JP2003247938A - 分光分析装置 - Google Patents

分光分析装置

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JP2003247938A
JP2003247938A JP2002049630A JP2002049630A JP2003247938A JP 2003247938 A JP2003247938 A JP 2003247938A JP 2002049630 A JP2002049630 A JP 2002049630A JP 2002049630 A JP2002049630 A JP 2002049630A JP 2003247938 A JP2003247938 A JP 2003247938A
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河端  真一
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    • G01NINVESTIGATING OR ANALYSING MATERIALS BY DETERMINING THEIR CHEMICAL OR PHYSICAL PROPERTIES
    • G01N21/00Investigating or analysing materials by the use of optical means, i.e. using sub-millimetre waves, infrared, visible or ultraviolet light
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 被計測物の内部品質の解析処理を精度よく且
つ適正に行うことが可能となる分光分析装置を提供す
る。 【解決手段】 計測対象箇所に位置する被計測物に光を
照射する投光手段11と、投光手段11にて被計測物に
照射されてその被計測物を透過した光を受光し、その受
光した光を分光して計測する受光手段12と、その受光
手段12の計測結果に基づいて被計測物の内部品質を解
析する解析手段とを備えて構成されている分光分析装置
において、投光手段11が、複数の光源1を備えるとと
もに、それら複数の光源1からの光を互いに異なる光軸
SLにて計測対象箇所に位置する被計測物に照射するよ
うに構成され、受光手段12が、複数の光源1の夫々か
ら照射されて被計測物から透過した光を受光するよう構
成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、計測対象箇所に位
置する被計測物に光を照射する投光手段と、前記投光手
段にて前記被計測物に照射されてその被計測物を透過し
た光を受光し、その受光した光を計測する受光手段と、
その受光手段の計測結果に基づいて前記被計測物の内部
品質を解析する解析手段とを備えて構成されている分光
分析装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記構成の分光分析装置は、ミカンやり
んご等の果物やその他の農産物のような被計測物におけ
る内部品質、例えば、糖度や酸度等の内部品質を非破壊
状態で計測するためのものである。そして、このような
分光分析装置において、従来では、特開平7−2298
40号公報に示されるように、前記投光手段として、1
つの光源(ランプ)を備えてその光源からの光を計測対
象箇所に位置する被計測物に投射するように構成され、
被計測物から透過した光を受光手段としての1つの受光
部にて受光する構成となっていた。そして、投光手段に
よる光の光軸上に、計測対象箇所及び受光部が夫々位置
するように構成されていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来構成
のように、1つの光源からの光を被計測物に投射して、
その光が被計測物を透過したのち受光手段にて受光され
る構成であれば、次のような不利が面があった。すなわ
ち、上記したような分光分析装置は、例えば、ミカンそ
の他の農産物のように、光の透過率が低く、光が透過し
難い被計測物を計測対象とするものであり、受光手段に
て内部品質の解析を精度よく行うために必要な光量を得
るようにするためには、投光手段による光量はできるだ
け大きい方が好ましいものであるが、上記従来構成にお
いては、1つの光源からの光を被計測物に照射する構成
であるから被計測物に対する光照射量が不足しがちであ
った。
【0004】そこで、被計測物に対する照射光量を大に
させるために光量の大きい大型の光源を用いることが考
えられるが、このような大型の光源を用いるようにする
と、被計測物に光を投射したときに、被計測物の外方側
を迂回して受光手段に直接入射する回り込み光が多く発
生してしまい、検出誤差が大きくなってしまうおそれが
ある。上述したような回り込み光を少なくするために、
例えば凹面形状の光反射板や集光レンズ等の集光手段を
用いて、光源から照射される光を集光して被計測物に照
射される光束の直径を小さくさせるようにしても、大型
の光源の場合には、光を発生するフィラメント自身が大
型となるから、集光した後の光束の直径が大きくなり、
上記したような回り込み光が発生して、被計測物の内部
品質の解析処理を精度よく行えないものとなるおそれが
ある。
【0005】又、被計測物に対する照射光量を大にさせ
るために、小型の光源を用いて印加する電圧を高くして
光出力を高めることも考えられるが、この場合には、光
源の寿命が短くなり、頻繁に光源を交換する等の煩わし
い作業が必要であり、新しい光源に交換して点灯を開始
しても光量が計測に適した安定状態に至るまでの間に時
間がかかる等、被計測物の内部品質の解析処理を適正に
行うことができなくなる不利がある。
【0006】しかも、上記従来構成のように1つの光源
にて光を照射する構成であれば、その光源が故障して点
灯不能状態になると、被計測物の内部品質の解析処理が
全く行えないものとなる不利もある。特に、この分光分
析装置を多量の農産物について内部品質の解析処理を行
う選果設備に適用しているような場合においては、投光
手段が故障して点灯できない間は勿論、点灯を開始して
も光量が計測に適した安定状態に至るまでの間に時間が
かかり、被計測物の内部品質の解析処理を適正に行うこ
とができなくなる不利があった。
【0007】本発明はかかる点に着目してなされたもの
であり、その目的は、上述したような従来構成における
不利を解消して、被計測物の内部品質の解析処理を精度
よく且つ適正に行うことが可能となる分光分析装置を提
供する点にある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の分光分
析装置は、計測対象箇所に位置する被計測物に光を照射
する投光手段と、前記投光手段にて前記被計測物に照射
されてその被計測物を透過した光を受光し、その受光し
た光を分光して計測する受光手段と、その受光手段の計
測結果に基づいて前記被計測物の内部品質を解析する解
析手段とを備えて構成されているものであって、前記投
光手段が、複数の光源を備えるとともに、それら複数の
光源からの光を互いに異なる光軸にて前記計測対象箇所
に位置する前記被計測物に照射するように構成され、前
記受光手段が、前記複数の光源の夫々から照射されて前
記被計測物から透過した光を受光するよう構成されてい
ることを特徴とする。
【0009】すなわち、複数の光源を備えてそれら複数
の光源からの光を計測対象箇所に位置する被計測物に照
射するようにして、受光手段が複数の光源の夫々から照
射されて被計測物を透過した光を受光するようになって
いるので、光照射量が少ない小型の光源を用いるように
しても、受光手段の計測結果に基づいて被計測物の内部
品質を解析するために用いられる光の照射量は、複数の
光源夫々の光照射量を合わせたものとなるから大きいも
のになる。従って、受光手段にて内部品質の解析を適正
に行うのに必要な光量を得ることが可能となる。
【0010】しかも、このように小型の光源を用いるこ
とで、大型の光源を用いるものに比べて被計測物に照射
するときの光束の直径を小さくさせることが可能となる
ので、被計測物の外方側を迂回して受光手段に直接入射
する回り込み光を少なくして、被計測物の内部品質の計
測処理を適正に行えるようにすることが可能になる。
【0011】又、複数の光源からの光を計測対象箇所に
位置する被計測物に照射する構成であるから、1つの光
源が故障して点灯不能状態に陥った場合であっても、他
の光源を利用して被計測物の内部品質の計測処理を行う
ことが可能となり、しかも、1つの光源を高い電圧を印
加させる必要がなく寿命も長くなり、光源の修理交換等
が終了するまでの長い間、被計測物の内部品質の計測処
理が行えなくなるといった不都合を回避して、被計測物
の内部品質の解析処理を適正に行うことが可能となっ
た。
【0012】従って、投光手段による被計測物に対する
光照射量を大きくして被計測物の品質の解析処理を精度
よく行うことが可能になるとともに、被計測物の内部品
質の解析処理を適正に行うことが可能となる分光分析装
置を提供できるに至った。
【0013】請求項2に記載の分光分析装置は、請求項
1において、前記投光手段が、前記複数の光源について
の複数の光軸を交差させるように構成されていることを
特徴とする。
【0014】このように、複数の光源についての複数の
光軸を交差させる状態で、複数の光源からの光が被計測
物に光が照射されるので、1つの光源からの光だけを照
射するものに比べて、被計測物の内部品質の解析処理を
より精度よく行うことが可能となる。説明を加えると、
1つの光源からの光だけが照射される場合や複数の光源
であってもその複数の光源が同じ光軸によって被計測物
に照射されるような場合のように、1つの光軸の光であ
れば、光の照射する箇所によっては、被計測物の内部品
質を解析することができないおそれがある。例えば、被
計測物としてミカンの内部品質を解析する場合、ミカン
はその中芯部分に果肉がなく中空状態となっていること
があるが、1つの光軸での光だけが照射される場合に、
その光がこのような中空部分を通過すると、被計測物を
透過した光は果物の果肉の部分ではなく空気の光透過率
に基づいて内部品質が解析されるといった不都合が生じ
るおそれがある。
【0015】これに対して、上記したように複数の光源
についての複数の光軸を交差させるように構成するの
で、複数の光源のうちの1つのものが中空部分を通過す
ることがあっても、その他の光源からの光は果肉の内部
を通過することになり、被計測物の内部品質を受光手段
にて受光される光に基づいて被計測物の内部品質を適正
に解析することが可能となるのである。因みに、このよ
うに、複数の光軸を交差させるようになっていても、ミ
カン等の被計測物に入射した光は被計測物の内部で拡散
するので、受光手段は被計測物を透過した光を適正に受
光することが可能となる。このように請求項2に記載の
構成によれば、請求項1を実施するのに好適な手段が得
られる。
【0016】請求項3記載の分光分析装置は、請求項2
において、前記複数の光源についての複数の光軸が、前
記計測対象箇所に位置する前記被計測物の表面部又はそ
の近傍にて交差するように構成されていることを特徴と
する。
【0017】すなわち、複数の光源についての複数の光
軸が、計測対象箇所に位置する被計測物の表面部又はそ
の近傍にて交差するように構成されているので、被計測
物に照射される夫々の光は、被計測物の表面部又はその
近傍にて光軸が交差する状態、すなわち、重ね合わさっ
て集合した状態で被計測物を照射する状態となり、被計
測物の外方側から回り込み受光手段に向けて直接入射す
るような回り込み光をできるだけ少ないものにすること
ができ、回り込み光による計測誤差をできるだけ少なく
することが可能になり、請求項2を実施するのに好適な
手段が得られる。
【0018】請求項4記載の分光分析装置は、請求項1
〜3のいずれかにおいて、前記受光手段が、前記複数の
光源についての複数の光軸上から外れた位置に位置する
よう構成されていることを特徴とする。
【0019】すなわち、受光手段が、複数の光源につい
ての複数の光軸上から外れた位置に位置しているので、
計測対象箇所に被計測物が存在しない状態で、複数の光
源夫々から光が照射されることがあっても、光源からの
光が直接、受光手段に照射されることを回避できること
になり、光源からの光が直接入射することによって、受
光手段の温度が上昇して次回の被計測物の透過光の計測
処理を行うときの検出精度が低下するといった不都合
や、受光手段が強い光を繰り返し受光することによって
検出特性が劣化して適正な透過光の計測処理を行うこと
ができないものとなる不都合を未然に回避させることが
可能となり、請求項1〜3のいずれかを実施するのに好
適な手段が得られる。
【0020】請求項5記載の分光分析装置は、請求項1
〜4のいずれかにおいて、前記投光手段が、前記計測対
象箇所に対して前記受光手段の存在箇所とは反対側の箇
所において、前記受光手段と前記計測対象箇所との並び
方向に対して交差する方向に沿って離間させた状態で前
記複数の光源を分散配置し、且つ、前記各光源から前記
交差する方向に沿って投射された光を、前記光軸に沿う
ように屈曲させて、前記計測対象箇所に位置する前記被
計測物に照射するように構成されていることを特徴とす
る。
【0021】すなわち、前記交差する方向に沿って離間
させて分散配置された複数の光源の夫々が前記交差する
方向に沿って光を投射することになり、その投射した光
が、前記光軸に沿うように、言い換えると、前記受光手
段と前記計測対象箇所との並び方向にほぼ沿うように屈
曲して被計測物に照射されることになる。このように構
成することによって、前記計測対象箇所に対して前記受
光手段の存在箇所とは反対側の箇所において、前記各光
源を、前記並び方向の外方側に離間させる必要がなく、
極力、前記並び方向での位置を前記計測対象箇所にでき
るだけ近づけた位置で設置させることが可能となる。
【0022】従って、分光分析装置全体として、前記並
び方向での外形寸法をコンパクトに纏めることができて
装置の小型化が可能となり、請求項1〜4のいずれかを
実施するのに好適な手段が得られる。
【0023】請求項6記載の分光分析装置は、請求項1
〜5のいずれかにおいて、前記被計測物が前記計測対象
箇所を通過するように、搬送手段にて搬送されるように
構成され、この搬送手段の搬送横幅方向の両側部に、前
記投光手段と前記受光手段とが振り分け配置されて構成
されていることを特徴とする。
【0024】被計測物は、計測対象箇所を通過するよう
に搬送手段にて搬送され、搬送される被計測物に対して
搬送手段の搬送横幅方向の一側部に設けられた投光手段
から光が照射され、搬送横幅方向の他側部に設けられた
受光手段にて透過光を受光して分光計測される。このよ
うに構成することで、被計測物を搬送手段によって連続
的に搬送しながら計測処理を行うことで多数の被計測物
の計測処理を能率よく行うことが可能となり、請求項1
〜5のいずれかを実施するのに好適な手段が得られる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る分光分析装置
について、被計測物として例えばミカンの内部品質とし
ての糖度や酸度を計測するための分光分析装置に適用し
た場合について図面に基づいて説明する。
【0026】この分光分析装置は、図1に示すように、
例えばミカンなどの被計測物Mに光を照射する投光手段
としての投光部11と、被計測物Mを透過した光を受光
し、その受光した光を計測する受光手段としての受光部
12と、各部の動作を制御する制御手段としての制御部
13等を備えて構成され、被計測物Mは、搬送手段とし
ての搬送コンベア8により一列で縦列状に載置搬送され
る構成となっており、本分光分析装置による計測対象個
所を順次、通過していくように構成されている。そし
て、計測対象個所に位置する被計測物Mに対して、投光
部11から投射した光が被計測物Mを透過した後に受光
部2にて受光される状態で、投光部11と受光部12と
が、計測対象個所の左右両側部に、すなわち、搬送コン
ベア8の搬送横幅方向の両側部に振り分けて配置されて
構成されている。
【0027】次に、前記投光部11の構成について説明
する。この投光部11は、複数(2個)の光源を備える
とともに、それら複数の光源からの光を互いに異なる照
射用の光軸にて計測対象箇所に位置する被計測物に照射
するように構成されている。又、複数の光源についての
複数の照射用の光軸を交差させるように構成され、しか
も、複数の光源についての複数の照射用の光軸が、計測
対象箇所に位置する被計測物の表面部又はその近傍にて
交差するように構成されている。
【0028】すなわち、前記投光部11は、計測対象箇
所に対して受光部の存在箇所とは反対側の箇所におい
て、受光部12と計測対象箇所との並び方向と交差する
方向(搬送コンベアによる搬送方向)に沿って離間させ
た状態で2個の光源を分散配置して構成されている。つ
まり、受光部12と計測対象箇所との並び方向としての
搬送コンベア8の横幅方向に対して交差する方向である
搬送コンベア8の搬送方向に沿って離間させた状態で2
個の光源1を分散配置している。又、前記各光源から前
記交差する方向に沿って投射された光を、受光部12と
計測対象箇所との並び方向にほぼ沿うように屈曲させ
て、計測対象箇所に位置する被計測物に照射するように
光学系が構成されている。
【0029】説明を加えると、図2に示すように、ハロ
ゲンランプからなる光源1、この光源1から発光する光
を反射させて被計測物Mの表面に焦点を合わせるための
集光手段としての凹面形状の光反射板2、この光反射板
2にて集光される光の焦点位置近くに位置させて、小径
の透過孔を通過させることで集光された後の光の径方向
外方側への広がりを抑制する絞り手段としての絞り板
3、光源1からの光が計測対象個所に照射される状態
と、光を遮断する状態とに切り換え自在なシャッター機
構4、集光された光源1からの光を並行光に変更させる
コリメータレンズ5、並行光に変化した光を反射して屈
曲させる反射板6、この反射板6にて反射された光を集
光させる集光レンズ7とを備えて、1個の光源1に対す
る光学系が構成されている。尚、前記絞り板3は、凹面
形状の光反射板2にて集光された光に含まれる光源1か
ら前面に向けて直接照射されて径方向外方側に広がるよ
うに拡散する直接光が被計測物に照射されないように径
方向外方側への広がりを抑制する構成となっている。こ
のような直接光は、集光された光に対して光束の外方側
にぼやけた光(フレア)を生じさせるので、このような
光が回り込み光として受光部12に入射するのを未然に
防止しているのである。又、前記シャッター機構4は、
詳述はしないが、遮蔽板を電動モータを用いた操作機構
によって揺動操作して、光が計測対象個所に照射される
状態と、光を遮断する状態とに切り換える構成となって
いる。
【0030】そして、このような1つの光源に対する光
学系が2組設けられ、2つの光源1から、投射用の光T
Lが、搬送コンベア8の搬送方向に沿う方向であって且
つ互いに相手側に向かうように投射され、前記反射板6
によって反射して搬送コンベア8の横幅方向にほぼ沿う
方向に向けて屈曲させる構成となっている。このとき屈
曲した後の夫々の照射用の光の光軸SLが互いに交差す
るように傾いた向きとなる状態で被計測物Mを照射する
ようになっており、夫々の照射用の光の光軸SLが計測
対象箇所に位置する被計測物Mの表面部又はその近傍に
て交差するように構成されている。
【0031】前記各照射用の光の光軸SLは、受光部1
2における受光側の光軸CLに対して約15度づつ互い
に離れる方向に傾斜しており、受光部12における受光
位置は、前記各照射用の光の光軸SL上から外れた位置
に位置するように設けられており、計測対象箇所に被計
測物が存在しない状態において、前記各光源1の夫々か
らの光が被計測物にて遮られて直接、受光部12に受光
されることが無いように構成されている。
【0032】次に、受光部12の構成について説明す
る。図1に示すように、被計測物Mを透過した計測対象
光を集光する集光レンズ17、集光レンズ17を通過し
た光のうち後述するような計測対象の波長領域(600
nm〜1000nm)の範囲の光だけを上向きに反射
し、それ以外の波長の光をそのまま通過させるバンドパ
スミラー18、このバンドパスミラー18により上向き
に反射された計測対象光をそのまま通過させる開放状態
と、前記計測対象光の通過を阻止する遮蔽状態とに切り
換え自在なシャッター機構19、開放状態のシャッター
機構19を通過した光が入射されると、その光を分光し
て前記分光スペクトルデータを計測する分光器20、バ
ンドパスミラー18をそのまま直進状態で通過した光の
光量を検出する光量検出センサ21等を備えて構成され
ている。
【0033】前記分光器20は、図3に示すように、受
光位置である入光口22から入射した計測対象光を反射
する反射鏡23と、反射された計測対象光を複数の波長
の光に分光する凹面回折格子24と、凹面回折格子24
によって分光された計測対象光における各波長毎の光強
度を検出することにより分光スペクトルデータを計測す
る受光センサ25とが、外部からの光を遮光する遮光性
材料からなる暗箱26内に配置される構成となってい
る。前記受光センサ25は、凹面回折格子24にて分光
反射された光を同時に各波長毎に受光するとともに波長
毎の信号に変換して出力する、1024ビットのMOS
型ラインセンサにて構成されている。このラインセンサ
は、詳述はしないが、各単位画素毎にフォトダイオード
等の光電変換素子と、その光電変換素子にて得られた電
荷を蓄積するコンデンサ、及び、その蓄積電荷を外部に
出力させるための駆動回路等を内装して構成されてい
る。尚、コンデンサによる電荷蓄積時間は、外部から駆
動回路を介して変更させることができるようになってい
る。
【0034】前記シャッター機構19は、図4に示すよ
うに、放射状に複数のスリット27が形成された円板2
8を、パルスモータ29によって縦軸芯周りで回転操作
される状態で備えて構成され、前記暗箱26の入光口2
2には前記各スリット27が上下に重なると光を通過さ
せる開放状態となり、スリット27の位置がずれると光
を遮断する遮断状態となるように、スリット27とほぼ
同じ形状の透過孔30が形成されており、光の漏洩がな
いように暗箱の入光口22に対して円板28を密接状態
で摺動する状態で配備して構成されている。すなわち、
このシャッター機構19は分光手段としての凹面回折格
子24に対する入光口22に近接する状態で設けられて
いる。
【0035】前記投光部11及び受光部12は、被計測
物Mが通過する計測対象箇所の上方側を迂回するように
設けられた枠体31によって一体的に支持される状態で
設けられ、この枠体31は、上下調節機構32によって
搬送コンベア8に対してその全体の上下方向の位置を変
更調節することができるようになっている。上下調節機
構32については、詳述はしないが、固定部33に対し
て位置固定状態で設置され、電動モータ34にて駆動さ
れるネジ送り機構35によって上下に移動させることが
できるようになっている。そして、搬送コンベア8にお
ける被計測物Mの通過箇所の上方側に位置させて、前記
固定部33にて位置固定される状態で基準体の一例であ
るリファレンスフィルター36が設けられている。この
リファレンスフィルター36は、所定の吸光度特性を有
する光学フィルターで構成され、具体的には、オパール
ガラスを用いて構成されている。
【0036】そして、前記枠体31の全体を上下方向に
位置調節することによって、図5(イ)に示すように、
投光部11からの光が搬送コンベア8に載置される被計
測物Mを透過した後に受光部12にて受光される通常計
測状態と、図5(ロ)に示すように、各投光部11から
の光が前記リファレンスフィルター36を透過した後に
受光部12にて受光されるリファレンス計測状態とに切
り換えることができるように構成されている。
【0037】前記搬送コンベア8は無端回動チェーン8
aに設定間隔をあけて被計測物載置用のバケット8bを
取付けて回動駆動する構成となっており、図7に示すよ
うに、搬送コンベア8による前記計測対象箇所の搬送方
向上手側箇所には、前記バケット8bの中心位置が通過
する毎に検出信号を出力する光学式の通過センサ39が
備えられている。すなわち、この通過センサ39は、被
計測物が計測対象箇所を通過する周期を検出する搬送周
期検出手段として機能することになる。
【0038】前記制御部13は、マイクロコンピュータ
を利用して構成してあり、図6に示すように、受光部1
2によって得られる分光スペクトルデータに基づいて被
計測物の内部品質を解析する解析手段100や、各部の
動作を制御する制御手段としての動作制御手段101が
夫々制御プログラム形式で備えられる構成となってい
る。つまり、後述するような公知技術である分光分析手
法を用いて被計測物Mの内部品質を解析する演算処理を
実行するとともに、シャッター機構19の開閉動作、上
下調節機構32の動作、及び、受光センサ25の動作の
管理等の各部の動作を制御する構成となっている。
【0039】次に、動作制御手段101による制御動作
について説明する。動作制御手段101は、被計測物M
に対する通常の計測に先立って、投光部11からの光を
被計測物Mに代えて前記リファレンスフィルター36に
照射して、そのリファレンスフィルター36からの透過
光を、受光部12にて分光してその分光した光を受光し
て得られた分光スペクトルデータを基準分光スペクトル
データとして求める基準データ計測モードと、搬送コン
ベア8により搬送される被計測物Mに対して、投光部1
1から光を照射して計測分光スペクトルデータを得て、
この計測分光スペクトルデータと前記基準分光スペクト
ルデータとに基づいて、被計測物Mの内部品質を解析す
る通常データ計測モードとに切り換え自在に構成されて
いる。
【0040】詳述すると、前記基準データ計測モードに
おいては、搬送コンベア8による被計測物Mの搬送を停
止させている状態で、上下調節機構32を操作して前記
枠体31を前記リファレンス計測状態に切り換える。そ
して、前記シャッター機構19を開放状態に切り換え
て、投光部11からの光を被計測物Mに代えて前記リフ
ァレンスフィルター36に照射して、そのリファレンス
フィルター36からの透過光を、受光部12にて分光し
てその分光した光を受光して得られた分光スペクトルデ
ータを基準分光スペクトルデータとして計測する。
【0041】そして、前記基準データ計測モードにおい
ては、受光部12への光が遮断された無光状態での受光
センサ18の検出値(暗電流データ)も計測される。す
なわち、前記受光部12のシャッター機構19を遮蔽状
態に切り換えて、そのときの受光センサ18の単位画素
毎における検出値を暗電流データとして求めるようにし
ている。
【0042】次に、通常データ計測モードにおける制御
動作について説明する。この通常データ計測モードにお
いては、上下調節機構32を操作して枠体31を通常計
測状態に切り換えて、搬送コンベア8による被計測物M
の搬送を行う。そして、前記通過センサ39による検出
情報に基づいて、被計測物が前記計測対象箇所を通過す
る周期を検出し、その周期に同期させる状態で、分光し
た光を受光して電荷蓄積動作を設定時間実行する電荷蓄
積処理と、蓄積した電荷を送り出す送出処理とを設定周
期で繰り返すように、受光センサ18の動作を制御す
る。つまり、図7に示すように、各被計測物Mが計測対
象箇所を通過すると予測される時間帯において、受光セ
ンサ18が設定時間T1だけ電荷蓄積処理を実行し、被
計測物Mが計測対象箇所に存在しないと予測される各被
計測物M同士の中間位置付近が計測対象箇所に位置する
ようなタイミングで、設定時間T2だけ、蓄積した電荷
を送り出す送出処理を実行するように、受光センサ25
の動作を制御する。従って、この計測装置では、受光セ
ンサ25による電荷蓄積時間は常に一定で動作する構成
となっている。尚、1秒間に7個づつ被計測物が通過す
るような処理能力とした場合には、電荷蓄積処理を実行
する設定時間T1は、約140msec程度になる。
【0043】そして、動作制御手段101は、受光セン
サ25が前記電荷蓄積処理を行う状態において、受光セ
ンサ25が電荷蓄積処理を行う状態において、遮蔽状態
から開放状態に切り換えてその開放状態を開放維持時間
Txが経過する間維持した後に遮蔽状態に戻すように、
シャッター機構19の動作を制御するよう構成され、変
更指令情報に基づいて、前記開放維持時間Txを変更調
整するように構成されている。この開放維持時間Tx
は、被計測物の品種の違いに応じて変更させる構成とな
っている。説明を加えると、例えば、温州ミカンであれ
は光が比較的透過しやすいので比較的短い時間(10m
sec程度)に設定し、伊予柑であれば光が透過し難い
ので長めの時間(30msec程度)に設定する。この
ような品種の違いによる動作条件の設定は、作業員が人
為的に行う構成となっている。つまり、図5に示すよう
に、品種の違いに応じて設定位置を人為的に切り換える
人為操作式の変更指令手段としての切換操作具40が設
けられ、この切換操作具40の設定情報が制御部13に
入力され、制御部13はその設定情報に従って開放維持
時間Txを変更調整する構成となっている。
【0044】又、動作制御手段101は、前記光量検出
センサ21にて検出される受光量、すなわち、被計測物
の光透過量の実測値の変化に基づいて、被計測物が計測
対象箇所に到達したか否かを検出するようになってお
り、被計測物が到達したことを検出するとシャッター機
構19を開放状態に切り換え、前記開放維持時間Txだ
け開放状態を維持した後に、シャッター機構19を遮蔽
状態に切り換えて計測処理を終了する構成となってい
る。具体的に説明すると、図8に前記光量検出センサ2
1の検出値の時間経過に伴う変化状態を示している。被
計測物が到達するまでは投光部11から投射される光に
よってほぼ最大値が出力されているが、被計測物Mが計
測箇所に至ると計測用光が遮られて光量検出センサの検
出値(受光量)が減少し始めて検出値が予め設定した設
定値以下にまで減少したとき(t1)に、被計測物が計
測箇所に到達したものと判断して、その時点から設定時
間が経過したとき(t2)に、シャッター機構19を開
放状態に切り換える。そして、前記開放維持時間Txだ
け開放状態を維持した後に、シャッター機構19を遮蔽
状態に切り換えるのである。
【0045】尚、このような計測処理を実行していると
きに、搬送コンベア8が異常停止したような場合には、
投光部11におけるシャッター機構4を閉じ操作させて
移動停止している被計測物に長い間、光源からの強い光
が照射されることを防止させるようにしている。
【0046】そして、前記解析手段100は、このよう
にして得られた各種データに基づいて公知技術である分
光分析手法を用いて被計測物Mの内部品質を解析する演
算処理を実行するように構成されている。つまり、上記
したようにして得られた計測分光スペクトルデータを、
前記基準データ計測モードにて求められた基準分光スペ
クトルデータ、及び、暗電流データを用いて正規化し
て、分光された各波長毎の吸光度スペクトルデータを得
るとともに、その吸光度スペクトルデータの二次微分値
を求める。そして、その二次微分値及び予め設定されて
いる検量式により、被計測物Mに含まれる糖度に対応す
る成分量や酸度に対応する成分量を算出する解析演算処
理を実行するように構成されている。吸光度スペクトル
データdは、基準分光スペクトルデータをRd、計測分
光スペクトルデータをSdとし、暗電流データをDaと
すると、
【0047】
【数1】 d=log{(Rd−Da)/(Sd−Da)}
【0048】という演算式にて求められる。そして、制
御部13は、このようにして得られた吸光度スペクトル
データdを二次微分した値のうち特定波長の値と、下記
の数2に示されるような検量式とを用いて、被計測物M
に含まれる糖度や酸度に対応する成分量を算出するので
ある。
【0049】
【数2】 Y=K0+K1・A(λ1)+K2・A(λ2)
【0050】但し、 Y ;成分量 K0,K1,K2 ;係数 A(λ1 ),A(λ2 ) ;特定波長λにおける吸光度
スペクトルの二次微分値
【0051】尚、成分量を算出する成分毎に、特定の検
量式、特定の係数K0,K1,K2、及び、波長λ1,
λ2等が予め設定されて記憶されており、演算手段10
0は、この成分毎に特定の検量式を用いて各成分の成分
量を算出する構成となっている。
【0052】このように、上記構成によれば、2個の光
源1を用いて被計測物に計測用の光を照射するようにし
ているので、内部品質を計測するのに充分な光量の光を
照射することができるものでありながら、夫々の光源は
小型のものであるから、集光させることで、被計測物に
照射される光の光束をできるだけ小径のものにできて、
回り込み光による計測誤差を少なくすることで、被計測
物の内部品質の解析処理を精度よく行えるものとなる。
【0053】〔別実施形態〕以下、別実施形態を列記す
る。
【0054】(1)上記実施形態では、複数の光源から
投射された光を、凹面形状の光反射板にて一度集光させ
た後、コリメータレンズにて並行光に変化させてから反
射板にて反射させることで屈曲させて、再度、集光レン
ズで集光させて被計測物の表面部にて焦点を結ぶように
光学系を構成したが、このような構成に限らず、例え
ば、図10に示すように、凹面形状の光反射板40によ
り集光された光を直接、反射板41にて反射させて屈曲
させ、凹面形状の光反射板40により集光された光が被
計測物Mの表面部にて焦点を結ぶように光学系を構成し
てもよい。
【0055】(2)上記実施形態では、複数(2個)の
光源を搬送コンベアの搬送方向に沿って離間させた状態
で分散配置させる構成としたが、このような構成に限ら
ず、複数の光源を上下方向に沿って並べるように分散配
置させる構成としてもよく、又、2個の光源に限らず、
3個以上の光源を用いて、搬送コンベアの搬送方向に沿
って離間させた状態で分散配置させる構成と、上下方向
に沿って並べるように分散配置させる構成とを組み合わ
せて実施する構成としてもよい。
【0056】(3)上記実施形態では、複数の光源から
投射された光を屈曲させて被計測物に照射させるように
したが、このような構成に限らず、図11に示すよう
に、複数の光源1についての複数の光軸SLを交差させ
る形態で、複数の光源1からの光が光反射板42により
集光された後に屈曲することなくそのまま被計測物Mに
照射されるように構成する構成としてもよい。
【0057】(4)上記実施形態では、前記複数の光源
についての複数の光軸を交差させるように構成され、且
つ、複数の光軸が計測対象箇所に位置する被計測物の表
面部又はその近傍にて交差するように構成されるものを
例示したが、このような構成に限らず、複数の光源につ
いての複数の光軸が平行になるように構成して、複数の
光軸が計測対象箇所に位置する被計測物の異なる個所に
照射されるようにしてもよい。
【0058】又、上記実施形態では、前記受光手段が、
前記複数の光源についての複数の光軸上から外れた位置
に位置するよう構成されるものとしたが、前記受光手段
が、複数の光軸のうちのいずれの光軸上に位置するよう
に構成してもよい。但し、この場合には、被計測物が計
測対象箇所に位置していないときには、光源からの光が
受光手段に直接入射しないように遮蔽する遮蔽機構を設
けるようにするとよい。
【0059】(5)上記実施形態では、前記被計測物が
前記計測対象箇所を通過するように、搬送コンベアにて
搬送される構成としたが、このような構成に限らず、搬
送手段としてロボットハンドにて被計測物を計測対象箇
所に供給するものでもよく、又、搬送手段にて供給する
ものに代えて人為操作にて被計測物を供給するものでも
よい。
【0060】(6)上記実施形態では、投光手段の光源
としてハロゲンランプを用いたが、これに限らず、水銀
灯、Ne放電管等の各種の光源を用いてもよく、受光手
段における受光センサもMOS型ラインセンサに限ら
ず、CCD型ラインセンサ等の他の検出手段を用いるよ
うにしてもよい。
【0061】(7)上記実施形態では、被計測物Mの内
部品質として、糖度や酸度を例示したが、これに限ら
ず、食味の情報等、それ以外の内部品質を計測してもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】分光分析装置の概略構成図
【図2】投光部の構成を示す平面図
【図3】分光器の構成図
【図4】シャッター機構を示す図
【図5】上下位置変更状態を示す図
【図6】制御ブロック図
【図7】設置状態を示す平面図
【図8】計測作動のタイミングチャート
【図9】受光量の変化と計測タイミングを示す図
【図10】別実施形態の投光部の構成を示す平面図
【図11】別実施形態の投光部の構成を示す平面図
【符号の説明】
1 光源 8 搬送手段 11 投光手段 12 受光手段 100 解析手段 SL 光軸 M 被計測物
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2G051 AA05 AA90 BA01 BA06 BA08 BA20 BC01 CA03 CA04 CB02 CC15 DA01 DA06 EA08 EA23 EB01 EB02 2G059 AA01 AA05 BB11 CC20 DD12 EE01 EE12 FF04 FF08 GG03 GG08 HH01 HH02 HH06 JJ05 JJ07 JJ11 JJ13 JJ14 JJ23 KK04 LL04 MM01 MM05 MM12 NN01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 計測対象箇所に位置する被計測物に光を
    照射する投光手段と、 前記投光手段にて前記被計測物に照射されてその被計測
    物を透過した光を受光し、その受光した光を分光して計
    測する受光手段と、 その受光手段の計測結果に基づいて前記被計測物の内部
    品質を解析する解析手段とを備えて構成されている分光
    分析装置であって、 前記投光手段が、 複数の光源を備えるとともに、それら複数の光源からの
    光を互いに異なる光軸にて前記計測対象箇所に位置する
    前記被計測物に照射するように構成され、 前記受光手段が、前記複数の光源の夫々から照射されて
    前記被計測物から透過した光を受光するよう構成されて
    いる分光分析装置。
  2. 【請求項2】 前記投光手段が、前記複数の光源につい
    ての複数の光軸を交差させるように構成されている請求
    項1記載の分光分析装置。
  3. 【請求項3】 前記複数の光源についての複数の光軸
    が、前記計測対象箇所に位置する前記被計測物の表面部
    又はその近傍にて交差するように構成されている請求項
    2記載の分光分析装置。
  4. 【請求項4】 前記受光手段が、前記複数の光源につい
    ての複数の光軸上から外れた位置に位置するよう構成さ
    れている請求項1〜3のいずれか1項に記載の分光分析
    装置。
  5. 【請求項5】 前記投光手段が、 前記計測対象箇所に対して前記受光手段の存在箇所とは
    反対側の箇所において、前記受光手段と前記計測対象箇
    所との並び方向に対して交差する方向に沿って離間させ
    た状態で前記複数の光源を分散配置し、 且つ、前記各光源から前記交差する方向に沿って投射さ
    れた光を、前記光軸に沿うように屈曲させて、前記計測
    対象箇所に位置する前記被計測物に照射するように構成
    されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の分光分
    析装置。
  6. 【請求項6】 前記被計測物が前記計測対象箇所を通過
    するように、搬送手段にて搬送されるように構成され、 この搬送手段の搬送横幅方向の両側部に、前記投光手段
    と前記受光手段とが振り分け配置されて構成されている
    請求項1〜5のいずれか1項に記載の分光分析装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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