JP2003247790A - 沸騰冷却装置 - Google Patents

沸騰冷却装置

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JP2003247790A JP2002049576A JP2002049576A JP2003247790A JP 2003247790 A JP2003247790 A JP 2003247790A JP 2002049576 A JP2002049576 A JP 2002049576A JP 2002049576 A JP2002049576 A JP 2002049576A JP 2003247790 A JP2003247790 A JP 2003247790A
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refrigerant
boiling
tube
container
refrigerant container
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Kazuki Suzuki
和貴 鈴木
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Original Assignee
Denso Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 サイドヒートの姿勢で使用されたとしても、
冷媒の循環を円滑にすることが可能な沸騰冷却装置を提
供すること。 【解決手段】 冷媒容器を構成する5枚のプレート21
〜25のうち、中間プレート22〜24には、沸騰領域
61からガス冷媒をチューブ3aに送る開口部231、
241からなる冷媒流路と、チューブ3bから凝縮後の
液冷媒を沸騰領域61に送る連通路242、連通孔23
2、外周流路221、直線状流路222からなる冷媒流
路とが形成されている。そして、液冷媒の冷媒流路は、
ガス冷媒の冷媒流路より流路が長く、沸騰領域61に対
し下方側からのみ接続している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、冷媒の沸騰と凝縮
による潜熱移動によって発熱体を冷却する沸騰冷却装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は沸騰冷却装置に関して、種々
の出願を行っているが、その中に、特願2001−32
7444号として出願した沸騰冷却装置がある。この沸
騰冷却装置は、発熱電子部品等の発熱体に底面を接して
熱を受ける冷媒容器と、この冷媒容器の内部と連通して
冷媒容器の上面に直立して組み付けられる複数本のチュ
ーブと、この複数本のチューブ同士を連通するヘッダタ
ンクを備えるものである。
【0003】そして、冷媒容器は、表面に発熱体が取り
付けられる受熱プレートと、表面にチューブが取り付け
られる放熱プレートとを有し、この受熱プレートと放熱
プレートとの間に、板厚方向に貫通する複数のスリット
状の開口部を有する2枚の中間プレートを重ね合わせた
ものが示されている。このような積層構造の冷媒容器に
用いられるプレート部材構成の一例を図6に、この冷媒
容器を備える沸騰冷却装置の断面図を図7に示す。
【0004】図6に示す中間プレート124は、チュー
ブが取り付けられる開口部125aが形成された放熱プ
レート125に隣接する中間プレートであり、中間プレ
ート124には、図に示すように、中間プレート124
の図中横方向に延びるスリット状の開口部124aが複
数本並設されている。また、図6に示す中間プレート1
22は、受熱プレート121に隣接する中間プレートで
あり、中間プレート122には、図に示すように、中間
プレート122の図中縦方向に延びるスリット状の開口
部122aが複数本並設されている。
【0005】そして、これらの中間プレート122、1
24を受熱プレート121と放熱プレート125との間
に重ね合わせるときには、スリット状の開口部122a
と開口部124aとが直交するように配置される。これ
により、開口部122aと開口部124aとがすべて連
通し、冷媒容器内に冷媒を貯留するための空間が形成さ
れるようになっている。
【0006】なお、発熱体の取付け範囲を取付面に垂直
方向の冷媒容器内取付面側に投影した部分が沸騰領域で
あり、この沸騰領域において発熱体の熱を受けて冷媒は
蒸発気化する。沸騰領域は、図6に示す一点鎖線で囲ま
れた符号161の範囲となる。
【0007】これらのプレート121、122、12
4、125を積層して構成される冷媒容器102を備え
る沸騰冷却装置101が、図7(a)に示すように冷媒
容器102が下側となるように配置され、冷媒容器10
2の外部底面に取り付けられた発熱体6を冷却するとき
(所謂ボトムヒートで使用するとき)には、冷媒容器1
02内に貯留された冷媒が発熱体6の熱を受けて、主に
沸騰領域において沸騰する。
【0008】沸騰してガス化した冷媒は、主に沸騰領域
の上方にあるチューブ103を通り、ヘッダタンク10
4内を通過して、主に沸騰領域外の上方にあるチューブ
103を介して冷媒容器102内の外周部に戻る。この
とき、チューブ103内において、冷媒は潜熱を外部に
放出して凝縮し液冷媒となるようになっている。
【0009】なお、上記例においては、ヘッダタンク1
04はプレート121、122、124、125を冷媒
容器102とは逆順に積層し構成されている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
沸騰冷却装置においては、図7(b)に示すように冷媒
容器102が側方側となるように配置され、冷媒容器1
02の側方外面に取り付けられた発熱体6を冷却すると
き(所謂サイドヒートで使用するとき)には、冷媒は、
図7(a)に示す所謂ボトムヒートで使用するときとは
異なる経路を流れる。
【0011】冷媒容器102内に貯留された冷媒が発熱
体6の熱を受けて、主に沸騰領域において沸騰し、沸騰
してガス化した冷媒は、図7(b)に示すように、図中
上方側のチューブ103を通り、ヘッダタンク104内
を通過して、図中下方側のチューブ103を介して冷媒
容器102内に戻る。このとき、チューブ103内にお
いて、冷媒は潜熱を外部に放出して凝縮し液冷媒とな
る。
【0012】このとき、冷媒容器102内において沸騰
した冷媒の一部が冷媒容器102内を逆流しようとした
り、ヘッダタンク104内に流入した冷媒の一部が、ヘ
ッダタンク104内を上昇して、図中上方側のチューブ
103内を逆流しようとしたりして、本来の循環方向の
流れと干渉する場合がある。このように、冷媒循環が円
滑に行なわれないと、冷却性能の低下を招く場合がある
という問題がある。
【0013】本発明は、上記点を鑑みてなされたもので
あって、冷媒容器が側方側となるように配置され、冷媒
容器の側方外面に取り付けられた発熱体を冷却するサイ
ドヒートの姿勢で使用されたとしても、冷媒の循環を円
滑にすることが可能な沸騰冷却装置を提供することを目
的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、一面に発熱体(6)が
取り付けられ、内部に発熱体(6)の熱を受けて沸騰す
る冷媒を貯留する冷媒容器(2)と、この冷媒容器
(2)の内部と連通して冷媒容器(2)の発熱体(6)
の取付面に対向する面に略直立して組み付けられた複数
本のチューブ(3a、3b)を有する放熱部(3a、3
b、5)と、複数本のチューブ(3a、3b)同士を連
通するヘッダタンク(4)とを備え、冷媒容器(2)に
貯留されている冷媒が発熱体(6)から受熱して沸騰気
化し、その冷媒蒸気が有する潜熱を放熱部(3a、3
b、5)より放出して発熱体(6)を冷却する沸騰冷却
装置(1)であって、複数本のチューブ(3a、3b)
は、冷媒容器(2)からヘッダタンク(4)へ冷媒を送
る第1のチューブ(3a)と、ヘッダタンク(4)から
冷媒容器(2)へ冷媒を送る第2のチューブ(3b)と
からなり、冷媒容器(2)の内部には、発熱体(6)に
より冷媒が蒸発気化する沸騰領域(61)が形成され、
冷媒容器(2)は、沸騰領域(61)と第1のチューブ
(3a)とを連通する第1の冷媒流路(231、24
1)と、沸騰領域(61)と第2のチューブ(3b)と
を連通する第2の冷媒流路(221、222、232、
242)とを分離して備え、この第2の冷媒流路(22
1、222、232、242)は、第1の冷媒流路(2
31、241)より流路長さが長く形成されており、第
2の冷媒流路(221、222、232、242)のう
ち、取付面が側方となるように配置されたときに沸騰領
域(61)よりも下方となる部位のみと沸騰領域(6
1)とが接続されていることを特徴としている。
【0015】これによると、凝縮した液状冷媒は、第1
冷媒流路(231、241)より長い第2の冷媒流路
(221、222、232、242)を介して沸騰領域
(61)に下方側のみから供給され、冷媒容器(2)内
の沸騰領域(61)で沸騰しガス化した冷媒は、第2の
冷媒流路(221、222、232、242)から第2
のチューブ(3b)方向に逆流し難い。したがって、冷
媒循環を円滑にすることが可能である。
【0016】また、請求項2に記載の発明では、沸騰領
域(61)は、冷媒容器(2)内の略中央に設けられ、
第2のチューブ(3b)は、冷媒容器(2)内の沸騰領
域(61)より外側に組み付けられていることを特徴と
している。
【0017】これによると、請求項1に記載の発明のよ
うに、第2の冷媒流路(221、222、232、24
2)を、第1の冷媒流路(231、241)より流路長
さを長く形成するとともに、沸騰領域(61)に対し下
方となる側からのみ接続させる構成が容易に形成でき
る。
【0018】また、請求項3に記載の発明のように、請
求項2に記載の発明において、第2のチューブ(3b)
は、取付面が側方となるように配置されたときに、冷媒
容器(2)の上方側および下方側に組み付けられている
ようにすることができる。
【0019】また、請求項4に記載の発明では、第2の
チューブ(3b)を複数本備え、この複数本の第2のチ
ューブ(3b)に略均等に冷媒を送るように、ヘッダタ
ンク(4)内に仕切り部(423、433)が形成され
ていることを特徴としている。
【0020】これによると、第2のチューブ(3b)が
複数本ある場合であっても、確実に冷媒循環を円滑にす
ることが可能である。
【0021】また、請求項5に記載の発明では、冷媒容
器(2)は、複数のプレート部材(21、22、23、
24、25)を積層配置して形成されていることを特徴
としている。
【0022】これによると、複数のプレート部材(2
1、22、23、24、25)を積層することで、冷媒
容器(2)を容易に構成することができる。
【0023】また、請求項6に記載の発明では、ヘッダ
タンク(4)は、複数のプレート部材(41、42、4
3、44)を積層配置して形成されていることを特徴と
している。
【0024】これによると、複数のプレート部材(4
1、42、43、44)を積層することで、ヘッダタン
ク(4)を容易に構成することができる。
【0025】また、請求項7に記載の発明では、複数本
のチューブ(3a、3b)間には、放熱フィン(5)が
形成されていることを特徴としている。
【0026】これによると、放熱部(3a、3b、5)
の放熱性能を向上することが可能である。
【0027】なお、上記各手段に付した括弧内の符号
は、後述する実施形態記載の具体的手段との対応関係を
示す。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。
【0029】図1は、本実施形態の沸騰冷却装置の概略
構造を示す図であり、(a)は、概略側面図、(b)
は、沸騰冷却装置を図1(a)の左方側から見た図であ
る。また、図2は、図1(b)のA−A線断面図であ
る。
【0030】図1に示すように、沸騰冷却装置1は、例
えば、半導体素子等の発熱体6を冷却するもので、内部
空間に冷媒を貯留する冷媒容器2と、この冷媒容器2の
内部空間と連通する複数本(本例では7本)のチューブ
3a、3bと、この複数本のチューブ3a、3b同士を
連通するヘッダタンク4と、複数本のチューブ3a、3
bの間に設けられた放熱フィン5とで構成されている。
【0031】なお、図1(a)および図2では、1箇所
のチューブ3a、3b間のみに放熱フィン5を図示し、
他の5箇所のチューブ間では図示を省略している。ここ
で、冷媒容器2内からヘッダタンク4内へ冷媒を送るチ
ューブが、第1のチューブであるチューブ3aであり、
ヘッダタンク4内から冷媒容器2内へ冷媒を送るチュー
ブが、第2のチューブであるチューブ3bである。
【0032】なお、以下の説明において、冷媒容器2に
対する発熱体6の取付け範囲を取付面に垂直方向(図1
(a)中左右方向)の冷媒容器2内取付面側に投影した
部分が沸騰領域であり、この沸騰領域において発熱体6
の熱を受けて冷媒は蒸発気化する。
【0033】図1(a)および図2に示すように、冷媒
容器2は、取付面側のプレート部材である受熱プレート
21、取付面とは反対側の最外部に配置されるプレート
部材である放熱プレート25、および受熱プレート21
と放熱プレート25との間に積層される3枚のプレート
部材である中間プレート22、23、24により構成さ
れている。
【0034】また、ヘッダタンク4は、冷媒容器2を構
成する受熱プレート21と同一構造のプレート部材であ
る外側プレート41、冷媒容器2を構成する放熱プレー
ト25と同一構造のプレート部材である外側プレート4
4、および2枚の外側プレート41、44の間に積層さ
れる2枚のプレート部材である中間プレート42、43
により構成されている。
【0035】受熱プレート21、放熱プレート25、中
間プレート22、23、24、および外側プレート4
1、44、中間プレート42、43は、それぞれろう付
けが可能で、熱伝導性に優れる金属板(例えばアルミニ
ウム板もしくはアルミニウム合金板)からなり、それぞ
れ平面形状が同一な矩形に形成されている。具体的に
は、受熱プレート21および外側プレート41には熱伝
導性よりアルミニウム板を使用し、他のプレート22〜
25、42〜44には母材となるアルミニウム合金板の
表面にろう材層が形成されたクラッド材を使用してい
る。
【0036】図4は、沸騰冷却装置1の積層構造を示す
説明図である。
【0037】図4に示すように、放熱プレート25に
は、スリット状の開口部251が複数形成されている。
また、外側プレート44には、スリット状の開口部44
1が複数形成されている。これら開口部251、441
は後述するチューブ3a、3bが差し込まれる挿入孔で
ある。
【0038】また、各プレート21〜25、41〜44
には、積層時に対応する複数(本例では4ヶ所、ただし
一部図示省略)の部位に、それぞれ貫通孔214、22
4、234、244、254、414、424、43
4、444が設けられている。これらの貫通孔214、
224、234、244、254、414、424、4
34、444は、発熱体6を搭載した図示しない電子機
器等に沸騰冷却器2を螺子止め等する際に使用される孔
である。なお、中間プレート22、23、24、42、
43内に形成された冷媒流路となるスリット等について
は後述する。
【0039】図1(a)、図2および図4に示すチュー
ブ3a、3bは、アルミニウム材の押し出し成形により
内部に複数の管状通路を有する多孔偏平チューブであ
る。また、放熱フィン5は、熱伝導性に優れるアルミニ
ウムの薄肉板材を波状に成形したものである。なお、放
熱フィン5を形成する薄肉板材は、表面にろう材層が形
成されたものを使用している。そして、冷媒容器2およ
びヘッダタンク4を構成する各プレート21〜25、4
1〜44、チューブ3a、3bおよび放熱フィン5を一
体ろう付けして沸騰冷却装置1は形成されている。
【0040】図4において、受熱プレート21および中
間プレート22の、一点鎖線で囲まれた領域は前述の沸
騰領域61である。図4に示すように、中間プレート2
2には、コの字型の外周流路221と、この外周流路2
21の下辺部から沸騰領域61に延びる複数の直線状流
路222とがスリット状に形成されている。また、中間
プレート23、24には、放熱プレート25にチューブ
3aが組み付けられる位置に対応して、スリット状の開
口部231、241がそれぞれ5つ設けられている。
【0041】中間プレート24には、その上下側端部近
傍に、チューブ3bと連通するとともに、中間プレート
24内において図中左右方向に延びるスリット状の連通
路242が形成されている。また、中間プレート23に
は、中間プレート24の連通路242の端部と、中間プ
レート22の外周流路221の端部とを連通できるよう
に連通孔232が形成されている。
【0042】そして、5枚のプレート21〜25が積層
一体化すると、冷媒容器2内において、開口部231お
よび開口部241により沸騰領域61とチューブ3aと
が連通する。また、連通路242、連通孔232、外周
流路221および直線状流路222の下方部により、チ
ューブ3bと沸騰領域61とが連通する。ここで、開口
部231および開口部241が本実施形態における第1
の冷媒流路であり、連通路242、連通孔232、外周
流路221および直線状流路222の下方部が本実施形
態における第2の冷媒流路である。
【0043】一方、ヘッダタンク側において、図4に示
すように、中間プレート43には、外側プレート44に
チューブ3a、3bが組み付けられる位置に対応して、
スリット状の開口部431が7つ設けられている。そし
て、7つの開口部431のうち、上部に設けられた3つ
の開口部431は図中縦方向の延びるスリット状の連通
部432により連通している。
【0044】また、中間プレート42には、上部側に図
中縦方向に延びるスリット状の3つの開口部421が、
下方側に図中縦方向に延びるスリット状の3つの開口部
422が形成されている。開口部421は中間プレート
43の上側3つの開口部431開口位置に対応する部位
に延びており、開口部422は中間プレート43の下側
4つの開口部431開口位置に対応する部位に延びてい
る。すなわち、中間プレート42と中間プレート43が
積層したときには、開口部421により上側3つの開口
部431が連通し、開口部422により下側4つの開口
部431が連通するようになっている。
【0045】そして、開口部421と開口部422との
間には仕切り部423が形成されている。また中間プレ
ート43においても、上側から3番目の開口部431
と、上側から4番目の開口部431との間に実質的にこ
の間を仕切る仕切り部433が形成されている。
【0046】図4に示すように各部材を積層し、これら
を一体化した沸騰冷却装置においては、連通路242、
連通孔232、外周流路221および直線状流路222
の下方部からなる第2の冷媒流路と、開口部231およ
び開口部241からなる第1の冷媒流路とは、冷媒容器
2内で、分離して形成されている。また、連通路24
2、連通孔232、外周流路221および直線状流路2
22の下方部からなる第2の冷媒流路は、開口部231
および開口部241からなる第1の冷媒流路より流路長
さが非常に長いとともに、沸騰領域61に対し、直線状
流路222により下方側からのみ接続している。
【0047】また、沸騰領域61は冷媒容器2内におい
て略中央にあり、第2のチューブであるチューブ3b
は、冷媒容器2内の沸騰領域61より外側の上方側およ
び下方側に組み付けられている。そして、上方側に組み
付けられたチューブ3bは、ヘッダタンク4内の仕切り
部423、433により仕切られた上部側の空間と、下
方側に組み付けられたチューブ3bは、ヘッダタンク4
内の仕切り部423、433により仕切られた下部側の
空間と連通している。
【0048】本実施形態では、上述の各プレート21〜
25、41〜44に設けられたスリットや孔等は、プレ
ス加工により形成した。プレス加工以外に、切削加工、
エッチング加工等により形成することも可能である。な
お、図示を省略しているが、冷媒容器2には、その内部
空間に通じる注入パイプが設けられており、内部空間に
注入パイプを通じて所定量の冷媒が注入され、注入後、
注入パイプの先端を封じ切って密閉されている。また、
冷媒として、本例ではフロンが用いられる。
【0049】次に、上記構成の沸騰冷却装置1の作動に
ついて説明する。
【0050】まず、冷媒容器2の発熱体6取付面が側方
となるように(図1および図2に示すように)沸騰冷却
装置1が配置されている場合(所謂サイドヒートで使用
された場合)について説明する。
【0051】冷媒容器2に貯留されている冷媒は、発熱
体6の熱を受けて主に沸騰領域61において沸騰気化
し、ガス冷媒となって冷媒容器2からチューブ3a内へ
流れ込む。冷媒容器2からチューブ3aへ流れ込んだ冷
媒は、ヘッダタンク4内を通過して外側の2本のチュー
ブ3bから冷媒容器2内へ戻る。
【0052】このとき、冷媒はチューブ3a、3b内を
流れる際に外気との熱交換によって冷却され、凝縮液と
なって冷媒容器2に還流する。上記サイクル(沸騰−凝
縮液化)を繰り返すことにより発熱体6は冷却される。
なお、チューブ3a、3b間には放熱フィン5が配設さ
れているので、冷媒を良好に凝縮することができる。な
お、チューブ3a、3b、および放熱フィン5からなる
構成が本実施形態における放熱部である。
【0053】ここで、冷媒の循環経路を図4に基づいて
詳述すると、沸騰領域61において沸騰した冷媒は、開
口部231および開口部241を通過し、開口部251
に組み付けられたチューブ3aに流入する。そして、上
側2本のチューブ3aを通過した冷媒は、上側から2番
目と3番目の開口部431から開口部421を経由して
最上部の開口部431から上側のチューブ3bに流入す
る。なお、このとき、ヘッダタンク4内において冷媒の
一部は連通部432を経由して最上部の開口部431へ
流れる。
【0054】一方、下側3本チューブ3aを通過した冷
媒は、上側から4番目、5番目および6番目の開口部4
31から開口部422を経由して、最下部の開口部43
1から下側のチューブ3bに流入する。
【0055】上側のチューブ3bを通過した冷媒は、上
側の連通路242に流入し、左右に分流した後、連通孔
232を経由して外周流路221の端部に流入する。下
側のチューブ3bを通過した冷媒は、下側の連通路24
2に流入し、左右に分流した後、連通孔232を経由し
て外周流路221の下辺部両端に流入する。このように
して、外周流路221内で合流した冷媒は、直線状流路
222を上昇し沸騰領域61に下方から還流する。
【0056】次に、冷媒容器2の発熱体6取付面が下方
となるように(図3に示すように)沸騰冷却装置1が配
置されている場合(所謂ボトムヒートで使用された場
合)について簡単に説明する。
【0057】この場合においても、冷媒は、図4に基づ
いて上述したサイドヒートで使用された場合と同様の経
路を流れる。図3は、冷媒容器2の発熱体6取付面が下
方となるように沸騰冷却装置1が配置されている場合
(所謂ボトムヒートで使用された場合)における冷媒の
流れを示している。図2と比較しても明らかなように、
ボトムヒートで使用された場合においても、サイドヒー
トで使用された場合と同様に冷媒が循環し、発熱体6を
冷却する。
【0058】上述の構成および作動によれば、沸騰冷却
装置1は、図2に示すように所謂サイドヒートの姿勢で
使用されたとしても、冷媒容器2内において沸騰領域6
1から流出するガス状冷媒の流路(前述の開口部231
および開口部241からなる第1の冷媒流路)と沸騰領
域61に戻る液状冷媒の流路(前述の連通路242、連
通孔232、外周流路221および直線状流路222の
下方部からなる第2の冷媒流路)とが明確に仕切られ分
離されている。また、チューブについても、冷媒容器2
内からヘッダタンク4内への冷媒送り流路となるチュー
ブ3aと、ヘッダタンク4内から冷媒容器2内への冷媒
戻り流路となるチューブ3bとが明確に分離されてい
る。
【0059】さらに、連通路242、連通孔232、外
周流路221および直線状流路222の下方部からなる
第2の冷媒流路は、開口部231および開口部241か
らなる第1の冷媒流路より流路長さが非常に長いととも
に、沸騰領域61に対し、直線状流路222により下方
側からのみ接続しており、沸騰領域61において沸騰気
化した冷媒が逆流し難い。
【0060】これに加えて、ヘッダタンク4内には仕切
り部423、433が設けられ、チューブ3aを介して
ヘッダタンク4内に流入した冷媒を上下のチューブ3b
にほぼ均等に分配することができる。また、上側のチュ
ーブ3bを通過する冷媒は、ヘッダタンク4内において
上昇する必要があるが、中間プレート43には連通部4
32が形成され、冷媒が無理なく上昇できるようになっ
ている。
【0061】これらにより、沸騰冷却装置1内におい
て、冷媒の循環方向に干渉する流れが発生し難く、冷媒
を円滑に循環することができる。
【0062】また、沸騰冷却装置1は、図3に示すよう
に所謂ボトムヒートの姿勢で使用されたとしても、サイ
ドヒートの姿勢で使用されたときと同一経路に冷媒を円
滑に循環することが可能である。
【0063】また、冷媒容器2およびヘッダタンク4を
それぞれ5枚のプレート21〜25および4枚のプレー
ト41〜44により構成しているので、製造が容易であ
る。
【0064】(他の実施形態)上記一実施形態におい
て、冷媒容器2は、図4に示す形状の5枚のプレート2
1〜25により構成されていたが、沸騰領域61から流
出するガス状冷媒の流路(前述の第1の冷媒流路)と沸
騰領域61に戻る液状冷媒の流路(前述の第2の冷媒流
路)とが明確に仕切られて分離され、第2の冷媒流路
が、第1の冷媒流路より流路長さが長いとともに、沸騰
領域61に対し、サイドヒートの姿勢で使用されるとき
の下方側からのみ接続しているものであれば、これに限
定されるものではない。
【0065】また、上記一実施形態において、ヘッダタ
ンク4は、図4に示す形状の4枚のプレート41〜44
により構成されていたが、戻り流路となる複数のチュー
ブ(上記一実施形態ではチューブ3b)に冷媒を略均等
に送ることができるような構成であればこれに限定され
るものではない。
【0066】例えば、図5に示すように、必要に応じて
スリット等が形成された各プレート21、522、52
3、524、25を積層して冷媒容器を構成し、必要に
応じてスリット等が形成された各プレート41、42、
543、44を積層してヘッダタンクを構成するもので
あってもよい。
【0067】なお、図5において、上記一実施形態と同
様の部分については、同一の符号をつけており、その説
明は省略する。ただし、図5に示した構成の沸騰冷却装
置は、第1のチューブであるチューブ3aが3本、第2
のチューブであるチューブ3bが4本の構成の例であ
る。
【0068】また、上記各実施形態において、チューブ
3の間に所謂コルゲートタイプの放熱フィン5を設けた
が、他のタイプのフィンであってもよい。また、放熱性
能が充分確保できるのであれば、フィンを廃止してもか
まわない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態における沸騰冷却装置の概
略構造を示す図であり、(a)は、概略側面図、(b)
は、(a)の左方側から見た図である。
【図2】本発明の一実施形態における沸騰冷却装置の図
1(b)A−A断面図であり、沸騰冷却装置をサイドヒ
ートの姿勢で使用したときの断面図である。
【図3】本発明の一実施形態における沸騰冷却装置をボ
トムヒートの姿勢で使用したときの断面図である。
【図4】本発明の一実施形態における沸騰冷却装置の積
層構造を示す説明図である。
【図5】本発明の他の実施形態における沸騰冷却装置の
積層構造を示す説明図である。
【図6】従来の沸騰冷却装置の冷媒容器の積層構造を示
す説明図である。
【図7】従来の沸騰冷却装置の断面図であり、(a)
は、ボトムヒートの姿勢で使用した場合の断面図、
(b)は、サイドヒートの姿勢で使用した場合の断面図
である。
【符号の説明】
1 沸騰冷却装置 2 冷媒容器 3a チューブ(第1のチューブ、放熱部の一部) 3b チューブ(第2のチューブ、放熱部の一部) 4 ヘッダタンク 5 放熱フィン(放熱部の一部) 6 発熱体 21 受熱プレート(プレート部材) 22、23、24 中間プレート(プレート部材) 25 放熱プレート(プレート部材) 41、44 外側プレート(プレート部材) 42、43 中間プレート(プレート部材) 231、241 開口部(第1の冷媒流路) 221 外周流路(第2の冷媒流路の一部) 222 直線状流路(第2の冷媒流路の一部) 232 連通孔(第2の冷媒流路の一部) 242 連通路(第2の冷媒流路の一部) 423、433 仕切り部

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一面に発熱体(6)が取り付けられ、内
    部に前記発熱体(6)の熱を受けて沸騰する冷媒を貯留
    する冷媒容器(2)と、 この冷媒容器(2)の内部と連通して前記冷媒容器
    (2)の前記発熱体(6)の取付面に対向する面に略直
    立して組み付けられた複数本のチューブ(3a、3b)
    を有する放熱部(3a、3b、5)と、 前記複数本のチューブ(3a、3b)同士を連通するヘ
    ッダタンク(4)とを備え、 前記冷媒容器(2)に貯留されている冷媒が前記発熱体
    (6)から受熱して沸騰気化し、その冷媒蒸気が有する
    潜熱を前記放熱部(3a、3b、5)より放出して前記
    発熱体(6)を冷却する沸騰冷却装置(1)であって、 前記複数本のチューブ(3a、3b)は、前記冷媒容器
    (2)から前記ヘッダタンク(4)へ冷媒を送る第1の
    チューブ(3a)と、前記ヘッダタンク(4)から前記
    冷媒容器(2)へ冷媒を送る第2のチューブ(3b)と
    からなり、 前記冷媒容器(2)の内部には、前記発熱体(6)によ
    り冷媒が蒸発気化する沸騰領域(61)が形成され、 前記冷媒容器(2)は、前記沸騰領域(61)と前記第
    1のチューブ(3a)とを連通する第1の冷媒流路(2
    31、241)と、前記沸騰領域(61)と前記第2の
    チューブ(3b)とを連通する第2の冷媒流路(22
    1、222、232、242)とを分離して備え、 この第2の冷媒流路(221、222、232、24
    2)は、前記第1の冷媒流路(231、241)より流
    路長さが長く形成されており、前記第2の冷媒流路(2
    21、222、232、242)のうち、前記取付面が
    側方となるように配置されたときに前記沸騰領域(6
    1)よりも下方となる部位のみと前記沸騰領域(61)
    とが接続されていることを特徴とする沸騰冷却装置。
  2. 【請求項2】 前記沸騰領域(61)は、前記冷媒容器
    (2)内の略中央に設けられ、 前記第2のチューブ(3b)は、前記冷媒容器(2)内
    の前記沸騰領域(61)より外側に組み付けられている
    ことを特徴とする請求項1に記載の沸騰冷却装置。
  3. 【請求項3】 前記第2のチューブ(3b)は、前記取
    付面が側方となるように配置されたときに、前記冷媒容
    器(2)の上方側および下方側に組み付けられているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の沸騰冷却装置。
  4. 【請求項4】 前記第2のチューブ(3b)を複数本備
    え、 この複数本の前記第2のチューブ(3b)に略均等に冷
    媒を送るように、前記ヘッダタンク(4)内に仕切り部
    (423、433)が形成されていることを特徴とする
    請求項1ないし請求項3のいずれか1つに記載の沸騰冷
    却装置。
  5. 【請求項5】 前記冷媒容器(2)は、複数のプレート
    部材(21、22、23、24、25)を積層配置して
    形成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項
    4のいずれか1つに記載の沸騰冷却装置。
  6. 【請求項6】 前記ヘッダタンク(4)は、複数のプレ
    ート部材(41、42、43、44)を積層配置して形
    成されていることを特徴とする請求項1ないし請求項5
    のいずれか1つに記載の沸騰冷却装置。
  7. 【請求項7】 前記放熱部(3a、3b、5)は、前記
    複数本のチューブ(3a、3b)間に、放熱フィン
    (5)を備えることを特徴とする請求項1ないし請求項
    6のいずれか1つに記載の沸騰冷却装置。
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