JP2003247615A - チェーンテンショナアームおよびチェーンガイド、これらの成形法ならびに成形金型 - Google Patents

チェーンテンショナアームおよびチェーンガイド、これらの成形法ならびに成形金型

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好丈 秋山
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BorgWarner Morse TEC Japan KK
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    • B29C45/00Injection moulding, i.e. forcing the required volume of moulding material through a nozzle into a closed mould; Apparatus therefor
    • B29C45/16Making multilayered or multicoloured articles
    • B29C45/1635Making multilayered or multicoloured articles using displaceable mould parts, e.g. retractable partition between adjacent mould cavities
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/18Means for guiding or supporting belts, ropes, or chains
    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F16ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
    • F16HGEARING
    • F16H7/00Gearings for conveying rotary motion by endless flexible members
    • F16H7/08Means for varying tension of belts, ropes, or chains
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  • Injection Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガイド本体およびシューの接合面の形状を簡
略化するとともに、ガイド本体に対してシューをより強
固に接合する。 【解決手段】 両側縁に立壁部210が形成された断面
コ字状のシュー取付面21aを有し、第1の樹脂m1か
ら構成されたガイド本体21と、ガイド本体21のシュ
ー取付面21aに対して相補的形状の背面22aを有す
るとともに、シュー取付面21aと同一形状のチェーン
摺動面22bを有し、第2の樹脂m2から構成されたシ
ュー22とからチェーンガイド20を構成する。ガイド
本体21およびシュー22の接合面Cにおいて、第1お
よび第2の樹脂m1,m2は互いに溶融接合されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、動力伝達用チェー
ンのためのチェーンテンショナアームおよびチェーンガ
イドに関する。また本発明は、チェーンテンショナアー
ムおよびチェーンガイドについての新規な成形法および
成形金型に関する。
【0002】
【従来の技術およびその課題】一般に、内燃機関の動弁
装置の駆動に用いられるタイミングシステムにおいて
は、タイミングチェーンの弛み側にチェーンテンショナ
アームをテンショナとともに配設し、張り側にチェーン
ガイドを配設している。
【0003】従来のチェーンテンショナアームおよびチ
ェーンガイドは、例えば特開2000−97300号公
報に示すように、アルミダイキャスト製の本体部と、チ
ェーン摺動面を有する樹脂製のシューとから構成されて
いる。シューには複数の係止爪が設けられ、本体部には
これらの係止爪が係合する複数の係合凹部が形成されて
いる。そして、シューの係止爪を本体部の対応する係合
凹部に係止することにより、シューが本体部に取り付け
られている。
【0004】しかしながら、この場合には、本体部のシ
ュー取付面とシュー背面との間に隙間が発生しやすく、
チェーンがシューのチェーン摺動面上を走行した際に、
シューが本体部のシュー取付面上でがたつきを生じやす
いという問題がある。
【0005】そこで、特開2000−337462号公
報に示すように、本体部をインサート部材としてシュー
を樹脂成形するインサートモールド法を採用したものが
提案されている。
【0006】この場合には、シューを本体部に隙間なく
固定してシューのがたつきをなくすようにすることが可
能であるが、本体部の成形とシューの成形とを別工程で
行う必要があり、成形工程がやや煩雑になる。また、こ
の場合、インサートモールド法の実行時には、シュー成
形用の加熱溶融樹脂がインサート部材としての本体部に
接触するが、このとき、別工程で成形された本体部の表
面はすでに冷却されており、このため、シューおよび本
体部間では、本体部側の樹脂が溶融せず、強固な接合面
が得られない。そこで、上記公報に示すように、たとえ
ば蟻溝結合のような結合部を両者の接合面に設ける必要
があり、このため、接合面の形状がやや複雑になり、成
形金型の構造も複雑になる。
【0007】本発明は、このような従来の実情に鑑みて
なされたもので、チェーンテンショナアームおよびチェ
ーンガイドにおいて、シューおよび本体部の接合面の形
状を簡略化するとともに、シューを本体部により強固に
接合することを目的とする。また、本発明の他の目的
は、チェーンテンショナアームおよびチェーンガイドに
おいて、シューを本体部により強固に接合できる簡略化
された成形法および成形金型を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、動力
伝達用チェーンのためのチェーンテンショナアームまた
はチェーンガイドであって、両側縁に立壁部が形成され
た断面コ字状のシュー取付面を有し、第1の樹脂から構
成された本体部と、本体部のシュー取付面に対して相補
的形状の背面を有するとともに、シュー取付面と同一形
状である断面コ字状のチェーン摺動面を有し、第2の樹
脂から構成されたシューとを備えており、本体部および
シューの接合面において第1および第2の樹脂が互いに
溶融接合されている。
【0009】この場合には、本体部を構成する第1の樹
脂と、シューを構成する第2の樹脂とが、本体部および
シューの接合面において溶融接合されるので、接合面に
蟻溝などの結合部を形成することなく、簡単な形状の接
合面を介して、シューを本体部に確実に固定することが
できるようになる。
【0010】しかも、この場合には、シューの背面が本
体部の両立壁部に挟持された状態でシューが本体部に接
合されるので、単なる平面を介してシューが本体部に接
合される場合に比べ、接合面の接触面積が増加すること
と相俟って、シューが本体部から剥離しにくくなり、よ
り強固にシューを本体部に接合できるようになる。
【0011】第1および第2の樹脂は、請求項2の発明
に記載されているように、それぞれの融点が実質的に等
しい方が好ましい。これは、各樹脂を互いに溶融状態で
接合できるようにして、各樹脂の密着性を向上させるた
めである。
【0012】第1および第2の樹脂は、請求項3の発明
に記載されているように、同一の樹脂から構成されてい
るのが好ましく、さらに第1の樹脂にはグラスファイバ
が混入されているのが好ましい。
【0013】この場合には、本体部およびシューを同一
の樹脂から構成することにより、成形が容易になり、チ
ェーンテンショナアームまたはチェーンガイドの構造を
簡略化できる。また、本体部を構成する第1の樹脂にグ
ラスファイバを混入することにより、本体部の強度を向
上できる。
【0014】請求項4の発明は、チェーンテンショナア
ームまたはチェーンガイドの成形法である。この成形法
においては、まず、射出成形金型における本体部成形用
キャビティ内に第1の溶融樹脂を射出注入する。次に、
第1の溶融樹脂の射出注入終了後すぐに、スライド型を
スライドさせて射出成形金型内にシュー成形用キャビテ
ィを形成する。この状態から、シュー成形用キャビティ
内に第2の溶融樹脂を射出注入する。
【0015】この場合には、射出成形金型に対して第1
の溶融樹脂の射出注入終了後直ちに第2の溶融樹脂が射
出注入されるので、第1および第2の樹脂の接合面にお
いて各樹脂を互いに溶融させた状態で接合でき、これに
より、シューを本体部に確実に固定できる。しかも、こ
の場合には、射出成形金型のキャビティ内を仕切るため
に、射出成形金型とは別個に仕切部材などを設ける必要
がなく、射出成形時にスライド型をスライドさせるだけ
でよいので、チェーンテンショナアームまたはチェーン
ガイドを簡単に成形できるようになる。
【0016】請求項5の発明は、チェーンテンショナア
ームまたはチェーンガイドを成形するための成形金型で
あって、チェーンテンショナアームまたはチェーンガイ
ドの本体部を成形するための本体部成形用キャビティを
有する本体部成形用金型と、本体部成形用金型の本体部
成形用キャビティに対して接近・離反可能に設けられた
スライド型とを有している。スライド型は、本体部成形
用キャビティを限定する本体部成形位置と、シュー成形
用キャビティを限定するシュー成形位置をとり得るよう
になっている。
【0017】請求項5の発明によれば、本体部の成形時
には、スライド型を本体部成形位置に配置し、またシュ
ー成形時には、スライド型をシュー成形位置に配置する
ことにより、本体部およびシューを接合面で溶融接合さ
せることができるようになり、これにより、シューを本
体部に確実に固定できる。しかも、この場合には、射出
成形金型のキャビティ内を仕切るために、射出成形金型
とは別個に仕切部材などを設ける必要がないので、成形
金型の構造を簡略化できる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施態様を添付図
面に基づいて説明する。図1は本発明の一実施態様によ
るチェーンテンショナアームおよびチェーンガイドが採
用されたエンジンタイミングシステムの概略構成図、図
2は図1のII-II 線断面図であって、チェーンガイドの
横断面を示す図、図3ないし図6は本発明の一実施態様
によるチェーンガイドの成形金型および成形法を説明す
るための図である。
【0019】図1に示すように、このエンジンタイミン
グシステム1は、クランクシャフト2に固定されたクラ
ンクスプロケット3と、カムシャフト4,5にそれぞれ
固定されたカムスプロケット6,7と、これらのスプロ
ケット3,6,7に巻き掛けられたサイレントチェーン
8とを備えている。なお、図中の矢印aはクランクシャ
フト2の回転方向を、矢印bはサイレントチェーン8の
走行方向をそれぞれ示している。
【0020】サイレントチェーン8の弛み側スパンに
は、テンショナアーム10が配置されている。テンショ
ナアーム10は、アーム本体11と、これに装着され、
チェーン8が摺動するシュー12とを有している。アー
ム本体11は、その一端を挿通する支軸13の回りを回
動自在になっている。アーム本体11の先端(自由端)
には、液圧テンショナ15のピストン15aが当接して
いる。
【0021】一方、サイレントチェーン8の張り側スパ
ンには、チェーンガイド20が配置されている。チェー
ンガイド20は、ガイド本体21と、これに装着され、
チェーン8が摺動するシュー22とを有している。ガイ
ド本体21は、その両端をそれぞれ挿通する支軸23,
24を介してエンジン側に固定されている。
【0022】図2に示すように、チェーンガイド20の
ガイド本体21は、概略I字状の横断面を有しており、
そのシュー取付面21aは、両側縁に立壁部210が形
成されることにより断面コ字状に形成されている。
【0023】シュー22の背面22aは、ガイド本体2
1のシュー取付面21aに対して相補的形状を有してお
り、ガイド本体21およびシュー22の接合面Cにおい
て、両部材をそれぞれ構成する各樹脂は互いに溶融接合
されている。シュー22の背面22aと逆側には、チェ
ーンが走行し得るチェーン摺動面22bが形成されてい
る。チェーン摺動面22bは、その両側縁に立壁部22
0が形成されることにより断面コ字状に形成されてお
り、ガイド本体21のシュー取付面21aと同一形状を
有している。
【0024】次に、チェーンガイド20の成形法および
成形金型について、図3ないし図6を用いて説明する。
チェーンガイド20は、射出成形法により成形され、そ
の成形金型は、ガイド本体21を成形するためのキャビ
ティS1(図3)を有するガイド本体成形型50と、ガ
イド本体成形型50の内部にスライド自在に設けられた
スライド型51とから構成されている。
【0025】スライド型51には、ガイド本体成形型5
0のキャビティS1と対向する側に、ガイド本体21の
シュー取付面21aおよびシュー22のチェーン摺動面
22bに対応する断面コ字状の対向面51bを有してい
る。スライド型51は、キャビティS1を限定するガイ
ド本体成形位置(図3,図4)と、シュー成形用キャビ
ティS2を限定するシュー成形位置(図5,図6)とを
とり得るように、ガイド本体成形型50のキャビティS
1に対して接近・離反可能に設けられている。また、ガ
イド本体成形型50には、キャビティS1内に第1の溶
融樹脂を射出注入するためのスプル50aと、キャビテ
ィS2内に第2の溶融樹脂を射出注入するためのスプル
51aとが設けられている。
【0026】このような射出成形金型を用いて、チェー
ンガイド20を射出成形する際には、まず、図3に示す
ように、スライド型51をガイド本体成形位置に配置す
る。このとき、ガイド本体成形型50およびスライド型
51により、キャビティS1が限定されている。また、
このとき、スプル50aの先端はキャビティS1内に開
口しているが、スプル51aの先端はスライド型51の
側壁面により閉塞されている。
【0027】この状態から、図4に示すように、スプル
50aからキャビティS1内に溶融状態の第1の樹脂m
1を射出注入する。第1の樹脂m1の射出注入終了後す
ぐに、図5に示すように、スライド型51をガイド本体
成形型50から離反する方向にスライドさせる。このス
ライド移動により、第1の樹脂m1とスライド型51と
の間に、キャビティS2が形成される。また、このと
き、スプル51aの先端は、キャビティS2内に開口し
ている。
【0028】次に、図6に示すように、スプル51aか
らキャビティS2内に溶融状態の第2の樹脂m2を射出
注入する。この第2の樹脂m2の射出注入時には、第1
の樹脂m1が冷却固化する前の状態にあり、このため、
第1および第2の樹脂m1,m2は、その接合面におい
て互いに溶融接合することになる。これにより、ガイド
本体21およびシュー22の接合面に蟻溝などの結合部
を形成することなく、簡単な形状の接合面を介して、シ
ュー22をガイド本体21に確実に固定できるようにな
る。
【0029】また、この場合には、シュー22の背面2
2aがガイド本体21の両立壁部210により挟持され
た状態で、シュー22がガイド本体21に接合されるの
で、単なる平坦面を介して接合されるよりも、接合面の
接触面積が増加することと相俟って、シュー22がガイ
ド本体21から剥離しにくくなり、シュー22をガイド
本体21に一層強固に固定できるようになる。
【0030】なお、第1および第2の樹脂m1,m2の
それぞれの熱膨張係数は実質的に等しい方が好ましい。
これは、各樹脂m1,m2が冷却されて固化する際に、
各樹脂m1,m2の熱収縮量の差が原因で、各樹脂にヘ
アクラックや亀裂が生じるのを防止するとともに、チェ
ーンガイドの使用中にチェーンガイドの周囲温度の急激
な上昇または下降が原因で、同様に各樹脂にヘアクラッ
クや亀裂が生じるのを防止するためである。
【0031】第1および第2の樹脂m1,m2は、同一
の樹脂である方がさらに好ましい。この場合には、成形
工程が容易になり、チェーンガイドの構造をさらに簡略
化できる。
【0032】第1および第2の樹脂m1,m2として
は、例えばナイロン66などの樹脂がそれぞれ用いられ
るが、第1の樹脂m1には、ガイド本体21を強化する
ために、グラスファイバが混入されたものが好ましい。
【0033】また、本実施態様による成形法によれば、
射出成形金型のキャビティ内を仕切るために、射出成形
金型とは別個に仕切部材などを設ける必要がなく、射出
成形時にスライド型をスライドさせるだけでよいので、
チェーンガイドを簡単に成形できるようになるととも
に、成形金型の構造を簡略化できる。
【0034】なお、シュー22のチェーン摺動面22b
は、各立壁部220間においてシュー長手方向に延びる
複数の油溝を有していてもよい。この場合には、長手方
向に延びる複数本の突起が対向面51bに設けられたス
ライド型51を用いて射出成形を行うようにすればよ
い。
【0035】前記実施態様では、チェーンガイドを例に
とって、その断面形状および成形方法について説明して
きたが、本発明は、チェーンテンショナアームにも同様
に適用することができ、チェーンガイドと同様の成形方
法により成形することが可能である。
【0036】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、シューお
よび本体部の接合面の形状を簡略化できるともに、シュ
ーを本体部により強固に接合できる効果がある。また本
発明によれば、シューを本体部により強固に接合できる
簡略化された成形法および成形金型を提供できる効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施態様によるチェーンテンショナ
アームおよびチェーンガイドが採用されたエンジンタイ
ミングシステムの概略構成図である。
【図2】図1のII-II 線断面図であって、チェーンガイ
ドの横断面を示す図である。
【図3】チェーンガイドの成形法を説明するための図で
ある。
【図4】チェーンガイドの成形法を説明するための図で
ある。
【図5】チェーンガイドの成形法を説明するための図で
ある。
【図6】チェーンガイドの成形法を説明するための図で
ある。
【符号の説明】
8: サイレントチェーン 10:(チェーン)テンショナアーム 11: アーム本体(本体部) 12: シュー 20: チェーンガイド 21: ガイド本体(本体部) 210: 立壁部 21a: シュー取付面 22: シュー 220: 立壁部 22a: 背面 22b: チェーン摺動面 C: 接合面 50: ガイド本体成形型 51: スライド型 S1: ガイド本体成形用キャビティ S2: シュー成形用キャビティ m1: 第1の樹脂 m2: 第2の樹脂

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 動力伝達用チェーンのためのチェーンテ
    ンショナアームまたはチェーンガイドであって、 両側縁に立壁部が形成された断面コ字状のシュー取付面
    を有し、第1の樹脂から構成された本体部と、 前記本体部の前記シュー取付面に対して相補的形状の背
    面を有するとともに、前記シュー取付面と同一形状であ
    る断面コ字状のチェーン摺動面を有し、第2の樹脂から
    構成されたシューとを備え、 前記本体部および前記シューの接合面において前記第1
    および第2の樹脂が互いに溶融接合されている、ことを
    特徴とするチェーンテンショナアームまたはチェーンガ
    イド。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記第1および第2の樹脂の各融点が実質的に等しい、
    ことを特徴とするチェーンテンショナアームまたはチェ
    ーンガイド。
  3. 【請求項3】 請求項2において、 前記第1および第2の樹脂が同一の樹脂から構成される
    とともに、前記第1の樹脂にグラスファイバが混入され
    ている、ことを特徴とするチェーンテンショナアームま
    たはチェーンガイド。
  4. 【請求項4】 チェーンテンショナアームまたはチェー
    ンガイドの成形法であって、 射出成形金型における本体部成形用キャビティ内に第1
    の溶融樹脂を射出注入し、その注入終了後すぐにスライ
    ド型をスライドさせて射出成形金型内にシュー成形用キ
    ャビティを形成するとともに、該シュー成形用キャビテ
    ィ内に第2の溶融樹脂を射出注入することにより、行わ
    れている、ことを特徴とするチェーンテンショナアーム
    またはチェーンガイドの成形法。
  5. 【請求項5】 チェーンテンショナアームまたはチェー
    ンガイドを成形するための成形金型であって、 チェーンテンショナアームまたはチェーンガイドの本体
    部を成形するための本体部成形用キャビティを有する本
    体部成形用金型と、 前記本体部成形用金型の前記本体部成形用キャビティに
    対して接近・離反可能に設けられ、前記本体部成形用キ
    ャビティを限定する本体部成形位置と、シュー成形用キ
    ャビティを限定するシュー成形位置とをとり得るスライ
    ド型と、を備えたチェーンテンショナアームまたはチェ
    ーンガイドの成形金型。
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