JP2003247503A - 圧送機械における油圧ポンプの流量調整装置 - Google Patents

圧送機械における油圧ポンプの流量調整装置

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JP2003247503A
JP2003247503A JP2002047775A JP2002047775A JP2003247503A JP 2003247503 A JP2003247503 A JP 2003247503A JP 2002047775 A JP2002047775 A JP 2002047775A JP 2002047775 A JP2002047775 A JP 2002047775A JP 2003247503 A JP2003247503 A JP 2003247503A
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hydraulic
hydraulic pump
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discharge amount
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Junshi Kajitani
順士 梶谷
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 簡単な構造により二つのアクチュエータの負
荷に見合った吐出量に調整することができる圧送機械に
おける油圧ポンプの流量調整装置を提供する。 【解決手段】 一つの主油圧ポンプ13で負荷の異なる
第1及び第2の油圧シリンダ4,7へ交互に作動油を供
給するコンクリートポンプ車において、前記主油圧ポン
プ13の吐出量を瞬間的に変化させる電磁切換弁21
と、前記第1及び第2の油圧シリンダ4,7の作動状態
を検出するリードスイッチ8a,8b及び近接スイッチ
9a,9bと、これらリードスイッチ8a,8b及び近
接スイッチ9a,9bからの検出信号に基づいて前記電
磁切換弁21を切換制御して前記第1及び第2の油圧シ
リンダ4,7の負荷に見合った吐出量に調整する制御回
路10と、を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、コンクリートポン
プ車やヘドロ圧送機等、流動体を圧送する圧送機械にお
ける油圧ポンプの流量調整装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、コンクリートポンプ車は、図3
に示すように、図示しないミキサー車から搬入された、
ホッパー100 内の生コンクリートを、ピストン式ポンプ
101 により図示しないブームを介して打設場所に圧送・
打設するようになっている。
【0003】前記ピストン式ポンプ101 は、二本のコン
クリートシリンダ102a,102b及びコンクリートピストン
103a,103bがポンプ駆動用の第1の油圧シリンダ(アク
チュエータ)104 の伸縮作動で交互にホッパー100 内の
生コンクリートを吸入・排出するように構成され、その
第1の油圧シリンダ104 の作動タイミングと、前記ピス
トン式ポンプ101 の吸,排口切換用のゲートバルブ105
を駆動する第2の油圧シリンダ106 (アクチュエータ)
の作動タイミングとが相互に関連付けられている。
【0004】即ち、第1の油圧シリンダ104 の二つのピ
ストン104a,104bの上死点位置(圧送行程終了点)を検
出するリードスイッチ107a,107bの信号とゲートバルブ
105の切換作動位置を検出する近接スイッチ108a,108b
の信号とが制御回路109 に入力され、この制御回路109
は前記検出信号に基づいて第1電磁切換弁110 と第2電
磁切換弁111 とを切換制御し、主油圧ポンプ112 からの
作動油をポンプ駆動用の第1の油圧シリンダ104 とゲー
トバルブ駆動用の第2の油圧シリンダ106 へ交互に供給
するのである。
【0005】詳細な作動サイクルを図4に示す。これに
よれば、第1の油圧シリンダ104 の一方のピストン104a
又は104bが上死点位置に来ると(言い換えれば、圧送行
程が終了すると)、これをリードスイッチ107a又は107b
を介して制御回路109 が検出し、この後ゲートバルブ10
5 を切り換えるべく電磁切換弁111 のソレノイド111a又
は111bを励磁して第2の油圧シリンダ106 に対し主油圧
ポンプ112 からの作動油を給,排するようになってい
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述したよ
うな従来のピストン式ポンプ101 にあっては、一つの主
油圧ポンプ112 でポンプ駆動用の第1の油圧シリンダ10
4 とゲートバルブ駆動用の第2の油圧シリンダ106 に交
互に作動油が供給されて、それぞれの行程では、作動油
の流量調整が出来ない(ポンプ自体の流量調整はでき
る)。
【0007】そのため、一方のポンプ駆動用の第1の油
圧シリンダ104 若しくはゲートバルブ駆動用の第2の油
圧シリンダ106 の最適流量に調整すると、他方のゲート
バルブ駆動用の第2の油圧シリンダ106 若しくはポンプ
駆動用の第1の油圧シリンダ104 においては駆動力が過
大となって振動・騒音が発生したり圧送力不足でポンプ
能力が低下するという問題点があった。この対策とし
て、適正容量のポンプをそれぞれに設けることが考えら
れるが、これだと重量及びコストが増大するという不具
合がある。
【0008】本発明はこのような問題を解決するもので
あって、簡単な構造により二つのアクチュエータの負荷
に見合った最適な吐出量に調整することができる圧送機
械における油圧ポンプの流量調整装置を提供することを
目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めの請求項1の発明に係る圧送機械における油圧ポンプ
の流量調整装置は、一つの油圧ポンプで負荷の異なる二
つのアクチュエータへ交互に作動油を供給する圧送機械
において、前記油圧ポンプの吐出量を瞬間的に変化させ
る吐出量可変手段と、前記二つのアクチュエータの作動
状態を検出する作動状態検出手段と、該作動状態検出手
段からの検出信号に基づいて前記吐出量可変手段を制御
して前記二つのアクチュエータの負荷に見合った吐出量
に調整する制御手段と、を設けたことを特徴とする。
【0010】また、請求項2の発明に係る圧送機械にお
ける油圧ポンプの流量調整装置は、前記油圧ポンプはア
キシャルピストンポンプで、該アキシャルピストンポン
プの傾転角を制御するコントローラに、前記吐出量可変
手段としての電磁切替弁により外部パイロット油圧が作
用することで吐出量が瞬間的に変化するようになってい
ることを特徴とする。
【0011】また、請求項3の発明に係る圧送機械にお
ける油圧ポンプの流量調整装置は、前記二つのアクチュ
エータは、コンクリートポンプ車における生コンクリー
ト圧送用のピストン式ポンプを駆動する第1の油圧シリ
ンダと該ピストン式ポンプの吸,排口切換用のゲートバ
ルブを駆動する第2の油圧シリンダであることを特徴と
する。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る圧送機械にお
ける油圧ポンプの流量調整装置を実施例により図面を用
いて詳細に説明する。
【0013】図1は本発明の一実施例に係るコンクリー
トポンプ車の主油圧ポンプの流量調整装置の概略構成図
(油圧回路図)、図2は同じくピストン式ポンプ部の概
略構成図である。
【0014】図2に示すように、コンクリートポンプ車
のピストン式ポンプ1は、二本のコンクリートシリンダ
2a,2b及びコンクリートピストン3a,3bがポン
プ駆動用の第1の油圧シリンダ(アクチュエータ)4の
伸縮作動で交互にホッパー5内の生コンクリートを吸入
・排出するように構成され、その第1の油圧シリンダ4
の作動タイミングと、前記ピストン式ポンプ1の吸,排
口切換用のゲートバルブ6を駆動する第2の油圧シリン
ダ7(アクチュエータ)の作動タイミングとが相互に関
連付けられている。
【0015】即ち、図1にも示すように、第1の油圧シ
リンダ4の二つのピストン4a,4bの上死点位置(圧
送行程終了点)を検出するリードスイッチ(作動状態検
出手段)8a,8bの信号とゲートバルブ6の切換作動
位置を検出する近接スイッチ(作動状態検出手段)9
a,9bの信号とが制御回路(制御手段)10に入力さ
れ、この制御回路10は前記検出信号に基づいて第1電
磁切換弁11と第2電磁切換弁12とを切換制御し、主
油圧ポンプ13からの作動油をポンプ駆動用の第1の油
圧シリンダ4とゲートバルブ駆動用の第2の油圧シリン
ダ7へ交互に供給するのである。ここまでは、図3に示
した従来技術と同様の構成である。
【0016】そして、本実施例では、前記主油圧ポンプ
13はシリンダ部14と切換弁部15とからなるコント
ローラ16により斜板17の傾転角が負荷に応じて制御
される可変吐出量形のアキシャルピストンポンプで構成
される。また、レバー18の手動操作でリリーフ弁19
の設定圧(切換弁部15の第1及び第2のパイロットピ
ストン20a,20bに作用するポンプ吐出圧)が可変
となり、主油圧ポンプ13の最大吐出量が任意に可変と
なっている。尚、第1のパイロットピストン20aの受
圧面積より第2のパイロットピストン20bの受圧面積
の方が大きく設定されている。
【0017】また、前記第2のパイロットピストン20
bとリリーフ弁19との間の油圧回路途中に吐出量可変
手段としての電磁切換弁21が介装され、該電磁切替弁
21のソレノイド21aが制御回路10により励磁され
ることで、コントローラ16の第1及び第2のパイロッ
トピストン20a,20bに外部パイロット油圧(アジ
テータシーケンス油圧等)がリリーフ弁22により所定
圧力に減圧されて作用し、主油圧ポンプ13の吐出量が
瞬間的に変化するようになっている。
【0018】即ち、コントローラ16の第1及び第2の
パイロットピストン20a,20bに外部パイロット油
圧が作用することで、切換弁部15がスプリング圧に抗
して図中右方位置に切り換わり、シリンダ部14の図中
左方室にポンプ吐出圧が供給されて斜板17の傾転角が
小さくなるように制御されるのである。尚、図1中23
a,23bはオリフィスである。
【0019】このように構成されるため、第1の油圧シ
リンダ4の一方のピストン4a又は4bが上死点位置に
来ると(言い換えれば、コンクリートピストン3a又は
3bによる生コンクリートの圧送行程が終了すると)、
これをリードスイッチ8a又は8bを介して制御回路1
0が検出し、この後ホッパー5内のゲートバルブ6を切
り換えるべく電磁切換弁11のソレノイド11a又は1
1bを励磁して第2の油圧シリンダ7に対し主油圧ポン
プ13からの作動油を給,排するのは図3に示した従来
技術と同様である。
【0020】本実施例では、前記制御回路10におい
て、リードスイッチ8a又は8bからの検出信号が入る
と、電磁切替弁21のソレノイド21aが励磁され、コ
ントローラ16の第1及び第2のパイロットピストン2
0a,20bに外部パイロット油圧が作用する。
【0021】これにより、前述したように斜板17の傾
転角が瞬間的に小さくなるように制御され、主油圧ポン
プ13の吐出量が減少・制御される。この結果、ゲート
バルブ6を切り換えるべく最適流量の作動油が第2の油
圧シリンダ7に供給され、ゲートバルブ6部における振
動・騒音が低減される。即ち、ゲートバルブ6がポンプ
駆動と比較して小さい駆動力でゆっくり切換作動される
のである。
【0022】一方、制御回路10において、ゲートバル
ブ6の切換作動が終了して近接スイッチ9a又は9bか
らの検出信号が入ると、電磁切替弁21のソレノイド2
1aが非励磁となって、コントローラ16の第1及び第
2のパイロットピストン20a,20bへの外部パイロ
ット油圧の作用が停止される。
【0023】これにより、コントローラ16の第1及び
第2のパイロットピストン20a,20bにはリリーフ
弁19で設定されるポンプ吐出圧が作用し、切換弁部1
5がスプリング圧により図中左方位置に切り換わり、シ
リンダ部14の図中右方室にポンプ吐出圧が供給されて
斜板17の傾転角が瞬間的に大きくなるように制御さ
れ、主油圧ポンプ13の吐出量が増大・制御される。
【0024】この結果、生コンクリートを圧送すべく最
適流量の作動油が第1の油圧シリンダ4に供給され、ピ
ストン式ポンプ1における圧送力不足が回避される。即
ち、ピストン式ポンプ1がゲートバルブ6と比較して大
きい駆動力で速やかに作動されるのである。
【0025】尚、本発明は上記実施例に限定されず、本
発明の要旨を逸脱しない範囲で主油圧ポンプをアキシャ
ルピストンポンプから他のポンプに変更する等各種変更
が可能であることはいうまでもない。また、本発明はコ
ンクリートポンプ車に限らずヘドロ圧送機等他の圧送機
械にも適用可能である。
【0026】
【発明の効果】以上、詳細に説明したように請求項1の
発明に係る圧送機械における油圧ポンプの流量調整装置
によれば、一つの油圧ポンプで負荷の異なる二つのアク
チュエータへ交互に作動油を供給する圧送機械におい
て、前記油圧ポンプの吐出量を瞬間的に変化させる吐出
量可変手段と、前記二つのアクチュエータの作動状態を
検出する作動状態検出手段と、該作動状態検出手段から
の検出信号に基づいて前記吐出量可変手段を制御して前
記二つのアクチュエータの負荷に見合った吐出量に調整
する制御手段とを設けたので、簡単な構造により重量及
びコストを増大することなく、油圧ポンプの吐出量を二
つのアクチュエータの負荷に見合った最適な吐出量に調
整することができる。
【0027】また、請求項2の発明に係る圧送機械にお
ける油圧ポンプの流量調整装置によれば、前記油圧ポン
プはアキシャルピストンポンプで、該アキシャルピスト
ンポンプの傾転角を制御するコントローラに、前記吐出
量可変手段としての電磁切替弁により外部パイロット油
圧が作用することで吐出量が瞬間的に変化するようにな
っているので、市販のアキシャルピストンポンプを有効
に利用でき、コスト的に有利である。
【0028】また、請求項3の発明に係る圧送機械にお
ける油圧ポンプの流量調整装置によれば、前記二つのア
クチュエータは、コンクリートポンプ車における生コン
クリート圧送用のピストン式ポンプを駆動する第1の油
圧シリンダと該ピストン式ポンプの吸,排口切換用のゲ
ートバルブを駆動する第2の油圧シリンダであるので、
コンクリートポンプ車における圧送力不足や振動・騒音
の不適合の発生が未然に回避できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンクリートポンプ車
の主油圧ポンプの流量調整装置の概略構成図(油圧回路
図)である。
【図2】同じくピストン式ポンプ部の概略構成図であ
る。
【図3】従来のピストン式ポンプ部の概略構成図であ
る。
【図4】同じく作動サイクルの説明図である。
【符号の説明】
1 ピストン式ポンプ 2a,2b コンクリートシリンダ 3a,3b コンクリートピストン 4 第1の油圧シリンダ 5 ホッパー 6 ゲートバルブ 7 第2の油圧シリンダ 8a,8b リードスイッチ 9a,9b 近接スイッチ 10 制御回路 11 第1電磁切換弁 12 第2電磁切換弁 13 主油圧ポンプ 14 シリンダ部 15 切換弁部 16 コントローラ 17 斜板 18 レバー 19 リリーフ弁 20a 第1のパイロットピストン 20b 第2のパイロットピストン 21 電磁切換弁 21a ソレノイド 22 リリーフ弁 23a,23b オリフィス
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成14年6月20日(2002.6.2
0)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0015
【補正方法】変更
【補正内容】
【0015】即ち、図1にも示すように、第1の油圧シ
リンダ4の二つのピストン4a,4bの上死点位置(圧
送行程終了点)を検出するリードスイッチ(作動状態検
出手段)8a,8bの信号とゲートバルブ6の切換作動
位置を検出する近接スイッチ(作動状態検出手段)9
a,9bの信号とが制御回路(制御手段)10に入力さ
れ、この制御回路10は前記検出信号に基づいて第1電
磁切換弁12と第2電磁切換弁11とを切換制御し、主
油圧ポンプ13からの作動油をポンプ駆動用の第1の油
圧シリンダ4とゲートバルブ駆動用の第2の油圧シリン
ダ7へ交互に供給するのである。ここまでは、図3に示
した従来技術と同様の構成である。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】そして、本実施例では、前記主油圧ポンプ
13はシリンダ部14と切換弁部15とからなるコント
ローラ16により斜板17の傾転角が負荷に応じて制御
される可変吐出量形のアキシャルピストンポンプで構成
される。また、レバー18の手動操作でリリーフ弁19
の設定圧(切換弁部15の第2のパイロットピストン2
0bに作用するポンプ吐出圧)が可変となり、主油圧ポ
ンプ13の最大吐出量が任意に可変となっている。尚、
第1のパイロットピストン20aの受圧面積より第2の
パイロットピストン20bの受圧面積の方が大きく設定
されている。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】また、前記第2のパイロットピストン20
bとリリーフ弁19との間の油圧回路途中に吐出量可変
手段としての電磁切換弁21が介装され、該電磁切替弁
21のソレノイド21aが制御回路10により励磁され
ることで、コントローラ16の第2のパイロットピスト
ン20bに外部パイロット油圧(アジテータシーケンス
油圧等)がリリーフ弁22により所定圧力に減圧されて
作用し、主油圧ポンプ13の吐出量が瞬間的に変化する
ようになっている。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】即ち、コントローラ16の第2のパイロッ
トピストン20bに外部パイロット油圧が作用すること
で、切換弁部15がスプリング圧に抗して図中右方位置
に切り換わり、シリンダ部14の図中左方室にポンプ吐
出圧が供給されて斜板17の傾転角が小さくなるように
制御されるのである。尚、図1中23a,23bはオリ
フィスである。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】本実施例では、前記制御回路10におい
て、リードスイッチ8a又は8bからの検出信号が入る
と、電磁切替弁21のソレノイド21aが励磁され、コ
ントローラ16の第2のパイロットピストン20bに外
部パイロット油圧が作用する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】これにより、前述したように斜板17の傾
転角が瞬間的に小さくなるように制御され、主油圧ポン
プ13の吐出量が減少・制御される。この結果、ゲート
バルブ6を切り換えるべく最適流量の作動油が第2の油
圧シリンダ7に供給され、ゲートバルブ6部における振
動・騒音が低減される。即ち、ゲートバルブ6がポンプ
駆動と比較してゆっくり切換作動されるのである。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0023
【補正方法】変更
【補正内容】
【0023】これにより、コントローラ16の第1及び
第2のパイロットピストン20a,20bにはリリーフ
弁19で設定されるポンプ吐出圧が作用し、切換弁部1
5がスプリング圧により図中左方位置に切り換わり、シ
リンダ部14の図中右方室にポンプ吐出圧が供給され
ける一方、左方室に供給されていた圧力が抜けて斜板1
7の傾転角が瞬間的に大きくなるように制御され、主油
圧ポンプ13の吐出量が増大・制御される。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0024
【補正方法】変更
【補正内容】
【0024】この結果、生コンクリートを圧送すべく最
適流量の作動油が第1の油圧シリンダ4に供給され、ピ
ストン式ポンプ1における圧送力不足が回避される。即
ち、ピストン式ポンプ1がゲートバルブ6と比較して速
やかに作動されるのである。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】符号の説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【符号の説明】 1 ピストン式ポンプ 2a,2b コンクリートシリンダ 3a,3b コンクリートピストン 4 第1の油圧シリンダ 5 ホッパー 6 ゲートバルブ 7 第2の油圧シリンダ 8a,8b リードスイッチ 9a,9b 近接スイッチ 10 制御回路 11 第電磁切換弁 12 第電磁切換弁 13 主油圧ポンプ 14 シリンダ部 15 切換弁部 16 コントローラ 17 斜板 18 レバー 19 リリーフ弁 20a 第1のパイロットピストン 20b 第2のパイロットピストン 21 電磁切換弁 21a ソレノイド 22 リリーフ弁 23a,23b オリフィス
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図2
【補正方法】変更
【補正内容】
【図2】
【手続補正11】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図3
【補正方法】変更
【補正内容】
【図3】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2E172 AA05 CA33 3H045 AA04 AA10 AA12 AA24 AA33 BA12 BA19 CA23 DA25 EA34 3H075 AA05 BB03 BB24 EE08 EE14 3H089 AA46 AA77 BB15 CC01 CC12 DA03 DB46 DB48 DB49 DB54 EE03 EE17 EE22 EE36 FF03 FF13 GG02 JJ01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一つの油圧ポンプで負荷の異なる二つの
    アクチュエータへ交互に作動油を供給する圧送機械にお
    いて、前記油圧ポンプの吐出量を瞬間的に変化させる吐
    出量可変手段と、前記二つのアクチュエータの作動状態
    を検出する作動状態検出手段と、該作動状態検出手段か
    らの検出信号に基づいて前記吐出量可変手段を制御して
    前記二つのアクチュエータの負荷に見合った吐出量に調
    整する制御手段と、を設けたことを特徴とする圧送機械
    における油圧ポンプの流量調整装置。
  2. 【請求項2】 前記油圧ポンプはアキシャルピストンポ
    ンプで、該アキシャルピストンポンプの傾転角を制御す
    るコントローラに、前記吐出量可変手段としての電磁切
    替弁により外部パイロット油圧が作用することで吐出量
    が瞬間的に変化するようになっていることを特徴とする
    請求項1記載の圧送機械における油圧ポンプの流量調整
    装置。
  3. 【請求項3】 前記二つのアクチュエータは、コンクリ
    ートポンプ車における生コンクリート圧送用のピストン
    式ポンプを駆動する第1の油圧シリンダと該ピストン式
    ポンプの吸,排口切換用のゲートバルブを駆動する第2
    の油圧シリンダであることを特徴とする請求項1又は2
    記載の圧送機械における油圧ポンプの流量調整装置。
JP2002047775A 2002-02-25 2002-02-25 圧送機械における油圧ポンプの流量調整装置 Pending JP2003247503A (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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