JP2003248599A - 情報処理装置、電源制御装置、情報処理装置制御方法、プログラム、及び記録媒体 - Google Patents

情報処理装置、電源制御装置、情報処理装置制御方法、プログラム、及び記録媒体

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JP2003248599A
JP2003248599A JP2002054572A JP2002054572A JP2003248599A JP 2003248599 A JP2003248599 A JP 2003248599A JP 2002054572 A JP2002054572 A JP 2002054572A JP 2002054572 A JP2002054572 A JP 2002054572A JP 2003248599 A JP2003248599 A JP 2003248599A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 情報処理装置の信頼性を更に高め、情報処理
装置の各部に発生する障害の種類に応じて適切な障害処
理を行う情報処理装置及び電源制御装置を提供する。 【解決手段】 情報処理装置の一例としての記憶装置1
10は、通常処理、第1の障害処理、及び第2の障害処
理を含む処理のいずれかを実行する実行部200と、通
常処理中に、実行部200が第1の期間正常に動作して
いないことを必要条件として、実行部200に第1の障
害処理を開始させ、前記第1の障害処理中に、実行部2
00が第2の期間正常に動作していないことを必要条件
として、実行部200に第2の障害処理を開始させる障
害処理部210と、第1の障害処理の開始後における実
行部200の内部状態であって、第2の障害処理の開始
後には取得できない内部状態を、障害情報として取得す
る障害情報取得部230とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、情報処理装置、電
源制御装置、情報処理装置制御方法、プログラム、及び
記録媒体に関する。特に本発明は、通常処理及び障害処
理を行う情報処理装置、電源制御装置、情報処理装置制
御方法、プログラム、及び記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、PC、ワークステーション、サー
バ等のプロセッサを備える計算機や、制御用のプロセッ
サ等を含む制御回路等の各種の情報処理装置において、
障害の発生によるハングアップを防止する技術として、
プロセッサへの割り込みやリセットを用いるものが提案
されている。例えば、実開平5−71924には、一定
監視時間毎にプログラムに割り込みをかけてマイクロコ
ンピュータの作動異常を検出するウォッチドッグタイマ
のリセット信号を、マイクロコンピュータのノンマスカ
ブル割込端子に入力するリセット回路が開示されてい
る。また、特開平11−249637には、ウォッチド
ッグタイマによってプログラムが暴走した時に発生する
ノンマスカブル割り込みにより、電源供給手段を制御す
るマイクロコンピュータを備えた画像表示装置が開示さ
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上に示した実開平5
−71924及び特開平11−249637において
は、ノンマスカブル割り込み(NMI:Non Mas
kable Interrupt)を用いて処理の再開
ができない場合、ハングアップする可能性がある。情報
処理装置の信頼性を更に高め、障害の要因の特定を容易
にするためには、情報処理装置の各部に発生する障害の
種類に応じて、適切な障害処理を行うことが要求され
る。
【0004】そこで本発明は、上記の課題を解決するこ
とのできる情報処理装置、電源制御装置、情報処理装置
制御方法、プログラム、及び記録媒体を提供することを
目的とする。この目的は特許請求の範囲における独立項
に記載の特徴の組み合わせにより達成される。また従属
項は本発明の更なる有利な具体例を規定する。
【0005】
【課題を解決するための手段】即ち、本発明の第1の形
態によると、通常処理、第1の障害処理、及び第2の障
害処理を含む処理のいずれかを実行する実行部と、前記
通常処理中に、前記実行部が第1の期間正常に動作して
いないことを必要条件として、前記実行部に第1の障害
処理を開始させ、前記第1の障害処理中に、前記実行部
が第2の期間正常に動作していないことを必要条件とし
て、前記実行部に第2の障害処理を開始させる障害処理
部と、前記第1の障害処理の開始後における前記実行部
の内部状態であって、前記第2の障害処理の開始後には
取得できない内部状態を、障害情報として取得する障害
情報取得部とを備えることを特徴とする情報処理装置を
提供する。また、前記情報処理装置は、機械的動作を行
う駆動部を更に備え、前記障害処理部は、前記第1の障
害処理の開始を前記実行部に指示する場合に、前記駆動
部の動作を停止させてもよい。
【0006】また、本発明の第2の形態によると、情報
処理装置の入出力バスに接続される電源制御装置であっ
て、前記情報処理装置の動作に使用する主電力を、前記
情報処理装置から取得する電力取得部と、前記主電力の
供給が停止していることを必要条件として、前記入出力
バスを介して前記主電力の供給の開始を指示し、前記情
報処理装置を起動させる電源制御部とを備えることを特
徴とする電源制御装置を提供する。
【0007】また、本発明の第3の形態によると、情報
処理装置に処理を行わせる情報処理装置制御方法であっ
て、前記情報処理装置に、通常処理、第1の障害処理、
及び第2の障害処理を含む処理のいずれかを実行させ、
前記通常処理が第1の期間正常に動作していないことを
必要条件として、第1の障害処理を開始させ、前記第1
の障害処理が第2の期間正常に動作していないことを必
要条件として、第2の障害処理を開始させ、前記第1の
障害処理の開始後における前記実行部の内部状態であっ
て、前記第2の障害処理の開始後には取得できない内部
状態を、障害情報として取得させることを特徴とする情
報処理装置制御方法を提供する。
【0008】また、本発明の第4の形態によると、情報
処理装置に処理を行わせるプログラムであって、前記情
報処理装置を、通常処理、第1の障害処理、及び第2の
障害処理を含む処理のいずれかを実行する実行部と、前
記通常処理中に、前記実行部が第1の期間正常に動作し
ていないことを必要条件として、前記実行部に第1の障
害処理を開始させ、前記第1の障害処理中に、前記実行
部が第2の期間正常に動作していないことを必要条件と
して、前記実行部に第2の障害処理を開始させる障害処
理部と、前記第1の障害処理の開始後における前記実行
部の内部状態であって、前記第2の障害処理の開始後に
は取得できない内部状態を、障害情報として取得する障
害情報取得部として動作させることを特徴とするプログ
ラムを提供する。
【0009】また、本発明の第5の形態によると、情報
処理装置に処理を行わせるプログラムを記録した記録媒
体であって、前記プログラムは、前記情報処理装置を、
通常処理、第1の障害処理、及び第2の障害処理を含む
処理のいずれかを実行する実行部と、前記通常処理中
に、前記実行部が第1の期間正常に動作していないこと
を必要条件として、前記実行部に第1の障害処理を開始
させ、前記第1の障害処理中に、前記実行部が第2の期
間正常に動作していないことを必要条件として、前記実
行部に第2の障害処理を開始させる障害処理部と、前記
第1の障害処理の開始後における前記実行部の内部状態
であって、前記第2の障害処理の開始後には取得できな
い内部状態を、障害情報として取得する障害情報取得部
として動作させることを特徴とする記録媒体を提供す
る。
【0010】なお上記の発明の概要は、本発明の必要な
特徴の全てを列挙したものではなく、これらの特徴群の
サブコンビネーションも又発明となりうる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、発明の実施形態を通じて本
発明を説明するが、実施形態はクレームにかかる発明を
限定するものではなく、また実施形態の中で説明されて
いる特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須で
あるとは限らない。
【0012】図1は、本実施形態に係る計算機システム
100の構成を示す。本実施形態に係る計算機システム
100は、記憶装置110及び計算機120を備える。
記憶装置110は、本発明に係る情報処理装置の一例で
ある。記憶装置110は、計算機120又はネットワー
クを介して計算機120に接続された計算機等の要求に
応じて、ファイル等のデータを格納し、又は読み出す。
本実施形態に係る記憶装置110は、例えば、ハードデ
ィスクドライブ、テープドライブ、光ディスクドライ
ブ、光磁気ディスクドライブ等の、機械的動作を行う駆
動部分を備える。記憶装置110は、制御用のプロセッ
サを内蔵し、これを用いて記憶装置110に要求される
各種処理を行う。
【0013】計算機120は、記憶装置110に接続さ
れ、記憶装置110に対してデータの読み出し又は書き
込みを要求する。計算機120は、例えば、SCSIイ
ンターフェイス、IDEインターフェイス、ファイバー
チャネルインターフェイス等の記憶装置向けのインター
フェイスを用いて記憶装置110と接続される。これに
代えて、計算機120は、WAN、LAN等の一般の装
置向けのインターフェイスを用いて記憶装置110と接
続されてもよい。
【0014】図2は、本実施形態に係る記憶装置110
の構成を示す。本実施形態に係る記憶装置110は、実
行部200、障害処理部210、タイマ部220、及び
障害情報取得部230を備える。
【0015】実行部200は、記憶装置110内の各部
を制御し、通常処理、第1の障害処理、第2の障害処
理、及び第3の障害処理を含む処理のいずれかを実行す
る。実行部200は、プロセッサ240、通信ユニット
245、入出力制御ユニット250、駆動部255、メ
モリ260、及びメモリ制御ユニット270を備える。
通常処理において、実行部200は、記憶装置110と
計算機120との間のコマンド若しくはデータの送受
信、計算機120からの要求に基づくファイル等のデー
タの格納及び/又は読み出し等の処理を行う。第1の障
害処理、第2の障害処理、及び第3の障害処理におい
て、実行部200は、障害の解析、特定、及び/又は復
旧を行うために使用される情報である障害情報を取得す
る。実行部200は、通常処理、第1の障害処理、第2
の障害処理、及び第3の障害処理において、実行部20
0が正常動作していることを示す正常動作情報を、例え
ば予め設定された期間未満の間隔でタイマ部220に送
信する。
【0016】障害処理部210は、設定された期間実行
部200が正常に動作していないことを検出し、実行部
200に障害処理を開始させる。具体的には、通常処理
中に第1の期間実行部200が正常に動作していない場
合、障害処理部210は、実行部200に第1の障害処
理を開始させる。また、第1の障害処理中に第2の期間
実行部200が正常に動作していない場合、障害処理部
210は、実行部200に第2の障害処理を開始させ
る。また、第2の障害処理中に第3の期間実行部200
が正常に動作していない場合、障害処理部210は、実
行部200に第3の障害処理を開始させる。更に、第3
の障害処理中に第4の期間実行部200が正常に動作し
ていない場合、障害処理部210は、実行部200に第
3の障害処理を再開させる。
【0017】障害処理部210は、記憶装置110が通
常処理、第1の障害処理、第2の障害処理、及び第3の
障害処理のいずれを実行しているかを示す情報を格納す
る処理状態レジスタ212を含む。本実施形態に係る障
害処理部210は、記憶装置110が通常処理中の場
合”0”、記憶装置110が第1の障害処理中の場合”
1”、記憶装置110が第2の障害処理中の場合”
2”、記憶装置110が第3の障害処理中の場合”3”
を、処理状態レジスタ212に格納する。以上の処理に
代えて、障害処理部210は、例えば、第1の障害処理
中に実行部200が第2の期間正常に動作していない場
合、実行部200に第1の障害処理の再開を規定の回数
指示する等の処理を含めてもよい。この場合、障害処理
部210は、第1の障害処理の再開を規定の回数指示し
た後、なお実行部200が第2の期間正常に動作しない
ことを検出した場合に、実行部200に第2の障害処理
を開始させてもよい。
【0018】障害処理部210は、実行部200、タイ
マ部220、及び障害情報取得部230に障害処理の開
始を指示する信号として、NMI信号215、CPUR
ESET信号216、SYSRESET信号217、及
びPWROFF信号218を出力する。NMI信号21
5は、プロセッサ240に対してノンマスカブル割り込
みを行うために用いられる信号線である。障害処理部2
10は、第1の障害処理の開始時に、NMI信号215
を用いてプロセッサ240に対してノンマスカブル割り
込みを行い、プロセッサ240に第1の障害処理を開始
させる。CPURESET信号216は、プロセッサ2
40をリセットするために用いられる信号線である。障
害処理部210は、第2の障害処理の開始時に、CPU
RESET信号216を用いてプロセッサ240をリセ
ットし、プロセッサ240に第2の障害処理を開始させ
る。
【0019】SYSRESET信号217は、タイマ部
220、障害情報取得部230、通信ユニット245、
入出力制御ユニット250、駆動部255、及びメモリ
制御ユニット270を含む記憶装置110全体をリセッ
トするために用いられる信号線である。障害処理部21
0は、第3の障害処理の開始時に、SYSRESET信
号217を用いて記憶装置110全体をリセットするこ
とにより、記憶装置110に第3の障害処理を開始させ
る。ここで、障害処理部210は、第3の障害処理の開
始時において記憶装置110全体をリセットする際に、
CPURESET信号216を用いてプロセッサ240
をリセットすることにより、プロセッサ240に第3の
障害処理を開始させる。PWROFF信号218は、駆
動部255の動作を停止させるために用いられる信号線
である。障害処理部210は、第1の障害処理の開始時
に、PWROFF信号218を用いて駆動部255の動
作を停止させる。
【0020】以上に代えて、障害処理部210は、以上
に示した各障害処理の開始の指示を、例えばマスク可能
な割り込みや、プロセッサ240及びメモリ制御ユニッ
ト270のみのリセット等の、本実施形態に係る指示方
法と異なる方法で行ってもよい。また、障害処理部21
0は、以上に示した各障害処理の開始の指示の組合せ
を、例えば、第1の障害処理はプロセッサ240へのノ
ンマスカブル割り込みで第2の障害処理はプロセッサ2
40のリセット、第1の障害処理はプロセッサ240の
リセットで第2の障害処理は記憶装置110全体のリセ
ット、又は第1の障害処理はプロセッサ240のリセッ
トで第2の障害処理は記憶装置110全体のリセット等
の、他の組合せを用いてもよい。
【0021】タイマ部220は、設定された期間実行部
200が正常動作していないことを検出し、障害処理部
210に通知するウォッチドッグタイマである。タイマ
部220は、設定された期間の測定を行うために使用す
るレジスタであるタイマレジスタ222を含む。
【0022】タイマ部220は、設定された期間の測定
を、次に示す方法で行う。まず、タイマ部220は、予
め設定された期間を測定するためのタイマ値を障害処理
部210から取得し、タイマレジスタ222に格納す
る。次に、タイマ部220は、タイマ用のクロックのサ
イクル毎にタイマレジスタ222内に格納したタイマ値
をデクリメントする。次に、タイマ部220は、実行部
200が正常動作していることを示す正常動作情報を実
行部200から受信すると、予め設定された期間を測定
するためのタイマ値をタイマレジスタ222に再度格納
し、再び設定された期間の測定を開始する。一方、タイ
マ部220は、タイマレジスタ222内のタイマ値が0
となった場合(タイムアウトとなった場合)に、タイマ
レジスタ222に設定された期間実行部200が正常動
作していないことを検出する。ここで、実行部200
は、実行部200が正常動作していることを示す正常動
作情報を、予め設定された期間未満の間隔でタイマ部2
20に送信する様プログラムされている。このため、タ
イマ部220は、実行部200から正常動作情報を予め
設定された期間受信しない場合、実行部200のプログ
ラム動作に異常が生じたと見なして、異常を検出するこ
とができる。
【0023】実行部200は、正常動作情報として、設
定された期間の計測を、タイマ部220に開始させるこ
とを示す情報を送信してもよい。この場合、タイマ部2
20は、タイマレジスタ222として、設定された期間
に対応するタイマ値を格納するタイマ設定値レジスタ、
及び現時点におけるタイマ値を格納するタイマ値レジス
タを備える。そして、タイマ部220は、実行部200
から正常動作情報を受信すると、タイマ設定値レジスタ
に格納された値をタイマ値レジスタにコピーし、タイマ
設定値レジスタに設定された期間の計測を再度開始す
る。また、実行部200は、正常動作情報として、タイ
マ部220内のタイマレジスタ222に、計測する期間
を設定する情報を送信してもよい。この場合、タイマ部
220は、タイマレジスタ222として、現時点におけ
るタイマ値を格納するタイマ値レジスタを備える。タイ
マ部220は、タイマ部220内のタイマ値レジスタに
設定すべきタイマ値を正常動作情報として受信し、22
0内のタイマ値レジスタに格納し、タイマ値を用いて設
定された期間の計測を再度開始する。
【0024】障害処理部210は、通常処理中に第1の
期間実行部200が正常に動作していないこと、第1の
障害処理中に第2の期間実行部200が正常に動作して
いないこと、第2の障害処理中に第3の期間実行部20
0が正常に動作していないこと、及び第3の障害処理中
に第4の期間実行部200が正常に動作していないこと
を、タイマ部220を用いて検出する。ここで、障害処
理部210は、タイマ部220に設定する第1の期間、
第2の期間、第3の期間、及び第4の期間を、全てが等
しい長さの期間に設定してもよいし、通常処理、第1の
障害処理、第2の障害処理、及び第3の障害処理の内容
に対応して異なる長さの期間に設定してもよい。
【0025】障害情報取得部230は、記憶装置110
内で発生した障害についての障害情報を実行部200か
ら取得し、記憶装置110全体をリセットした場合にお
いても記録内容が失われない記憶領域である障害情報レ
ジスタ232に格納する。そして、障害情報取得部23
0は、計算機120からの指示を受けて、障害情報レジ
スタ232に格納した障害情報を、通信ユニット245
を介して計算機120に転送する。計算機120の使用
者又は記憶装置110の管理者は、記憶装置110から
転送された障害情報に基づき、記憶装置110の障害の
解析、特定及び復旧を行う。
【0026】次に、実行部200の構成を詳細に説明す
る。実行部200は、プロセッサ240、通信ユニット
245、入出力制御ユニット250、駆動部255、メ
モリ260、及びメモリ制御ユニット270を有する。
プロセッサ240は、記憶装置110を制御する命令を
実行する機能ユニットである。プロセッサ240は、プ
ロセッサ240が命令を実行する際に用いるレジスタ2
42を含む。本実施形態に代えて、実行部200は、複
数のプロセッサ240を有してもよい。通信ユニット2
45は、計算機120との間でのコマンド又はデータの
送受信を行う機能ユニットである。通信ユニット245
は、計算機120との通信に関する設定情報や通信状態
を示す情報等を保持するレジスタ247を含む。入出力
制御ユニット250は、通信ユニット245を介して計
算機120から受信した要求コマンドに対応して駆動部
255を制御し、データの読み出し又は書き込みを行わ
せる機能ユニットである。入出力制御ユニット250
は、駆動部255におけるデータ格納形式の設定情報や
駆動部255のアクセス状態等を保持するレジスタ25
2を含む。
【0027】駆動部255は、入出力制御ユニット25
0からの指示に基づき、機械的動作によりデータの読み
出し又は書込みを行う機能ユニットである。駆動部25
5は、通信ユニット245及び入出力制御ユニット25
0経由で外部から受けたデータを格納する記録媒体25
7と、記録媒体257のアクセスに用いるモータ部25
8及びヘッド部259とを含む。本実施形態に係る入出
力制御ユニット250は、記録媒体257内のデータを
アクセスする際に、まず、モータ部258を制御しヘッ
ド部259を記録媒体257上の対象データの記録部分
に位置させる。次に、入出力制御ユニット250は、モ
ータ部258を制御し、ヘッド部259を用いて対象デ
ータをアクセスする。また、駆動部255は、障害処理
部210が第1の障害処理の開始を指示した際にPWR
OFF信号218からの信号を受けて、モータ部258
の動作及びヘッド部259による記録媒体257のアク
セスを停止させる。
【0028】メモリ260は、記憶装置110の制御に
用いるプロセッサ240のプログラム及びデータ等を格
納するROM及び/又はRAM等のメモリである。メモ
リ260は、記憶装置110の制御に関するプログラム
及びデータを格納する通常使用領域262、及び記憶装
置110内で発生した障害についての障害情報を格納す
る障害情報記録部264を含む。メモリ制御ユニット2
70は、障害処理部210、タイマ部220、障害情報
取得部230、プロセッサ240、通信ユニット24
5、入出力制御ユニット250、及びメモリ260を接
続し、これらの間のデータ転送等を中継する。メモリ制
御ユニット270は、障害処理部210、タイマ部22
0、障害情報取得部230、プロセッサ240、通信ユ
ニット245、入出力制御ユニット250、及びメモリ
260の間のデータ転送に関する設定情報等を保持する
レジスタ272を含む。I/Oバス280は、障害処理
部210、タイマ部220、障害情報取得部230、通
信ユニット245、入出力制御ユニット250、及びメ
モリ制御ユニット270を接続する。I/Oバス280
は、プロセッサ240、メモリ260及びメモリ制御ユ
ニット270等と、通信ユニット245及び入出力制御
ユニット250等の周辺デバイスとを接続する、例えば
PCI−SIG(PCI Special Inter
est Group)により規格化されるPCIバス等
の入出力バスであってよい。
【0029】本実施形態に係る実行部200は、レジス
タ242、レジスタ247、レジスタ252、通常使用
領域262、及びレジスタ272等に保持された内部状
態を用いて処理を行う。レジスタ242は、本発明に係
る第1の記録部の一例である。また、レジスタ247、
レジスタ252、及びレジスタ272は、本発明に係る
第2の記録部の一例である。第2の障害処理を開始する
ために、障害処理部210がプロセッサ240をリセッ
トすると、レジスタ242は初期化される。従って、第
2の障害処理の開始後には、障害情報取得部230は、
通常処理後又は第1の障害処理の開始直後におけるレジ
スタ242の内部状態を取得できない。また、第3の障
害処理を開始させるために、障害処理部210が記憶装
置110全体をリセットすると、レジスタ242、レジ
スタ247、レジスタ252、及びレジスタ272は初
期化される。従って、第3の障害処理の開始後には、障
害情報取得部230は、第2の障害処理の開始直後にお
けるレジスタ242、レジスタ247、レジスタ25
2、及びレジスタ272の内部状態を取得できない。一
方、通常使用領域262及び障害情報記録部264は、
障害処理部210が第2の障害処理又は第3の障害処理
を開始させた場合においても初期化されない。
【0030】障害情報取得部230は、第1の障害処理
の開始後に、プロセッサ240に保持されている内部状
態であって、第2の障害処理の開始後には取得できない
内部状態を、障害情報としてレジスタ242から取得す
る。ここで、第1の障害処理において、プロセッサ24
0は、レジスタ242に保持された内部状態の一部又は
全部を取得して、障害情報記録部264に格納してもよ
い。この場合、障害情報取得部230は、障害情報記録
部264に格納されたプロセッサ240の内部状態を、
障害情報として取得し障害情報レジスタ232に格納す
る。また、第1の障害処理の開始後に、プロセッサ24
0は、プロセッサ240内のレジスタ242以外の部分
が保持する情報であって、第2の障害処理が開始された
場合に初期化される情報を、障害情報記録部264に格
納してもよい。
【0031】同様に、障害情報取得部230は、第2の
障害処理の開始後に、実行部200内に保持されている
内部状態であって、第3の障害処理の開始後には取得で
きない内部状態を、障害情報としてレジスタ242、レ
ジスタ247、レジスタ252、及びレジスタ272か
ら取得する。ここで、第2の障害処理において、プロセ
ッサ240は、レジスタ242、レジスタ247、レジ
スタ252、及びレジスタ272をアクセスし、これら
に保持された内部状態の一部又は全部を取得して、障害
情報記録部264に格納してもよい。この場合、障害情
報取得部230は、障害情報記録部264に格納された
プロセッサ240の内部状態を、障害情報として取得し
障害情報レジスタ232に格納する。また、第2の障害
処理の開始後に、プロセッサ240は、プロセッサ24
0内のレジスタ242以外の部分、通信ユニット245
内のレジスタ247以外の部分、入出力制御ユニット2
50内のレジスタ252以外の部分、メモリ制御ユニッ
ト270内のレジスタ272以外の部分が保持する情報
であって、第3の障害処理が開始された場合に初期化さ
れる情報を、障害情報記録部264に格納してもよい。
【0032】以上に加え、障害情報取得部230は、第
3の障害処理の開始後に、障害情報レジスタ232に格
納された記憶装置110各部の内部状態に加え、通常使
用領域262が格納する情報を障害情報として更に取得
してもよい。
【0033】図3は、本実施形態に係る記憶装置110
の処理の流れを示す。まず、記憶装置110に電源が投
入されると、記憶装置110が初期化される(S30
0)。記憶装置110の初期化の際に、障害処理部21
0は、処理状態レジスタ212を”0”とし、記憶装置
110が通常処理中であることを設定する。次に、障害
処理部210は、タイマ部220内のタイマレジスタ2
22を設定し、第1の期間の計測を開始させる(S30
5)。次に、記憶装置110は、通常処理を行う(S3
10)。ここで、プロセッサ240は、通常処理中にお
いて第1の期間未満の間隔でメモリ制御ユニット270
及びI/Oバス280を介してタイマ部220に正常動
作情報を送信し、S305に処理を進めて第1の期間の
計測を再度開始させる(S315)。
【0034】第1の期間プロセッサ240が正常に動作
していないことを検出した場合、タイマ部220は、タ
イムアウトを障害処理部210に通知する(S31
5)。障害処理部210は、タイムアウトの通知を受け
ると、NMI信号215を用いてプロセッサ240にノ
ンマスカブル割り込みを行う(S320)。次に、障害
処理部210は、PWROFF信号218を用いて、駆
動部255にモータ部258の動作及びヘッド部259
による記録媒体257のアクセスを停止させる(S32
5)。次に、障害処理部210は、処理状態レジスタ2
12を”1”とし、記憶装置110が第1の障害処理中
であることを設定すると共に、タイマ部220内のタイ
マレジスタ222を設定し、第2の期間の計測を開始さ
せる(S330)。
【0035】次に、記憶装置110は、第1の障害処理
を行う(S335)。すなわち、プロセッサ240は、
レジスタ242等に保持された内部状態を取得して障害
情報記録部264に格納する。そして、障害情報取得部
230は、障害情報記録部264に格納されたレジスタ
242等の内部状態を、障害情報として取得し障害情報
レジスタ232に格納する。第1の障害処理を完了する
と、プロセッサ240は、S300へ処理を進め(S3
40)、障害処理部210に記憶装置110全体のリセ
ットを指示させる(S300)。また、プロセッサ24
0は、第1の障害処理中において第2の期間未満の間隔
でタイマ部220に正常動作情報を送信し、S330に
処理を進めて第2の期間の計測を再度開始させる(S3
45)。
【0036】第2の期間プロセッサ240が正常に動作
していないことを検出した場合、タイマ部220は、タ
イムアウトを障害処理部210に通知する(S34
5)。障害処理部210は、タイムアウトの通知を受け
ると、CPURESET信号216を用いてプロセッサ
240をリセットする(S350)。次に、障害処理部
210は、処理状態レジスタ212を”2”とし、記憶
装置110が第2の障害処理中であることを設定すると
共に、タイマ部220内のタイマレジスタ222を設定
し、第3の期間の計測を開始させる(S355)。
【0037】次に、記憶装置110は、第2の障害処理
を行う(S360)。すなわち、プロセッサ240は、
レジスタ242、レジスタ247、レジスタ252、及
びレジスタ272等に保持された内部状態を取得して障
害情報記録部264に格納する。そして、障害情報取得
部230は、障害情報記録部264に格納されたレジス
タ242、レジスタ247、レジスタ252、及びレジ
スタ272等の内部状態を、障害情報として取得し障害
情報レジスタ232に格納する。第2の障害処理を完了
すると、プロセッサ240は、S300へ処理を進め
(S365)、記憶装置110全体のリセットを障害処
理部210に指示させる(S300)。また、プロセッ
サ240は、第2の障害処理中において第3の期間未満
の間隔でタイマ部220に正常動作情報を送信し、S3
55に処理を進めて第3の期間の計測を再度開始させる
(S370)。
【0038】第3の期間プロセッサ240が正常に動作
していないことを検出した場合、タイマ部220は、タ
イムアウトを障害処理部210に通知する(S37
0)。障害処理部210は、タイムアウトの通知を受け
ると、CPURESET信号216及びSYSRESE
T信号217を用いて記憶装置110全体をリセットす
る(S375)。次に、障害処理部210は、処理状態
レジスタ212を”3”とし、記憶装置110が第3の
障害処理中であることを設定すると共に、タイマ部22
0内のタイマレジスタ222を設定し、第4の期間の計
測を開始させる(S380)。
【0039】次に、記憶装置110は、第3の障害処理
を行う(S385)。すなわち、障害情報取得部230
は、通常使用領域262及び障害情報記録部264に格
納された記憶装置110の内部状態を、障害情報として
取得し障害情報レジスタ232に格納する。第3の障害
処理を完了すると、プロセッサ240は、S300へ処
理を進め(S390)、障害処理部210に記憶装置1
10全体のリセットを指示させる(S300)。また、
プロセッサ240は、第3の障害処理中において第4の
期間未満の間隔でタイマ部220に正常動作情報を送信
し、S380に処理を進めて第3の期間の計測を再度開
始させる(S395)。
【0040】第4の期間プロセッサ240が正常に動作
していないことを検出した場合、タイマ部220は、タ
イムアウトを障害処理部210に通知する(S39
5)。障害処理部210は、タイムアウトの通知を受け
ると、処理をS300に進め、記憶装置110を初期化
させる。
【0041】以上の処理に代えて、実行部200は、S
335、S360、及び/又はS385の障害処理にお
いて、記憶装置110内の各部の障害復旧処理を行って
もよい。この場合、実行部200は、障害復旧が正しく
行われた場合に処理をS305に進めてもよい。
【0042】図4は、本実施形態に係る計算機120の
ハードウェア構成の一例を示す。本実施形態に係る計算
機120は、CPU410、ROM420、RAM43
0、通信インターフェイス440、ハードディスクドラ
イブ450、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ
460、CD−ROMドライブ470、及びI/Oイン
ターフェイス480を備える。CPU410は、ROM
420及びRAM430に格納されたプログラムに基づ
いて動作し、各部の制御を行う。通信インターフェイス
440は、ネットワークを介して他の装置と通信する。
ハードディスクドライブ450は、計算機120が使用
するプログラム及びデータを格納する。フロッピーディ
スクドライブ460は、フロッピーディスク490から
プログラム又はデータを読み取りI/Oインターフェイ
ス480に提供する。CD−ROMドライブ470は、
CD−ROM495からプログラム又はデータを読み取
りI/Oインターフェイス480に提供する。I/Oイ
ンターフェイス480は、フロッピーディスクドライブ
460又はCD−ROMドライブ470から提供された
プログラム又はデータを記憶装置110に送信する。
【0043】記憶装置110に提供されるプログラム
は、フロッピーディスク490又はCD−ROM495
等の記録媒体に格納されて利用者によって提供される。
プログラムは、記録媒体から読み出され、I/Oインタ
ーフェイス480を介して記憶装置110にインストー
ルされ、記憶装置110において実行される。これに代
えて、記憶装置110は、更にフロッピーディスクドラ
イブ460又はCD−ROMドライブ470等を備え、
プログラムを記録媒体から直接読み出して実行してもよ
い。
【0044】記録媒体に格納されて記憶装置110に提
供されるプログラムは、実行モジュールと、障害処理モ
ジュールと、タイマモジュールと、障害情報取得モジュ
ールとを備える。これらのモジュールは、記憶装置11
0を、実行部200、障害処理部210、タイマ部22
0、及び障害情報取得部230として動作させるプログ
ラムである。
【0045】以上に示したプログラム又はモジュール
は、外部の記憶媒体に格納されてもよい。記憶媒体とし
ては、フロッピーディスク490、CD−ROM495
の他に、DVDやPD等の光学記録媒体、MD等の光磁
気記録媒体、テープ媒体、ICカード等の半導体メモリ
等を用いることができる。また、専用通信ネットワーク
やインターネットに接続されたサーバシステムに設けた
ハードディスク又はRAM等の記憶装置を記録媒体とし
て使用し、ネットワークを介してプログラムを記憶装置
110に提供してもよい。
【0046】図5は、本実施形態の第1変形例に係る記
憶装置110の構成を示す。図5における実行部200
及び障害情報取得部230は、図2の対応する部材と同
様であるため説明を省略する。
【0047】本変形例において、I/Oバス280は、
PCI−SIGによる仕様書「PCI Bus Pow
er Management Interface
1.1」等により定義される、電源を制御するためのP
ME#信号(Power Management Ev
ent)を備えるPCIバスであることを前提として説
明する。これに代えて、I/Oバス280は、電源を制
御するためのインターフェイスを備える他の入出力バス
であってもよい。
【0048】電源ユニット500は、記憶装置110を
動作させるために使用される主電力を、記憶装置110
内の各部へ供給する。ここで、電源ユニット500は、
I/Oバス280に接続される障害情報取得部230、
通信ユニット245、及び電源制御装置510に対して
は、I/Oバス280の電源ピンVccを介して主電力
を供給する。また、電源ユニット500は、I/Oバス
280上のPME#信号を介して、記憶装置110の電
源のONの指示を受ける。PME#信号が論理値1であ
る場合、電源ユニット500は、主電力の供給を開始し
て、記憶装置110の電源をONとする。一方、電源ユ
ニット500は、電源制御装置510からのPWRCT
L信号を介して、記憶装置110の電源のOFFの指示
を受ける。PWRCTL信号が論理値1である場合、電
源ユニット500は、主電力の供給を停止して、記憶装
置110の電源をOFFとする。
【0049】また、電源ユニット500は、主電力の供
給を行っている場合及び主電力の供給を停止している場
合の両方において、電源ピンVccAUXを介して補助
電力をI/Oバス280に供給する。すなわち、電源ユ
ニット500は、外部の電源から電源ユニット500に
電力が供給されている場合、常に補助電力をI/Oバス
280に供給する。
【0050】電源制御装置510は、実行部200と障
害情報取得部230と電源ユニット500を備える記憶
装置110本体のI/Oバス280に接続されるI/O
カードであり、電源ユニット500を制御する。電源制
御装置510は、I/Oバス280を介して供給される
補助電力VccAUXを用いて、主電力が供給されてい
る場合及び主電力の供給が停止されている場合の両方で
動作する。電源制御装置510は、障害処理部210、
タイマ部220、電力取得部520、及び電源制御部5
30を有する。障害処理部210及びタイマ部220
は、図2に示した障害処理部210とタイマ部220と
ほぼ同様であるため、以下相違点を中心に説明する。
【0051】タイマ部220は、図3のS395におい
て、第3の障害処理中に第4の期間実行部200が正常
に動作していないことを検出し、障害処理部210に通
知する。障害処理部210は、第3の障害処理中におけ
る実行部200の異常の通知をタイマ部220から受け
ると、電源制御部530が電源ユニット500に供給す
るPWRCTL信号を論理値1とさせることにより、電
源ユニット500に主電力の供給の停止を指示し、第4
の障害処理を開始させる。
【0052】電力取得部520は、記憶装置110の動
作に使用する主電力であるVccを、記憶装置110内
のI/Oバス280から取得する。電源制御部530
は、障害処理部210から主電力の供給を停止させる指
示を受けると、PWRCTL信号を論理値1とする。こ
れにより、電源制御部530は、I/Oバス280の指
示に従い、電源ユニット500による主電力の供給を停
止させる。また、電源制御部530は、記憶装置110
に対する電源ユニット500からの主電力の供給が停止
していることを必要条件として、I/Oバス280のP
ME#信号を論理値1とし、I/Oバス280を介して
主電力の供給の開始を指示する。これにより、電源制御
部530は、記憶装置110の電源がOFFの場合に、
記憶装置110の電源をONとし、記憶装置110を起
動することができる。
【0053】次に、図3のS395においてタイムアウ
トが発生した場合における、本変形例の記憶装置110
の動作を説明する。S395においてタイムアウトが発
生すると、電源制御装置510は、第4の障害処理を行
う。具体的には、障害処理部210は、電源制御部53
0を介して電源ユニット500による主電力の供給を停
止させる。主電力の供給が停止すると、電源制御部53
0は、電源ユニット500から主電力の供給を再開させ
る。電源ユニット500からの主電力の供給が再開され
ると、記憶装置110は、図3のS300から順に処理
を進める。これにより、電源ユニット500は、第4の
障害処理として、記憶装置110の電源を一旦OFFと
した後、再度電源をONとすることができる。従って、
本変形例に係る電源制御装置510により、記憶装置1
10全体のリセットで回復できない障害においても、記
憶装置110の動作を回復できる可能性を得ることがで
きる。
【0054】また、電源制御装置510は、停電により
電源ユニット500からの主電力の供給が停止された場
合においても、その後停電状態が解除された場合に記憶
装置110を起動することができる。具体的には、記憶
装置110は、この場合において以下に示す動作を行
う。
【0055】まず、電源ユニット500は、停電が発生
すると主電力Vcc及び補助電力VccAUXの供給を
停止する。停電状態が解除されると、電源ユニット50
0は、主電力の供給は停止した状態で、補助電力の供給
を開始する。補助電力の供給が開始されると、電源制御
装置510は電源制御の動作を再開する。そして、電源
制御部530は、主電力の供給が停止していることを検
出し、PME#信号を用いて電源ユニット500に主電
力の供給の開始を指示する。電源ユニット500は、電
源制御部530からの指示を受けて、主電力の供給を再
開する。以上に示した通り、本変形例に係る電源制御装
置510により、停電が復旧した後自動的に記憶装置1
10の主電力の供給を開始させることができ、停電の復
旧後に記憶装置110を自動的に起動させることができ
る。
【0056】以上に代えて、障害処理部210は、第1
の障害処理乃至第4の障害処理の開始の指示の組合せと
して、例えば、第1の障害処理は記憶装置110全体の
リセットで第2の障害処理は記憶装置110の電源OF
F/ON等の、他の組合せを用いてもよい。また、電源
制御部530は、主電力の供給が停止してから所定の時
間(例えば10秒等)経過したことを必要条件として、
I/Oバス280を介して主電力の供給の開始を指示し
てもよい。これにより、電源制御部530は、記憶装置
110内のコンデンサ等の放電を待って、記憶装置11
0の電源をONとすることができる。また、電源制御部
530は、障害処理部210が主電力の供給の停止を指
示したことにより電源制御部530が主電力の供給を停
止させ、この結果主電力の供給が停止していることを必
要条件として、I/Oバス280を介して主電力の供給
の開始を指示してもよい。これにより、電源制御部53
0は、記憶装置110の使用者が記憶装置110の電源
をOFFとした場合に、使用者の意図に反して記憶装置
110の電源をONとするのを防ぐことができる。
【0057】図6は、本実施形態の第2変形例に係る電
源制御装置510の電源制御部分を示す。本変形例に係
る電源制御装置510は、障害処理部210、タイマ部
220、電力取得部520、及び電源制御部530に加
え、スイッチ610及びポリスイッチ620を有する。
本変形例における障害処理部210、タイマ部220、
電力取得部520及び電源制御部530は、図5の対応
する部材と同様であるため説明を省略する。
【0058】スイッチ610は、ポリスイッチ620を
介して入力される主電力と、グランドとの間に位置す
る。そして、スイッチ610は、電源制御部530のP
WRCTL信号が論理値1である場合に、記憶装置11
0の主電力Vccをグランドにショートさせる。ポリス
イッチ620は、電力取得部520から入力される主電
力と、スイッチ610の間に位置する。そして、ポリス
イッチ620は、スイッチ610が主電力をグランドに
ショートさせた場合において、主電力とグランドの間に
過電流が流れると、主電力とグランド間の電流の流れを
切断する。
【0059】本変形例に係る電源制御装置510は、以
下に示す動作により、電源ユニット500からの主電力
の供給を停止させる。まず、電源制御部530は、障害
処理部210から主電力の供給を停止させる指示を受け
る。次に、電源制御部530は、PWRCTL信号を論
理値1とする。次に、スイッチ610は、PWRCTL
信号が論理値1に変化したため、電流を通過させる状態
として主電力をグランドにショートさせる。主電力がグ
ランドにショートされると、主電力とグランドの間に過
電流が流れる。ポリスイッチ620は、主電力とグラン
ドの間に過電流が流れると、主電力とグランド間の電流
の流れを切断する。これにより、ポリスイッチ620
は、主電力とグランドのショート状態を、短期間で終わ
らせる。一方、電源ユニット500は、ショート状態を
検出して過電流保護機能(O.C.P:Over Cu
rrent Protection)を動作させ、主電
力の供給を停止する。
【0060】以上に示した様に、本変形例に係る電源制
御装置510は、電源ユニット500の過電流保護機能
を利用して、主電力の供給を停止させる。このため、図
5のPWRCTL信号に相当する信号を電源ユニット5
00に設けることなく、主電力の供給を停止させること
ができる。
【0061】以上に示した様に、本実施形態に係る記憶
装置110によれば、障害処理部210は、タイマ部2
20を用いて設定された期間実行部200が正常に動作
していないことを検出し、実行部200に障害処理を開
始させることができる。また、障害処理部210は、記
憶装置110が通常処理、第1の障害処理、第2の障害
処理のいずれを実行している際にプロセッサ240の異
常を検出したかに応じて、異なる障害処理を開始させる
ことができる。具体的には、第1の障害処理はプロセッ
サ240に対する割り込みを用いて、第2の障害処理は
プロセッサ240のリセットを用いて、また第3の障害
処理は記憶装置110全体のリセットを用いてそれぞれ
障害処理を開始させることで、障害処理の段階を第1の
障害処理、第2の障害処理、第3の障害処理と進める毎
に、より重度の高い障害から回復させることができる。
そして、本実施形態の変形例に係る電源制御装置510
は、記憶装置110の電源を一旦OFFとした後に再度
ONとする、第4の障害処理を提供する。従って、電源
制御装置510を用いることにより、記憶装置110全
体のリセットで回復できない障害においても、動作を回
復できる可能性を備える記憶装置110を提供すること
ができる。
【0062】また、本実施形態に係る記憶装置110に
よれば、障害処理部210は、設定された期間プロセッ
サ240が正常に動作していないことを検出した際に、
内部状態を初期化する範囲が小さい第1の障害処理から
順に障害処理を段階的に進める。これにより、障害情報
取得部230は、障害を解析、特定、及び/又は復旧す
るために用いる障害情報を、可能な限り多く取得するこ
とができる。一方、障害の重度が高い場合においても、
障害処理部210は、最終的には第3の障害処理の開始
時に記憶装置110全体をリセットする。従って、本実
施形態に係る記憶装置110によれば、障害が発生した
場合においても記憶装置110の動作を回復する可能性
を高くすることができる。
【0063】更に、本実施形態に係る記憶装置110に
よれば、障害処理部210は、第1の障害処理の開始時
に駆動部255の動作を停止させる。このため、記憶装
置110は、障害が発生した場合に記録媒体257自体
又は記録媒体257に格納されたデータが、機械的又は
電気的に破壊するのを防ぐことができる。
【0064】以上、本発明を実施形態を用いて説明した
が、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に
は限定されない。上記実施形態に、多様な変更または改
良を加えることができる。そのような変更または改良を
加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれ得ることが、
特許請求の範囲の記載から明らかである。
【0065】例えば、駆動部255は、モータ部258
及び/又はヘッド部259等の機械的動作を行う装置に
は限定されない。また、記憶装置110は、更に入力装
置や表示装置等を備えるPC,ワークステーション、又
はサーバ等の計算機であってもよい。この場合、記憶装
置110は、記憶装置110上で実行されるアプリケー
ションソフトウェア及び/又はオペレーティングシステ
ム等の動作がハングアップしたことを、タイムアウトに
より検出することができる。従って、記憶装置110
は、障害を解析、特定及び/又は復旧するために用いる
障害情報を、可能な限り多く障害情報取得部230に取
得させることができる。そして、本実施形態の変形例に
係る電源制御装置510は、記憶装置110上で実行さ
れるアプリケーションソフトウェア及び/又はオペレー
ティングシステムに障害が発生し、オペレーティングシ
ステムが記憶装置110をシャットダウンして電源をO
FFとした場合においても、記憶装置110を再起動さ
せることができる。
【0066】また、本実施形態に係る実行部200は、
プロセッサ240に代えて通常処理、第1の障害処理、
第2の障害処理、及び第3の障害処理をハードウェアの
みで処理する制御回路により実現されてもよい。
【0067】以上に説明した実施形態によれば、以下の
各項目に示す情報処理装置、電源制御装置、情報処理装
置制御方法、プログラム、及び記録媒体が実現される。
【0068】(項目1) 通常処理、第1の障害処理、
及び第2の障害処理を含む処理のいずれかを実行する実
行部と、前記通常処理中に、前記実行部が第1の期間正
常に動作していないことを必要条件として、前記実行部
に第1の障害処理を開始させ、前記第1の障害処理中
に、前記実行部が第2の期間正常に動作していないこと
を必要条件として、前記実行部に第2の障害処理を開始
させる障害処理部と、前記第1の障害処理の開始後にお
ける前記実行部の内部状態であって、前記第2の障害処
理の開始後には取得できない内部状態を、障害情報とし
て取得する障害情報取得部とを備えることを特徴とする
情報処理装置。 (項目2) 前記実行部は、前記障害処理部が前記第2
の障害処理を開始させた場合に初期化される前記内部状
態を保持する第1の記録部と、前記障害処理部が前記第
2の障害処理を開始させた場合においても初期化されな
い障害情報記録部とを有し、前記第1の障害処理におい
て、前記実行部は、前記第1の記録部に保持された前記
内部状態を取得して、前記障害情報記録部に格納し、前
記障害情報取得部は、前記障害情報記録部に格納された
前記内部状態を、前記障害情報として取得することを特
徴とする項目1記載の情報処理装置。 (項目3) 前記実行部は、前記障害処理部が前記第2
の障害処理を開始させた場合においても初期化されない
第2の記録部を有し、前記障害情報取得部は、前記障害
情報記録部に格納された前記内部状態に加え、前記第2
の記録部が格納する情報を前記障害情報として更に取得
することを特徴とする項目2記載の情報処理装置。
【0069】(項目4) 前記実行部は、前記障害処理
部が前記第2の障害処理を開始させた場合に初期化され
る機能ユニットと、前記障害処理部が前記第2の障害処
理を開始させた場合においても初期化されない障害情報
記録部とを有し、前記第1の障害処理において、前記実
行部は、前記機能ユニットが保持する情報を前記内部状
態として前記障害情報記録部に格納し、前記障害情報取
得部は、前記障害情報記録部に格納された前記内部状態
を、前記障害情報として出力することを特徴とする項目
1記載の情報処理装置。 (項目5) 前記実行部が正常動作していることを示す
正常動作情報を、設定された期間前記実行部から受信し
ない場合に、前記実行部が設定された正常動作していな
いことを検出するタイマ部を更に備え、前記障害処理部
は、前記実行部が前記通常処理中に前記第1の期間正常
に動作していないこと、及び前記実行部が前記第1の障
害処理中に前記第2の期間正常に動作していないこと
を、前記タイマ部を用いて検出することを特徴とする項
目1記載の情報処理装置。 (項目6) 前記実行部は、設定された期間の計測を前
記タイマ部に開始させることを示す情報を、前記正常動
作情報として前記タイマ部に送信することを特徴とする
項目5記載の情報処理装置。
【0070】(項目7) 前記実行部は、前記情報処理
装置を制御する命令を実行するプロセッサを有し、前記
障害処理部は、前記プロセッサに対して割り込みを行う
ことにより前記第1の障害処理を開始させることを特徴
とする項目1記載の情報処理装置。 (項目8) 前記障害処理部は、前記プロセッサをリセ
ットすることにより前記第2の障害処理を開始させるこ
とを特徴とする項目7記載の情報処理装置。 (項目9) 前記障害処理部は、前記情報処理装置をリ
セットすることにより前記第2の障害処理を開始させる
ことを特徴とする項目7記載の情報処理装置。 (項目10) 前記実行部は、前記情報処理装置を制御
する命令を実行するプロセッサを有し、前記障害処理部
は、前記プロセッサをリセットすることにより前記第1
の障害処理を開始させ、前記情報処理装置をリセットす
ることにより前記第2の障害処理を開始させることを特
徴とする項目1記載の情報処理装置。
【0071】(項目11) 前記障害処理部は、前記第
2の障害処理中に、前記実行部が第3の期間正常に動作
していないことを必要条件として、前記実行部に第3の
障害処理を更に開始させ、前記障害情報取得部は、前記
第2の障害処理の開始後における前記実行部の内部状態
であって、前記第3の障害処理の開始後には取得できな
い内部状態を、前記第3の障害処理における前記障害情
報として取得することを特徴とする項目1記載の情報処
理装置。 (項目12) 機械的動作を行う駆動部を更に備え、前
記障害処理部は、前記第1の障害処理の開始を前記実行
部に指示する場合に、前記駆動部の動作を停止させるこ
とを特徴とする項目1記載の情報処理装置。 (項目13) 前記情報処理装置は、外部から受けたデ
ータを格納する記録媒体と、前記記録媒体のアクセスに
用いるモーター部及びヘッド部とを更に備える記憶装置
であって、前記障害処理部は、前記第1の障害処理の開
始を前記実行部に指示する場合に、前記モーター部の動
作及び前記ヘッド部による前記記録媒体のアクセスを停
止させることを特徴とする項目1記載の情報処理装置。
【0072】(項目14) 前記障害処理部は、前記第
1の期間及び前記第2の期間として、同一の期間を用い
ることを特徴とする項目1記載の情報処理装置。 (項目15) 前記情報処理装置本体の入出力バスに接
続され、前記情報処理装置を動作させるために使用され
る主電力を前記情報処理装置から入力する電源制御装置
を更に備え、前記障害処理部は、前記入出力バスを介し
て前記主電力の供給の停止を指示することにより前記第
2の障害処理を開始させ、前記第2の障害処理におい
て、前記電源制御装置は、前記情報処理装置に対する前
記主電力の供給が停止していることを必要条件として、
前記入出力バスを介して主電力の供給の開始を指示し、
前記情報処理装置を起動させることを特徴とする項目1
記載の情報処理装置。
【0073】(項目16) 情報処理装置の入出力バス
に接続される電源制御装置であって、前記情報処理装置
の動作に使用する主電力を、前記情報処理装置から取得
する電力取得部と、前記主電力の供給が停止しているこ
とを必要条件として、前記入出力バスを介して前記主電
力の供給の開始を指示し、前記情報処理装置を起動させ
る電源制御部とを備えることを特徴とする電源制御装
置。 (項目17) 前記入出力バスは、PCIバスであり、
前記電源制御部は、前記PCIバスのPME#(Pow
er Management Event)信号を用い
て前記主電力の供給の開始を指示することを特徴とする
項目16記載の電源制御装置。 (項目18) 前記電源制御部は、前記主電力の供給が
停止してから所定の時間経過したことを必要条件とし
て、前記入出力バスを介して前記主電力の供給の開始を
指示することを特徴とする項目16記載の電源制御装
置。
【0074】(項目19) 前記情報処理装置が正常に
動作していないと判断した場合に、前記入出力バスを介
して前記主電力の供給の停止を指示する障害処理部を更
に備えることを特徴とする項目16記載の電源制御装
置。 (項目20) 前記電源制御部は、前記情報処理装置が
正常に動作していない場合に前記主電力をショートさせ
ることにより、前記情報処理装置内に設けられ、前記主
電力を供給する電源ユニットの過電流保護機能を動作さ
せ、前記電源ユニットによる前記主電力の供給を停止さ
せることを特徴とする項目16記載の電源制御装置。 (項目21) 前記電源制御部は、前記障害処理部が前
記主電力の供給の停止を指示したこと、及び前記主電力
の供給が停止していることを必要条件として、前記入出
力バスを介して前記主電力の供給の開始を指示すること
を特徴とする項目16記載の電源制御装置。 (項目22) 停電により前記主電力の供給が停止さ
れ、その後停電状態が解除された場合に、前記電源制御
部は、前記入出力バスを介して前記主電力の供給の開始
を指示して、前記情報処理装置を起動させることを特徴
とする請求項16記載の電源制御装置。
【0075】(項目23) 情報処理装置に処理を行わ
せる情報処理装置制御方法であって、前記情報処理装置
に、通常処理、第1の障害処理、及び第2の障害処理を
含む処理のいずれかを実行させ、前記通常処理が第1の
期間正常に動作していないことを必要条件として、第1
の障害処理を開始させ、前記第1の障害処理が第2の期
間正常に動作していないことを必要条件として、第2の
障害処理を開始させ、前記第1の障害処理の開始後にお
ける前記実行部の内部状態であって、前記第2の障害処
理の開始後には取得できない内部状態を、障害情報とし
て取得させることを特徴とする情報処理装置制御方法。 (項目24) 情報処理装置に処理を行わせるプログラ
ムであって、前記情報処理装置を、通常処理、第1の障
害処理、及び第2の障害処理を含む処理のいずれかを実
行する実行部と、前記通常処理中に、前記実行部が第1
の期間正常に動作していないことを必要条件として、前
記実行部に第1の障害処理を開始させ、前記第1の障害
処理中に、前記実行部が第2の期間正常に動作していな
いことを必要条件として、前記実行部に第2の障害処理
を開始させる障害処理部と、前記第1の障害処理の開始
後における前記実行部の内部状態であって、前記第2の
障害処理の開始後には取得できない内部状態を、障害情
報として取得する障害情報取得部として動作させること
を特徴とするプログラム。 (項目25) 前記情報処理装置を、前記実行部が正常
動作していることを示す正常動作情報を、設定された期
間前記実行部から受信しない場合に、前記実行部が設定
された正常動作していないことを検出するタイマ部とし
て更に動作させ、前記障害処理部は、前記実行部が前記
通常処理中に前記第1の期間正常に動作していないこ
と、及び前記実行部が前記第1の障害処理中に前記第2
の期間正常に動作していないことを、前記タイマ部を用
いて検出することを特徴とする項目24記載のプログラ
ム。
【0076】(項目26) 情報処理装置に処理を行わ
せるプログラムを記録した記録媒体であって、前記プロ
グラムは、前記情報処理装置を、通常処理、第1の障害
処理、及び第2の障害処理を含む処理のいずれかを実行
する実行部と、前記通常処理中に、前記実行部が第1の
期間正常に動作していないことを必要条件として、前記
実行部に第1の障害処理を開始させ、前記第1の障害処
理中に、前記実行部が第2の期間正常に動作していない
ことを必要条件として、前記実行部に第2の障害処理を
開始させる障害処理部と、前記第1の障害処理の開始後
における前記実行部の内部状態であって、前記第2の障
害処理の開始後には取得できない内部状態を、障害情報
として取得する障害情報取得部として動作させることを
特徴とする記録媒体。 (項目27) 前記プログラムは、前記情報処理装置
を、前記実行部が正常動作していることを示す正常動作
情報を、設定された期間前記実行部から受信しない場合
に、前記実行部が設定された正常動作していないことを
検出するタイマ部として更に動作させ、前記障害処理部
は、前記実行部が前記通常処理中に前記第1の期間正常
に動作していないこと、及び前記実行部が前記第1の障
害処理中に前記第2の期間正常に動作していないこと
を、前記タイマ部を用いて検出することを特徴とする項
目26記載の記録媒体。
【0077】
【発明の効果】上記説明から明らかなように、本発明に
よれば、障害復旧の可能性を高めることにより情報処理
装置の信頼性を更に高め、情報処理装置の各部に発生す
る障害の種類に応じて適切な障害処理を行う情報処理装
置及び電源制御装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係る計算機システム10
0の構成を示す。
【図2】 本発明の実施形態に係る記憶装置110の構
成を示す。
【図3】 本発明の実施形態に係る記憶装置110の処
理の流れを示す。
【図4】 本発明の実施形態に係る計算機120のハー
ドウェア構成の一例を示す。
【図5】 本発明の実施形態の第1変形例に係る記憶装
置110の構成を示す。
【図6】 本発明の実施形態の第2変形例に係る電源制
御装置510の電源制御部分を示す。
【符号の説明】
100 計算機システム 110 記憶装置 120 計算機 200 実行部 210 障害処理部 212 処理状態レジスタ 215 NMI信号 216 CPURESET信号 217 SYSRESET信号 218 PWROFF信号 220 タイマ部 222 タイマレジスタ 230 障害情報取得部 232 障害情報レジスタ 240 プロセッサ 242 レジスタ 245 通信ユニット 247 レジスタ 250 入出力制御ユニット 252 レジスタ 255 駆動部 257 記録媒体 258 モータ部 259 ヘッド部 260 メモリ 262 通常使用領域 264 障害情報記録部 270 メモリ制御ユニット 272 レジスタ 280 I/Oバス 410 CPU 420 ROM 430 RAM 440 通信インターフェイス 450 ハードディスクドライブ 460 フロッピーディスクドライブ 470 CD−ROMドライブ 480 I/Oインターフェイス 490 フロッピーディスク 495 CD−ROM 500 電源ユニット 510 電源制御装置 520 電力取得部 530 電源制御部 610 スイッチ 620 ポリスイッチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 原 稔 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 白鳥 敏幸 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 安部 敦 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 ポール グレコ 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 長徳 裕司 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 (72)発明者 加藤 敬幸 神奈川県大和市下鶴間1623番地14 日本ア イ・ビー・エム株式会社 大和事業所内 Fターム(参考) 5B027 AA05 5B042 GA32 GA37 JJ13 JJ21 JJ27 KK02 KK03 5B054 AA03 BB05 CC01

Claims (27)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通常処理、第1の障害処理、及び第2の
    障害処理を含む処理のいずれかを実行する実行部と、 前記通常処理中に、前記実行部が第1の期間正常に動作
    していないことを必要条件として、前記実行部に第1の
    障害処理を開始させ、前記第1の障害処理中に、前記実
    行部が第2の期間正常に動作していないことを必要条件
    として、前記実行部に第2の障害処理を開始させる障害
    処理部と、 前記第1の障害処理の開始後における前記実行部の内部
    状態であって、前記第2の障害処理の開始後には取得で
    きない内部状態を、障害情報として取得する障害情報取
    得部とを備えることを特徴とする情報処理装置。
  2. 【請求項2】 前記実行部は、前記障害処理部が前記第
    2の障害処理を開始させた場合に初期化される前記内部
    状態を保持する第1の記録部と、 前記障害処理部が前記第2の障害処理を開始させた場合
    においても初期化されない障害情報記録部とを有し、 前記第1の障害処理において、 前記実行部は、前記第1の記録部に保持された前記内部
    状態を取得して、前記障害情報記録部に格納し、 前記障害情報取得部は、前記障害情報記録部に格納され
    た前記内部状態を、前記障害情報として取得することを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  3. 【請求項3】 前記実行部は、 前記障害処理部が前記第2の障害処理を開始させた場合
    においても初期化されない第2の記録部を有し、 前記障害情報取得部は、前記障害情報記録部に格納され
    た前記内部状態に加え、前記第2の記録部が格納する情
    報を前記障害情報として更に取得することを特徴とする
    請求項2記載の情報処理装置。
  4. 【請求項4】 前記実行部は、 前記障害処理部が前記第2の障害処理を開始させた場合
    に初期化される機能ユニットと、 前記障害処理部が前記第2の障害処理を開始させた場合
    においても初期化されない障害情報記録部とを有し、 前記第1の障害処理において、 前記実行部は、前記機能ユニットが保持する情報を前記
    内部状態として前記障害情報記録部に格納し、 前記障害情報取得部は、前記障害情報記録部に格納され
    た前記内部状態を、前記障害情報として出力することを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  5. 【請求項5】 前記実行部が正常動作していることを示
    す正常動作情報を、設定された期間前記実行部から受信
    しない場合に、前記実行部が設定された正常動作してい
    ないことを検出するタイマ部を更に備え、 前記障害処理部は、前記実行部が前記通常処理中に前記
    第1の期間正常に動作していないこと、及び前記実行部
    が前記第1の障害処理中に前記第2の期間正常に動作し
    ていないことを、前記タイマ部を用いて検出することを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  6. 【請求項6】 前記実行部は、設定された期間の計測を
    前記タイマ部に開始させることを示す情報を、前記正常
    動作情報として前記タイマ部に送信することを特徴とす
    る請求項5記載の情報処理装置。
  7. 【請求項7】 前記実行部は、前記情報処理装置を制御
    する命令を実行するプロセッサを有し、 前記障害処理部は、前記プロセッサに対して割り込みを
    行うことにより前記第1の障害処理を開始させることを
    特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  8. 【請求項8】 前記障害処理部は、前記プロセッサをリ
    セットすることにより前記第2の障害処理を開始させる
    ことを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  9. 【請求項9】 前記障害処理部は、前記情報処理装置を
    リセットすることにより前記第2の障害処理を開始させ
    ることを特徴とする請求項7記載の情報処理装置。
  10. 【請求項10】 前記実行部は、前記情報処理装置を制
    御する命令を実行するプロセッサを有し、 前記障害処理部は、前記プロセッサをリセットすること
    により前記第1の障害処理を開始させ、前記情報処理装
    置をリセットすることにより前記第2の障害処理を開始
    させることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  11. 【請求項11】 前記障害処理部は、前記第2の障害処
    理中に、前記実行部が第3の期間正常に動作していない
    ことを必要条件として、前記実行部に第3の障害処理を
    更に開始させ、 前記障害情報取得部は、前記第2の障害処理の開始後に
    おける前記実行部の内部状態であって、前記第3の障害
    処理の開始後には取得できない内部状態を、前記第3の
    障害処理における前記障害情報として取得することを特
    徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  12. 【請求項12】 機械的動作を行う駆動部を更に備え、 前記障害処理部は、前記第1の障害処理の開始を前記実
    行部に指示する場合に、前記駆動部の動作を停止させる
    ことを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  13. 【請求項13】 前記情報処理装置は、外部から受けた
    データを格納する記録媒体と、前記記録媒体のアクセス
    に用いるモーター部及びヘッド部とを更に備える記憶装
    置であって、 前記障害処理部は、前記第1の障害処理の開始を前記実
    行部に指示する場合に、前記モーター部の動作及び前記
    ヘッド部による前記記録媒体のアクセスを停止させるこ
    とを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  14. 【請求項14】 前記障害処理部は、前記第1の期間及
    び前記第2の期間として、同一の期間を用いることを特
    徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  15. 【請求項15】 前記情報処理装置本体の入出力バスに
    接続され、前記情報処理装置を動作させるために使用さ
    れる主電力を前記情報処理装置から入力する電源制御装
    置を更に備え、 前記障害処理部は、前記入出力バスを介して前記主電力
    の供給の停止を指示することにより前記第2の障害処理
    を開始させ、 前記第2の障害処理において、前記電源制御装置は、前
    記情報処理装置に対する前記主電力の供給が停止してい
    ることを必要条件として、前記入出力バスを介して主電
    力の供給の開始を指示し、前記情報処理装置を起動させ
    ることを特徴とする請求項1記載の情報処理装置。
  16. 【請求項16】 情報処理装置の入出力バスに接続され
    る電源制御装置であって、 前記情報処理装置の動作に使用する主電力を、前記情報
    処理装置から取得する電力取得部と、 前記主電力の供給が停止していることを必要条件とし
    て、前記入出力バスを介して前記主電力の供給の開始を
    指示し、前記情報処理装置を起動させる電源制御部とを
    備えることを特徴とする電源制御装置。
  17. 【請求項17】 前記入出力バスは、PCIバスであ
    り、 前記電源制御部は、前記PCIバスのPME#(Pow
    er Management Event)信号を用い
    て前記主電力の供給の開始を指示することを特徴とする
    請求項16記載の電源制御装置。
  18. 【請求項18】 前記電源制御部は、前記主電力の供給
    が停止してから所定の時間経過したことを必要条件とし
    て、前記入出力バスを介して前記主電力の供給の開始を
    指示することを特徴とする請求項16記載の電源制御装
    置。
  19. 【請求項19】 前記情報処理装置が正常に動作してい
    ないと判断した場合に、前記入出力バスを介して前記主
    電力の供給の停止を指示する障害処理部を更に備えるこ
    とを特徴とする請求項16記載の電源制御装置。
  20. 【請求項20】 前記電源制御部は、 前記情報処理装置が正常に動作していない場合に前記主
    電力をショートさせることにより、前記情報処理装置内
    に設けられ、前記主電力を供給する電源ユニットの過電
    流保護機能を動作させ、前記電源ユニットによる前記主
    電力の供給を停止させることを特徴とする請求項16記
    載の電源制御装置。
  21. 【請求項21】 前記電源制御部は、前記障害処理部が
    前記主電力の供給の停止を指示したこと、及び前記主電
    力の供給が停止していることを必要条件として、前記入
    出力バスを介して前記主電力の供給の開始を指示するこ
    とを特徴とする請求項16記載の電源制御装置。
  22. 【請求項22】停電により前記主電力の供給が停止さ
    れ、その後停電状態が解除された場合に、前記電源制御
    部は、前記入出力バスを介して前記主電力の供給の開始
    を指示して、前記情報処理装置を起動させることを特徴
    とする請求項16記載の電源制御装置。
  23. 【請求項23】 情報処理装置に処理を行わせる情報処
    理装置制御方法であって、 前記情報処理装置に、 通常処理、第1の障害処理、及び第2の障害処理を含む
    処理のいずれかを実行させ、 前記通常処理が第1の期間正常に動作していないことを
    必要条件として、第1の障害処理を開始させ、 前記第1の障害処理が第2の期間正常に動作していない
    ことを必要条件として、第2の障害処理を開始させ、 前記第1の障害処理の開始後における前記実行部の内部
    状態であって、前記第2の障害処理の開始後には取得で
    きない内部状態を、障害情報として取得させることを特
    徴とする情報処理装置制御方法。
  24. 【請求項24】 情報処理装置に処理を行わせるプログ
    ラムであって、 前記情報処理装置を、 通常処理、第1の障害処理、及び第2の障害処理を含む
    処理のいずれかを実行する実行部と、 前記通常処理中に、前記実行部が第1の期間正常に動作
    していないことを必要条件として、前記実行部に第1の
    障害処理を開始させ、前記第1の障害処理中に、前記実
    行部が第2の期間正常に動作していないことを必要条件
    として、前記実行部に第2の障害処理を開始させる障害
    処理部と、 前記第1の障害処理の開始後における前記実行部の内部
    状態であって、前記第2の障害処理の開始後には取得で
    きない内部状態を、障害情報として取得する障害情報取
    得部として動作させることを特徴とするプログラム。
  25. 【請求項25】 前記情報処理装置を、前記実行部が正
    常動作していることを示す正常動作情報を、設定された
    期間前記実行部から受信しない場合に、前記実行部が設
    定された正常動作していないことを検出するタイマ部と
    して更に動作させ、 前記障害処理部は、前記実行部が前記通常処理中に前記
    第1の期間正常に動作していないこと、及び前記実行部
    が前記第1の障害処理中に前記第2の期間正常に動作し
    ていないことを、前記タイマ部を用いて検出することを
    特徴とする請求項24記載のプログラム。
  26. 【請求項26】 情報処理装置に処理を行わせるプログ
    ラムを記録した記録媒体であって、 前記プログラムは、前記情報処理装置を、 通常処理、第1の障害処理、及び第2の障害処理を含む
    処理のいずれかを実行する実行部と、 前記通常処理中に、前記実行部が第1の期間正常に動作
    していないことを必要条件として、前記実行部に第1の
    障害処理を開始させ、前記第1の障害処理中に、前記実
    行部が第2の期間正常に動作していないことを必要条件
    として、前記実行部に第2の障害処理を開始させる障害
    処理部と、 前記第1の障害処理の開始後における前記実行部の内部
    状態であって、前記第2の障害処理の開始後には取得で
    きない内部状態を、障害情報として取得する障害情報取
    得部として動作させることを特徴とする記録媒体。
  27. 【請求項27】 前記プログラムは、前記情報処理装置
    を、前記実行部が正常動作していることを示す正常動作
    情報を、設定された期間前記実行部から受信しない場合
    に、前記実行部が設定された正常動作していないことを
    検出するタイマ部として更に動作させ、 前記障害処理部は、前記実行部が前記通常処理中に前記
    第1の期間正常に動作していないこと、及び前記実行部
    が前記第1の障害処理中に前記第2の期間正常に動作し
    ていないことを、前記タイマ部を用いて検出することを
    特徴とする請求項26記載の記録媒体。
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