JP2003249110A - エッジライトパネル - Google Patents
エッジライトパネルInfo
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- JP2003249110A JP2003249110A JP2002120010A JP2002120010A JP2003249110A JP 2003249110 A JP2003249110 A JP 2003249110A JP 2002120010 A JP2002120010 A JP 2002120010A JP 2002120010 A JP2002120010 A JP 2002120010A JP 2003249110 A JP2003249110 A JP 2003249110A
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Abstract
ラが生じることがないものとする。 【解決手段】 光源3からの光が側端面から入射する導
光板1の裏面側に壁面を鏡面で仕上げたV字形溝2を設
けて、V字形溝2の鏡面である上記壁面での反射光を表
面側に出射させるエッジライトパネルである。光源3か
らの距離が遠くなるほど間隔が密になるように設けられ
ているV字形溝2は、その光源3側の壁面の立ち上がり
角度φが導光板1の裏面で全反射した後に該壁面で全反
射する光が表面側にほぼ垂直に出射する角度となってい
る。
Description
入射させた光を導光板の表面から出射させるエッジライ
トパネルに関するものである。
スプレーのバックライトとして用いられるエッジライト
パネルは、導光板の側端面から導光板内に入射させた光
を導光板の裏面側に設けた拡散反射面で導光板の表面側
に向けて導光板表面から出射させるものが一般的である
が、拡散反射を利用することから、表面輝度を高くする
ことができない。
報に示されたエッジライトパネルは、導光板の裏面に壁
面を鏡面で仕上げたV字形溝を設けて、V字形溝の鏡面
である上記壁面での全反射光を表面側に出射させるため
に、光の指向性を高くして表面輝度を高くすることがで
きる。この場合、表面輝度を均一にするにするために、
図13に示すように、導光板1の裏面に形成するV字形
溝2を導光板1の側端面に対向配置させた光源3から遠
くなるほどV字形溝2の配置ピッチを小さくしたりV字
形溝2の深さを大きくする。
溝2の光源側の壁面には、図14(b)に示すように、導
光板1の端面から入射して表裏面とほぼ平行に進む光
と、導光板1の表面側で全反射して壁面に到達する光
と、導光板1の裏面側で全反射して壁面に到達する光と
が存在するが、この時、表裏面とほぼ平行に進む光がV
字形溝2の壁面で全反射して導光板1の表面に対して直
角に射出するように、V字形溝2の壁面の立ち上がり角
度を図に示すようにほぼ45°に設定していた。
m〜数十μmで導光板1の厚みを考えれば、図14(a)
に示すような状態であり、V字形溝2の壁面に至る光は
その殆どが導光板1の表裏面での全反射を繰り返して到
達したものとなっている。そして上記の角度設定では、
表面側で全反射してV字形溝2の壁面に至った光は、入
射角が大きいために全反射せずにV字形溝を抜けてしま
うことになる。
面に至った光がV字形溝2の壁面で全反射するようにV
字形溝2の壁面の立ち上がり角度を45°より小さくす
ると、図14(c)に示すように、その出射配光分布は非
光源側へ傾いた分布となってしまい、前方への指向性を
高めることができない。
であって、その目的とするところは輝度が高く且つ出射
配光分布も均一で輝度ムラが生じることがないエッジラ
イトパネルを提供するにある。
からの光が側端面から入射する導光板の裏面側に壁面を
鏡面で仕上げたV字形溝を設けて、V字形溝の鏡面であ
る上記壁面での反射光を表面側に出射させるエッジライ
トパネルにおいて、光源からの距離が遠くなるほど間隔
が密になるように設けられている上記V字形溝は、その
光源側の壁面の立ち上がり角度φが導光板の裏面で全反
射した後に該壁面で全反射する光が表面側にほぼ垂直に
出射する角度となっていることに特徴を有している。
裏面側で全反射した後にV字形溝2の壁面に到達した光
が壁面での全反射によって前方に出射するように、V字
形溝2の壁面の立ち上がり角度φを設定するのである。
このように、導光板1の裏面側で全反射した後にV字形
溝2の壁面に到達する光を主体とする場合、導光板1の
表裏面と平行な光を主体とする図14(b)に示した場合
に比して、多くの光を前方に配光することができるとと
もに、導光板1の表面で全反射してV字形溝2の壁面に
至った光はV字形溝2を突き抜けて導光板1に再入射
し、他のV字形溝2の壁面での全反射により前方へ出て
行くことになるために、出射配光分布も前方を向いたも
のを得ることができる。
場合、V字形溝2は導光板1の表面から見た場合、輝線
となって見えるために、V字形溝2を深くしすぎること
は好ましくない場合が多く、好適な深さは100μm以
下、さらに好ましくは20μm以下である。
字形溝2の壁面で全反射した光を表面側に出射させるよ
うに導光板1の裏面からのV字形溝2の壁面の立ち上が
り角度φを設定したものにおいて、輝度の均一性の確保
の点からV字形溝2の配置ピッチを小さくしたりV字形
溝2の深さを大きくしていくと、図15に示すように、
光源3寄りのV字形溝2が邪魔して裏面で全反射した光
がV字形溝2の壁面に当たるという前提が崩れてしま
い、この結果、導光板1表面での配光が図13に示すよ
うに場所によって異なることになる。これは見る方向に
よって輝度ムラが生じることになる。この点は、V字形
溝の壁面の立ち上がり角度をφ、隣接する2つのV字形
溝のうち、光源寄りのV字形溝の深さをh1、他方のV
字形溝の深さをh2、両V字形溝の間隔をLとする時、 L≧h1tan(180°−2φ)+h2(180°−2
φ) として、導光板の裏面で反射した光がV字形溝の壁面で
反射して表面側に出射することができるピッチで配置す
ることで解決することができる。
2φ+γ) としてもよい。広い視野角を確保することができる。
である場合、V字形溝は光源と平行な直線状に形成され
ていることが好ましく、光源が点光源である場合、V字
形溝は点光源を中心とする円弧状に形成されていること
が好ましい。
域に分割して隣合う領域において光源から異なる距離の
ところにV字形溝を形成するようにしてもよい。
が望ましい。
の側端の厚みが薄くなるテーパ状に導光板をしておくの
も好ましい。
壁面を共に鏡面としておくとよい。
の光源から遠い側の側端を光源を中心とする円弧状にし
ておくとよい。
なぐ曲面で形成しておくことも好ましい。
の間の部分のうち、光源寄りの部分に光反射角制御面を
設けておくのも好ましく、この場合の光反射角制御面
は、鏡面に仕上げた微細な凹凸や、拡散反射させる粗面
を用いることができる。
基づいて詳述すると、基本的構成は図13に示した前記
従来例と同じであり、光源3からの光を側端面から入射
させる導光板1の裏面側に多数のV字形溝2を形成する
とともに、各V字形溝2の壁面を鏡面反射面としてい
る。なお、光源3からの光をすべて導光板1に向けるた
めの反射板や、導光板1の他の側端面から外部に光が漏
れ出てしまうことを防ぐための反射板等については図示
していない。導光板1としては、アクリル樹脂(PMM
A、全反射角は±42°)を好適に用いることができ
る。
けるにあたり、光源3寄りではV字形溝2を粗に配置
し、光源3から離れたところではV字形溝2を密に配置
している。そして、導光板1を正面から見た時に最も高
い表面輝度が得られるようにするために、導光板1の裏
面で反射してV字形溝2の壁面に向かう図1に示す光線
を代表として、これらの光線の傾き±何度かの幅を持っ
た光線群が導光板1の前面から垂直に出射するようにV
字形溝2の壁面の角度φを設定しているが、このうち、
導光板1の裏面側で全反射した後にV字形溝2の壁面に
到達する光が主体となるように上記角度φを定めてい
る。
図2に示すように光源3寄りの他のV字形溝2に当たら
ずに進行してきて導光板1の裏面で全反射した後、V字
形溝2の頂点部分に当たる場合となる。つまり、隣接す
る2つのV字形溝2,2の深さh1,h2及び間隔Lが図
に示す状態である場合であり、これより間隔Lが狭かっ
たり、他のV字形溝2の深さ(高さ)h1が大きいと、
光源寄りのV字形溝2に干渉して屈折するために、V字
形溝2の頂点付近にあたって前方へ出射する光線が減少
したり、なくなることになる。
形溝2,2の間隔Lを、V字形溝2の壁面の立ち上がり
角度をφ、光源寄りのV字形溝2の深さをh1、他方の
V字形溝2の深さをh2とする時、 L≧h1tan(180°−2φ)+h2(180°−2
φ) に設定している。
V字形溝2の頂点A付近を通過して導光板1の裏面で反
射した後、V字形溝2の頂点Oに当たる光線を考えた
時、この光線が導光板1の裏面での反射位置をBとする
と、図2において、 ∠BOD=∠COD=α=φ (∵ ∠FOG=90°−φ=∠COE=90°−α) ∠BOF=∠COE=90°−φ よって△BOGにおいて、 tan∠BOG=tan(∠FOG+∠BOF) =tan(90°−φ+90°−φ) y/h2=tan(180°−2φ) ∴y=h2tan(180°−2φ) 同様に x=h1tan(180°−2φ) よって L=x+y=h1tan(180°−2φ)+h2(180
°−2φ) 上記間隔L以上の間隔でV字形溝2が並んでおれば、V
字形溝2の壁面全面に当たる光が存在するために、導光
板1の出射面(前面)内のどの位置においても出射配光
は同一に保たれるものであり、指向性を一定に保つこと
ができる。
かなり狭くなることから、ピーク輝度が少々下がっても
視野角をγだけ広げたければ、図4に示すように、V字
形溝2の壁面への入射角度がγだけ小さいものを想定
し、この光線が光源3寄りのV字形溝2に遮られないよ
うにしておけばよいものであり、この場合、L≧h1tan
(180°−2φ+γ)+h2(180°−2φ+γ)
という条件を満たす間隔LでV字形溝2を配置すればよ
い。
壁面の立ち上がり角度φは、屈折率1.49であるPM
MAで導光板1を形成している場合、45°以上60°
以内であることが望ましい。図2において、前述の前提
を満たすには ∠BOD=∠COD=α ∠ABI=∠OBI=β α>42°、β>42° であり、 α=φ、β=∠BOG=180°−2φ であることから、 φ>42°,180°−2φ>42° となり、よって42°<φ<69°とすることが必要で
ある。ただし、製造上の公差などを考慮してマージンを
持たせれば、45°≦φ≦60°としておくのが好まし
い。
出射光線の分布は、V字形溝2の壁面に入射する光が持
っている角度に対する分布と、全反射を起こす条件によ
って決まるが、シミュレーションや実験結果から出射光
が前方に向く角度を求めた結果からすれば、φ=50〜
55°の場合がさらに望ましい。このような角度にする
ことで、出射される光の配光を非常に指向性の高い分布
として実現することができる。下記に示す表1〜表4は
夫々立ち上がり角度φを45°,50°,55°,60
°とした場合のシミュレーション結果を示している。表
中のω,θは図1(b)に示す角度ω,θに対応してお
り、表中の数値の単位はすべてdegreeである。
した場合、導光板1の表面側で全反射してV字形溝2の
壁面に到達した光は殆どがV字形溝2を抜けてゆくが、
大部分の光はV字形溝2の反対側の面から再入射して導
光板1内を全反射して導光する成分となるために、他の
V字形溝2の壁面における全反射で前方へ出射する光と
して有効に使われる。
光灯のような線状光源を用いて、この線状の光源3を図
5に示すように、導光板1の入射面となる側端面と略平
行に配置するが、導光版1内を導光してくる光の等強度
線を考えた場合、V字形溝2は光源3と平行な直線状と
しておくことで、導光板1のどの位置においても同じ配
光分布を持った光を取り出すことができる。
すように、光源3を中心とする円弧状にV字形溝3を形
成すればよい。
溝2のところが光って見えるわけであり、このためにV
字形溝2の間隔が大きいところ(光源3に近いところ)
では光るところと光らないところの筋が目立つことにな
る。この点に関しては、図7(a)または図7(b)に示すよ
うに、V字形溝2の長手方向において複数領域1a,1
b,1c,1dに分割して隣合う領域においてV字形溝
2の配置パターンをずらして光源3から異なる距離のと
ころにV字形溝2を形成することで、輝度ムラである筋
を目立たなくすることができる。
ているが、実際に導光板1の裏面に施すV字形溝2の深
さは前述のように数μmから数十μmのレベルで、導光
板1の板厚(1mmから数mm程度)と比較すると非常
に微細な溝であり、このために導光板1の端面から入射
するとともに導光板1の表裏面で全反射を繰り返して
も、V字形溝2に全くあたることなく導光板1の他方の
側端面に至る光が存在しており、このような光は他方の
側端面を通過してロスとなり、光の利用効率を落とすこ
とになる。
やすことで対処することができるが、この場合はV字形
溝2の間隔Lが狭くなりすぎてしまうことになるため
に、間隔Lについて前述の設定を保ちつつ、図8に示す
ように、導光板1を光源3側の側端の厚みよりも光源3
から遠い側の側端の厚みが薄くなるテーパ状としておく
ことで対処するのが好ましい。このようなテーパ状とす
ることで、V字形溝2に光が当たる確率を増やすことが
できるとともに、他方の側端面から抜けてしまう光を少
なくすることができる。また、図8に示すように、導光
板1全体をテーパ状とするのではなく、途中からテーパ
状として板厚が変化しない部分を設けておくことによ
り、組立の際の位置決めの容易さを確保することができ
る。
称にするとともに両壁面を共に鏡面としておくことで、
図9に示すように上記他方の側端面から抜けた光を反射
板(反射シート)で再度導光板1内に入射させた光を導
光板1の前面側に出射させることができる。なお、再入
射光の配光分布は光源1から直接入射した光の配光分布
と同じとなるために、全体の配光分布に影響を与えるこ
とはなく、また再入射光の利用により効率が向上する。
場合、導光板1が矩形状であると、再入射光は図10
(a)に示すように、V字形溝2に直交せずに横方向にず
れてしまうことになるために、図10(b)に示すよう
に、導光板1の光源から遠い側の側端を光源3を中心と
する円弧状にしておくのが好ましい。再入射光がV字形
溝2と直交する状態で戻るからである。図10(c)に示
すように疑似円弧となるようにしたものであってもよ
い。
のV字形溝の間の部分のうち、光源寄りの部分(図3中
のBK間の部分)は、指向性を持たせて配光制御するた
めの反射面として機能していない。このために、この部
分に光反射角制御面、たとえば図11(a)に示す鏡面に
仕上げた微細な凹凸5や、図11(b)に示す拡散反射さ
せる粗面6を設けて、この部分に当たる光の有効利用を
図るようにしてもよい。なお、凹凸5の高さは基本的に
配光制御される光の経路に干渉しない程度のものとして
おく。
頂部は両側の壁面を滑らかにつなぐ曲面Rとしておくの
も好ましい。立ち上がり角度φの壁面に当たる大部分の
光は同じ方向に指向性をもって出射されるが、曲面Rの
部分に当たる光は傾斜角度が徐々に変化しているために
反射時の方向も徐々に異なる方向に変化する。一部の光
を意図的に散乱させることができるものであり、視野角
を広げることができることになる。散乱させる光の割合
は曲面Rの半径の大きさに影響され、半径を大きくすれ
ばそれに応じて壁面に対する曲面Rの長さが増えるため
に散乱光量も増えることになる。従って、曲面Rの半径
によって散乱量を自由に制御することができる。なお、
視野角を広げるとピーク輝度は現象するが、ピークとな
る方向は変化しないために、輝度に余裕のある場合に有
効な視野拡大手法である。
らの光が側端面から入射する導光板の裏面側に壁面を鏡
面で仕上げたV字形溝を設けて、V字形溝の鏡面である
上記壁面での反射光を表面側に出射させるエッジライト
パネルにおいて、光源からの距離が遠くなるほど間隔が
密になるように設けられている上記V字形溝は、その光
源側の壁面の立ち上がり角度φを、裏面で全反射した後
に該壁面で全反射する光が表面側にほぼ垂直に出射する
角度としているために、配光分布も前方に向けた状態を
保ちつつ導光板の前方に向けて出射させることができる
光量を増加させることができる。
をφ、隣接する2つのV字形溝のうち、光源寄りのV字
形溝の深さをh1、他方のV字形溝の深さをh2、両V字
形溝の間隔をLとする時、L≧h1tan(180°−2
φ)+h2(180°−2φ)としていると、導光板の
裏面で反射した光がV字形溝の壁面で反射して表面側に
出射することがV字形溝のピッチや深さにかかわらず常
になされるものであり、従って光源に近い部分から遠い
部分まで特定の方向にピークを持った指向性の高い且つ
一様な配光分布を持ったものとすることができる。
h1tan(180°−2φ+γ)+h2(180°−2φ
+γ)とすることで、ピーク輝度は低下するものの、視
野角を広げることができる。
である場合、V字形溝は光源と平行な直線状に形成し、
光源が点光源である場合、V字形溝は点光源を中心とす
る円弧状に形成することで、より高い指向性を持たせる
ことができる。
域に分割して隣合う領域において光源から異なる距離の
ところにV字形溝を形成することにより、面内の輝度均
一性を向上させることができる。
ておくことで、出射面に垂直な方向に指向性を持たせる
ことができ、正面方向の輝度を高くすることができる。
遠い側の側端の厚みが薄くなるテーパ状に導光板を形成
しておけば、V字形溝にあたって出射する光の量が増え
るために出射効率が向上する。
つ両壁面を共に鏡面としておくことで、導光板への再入
射光を同様に配光制御して導光板表面から出射させるこ
とができるものであり、配光分布に影響を与えることな
く出射効率の向上を図ることができる。
の光源から遠い側の側端を光源を中心とする円弧状にし
ておくと、再入射光の利用効率を高めることができる。
らかにつなぐ曲面で形成しておくと輝度ピーク位置を変
えることなく視野角を広げることができる。
V字形溝の間の部分のうち、光源寄りの部分に光反射角
制御面、たとえば鏡面に仕上げた微細な凹凸や、拡散反
射させる粗面を設けることで、配光制御により得ること
ができる前方指向性を簡単に更に高めることができる。
(b)は要部断面図である。
断面図、(b)は正面図、(c)は斜視図である。
縦断面図、(b)は正面図、(c)は斜視図である。
例を示す正面図である。
図である。
Claims (14)
- 【請求項1】 光源からの光が側端面から入射する導光
板の裏面側に壁面を鏡面で仕上げたV字形溝を設けて、
V字形溝の鏡面である上記壁面での反射光を表面側に出
射させるエッジライトパネルにおいて、光源からの距離
が遠くなるほど間隔が密になるように設けられている上
記V字形溝は、その光源側の壁面の立ち上がり角度φが
導光板の裏面で全反射した後に該壁面で全反射する光が
表面側にほぼ垂直に出射する角度となっていることを特
徴とするエッジライトパネル。 - 【請求項2】 V字形溝の壁面の立ち上がり角度をφ、
隣接する2つのV字形溝のうち、光源寄りのV字形溝の
深さをh1、他方のV字形溝の深さをh2、両V字形溝の
間隔をLとする時、 L≧h1tan(180°−2φ)+h2(180°−2
φ) としていることを特徴とする請求項1記載のエッジライ
トパネル。 - 【請求項3】 V字形溝の壁面の立ち上がり角度をφ、
隣接する2つのV字形溝のうち、光源寄りのV字形溝の
深さをh1、他方のV字形溝の深さをh2、両V字形溝の
間隔をL、広げたい視野角をγとする時、 L≧h1tan(180°−2φ+γ)+h2(180°−
2φ+γ) としていることを特徴とする請求項1記載のエッジライ
トパネル。 - 【請求項4】 光源が側端面と略平行に配される線状光
源であり、V字形溝が光源と平行な直線状に形成されて
いることを特徴とする請求項1〜3のいずれかの項に記
載のエッジライトパネル。 - 【請求項5】 光源が点光源であり、V字形溝が点光源
を中心とする円弧状に形成されていることを特徴とする
請求項1〜3のいずれかの項に記載のエッジライトパネ
ル。 - 【請求項6】 V字形溝の長手方向において複数領域に
分割されているとともに隣合う領域において光源から異
なる距離のところにV字形溝が形成されていることを特
徴とする請求項1〜5のいずれかの項に記載のエッジラ
イトパネル。 - 【請求項7】 角度φが45°以上60°以内であるこ
とを特徴とする請求項1〜6のいずれかの項に記載のエ
ッジライトパネル。 - 【請求項8】 導光板は光源側の側端の厚みよりも光源
から遠い側の側端の厚みが薄くなるテーパ状となってい
ることを特徴とする請求項1〜7のいずれかの項に記載
のエッジライトパネル。 - 【請求項9】 V字形溝はその断面形状が対称であり、
且つ両壁面が共に鏡面であることを特徴とする請求項1
〜8のいずれかの項に記載のエッジライトパネル。 - 【請求項10】 導光板の光源から遠い側の側端が光源
を中心とする円弧状であることを特徴とする請求項5記
載のエッジライトパネル。 - 【請求項11】 V字形溝はその頂部が両側の壁面を滑
らかにつなぐ曲面で形成されていることを特徴とする請
求項1〜10のいずれかの項に記載のエッジライトパネ
ル。 - 【請求項12】 導光板裏面で且つ隣接する2つのV字
形溝の間の部分のうち、光源寄りの部分に光反射角制御
面を設けていることを特徴とする請求項1〜10のいず
れかの項に記載のエッジライトパネル。 - 【請求項13】 光反射角制御面は、鏡面に仕上げた微
細な凹凸であることを特徴とする請求項12記載のエッ
ジライトパネル。 - 【請求項14】 光反射角制御面は、拡散反射させる粗
面であることを特徴とする請求項12記載のエッジライ
トパネル。
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