JP2003250776A - Rfコイルおよび磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

Rfコイルおよび磁気共鳴撮像装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 動かすことなく、内蔵されるループコイルの
形状、間隔を変更することができるRFコイルおよび磁
気共鳴撮像装置を実現する。 【解決手段】 フェイズドアレイを用いた二乗和法に最
適化された形状を有するループ200〜220と、セン
ス法に最適化された形状を有する第2の小ループ202
〜222とを、ダイオード330を用いて開閉動作をす
るスイッチング素子24〜54および25〜55により
切り替えると同時に、第1のデカップリング手段230
および231と、第2のデカップリング手段240およ
び241とを切り替えることとしているので、クレード
ル上に配置されたRFコイルをオペレータが置き換える
ことなく、電子的な切り替えで、フェイズドアレイを用
いた二乗和法用ループ200〜220とセンス法用第2
の小ループとを切り替えて、RFコイルとして用いるこ
とを実現させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数のコイル
(coil)で複数の磁気共鳴信号を受信するRFコイ
ル(coil)および磁気共鳴撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気共鳴撮像装置では、電磁場を
発生し、被検体に核磁気共鳴を生じさせ、また、この磁
気共鳴信号を受信するためのRF(radio fre
quency)コイル、が使用されている。ここで、R
Fコイルを複数配設し、これら複数のRFコイルからの
磁気共鳴信号をフーリエ(Fourier)変換し、得
られた複数の画像から新たな画像を画像合成する複数の
方法が提案されている。
【0003】フェイズドアレイ(phased arr
ay)を用いて複数の画像の二乗和を取得する方法ある
いは複数の折り返し画像を取得し、演算により折り返し
画像部分を分離、合成するセンス(sensitivi
ty encoding)法等がこれである。二乗和法
によれば、複数のRFコイルから得られる複数画像を二
乗和合成することが行われる。この画像合成では、一枚
の大きな撮像領域を有する画像が取得される。また、セ
ンス法によれば、感度領域より小さな撮像領域をRFコ
イルにより撮像する際に、取得画像に発生する折り返し
像を、感度分布を用いて分離、合成することが行われ
る。この画像合成では、フェイズエンコード(phas
e encode)数を少なくできるので、撮像時間の
短縮、すなわち、高速化が行われる。
【0004】これらの画像合成法は、オペレータ(op
erator)により、必要とされる撮像領域、S/N
(signal to noise ratio)比、
あるいは撮像時間等から最適と思われる方法が選択さ
れ、実際の撮影が行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、オペレータは、画像合成方法を選択
し、切り替えるごとに、RFコイルも取り替えていた。
すなわち、画像合成方法ごとに、RFコイルに内蔵され
るループコイルの形状、間隔等が異なるので、同一のR
Fコイルを用いることができず、RFコイルを取り替え
る必要があった。
【0006】特に、被検体の撮像部位によっては、画像
合成方法を切り替える前後で、正確に同一部位の画像情
報を取得する必要があり、この場合には、RFコイルを
再度配設し直すことによる体動その他の理由により同一
部位の撮像が困難になる要因となっていた。また、RF
コイルを配設し直すことは、被検体およびオペレータ双
方にとって負担となると同時に、検査時間が長くなる要
因となっていた。
【0007】これらのことから、動かすことなく、内蔵
されるループコイルの形状、間隔を変更することができ
るRFコイルおよび磁気共鳴撮像装置をいかに実現する
かが極めて重要となる。
【0008】この発明は、上述した従来技術による課題
を解決するためになされたものであり、動かすことな
く、内蔵されるループコイルの形状、間隔を変更するこ
とができるRFコイルおよび磁気共鳴撮像装置を提供す
ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、第1の観点の発明にかかるRF
コイルは、複数のループを備えるRFコイルであって、
前記ループは、隣接する前記ループ間の相互的な磁気結
合を防止する複数種類のデカップリング手段と、前記種
類ごとに前記デカップリング手段を切り替えると同時
に、前記種類ごとの前記ループを切り替える切替手段
と、を備えることを特徴とする。
【0010】この第1の観点による発明によれば、ルー
プは、複数種類のデカップリング手段により、隣接する
ループ間の相互的な磁気結合を防止し、切替手段によ
り、複数種類ごとのデカップリング手段を切り替えると
同時に、デカップリング手段ごとにループを切り替える
こととしているので、複数のループ形状が異なるコイル
を動かすこと無く切り替えて、RFコイルとして機能さ
せることができる。
【0011】また、第2の観点の発明にかかるRFコイ
ルによれば、複数の小ループに分割されたループを、複
数備えるRFコイルであって、前記ループおよび前記小
ループは、隣接する前記ループ間および前記小ループ間
の相互的な磁気結合を防止する異なるのデカップリング
手段と、異なる前記デカップリング手段を切り替えると
同時に、前記ループと前記小ループとを切り替える切替
手段と、を備えることを特徴とする。
【0012】この第2の観点の発明によれば、ループお
よび小ループは、異なるデカップリング手段により、隣
接するループ間および小ループ間の相互的な磁気結合を
防止し、切替手段により、異なるデカップリング手段を
切り替えると同時に、ループと小ループとを切り替える
こととしているので、ループおよび小ループを切り替え
てもRFコイルとして機能させることができる。
【0013】また、第3の観点の発明にかかるRFコイ
ルによれば、前記デカップリング手段は、隣接する二つ
の前記ループを、前記ループ面積の概ね10%を重ね合
わせて配設する第1のデカップリング手段を備えること
を特徴とする。
【0014】この第3の観点の発明によれば、デカップ
リング手段は、第1のデカップリング手段により、隣接
する二つのループを、ループ面積の概ね10%を重ね合
わせて配設することとしているので、ループ間の相互誘
導係数を零にして、複数のループをRFコイルとして機
能させることができる。
【0015】また、第4の観点の発明にかかるRFコイ
ルおよび磁気共鳴撮像装置によれば、前記ループは、前
記第1のデカップリング手段により重ね合わされた部分
を概ね含む第1の小ループと、前記ループの前記第1の
小ループを省いた部分から形成される第2の小ループと
からなることを特徴とする。
【0016】この第4の観点の発明によれば、ループ
は、第1のデカップリング手段により重ね合わされた部
分を概ね含む第1の小ループと、ループの第1の小ルー
プを省いた部分から形成される第2の小ループとからな
ることとしているので、ループを、小さな小ループを合
成して形成されるものとすることができる。
【0017】また、第5の観点の発明にかかるRFコイ
ルによれば、前記デカップリング手段は、前記第2の小
ループ間をインダクタあるいはキャパシタを用いて接続
する第2のデカップリング手段を備えることを特徴とす
る。
【0018】この第5の観点の発明によれば、デカップ
リング手段は、第2のデカップリング手段により、第2
の小ループ間をインダクタあるいはキャパシタを用いて
接続することとしているので、誘導性のインピーダンス
あるいは容量性のインピーダンス変化により、第2の小
ループ間の相互誘導係数を零にして、複数の第2の小ル
ープをRFコイルとして機能させることができる。
【0019】また、第6の観点の発明にかかるRFコイ
ルによれば、前記切替手段は、前記第1の小ループの、
前記ループと共有するループライン上に第1のスイッチ
ング素子を備えることを特徴とする。
【0020】この第6の観点の発明によれば、切替手段
は、第1のスイッチング素子を、第1の小ループのルー
プと共有するループライン上に備えることとしているの
で、ループと第1の小ループを同時にスイッチングする
ことができる。
【0021】また、第7の観点の発明にかかるRFコイ
ルによれば、前記切換手段は、前記第1の小ループと、
前記第2の小ループとが共有するループライン上に第2
のスイッチング素子を備えることを特徴とする。
【0022】この第7の観点の発明によれば、切換手段
は、第2のスイッチング素子を、第1の小ループと第2
の小ループとが共有するループライン上に備えることと
しているので、ループに影響を与えることなく小ループ
をスイッチングすることができる。
【0023】また、第8の観点の発明にかかるRFコイ
ルによれば、前記スイッチング素子は、前記ループある
いは前記第2の小ループの開閉動作をする開閉素子であ
ることを特徴とする。
【0024】この第8の観点の発明によれば、スイッチ
ング素子は、開閉素子により、ループあるいは第2の小
ループを開閉動作をすることとしているので、ループあ
るいは第2の小ループを開放状態と閉じた状態とに切り
替えることができる。
【0025】また、第9の観点の発明にかかるRFコイ
ルによれば、前記切替手段は、前記第1および第2のス
イッチング素子を交互に開閉制御して、前記ループと前
記第2の小ル―プとを切り替えると同時に、前記第1お
よび第2のデカップリング手段を切り替える開閉制御手
段を備えることを特徴とする。
【0026】この第9の観点の発明によれば、切替手段
は、開閉制御手段により、第1および第2のスイッチン
グ素子を交互に開閉制御して、ループと第2の小ル―プ
とを切り替えると同時に、第1および第2のデカップリ
ング手段を切り替えることとしているので、ループと第
2の小ループを切り替えてもループ間あるいは第2の小
ループ間のデカップリングを維持することができ、RF
コイルとして機能させることができる。
【0027】また、第10の観点の発明にかかるRFコ
イルによれば、前記開閉制御手段は、複数の前記ループ
に対して、同一の前記開閉制御を行うことを特徴とす
る。この第10の観点の発明によれば、開閉制御手段
は、複数のループに対して、同一の開閉制御を行うこと
としているので、複数のループあるいは小ループを同時
に開閉制御することができる。
【0028】また、第11の観点の発明にかかるRFコ
イルよれば、前記開閉素子は、ダイオードが内蔵される
並列共振回路であることを特徴とする。この第11の観
点の発明によれば、開閉素子は、ダイオードが内蔵され
る並列共振回路であることとしているので、ダイオード
のオンオフ動作により高速に開閉することができる。
【0029】また、第12の観点の発明にかかるRFコ
イルによれば、前記開閉素子は、継電器であることを特
徴とする。この第12の観点の発明によれば、開閉素子
は、継電器であることとしているので、開放時には高い
インピーダンスで開閉することができる。
【0030】また、第13の観点の発明にかかるRFコ
イルによれば、前記切換手段は、前記第1の小ループ
と、前記第2の小ループとが共有するループラインの端
部に、第3のスイッチング素子を備えることを特徴とす
る。
【0031】この第13の観点の発明によれば、切換手
段は、第3のスイッチング素子を、第1の小ループと第
2の小ループとが共有するループラインの端部に備える
こととしているので、ループと第2の小ループとの切り
替えを一つのスイッチング素子で行うことができる。
【0032】また、第14の観点の発明にかかるRFコ
イルによれば、前記第3のスイッチング素子は、選択動
作をする選択素子であることを特徴とする。この第14
の観点の発明によれば、第3のスイッチング素子は、選
択動作をする選択素子であることとしているので、第1
の小ループと第2の小ループとが共有するループライン
並びにループと第1の小ループとが共有するループライ
ンを選択的に接続することができる。
【0033】また、第15の観点の発明にかかるRFコ
イルによれば、前記切換手段は、前記第3のスイッチン
グ素子により、前記ループと前記第2のループとを選択
する選択制御手段を備えることを特徴とする。
【0034】この第15の観点の発明によれば、切換手
段は、選択制御手段により、第3のスイッチング素子を
用いて、ループと第2のループとを選択することとして
いるので、ループと第2の小ループを切り替えることが
できる。
【0035】また、第16の観点の発明にかかるRFコ
イルによれば、前記選択制御手段は、複数の前記ループ
および前記第2の小ループに対して、同一の選択制御を
行うことを特徴とする。
【0036】この第16の観点の発明によれば、選択制
御手段は、複数のループおよび第2の小ループに対し
て、同一の選択制御を行うこととしているので、複数の
ループあるいは第2の小ループを同時に選択することが
できる。
【0037】また、第17の観点の発明にかかるRFコ
イルによれば、前記選択素子は、継電器であることを特
徴とする。この第17の観点の発明によれば、選択素子
は、継電器であることとしているので、二つのループラ
インを選択的に一つのループラインに接続することがで
きる。
【0038】また、第18の観点の発明にかかるRFコ
イルによれば、前記第2の小ループは、センス法を行う
際に、S/N比が最適化された形状および第2の小ルー
プ同志の間隔を備えることを特徴とする。
【0039】この第18の観点の発明によれば、第2の
小ループは、センス法を行う際に、S/N比が最適化さ
れた形状および第2の小ループ同志の間隔を備えること
としているので、センス法を行う際に、ループを第2の
小ループに切り替えることにより、S/Nの良い画像を
取得することができる。
【0040】また、第19の観点の発明にかかる磁気共
鳴撮像装置によれば、静磁場を形成する静磁場形成手段
と、勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、RF信号
を送受信するRFコイルと、前記勾配磁場形成手段およ
び前記RFコイルを制御する制御手段と、を備える磁気
共鳴撮像装置であって、前記RFコイルは、複数の小ル
ープに分割されたループを複数有し、隣接する前記ルー
プ間および前記小ループ間の相互的な磁気結合を防止す
る複数のデカップリング手段と、前記ループと前記小ル
ープを切り替えると同時に、複数の前記デカップリング
手段を切り替える切替手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0041】この第19の観点の発明によれば、RFコ
イルは、複数の小ループに分割されたループを複数有
し、デカップリング手段により、隣接するループ間およ
び小ループ間の相互的な磁気結合を防止し、切替手段に
より、ループと小ループを切り替えると同時に複数のデ
カップリング手段を切り替えることとしているので、画
像合成手段に応じて最適化されたRFコイルを選択し、
RFコイルとして機能させることができる。
【0042】また、第20の観点の発明にかかる磁気共
鳴撮像装置によれば、前記磁気共鳴撮像装置は、前記静
磁場内にRF信号を送信し、前記制御部に制御される送
信部をさらに備え、前記RFコイルは、前記送信部との
磁気結合を防止する磁気結合防止手段を備えることを特
徴とする。
【0043】この第20の観点の発明によれば、RFコ
イルは、磁気結合防止手段により、送信部の送信コイル
との磁気結合を防止することとしているので、受信のみ
のコイルとして機能させることができる。
【0044】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるRFコイルおよび磁気共鳴撮像装置の好適
な実施の形態について説明する。なお、これにより本発
明が限定されるものではない。 (実施の形態1)まず、本実施の形態1にかかる磁気共
鳴撮像装置の全体構成について説明する。図1は、この
発明の実施の形態1にかかる磁気共鳴撮像装置の全体構
成を示すブロック図である。図1において、この磁気共
鳴撮像装置は、マグネットシステム(magnet s
ystem)100を有する。マグネットシステム10
0は主磁場コイル(coil)部102、勾配コイル部
103、RFコイル部104を有する。これら各コイル
部は、RFコイル部104を省いて、概ね円筒状の形状
を有し、互いに同軸的に配置されている。マグネットシ
ステム100の概ね円柱状の内部空間(ボア:bor
e)に、撮影の被検体101がクレードル(cradl
e)104に搭載されて図示しない搬送手段により搬入
および搬出される。
【0045】主磁場コイル部102は、マグネットシス
テム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方
向は概ね被検体101の体軸の方向に平行である。すな
わちいわゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部10
2は例えば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超
伝導コイルに限らず常伝導コイル等を用いて構成するこ
ともできる。
【0046】勾配コイル部103は、互いに垂直な3軸
すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波
数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持た
せるための3つの勾配磁場を発生させる。
【0047】RFコイル部104は、クレードル105
上に置かれ、被検体101と共にマグネットシステム1
00の中心部に配置される。RFコイル部104は、静
磁場空間にある被検体101の体内に核磁気共鳴を励起
するための高周波磁場を形成する。また、このRFコイ
ル部104は、被検体101の体内に励起された磁気共
鳴信号を受信することも行う。
【0048】勾配コイル部103には、勾配駆動部13
0が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部
103に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配
駆動部130は、勾配コイル部103における3系統の
勾配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を
有する。
【0049】RFコイル部104には、データ収集部1
50が接続されており、さらにデータ収集部150に送
信駆動部140が接続されている。送信駆動部140で
生成されたRFパルスは、データ収集部150を介して
RFコイル部104に伝達され、RFコイル部104
は、伝達されたRFパルスからRF磁場をマグネットシ
ステム100の中心部に形成し、被検体101を核磁気
共鳴の励起状態にする。
【0050】また、データ収集部150は、RFコイル
部104が受信した受信信号をサンプリング(samp
ling)によって取り込み、それをディジタルデータ
(digital data)として収集する。
【0051】バイアス(bias)電源部155は、R
Fコイル部104にバイアス電流を選択的に流す機能を
有する。これにより、RFコイル部104に含まれる複
数のループコイルを選択制御することができる。
【0052】勾配駆動部130、送信駆動部140およ
びデータ収集部150には、スキャンコントローラ(s
can controller)部160が接続されて
いる。スキャンコントローラ部160は、勾配駆動部1
30ないしデータ収集部150をそれぞれ制御して撮影
を遂行する。
【0053】データ収集部150には、データ処理部1
70に接続されている。データ収集部150が収集した
データがデータ処理部170に入力される。データ処理
部170は、例えば計算機等を用いて構成される。デー
タ処理部170は図示しないメモリを有する。メモリは
データ処理部170用のプログラムおよび各種のデータ
を記憶している。
【0054】データ処理部170はスキャンコントロー
ラ部160に接続されている。データ処理部170はス
キャンコントローラ部160の上位にあってそれを統括
する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに
記憶されたプログラムを実行することによりを実現され
る。
【0055】データ処理部170は、データ収集部15
0が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内には
データ空間が形成される。このデータ空間は2次元フー
リエ空間を構成する。データ処理部170は、該2次元
フーリエ空間のデータを2次元逆フ−リエ変換すること
により被検体101の画像を再構成する。
【0056】データ処理部170は、画像を再構成した
後の画像合成処理も行う。フェイズドアレイを用いた二
乗和合成を行う際には、再構成画像の画素値の二乗和を
求め、この値を画素値とする新たな断層画像を生成す
る。また、センス法を行う際には、感度分布の異なる複
数の受信コイルの再構成画像から折り返し画像部分を分
離演算し、撮像領域の大きな新たな断層画像を生成す
る。
【0057】データ処理部170には表示部180およ
び操作部190が接続されている。表示部180は、グ
ラフィックディスプレー(graphic displ
ay)等で構成される。操作部190はポインティング
デバイス(pointingdevice)を備えたキ
ーボード(keyboard)等で構成される。
【0058】表示部180は、データ処理部170から
出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操
作部190は、オペレータによって操作され、各種の指
令や情報等をデータ処理部170に入力する。オペレー
タは表示部180および操作部190を通じてインタラ
クティブ(interactive)に本装置を操作す
る。
【0059】つぎに、図2を用いて、RFコイル部10
4の具体的な構成を詳しく説明する。図2(A)は、R
Fコイル部104のループ部分のみを抽出して描いた模
式図である。RFコイル部104は、部分的に重なり合
った三つのループ200〜220からなる。各ループ
は、第1と第2に分けられた小ループの外周をなしてい
る。ここで、ループの数は、三つとしたが4以上であっ
ても良い。ループ200は、第1の小ループ201と第
2の小ループ211からなり、ループ210は、第1の
小ループ211、213と第2の小ループ212からな
り、ループ220は、第1の小ループ221、223と
第2の小ループ222からなる。各ループは、電気的な
導体、例えば銅箔等で形成される。
【0060】また、ループ200およびループ210
は、第1の小ループ201および第1の小ループ213
面上で重なり合い第1のデカップリング手段230を形
成する。そして、ループ210およびループ220は、
第1の小ループ213および第1の小ループ221面上
で重なり合い第1のデカップリング手段231を形成す
る。
【0061】なお、図2(A)およびこれ以後のループ
200〜210の図は、各ループごとにy軸方向に若干
のずれが存在するが、これは図を見やすくするためのも
のであり、本発明を限定するものではない。
【0062】図2(B)は、RFコイル部104の具体
的な電気素子を含んだ回路図である。開閉動作をするス
イッチング(switching)素子、共振回路を形
成するキャパシタ(capacitor)、デカップリ
ング回路を形成するインダクタ(inductor)
が、前記ループあるいは小ループ上に配設される。
【0063】スイッチング素子24および25は、小ル
ープ201と小ループ202との共有ループライン上お
よびループ200と小ループ201との共有ループライ
ン上に配設される。そして、スイッチング素子24が開
状態で、スイッチング素子25が閉状態の場合には、ル
ープ200が選択され、スイッチング素子24が閉状態
で、スイッチング素子25が開状態の場合には、第2の
小ループ202が選択される。
【0064】スイッチング素子34および35、スイッ
チング素子44および45、スイッチング素子54およ
び55、も全く同様に第1の小ループ211、213、
221上あるいはループ210、220上に配設され
る。そして、ループ210と第2の小ループ212、お
よびループ220と第2の小ループ222の切り替え
が、スイッチング素子34、35、44および45、並
びにスイッチング素子54、55により行われる。な
お、スイッチング素子24〜54および25〜55の制
御線は、バイアス電源部155と接続される。
【0065】キャパシタ1〜13は、ループあるいは小
ループの有するインダクタンス(inductanc
e)と共振回路を形成し、この共振回路は、主磁場コイ
ル部102で形成される静磁場強度で決まる共鳴周波数
に設定される。ここで、キャパシタ1〜13の容量値を
C1〜C13とし、ループ200〜220のインダクタ
ンスをL00〜L20、第2の小ループ202〜222
のインダクタンスをL02〜L22とする。
【0066】ループ200および第2の小ループ202
は、スイッチング素子24,25の開閉動作により切り
替えられる。ここで、ループ200および第2の小ルー
プ202が各々RFコイルとして動作するために、キャ
パシタ1〜4は、次式の
【0067】
【数1】
【0068】を満たすように決められ、ループ200お
よび第2の小ループ202は同一の共振周波数を有す
る。ここで、CSは、スイッチング素子24〜54およ
び25〜55が閉じた状態で有する容量値であり、スイ
ッチング素子24〜54および25〜55は、同一の容
量値を有すると仮定した。さらに、この共振周波数は、
静磁場強度で決まる核磁気共鳴周波数とも一致させられ
る。
【0069】また、ループ210および第2の小ループ
212、並びにループ220および第2の小ループ22
2も同様にして、キャパシタ5〜13は、次式の
【0070】
【数2】
【0071】並びに、
【0072】
【数3】
【0073】を満たすように決められる。なお、ループ
200〜220および第2の小ループ202〜222の
形状および配置は、異なる画像取得方法ごとに最適化さ
れ、例えば、ループ200〜220がフェイズドアレイ
を用いた二乗和法を用いて最適な撮像範囲およびS/N
比の画像が得られる形状および配置とし(Magnet
ic Resonancein Medicine 1
990 ;16:192〜225参照)、第2の小ルー
プ202〜222は、センス法を用いて最適な撮像範囲
およびS/N比の画像が得られる形状および配置とする
(Magnetic Resonancein Med
icine 1992;42:952〜962参照)。
【0074】デカップリング手段240は、第1の小ル
ープ201と第2の小ループ202とが共有するループ
ラインと、第1の小ループ211と第2の小ループ21
2とが共有するループラインと、をトランスにより接続
する。ここで、第2の小ループ202と212との磁気
的な相互誘導係数が零になるように、トランスのインダ
クタンス値は決定される。なお、RFコイル部104
は、データ収集部150と、キャパシタ1、5、10を
介して接続され、ループ200〜220および第2の小
ループ202〜222ともに、キャパシタ1、5、10
を介してデータ収集部150と送受信信号の入力および
出力が行われる。
【0075】つぎに、スイッチング素子の具体的な例
を、図3に示す。図3は、ダイオード330のオンオフ
動作によりループおよび小ループを開閉する開閉素子で
ある。ループあるいは小ループのループラインに直列に
接続されたキャパシタ310に、インダクタ320が並
列に接続され並列共振回路を形成している。この並列共
振回路は、核磁気共鳴周波数に共振点を有し、ダイオー
ド330がオンの場合には、インピーダンスが理論上無
限大で開放状態となり、ダイオード330がオフの場合
には、インピーダンスがキャパシタ310の容量値とな
り、キャパシタとして動作する。
【0076】つぎに、データ収集部150およびバイア
ス電源部155の構成、並びにRFコイル部104とこ
れら機器との接続ついて、図4を用いて説明する。ルー
プ200〜220は、データ収集部150の送受信部4
00〜420と接続され、送信駆動部140で生成され
たRF信号を被検体101に送信し、また、被検体10
1からのRF信号を受信し、この受信信号を送受信部4
00〜420に送信する。データ収集部150は、ルー
プ200〜220で受信されたRF信号を、検波部43
0で検波して、さらにA/D変換部440でデジタル信
号に変換した後に、データ処理部170に転送する。
【0077】バイアス電源部155は、電流源460、
スイッチ461および462、フィルタ463および4
64からなり、ループ200〜220のスイッチング素
子24〜54および25〜55の制御線は、バイアス電
源部155に接続される。ここで、スイッチング素子2
4〜54の制御線は、フィルタ463に接続され、スイ
ッチング素子25〜55の制御線は、フィルタ464に
接続される。なお、フィルタ463および464は、R
Fコイル部104からのRF信号が、バイアス電源部1
55に流れ込むのを防止する低周波通過型のフィルタで
ある。
【0078】バイアス電源部155は、電流源460に
順方向電流および逆方向電流の二つの出力を備えてお
り、スキャンコントローラ部160からの指示により、
スイッチ461および462を切り替えて、フィルタ4
64に順方向電流が流れ込むときは、フィルタ463に
逆方向電流を流し、フィルタ464に逆方向電流が流れ
込むときは、フィルタ463に順方向電流を流す。従っ
て、スイッチング素子24〜54がフィルタ463から
の順方向電流により開放状態の時は、、スイッチング素
子25〜55はフィルタ464からの逆方向電流により
閉じた状態となる。また、この逆に、スイッチング素子
24〜54が閉じた状態の時は、スイッチング素子24
〜54は開放状態となる。
【0079】ここで、フェイズドアレイを用いた二乗和
法を用いる際には、フィルタ464に逆方向電流、フィ
ルタ463に順方向電流を流し、ループ200〜220
を閉じた状態とする。そして、データ収集部150の送
受信部400〜420を送受信し磁気共鳴信号を収集す
る。また、センス法を用いる際には、フィルタ464に
順方向電流、フィルタ463に逆方向電流を流し、小ル
ープ202〜222を閉じた状態とする。そして、デー
タ収集部150の送受信部400〜420を送受信し磁
気共鳴信号を収集する。
【0080】つぎに、図5を用いて、ループ200〜2
20の動作およびバイアス電源部155による制御動作
について説明する。スキャンコントローラ部160から
の指示によりスイッチ461および462が切り替えら
れる。スイッチ461および462の切り替えによりフ
ィルタ464に順電流が供給される場合には、図3に示
した開閉素子は、ダイオード330がオン状態となり、
共振回路として動作して高インピーダンス状態となる。
この際、フィルタ463には、逆電流が供給され、図3
に示した開閉素子のダイオード330は、オフ状態とな
る。そして、開閉素子は、キャパシタとして動作する。
ここで、ループ200〜220は、閉じた状態となり、
第2の小ループ202〜222は、開いた状態となる。
【0081】図5(A)にこの状態を図示した。ループ
200〜220は、フェイズドアレイを用いた二乗和法
用のループコイルを形成し、各々のループコイルは、第
1のデカップリング手段230および231によりデカ
ップリングされ、RFコイルとして動作する。
【0082】また、スイッチ461および462の切り
替えによりフィルタ464に逆電流が供給される場合に
は、図3に示した開閉素子のダイオード330は、オフ
状態となる。そして、開閉素子は、キャパシタとして動
作する。この際、フィルタ463には、順電流が供給さ
れ、図3に示した開閉素子のダイオード330は、オン
状態となり、そして、開閉素子は、共振回路として動作
して高インピーダンス状態となる。従って、ループ20
0〜220は、開いた状態となり、第2の小ループ20
2〜222は、閉じた状態となる。
【0083】図5(B)にこの状態を図示した。第2の
小ループ202〜222は、センス法用のループコイル
を形成し、各々のループコイルは、第2のデカップリン
グ手段240および241によりデカップリングされ、
RFコイルとして動作する。
【0084】上述してきたように、本実施の形態では、
フェイズドアレイを用いた二乗和法に最適化された形状
を有するループ200〜220と、センス法に最適化さ
れた形状を有する第2の小ループ202〜222とを、
ダイオード330を用いて開閉動作をするスイッチング
素子24〜54および25〜55により切り替えると同
時に、第1のデカップリング手段230および231
と、第2のデカップリング手段240および241とを
切り替えることとしているので、クレードル105上に
配置されたRFコイルをオペレータが置き換えることな
く、電子的な切り替えのみで、フェイズドアレイを用い
た二乗和法用ループ200〜220とセンス法用第2の
小ループとを切り替えて、RFコイルとして用いること
ができる。
【0085】また、本実施の形態1では、第2のデカッ
プリング手段240および241として、インダクタを
用いたが、キャパシタを用いて構成することもできる。
この場合には、異なる第2の小ループ上に配設された共
振用のキャパシタ間を、キャパシタで接続することによ
り、第2の小ループ間の磁気結合を打ち消すことができ
る。
【0086】また、本実施の形態1では、平面上にルー
プ200〜220を配置したが、被検体101を挟んで
ループ200〜220を二組用いて対向配置させること
もできる。これにより、被検体101の中心部の画像情
報を感度良く取得することができる。
【0087】また、本実施の形態1では、平面上にルー
プ200〜220を配置したが、被検体101を囲む円
筒面上にループ200〜220を配置させることもでき
る。これにより、被検体101の中心部の画像情報を良
い均一度で取得することができる。
【0088】また、本実施の形態1では、RFコイル部
104は、RF信号の送受信を行うこととしたが、マグ
ネットシステム100に送信コイルを設けることによ
り、受信専用コイルとして機能させることもできる。こ
の際、前記送信コイルとRFコイル部104との磁気結
合を防止するためのデカップリング回路が、前記送信コ
イルおよびRFコイル部104に装着される。
【0089】また、本実施の形態1では、主磁場コイル
部102は水平方向の静磁場を発生することとしたが、
垂直方向の静磁場を発生する磁気共鳴撮像装置を用いた
際にも適用することができる。
【0090】また、本実施の形態1では、ループは、矩
形状をしているが、形状はこれに限定されるものではな
く、サドル型、8の字型、ソレノイド型等のループを複
数配置してもRFコイルとして同様に機能させることが
できる。さらに、これらループを、被検体101を挟ん
で対向配置したり、被検体101を内包する円筒面上に
配置してバードケイジ型に配置することもできる。 (実施の形態2)ところで、上記実施の形態1では、並
列共振回路をダイオードにより開閉動作させるスイッチ
ング素子を用いたが、継電器をスイッチング素子として
機能させることもできる。そこで本実施の形態では、継
電器をスイッチング素子とする場合を示すことにする。
【0091】図6は、本実施の形態2にかかるRFコイ
ルの具体的な構成を示す回路図である。なお、このRF
コイル部600は、図1に示したRFコイル部104に
対応するものであり、その他の構成については、図1に
示したものと同様のものとなるので、ここではその詳細
な説明を省略する。
【0092】RFコイル部600は、ループ200〜2
20からなり、ループ200〜220は、さらに、第1
の小ループ201〜221および213、並びに、第2
の小ループ202〜222からなる。第1の小ループ2
01と第2の小ループ202が共有するループラインの
端部にスイッチング素子601が配設されている。同様
に、第1の小ループ211と第2の小ループ212が共
有するループラインの端部、第1の小ループ213と第
2の小ループ212が共有するループラインの端部、第
1の小ループ221と第2の小ループ222が共有する
ループラインの端部にも、スイッチング素子602〜6
04が配設されている。なお、図6のループおよび小ル
ープのループライン上には図示されないキャパシタが配
設されており、共振回路を形成している。
【0093】また、スイッチング素子601〜604
は、2対1の継電器よりなり、ループと第2の小ループ
との選択を、ループラインの切り替えにより行う。スイ
ッチング素子601〜604の制御信号線は、スキャン
コントローラ部160に接続され、オペレータの指示に
より、ループラインの切り替えを行う。なお、継電器
は、主磁場コイル部102により形成される静磁場への
影響を少なくするため、非磁性体を用いて構成されるこ
とが好ましい。
【0094】つぎに、RFコイル部600の動作につい
て説明する。スキャンコントローラ部160からの指示
により、スイッチング素子601〜604は、ループラ
インの選択を行う。フェイズドアレイを用いた二乗和法
の場合には、ループ200〜220が選択され、図5
(A)に示したと同様の構成となり、ループ200〜2
20間で相互誘導係数が零のRFコイルとして動作す
る。
【0095】また、センス法の場合には、第2の小ルー
プ202〜222が選択され、図5(B)に示したと同
様の構成となり、第2の小ループ202〜222間で相
互誘導係数が零のRFコイルとして動作する。
【0096】上述してきたように、本実施の形態2で
は、スイッチング素子601〜604として継電器を用
い、ループラインを切り替える様にしているので、フェ
イズドアレイを用いた二乗和法に最適化された形状を有
するループ200〜220と、センス法に最適化された
形状を有する第2の小ループ202〜222と、の切り
替えを、少ないスイッチング素子で実現でき、さらに、
スイッチング素子601〜604の閉じた状態での抵抗
値が小さく、開いた状態での抵抗値は概ね無源大である
ため、小ループ同志の切り替えを完全に行うことがで
き、高い感度のRF信号を受信することができる。
【0097】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
異なる画像取得方法ごとに最適化されたループおよび小
ループは、異なるデカップリング手段により、隣接する
ループ間および小ループ間の相互的な磁気結合を防止
し、切替手段により、ループと小ループとを切り替える
と同時に、異なるデカップリング手段も切り替えること
としているので、ループおよび小ループを切り替えても
RFコイルとして機能させることができ、オペレータが
画像取得方法を変更するごとに、クレードル上のRFコ
イルを交換することなく、電子的にRFコイルの切り替
えを行うことができ、さらに、被検体の正確に同一位置
の画像情報を、異なるRFコイルで感度良く取得するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】RFコイルおよび磁気共鳴撮像装置の全体構成
を示すブロック図である。
【図2】実施の形態1のRFコイル部を示す図である。
【図3】実施の形態1のスイッチング素子を示す図であ
る。
【図4】実施の形態1のRFコイル部、バイアス電源部
およびデータ処理部の接続を示す図である。
【図5】実施の形態1のRFコイル部の切り替え動作を
示す図である。
【図6】実施の形態2のRFコイル部を示す図である。
【符号の説明】
1〜12、310 キャパシタ 24、34,44、54 スイッチング素子 25、35、45、55 スイッチング素子 100 マグネットシステム 101 被検体 102 主磁場コイル部 103 勾配コイル部 104、600 RFコイル部 105 クレードル 130 勾配駆動部 140 送信駆動部 150 データ収集部 155 バイアス電源部 160 スキャンコントローラ部 170 データ処理部 180 表示部 190 操作部 200、210、220 ループ 201、211、213、221 第1の小ループ 202,212、222 第2の小ループ 230、231 第1のデカップリング手段 240、241 第2のデカップリング手段 320 インダクタ 330 ダイオード 400 送受信部 430 検波部 440 A/D変換部 460 電流源 461、462 スイッチ 463、464 フィルタ 601、602 スイッチング素子
フロントページの続き (72)発明者 吉田 大 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB25 AB34 AD02 AD10 CC06 CC16 DA01 DA03 DB16

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のループを備えるRFコイルであっ
    て、前記ループは、 隣接する前記ループ間の相互的な磁気結合を防止する複
    数種類のデカップリング手段と、 前記種類ごとに前記デカップリング手段を切り替えると
    同時に、前記種類ごとの前記ループを切り替える切替手
    段と、 を備えることを特徴とするRFコイル。
  2. 【請求項2】 複数の小ループに分割されたループを、
    複数備えるRFコイルであって、前記ループおよび前記
    小ループは、 隣接する前記ループ間および前記小ループ間の相互的な
    磁気結合を防止する異なるのデカップリング手段と、 異なる前記デカップリング手段を切り替えると同時に、
    前記ループと前記小ループとを切り替える切替手段と、 を備えることを特徴とするRFコイル。
  3. 【請求項3】 前記デカップリング手段は、隣接する二
    つの前記ループを、前記ループ面積の概ね10%を重ね
    合わせて配設する第1のデカップリング手段を備えるこ
    とを特徴とする請求項2に記載のRFコイル。
  4. 【請求項4】 前記ループは、前記第1のデカップリン
    グ手段により重ね合わされた部分を概ね含む第1の小ル
    ープと、前記ループの前記第1の小ループを省いた部分
    から形成される第2の小ループとからなることを特徴と
    する請求項3に記載のRFコイル。
  5. 【請求項5】 前記デカップリング手段は、前記第2の
    小ループ間をインダクタあるいはキャパシタを用いて接
    続する第2のデカップリング手段を備えることを特徴と
    する請求項4に記載のRFコイル。
  6. 【請求項6】 前記切替手段は、前記第1の小ループ
    の、前記ループと共有するループライン上に第1のスイ
    ッチング素子を備えることを特徴とする請求項4に記載
    のRFコイル。
  7. 【請求項7】 前記切換手段は、前記第1の小ループ
    と、前記第2の小ループとが共有するループライン上に
    第2のスイッチング素子を備えることを特徴とする請求
    項4に記載のRFコイル。
  8. 【請求項8】 前記スイッチング素子は、前記ループあ
    るいは前記第2の小ループの開閉動作をする開閉素子で
    あることを特徴とする請求項6あるいは7に記載のRF
    コイル。
  9. 【請求項9】 前記切替手段は、前記第1および第2の
    スイッチング素子を交互に開閉制御して、前記ループと
    前記第2の小ル―プとを切り替えると同時に、前記第1
    および第2のデカップリング手段を切り替える開閉制御
    手段を備えることを特徴とする請求項8に記載のRFコ
    イル。
  10. 【請求項10】 前記開閉制御手段は、複数の前記ルー
    プに対して、同一の前記開閉制御を行うことを特徴とす
    る請求項9に記載のRFコイル。
  11. 【請求項11】 前記開閉素子は、ダイオードが内蔵さ
    れる並列共振回路であることを特徴とする請求項8ない
    し10のいずれか一つに記載のRFコイル。
  12. 【請求項12】 前記開閉素子は、継電器であることを
    特徴とする請求項8ないし10のいずれか一つに記載の
    RFコイル。
  13. 【請求項13】 前記切換手段は、前記第1の小ループ
    と、前記第2の小ループとが共有するループラインの端
    部に、第3のスイッチング素子を備えることを特徴とす
    る請求項4に記載のRFコイル。
  14. 【請求項14】 前記第3のスイッチング素子は、選択
    動作をする選択素子であることを特徴とする請求項13
    に記載のRFコイル。
  15. 【請求項15】 前記切換手段は、前記第3のスイッチ
    ング素子により、前記ループと前記第2のループとを選
    択する選択制御手段を備えることを特徴とする請求項1
    4に記載のRFコイル。
  16. 【請求項16】 前記選択制御手段は、複数の前記ルー
    プおよび前記第2の小ループに対して、同一の選択制御
    を行うことを特徴とする請求項15に記載のRFコイ
    ル。
  17. 【請求項17】 前記選択素子は、継電器であることを
    特徴とする請求項14ないし16のいずれか一つに記載
    のRFコイル。
  18. 【請求項18】 前記第2の小ループは、センス法を行
    う際に、S/N比が最適化された形状および第2の小ル
    ープ同志の間隔を備えることを特徴とする請求項4ない
    し17のいずれか一つに記載のRFコイル。
  19. 【請求項19】 静磁場を形成する静磁場形成手段と、 勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、 RF信号を送受信するRFコイルと、 前記勾配磁場形成手段および前記RFコイルを制御する
    制御手段と、を備える磁気共鳴撮像装置であって、前記
    RFコイルは、複数の小ループに分割されたループを複
    数有し、 隣接する前記ループ間および前記小ループ間の相互的な
    磁気結合を防止する複数のデカップリング手段と、 前記ループと前記小ループを切り替えると同時に、複数
    の前記デカップリング手段を切り替える切替手段と、を
    備えることを特徴とする磁気共鳴撮像装置。
  20. 【請求項20】 前記磁気共鳴撮像装置は、前記静磁場
    内にRF信号を送信し、前記制御部に制御される送信部
    をさらに備え、前記RFコイルは、前記送信部との磁気
    結合を防止する磁気結合防止手段を備えることを特徴と
    する請求項19に記載の磁気共鳴撮像装置。
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