JP2003248359A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2003248359A
JP2003248359A JP2002047960A JP2002047960A JP2003248359A JP 2003248359 A JP2003248359 A JP 2003248359A JP 2002047960 A JP2002047960 A JP 2002047960A JP 2002047960 A JP2002047960 A JP 2002047960A JP 2003248359 A JP2003248359 A JP 2003248359A
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JP2002047960A
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Junichi Noguchi
淳市 野口
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  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 4D系カラー画像形成装置で中間転写ベルト
もしくは用紙搬送ベルトが駆動伝達部に対してすべって
いることを検知して警告もしくはすべらないように補正
を行う。 【解決手段】 感光体上に可視画像を形成する複数の画
像形成部を有し、所定方向に回転駆動するベルト状の像
坦持体上に感光体上の可視画像を転写するカラー画像形
成装置において、像坦持体の回転駆動速度を検知するた
めの速度検出用パターンを画像出力部に形成する手段
と、速度検出用パターンを像坦持体上の所定位置で読み
取る手段と、速度検出用パターン読み取り手段によって
読み取られた結果に基づいて像坦持体の回転駆動速度を
検知すると、像坦持体の速度検知手段の検知結果に基づ
いて像坦持体が回転駆動時にすべっていることを表示も
しくは警告する手段、を有することを特徴とするカラー
画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は静電方式や電子写真
記録方式などを採用した画像形成装置に関し、特に転写
材搬送体、中間転写体に用いられる無端ベルト(本件に
おいて、転写材搬送体としての無端ベルトおよび中間転
写体としての無端ベルトを総称して転写ベルトと表記す
る)が備えた画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、感光ドラム上に記録情報に応
じて光変調されたレーザービーム光やLED等の発光素
子による光を照射し、電子写真プロセスによって感光体
の静電潜像を現像して転写紙または中間転写ベルトに画
像を転写する記録装置を複数個有し、転写材搬送ベルト
によって転写紙を各記録装置に順次搬送しながら各画像
を転写紙上において多重転写したり、中間転写ベルト上
において各画像を多重転写した後転写紙に一括転写する
等の方法によってカラー画像を形成しうる画像形成装置
が提案されている。
【0003】図2に従来の画像形成装置における転写ベ
ルトの制御を示す。図2においては、水晶発振器201
の出力を分周したクロック信号をモータドライバ202
に入力してベルト駆動モータ203を駆動し、ベルト駆
動回転体206を介して転写ベルト205を駆動してい
る。ここでベルト駆動モータ203の回転状況をセンサ
により検知した信号、すなわちFG信号204をモータ
ドライバにフィードバックして、前記クロック信号との
位相差が一定になるようにモータの加減速制御を行うこ
とにより、モータが常に一定の速度で回転するような制
御を行っている。この結果として転写ベルトを一定速度
で回転することとなる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成に於いては、ベルト駆動回転体206と転写ベ
ルト205間にトナーなどの異物が混入するとベルトが
滑る場合があるという問題がある。転写ベルト205が
滑った場合には、感光ドラム上に形成された各色の可視
像を転写ベルト205に転写する際に、転写開始位置が
ずれてしまう。すると各色の画像先端にずれを生じ、そ
れが画像全体で色ずれを生じさせることとなる。すなわ
ち、特に画像先端の色ずれが全体の画像記録品質に大き
く影響し、これを著しく低下させることがあった。
【0005】本発明の目的は、転写ベルトの回転速度を
監視し、すべりによって回転速度が低下した場合にはエ
ラー表示をして色ずれのある品位の悪い画像を出力しな
いようにすることである。
【0006】さらには転写ベルトの回転速度を監視し、
すべりによって回転速度が低下した場合には回転速度が
常に一定になるように補正制御することにより、出力画
像の色ずれを最小限に押さえて、画像記録品質の高い鮮
明なカラー画像を形成できる画像形成装置を提供するこ
とにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】感光体上に可視画像を形
成する複数の画像形成部を有し、所定方向に回転駆動す
るベルト状の像坦持体上に前記感光体上の可視画像を転
写することでカラー画像を形成するカラー画像形成装置
において、前記像坦持体の回転駆動速度を検知するため
の速度検出用パターンを画像出力部に形成する速度検出
用パターン形成手段と、前記速度検出用パターンを像坦
持体上の所定位置で読み取る速度検出用パターン読み取
り手段と、前記速度検出用パターン読み取り手段によっ
て読み取られた結果に基づいて前記像坦持体の回転駆動
速度を検知する前記像坦持体の速度検知手段と、前記像
坦持体の速度検知手段の検知結果に基づいて前記像坦持
体が回転駆動時にすべっていることを表示もしくは警告
する手段を有する。
【0008】感光体上に可視画像を形成する複数の画像
形成部を有し、所定方向に回転駆動するベルト状の像坦
持体上に前記感光体上の可視画像を転写することでカラ
ー画像を形成するカラー画像形成装置において、前記像
坦持体の回転駆動速度を検知するための速度検出用パタ
ーンを画像出力部に形成する速度検出用パターン形成手
段と、前記速度検出用パターンを像坦持体上の所定位置
で読み取る速度検出用パターン読み取り手段と、前記像
坦持体のテンションを上げる手段と、前記速度検出用パ
ターン読み取り手段によって読み取られた結果に基づい
て前記像坦持体の回転駆動速度を検知する前記像坦持体
の速度検知手段と、前記像坦持体の速度検知手段の検知
結果に基づいて前記像坦持体のテンションを上げること
で前記像坦持体の回転駆動時のすべりを防止する。
【0009】前記カラー画像形成装置において、各色の
レジストレーション補正手段を有し、前記レジストレー
ション補正手段は前記速度検出用パターン形成手段によ
ってレジストレーション補正用パターンを形成し、前記
速度検出用パターン読み取り手段によってレジストレー
ション補正用パターンを読み取る。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面に示す第一の実施例に
基づいて本発明を説明する。
【0011】図1は本発明を実施した画像形成装置の主
要部断面図である。本実施例の画像形成装置は電子写真
方式とし、さらに本発明が特に有効であると考えられる
複数の画像形成部を並列に配し、かつ中間転写方式を採
用したカラー画像出力装置として説明していく。
【0012】カラー画像形成装置は画像読取部1Rと画
像出力部1Pからなる。画像読取部1Rは原稿画像を光
学的に読み取り、電気信号に変換して画像出力部1Pに
送るが、詳細の説明については省略する。
【0013】画像出力部1Pは大別して、画像形成部1
0(4つのステーションa、b、c、dが並設されてお
り、その構成は同一である。)、給紙ユニット20、中
間転写ユニット30、定着ユニット40、クリーニング
ユニット50及び制御ユニット70から構成される。
【0014】さらに、個々のユニットについて詳しく説
明する。画像形成部10は次に述べるような構成になっ
ている。像担持体としての感光ドラム11a、11b、
11c、11dがその中心で軸支され、矢印方向に回転
駆動される。感光ドラム11a〜11dの外周面に対向
してその回転方向に一次帯電器12a、12b、12
c、12d、光学系13a、13b、13c、13d、
折り返しミラー16a、16b、16c、16d、現像
装置14a、14b、14c、14dが配置されてい
る。一次帯電器12a〜12dにおいて感光ドラム11
a〜11dの表面に均一な帯電量の電荷を与える。次い
で光学系13a〜13dにより、記録画像信号に応じて
変調した例えばレーザービームなどの光線を折り返しミ
ラー16a〜16dを介して感光ドラム11a〜11d
上に露光させることによって、そこに静電潜像を形成す
る。さらに、イエロー、シアン、マゼンタ、ブラックと
いった4色の現像剤(以下、これをトナーと呼ぶ)をそ
れぞれ収納した現像装置14a〜14dによって上記静
電潜像を顕像化する。顕像化された可視画像を中間転写
体に転写する画像転写領域Ta、Tb、Tc、Tdの下
流側では、クリーニング装置15a、15b、15c、
15dにより転写材に転写されずに感光ドラム11a〜
11d上に残されたトナーを掻き落としてドラム表面の
清掃を行う。以上に示したプロセスにより、各トナーに
よる画像形成が順次行われる。
【0015】給紙ユニット20は,記録材Pを収納する
ためのカセット21a・bおよび手差しトレイ27、カ
セット内もしくは手差しトレイより記録材Pを一枚ずつ
送り出すためのピックアップローラ22a・bおよび2
6、各ピックアップローラから送り出された記録材Pを
レジストローラまで搬送するための給紙ローラ対23及
び給紙ガイド24、そして画像形成部の画像形成タイミ
ングに合わせて記録材Pを二次転写領域Teへ送り出す
ためのレジストローラ25a、25bから成る。
【0016】中間転写ユニット30について詳細に説明
する。中間転写ベルト31は、中間転写ベルト31に駆
動を伝達する駆動ローラ32、中間転写ベルト31の回
動に従動する従動ローラ33、ベルトを挟んで二次転写
領域Teに対向する二次転写対向ローラ34に巻回させ
る。これらのうち駆動ローラ32と従動ローラ33の間
に一次転写平面Aが形成される。駆動ローラ32はパル
スモータもしくはブラシレスモータ(不図示)によって
回転駆動される。各感光ドラム11a〜11dと中間転
写ベルト31が対向する一次転写領域Ta〜Tdには、
中間転写ベルト31の裏に一次転写用帯電器35a〜3
5dが配置されている。二次転写対向ローラ34に対向
して二次転写ローラ36が配置され、中間転写ベルト3
1とのニップによって二次転写領域Teを形成する。二
次転写ローラ36は中間転写体に対して適度な圧力で加
圧されている。また、中間転写ベルト上、二次転写領域
Teの下流には中間転写ベルト31の画像形成面をクリ
ーニングするためのクリーニングユニット50(ブレー
ド51、および廃トナーを収納する廃トナーボックス5
2)が設けられている。
【0017】定着ユニット40は、内部にハロゲンヒー
ターなどの熱源を備えた定着ローラ41aとそのローラ
に加圧される41b(このローラにも熱源を備える場合
もある)、及び上記ローラ対のニップ部へ転写材Pを導
くためのガイド43、定着ユニットの熱を内部で閉じ込
めるための定着断熱カバー46、47、また、上記ロー
ラ対から排出されてきた転写材Pをさらに装置外部に導
き出すための内排紙ローラ44、外排紙ローラ45、転
写材Pを積載する排紙トレー48などから成る。
【0018】制御ユニット70は、上記各ユニット内の
機構の動作を制御するためのCPU801、CPU80
1にクロックを供給する水晶発振器807、制御プログ
ラムやデータを格納するROM805およびRAM80
3、各種モータ類を駆動するモータドライバ部802、
フォトセンサ60、61からの出力を受け取ってパター
ン出力を出力する受光回路804、パターン出力から転
写ベルトの速度を検知する転写ベルト速度検知部806
からなる。
【0019】次に装置の動作に即して説明を加える。
【0020】CPU801より画像形成動作開始信号が
発せられると、まずピックアップローラ22aにより、
カセット21aから転写材Pが一枚ずつ送り出される。
そして給紙ローラ対23によって転写材Pが給紙ガイド
24の間を案内されてレジストローラ25a、25bま
で搬送される。その時レジストローラは停止されてお
り、紙先端はニップ部に突き当たる。その後、画像形成
部が画像の形成を開始するタイミングに合わせてレジス
トローラは回転を始める。この回転時期は、転写材Pと
画像形成部より中間転写ベルト上に一次転写されたトナ
ー画像とが二次転写領域Teにおいてちょうど一致する
ようにそのタイミングが設定されている。
【0021】一方画像形成部では、画像形成動作開始信
号が発せられると、前述したプロセスにより中間転写ベ
ルト31の回転方向において一番上流にある感光ドラム
11d上に形成されたトナー画像が、高電圧が印加され
た一次転写用帯電器35dによって一次転写領域Tdに
おいて中間転写ベルト31に一次転写される。一次転写
されたトナー像は次の一次転写領域Tcまで搬送され
る。そこでは各画像形成部間をトナー像が搬送される時
間だけ遅延して画像形成が行われており、前画像の上に
レジストを合わせて次のトナー像が転写される事にな
る。以下も同様の工程が繰り返され、結局4色のトナー
像が中間転写ベルト31上において一次転写される。
【0022】その後記録材Pが二次転写領域Teに進
入、中間転写ベルト31に接触すると、記録材Pの通過
タイミングに合わせて二次転写ローラ36に、高電圧を
印加させる。そして前述したプロセスにより中間転写ベ
ルト上に形成された4色のトナー画像が記録材Pの表面
に転写される。その後記録材Pは搬送ガイド43によっ
て定着ローラニップ部まで正確に案内される。そしてロ
ーラ対41a、41bの熱及びニップの圧力によってト
ナー画像が紙表面に定着される。その後、内外排紙ロー
ラ44、45により搬送され、紙は機外に排出され、排
紙トレー48に積載される。
【0023】次に、転写ベルトや紙搬送ベルト上に各色
の画像を転写する多重転写系の画像形成装置に必要な、
各色間のレジストレーション補正動作について説明す
る。
【0024】図3(図1の主要部分の斜視図である)は
画像形成装置のレジストレーション補正用パターン画像
を検知する為のパターン画像検知手段(CCDセンサを
含む)60、61付近の概要図である。中間転写ベルト
31は、原材料としてゴム・エラストマー等の弾性体が
用いられ、周方向のヤング率は1×10Pa以上であ
る。中間転写ベルト31の厚さは、厚み精度や強度を確
保し、かつ柔軟な回転駆動を実現するという観点から
0.3mm〜3mmが望ましい。さらに中間転写ベルト
31は金属粉末(カーボンなど)等の導電剤を添加する
ことで所望の抵抗値(体積抵抗値としては1×1011
Ωcm以下が望ましい)に調節されている。また、駆動
ローラ32に対して巻き付いて駆動を伝達され、矢印B
の方向に回動している。一方発光受光素子で構成される
フォトセンサであるパターン画像検知手段60、61
は、複数の感光ドラムのうち、ベルト進行方向において
最下流に位置する感光ドラム11aと駆動ローラ32の
間に位置し、中間転写ベルト31上に形成されたレジス
トレーション補正用パターン画像を読み取るようになっ
ている。また図3に示すように中間転写ベルト31の両
端部に配置されている。そしてコピー動作を行う前に、
所定のタイミングで中間転写ベルト上にレジストレーシ
ョン補正用パターン画像301を形成し、パターン画像
検知手段60、61で読み取り、各色に相当する感光ド
ラム上でのレジストレーションずれを検出し、記録され
るべき画像信号に電気的補正をかけ、および/またはレ
ーザービーム光路中に設けられている折り返しミラー1
6aを駆動して、光路長変化あるいは光路変化の補正を
行っている。
【0025】次に、本実施例の特徴である転写ベルトの
すべり検知動作について図7のフローチャートに従って
説明する。
【0026】CPU801は、レジストレーション補正
動作に先立って、転写ベルトのすべり検知動作を行う。
まず、ステップ701で転写ベルト31を回転駆動し、
ステップ702で転写ベルト速度検知用パターンを書込
み、これを検知する。この様子は図4(図1の主要部分
の上視図である)に示すように、転写ベルト31の搬送
方向と垂直な線を搬送方向に等間隔に数本有する転写ベ
ルト速度検知用パターン401を転写ベルト31上に形
成し、転写ベルト速度検知用パターンはパターン画像検
知手段(フォトセンサ60もしくは61)によって読み
取られる。ステップ703で転写ベルトの速度が正常か
どうかを判断する。すなわち、図5に示すようにフォト
センサ60の出力が受光回路804で電気信号に変換さ
れ、この信号を受け取った転写ベルト速度検知部806
は転写ベルト31の搬送方向と垂直な線のパターン間隔
を算出し、すなわち転写ベルト31の搬送速度を算出す
ることができる。これによりCPU801は、転写ベル
ト速度検知部806から出力される転写ベルト搬送速度
が正常かどうかを判別し、もし正常と判断された場合は
ステップ704で転写ベルト31の回転駆動を停止し転
写ベルトのすべり検知動作を終了する。もし遅いと判断
した時はステップ705で不図示の表示部等に「中間転
写ユニット30の交換」もしくは「駆動ローラ32部の
清掃」を促す警告を出し、その後ステップ704で転写
ベルト31の回転駆動を停止し転写ベルトのすべり検知
動作を終了する。
【0027】速度判別手段としては、パターン間隔をC
PU801に供給するクロック807をカウントして判
別しても良いし、パターン間隔をあらかじめ駆動ローラ
32を回転駆動するモータ206から生成されるFGパ
ルス204と同周期になるように設定しておきパターン
間隔とFGパルスの位相差から判別しても良い。
【0028】これにより転写ベルトのすべりの有無を検
知でき、すべりによって回転速度が低下した場合にはエ
ラー表示をして色ずれのある品位の悪い画像を出力しな
いようにすることができる。
【0029】次に、本発明に係る第二の実施形態につい
て図8のフローチャートに従って説明する。上記第一の
実施例と説明の重複する部分については同一の符号を付
して説明を省略する。図6は本実施例に係る画像形成装
置の概略図を表す図である。上記第一の実施例と異なる
点は、中間転写ユニット30内に転写ベルトのテンショ
ンを調節することができる従属ローラ36を有すること
である。
【0030】本実施例に係る画像形成装置は上記第一の
実施例と同様に、CPU801は、まずステップ81で
転写ベルト31を回転駆動し、ステップ82で転写ベル
ト速度検知用パターンを書込み、これを検知する。ステ
ップ83で転写ベルトの速度が正常かどうかを判断す
る。その結果、CPU801が転写ベルト速度検知部8
06から出力される転写ベルト搬送速度が、もし正常と
判断された場合はステップ84で転写ベルト31の回転
駆動を停止し転写ベルトのすべり検知動作を終了する。
もし遅いと判断した時は、ステップ85で従属ローラ3
6を矢印D方向に押し当てるようにパルスモータ(不図
示)を駆動する。これにより転写ベルトのテンションを
上げることができる。その後、ステップ82に戻って再
度転写ベルト速度検知用パターン書込みおよび検知を行
い、転写ベルト31の速度が正常になるまで転写ベルト
のテンションを上げる。この結果、すべることなく中間
転写ベルトを駆動することができる。
【0031】従って、常に各色の画像先端の転写位置の
ずれのない、画像記録品質の高い鮮明なカラー画像を形
成することができる。
【0032】上記第一と第二の実施例では、中間転写ベ
ルトを有する画像形成装置について説明したが、用紙搬
送ベルトを有する画像形成装置において実施しても同様
の効果が得られることは明白である。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように本発明に係る第一の
構成によれば、転写ベルト上に速度検知用のパターンを
生成しこれを読み取って転写ベルトの速度を検出するこ
とですべりが生じているかを判別し、すべりが生じてい
るならば転写ユニットを交換するもしくは清掃すること
で転写ベルトのすべりを防止できる。従って、色ずれの
ある品位の悪い画像を出力しないようにすることができ
る。
【0034】また本発明に係る第二の構成によれば、転
写ベルト上に速度検知用のパターンを生成しこれを読み
取って転写ベルトの速度を検出することですべりが生じ
ているかを判別し、すべりが生じているならば転写ベル
トのテンションを上げることで転写ベルトのすべりを防
止できる。従って、各色の画像先端の転写位置のずれの
ない、画像記録品質の高い鮮明なカラー画像を形成する
ことができる。
【0035】また、本発明の第一と第二の構成によれ
ば、パターン検知用センサをレジストレーション補正検
知用センサと共有できるので、さらなる検知ユニットを
追加することなく大幅なコストアップなしで転写ベルト
のすべり検知を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】カラー画像形成装置の概略図。
【図2】転写ベルト上の回転駆動の制御を表わす図。
【図3】フォトセンサーが転写ベルト上のレジストレー
ション補正パターンを読み取る様子を表わす図。
【図4】フォトセンサーが転写ベルト上の転写ベルト速
度検知用パターンを読み取る様子を表わす図。
【図5】カラー画像形成装置の制御ユニット部。
【図6】第二の実施例でのカラー画像形成装置の概略
図。
【図7】第一の実施例での転写ベルトすべり検知動作の
フローチャート。
【図8】第二の実施例での転写ベルトすべり検知動作の
フローチャート。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2H027 DA16 DA50 EB04 EC03 EC06 ED24 EE02 EE04 EE07 EF09 GB05 2H030 AA01 AA06 AB02 AD17 BB02 BB23 BB42 BB53 BB56 2H200 FA04 GA12 GA44 JC04 JC19 JC20 PA11 PA27 PB14 PB16

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 感光体上に可視画像を形成する複数の画
    像形成部を有し、所定方向に回転駆動するベルト状の像
    坦持体上に前記感光体上の可視画像を転写することでカ
    ラー画像を形成するカラー画像形成装置において、 前記像坦持体の回転駆動速度を検知するための速度検出
    用パターンを画像出力部に形成する速度検出用パターン
    形成手段と、 前記速度検出用パターンを像坦持体上の所定位置で読み
    取る速度検出用パターン読み取り手段と、 前記速度検出用パターン読み取り手段によって読み取ら
    れた結果に基づいて前記像坦持体の回転駆動速度を検知
    する前記像坦持体の速度検知手段と、 前記像坦持体の速度検知手段の検知結果に基づいて前記
    像坦持体が回転駆動時にすべっていることを表示もしく
    は警告する手段、を有することを特徴とするカラー画像
    形成装置。
  2. 【請求項2】 感光体上に可視画像を形成する複数の画
    像形成部を有し、所定方向に回転駆動するベルト状の像
    坦持体上に前記感光体上の可視画像を転写することでカ
    ラー画像を形成するカラー画像形成装置において、 前記像坦持体の回転駆動速度を検知するための速度検出
    用パターンを画像出力部に形成する速度検出用パターン
    形成手段と、 前記速度検出用パターンを像坦持体上の所定位置で読み
    取る速度検出用パターン読み取り手段と、 前記像坦持体のテンションを上げる手段と、 前記速度検出用パターン読み取り手段によって読み取ら
    れた結果に基づいて前記像坦持体の回転駆動速度を検知
    する前記像坦持体の速度検知手段と、 前記像坦持体の速度検知手段の検知結果に基づいて前記
    像坦持体のテンションを上げることで前記像坦持体の回
    転駆動時のすべりを防止する、ことを特徴とするカラー
    画像形成装置。
  3. 【請求項3】 前記カラー画像形成装置において、 各色のレジストレーション補正手段を有し、 前記レジストレーション補正手段は前記速度検出用パタ
    ーン形成手段によってレジストレーション補正用パター
    ンを形成し、前記速度検出用パターン読み取り手段によ
    ってレジストレーション補正用パターンを読み取る、こ
    とを特徴とする請求項1および2のカラー画像形成装
    置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011059150A (ja) * 2009-09-07 2011-03-24 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2012063518A (ja) * 2010-09-15 2012-03-29 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2020003683A (ja) * 2018-06-28 2020-01-09 キヤノン株式会社 画像形成装置

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