート28には、好まし
くは内面シート2や外面シート3と同程度であるかそれ
よりも高い伸長応力を有するものが使用される。胴周り
弾性部材17と脚周り弾性部材18とは、被覆シート5
がおむつ1着用者の胴周りと脚周りとによく密着するよ
うに必要に応じて使用されるもので、一方の部材または
両方の部材を省いておむつ1を作ることも可能である。
【0014】好ましい被覆シート5における高弾性域2
6は、幅15mm当りについての15%伸長時の応力が
0.25N以上、40%伸長時の応力が0.6N以上で
あり、かつこれら高弾性域26の伸長応力が低弾性域2
7の伸長応力の1.5倍以上である。
【0015】おむつ1は、後胴周り域7の両側縁部13
における内面シート2に商品名マジックテープ等で知ら
れるメカニカルファスナのフック部材31aと31bと
が取り付けられ、前胴周り域6の両側縁部13における
外面シート3にメカニカルファスナのループ部材32a
と32bとが取り付けられている。これらメカニカルフ
ァスナのうちの少なくともフック部材31bとループ部
材32bとは、少なくともその一部分が高弾性域26の
内側にある。
【0016】図3,4は、図2のIII−III線およ
びIV−IV線に沿う部分断面図である。隆起部21
は、柔軟な発泡ウレタンゴム等からなるもので、接着剤
33を介して内面シート2に接合している。便溜め22
の底部では、内面シート2の下に体液吸収性芯材34が
設けられ、芯材34の下には弾性的なシート28と外面
シート3とが位置している。
【0017】芯材34は、粉砕パルプまたは粉砕パルプ
と高吸収性ポリマー粒子との混合物によって形成され、
内面シート2は、少なくとも芯材34を被覆する部分に
おいて透液性を有し、外面シート3は少なくとも芯材3
4の下方に位置する部分において不透液性を有してい
る。
【0018】このように形成されたおむつ1を着用する
ときには、隆起部21をおむつ着用者の肛門の周囲で肌
に接触させ、前胴周り域6の側縁部13の上に後胴周り
域7の側縁部13を重ね、後胴周り域7の側縁部13を
胴周り方向ヘ引張ってフック部材31a,31bをルー
プ部材32a,32bに重ねて止着する。そうすること
によって、前後胴周り域6,7の側縁部13にまで延び
た高弾性域26は、側縁部13で重なり合い脚周りを囲
むループを形成し、伸長応力の高い高弾性域26が隆起
部21を肌に強く押し当てる。かような隆起部21は、
それが押し当てられた位置からずれたり、肌から離間し
たりすることがないから、排泄された便、特に軟便を便
溜め22の中に確実に捕捉して、便溜め22の外へ漏ら
すことがない。おむつ1を着用したときの高弾性域26
における張力は、主として股下域8と胴周り側縁部13
との間に作用して胴周り開口を形成している前端縁部1
1や後端縁部12に作用し難いから、このおむつ1で
は、その張力によって胴周り開口近傍がずり下がること
はない。
【0019】図5,6は、発明の実施態様の一例を示す
図2と同様な図面と、図5のVI−VI線に沿う部分断
面図である。このおむつ1は、図2と同様な第1隆起部
21と便溜め22とを有することに加え、股下域8にお
ける前胴周り寄りの部位に環状の第2隆起部41を有
し、第2隆起部41の内側が尿溜め42形成している。
内外面シート2,3と弾性的なシート28とによって形
成された高弾性域26は、これら第1,2隆起部21,
41の下方を通りx字状に延びている。便溜め22と尿
溜め42との底部43,44は、透液性シート46と不
透液性シート47とこれら両シート46,47間に介在
する体液吸収性芯材48とからなり、おむつ1の外側へ
向かってふくらむような袋状を呈している。かかるおむ
つ1では、高弾性域26の作用によって、第1隆起部2
1を肛門の周囲に密着させると同時に、第2隆起部41
を尿道口の周囲に密着させることができる。
【0020】この発明において、弾性的なシート28
は、内面シート2と外面シート3との間に介在させるこ
とに代えて、図3における内面シート2の上面または外
面シート3の下面に接合することもできる。また、この
発明は、図5,6の態様の他に、便溜め22を持たず、
尿溜め42だけを持つ態様で実施することもできる。ま
た、この発明は、図示例の開放型のおむつの他に、前後
胴周り域6,7の側縁部13どうしが合掌状に重ねられ
て接合しているパンツ型のおむつにおいて実施すること
も可能である。側縁部13が接合されるときに、前胴周
り域6に位置する高弾性域26と後胴周り域7に位置す
る高弾性域26とは、互いに重なり合い実質的につなが
った状態にあることが好ましい。内面シート2と外面シ
ート3との間には、図示例の芯材34,48よりもさら
に大きな芯材を介在させることができる。芯材34,4
8は、内外面シート2,3の伸長性を損なうことがない
ように、内外面シート2,3の一方に対してのみ間欠的
に接合することが好ましい。
【0021】図7は、この発明の実施態様の一例を示す
図2と同様な図面である。ただし、図示例のものは図2
に示された環状部21と、吸収性芯材34とを有してお
らず、おむつカバーや、吸尿パッド(図示せず)を股部
に密着させておくためのカバー等として使用するのに適
した着用物品51である。また、この着用物品51は、
図2のそれと異なり、高弾性域26を形成する弾性的な
シート28が幅方向Aにおいて互いに逆向きとなるよう
に弧を画いて股部中央域から脚周り開口の側縁部14に
並行して前後胴周り域6,7それぞれの側縁部13にま
で延びる一対の弾性的な伸長性を有するシート28aと
28bとによって形成されている。これらの弾性的なシ
ート28aと28bとは股部中央域において重なり合
い、接着または溶着によって接合している。弾性的なシ
ート28a,28bには、表裏面シート2,3のいずれ
かと同じシートを使用したり、表裏面シート2,3より
も高い引張り応力を有するシート等を使うことができ
る。股部中央域では、弾性的なシート28aと28bに
対して内外面シート2,3がさらに重なり、重なり合う
シートどうしを接合することによって、着用物品51は
幅方向Aと長さ方向Bとに伸長したときに、股部中央域
の伸長応力が最も高くなる。図示例の着用物品51は、
多数の溶着スポット53を有し、これらのスポット53
において重なり合うシートどうしが溶着している。弾性
的なシート28a,28bは、面積当りのスポット53
の個数やスポット53を散在させるレイアウトによって
伸長のし易さをコントロールすることが可能である。図
では、面積当りのスポット53の個数が股部被覆域8に
おいて最も多くなっている。
【0022】かような着用物品51では、高弾性域26
の作用、特に股部中央域の作用によって、着用物品51
の内側にセットした使い捨ておむつや吸尿パッドを股部
に強く密着させることが可能である。着用物品51は、
内面シート2を内側にして長さ方向Bヘ折り重ね、合掌
状に重なり合う側縁部13どうしを接合すればパンツ型
の着用物品51となる。この着用物品51は、生理用ナ
プキンを肌に密着させるための生理用ショーツとして使
用するのに好適である。
【0023】
【発明の効果】この発明に係る着用物品では、股下域の
中央部から前胴周り域の両側縁部と後胴周り域の両側縁
部とヘほぼx字を画いて延びる高弾性域の作用によっ
て、股下域中央部がそこに設けられた便溜め用の環状隆
起部や使い捨ておむつ、尿取りパッド、生理用ナプキン
等を肌に密着させるから、その高弾性域の作用によって
着用物品が着用者の胴部からずり下がるということがな
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】使い捨ておむつの斜視図。
【図2】図1のおむつの部分破断平面図。
【図3】図2のIII−III線に沿う部分断面図。
【図4】図2のIV−IV線に沿う部分断面図。
【図5】実施態様の一例を示す図2と同様な図面。
【図6】図5のVI−VI線に沿う部分断面図。
【図7】実施態様の一例を示す図2と同様の図面。
【符号の説明】
1 使い捨て着用物品 5 弾性的に伸長可能なシート(被覆シート) 6 前胴周り域 7 後胴周り域 8 股下域 13 側縁部 14 側縁部 21 隆起部 26 第1弾性域(高弾性域) 27 第2弾性域(低弾性域) 41 隆起部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) A61F 13/66 A61F 13/16 315 13/74 A41B 13/02 T (72)発明者 三嶋 祥宜 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 (72)発明者 中嶋 海陽 香川県三豊郡豊浜町和田浜高須賀1531−7 ユニ・チャーム株式会社テクニカルセン ター内 Fターム(参考) 3B029 BD10 BD13 BD14 CB05 4C098 AA09 CC12 CC14 CE05 CE07 DD30

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 弾性的に伸長可能なシートからなる前胴
    周り域と後胴周り域とこれら両域間に位置する股下域と
    を有し、前記前後胴周り域それぞれの側縁部どうしが取
    り外し可能および取り外し不能いずれかの態様で連結さ
    れて胴周り開口と一対の脚周り開口とを形成する着用物
    品において、 前記シートは、前記股下域の幅方向中央部から前記脚周
    り開口の縁部に並行して前記前後胴周り域それぞれの側
    縁部にまで延びて前記側縁部近傍で帯状を成している第
    1弾性域と、前記第1弾性域を除いた残余の部分である
    第2弾性域とからなり、前記第1弾性域の伸長応力が前
    記第2弾性域の伸長応力よりも高いことを特徴とする前
    記着用物品。
  2. 【請求項2】 前記股下域における幅方向中央部の内面
    側に前記着用物品着用者の肛門および尿道口の少なくと
    も一方を囲むことが可能な環状隆起部が形成され、前記
    第1弾性域が前記環状部から前記脚周り開口の縁部に並
    行して前記前後胴周り域それぞれの側縁部にまで延びて
    いる請求項1記載の着用物品。
  3. 【請求項3】 前記前後胴周り域の側縁部どうしが連結
    された状態において、前記前後胴周り域に形成されてい
    る前記第1弾性域どうしが前記側縁部でつながっている
    請求項1または2記載の着用物品。
  4. 【請求項4】 前記着用物品が開放型およびパンツ型の
    使い捨ておむつ、おむつカバー、生理用ショーツのいず
    れかである請求項1〜3のいずれかに記載の着用物品。
  5. 【請求項5】 前記シートには、胴周り開口の縁部と脚
    周り開口の縁部とのうちの少なくとも一方に、縁部に並
    行する弾性部材が取り付けられ、前記弾性部材が前記第
    1弾性域の外側に位置している請求項1〜4のいずれか
    に記載の着用物品。
  6. 【請求項6】 前記第1弾性域は、幅15mm当りにつ
    いての15%伸長時の応力が0.25N以上、40%伸
    長時の応力が0.6N以上であり、かつこれら第1弾性
    域の伸長応力が前記第2弾性域の伸長応力の1.5倍以
    上である請求項1〜4のいずれかに記載の着用物品。
  7. 【請求項7】 前記第2弾性域を形成している弾性的な
    シートは、前記前後胴周り域と股下域とに広がる少なく
    とも1枚のシートからなり、前記第1弾性域が弾性的な
    シートを前記第2弾性域を形成している弾性的なシート
    に重ね合わせて接合することにより形成されている請求
    項1〜6のいずれかに記載の着用物品。
  8. 【請求項8】 前記第1弾性域を形成するために、前記
    第2弾性域を形成している弾性的なシートに重ね合わせ
    て接合する弾性的なシートが前記股下域の幅方向中央部
    から前記幅方向において互いに反対向きとなるように弧
    を画きながら前記脚周り開口の縁部に並行して前記前後
    胴周り域の側縁部それぞれにまで延びる一対のシートか
    らなり、前記一対のシートが前記股下域中央部で重なり
    合い互いに接合している請求項7記載の着用物品。
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