JP2008178453A - 磁気共鳴イメージング装置及び受信コイルアセンブリ - Google Patents
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Abstract
【課題】患者をストレッチャーから寝台に移動させるときに障害にならず、患者の心理的な負担を助長させることがなく、かつ、高いSN比を維持することができる形状を有した常設の受信用高周波コイルを備えた磁気共鳴イメージング装置及び受信コイルアセンブリを提供する。
【解決手段】寝台(BD)の天板(T)に置かれた被検体から、磁気共鳴に応じた信号を収集する高周波コイル(7R)を有するコイルアセンブリ(CA)を搭載した磁気共鳴イメージング装置が提供される。コイルアセンブリ(CA)は、天板(T)に常設するとともに、非撮像時の位置と撮像時の位置とを選択的に採るように少なくとも一部の形状を変形可能な構造(33A,33B)を有する。
【選択図】 図2
【解決手段】寝台(BD)の天板(T)に置かれた被検体から、磁気共鳴に応じた信号を収集する高周波コイル(7R)を有するコイルアセンブリ(CA)を搭載した磁気共鳴イメージング装置が提供される。コイルアセンブリ(CA)は、天板(T)に常設するとともに、非撮像時の位置と撮像時の位置とを選択的に採るように少なくとも一部の形状を変形可能な構造(33A,33B)を有する。
【選択図】 図2
Description
本発明は、撮像時に信号を収集する高周波(RF)コイルを備えた医用の磁気共鳴イメージング装置及び受信コイルアセンブリに係り、とくに、撮像時と非撮像時の双方にそれぞれ最適な形状を成す高周波コイルを備えた磁気共鳴イメージング装置及び受信コイルアセンブリ及び受信コイルアセンブリに関する。
磁気共鳴(MR)イメージングは、静磁場中に置かれた被験者の原子核スピンをそのラーモア周波数の高周波信号で磁気的に励起し、この励起に伴って発生する磁気共鳴(MR)信号から画像を再構成する撮像法である。
この磁気共鳴イメージングを実行するため、磁気共鳴イメージング(MRI)装置は、静磁場を生成する静磁場磁石と、所定のパルスシーケンスにしたがって傾斜磁場パルス及び高周波磁場パルスを被験者に加える機構を備えている。このうち、傾斜磁場パルスは静磁場磁石のボア内に配置され且つ傾斜磁場電源に接続された傾斜磁場コイルを介して被験者に送信される。また、高周波磁場パルスも同様に、静磁場磁石のボア内に配置され且つ送信機に接続された送信用高周波コイルを介して被験者に送信される。一方で、被験者から発生する高周波信号で成る磁気共鳴信号を受信するため、受信用高周波コイルが被験者の近傍に配置される。送信用高周波コイルと受信用高周波コイルを1つのコイルで兼用することもあるが、多くの場合、診断部位の違いに応じた専用の受信用高周波コイルが用いられる。
この磁気共鳴イメージング装置において、SN比の高い画像を取得するため、受信用の高周波コイルは、撮像部位に近接し且つその表面に沿って位置する構造を有していることが必要である。この一例が、例えば特許文献1に示されている。この特許文献1により提案されている構造によれば、高周波コイルの湾曲したコイル部である固定部が天板に突設されている。
その一方で、患者スループットを上げるため、近年では、受信用の高周波コイルを、被検体を載せる天板に常設したいとするニーズが高まっている。さらに、ストレッチャーで移動してきた患者を寝台の上に移動させるときの操作者の労力を減らすため、寝台の一部が着脱自在にしたいとするニーズも高まっている。
特許第2908501号公報
上述した受信用の高周波コイルのうち、天板に常設する高周波コイルであっても、高いSN比が必要であるが故に撮像部位を取り巻くように立体的な形状にすることが求められる。しかしながら、そのように高周波コイルが立体的な形状のまま寝台上に在ると、患者をストレッチャーから寝台に移動させるときに障害となり、操作者の負担が大きいという問題がある。また、その常設されている高周波コイルで撮像する部位、例えば首部(頸椎)とは異なる別の部位を撮像する場合、その高周波コイルが患者の心理的な負担(開放感を損なうなど)を助長させることもある。この問題は、前述した特許文献1により提供されている構造についても当てはまる。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたもので、患者をストレッチャーから寝台に移動させるときに障害にならず、患者の心理的な負担を助長させることがなく、かつ、高いSN比を維持することができる形状を有した常設の受信用高周波コイルを備えた磁気共鳴イメージング装置及び受信コイルアセンブリを提供することを、その目的とする。
上述した目的を達成するために、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置は、寝台の天板に置かれた被検体から、磁気共鳴に応じた信号を収集する高周波コイルを有するコイルアセンブリを搭載し、このコイルアセンブリは、前記天板に常設するとともに、非撮像時の位置と撮像時の位置とを選択的に採るように少なくとも一部の形状を変形可能な構造を有する、ことを特徴とする。
また、本発明に係る受信コイルアセンブリは、磁気共鳴イメージング装置に用いられる寝台の天板に置かれた被検体から磁気共鳴に応じた信号を収集する高周波コイルを有する受信コイルアセンブリであって、前記天板に常設するとともに、非撮像時の位置と撮像時の位置とを選択的に採るように少なくとも一部の形状を変形可能な構造を有する、ことを特徴とする。
本発明によれば、患者をストレッチャーから寝台に移動させるときに障害にならず、患者の心理的な負担を助長させることがなく、かつ、高いSN比を維持することができる形状を有した常設の受信用高周波コイルを備えた磁気共鳴イメージング装置及び受信コイルアセンブリを提供することができる。
以下、図1〜6を参照して、本発明に係る磁気共鳴イメージング装置及び受信コイルアセンブリの1つの実施形態を説明する。
この実施形態にかかる磁気共鳴イメージング(MRI: Magnetic Resonance Imaging)装置の概略構成を図1に示す。
この磁気共鳴撮像装置は、被験者Pを載せる寝台部と、静磁場を発生させる静磁場発生部と、静磁場に位置情報を付加するための傾斜磁場発生部と、高周波信号を送受信する送受信部と、システム全体のコントロール及び画像再構成を担う制御・演算部とを備えている。
静磁場発生部は、例えば超電導方式の磁石1と、この磁石1に電流を供給する静磁場電源2とを備え、被験者Pが遊挿される円筒状の開口部(診断用空間)の軸方向(Z軸方向)に静磁場H0を発生させる。なお、この磁石部にはシムコイル(図示せず)が設けられている。
寝台部は、寝台BDと、この寝台BD上にあって被験者Pを載せる天板Tとを備える。寝台BDの内部には、天板Tを上下方向及びその長手方向に移動させることができる機械的及び電気的な機構(図示せず)を備えている。このため、制御・演算部からの制御信号に応じて天板Tを長手方向に移動させ、当該天板Tを磁石1の診断用開口部に退避可能に挿入できるようになっている。
傾斜磁場発生部は、磁石1に組み込まれた傾斜磁場コイルユニット3を備える。この傾斜磁場コイルユニット3は、互いに直交するX軸方向、Y軸方向及びZ軸方向の傾斜磁場を発生させるための3組(種類)のx,y,zコイル3x〜3zを備える。傾斜磁場部はまた、x,y,zコイル3x〜3zに電流を供給する傾斜磁場電源4を備える。この傾斜磁場電源4は、後述するシーケンサ5の制御のもとで、x,y,zコイル3x〜3zに傾斜磁場を発生させるためのパルス電流を供給する。
傾斜磁場電源4からx,y,zコイル3x〜3zに供給されるパルス電流を制御することにより、物理軸である3軸(X軸,Y軸,Z軸)方向の傾斜磁場を合成して、互いに直交するスライス方向傾斜磁場GS、位相エンコード方向傾斜磁場GE、および読出し方向(周波数エンコード方向)傾斜磁場GRから成る論理軸方向を任意に設定・変更することができる。スライス方向、位相エンコード方向、および読出し方向の各傾斜磁場は静磁場H0に重畳される。
送受信部は、磁石1内の撮影空間にて被験者Pの近傍に配設される送信用高周波コイル7T及び受信用高周波コイル7Rと、この高周波コイル7T,7Rにそれぞれ接続された送信器8T及び受信器8Rとを備える。この送信器8T及び受信器8Rは、後述するシーケンサ5の制御のもとで動作する。この動作により、送信器8Tは、核磁気共鳴(NMR)を励起させるためのラーモア周波数のRF電流パルスを送信用高周波コイル7Tに供給する。受信器8Rは、受信用高周波コイル7Rが受信した磁気共鳴(MR)信号(高周波信号)を取り込み、これに前置増幅、中間周波変換、位相検波、低周波増幅、フィルタリングなどの各種の信号処理を施した後、A/D変換してデジタル量のMR信号を生成する。
さらに、制御・演算部は、シーケンサ(シーケンスコントローラとも呼ばれる)5、ホスト計算機6、演算ユニット10、記憶ユニット11、表示器12、及び入力器13を備える。この内、ホスト計算機6は、記憶したソフトウエア手順(図示せず)により、シーケンサ5にパルスシーケンス情報を指令するとともに、装置全体の動作を統括する機能を有する。
シーケンサ5は、CPUおよびメモリを備えており、ホスト計算機6から送られてきたパルスシーケンス情報を記憶し、この情報にしたがって傾斜磁場電源4、送信器8T、受信器8Rの動作を制御するとともに、受信器8Rが出力した磁気共鳴信号のデジタルデータを一旦入力し、これを演算ユニット10に転送するように構成されている。ここで、パルスシーケンス情報とは、一連のパルスシーケンスにしたがって傾斜磁場電源4、送信器8Tおよび受信器8Rを動作させるために必要な全ての情報であり、例えばx,y,zコイル3x〜3zに印加するパルス電流の強度、印加時間、印加タイミングなどに関する情報を含む。
また、演算ユニット10は、受信器8Rが出力したデジタル量のMR信号(収集データとも呼ばれる)を、シーケンサ5を通して入力し、その内部メモリによるk空間(フーリエ空間または周波数空間とも呼ばれる)にそのデジタルデータを配置し、このデータを1組毎に2次元または3次元のフーリエ変換に付して実空間の画像データに再構成する。また演算ユニット10は、必要に応じて、画像に関するデータの合成処理や差分演算処理も実行可能になっている。この合成処理には、画素毎に加算する処理、最大値投影(MIP)処理などが含まれる。
記憶ユニット11は、再構成された画像データのみならず、上述の合成処理や差分処理が施された画像データを保管することができる。表示器12は例えば再構成画像を表示するのに使用される。また入力器13を介して、術者が希望するパラメータ情報、スキャン条件、パルスシーケンス、画像合成や差分の演算に関する情報などをホスト計算機6に入力できる。
上述した構成の中で、受信用高周波コイル7Rについて更に説明する。
図2は、頸椎を撮像するときに用いる受信用高周波コイル7Rの概要を示す。この高周波コイル7Rは、物理的には受信コイルアセンブリCAの中に収容されており、この受信コイルアセンブリCAが寝台BDの天板Tに着脱自在に取り付けられることで、同天板Tに着脱自在に取り付けられる。
この高周波コイル7Rを収容した受信コイルアセンブリCAは、天板Tの長手方向の所定位置にて当該長手方向に直交する横方向に延びる薄い略板状に形成され、天板Tに着脱機構30を介して着脱自在に取り付けられている。
なお、受信コイルアセンブリCAは、天板Tの上面に設置してもよいし、受信コイルアセンブリの一部を天板内部に埋設してもよいし、上面から受信コイルアセンブリの全体を天板内部に完全に埋設して同アセンブリの上面と天板の上面とを面一に合わせても良い。図2の設置形態は、天板Tの内部に埋設する3番目の配置例を示している。このため、この例の場合、非撮像時には、受信コイルアセンブリCAを天板Tに「収容」すると見做すこともできる。
この受信コイルアセンブリCAは、通常時には天板T上に設置されている常設タイプのコイルアセンブリである。このため、頸椎の撮像以外の撮像であって、受信コイルアセンブリCAの存在が天板T上で支障になる場合には、受信コイルアセンブリCAを着脱機構30により天板Tから外すことができるようになっている。
さらに、この受信コイルアセンブリCAは、図2に示すように、被検体の首部の背後の丸みに合わせて緩やかな湾曲を有する第1の固定コイル部31と、撮像時には首部の両側面に立設可能な第2の固定コイル部32A,32Bと、第1の固定部31及び第2の固定部32A、32Bの間をフレキシブルな状態で繋ぐ可動コイル部33A,33Bとを備える。可動コイル部33A,33Bはその内部に蛇腹機構34を備えており、この蛇腹機構34はオペレータが行う、第2の固定コイル部32A,32Bを折り畳む又は伸ばす操作に対してフレキシビリティを発揮するようになっている。
このため、オペレータの上記折畳み及び延伸操作によって、第2の固定コイル部32A,32Bをそのフラットな位置P1(非撮像時の位置:図3参照)と立設位置P2(撮像時の位置:図3、4参照)の位置に止めることができる。フラットな位置P1は、通常、患者をストレッチャーから寝台BDに移すとき及び寝台BDから搬出するときに使用される非撮像時の位置である。勿論、かかるフラットな程度は、オペレータの操作によって決まる。天板Tの上面になるべくぴったり沿うようにフラットにする方が良いが、そのフラットな程度は、患者の移動に支障が出ない程度であればよい。
一方、立設位置P2は撮像時に使用する位置である。このため、オペレータは、第2の固定コイル部32A,32Bをその極限位置まで折り畳むことにより、その止まる位置が立設位置P2になる。この立設位置P2に在る第2の固定コイル部32A,32Bは、第1の固定コイル部31の横方向の長さ及び湾曲具合と協働して、被検体の首部の側面に極力接近するように角度設定されている。この立設位置P2は、天板Tにほぼ垂直になっている。
可動コイル部33A,33Bのそれぞれは、蛇腹機構34と、この蛇腹機構34に内蔵したフレキシブルプリント基板(FPC)で形成したコイルパターン35(図5参照)とを備える。これにより、オペレータが手で操作できる、受信コイルアセンブリCAの可動部分を構成している。これに対して、第1の固定コイル部31及び第2の固定コイル部32A,32Bはそれぞれ固定体を成す樹脂製の基板36(図5参照)と、この基板36上に形成したコイルパターン35とを備えている。これにより、高周波コイル7Rの固定部分を構成している。
また、撮像時には、第3の固定コイル部としての上部固定コイル部38が第2の固定コイル部32A,32Bの両端を繋ぐように設置される。この上部コイル部38は別体コイルとして用意されているもので、受信コイルアセンブリCA、すなわち高周波コイル7Rの一部を成す。この上部コイル部38は、樹脂製の基板(図示せず)と、この基板上に形成したコイルパターン39とを有している。また、上部コイル部38には、第2の固定コイル部32A,32Bの両端を繋ぐ着脱機構(図示せず)が設けられている。この着脱機構により、第2の固定コイル部32A,32Bの両端に着脱自在に取り付けられる。
これら6つのコイル部31,32A,32B,33A,33Bは、固定手段(図示せず)を介して、相互に固定的に連結されている。また、それら6つのコイル部31,32A,32B,33A,33B,38のコイルパターン35、39は、互いに電気的に接続されて磁気的な観点で言う高周波コイル7Rが実現され、且つ、図示しないリード線を介して受信器8Rに接続されている。
このため、撮像しないときには、オペレータは、両翼に相当する第2の固定コイル部32A,32Bを天板Tに押し付けるように押すことで、可動コイル部33A、33Bが延びて第2の固定コイル部32A,32Bがフラットな位置P1を採る(図3参照)。これにより、受信コイルアセンブリCA、すなわち受信用高周波コイル7Rが天板T上でほぼフラットになる。したがって、次の撮像時に、受信コイルアセンブリCAが邪魔になることなく、患者をストレッチャーから容易に天板Tの上に移動させることができるので、オペレータの労力を軽減することができる。
一方、このように患者を天板T上に載せた場合、患者の首部を第1の固定コイル部31の上に位置させる。そして、オペレータは、今度は、第2の固定コイル部32A,32Bを天板Tから持ち上げて患者に押し付けるように押すことで、可動コイル部33A、33Bが湾曲して第2の固定コイル部32A,32Bが立設位置P2を採る(図3、4参照)。次いで、上部コイル38を、第2の固定コイル部32A,32Bの両者を繋ぐようにセットする。これにより、患者の首部の周りに近接して受信コイルアセンブリCA、すなわち受信用高周波コイル7Rが配置されることになる。この状態で磁気共鳴イメージングが実行されるので、かかる近接配置により、被検体内の磁気共鳴現象に拠るMR信号を高いSN比で受信することができる。
撮像が終わると、高周波コイル7Rはまた、非撮像時のフラットな姿勢に戻される。
このように、本実施形態においては、頸椎を撮像するための受信用高周波コイル7R(受信コイルアセンブリCA)は、非撮像時か撮像時かという両モードに応じて、それぞれのモードに適した姿勢を採ることができる。これゆえ、高周波コイル7Rを常設させておいても、患者の天板Tへの及び天板Tからの搬入及び搬出に支障を来たすことがない。したがって、患者スループットもよくなる。また、高周波コイル7Rは非撮像時にはフラットな姿勢を採って天板T上に位置するだけに見えるから、患者に与える心理的な負担も軽減される。
以上のように、患者をストレッチャーから寝台に移動させるときに障害にならず、患者の心理的な負担を助長させることがなく、かつ、高いSN比を維持することができる形状を有した常設の受信用高周波コイルを備えた磁気共鳴イメージング装置を提供することができる。
なお、非撮像時に受信コイルアセンブリCAを天板Tに収納したときにその収納を検知するセンサ又は検出回路を設け、このセンサなどの検知信号を用いて、かかる収納が確実に行われているか否かを判断するようにしてもよい。
7R 受信用高周波コイル
30 着脱機構
31 第1の固定コイル部
32A,32B 第2の固定コイル部
33A,33B 可動コイル部
34 蛇腹機構
35 コイルパターン
36 基板
38 上部固定コイル部(第3の固定コイル部)
39 コイルパターン
40 固定手段
CA 受信コイルアセンブリ
BD 寝台
T 天板
30 着脱機構
31 第1の固定コイル部
32A,32B 第2の固定コイル部
33A,33B 可動コイル部
34 蛇腹機構
35 コイルパターン
36 基板
38 上部固定コイル部(第3の固定コイル部)
39 コイルパターン
40 固定手段
CA 受信コイルアセンブリ
BD 寝台
T 天板
Claims (8)
- 寝台の天板に置かれた被検体から、磁気共鳴に応じた信号を収集する高周波コイルを有するコイルアセンブリを搭載した磁気共鳴イメージング装置において、
前記コイルアセンブリは、前記天板に常設するとともに、非撮像時の位置と撮像時の位置とを選択的に採るように少なくとも一部の形状を変形可能な構造を有する、ことを特徴とする磁気共鳴イメージング装置。 - 前記非撮像時の位置は、前記コイルアセンブリの全体が前記変形によって前記天板に沿った姿勢を採る位置である請求項1に記載の磁気共鳴イメージング装置。
- 前記コイルアセンブリは、前記天板に沿った姿勢を採るときに、前記天板の上面に沿ってほぼ平行になるか、又は、前記天板の内部に少なくとも一部が埋設された状態で前記天板に沿ってほぼ平行になる請求項2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
- 前記コイルアセンブリは、前記天板に固定的に配設される第1の固定コイル部と、前記被検体に近接して位置可能な第2の固定コイル部と、前記第1の固定コイル部と前記第2の固定コイル部とを相互に結合しかつ前記変形を可能にする可動コイル部とを有する請求項2に記載の磁気共鳴イメージング装置。
- 前記第2の固定コイル部は、前記被検体の両側部に近接して位置可能な2つの固定コイル部で成り、
前記コイルアセンブリは、前記被検体の上方に近接して位置可能であって、前記2つのコイル固定部の両端に結合可能な第3の固定コイル部を有する請求項4に記載の磁気共鳴イメージング装置。 - 前記可動部は、蛇腹構造の部材で構成されている請求項5に記載の磁気共鳴イメージング装置。
- 前記高周波コイルは、前記被検体の頸椎を撮像可能な高周波コイルである請求項1〜6の何れか一項に記載の磁気共鳴イメージング装置。
- 磁気共鳴イメージング装置に用いられる寝台の天板に置かれた被検体から磁気共鳴に応じた信号を収集する高周波コイルを有する受信コイルアセンブリであって、
前記天板に常設するとともに、非撮像時の位置と撮像時の位置とを選択的に採るように少なくとも一部の形状を変形可能な構造を有する、ことを特徴とする受信コイルアセンブリ。
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KR20150069058A (ko) * | 2013-12-12 | 2015-06-23 | 삼성전자주식회사 | Rf 코일 및 이를 포함하는 자기공명영상장치 |
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JP2020124345A (ja) * | 2019-02-04 | 2020-08-20 | 株式会社日立製作所 | 高周波コイル、および、それを用いた磁気共鳴撮像装置 |
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- 2007-01-23 JP JP2007012474A patent/JP2008178453A/ja not_active Withdrawn
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