JP2003079597A - Rf信号受信コイルおよび磁気共鳴撮像装置 - Google Patents

Rf信号受信コイルおよび磁気共鳴撮像装置

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JP2003079597A
JP2003079597A JP2001281373A JP2001281373A JP2003079597A JP 2003079597 A JP2003079597 A JP 2003079597A JP 2001281373 A JP2001281373 A JP 2001281373A JP 2001281373 A JP2001281373 A JP 2001281373A JP 2003079597 A JP2003079597 A JP 2003079597A
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loop
loop coil
coil
receiving
switching
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JP2001281373A
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English (en)
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Akira Nabeya
章 奈部谷
Atsushi Nozaki
敦 野崎
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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GE Medical Systems Global Technology Co LLC
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 SENSE法を用いて画像情報を取得する際
に、受信コイルを動かすことなく、フェイズエンコード
方向を変更することができるRF信号受信コイルを実現
する。 【解決手段】 y軸方向に配列された2つの受信ループ
コイル201および202、並びに、受信ループコイル
205および206を対向させた受信ループコイル群
と、z軸方向に配列された2つの受信ループコイル20
3および204、並びに、受信ループコイル207およ
び208を対向させた受信ループコイル群と、を重ね合
わせて、給電部211〜218をデカップリング状態と
受信状態とに受信ループコイル群ごとに切り換えること
により、受信ループコイル群の配列方向を切り換えてフ
ェイズエンコード方向を変更することを実現させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の受信ルー
プコイル(loop coil)で複数の磁気共鳴信号
を受信して、これら複数の受信信号から画像を画像合成
するRF信号受信コイルおよび磁気共鳴撮像装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】近年、磁気共鳴撮像装置では、電磁場を
発生し、被検体に核磁気共鳴を生じさせるための送信コ
イル、また、この磁気共鳴信号を受信するための受信ル
ープコイル、が使用されている。これらコイルのなか
で、受信ループコイルは、磁気共鳴撮像装置から得られ
る画像情報の画質を決定する上で重要な要因となってい
る。特に、受信ループコイルの有する感度領域は、画像
の撮像領域および画像のS/N(signal to
noise ratio)を決定する大きな要因となっ
ている。
【0003】ここで、受信ループコイルを複数配設し、
これら複数の受信ループコイルからの磁気共鳴信号をフ
ーリエ変換し、得られた複数の画像から新たな画像を画
像合成するSENSE(sensitivity en
coding)法が行われる。これによれば、撮像領域
より大きい感度領域を持つ受信ループコイルの画像が有
する折り返し像を利用し、直線状に配列された複数の受
信ループコイルの配列方向の画像を画像合成することが
行われる。この画像合成では、撮像時間の短縮、すなわ
ち、高速化が行われる。
【0004】この高速化では、画像の折り返し像を利用
するため、折り返し像の生じるフェイズエンコード(p
hase encode)方向と、画像合成を行う複数
の受信ループコイルの配列方向とが一致する必要があっ
た。そして、複数の受信ループコイルを被検体近傍に配
置する際に、取得する画像のフェイズエンコード方向に
沿って複数の受信ループコイルが配列されていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来技術によれば、被検体の高速化処理を用いた画像情報
取得の最中に、画像のフェイズエンコード方向を変更す
ると、受信ループコイルの配列方向とフェイズエンコー
ド方向が一致しなくなるため、画像情報の大きな劣化が
生じた。すなわち、画像のフェイズエンコード方向を変
更すると、被検体の近傍に配置された複数のコイルを、
フェイズエンコード方向に配置し直す必要があった。
【0006】特に、SENSE法を用いて心臓の長軸方
向の画像を高速で取得する際には、心臓の短軸方向の画
像をSENSE法を用いて高速で取得することはできな
かった。この場合には、受信ループコイルの配列方向を
長軸方向から短軸方向に動かす必要があり、被検体およ
びオペレータ双方にとって負担となると同時に、検査時
間が長くなる要因となっていた。
【0007】これらのことから、受信コイルを動かすこ
となく、受信ループコイルの配列方向、すなわちフェイ
ズエンコード方向を変更することができるRF信号受信
コイルをいかに実現するかが極めて重要となる。
【0008】この発明は、上述した従来技術による課題
を解決するためになされたものであり、SENSE法を
用いて画像情報を取得する際に、被検体の近傍に配置さ
れた受信コイルを動かすことなく、受信ループコイルの
配列方向、すなわちフェイズエンコード方向を変更する
ことができる、RF信号受信コイルおよび磁気共鳴撮像
装置を提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するために、第1の観点の発明に係るRF信
号受信コイルは、複数のループコイルを相互に磁気結合
しない関係で共通の平面に1列に配置してなるループコ
イル群を共通の平面に複数群重ね合わせて配置してなる
RF信号受信コイルであって、前記ループコイルのルー
プの開閉状態を切り替える切替手段と、前記切替手段に
よる切り替えを前記ループコイル群ごとに行わせる切換
制御手段と、を備えることを特徴とする。
【0010】この第1の観点の発明によれば、ループコ
イルのループの開閉状態を切り替える切替手段と、この
切替手段による切り替えをループコイル群ごとに行わせ
る切換制御手段と、を備えることとしているので、受信
コイルを動かすこと無く、ループコイル群の配列方向を
変更して、受信コイルとして機能させることができる。
【0011】また、第2の観点の発明に係るRF信号受
信コイルによれば、前記切替手段は、前記ループコイル
の給電部に並列共振手段と、前記並列共振手段を開閉制
御するスイッチング素子と、を備えることを特徴とす
る。
【0012】この第2の観点の発明によれば、切替手段
として、ループコイルの給電部に並列共振手段と、この
並列共振手段を開閉制御するスイッチング素子と、を備
えることとしているので、ループコイルを開閉状態を電
気的に高速で切り換えることができる。
【0013】また、第3の観点の発明に係るRF信号受
信コイルによれば、前記ループコイル群は、共通の平面
上の前記ループコイル群中心が同一位置を有する複数の
前記ループコイル群を備えること特徴とする。
【0014】この第3の観点の発明によれば、ループコ
イル群として、共通の平面上のループコイル群中心が同
一位置を有する複数のループコイル群を備えることとし
ているので、異なるループコイル群を選択して画像情報
の取得を行う際にも、概ね同一位置の画像情報の取得を
行うことができる。
【0015】また、第4の観点の発明に係るRF信号受
信コイルによれば、前記ループコイル群は、1列に配置
された配列方向が互いに直交する複数のループコイル群
を備えることを特徴とする。
【0016】この第4の観点の発明によれば、ループコ
イル群として、1列に配置された配列方向が互いに直交
する複数のループコイル群を備えることとしているの
で、画像情報を取得する際のフェイズエンコード方向を
90度向きを変えてSENSE法を行うことができる。
【0017】また、第5の観点の発明に係るRF信号受
信コイルによれば、前記ループコイル群は、対称位置に
配置された二つの同一形状のループコイルからなるルー
プコイル群を二つ有する際に、同一ループ群の二つのル
ープコイルの重なり合った対称軸上の点から、前記二つ
のループコイルの接地線を取り出す第1の取り出し手段
と、前記二つのループコイルを含むループコイル群と配
列方向が90度異なるループコイル群の二つループコイ
ルの前記対称軸上の二つの端子から前記二つのループコ
イルの接地線を取り出す第2の取り出し手段と、を備え
ることを特徴とする。
【0018】この第5の観点の発明によれば、ループコ
イル群として、対称位置に配置された二つの同一形状の
ループコイルからなるループコイル群を二つ有する際
に、同一ループ群の二つのループコイルの重なり合った
対称軸上の点から、この二つのループコイルの接地線を
取り出す第1の取り出し手段と、二つのループコイルを
含むループコイル群と配列方向が90度異なるループコ
イル群の二つループコイルの前記対称軸上の二つの端子
からこの二つのループコイルの接地線を取り出す第2の
取り出し手段と、を備えることとしているので、4つの
接地線の電位を等しくすることができ、ひいてはループ
コイルの給電点とデータ収集部をケーブルを用いて接続
する際に、ケーブル間の電気的結合を無くすことができ
る。
【0019】また、第6の観点の発明に係るRF信号受
信コイルよれば、前記ループコイル群は、共通の平面に
1列に配置してなる複数のループコイル群と、前記平面
とは被検体を載置する空間を挟んで対向する平行平面内
に位置する、前記ループコイル群とは同一構造を有する
複数のループコイル群と、を備えることを特徴とする。
【0020】この第6の観点の発明によれば、ループコ
イル群として、共通の平面に1列に配置してなる複数の
ループコイル群と、この共通の平面とは被検体を載置す
る空間を挟んで対向する平行平面内に位置する、前記ル
ープコイル群とは同一構造を有する複数のループコイル
群と、を備えることとしているので、対向するループコ
イル群に挟まれた被検体の中央部で感度の良い画像情報
を取得することができる。
【0021】また、第7の観点の発明に係るRF信号受
信コイルよれば、前記切換制御手段は、対向する前記ル
ープコイル群の配列方向が一致する二つのループコイル
群の開閉状態を、同一状態に同期して切り換える切換制
御手段を備えることを特徴とする。
【0022】この第7の観点の発明によれば、切換制御
手段として、対向するループコイル群の配列方向が一致
する二つのループコイル群の開閉状態を、同一状態に同
期して切り換える切換制御手段を備えることとしている
ので、配列方向が一致した対向する二つのループコイル
群を、一つの受信ループコイルとして動作させることが
できる。
【0023】また、第8の観点の発明に係る磁気共鳴撮
像装置によれば、静磁場を形成する静磁場形成手段と、
勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、被検体を前記
静磁場内に配置する被検体配置手段と、前記静磁場内に
高周波磁場を送信する送信手段と、前記被検体からの磁
気共鳴信号を受信する受信手段と前記勾配磁場形成手
段、前記送信手段および前記受信手段を制御する制御手
段と、前記受信手段により得られた磁気共鳴信号から画
像情報を生成する画像処理手段と、を備える磁気共鳴撮
像装置であって、前記受信手段は、複数のループコイル
を相互に磁気結合しない関係で共通の平面に1列に配置
してなるループコイル群を共通の平面に複数群重ね合わ
せて配置してなるRF信号受信コイルを有し、前記ルー
プコイルのループの開閉状態を切り替える切替手段と、
前記切替手段による切り替えを前記ループコイル群ごと
に行わせる切換制御手段と、を備えることを特徴とす
る。
【0024】この第8の観点の発明によれば、受信手段
として、複数のループコイルを相互に磁気結合しない関
係で共通の平面に1列に配置してなるループコイル群を
共通の平面に複数群重ね合わせて配置してなるRF信号
受信コイルを有し、ループコイルのループの開閉状態を
切り替える切替手段と、切替手段による切り替えをルー
プコイル群ごとに行わせる切換制御手段と、を備えるこ
ととしているので、SENSE法を用いて画像情報の取
得を行う際に、複数の受信ループコイル群の配列方向に
一致するフェイズエンコード方向を、被検体および受信
コイルがマグネットボア内に配置されたあとで、オペレ
ータが自由に選択することができる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるRF信号受信コイルおよび磁気共鳴撮像装
置の好適な実施の形態について詳細に説明する。なお、
これにより本発明が限定されるものではない。
【0026】まず、本発明の実施の形態の一例にかかる
磁気共鳴撮像装置の全体構成について説明する。図1
は、この発明の実施の形態の一例である磁気共鳴撮像装
置の全体構成を示すブロック図である。図1において、
この磁気共鳴撮像装置は、マグネットシステム(mag
net system)100を有する。マグネットシ
ステム100は主磁場コイル(coil)部102、勾
配コイル部106、送信コイル部108および受信コイ
ル部110を有する。これら各コイル部は、受信コイル
部110を省いて、概ね円筒状の形状を有し、互いに同
軸的に配置されている。マグネットシステム100の概
ね円柱状の内部空間(ボア:bore)に、撮影の被検
体1がクレードル(cradle)120に搭載されて
図示しない搬送手段により搬入および搬出される。
【0027】主磁場コイル部102はマグネットシステ
ム100の内部空間に静磁場を形成する。静磁場の方向
は概ね被検体1の体軸の方向に平行である。すなわちい
わゆる水平磁場を形成する。主磁場コイル部102は例
えば超伝導コイルを用いて構成される。なお、超伝導コ
イルに限らず常伝導コイル等を用いて構成してもよいの
はもちろんである。
【0028】勾配コイル部106は、互いに垂直な3軸
すなわちスライス(slice)軸、位相軸および周波
数軸の方向において、それぞれ静磁場強度に勾配を持た
せるための3つの勾配磁場を発生させる。
【0029】送信コイル部108は、静磁場空間にある
被検体1の体内に核磁気共鳴を励起するための高周波磁
場を形成する。また、受信コイル部110は、クレード
ル120上に置かれ、被検体1と共にマグネットシステ
ム100の中心部に配置される。この受信コイル部11
0は、送信コイル部108により被検体1の体内に励起
された磁気共鳴信号を受信する。
【0030】勾配コイル部106には勾配駆動部130
が接続されている。勾配駆動部130は勾配コイル部1
06に駆動信号を与えて勾配磁場を発生させる。勾配駆
動部130は、勾配コイル部106における3系統の勾
配コイルに対応して、図示しない3系統の駆動回路を有
する。
【0031】送信コイル部108には送信駆動部140
が接続されている。送信駆動部140から送信コイル部
108に駆動信号を与えてRFパルスを送信し、送信コ
イル部108は、送信されたRFパルスからRF磁場を
マグネットシステム100の中心部に形成し、被検体1
を核磁気共鳴の励起状態にする。
【0032】受信コイル部110には、データ収集部1
50が接続されている。データ収集部150は、受信コ
イル部110が受信した受信信号をサンプリング(sa
mpling)によって取り込み、それをディジタルデ
ータ(digital data)として収集する。ま
た、複数の受信ループコイルからの信号を選択し、加算
する機能も有する。
【0033】バイアス電源部155は、受信コイル部1
10とデータ収集部150を接続するケーブルの信号線
上にバイアス電流を選択的に流す機能を有する。これに
より、受信コイル部110に含まれる複数の受信ループ
コイルを制御することができる。
【0034】勾配駆動部130、送信駆動部140およ
びデータ収集部150にはスキャンコントローラ部16
0が接続されている。スキャンコントローラ部160
は、勾配駆動部130ないしデータ収集部150をそれ
ぞれ制御して撮影を遂行する。
【0035】データ収集部150の出力側はデータ処理
部170に接続されている。データ収集部150が収集
したデータがデータ処理部170に入力される。データ
処理部170は、例えば計算機等を用いて構成される。
データ処理部170は図示しないメモリを有する。メモ
リはデータ処理部170用のプログラムおよび各種のデ
ータを記憶している。
【0036】データ処理部170はスキャンコントロー
ラ部160に接続されている。データ処理部170はス
キャンコントローラ部160の上位にあってそれを統括
する。本装置の機能は、データ処理部170がメモリに
記憶されたプログラムを実行することによりを実現され
る。
【0037】データ処理部170は、データ収集部15
0が収集したデータをメモリに記憶する。メモリ内には
データ空間が形成される。このデータ空間は2次元フー
リエ(Fourier)空間を構成する。データ処理部
170は、該2次元フーリエ空間のデータを2次元逆フ
−リエ変換することにより被検体1の画像を再構成す
る。
【0038】データ処理部170には表示部180およ
び操作部190が接続されている。表示部180は、グ
ラフィックディスプレー(graphic displ
ay)等で構成される。操作部190はポインティング
デバイス(pointingdevice)を備えたキ
ーボード(keyboard)等で構成される。
【0039】表示部180は、データ処理部170から
出力される再構成画像および各種の情報を表示する。操
作部190は、使用者によって操作され、各種の指令や
情報等をデータ処理部170に入力する。使用者は表示
部180および操作部190を通じてインタラクティブ
(interactive)に本装置を操作する。
【0040】つぎに、受信コイル部110の具体的な構
成について、図2を用いて詳細に説明する。図2は、図
1に示した受信コイル部110の、電気回路部分を図示
したものである。受信コイル部110は、受信ループコ
イル201〜204と受信ループコイル205〜208
が一対の対向型受信ループコイルを形成し、同一構造を
有している。受信ループコイル201〜204と受信ル
ープコイル205〜208の間の空間に被検体1が配置
される。被検体1の胸側および背面に、各々4つの独立
した矩形状の受信ループコイルが平面上に配置される。
背面の受信ループコイル201および202は、コイル
面の概ね10%が重なり合って配列されており、磁気結
合が生じない構成になっている。また、胸側の受信ルー
プコイル205および206も、コイル面の概ね10%
が重なり合っており、受信ループコイル201および2
02の配列方向と同方向に二つのコイルが配列されてい
る。
【0041】さらに、背面の受信ループコイル203お
よび204は、背面の受信ループコイル201および2
02と同一平面上に配列されており、受信ループコイル
201および202の配列方向と直角をなす方向に配列
される。また、胸側の受信ループコイル207および2
08も、コイル面の概ね10%が重なり合っており、受
信ループコイル203および204の配列方向と同方向
に二つのコイルが配列されている。
【0042】ここで、受信ループコイル201および2
02、並びに受信ループコイル205および206は、
受信ループコイル群Aを、受信ループコイル203およ
び204、並びに受信ループコイル207および208
は、受信ループコイル群Bを形成する。各受信ループコ
イル群は、同一方向に二つの受信ループコイルが配列さ
れた一組の対向型コイルを形成し、RF信号の受信を行
う際には、受信ループコイル群ごとに閉じた状態である
受信状態と、開放状態である磁気結合が防止されたデカ
ップリング(decoupling)状態と、の切り換
えが行われる。
【0043】また、SENSE法を用いた画像情報の取
得の際には、フェイズエンコード方向がこの受信ループ
コイル群の配列方向に設定される。これにより、高速に
しかもS/Nの良い画像を取得することができる。
【0044】また、受信ループコイル201〜208
は、給電部211〜218を介してデータ収集部150
に接続される。給電部211〜218には、共振用コン
デンサ、インダクタ、スイッチング素子であるダイオー
ドが含まれ、受信ループコイル群ごとの受信状態とデカ
ップリング状態の切り換えが行われる。
【0045】つづいて、給電部211〜218の具体的
な構成について、図3を用いて説明する。図3に給電部
211の回路構成について図示した。なお、給電部21
2〜218の回路構成については、給電部211と同様
なものとなるので、ここでは詳細な説明は省略する。
【0046】受信ループコイル201は、コンデンサ3
01とともに磁気共鳴周波数に共振点を有する並列共振
回路を構成し、コンデンサ301から受信信号が取り出
される。ここで、コンデンサ301の両端から取り出さ
れる信号線331と,接地線341の信号線331とに
インダクタ311が直列に接続され、さらにダイオード
321が信号線331と接地線341の間に、順方向に
接続される。このダイオード321は、信号線331に
接続されたバイアス電源部155により開閉制御され
る。すなわち、バイアス電源部155が順方向に電流を
流す場合には、ダイオード321は閉状態になり、コン
デンサ301およびインダクタ311は、並列共振回路
を形成する。この場合、コンデンサ301の両端は、高
インピーダンス状態になり、受信ループコイル201
は、開いたループを形成し、他のコイルとの磁気結合が
生じないデカップリング状態となる。
【0047】また、バイアス電源部155が逆方向に電
流を流す場合には、ダイオード321は開状態になり、
信号線331および接地線341により受信部へ受信信
号が送信される。
【0048】つづいて、給電部211〜214の接地線
の取り方について図4を用いて説明する。給電部215
〜218の接地線の取り方については、給電部211〜
214と同様のものとなるので、ここでは詳細な説明を
省略する。
【0049】図4(a)は、受信ループコイル201お
よび202と、それらの給電部211および212を図
示したものである。受信ループコイル201および20
2は、コイル面が重なり合った部分を軸に軸対象な構造
を有している。そして、給電部211および212もま
た、前記軸に対して軸対象な構造を持ち、給電部211
および212の接地線は、第1の取り出し手段である、
受信ループコイル201および202の重なり合った対
称軸上の近接する2点から取り出される。このようにす
ることで、給電部211および212の接地線341お
よび342は、対象性から同電位になりケーブル間の結
合を無くすことができる。
【0050】また、図4(b)は、受信ループコイル2
03および204と、それらの給電部213および21
4を図示したものである。受信ループコイル203およ
び204は、コイル面が重なり合った部分を軸に軸対象
な構造を有している。そして、その対称軸は、図4
(a)の対象軸とは、直交している。給電部213およ
び214の接地線は、第2の取り出し手段である、受信
ループコイル203および204のループ上で、図4
(a)の対称軸と交差する点から取られる。この様にす
ることで、給電線213および214の接地線343お
よび344は、同電位になりケーブル間の結合を無くす
ことができる。さらに、給電部211および212の接
地線とも同電位にすることができる。
【0051】つぎに、データ収集部150およびバイア
ス電源部155の具体的な構成について、図5を用いて
説明する。図5は、データ収集部150およびバイアス
電源部155の具体的な構成を示すブロック図である。
受信ループコイル201〜208で受信された磁気共鳴
信号は、給電部211〜218を介してデータ収集部1
50のスイッチ450〜456に送信される。スイッチ
450〜456は、受信ループコイル群AあるいはBを
選択するスイッチでスキャンコントローラ部160から
の信号線472により制御される。従って、受信ループ
コイル群Aに属する受信ループコイル201、202、
205,206は、スイッチ450〜456の一方の接
続端子に、また受信ループコイル群Bに属する受信ルー
プコイル203,204、207,208は、スイッチ
450〜456の他方の接続端子に接続される。
【0052】スイッチ450〜456の出力は、受信部
420〜426に接続される。受信部420〜426に
おいて、磁気共鳴信号の増幅が行われたあと、検波部4
30において磁気共鳴信号の検波が行われ、その結果を
A/D変換部440において、アナログ信号からディジ
タル信号に変換する。ディジタル信号に変換された磁気
共鳴信号は、通信ケーブルを用いてデータ処理部170
に送信される。
【0053】また、バイアス電源部155は、電流源4
85と、スイッチ458〜462と、フィルタ480〜
482とを有する。この電流源485には、順方向電流
出力と逆方向電流出力の2つの出力が備わっている。こ
の順方向電流出力は、受信ループコイル群を、開ループ
状態にする場合に用いられ、逆方向電流出力は、受信ル
ープコイル群を、閉ループ状態にして受信ループコイル
として機能させる場合に用いられる。電流源485の順
方向電流出力と逆方向電流出力には、スイッチ458〜
462が接続されている。スイッチ458および460
では、受信ループコイル群AまたはBの切り換えが行わ
れ、スキャンコントローラ部160からの信号線472
により制御される。スイッチ458および460の出力
線490および492は、フィルタ480および482
を介して受信ループコイル群BおよびAの受信信号線に
接続される。このフィルタ480および482は、低周
波通過型のフィルタで、受信信号の周波数より低い周波
数にカットオフ周波数を有する。これによりバイアス電
源部155を介して受信信号が相互に干渉することを防
いでいる。
【0054】また、スイッチ462は、受信ループコイ
ル群に受信ループコイルとして機能させる受信状態を生
成する場合に切り換えが行われ、スキャンコントローラ
部160からの信号線470により制御される。
【0055】つぎに、受信コイル部110の切り換え動
作について図6を用いて説明する。図6(a)には、受
信ループコイル群の選択状態および磁気共鳴撮像装置の
送信および受信状態を切り換えるタイミングが示されて
いる。また、図6(b)には、受信ループコイルA群へ
のバイアス電源部155の出力,すなわち図2の出力線
492の出力が示されている。また、図6(c)には、
受信ループコイルA群の状態が示されている。また、図
6(d)には、受信ループコイルB群へのバイアス電源
部155の出力、すなわち図2の出力線490の状態が
示されている。また、図6(e)には、受信ループコイ
ルB群の状態が示されている。
【0056】まず、オペレータが画像を高速で取得する
際に、SENSE法のフェイズエンコード方向を図2の
y軸方向に設定した場合には、y軸方向に複数の受信ル
ープコイルが配置される受信ループコイルA群が選択さ
れる。その際、図2のスイッチ450〜460は、スキ
ャンコントローラ部160からの信号線472の情報に
より、A群の受信ループコイルを選択し、また、スイッ
チ462は、スキャンコントローラ部160からの信号
線470の情報により、A群およびB群の受信ループコ
イル群が共にデカップリング状態となる順方向のバイア
ス電流を選択する。
【0057】ここで、図6(a)のA群が選択されて送
信が行われる際には、図6(b)のA群のバイアス電流
は順方向に設定されており、図6(c)の受信ループコ
イルA群はデカップリング状態となり、さらに、図6
(d)のB群のバイアス電流も順方向に設定されてお
り、図6(e)の受信ループコイルB群はデカップリン
グ状態となり、送信コイル部108と受信ループコイル
201〜208の磁気結合は防止された状態となる。
【0058】また、図6(a)のA群が選択されて受信
が行われる際には、スキャンコントローラ部160から
の信号線470の指示によりスイッチ462を逆方向の
バイアス電流に切り換えるので、図6(b)のA群のバ
イアス電流は逆方向に設定され、図6(c)の受信ルー
プコイルA群は受信状態となり、さらに、図6(d)の
B群のバイアス電流は順方向に設定されており、図6
(e)の受信ループコイルB群はデカップリング状態と
なるので、受信ループコイル同士の磁気結合は防止さ
れ、かつ、受信ループコイルA群が受信状態となる。
【0059】また、オペレータが画像を高速で取得する
際に、SENSE法のフェイズエンコード方向を図2の
z軸方向に設定した場合には、z軸方向に複数の受信ル
ープコイルの配列方向を有する受信ループコイルB群が
選択される。その際、図2のスイッチ450〜460
は、スキャンコントローラ部160からの信号線472
の情報により、B群の受信ループコイルを選択し、ま
た、スイッチ462は、スキャンコントローラ部160
からの信号線470の情報により、A群およびB群の受
信ループコイル群が共にデカップリング状態となる順方
向のバイアス電流を選択する。
【0060】ここで、図6(a)のB群が選択されて送
信が行われる際には、図6(b)のA群のバイアス電流
は順方向に設定されており、図6(c)の受信ループコ
イルA群はデカップリング状態となり、さらに、図6
(d)のB群のバイアス電流も順方向に設定されてお
り、図6(e)の受信ループコイルB群はデカップリン
グ状態となり、送信コイル部108と受信ループコイル
201〜208の磁気結合は防止された状態となる。
【0061】また、図6(a)のB群が選択されて送信
が行われる際には、図6(b)のA群のバイアス電流は
順方向に設定され、図6(c)の受信ループコイルA群
はデカップリング状態となり、さらに、スキャンコント
ローラ部160からの信号線470の指示によりスイッ
チ462を逆方向のバイアス電流に切り換えるので、図
6(d)のB群のバイアス電流は逆方向に設定され、図
6(d)の受信ループコイルB群は受信状態となるの
で、受信ループコイル同士の磁気結合は防止され、か
つ、受信ループコイルB群が受信状態となる。
【0062】上述してきたように、本実施の形態では、
オペレータが画像をSENSE法を用いて高速で取得す
る際に、y方向に2つ並べて受信ループコイルを配置し
た受信ループコイル群Aと、z方向に2つ並べて受信ル
ープコイルを配置した受信ループコイル群Bとを重ね合
わせ、オペレータにより設定されたフェイズエンコード
方向と一致する受信ループコイル群AまたはBを選択
し、どちらかを受信ループコイルとして機能するように
しているので、被検体1および受信コイル部110をマ
グネットボア内に配置した後でも、フェイズエンコード
方向をy軸あるいはz軸方向のいずれかに選択し、SE
NSE法を用いて画像を取得することができる。
【0063】なお、本実施の形態では、水平磁場を用い
た磁気共鳴撮像装置の例を示したが、垂直磁場を用いた
磁気共鳴撮像装置に本実施の形態を適用することもでき
る。その場合には、z軸方向に主磁場を、y軸方向から
被検体1を受信ループコイル間の空間に配置する。
【0064】また、本実施の形態では、2つの受信ルー
プコイルを同一平面上に配列した場合を示したが、3以
上の受信ループコイルを同一平面上の配列することもで
きる。さらに、受信ループコイルの配列方向が90度異
なる2つの受信ループコイル群を示したが、3以上の受
信ループコイル群を配列方向が異なる方向に配列するこ
ともできる。
【0065】また、本実施の形態では、対向型の受信ル
ープコイルを用いた例を示したが、対向型でない一つの
平面上にある複数の受信ループコイル群を用いることも
できる。
【0066】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
オペレータが画像をSENSE法を用いて高速で取得す
る際に、複数の受信ループコイルを直線状に配列した複
数の受信ループコイル群を、配列方向が異なる方向を向
くように重ね合わせて、受信ループコイル群ごとに選択
的にループコイルを開閉状態とすることができることと
しているので、異なる配列方向を持つ受信ループコイル
群を選択的に受信状態にすることができ、さらに、選択
された受信ループコイル群の配列方向に一致するフェイ
ズエンコード方向を選択することにより、被検体および
受信ループコイルがマグネットボア内に配置されたあと
で、オペレータがフェイズエンコード方向を変更するこ
とができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】磁気共鳴装置の全体構成を示すブロック図であ
る。
【図2】実施の形態のRF信号受信コイルの電気的構成
を示す回路図である。
【図3】実施の形態のRF信号受信コイルに付属する給
電部を示す回路図である。
【図4】実施の形態のRF信号受信コイルに付属する接
地線の配線図である。
【図5】実施の形態のデータ収集部およびバイアス電源
部のブロック図である。
【図6】実施の形態のRF信号受信コイルの動作を示す
図である。
【符号の説明】
1 被検体 100 マグネットシステム 102 主磁場コイル部 106 勾配コイル部 108 送信コイル部 110 受信コイル部 120 クレードル 130 勾配駆動部 140 送信駆動部 150 データ収集部 155 バイアス電源部 160 スキャンコントローラ部 170 データ処理部 180 表示部 190 操作部 201、203、203,204 受信ループコイル 205,206、207、208 受信ループコイル 211、212、213、214、215 給電部 301 コンデンサ 311 インダクタ 321 ダイオード 331 信号線 341、343 接地線 420 受信部 430 検波部 440 A/D変換部 450、452、454、456、458、460,4
62 スイッチ 470、472 信号線 480、482 フィルタ 485 電流源 490、492 出力線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 奈部谷 章 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 (72)発明者 野崎 敦 東京都日野市旭が丘四丁目7番地の127 ジーイー横河メディカルシステム株式会社 内 Fターム(参考) 4C096 AA20 AB24 AD10 AD13 AD25 CC01 CC06 CC16 CC17 DA01 DA06 DA12 DA14 DB16

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のループコイルを相互に磁気結合し
    ない関係で共通の平面に1列に配置してなるループコイ
    ル群を共通の平面に複数群重ね合わせて配置してなるR
    F信号受信コイルであって、 前記ループコイルのループの開閉状態を切り替える切替
    手段と、 前記切替手段による切り替えを前記ループコイル群ごと
    に行わせる切換制御手段と、を備えることを特徴とする
    RF信号受信コイル。
  2. 【請求項2】 前記切替手段は、 前記ループコイルの給電部に並列共振手段と、 前記並列共振手段を開閉制御するスイッチング素子と、 を備えることを特徴とする請求項1に記載のRF信号受
    信コイル。
  3. 【請求項3】 前記ループコイル群は、 共通の平面上の前記ループコイル群中心が同一位置を有
    する複数の前記ループコイル群を備えること特徴とする
    請求項1あるいは2のいずれか一つに記載のRF信号受
    信コイル。
  4. 【請求項4】 前記ループコイル群は、 1列に配置された配列方向が互いに直交する複数のルー
    プコイル群を備えることを特徴とする請求項3に記載の
    RF信号受信コイル。
  5. 【請求項5】 前記ループコイル群は、 対称位置に配置された二つの同一形状のループコイルか
    らなるループコイル群を二つ有する際に、 同一ループ群の二つのループコイルの対称軸上の点か
    ら、前記二つのループコイルの接地線を取り出す第1の
    取り出し手段と、 前記二つのループコイルを含むループコイル群と配列方
    向が90度異なるループコイル群の二つループコイルの
    前記対称軸上の二つの端子から前記二つのループコイル
    の接地線を取り出す第2の取り出し手段と、 を備えることを特徴とする請求項4に記載のRF信号受
    信コイル。
  6. 【請求項6】 前記ループコイル群は、 共通の平面に1列に配置してなる複数のループコイル群
    と、 前記平面とは被検体を載置する空間を挟んで対向する平
    行平面内に位置する、前記ループコイル群とは同一構造
    を有する複数のループコイル群と、を備えることを特徴
    とする請求項1ないし5のいずれか一つに記載のRF信
    号受信コイル。
  7. 【請求項7】 前記切換制御手段は、 対向する前記ループコイル群の配列方向が一致する二つ
    のループコイル群の開閉状態を、同一状態に同期して切
    り換える切換制御手段を備えることを特徴とする請求項
    6に記載のRF信号受信コイル。
  8. 【請求項8】 静磁場を形成する静磁場形成手段と、 勾配磁場を形成する勾配磁場形成手段と、 被検体を前記静磁場内に配置する被検体配置手段と、 前記静磁場内に高周波磁場を送信する送信手段と、 前記被検体からの磁気共鳴信号を受信する受信手段と前
    記勾配磁場形成手段、前記送信手段および前記受信手段
    を制御する制御手段と、 前記受信手段により得られた磁気共鳴信号から画像情報
    を生成する画像処理手段と、を備える磁気共鳴撮像装置
    であって、 前記受信手段は、 複数のループコイルを相互に磁気結合しない関係で共通
    の平面に1列に配置してなるループコイル群を共通の平
    面に複数群重ね合わせて配置してなるRF信号受信コイ
    ルを有し、 前記ループコイルのループの開閉状態を切り替える切替
    手段と、 前記切替手段による切り替えを前記ループコイル群ごと
    に行わせる切換制御手段と、を備えることを特徴とする
    磁気共鳴撮像装置。
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