JP2003249560A - 半導体装置 - Google Patents

半導体装置

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JP2003249560A
JP2003249560A JP2002047392A JP2002047392A JP2003249560A JP 2003249560 A JP2003249560 A JP 2003249560A JP 2002047392 A JP2002047392 A JP 2002047392A JP 2002047392 A JP2002047392 A JP 2002047392A JP 2003249560 A JP2003249560 A JP 2003249560A
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hole
semiconductor device
wiring layer
electrode
upper electrode
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JP2002047392A
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Takeshi Mori
剛 森
Masayoshi Taruya
政良 多留谷
Kenji Shintani
賢治 新谷
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 配線遅延を防止できる半導体装置を提供す
る。 【解決手段】 半導体装置10は、中央部106cと周
縁部106pとを含む第1の上部電極106と、第1の
上部電極106を覆う層間絶縁膜110とを備える。層
間絶縁膜110は、第1の上部電極106の周縁部10
6pに達する第1の孔120と、第1の孔120に近接
して設けられた第2の孔130とを有する。中央部10
6cの全面が層間絶縁膜110に接触している。さら
に、半導体装置10は、第1の上部配線層121と、第
2の孔130を介して第1の下部電極104に電気的に
接続される第2の上部配線層131とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体装置に関
し、特にキャパシタを有する半導体装置に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来、層間絶縁膜上に配置されたMIM
(Metal-Insulator-Metal)キャパシタが知られてい
る。このMIMキャパシタは、たとえばPeter Zurcher
et al.,“Integration of Thin Film MIM Capacitors a
nd Resistors into Copper Metallization based RF-CM
OS and Bi-CMOS Technologies”IEDM 2000に開示されて
いる。
【0003】図17は、上記文献に開示された、従来の
半導体装置の断面図である。図17を参照して、従来の
半導体装置では、層間絶縁膜502の表面に下部配線層
500が形成されている。下部配線層500には、導電
層501が接続されている。層間絶縁膜502上にエッ
チングストッパ層503が形成されている。エッチング
ストッパ層503は下部配線層500の一部分を露出さ
せており、その部分に下部電極504が設けられる。下
部電極504上に誘電体膜505が積層されており、さ
らにその誘電体膜505上に上部電極506が積層され
ている。下部電極504と、誘電体膜505と、上部電
極506とがキャパシタを構成している。
【0004】エッチングストッパ層503上には導電層
551が形成されており、導電層551上に誘電体膜5
05が形成されている。
【0005】上部電極506を覆うように層間絶縁膜5
10が形成されている。層間絶縁膜510には複数のコ
ンタクトホールが形成されており、それぞれのコンタク
トホールに導電層552〜557が埋込まれている。
【0006】それぞれの導電層に接触するように上部配
線層521、531および541が形成されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述のような従来の半
導体装置で生じる問題について、以下に説明する。
【0008】従来の半導体装置において高周波電流が流
れる場合には、図17中の矢印で示すように高周波電流
が流れる。このとき、導電層557を流れる高周波電流
と、導電層555および554を流れる電流との距離が
大きくなり、寄生インダクタンスが大きくなる。このた
め、内部共振周波数の低下などの問題が発生する。
【0009】そこで、この発明は上述のような問題点を
解決するためになされたものであり、寄生インダクタン
スを小さくすることができる半導体装置を提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】この発明に従った半導体
装置は、第1の下部電極と、第1の下部電極上に設けら
れた第1の誘電体膜と、第1の誘電体膜上に設けられ、
中央部と周縁部とを含む第1の上部電極と、第1の上部
電極を覆う層間絶縁膜とを備える。層間絶縁膜は、第1
の上部電極の周縁部に達する第1の孔と、第1の孔に近
接して設けられた第2の孔とを有する。第1の上部電極
の中央部の全面が層間絶縁膜に接触している。さらに、
半導体装置は、第1の孔を介して第1の上部電極に電気
的に接続される第1の上部配線層と、第2の孔を介して
第1の下部電極に電気的に接続される第2の上部配線層
とを備える。
【0011】このように構成された半導体装置では、第
1の孔は上部電極の周縁部に達し、上部電極の中央部の
全面が層間絶縁膜に接触している。そのため、上部電極
の中央部には孔は設けられておらず、第2の孔に近い位
置にだけ第1の孔が形成される。その結果、第1の孔と
第2の孔との距離を小さくすることができ、寄生インダ
クタンスを小さくすることができる。
【0012】また好ましくは、半導体装置は、第1の下
部配線層をさらに備える。第1の下部配線層の一部分上
に第1の下部電極が設けられる。第2の上部配線層は第
1の下部配線層に接触している。
【0013】また好ましくは、第2の上部配線層は、第
1の下部電極に接触している。また好ましくは、層間絶
縁膜は、複数の第1の孔と、複数の第1の孔と同じ数の
第2の孔とを有する。複数の第1の孔の各々に対応した
位置に複数の第2の孔の各々が配置される。
【0014】また好ましくは、半導体装置は、第1の下
部電極と第1の下部配線層とを接続する導電層をさらに
備える。
【0015】また好ましくは、半導体装置は、第1の下
部電極とほぼ同じ高さの位置に設けられた第2の下部電
極と、第2の下部電極上に設けられた第2の誘電体膜
と、第2の誘電体膜上に設けられ、中央部と周縁部とを
含む第2の上部電極とをさらに備える。層間絶縁膜は、
第2の上部電極を覆うように設けられている。層間絶縁
膜は、第2の上部電極の周縁部に達する第3の孔と、第
3の孔に近接して設けられた第4の孔とを有する。第2
の上部電極の中央部の全面が層間絶縁膜に接触しいる。
さらに、半導体装置は、第3の孔を介して第2の上部電
極に電気的に接続される第3の上部配線層と、第4の孔
を介して第2の下部電極に電気的に接続される第4の上
部配線層とを備える。第1の孔から第2の孔へ向かう方
向と、第3の孔から第4の孔へ向かう方向は、ほぼ18
0°の角度をなす。
【0016】この場合、第1の孔から第2の孔へ向かう
高周波電流と、第3の孔から第4の孔へ向かう高周波電
流とはほぼ180°の角度をなすように正反対方向に流
れるため、この部分での寄生インダクタンスを小さくす
ることができる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態につ
いて図面を参照して説明する。
【0018】(実施の形態1)図1は、この発明の実施
の形態1に従った半導体装置の断面図である。図1を参
照して、この発明の実施の形態1に従った半導体装置1
0は、シリコン基板1上に設けられた第1の下部配線層
100と、第1の下部配線層100の一部分上に設けら
れた第1の下部電極104と、第1の下部電極104上
に設けられた第1の誘電体膜105と、第1の誘電体膜
105上に設けられ、中央部106cと周縁部106p
とを含む第1の上部電極106と、第1の上部電極10
6を覆う層間絶縁膜110とを備える。層間絶縁膜11
0は、第1の上部電極106の周縁部106pに達する
第1の孔120と、第1の孔120に近接して設けられ
た第2の孔130とを有する。第1の上部電極106の
中央部106cの全面が層間絶縁膜110に接触してい
る。半導体装置10は、第1の孔120を介して第1の
上部電極106に電気的に接続される第1の上部配線層
121と、第2の孔130を介して第1の下部電極10
4に電気的に接続される第2の上部配線層131とを備
える。第2の上部配線層131は、第1の下部配線層1
00に接触している。
【0019】半導体基板としてのシリコン基板1上に層
間絶縁膜2が形成されている。層間絶縁膜2には、埋込
配線としての第1の下部配線層100が形成されてい
る。第1の下部配線層100は、バリア層102と、導
電層101とにより構成される。層間絶縁膜2上には酸
化防止膜103が設けられる。酸化防止膜103は、第
1の下部配線層100の一部分を覆い、他の部分を露出
させる。露出した第1の下部配線層100の部分には第
1の下部電極104が接触している。第1の下部電極1
04上に第1の誘電体膜105および第1の上部電極1
06が積層されている。
【0020】第1の下部電極104、第1の誘電体膜1
05および第1の上部電極106が第1のキャパシタ1
07を形成している。第1の上部電極106は、外周部
に位置する周縁部106pと、周縁部106pに囲まれ
る中央部106cとを有する。第1の上部電極106を
3分割し、それぞれ分割された領域が図1中の左から周
縁部106p、中央部106cおよび周縁部106pと
なる。
【0021】層間絶縁膜110は第1の上部電極106
を覆うように形成されている。層間絶縁膜110上には
エッチングストッパ層111が設けられており、その上
には、さらに別の層間絶縁膜112が設けられている。
層間絶縁膜110には、第1の上部電極106の周縁部
106pに達するコンタクトホールとしての第1の孔1
20と、第1の下部配線層100に達するコンタクトホ
ールとしての第2の孔130が形成されている。第1の
孔120は第1の上部配線層121で充填されている。
第2の孔130は、第1の下部配線層100に接触する
第2の上部配線層131が形成されている。第1の上部
配線層121は、バリア層122と、導電層123とを
有する。第2の上部配線層131は、バリア層132
と、導電層133とを有する。
【0022】次に、図1で示す半導体装置の製造方法に
ついて説明する。図2〜図6は、図1で示す半導体装置
の製造工程を示す断面図である。図2を参照して、まず
シリコン基板1の主表面1f上に層間絶縁膜2を形成す
る。層間絶縁膜2に所定の深さの孔を形成し、この孔を
埋込むようにバリア層102と導電層101からなる第
1の下部配線層100を形成する。第1の下部配線層1
00の一部分を覆い、他の部分を露出させるように酸化
防止膜103を形成する。
【0023】図3を参照して、露出した第1の下部配線
層100上に第1の下部電極104、第1の誘電体膜1
05および第1の上部電極106とを積層する。これに
より、キャパシタ107が形成される。
【0024】図4を参照して、キャパシタ107を覆う
ように層間絶縁膜110、エッチングストッパ層111
および層間絶縁膜112を形成する。
【0025】図5を参照して、層間絶縁膜110および
112ならびにエッチングストッパ層111に、第1の
下部配線層100に達する第2の孔130と、第1の上
部電極106に達する第1の孔120を形成する。
【0026】図6を参照して、第1の孔120に第1の
上部配線層121を形成する。また、第1の下部配線層
100に接触し、かつ第2の孔130を充填するように
第2の上部配線層131を形成する。このとき、CMP
(化学的機械的研磨法)を用いて層間絶縁膜112表面
の不要なバリア層122および132と導電層123お
よび133を除去する。これにより、図1に示す半導体
装置10が完成する。
【0027】このように構成された半導体装置では、図
1に示すように、第2の孔130に近接するように第1
の上部電極106の周縁部106pにのみ第1の孔12
0が形成されている。そのため、第1の孔120と第2
の孔130との距離が小さくなり、寄生インダクタンス
を小さくすることができる。
【0028】(実施の形態2)図7は、この発明の実施
の形態2に従った半導体装置の平面図である。図8は、
図7中のVIII−VIII線に沿った断面図である。
図7を参照して、この発明の実施の形態2に従った半導
体装置10において、層間絶縁膜は複数の第1の孔12
0と、複数の第1の孔120と同じ数の第2の孔130
とを有する。複数の第1の孔120の各々に対応した位
置に複数の第2の孔130の各々が配置される。第1の
上部電極106は、外周に位置する周縁部106pと、
周縁部106pに取囲まれる中央部106cとを有す
る。
【0029】図8を参照して、実施の形態2に従った半
導体装置では、中央部106cの両側に位置する周縁部
106pに第1の孔120が設けられている。第1の孔
120に向かい合うように第2の孔130が設けられて
いる。第1の孔120および第2の孔130の各々に
は、それぞれ第1の上部配線層121および第2の上部
配線層131が充填されている。
【0030】このように構成された、この発明の実施の
形態2に従った半導体装置10でも、実施の形態1に従
った半導体装置と同様の効果がある。
【0031】(実施の形態3)図9は、この発明の実施
の形態3に従った半導体装置の平面図である。図10
は、図9中のX−X線に沿った断面図である。なお、図
9中のI−I線に沿った断面は図1で示される。
【0032】図1、図9および図10を参照して、この
発明の実施の形態3に従った半導体装置10は、第1の
下部電極104とほぼ同じ高さの位置に設けられた第2
の下部電極204と、第2の下部電極204上に設けら
れた第2の誘電体膜205と、第2の誘電体膜205上
に設けられ、中央部206cと周縁部206pとを含む
第2の上部電極206とをさらに備える。層間絶縁膜1
10は、第2の上部電極206を覆う。層間絶縁膜11
0は、第2の上部電極206の周縁部206pに達する
第3の孔220と、第3の孔220に近接して設けられ
た第4の孔230とを有する。第2の上部電極206の
中央部206cの全面が層間絶縁膜110に接触してい
る。半導体装置10は、第3の孔220を介して第2の
上部電極206に電気的に接続される第3の上部配線層
221と、第4の孔230を介して第2の下部配線層2
00に電気的に接続される第4の上部配線層231とを
備える。第1の孔120から第2の孔130へ向かう方
向と、第3の孔220から第4の孔230へ向かう方向
は、ほぼ180°の角度をなす。
【0033】図1で示すように、キャパシタ107近傍
では、矢印31で示す方向に高周波電流が流れる。これ
に対して、図10で示すように、キャパシタ207の近
傍では、矢印32で示す方向に電流が流れる。すなわ
ち、高周波電流は、第1の孔120から第2の孔130
へ流れるとともに、第3の孔220から第4の孔230
へ向かう方向に流れる。そのため、2つの高周波電流は
互いに逆方向に流れるため、寄生インダクタンスを小さ
くすることができる。
【0034】さらに、第1の下部電極104と第2の下
部電極204を、同一の層をパターニングして形成して
もよい。第1の誘電体膜105と第2の誘電体膜205
を、同一の層をパターニングして形成してもよい。第1
の上部電極106と第2の上部電極206を、同一の層
をパターニングして形成してもよい。第1の誘電体膜1
05と第2の誘電体膜205は、同じ高さの位置に設け
られる。第1の上部電極106と第2の上部電極206
は、同じ高さの位置に設けられる。これらを別の層で形
成してもよい。
【0035】(実施の形態4)図11は、この発明の実
施の形態4に従った半導体装置の断面図である。図11
を参照して、この発明の実施の形態4に従った半導体装
置10では、第1の下部配線層が存在しない。第2の上
部配線層131は、第1の下部電極104に接触してい
る。酸化防止膜103は層間絶縁膜2の全面を覆う。こ
の酸化防止膜103上に平板状の第1の下部電極104
が設けられている。キャパシタ107近傍では、高周波
電流は矢印31で示す方向に流れる。
【0036】このように構成され、この発明の実施の形
態4に従った半導体装置10でも、実施の形態1に従っ
た半導体装置10と同様の効果がある。
【0037】(実施の形態5)図12は、この発明の実
施の形態5に従った半導体装置の平面図である。図12
を参照して、この発明の実施の形態5に従った半導体装
置は、第1の上部電極106の周縁部106pに達する
複数の第1の孔120と、複数の第1の孔120と同じ
数の第2の孔130とを有する。
【0038】図13は、図12中のXIII−XIII
線に沿った断面図である。複数第1の孔120の各々に
対応した位置に複数の第2の孔130の各々が配置され
る。実施の形態5では、実施の形態4と同様に、下部電
極配線層は設けられておらず、第2の上部配線層131
は、キャパシタ107の第1の下部電極104に直接接
触している。
【0039】このように構成された、この発明の実施の
形態5に従った半導体装置10では、実施の形態1に従
った半導体装置と同様の効果がある。
【0040】(実施の形態6)図14は、この発明の実
施の形態6に従った半導体装置の平面図である。図15
は、図14中のXV−XV線に沿った断面図である。な
お、図14中のXI−XI線に沿った断面図は、図11
で表わされる。図11、図14および図15を参照し
て、この発明の実施の形態6に従った半導体装置10
は、第1の下部電極104とほぼ同じ高さの位置に設け
られた第2の下部電極204と、第2の下部電極204
上に設けられた第2の誘電体膜205と、第2の誘電体
膜205上に設けられ、中央部206cと周縁部206
pとを含む第2の上部電極206とをさらに備える。層
間絶縁膜110は、第2の上部電極206を覆う。層間
絶縁膜110は、第2の上部電極206の周縁部206
pに達する第3の孔220と、第3の孔220に近接し
て設けられた第4の孔230とを有する。第2の上部電
極206の中央部206cの全面が層間絶縁膜110に
接触している。半導体装置10は、第3の孔220を介
して第2の上部電極206に電気的に接続される第3の
上部配線層221と、第4の孔230を介して第2の下
部配線層200に電気的に接続される第4の上部配線層
231とを備える。第1の孔120から第2の孔130
へ向かう方向と、第3の孔220から第4の孔230へ
向かう方向は、ほぼ180°の角度をなす。この半導体
装置10は、下部配線を有していないため、第3の上部
配線層231が第2の下部電極204に直接接触してい
る。
【0041】このように構成された、この発明の実施の
形態6に従った半導体装置10では、実施の形態3に従
った半導体装置と同様の効果がある。
【0042】(実施の形態7)図16は、この発明の実
施の形態7に従った半導体装置の断面図である。図16
を参照して、この発明の実施の形態7に従った半導体装
置10では、酸化防止膜103と層間絶縁膜110との
間に別の層間絶縁膜114が設けられている。層間絶縁
膜114には、第1の下部配線層100と第1の下部電
極104とを接続する導電層805が形成されている。
導電層805はバリア層807と導電層806とにより
構成される。
【0043】このように構成された、この発明の実施の
形態7に従った半導体装置10では、実施の形態1に示
した半導体装置と同様の効果がある。
【0044】以上、この発明の実施の形態について説明
したが、ここで示した実施の形態はさまざまに変形する
ことが可能である。まず、半導体装置を構成する各層間
絶縁膜および配線層の材質としては、通常知られている
あらゆる材質を用いることができる。
【0045】さらに、それぞれ膜厚や寸法などは必要に
応じて適宜変更することができる。今回開示された実施
の形態はすべての点で例示であって制限的なものではな
いと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説
明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求
の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含
まれることが意図される。
【0046】
【発明の効果】この発明に従えば、配線遅延を防止する
ことができる半導体装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1に従った半導体装置
の断面図である。
【図2】 図1で示す半導体装置の製造方法の第1工程
を示す断面図である。
【図3】 図1で示す半導体装置の製造方法の第2工程
を示す断面図である。
【図4】 図1で示す半導体装置の製造方法の第3工程
を示す断面図である。
【図5】 図1で示す半導体装置の製造方法の第4工程
を示す断面図である。
【図6】 図1で示す半導体装置の製造方法の第5工程
を示す断面図である。
【図7】 この発明の実施の形態2に従った半導体装置
の平面図である。
【図8】 図7中のVIII−VIII線に沿った断面
図である。
【図9】 この発明の実施の形態3に従った半導体装置
の平面図である。
【図10】 図9中のX−X線に沿った断面図である。
【図11】 この発明の実施の形態4に従った半導体装
置の断面図である。
【図12】 この発明の実施の形態5に従った半導体装
置の平面図である。
【図13】 図12中のXIII−XIII線に沿った
断面図である。
【図14】 この発明の実施の形態6に従った半導体装
置の平面図である。
【図15】 図14中のXV−XV線に沿った断面図で
ある。
【図16】 この発明の実施の形態7に従った半導体装
置の断面図である。
【図17】 従来の半導体装置の断面図である。
【符号の説明】
10 半導体装置、100 第1の下部配線層、104
第1の下部電極、105 第1の誘電体膜、106
第1の上部電極、106c,206c 中央部、106
p,206p 周縁部、110 層間絶縁膜、120
第1の孔、121 第1の上部配線層、130 第2の
孔、131 第2の上部配線層、200第2の下部配線
層、204 第2の下部電極、205 第2の誘電体
膜、206 第2の上部電極、220 第3の孔、22
1 第3の上部配線層、230第4の孔、231 第4
の上部配線層。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 新谷 賢治 東京都千代田区丸の内二丁目2番3号 三 菱電機株式会社内 Fターム(参考) 5F038 AC02 AC05 AC07 AZ06 CD09 EZ15 EZ20

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1の下部電極と、 前記第1の下部電極上に設けられた第1の誘電体膜と、 前記第1の誘電体膜上に設けられ、中央部と周縁部とを
    含む第1の上部電極と、 前記第1の上部電極を覆う層間絶縁膜とを備え、 前記層間絶縁膜は、前記第1の上部電極の周縁部に達す
    る第1の孔と、前記第1の孔に近接して設けられた第2
    の孔とを有し、 前記第1の上部電極の中央部の全面が前記層間絶縁膜に
    接触しており、さらに、 前記第1の孔を介して前記第1の上部電極に電気的に接
    続される第1の上部配線層と、 前記第2の孔を介して前記第1の下部電極に電気的に接
    続される第2の上部配線層とを備えた、半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の下部配線層をさらに備え、前記第
    1の下部配線層の一部分上に前記第1の下部電極が設け
    られ、前記第2の上部配線層は、前記第1の下部配線層
    に接触している、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 前記第2の上部配線層は、前記第1の下
    部電極に接触している、請求項1に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 前記層間絶縁膜は、複数の前記第1の孔
    と、複数の前記第1の孔と同じ数の前記第2の孔とを有
    し、複数の前記第1の孔の各々に対応した位置に複数の
    前記第2の孔の各々が配置される、請求項1から3のい
    ずれか1項に記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 前記第1の下部電極と前記第1の下部配
    線層とを接続する導電層をさらに備えた、請求項2に記
    載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の下部電極とほぼ同じ高さの位
    置に設けられた第2の下部電極と、 前記第2の下部電極上に設けられた第2の誘電体膜と、 前記第2の誘電体膜上に設けられ、中央部と周縁部とを
    含む第2の上部電極とをさらに備え、 前記層間絶縁膜は、前記第2の上部電極を覆い、 前記層間絶縁膜は、前記第2の上部電極の周縁部に達す
    る第3の孔と、前記第3の孔に近接して設けられた第4
    の孔とを有し、 前記第2の上部電極の中央部の全面が前記層間絶縁膜に
    接触しており、さらに、 前記第3の孔を介して前記第2の上部電極に電気的に接
    続される第3の上部配線層と、 前記第4の孔を介して前記第2の下部電極に電気的に接
    続される第4の上部配線層とを備え、 前記第1の孔から前記第2の孔へ向かう方向と、前記第
    3の孔から前記第4の孔へ向かう方向は、ほぼ180°
    の角度をなす、請求項1から5のいずれか1項に記載の
    半導体装置。
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