JP2003249307A - ロック機構付きコネクタ及びロック解除用ボタン - Google Patents

ロック機構付きコネクタ及びロック解除用ボタン

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JP2003249307A
JP2003249307A JP2002048426A JP2002048426A JP2003249307A JP 2003249307 A JP2003249307 A JP 2003249307A JP 2002048426 A JP2002048426 A JP 2002048426A JP 2002048426 A JP2002048426 A JP 2002048426A JP 2003249307 A JP2003249307 A JP 2003249307A
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Japan
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connector
button
lock mechanism
button portion
engaging member
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Application number
JP2002048426A
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English (en)
Inventor
Kazuyoshi Watanabe
和義 渡辺
Takayuki Kasuya
▲高▼之 粕谷
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TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡易な構成でありながらクリック感を高めた
ロック機構付きコネクタ及びそのロック解除用ボタンを
提供する。 【解決手段】 ハウジング本体2aの上面中央部には、
面スイッチ7が設けられる。カバー10が取り付けられ
た状態では、ボタン部10aの裏面の中央部が面スイッ
チ7の頭部7cと近接し、またその両端部において係合
部材9の突起部9aと近接している。ボタン部10aを
押圧すると、ボタン部10aの裏面中央部が面スイッチ
7の頭部7cと圧接するため、面スイッチ7は弾性変形
して潰れる。このとき操作者にはクリック感が与えられ
る。これと同時に、ボタン部10aの裏面両端部が突起
部9aを押し下げるので、同時に突起部3aと連動して
いる爪部9bも押し下げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はロック機構付きコネ
クタに関し、さらに詳細には、ロック解除用ボタンを押
したときのクリック感を高める構造に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、ロック機構付きコネクタが知
られている。このコネクタは、相手コネクタに接続した
際にロックされてその引き抜きが禁止され、ロック解除
用ボタンを押しながら被コネクタ部から引き抜いた場合
にはロックが解除されて、その接続状態が解消されるよ
うに構成されている。このようなロック解除機構付きコ
ネクタは一般に、ロック解除用ボタンを押し切った状態
でロックが解除されるように構成され、この状態でコネ
クタを引き抜くことで接続状態が解消される。
【0003】しかし、どのくらいロック解除用ボタンを
押せばロックが解除されるのか操作者には感覚的に分か
りにくいため、ボタンを強く押したり、弱く押したりし
て操作性が悪いという問題がある。さらには弱く押し過
ぎるためコネクタを引き抜けず、ロック解除機構が壊れ
ているものと勘違いするおそれもある。そこで、特開2
000−340299号公報に開示されるような、ロッ
ク解除用ボタンを押したときのいわゆるクリック感を高
めたロック解除付きコネクタも知られている。
【0004】図19(a),(b)は上述した従来のク
リック感を高めたロック機構付きコネクタの構造を示す
略側面断面図である。図19(a),(b)に示される
ように、このロック機構付きコネクタは、相手コネクタ
に係合する係合爪105を有するロッド105aと、押
圧により可動部材を変位させることで、係合爪105の
相手コネクタとの係合を解除させる押圧部106と、可
動部材とコネクタ本体101との間に設けられ、可動部
材の変位動作に伴って伸縮するスプリング120とを含
む。
【0005】スプリング120は、金属製板バネを途中
で折り返して自由端どうしを対向させた一方のバネ片1
21と他方のバネ片122とを有する。両バネ片12
1,122の自由端部分はお互い対向するように湾曲形
成されていて、スプリング自体が収縮する際に互いに接
触してお互いを乗り越えることでクリック感を発生する
相互接触部1211,1221を有し、その相互接触部
は、可動部材の変位によりロックが解除される位置でク
リック感を発生させるように設定されている。すなわ
ち、これらはスプリング120の収縮時に接触しあって
適宜な摩擦力と摩擦音を発生させ、操作者にクリック感
を与えることになる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ロック機構付きコネクタは、スプリングが小型であり、
しかも相互接触部の位置関係に精密さが要求されるた
め、製造が困難であり故障も多発するおそれがある。ま
たクリック感を発生させるために相互接触部がお互いを
乗り越える構成であるため、スプリングの弾性力も弱
く、ボタンを押圧する前の元の状態への復帰力も弱いと
いう問題があった。
【0007】したがって、本発明の目的は、簡易な構成
でありながらクリック感を高めたロック機構付きコネク
タ及びそのロック解除用ボタンを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】
【課題を解決するための手段】(1) 本発明のかかる
目的は、相手コネクタへ接続する端子部を有するコネク
タ本体に、前記相手コネクタとの接続状態を保持するロ
ック機構を設けたロック機構付きコネクタであって、前
記ロック機構は、前記相手コネクタと係合する係合部材
と、押圧により前記係合部材を変位させることで相手コ
ネクタとの係合を解除させるボタン部と、前記ボタン部
の押圧時にクリック感を発生させるクリック感発生部材
とを有し、前記クリック感発生部材は、押圧したとき弾
性変形するように形成された弾性変形部材を有すること
特徴とするロック機構付きコネクタによって達成され
る。
【0009】本発明によれば、従来に比べてロック解除
用ボタンを押したときのクリック感が非常に良く、また
ボタン部の押圧を開放しても元形状への復帰力を強くす
ることができる。 (2) 本発明の好ましい実施態様においては、前記弾
性変形部材は、前記コネクタ本体のハウジング本体に設
けられている。
【0010】本発明の好ましい実施態様によれば、前記
弾性変形部材をハウジング本体に取り付けるだけで、従
来に比べてロック解除用ボタンを押したときのクリック
感が非常に良く、またボタン部の押圧を開放しても元形
状への復帰力を強くすることができる。 (3) 本発明の好ましい実施態様においては、前記弾
性変形部材は、前記係合部材と一体的に形成されてい
る。
【0011】本発明の好ましい実施態様によれば、係合
部材と前記弾性変形部材とを一体化したので部品点数を
減らすことができ、ロック機構付きコネクタの製造が容
易となる。 (4) 本発明の好ましい実施態様においては、前記弾
性変形部材は、前記ボタン部と一体的に設けられてい
る。
【0012】本発明の好ましい実施態様によれば、コネ
クタ本体の構成を変えることなく、前記弾性変形部材が
取り付けられたボタン部を有するカバーのみを取り替え
るだけで、クリック感を高めることができる。 (5) 本発明のさらに好ましい実施態様においては、
前記ボタン部は、その裏面に凸部を有し、前記ボタン部
の押圧時に、前記凸部が前記弾性変形部材を押圧する。
【0013】本発明の好ましい実施態様によれば、前記
凸部が弾性変形部材に当接することにより、前記弾性変
形部材を確実に押圧することができる。 (6) 本発明のさらに好ましい実施態様においては、
前記ボタン部は、前記係合部材と一体的に設けられてい
る。
【0014】本発明の好ましい実施態様によれば、ボタ
ン部の押下が直接係合部材の変位につながり、更に同時
にクリック感が得られるため操作性が極めてよい。また
本体に対する係合部材及びボタン部の取り付けも容易と
なる。 (7) 本発明のさらに好ましい実施態様においては、
前記弾性変形部材は、ドーム状の金属板である。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、前記弾性変形部材がドーム状の金属板であることか
ら、クリック感が極めて良く、またボタン部の押圧を開
放しても元形状への復帰力を特に強くすることができ
る。 (8) 本発明の前記目的はまた、押圧により係合を解
除させるボタン部と、前記ボタン部の押圧時にクリック
感を発生させるように設けられたクリック感発生部材と
を有し、前記クリック感発生部材は、押圧したとき弾性
変形するように形成された弾性変形部材を有することを
特徴とするロック解除用ボタンによって達成される。
【0016】本発明によれば、従来に比べてロック解除
用ボタンを押したときのクリック感が非常に良く、また
ボタン部の押圧を開放しても元形状への復帰力を強くす
ることができる。 (9) 本発明の好ましい実施態様においては、前記弾
性変形部材は、前記(2)乃至(7)記載のいずれか1
項を含む。
【0017】本発明の好ましい実施態様によれば、
(2)記載の弾性変形部材を含む場合は、前記弾性変形
部材をハウジング本体に取り付けるだけでクリック感が
非常に良く、元形状への復帰力を強くすることができ、
(3)記載の弾性変形部材を含む場合は、前記弾性変形
部材が前記ボタン部と一体的に設けられることにより、
前記弾性変形部材が取り付けられたボタン部を有するカ
バーのみを取り替えるだけでクリック感を高めることが
できる等、上述した(2)乃至(7)のいずれか特有の
作用効果を奏するものである。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照しながら、
本発明の好ましい実施態様について詳細に説明する。
【0019】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
るロック機構付きコネクタの外観構造を示す斜視図であ
って、カバーが取り外された状態のコネクタ本体を示し
たものである。図1に示されるように、ロック機構付き
コネクタのコネクタ本体1は、樹脂製のハウジング2
と、このハウジング2の底面及び側面を保護する金属製
のメタルフレーム3とを有する。
【0020】ハウジング2は、ハウジング本体2aより
前方に突出したハウジング凸部2bを有し、その突端面
からハウジング本体2aの背面側に向けて貫通した端子
孔2cを有する。
【0021】端子孔2cには、相手コネクタ電極と電気
的に接続されるコネクタ電極部材2dが配列される。電
極部材2dは端子孔2c内を通ってハウジング本体2a
側の開口部まで延在しており、複数のリード線を束ねて
なるケーブル4より分岐した各リード線5とそれぞれ接
続される。またリード線5との接続点はそれぞれ絶縁カ
バー6によって覆われる。ハウジング本体2aの上面中
央部には、本実施態様においては、面スイッチ7が設け
られる。
【0022】一般に面スイッチは押しボタンスイッチに
用いられるスイッチ素子のひとつであり、図2に示すよ
うに、基板131上に固定された略ドーム状の金属板1
32からなる。金属板132が押圧されていない状態で
はそのドーム頭部の下方に設けられた図示しない対向電
極と非接触の状態にある。金属板132が押下されたと
きには弾性変形により潰れることにより、対向電極と接
触して電気的導通が得られる。したがって、ボタンが押
下されたことを電気的に検出することができる。
【0023】このように、面スイッチはボタンスイッチ
の押下時における電気的接触によりボタンの押下を検出
する手段として使用され、しかもボタン押下時のクリッ
ク感が非常に良いため、ボタン面積が小さくかつ押下変
動が小さい携帯電話機のダイヤル用ボタン等に広く用い
られている。なお、「クリック感」とは、ボタンが押さ
れた際に押圧の抵抗感の変化や摩擦音等によって得られ
る感覚をいう。
【0024】本発明は、面スイッチが上述したボタン押
下時のクリック感を高める効果を有しており、しかも必
ずしもスイッチ素子として用いなくてもよい点に着目
し、ボタンを押すことによって物理的な変位を生じさせ
るようなボタン、例えばロック機構付きコネクタのロッ
ク解除用ボタンに応用するものである。
【0025】したがって面スイッチ7は、ロックを解除
する際にロック解除用ボタンのクリック感を高める役割
を果たす略ドーム状の金属板7aと、金属板7aが固定
された基板7bからなる。面スイッチ7はハウジング本
体2aの上面に接着剤等を用いて接着固定される。
【0026】ハウジング本体2aの上面両側部には、上
下方向に切り欠かれた間隙部8が設けられている。この
間隙部8には、相手コネクタとの接続をロックするため
の係合部材9が配置されており、係合部材9の突起部9
aがハウジング本体2aの上面より上方に突出してい
る。また係合部材9の爪部9bがハウジング凸部2bの
上面より上方に突出している。係合部材9の突起部9a
が上方から押圧されると、これに連動して爪部9bも変
位し、下方に押し下げられるようになっている。
【0027】図3は、カバーに収容された状態のロック
機構付きコネクタの構造を示す外観斜視図である。図3
に示されるように、カバー10は樹脂製のものであり、
前記コネクタ本体1のうちハウジング本体2a側を収容
しつつ、ハウジング凸部2bをそのまま突出させるよう
な開口形状となっている。また後方にはケーブルを引き
出すための穴も設けられている。
【0028】カバー10の上面にはロック解除用ボタン
であるボタン部10aが設けられている。詳細には、カ
バー10の上面には所定間隔を隔てて2つの切り込み1
0bが設けられており、これによりボタン部10aが形
成される。面スイッチ7はこのボタン部10aの下方に
位置する。カバー10が樹脂製であるためボタン部10
aは上下方向に弾力性を有し、上方から押圧することに
より押し下げられるが、押圧を開放すれば復帰力により
元の位置に戻る。このボタン部10aを押圧すると係合
部材9が変位して、その爪部9bが下方に押し下げられ
るようになっている。
【0029】図4(a),(b)は、カバーが取り付け
られた状態のロック機構付きコネクタの構造を示す正面
図である。図4(a)に示されるように、ボタン部10
aの裏面は、その中央部において面スイッチ7の頭部7
cと近接し、またその両端部において係合部材9の突起
部9aと近接している。そして図4(b)に示されるよ
うに、ボタン部10aを押圧すると、ボタン部10aの
裏面中央部が面スイッチ7の頭部7cと圧接するため、
面スイッチ7は弾性変形して潰れる。このとき操作者に
はクリック感が与えられる。これと同時に、ボタン部1
0aの裏面両端部が突起部9aを押し下げるので、同時
に突起部3aと連動している爪部9bも押し下げられ
る。
【0030】図5(a),(b)は、ボタン部10及び
係合部材9の動作を説明するための一部側面断面図であ
る。図5(a)に示されるように、間隙部8に設けられ
た係合部材9は弾性力を有する金属片であって、略
「コ」の字状の湾曲部9cの一端9dがハウジンク本体
2aに固定され、他端がさらに上方に湾曲しながら突出
して突起部9aをなし、さらに突起部9aから前方に延
びて先端部に爪部9bを有する形状となっている。
【0031】図5(b)に示されるように、ボタン部1
0aを押圧すると面スイッチ7の弾性変形によりクリッ
ク感が与えられるとともに突起部9aが押し下げられ、
これに連動して爪部9bも押し下げられる。このとき爪
部9bの先端はハウジング凸部2bの上面より下方に変
位するので、相手コネクタとの係合が解除される。さら
にボタン部10aの押圧を開放すると、ボタン部10
a、面スイッチ7及び係合部材9は再び図4(a)に示
した元の状態に戻る。特に面スイッチ7は押圧から開放
されると直ちに元の略ドーム状に復帰し、また係合部材
9も押圧時に上方への復帰力が強くなるように湾曲成形
され、復帰時に復帰力を遮る抵抗要素も存在しないため
直ちに復帰する。
【0032】以上説明したように、本実施態様によれ
ば、クリック感を高めつつロック解除時における元形状
への復帰力を強くすることができる。また面スイッチ7
をハウジング本体2aに取り付けるだけでよいため、ク
リック感のないロック解除機構を有するコネクタに後付
けすることもできる。
【0033】図6は、本発明の他の実施態様にかかるロ
ック機構付きコネクタの構造を示す正面図である。な
お、前記実施態様と同一の構成要素には同一の符号を付
して説明を省略する。
【0034】図6に示されるように、本実施態様におい
ては、面スイッチ7を、ハウジング本体2aの上面では
なく、カバー10のボタン部10aの裏面側に設ける。
面スイッチ7の頭部7cはハウジング本体2aの上面に
近接している。
【0035】そしてボタン部10aを押圧すると、前記
ハウジング本体2aの上面が面スイッチ7の頭部7cと
圧接するため、面スイッチ7は弾性変形して潰れる。こ
のとき操作者にはクリック感が与えられる。これと同時
に、ボタン部10aの裏面両端部が突起部9aを押し下
げるので、同時に爪部9bも押し下げられる。
【0036】以上説明したように、本実施態様によれ
ば、クリック感を高めつつロック解除時における元形状
への復帰力を強くすることができる。さらに、コネクタ
本体1の構成を変えることなく、カバー2を取り替える
だけでクリック感の高いロック機構付きコネクタを提供
することができる。あるいは、カバー2とボタン部10
aが別部材の場合は、ボタン部10aのみを取り替える
だけでクリック感の高いロック機構付きコネクタを提供
することができる。
【0037】図7は、本発明のさらに他の実施態様にか
かるロック機構付きコネクタの構造を示す外観斜視図で
ある。なお、前記実施態様と同一の構成要素には同一の
符号を付して説明を省略する。図7に示されるように、
本実施態様においては、ハウジング本体2aの上面に、
板バネ状に形成された係合部材11が設けられる。
【0038】係合部材11は略「V」字状の金属平板の
中央部11cが固定され、この中央部11cから左右に
広がるにつれて前方に向けてわずかに上昇しながら傾斜
しており、その上端部11aが略直角に折り曲げられて
下方に延び、さらに所定位置で略直角に折り曲げられて
前方に延び、その先端に爪部11bが形成されている。
このとき係合部材11の上端部11aから下方に延びる
垂直片は、ハウジング本体2aの前面から上面にかけて
設けられた間隙部12に挟み込まれている。係合部材1
1の上端部11aが上方から押圧されると、これに連動
して爪部9bも変位し、下方に押し下げられるようにな
っている。
【0039】図8は、カバーに収容された状態のロック
機構付きコネクタの構造を示す正面図である。図8に示
されるように、クリック感を生じさせる面スイッチ7
は、カバー10のボタン部10aの裏面側に設ける。面
スイッチ7の頭部7cはハウジング本体2aの上面に近
接している。
【0040】そしてボタン部10aを押圧すると、前記
ハウジング本体2aの上面が面スイッチ7の頭部7cと
圧接するため、面スイッチ7は弾性変形して潰れる。こ
のとき操作者にはクリック感が与えられる。これと同時
に、ボタン部10aの裏面両端部が、係合部材11の上
端部11aを押し下げるので、同時に爪部11bも押し
下げられる。
【0041】このとき爪部11bの先端はハウジング凸
部2bの上面より下方に変位するので、相手コネクタと
の係合が解除される。さらに押圧を開放すると、ボタン
部10a、面スイッチ7及び係合部材11は再び元の状
態に戻る。特に面スイッチ7は押圧から開放されると直
ちに元の略ドーム状に復帰し、また係合部材11も押圧
時に上方への復帰力が強くなるように板バネ状に形成さ
れており、復帰時に復帰力を遮る抵抗要素も存在しない
ため直ちに復帰する。
【0042】以上説明したように、本実施態様によれ
ば、クリック感を高めつつロック解除時における元形状
への復帰力を強くすることができる。さらに面スイッチ
を係合部材と別に取り付けることができるから、コネク
タ本体1の構成を変えることなく、カバー10のみを取
り替えるだけでクリック感の高いロック機構付きコネク
タを提供することができる。
【0043】図9は、本発明の他の実施態様にかかるロ
ック機構付きコネクタの構造を示す外観斜視図である。
なお、前記実施態様と同一の構成要素には同一の符号を
付して説明を省略する。図9に示されるように、本実施
態様においては、ハウジング本体2aの上面に、上述し
た板バネ状に形成された係合部材11とクリック感を生
じさせる面スイッチ7の略ドーム状の金属板とを一体形
成した、新たな係合部材13を設ける。
【0044】係合部材13は、略「V」字状の金属平板
の中央部13dが固定され、この中央部13dから左右
に広がるにつれて前方に向けてわずかに上昇しながら傾
斜しており、その上端部13aが略直角に折り曲げられ
て下方に延び、さらに所定位置で略直角に折り曲げられ
て前方に延び、その先端に爪部13bが形成されている
ほか、金属平板の中央が略ドーム状に成形されたドーム
部13cを有する。このとき係合部材13の上端部13
aから下方に延びる垂直片は、ハウジング本体2aの前
面から上面にかけて設けられた間隙部12に挟み込まれ
ている。係合部材13の上端部13aが上方から押圧さ
れると、これに連動して爪部13bも変位し、下方に押
し下げられるようになっている。
【0045】図10は、カバーに収容された状態のロッ
ク機構付きコネクタの構造を示す正面図である。図10
に示されるように、カバー10のボタン部10aの裏面
は、その中央部においてハウジング本体2aの上面に設
けられた係合部材13のドーム部13cの頭部と近接
し、またその両端部において係合部材13の上端部13
aと近接している。そしてボタン部10aを押圧する
と、前記ハウジング本体2aの上面がドーム部13cの
頭部と圧接するため、ドーム部13cは弾性変形して潰
れる。このとき操作者にはクリック感が与えられる。こ
れと同時に、ボタン部10aの裏面両端部が、係合部材
13の上端部13aを押し下げるので、同時に爪部13
bも押し下げられる。
【0046】このとき爪部13bの先端はハウジング凸
部2bの上面より下方に変位するので、相手コネクタと
の係合が解除される。さらに押圧を開放すると、ボタン
部10a、係合部材13の上端部13a、爪部13b及
びドーム部13cは再び図4(a)に示した元の状態に
戻る。特にドーム部13cは押圧から開放されると直ち
に元の略ドーム状に復帰し、また係合部材13は押圧時
に上方への復帰力が強くなるように板バネ状に形成され
ており、復帰時に復帰力を遮る抵抗要素も存在しないた
め直ちに復帰する。
【0047】以上説明したように、本実施態様によれ
ば、クリック感を高めつつロック解除時の復帰力を強く
することができるという効果に加えて、係合部材と面ス
イッチとを一体化したので部品点数を減らすことがで
き、ロック機構付きコネクタの製造が容易となる。
【0048】図11は、本発明のさらに他の実施態様に
かかるロック機構付きコネクタの構造を示す外観斜視図
である。なお、前記実施態様と同一の構成要素には同一
の符号を付して説明を省略する。図11に示されるよう
に、本実施態様にかかるコネクタは、側面にボタン部及
び爪部を有するタイプである。即ち、図示のようにコネ
クタ本体1がカバー10に収容された状態において、カ
バー10の両側面にはロック解除用のボタン部10aが
設けられており、またハウジング本体2aより前方に突
出したハウジング凸部2bの側面から爪部15bが突出
している。
【0049】図12は、図11に示した状態のロック機
構付きコネクタのA−A断面図である。図12に示され
るように、ハウジング2はカバー10に収容されてお
り、カバー10の両側面にはボタン部10aが設けられ
る。このボタン部10aは外側から内方向に向けて押下
することができるように一端が軸支され、揺動自在に構
成されている。
【0050】ハウジング本体2a内には、板バネ状に形
成された係合部材15が設けられる。係合部材15は、
一部がハウジング本体2aより外側に突出するように屈
曲形成された突出部15aを有する。また係合部材15
の先端には、爪部15bが設けられている。
【0051】係合部材15の一端である固定端15cは
ハウジング本体2aの内壁面に固定される。係合部材1
5は、この固定端15cより前方外側に向けてわずかに
傾斜しながら延び、ハウジング本体2aに設けられた間
隙部2eを通って外側に突出して、突出部15aを形成
している。突出部15aは、ハウジング本体2aの側面
と略平衡にされた後、内側方向に略直角に折り曲げら
れ、さらに前方に直角に折り曲げられ、その先端に爪部
15bを有する。爪部15bは、ハウジング凸部2bに
設けられた間隙部2fを通って外側に突出している。突
出部15aの外側の面には、クリック感を生じさせる面
スイッチ7が設けられる。面スイッチ7はボタン部10
aの裏面に接している。
【0052】図13(a),(b)は、図12に示した
ロック機構付きコネクタのボタン部10a及び係合部材
15の動作を説明するための一部断面図である。図13
(a)に示されるように、ボタン部10aは、係合部材
15の突出部15aと接することにより、外側(図にお
いては上方)に向けて付勢されている。
【0053】図13(b)に示されるように、このボタ
ン部10aを押圧すると、ボタン部10aは押し下げら
れる。これと同時に、係合部材15が変位して、その爪
部15bが内側(図においては下方)に押し下げられ
る。このとき、突出部15aの内面がハウジング本体2
aの側面と当接するため、係合部材15の変位が阻止さ
れ、面スイッチ7はボタン部10aとハウジング本体2
aの側面との間で挟み込まれた状態となる。したがっ
て、ボタン部10aの裏面が面スイッチ7の頭部7cと
圧接するため、面スイッチ7は弾性変形して潰れる。こ
のとき操作者にはクリック感が与えられる。ボタン部1
0aの押圧を開放すれば係合部材15は再び図13
(a)に示した元の状態に戻る。特に面スイッチ7は押
圧から開放されると直ちに元の略ドーム状に復帰する。
【0054】以上説明したように、本実施態様によれ
ば、側面にボタン部及び爪部を有するタイプのロック機
構付きコネクタにおいても、クリック感を高めつつロッ
ク解除時における元形状への復帰力を強くすることがで
きる。また面スイッチ7を係合部材15の突出部15a
に取り付けるだけでよいため、クリック感のないロック
解除機構を有するコネクタに後付することもできる。
【0055】図14は、本発明のさらに他の実施態様に
かかるロック解除機構付きコネクタの構造を示す略断面
図であって、図13に示した構造の変形例である。図1
3に示した実施態様においては、ボタン部10aの裏面
を略平面形状としているが、本実施態様においては、図
14に示されるように、面スイッチ7をより押しやすく
するためにボタン部10aの裏面を緩やかにあるいはや
や鋭く突出させた形状からなる凸部10cを設けたもの
である。
【0056】ボタン部10aを押圧すると、凸部10c
が面スイッチ7のドーム面に当接しているので、面スイ
ッチ7を確実に押圧することができる。このとき面スイ
ッチ7は弾性変形して潰れ、操作者にはクリック感が与
えられる。
【0057】図15は、本発明のさらに他の実施態様に
かかるロック解除機構付きコネクタの構造を示す略断面
図であって、図13に示した構造の変形例である。図1
3に示した実施態様においては、係合部材15の突出部
15aに面スイッチ7を設けているが、本実施態様にお
いては、図15に示されるように、ボタン部10aの裏
面に面スイッチ7を設ける。
【0058】ボタン部10aが押されると、面スイッチ
7を介して係合部材15の突出部15aが押されると共
に面スイッチ7も弾性変形してクリック感を発生させ
る。このようにすれば、ボタン部10aの裏面に面スイ
ッチ7を取り付けるだけでよいため、クリック感のない
ロック解除機構付きコネクタに後付することもできる。
【0059】図16は、本発明のさらに他の実施態様に
かかるロック解除機構付きコネクタの構造を示す略断面
図であって、図13に示した構造の変形例である。図1
3に示した実施態様においては、係合部材15の突出部
15aに面スイッチを取り付けているが、本実施態様に
おいては、図16に示されるように、係合部材15の一
部をドーム状或いは湾曲状に形成したドーム部15dを
設ける。なお、係合部材15の一端である固定端15c
はハウジング本体2aの外壁面に固定される。
【0060】ボタン部10aが押されると、その下方に
位置する係合部材15のドーム部15dが押されること
により弾性変形してクリック感を発生させる。これと同
時に、係合部材15も変位して爪部15bも下方に変位
し、係合が解除される。このように、係合部材と面スイ
ッチとを一体化したので部品点数を減らすことができ、
ロック機構付きコネクタの製造が容易となる。
【0061】図17(a),(b)は、本発明のさらに他
の実施態様にかかるロック解除機構付きコネクタの構造
を示す図であって、(a)は外観斜視図、(b)は(a)にお
けるA−A断面図である。図17(a)に示されるよう
に、本実施態様にかかるコネクタは、側面にボタン部及
び爪部を有するタイプであって、ロック解除用ボタンが
設けられたカバー10の両側面と略同一平面状に爪部が
設けられたものである。即ち、図示のようにコネクタ本
体1がカバー10に収容された状態において、カバー1
0の両側面にはロック解除用のボタン部10aが設けら
れている。なおハウジング本体2aより前方に突出した
ハウジング凸部は有していない。
【0062】また図17(b)に示されるように、この
コネクタは、ボタン部10aと係合部材16とが一体化
されたタイプである。カバー10の側面に設けられたボ
タン部10aには係合部材16を貫通させる貫通孔が設
けられており、この貫通孔に係合部材を貫通させて一体
的に構成する。なお、貫通により固定する方法のほか、
接着や嵌合によって両者を一体化させることも可能であ
る。係合部材16の一端16cは固定され、他端には爪
部16bを有する。押しやすさの面から、ボタン部10
aはカバー10の側面よりわずかに突出した位置にある
ことが好ましく、この位置で支持されるように係合部材
が屈曲形成され、ボタン部10bが配置される部分が外
側に向けて突出している。ボタン部10aの内側(図に
おいては下方)には、面スイッチ7が設けられている。
【0063】ボタン部10aを押圧すると、ボタン部1
0aは押し下げられる。これと同時に、係合部材16が
変位して、その爪部16bが内側に押し下げられる。こ
のとき、ボタン部10aの裏面が面スイッチ7と圧接す
るため、面スイッチ7は弾性変形して潰れる。このとき
操作者にはクリック感が与えられる。ボタン部10aの
押圧を開放すれば係合部材16は再び元の状態に戻る。
特に面スイッチ7は押圧から開放されると直ちに元の略
ドーム状に復帰する。
【0064】以上説明したように、本実施態様によれ
ば、ボタン部と係合部材とが一体化されたタイプのロッ
ク機構付きコネクタにおいても、クリック感を高めつつ
ロック解除時における元形状への復帰力を強くすること
ができる。また特に、ボタン部の押下が直接係合部材の
変位につながるため、操作性が極めてよい。また本体に
対する係合部材及びボタン部の取り付けも容易となる。
【0065】図18は、図17(b)に示したボタン部
及び係合部材の変形例を示す略断面図である。図17
(b)においては、ボタン部10aはカバー10の側面
よりわずかに突出した位置で支持されるように係合部材
が屈曲形成されていたが、本実施態様においては、図1
8に示されるように、係合部材16をカバー10の側面
に沿って真っ直ぐな板バネ材とする。一方、ややボタン
部10aは、押しやすさの面から、ボタン部10aがカ
バー10の側面よりわずかに突出するように、肉厚な形
状とし、係合部材16をボタン部10aに設けた貫通孔
に貫通させて一体化する。
【0066】以上のように構成すれば、係合部材16を
屈曲形成する必要がなく、製造・加工が容易であると共
に、ボタン部10aとの一体化も容易である。
【0067】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0068】例えば、前記実施態様においては、クリッ
ク感発生部材である面スイッチが、略ドーム状の金属板
7aを基板7b上に固定した構成としているが、これに
限定されるものではなく、例えば略ドーム状の金属板7
aをハウジング本体2aの上面やボタン部10aの裏面
に直接取り付けることも可能である。
【0069】また、前記実施態様においては、係合部材
に爪部を設けた構成としているが、これに限定されるも
のではなく、例えば係合穴を設けておき、相手コネクタ
側がこれと係合する爪部を有し、ロック解除用ボタンを
押したとき係合部材が変位して、前記係合穴を開放させ
ることにより爪部との係合が解除されるような機構とし
てもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
簡易な構成でありながらクリック感を高めたロック機構
付きコネクタ及びそのロック解除用ボタンを提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の好ましい実施態様にかかるロック機
構付きコネクタの構造を示す外観斜視図であって、樹脂
カバーが取り外された状態の図である。
【図2】 クリック感発生部材である面スイッチの構造
を示す図である。
【図3】 カバーが取り付けられた状態のロック機構付
きコネクタの構造を示す外観斜視図である。
【図4】 カバーが取り付けられた状態のロック機構付
きコネクタの構造を示す正面図である。
【図5】 ボタン部及び係合部材の動作を説明するため
の一部側面断面図である。
【図6】 本発明の他の実施態様にかかるロック機構付
きコネクタの構造を示す正面図である。
【図7】 本発明の他の実施態様にかかるロック機構付
きコネクタの構造を示す外観斜視図である。
【図8】 カバーに収容された状態のロック機構付きコ
ネクタの構造を示す正面図である。
【図9】 本発明の他の実施態様にかかるロック機構付
きコネクタの構造を示す外観斜視図である。
【図10】 カバーに収容された状態のロック機構付き
コネクタの構造を示す正面図である。
【図11】 本発明のさらに他の実施態様にかかるロッ
ク機構付きコネクタの構造を示す外観斜視図である。
【図12】 図11に示した状態のロック機構付きコネ
クタのA−A断面図である。
【図13】 図11に示したロック機構付きコネクタの
ボタン部10及び係合部材15の動作を説明するための
一部断面図である。
【図14】 本発明のさらに他の実施態様にかかるロッ
ク解除機構付きコネクタの構造を示す略断面図である。
【図15】 本発明のさらに他の実施態様にかかるロッ
ク解除機構付きコネクタの構造を示す略断面図である。
【図16】 本発明のさらに他の実施態様にかかるロッ
ク機構付きコネクタの構造を示す略断面図である。
【図17】 本発明のさらに他の実施態様にかかるロッ
ク解除機構付きコネクタの構造を示す図であって、(a)
は外観斜視図、(b)は(a)におけるA−A断面図であ
る。
【図18】 図17(b)に示したボタン部及び係合部
材の変形例を示す略断面図である。
【図19】 従来のロック機構付きコネクタの構造を示
す図である。
【符号の説明】
1 ロック機構付きコネクタ 2 ハウジング 2a ハウジング本体 2b ハウジング凸部 2c 端子孔 2d 電極部材 2e,2f 間隙部 3 メタルフレーム 4 ケーブル 5 リード線 6 絶縁カバー 7 面スイッチ 7a ドーム状金属板 7b 基板 7c 面スイッチの頭部(ドーム状金属板の頭部) 8 間隙部 9 係合部材 9a 突起部 9b 爪部 10 カバー 10a ボタン部 10b 切り込み 10c 凸部 11 係合部材 12 間隙部 13 係合部材 13a 上端部 13b 爪部 13c ドーム部 15 係合部材 15a 突出部 15b 爪部 15c 固定端 16 係合部材 16b 爪部 16c 固定端 101 コネクタ本体 105 係合爪 105a ロッド 106 押圧部 120 スプリング 121,122 バネ片 1211,1221 相互接触部 131 基板 132 ドーム状金属板

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 相手コネクタへ接続する端子部を有する
    コネクタ本体に、前記相手コネクタとの接続状態を保持
    するロック機構を設けたロック機構付きコネクタであっ
    て、前記ロック機構は、前記相手コネクタと係合する係
    合部材と、押圧により前記係合部材を変位させることで
    相手コネクタとの係合を解除させるボタン部と、前記ボ
    タン部の押圧時にクリック感を発生させるクリック感発
    生部材とを有し、前記クリック感発生部材は、押圧した
    とき弾性変形するように形成された弾性変形部材を有す
    ること特徴とするロック機構付きコネクタ。
  2. 【請求項2】前記弾性変形部材は、前記コネクタ本体の
    ハウジング本体に設けられていることを特徴とする請求
    項1に記載のロック機構付きコネクタ。
  3. 【請求項3】前記弾性変形部材は、前記係合部材と一体
    的に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の
    ロック機構付きコネクタ。
  4. 【請求項4】前記弾性変形部材は、前記ボタン部と一体
    的に設けられていることを特徴とする請求項1に記載の
    ロック機構つきコネクタ。
  5. 【請求項5】前記ボタン部は、その裏面に凸部を有し、
    前記ボタン部の押圧時に、前記凸部が前記弾性変形部材
    を押圧することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか
    1項に記載のロック機構付きコネクタ。
  6. 【請求項6】前記ボタン部は、前記係合部材と一体的に
    設けられていることを特徴とする請求項1乃至5のいず
    れか1項に記載のロック機構付きコネクタ。
  7. 【請求項7】前記弾性変形部材は、ドーム状の金属板で
    あることを特徴とする請求項1乃至5のいずれか1項に
    記載のロック機構付きコネクタ。
  8. 【請求項8】押圧により係合を解除させるボタン部と、
    前記ボタン部の押圧時にクリック感を発生させるように
    設けられたクリック感発生部材とを有し、前記クリック
    感発生部材は、押圧したとき弾性変形するように形成さ
    れた弾性変形部材を有することを特徴とするロック解除
    用ボタン。
  9. 【請求項9】前記弾性変形部材は、請求項2乃至7記載
    のいずれか1項を含むことを特徴とする請求項8に記載
    のロック解除用ボタン。
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