JP2003247317A - 不燃性化粧板 - Google Patents

不燃性化粧板

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JP2003247317A JP2002050074A JP2002050074A JP2003247317A JP 2003247317 A JP2003247317 A JP 2003247317A JP 2002050074 A JP2002050074 A JP 2002050074A JP 2002050074 A JP2002050074 A JP 2002050074A JP 2003247317 A JP2003247317 A JP 2003247317A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 表面化粧層と裏面化粧層の熱収縮を略均等に
することにより、化粧板の反りの発生を防止することが
できる不燃性化粧板を提供すること。 【解決手段】 メラミン樹脂を含浸させた化粧紙11及
びメラミン樹脂を含浸させた紙材12からなる表面化粧
層と、水酸化アルミニウム等の無機質骨材を含有し、熱
硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布からなる芯材シー
ト2を複数枚(本実施例においては、5枚)積層してな
る芯材層と、メラミン樹脂を含浸させた裏面紙3からな
る裏面化粧層とを備え、メラミン樹脂を含浸させた化粧
紙1及びメラミン樹脂を含浸させた紙材10からなる表
面化粧層と裏面化粧層とのメラミン樹脂含有量の差が、
50g/m2以下となるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不燃性化粧板に関
し、特に、台所、風呂場、駅舎、体育館等の壁材等の建
築用内外装材として好適に使用することができる不燃性
(難燃性のものを含み、本明細書において、「不燃性」
という。)の化粧板に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の建築用内外装材として使
用する化粧板として、水酸化アルミニウム等の無機質骨
材を主たる材料とし、これに熱硬化性樹脂を添加してな
る基板の表面に、印刷を施した熱硬化性樹脂を含浸させ
た化粧紙を積層、一体化したものが実用化されている
(例えば、特公昭54−3704号公報参照)。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記化粧板
は、基板に、水酸化アルミニウム等の無機質骨材を主た
る材料とし、これに熱硬化性樹脂を添加したものを用い
るようにしているため、化粧板自体の強度が小さく、特
に、不燃化のために基板の無機質骨材の含有率を高くす
ると、この傾向が一層顕著に現れるとともに、化粧紙と
基板間の接着力が低下し、剥離を起こし易いという問題
があった。
【0004】本件出願人は、この問題点に対処するため
に、熱硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布からなる不
織布層と、無機質骨材及び熱硬化性樹脂からなる混合樹
脂層とを積層してなる芯材シートを複数枚積層してなる
芯材層の表面に、メラミン樹脂を含浸させた化粧紙から
なる表面化粧層を積層した化粧板を提案した(特開20
00−135758号公報参照)。
【0005】この技術により、上記問題点は解消される
に至ったが、反面、この化粧板では、芯材層の裏面に裏
面化粧層を接着するようにしているため、表面化粧層と
裏面化粧層のメラミン樹脂量の差により、加熱成形後の
冷却時に裏面化粧層と表面化粧層との収縮に差が生じ、
この収縮の差によって主に化粧板に反りが発生するとい
う問題があった。
【0006】本発明は、上記従来の化粧板の有する問題
点に鑑み、表面化粧層と裏面化粧層の熱収縮を略均等に
することにより、化粧板の反りの発生を防止することが
できる不燃性化粧板を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の不燃性化粧板は、無機質骨材を含有し、熱
硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布からなる芯材シー
トを複数枚積層してなる芯材層の表面に、熱硬化性樹脂
を含浸させた紙材からなる表面化粧層を積層するととも
に、前記芯材層の裏面に、熱硬化性樹脂を含浸させた紙
材からなる裏面化粧層を積層した不燃性化粧板におい
て、前記表面化粧層と裏面化粧層の熱硬化性樹脂量との
差を50g/m2以下としたことを特徴とする。
【0008】この不燃性化粧板は、表面化粧層と裏面化
粧層との熱硬化性樹脂量の差を50g/m2以下とした
ことから、表面化粧層と裏面化粧層の熱収縮を略均等に
することができ、これにより、化粧板の反りの発生を防
止することができる。
【0009】この場合において、表面化粧層を、熱硬化
性樹脂を含浸させた紙材を2層以上積層した積層構造と
することができる。
【0010】これにより、表面化粧層を構成する1層毎
の紙材への熱硬化性樹脂の含浸量を異ならせて形成する
ことが可能となり、印刷性等の加工性をよくするととも
に、表面化粧層と芯材層の接着性を向上させることがで
きる。
【0011】また、表面化粧層が、熱硬化性樹脂を含浸
させた紙材からなる表面上層とその下面の表面下層から
なり、表面下層の熱硬化性樹脂の含浸量を表面上層より
大きくすることができる。
【0012】これにより、表面化粧層と芯材層との接着
性を良好し、層間剥離のない不燃性化粧板が得ることが
できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の不燃性化粧板の実
施の形態を図面に基づいて説明する。
【0014】図1〜図3に、本発明の不燃性化粧板の第
1実施例を示す。この不燃性化粧板Pは、メラミン樹脂
を含浸させた化粧紙からなる表面上層11及びメラミン
樹脂を含浸させた紙材からなる表面下層12とからなる
表面化粧層1と、水酸化アルミニウム等の無機質骨材を
含有し、熱硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布からな
る芯材シートを複数枚(本実施例においては、5枚)積
層してなる芯材層2と、メラミン樹脂を含浸させた紙材
からなる裏面化粧層3とを備えている。なお、化粧紙や
紙材に含浸させる樹脂をしては、メラミン樹脂のほか、
フェノール樹脂等の他の熱硬化性樹脂であっても勿論よ
い。以下、本明細書においては、表面上層11を化粧紙
と、表面下層12を紙材と、裏面化粧層3を裏面紙と、
それぞれ記載する場合がある。
【0015】そして、この不燃性化粧板Pでは、メラミ
ン樹脂を含浸させた化粧紙からなる表面上層11及びメ
ラミン樹脂を含浸させた紙材からなる表面下層12とか
らなる表面化粧層1と裏面化粧層3とのメラミン樹脂量
の差が、50g/m2以下となるようにしている。
【0016】この場合、化粧板Pの表面化粧層1を構成
するメラミン樹脂を含浸させた化粧紙11には、適宜の
印刷層を形成するようにしたり、さらに必要に応じて、
本実施例の化粧板Pのように、化粧板Pに、タイル模様
43となるように、幅2〜5mm、深さ0.2〜0.7
mm、より好ましくは、0.3〜0.5mmの目地41
を形成するようにする。そして、目地41を形成すると
きの押圧力で、この目地41に対応して、化粧板Pの裏
面に、わずかに突出する突条リブ42を形成することも
できる。
【0017】この化粧板Pの表面化粧層1を構成する化
粧紙11には、特に限定されるものではないが、例え
ば、酸化チタンを含有するクラフト紙等の化粧紙に、メ
ラミン樹脂を含浸させたものを好適に用いることができ
る。そして、この酸化チタンを含有するクラフト紙に
は、秤量50〜150g/m 2のもの、好ましくは、7
0〜120g/m2を採用し、これにメラミン樹脂を8
0〜200重量%、好ましくは80〜150重量%含浸
させ、さらに、その表面に任意の印刷層を形成するよう
にする。この場合、この酸化チタンを含有するクラフト
紙の秤量が、150g/m2より大きいと、例えば、化
粧板Pに目地41を形成するために金型を用いて化粧板
Pを加熱、押圧したとき、化粧紙11が凹状に窪みにく
くなり成形性が悪く、反対に、50g/m2より小さい
と、化粧紙11が破損し易くなる。また、メラミン樹脂
の含浸量が、200重量%より多いと、所期の不燃性の
性質が得にくいし印刷性も悪くない。反対に、80重量
%より少ないと、芯材層2との接着性が悪くなり、ま
た、化粧板Pを加熱、押圧したとき、化粧紙11が凹状
に窪みにくく(目地41が形成されにくく)、成形性が
悪くなる。
【0018】また、化粧板Pの表面化粧層1のうちの表
面下層12を構成する紙材には、特に限定されるもので
はないが、例えば、酸化チタンなどの無機材を含有して
いないクラフト紙等に、メラミン樹脂を含浸させたもの
を好適に用いることができる。そして、このクラフト紙
には、秤量5〜30g/m2のものを採用し、これにメ
ラミン樹脂を100〜400重量%、好ましくは200
〜400重量%含浸させる。
【0019】そして、このクラフト紙に対するメラミン
樹脂の含浸率を、化粧紙11のそれより大きくすること
で、メラミン樹脂が積層一体化のときに多量にしみだ
し、芯材層2に対しての接着強度を向上させることがで
き、不燃性化粧板の層間剥離強度を高めることができ
る。さらに、表面化粧層を構成する化粧紙11と紙材1
2との秤量合計を75〜150g/m2となし、メラミ
ン樹脂を80〜180g/m2含浸させたものを用いる
と、耐撓み性や耐衝撃性が向上するので好ましく用いら
れる。
【0020】そして、上記のとおり、表面上層11を構
成する化粧紙と表面下層12を構成する紙材とよりなる
表面化粧層1と裏面化粧層3とのメラミン樹脂量の差
を、50g/m2以下、好ましくは30g/m2以下とす
る。
【0021】このように、表面化粧層1と裏面化粧層3
とのメラミン樹脂量の差を50g/m2以下とすること
により、表面化粧層1と裏面化粧層3の熱収縮を略均等
にすることができ、これにより、化粧板Pの反りの発生
を防止することができるものとなる。
【0022】また、特に必須ではないが、化粧板Pの反
りの発生に影響を与えるセルロース成分を含めた有機分
の差を、100g/m2以下、好ましくは70g/m2
下、最も好ましくは50g/m2以下とすることが好ま
しい。また、上記表面化粧層1と裏面化粧層3との有機
分の総量を300〜450g/m2とすることで、曲げ
等の機械的強度が向上した化粧板Pを得ることができる
ものとなる。
【0023】ところで、本実施例の化粧板Pにおいて
は、表面化粧層1を、メラミン樹脂を含浸させた化粧紙
11からなる表面上層と紙材12からなる表面下層を備
えた2層の積層構造で構成するようにしているが、表面
化粧層1の構成は、上記メラミン樹脂量の条件を満たす
限りにおいて、例えば、図4に示す第1実施例の変形例
のように、1層で構成するようにしたり、さらに、3層
以上の積層構造で構成することもできる。この場合、表
面化粧層を2層以上の積層構造で構成することにより、
表面化粧層1を構成する最も表面側の紙材(表面上層)
へのメラミン樹脂含浸を低くして形成することが可能と
なり、印刷性等の加工性をよくするとともに、内側の紙
材(表面下層)へのメラミン樹脂含浸を高くすることが
可能となり、表面化粧層1と芯材層2の接着性を向上さ
せることができ、化粧板Pの印刷性を良好にすると共に
反りをより効果的に防止し、生産性を向上させることが
できるものとなる。
【0024】一方、化粧板Pの芯材層を構成する芯材シ
ート2には、特に限定されるものではないが、無機質骨
材、具体的には、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシ
ウム等の含水無機化合物や炭酸カルシウム、タルク等の
充填剤を含有し、メラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱
硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布を好適に用いるこ
とができる。そして、より具体的には、この芯材シート
2には、図5(A)に示すように、秤量30〜100g
/m2程度のガラス不織布に、メラミン樹脂、フェノー
ル樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させた後、この不織布層
22の片面に、水酸化アルミニウム等の無機質骨材及び
メラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂(さら
に、必要に応じて他の添加剤)を混合した混合物(本明
細書において、「混合樹脂」という。)を塗布して混合
樹脂層21を形成し、2層構造とした芯材シート2A
や、図5(B)に示すように、ガラス不織布に、メラミ
ン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させた
不織布層22の両面に、水酸化アルミニウム等の無機質
骨材及びメラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹
脂(さらに、必要に応じて添加剤)を混合した混合樹脂
を塗布して混合樹脂層21を形成し、3層構造とした芯
材シート2Bや、図5(C)に示すように、ガラス不織
布に水酸化アルミニウム等の無機質骨材及びメラミン樹
脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂(さらに、必要に
応じて他の添加剤)を混合した混合樹脂を含浸させた不
織布層22の両面に、該混合樹脂を塗布して混合樹脂層
21を形成した芯材シート2C(この場合、図示の3層
構造のほか、2層構造とすることもできる。)や、図5
(D)に示すように、ガラス不織布に水酸化アルミニウ
ム等の無機質骨材及びメラミン樹脂、フェノール樹脂等
の熱硬化性樹脂(さらに、必要に応じて他の添加剤)を
混合した混合樹脂を含浸させ、1層構造とした芯材シー
ト2Dや、図5(E)に示すように、水酸化アルミニウ
ム等の無機質骨材及びメラミン樹脂、フェノール樹脂等
の熱硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布6と、前記熱
硬化性樹脂に水酸化アルミニウム等の無機骨材を混合し
た混合樹脂シート21とからなる芯材シート2E等を適
宜選択し、必要に応じて、組み合わせて用いることがで
きる。
【0025】この場合、不織布層22には、熱硬化性樹
脂が80〜150重量%程度含浸されるようにする。ま
た、無機質骨材には、含水した水酸化アルミニウム等の
無機物の粉末を、さらに、不織布層22内に浸入、含浸
されるようにする場合には、粒径50μm以下のものを
用いるのが好ましい。さらに、この含水水酸化アルミニ
ウム等の無機質骨材と炭酸カルシウム等の充填剤を70
〜90:30〜10の割合で混合したものも好ましく用
いることができる。なお、不織布層22に水酸化アルミ
ニウム等の無機質骨材を含浸させる場合、無機質骨材の
含有率は、層間の界面の接着性を考慮して、10重量%
未満とすることが望ましい。
【0026】そして、芯材シート2全体として、熱硬化
性樹脂が10〜20重量%含有されるようにする。熱硬
化性樹脂の含有量が、20重量%より多いと、所期の不
燃性の性質が得にくくなり、反対に、10重量%より少
ないと、結合力(接着力)が小さく、成形性が悪くな
る。
【0027】また、積層された状態における芯材層を構
成する混合樹脂層21のうち、表面化粧層に最も近い混
合樹脂層21の厚さが、次の範囲にあるようにすること
が好ましい。 1.2t<T<2.2t ここで、T:表面化粧層に最も近い混合樹脂層の厚さ t:その他の混合樹脂層の平均厚さ である。これにより、化粧板の表面にタイル模様43の
目地41を押圧により形成する場合に、厚みの厚い混合
樹脂層21が凹み易いので、安易にタイル模様の化粧板
を得ることができる。
【0028】また、化粧板Pの裏面化粧層3を構成する
紙材は、特に限定されるものではないが、例えば、未晒
しのクラフト紙等の紙に、メラミン樹脂を含浸させたも
のを好適に用いることができる。そして、この紙には、
秤量80〜200g/m2のもの、好ましくは120〜
180g/m2のものを用い、メラミン樹脂を70〜2
00重量%、好ましくは80〜150重量%含浸させる
ようにする。この場合、メラミン樹脂の含浸量が、20
0重量%より多いと、所期の難燃性若しくは不燃性の性
質が得にくくなり、反対に、70重量%より少ないと、
芯材シート2との積層一体性が悪くなる。また、裏面紙
3の秤量が80g/m2より小さいと化粧板の耐荷重性
や耐衝撃性が低下し、200g/m2より大きいと不燃
性が得難くなる。さらに裏面化粧層3として、表面化粧
層1に用いた化粧紙11及びクラフト紙12を用いるこ
ともでき、この場合、表面化粧層1と裏面化粧層3との
熱硬化性樹脂量の差を0とすることができる。
【0029】次に、上記不燃性化粧板Pの製造方法につ
いて、図3を用いて、説明する。なお、ここでは、化粧
板Pの表面に、タイル模様43となるように、目地41
を形成するとともに、この目地41に対応して、化粧板
Pの裏面に、押圧力により突条リブ42が形成された場
合を例に説明するが、目地41及び/又は突条リブ42
は、これを形成しないようにすることもできる。
【0030】プレス面が平坦なプレス下金型5B上に、
裏面紙3、その上に図5(A)に示す芯材シート2Aを
複数枚重ね、さらにその上に、表面下層となる紙材12
と表面上層となる化粧紙11とを重ねる。芯材シート2
Aのうち、中間層の紙材12に隣接するものは、化粧紙
11と芯材シート2Aの不織布層22が接する様に重
ね、裏面紙3に隣接するものは、裏面紙3と芯材シート
2Aの不織布層22が接するように重ねる。このよう
に、裏面紙3、芯材シート2A、紙材12及び化粧紙1
1を順次重ねた後、加熱しながら、その上方から、タイ
ル模様43となる目地41に対応した突条51を形成し
たプレス上金型5Aにより押圧する。これにより、裏面
紙3、芯材シート2A、紙材12及び化粧紙11にそれ
ぞれ含まれる熱硬化性樹脂によって、積層した素材間が
互いに接着され、全体が一体化されるとともに、化粧板
Pの表面に、タイル模様43となる目地41が形成され
る。そして、この目地41に対応して、芯材シート2A
が凹曲してタイル模様の凹曲条23が形成される。この
凹曲条23は化粧紙11側が深く、裏面紙3側が浅くな
るように徐々に凹曲の深さが変わっている。さらに、化
粧板Pの裏面に、プレスによる押圧力により、深さ0.
01〜0.3mm程度の突条リブ42が形成される。こ
の突条リブ42はプレス圧力や芯材シート2の重ねる枚
数等により形成されないこともある。なお、突条リブ4
2はプレス下金型5Bに凹溝を形成しておくことでより
確実に形成することができる。
【0031】この場合、一般的には、厚さ2〜5mm、
より好ましくは、3〜4mmに形成される化粧板Pの表
面に、タイル模様43となる、幅2〜5mm、深さ0.
2〜0.7mmの目地41が形成されるように、突条5
1を形成したプレス上金型5Aを用いるようにする。な
お、目地41の深さが、0.2mmより小さいと、化粧
板Pに立体感を持たせることができにくく、反対に、
0.7mmより大きいと、目地41を形成するために大
きな押圧力を必要とし、これにより、化粧紙11が破れ
たり、芯材シート2のガラス繊維が変形に追従しきれな
くなり、皺がよったり、ガラス繊維自体が切れたり、折
れ曲がったりして破損し、化粧板Pの強度が低下すると
ともに、化粧紙11が破れた場合はいうまでもなく、ガ
ラス繊維に皺、切れ、折れ曲がりが生じるとこれが化粧
紙11を通して外観に現れ、化粧板Pの成形精度に悪影
響を及ぼし、商品価値を低下させることとなる。また、
目地41の幅は、タイル模様43の大きさ等に応じて任
意に設定することができるが、上記の目地41を形成す
る目的を達成するために、2〜5mmに設定することが
適当である。また、本実施例においては、目地41を格
子状に形成したが、目地41の形状はこれに限定され
ず、他の任意の形状や模様あるいは不定形とすることが
でき、これにより、通常のタイルと比較して、デザイン
の自由度が広がり、化粧板Pの意匠性を著しく向上する
ことができる。また、化粧紙11の目地41に該当する
位置に、タイル模様43の部分と異なる色(例えば、白
色、灰色、黒色、異色。また、このほか、明度を異なら
せることもできる。)にて、着色を施すことにより、深
さ0.2〜0.7mmという比較的浅い目地41によっ
ても、化粧板Pに一層の立体感を持たせることができ
る。なお、化粧板Pに形成される目地41は、上記のと
おり、深さが比較的浅いものであるため、目地41を形
成することによって、化粧板Pの成形精度に悪影響を及
ぼさず、このため、化粧紙11の目地41に該当する位
置に予め印刷により着色を施すことによって、目地41
に正確に着色を施すことができ、高品位の化粧板Pとす
ることができる。なお、この着色は、目地41を形成し
た後、行うこともできる。また、この実施例では芯材シ
ート2Aを用いたが、図5(E)に示す芯材シート2E
を用いても同様に成形することができる。
【0032】さらに、本実施例においては、図3に示す
ように、芯材シート2に、図5(A)に記載した芯材シ
ート2Aを用い、メラミン樹脂を含浸させた表面下層と
なる紙材12と、メラミン樹脂を含浸させた裏面化粧層
となる裏面紙3とが、芯材シート2Aの熱硬化性樹脂を
含浸させたガラス不織布からなる不織布層22に直接接
触するように、5枚の芯材シート2Aのうち、一番上の
芯材シート2Aのみ上下を逆転させることによって不織
布層22が上を向くようにし、他の芯材シート2Aは、
不織布層22が下を向くようにして、積層するようにし
ている。これにより、裏面紙3、芯材シート2A、紙材
12及び化粧紙11を順次重ねた後、加熱、押圧するこ
とにより、芯材シート2Aの不織布層22並びに表面化
粧層の化粧紙11、紙材12及び裏面化粧層の裏面紙3
に含浸されている熱硬化樹脂が浸出し、互いに融合し
て、両層間の界面の接着性が良好となり、層間の剥離を
確実に防止することができるものとなり、目地41を形
成することによる化粧板Pの強度の低下を防止し、耐撓
み性が良好な化粧板Pとすることができることと相俟っ
て、化粧板Pの一体性を向上することができるものとな
る。また、これにより、化粧板Pの品質を低下させるこ
となく、芯材層を構成する芯材シート2の混合樹脂層2
1の無機質骨材の含有率を、70重量%以上にすること
が可能となり、化粧板の不燃化を容易に実現することが
できるものとなる。さらに、上記のように一番上の芯材
シート2Aのみを上下逆転させて積層することにより、
1番目と2番目の芯材シート2A、2Aの混合樹脂層2
1、21が積層され、他の混合樹脂層21より厚くなる
(本実施例の場合は、2倍になる。)。このように積層
された混合樹脂層21が厚いと、目地41を形成する際
に、積層された混合樹脂層21が凹み易いので良好な成
形ができる。上記積層された混合樹脂層21の厚さT
は、その他の混合樹脂層21の平均厚さtの1.2〜
2.2倍が好ましい。
【0033】ところで、本発明の不燃性化粧板の層構成
は、上記実施例のものに限定されず、以下に示すよう
な、種々の層構成を採用することができる。
【0034】図6に、本発明の不燃性化粧板の第2実施
例を示す。この実施例は、芯材シート2に、図5(A)
に記載した芯材シート2Aを用い、さらに、図6(B)
に示すような、メラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬
化性樹脂を含浸させたガラス不織布6、より具体的に
は、秤量30〜100g/m 2程度のガラス不織布に、
メラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を80
〜150重量%含浸させた不織布を併用するようにした
ものである。そして、メラミン樹脂を含浸させた表面化
粧層の表面下層の紙材12及びメラミン樹脂を含浸させ
た裏面化粧層の裏面紙3が、熱硬化性樹脂を含浸させた
ガラス不織布6及び芯材シート2Aの熱硬化性樹脂を含
浸させたガラス不織布からなる不織布層22に直接接触
するように、5枚の芯材シート2Aを不織布層22が下
を向くように積層するとともに、その上に熱硬化性樹脂
を含浸させたガラス不織布6を積層するようにしてい
る。この場合、この不燃性化粧板Pにおいても、表面化
粧層と裏面化粧層とのメラミン樹脂量の差を50g/m
2以下としている。また、図4に示す第1実施例の変形
例のように、表面化粧層の表面下層の紙材12を省略す
ることも可能である。なお、本実施例の不燃性化粧板の
その他の構成及び作用は、上記第1実施例の不燃性化粧
板と同様である。
【0035】図7に、本発明の不燃性化粧板の第3実施
例を示す。この実施例は、芯材シート2に、図5(B)
に記載した芯材シート2Bを用い、さらに、図7(B)
に示すようなメラミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化
性樹脂を含浸させたガラス不織布6、より具体的には、
秤量30〜100g/m2程度のガラス不織布に、メラ
ミン樹脂、フェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を80〜1
50重量%含浸させた不織布を併用するようにしたもの
である。そして、メラミン樹脂を含浸させた表面化粧層
の表面下層の紙材12及びメラミン樹脂を含浸させた裏
面化粧層の裏面紙3が、熱硬化性樹脂を含浸させたガラ
ス不織布6に直接接触するように、5枚の芯材シート2
Bを積層するとともに、その上と下に熱硬化性樹脂を含
浸させたガラス不織布6を積層するようにしている。こ
の場合、この不燃性化粧板Pにおいても、表面化粧層と
裏面化粧層とのメラミン樹脂量の差を50g/m2以下
としている。また、図4に示す第1実施例の変形例のよ
うに、表面化粧層の表面下層の紙材12を省略すること
も可能である。なお、本実施例の不燃性化粧板のその他
の構成及び作用は、上記第1実施例の不燃性化粧板と同
様である。また、本実施例では芯材シート2Bを使用し
たが、図5(C)、(D)に記載した芯材シート2C、
2Dも同様に使用でき、この場合でも上記実施例1の不
燃性化粧板と同様な作用を奏する。
【0036】図8に、本発明の不燃性化粧板の第4実施
例を示す。この実施例は、芯材シート2に、図5(A)
に記載した芯材シート2Aを用い、さらに、図8(B)
に示すように、化粧紙11に、予め、メラミン樹脂、フ
ェノール樹脂等の熱硬化性樹脂を含浸させたガラス不織
布6、より具体的には、秤量30〜100g/m2程度
のガラス不織布に、メラミン樹脂、フェノール樹脂等の
熱硬化性樹脂を80〜150重量%含浸させた不織布を
積層したものを用いたものである。そして、メラミン樹
脂を含浸させた表面化粧層の化粧紙11及びメラミン樹
脂を含浸させた裏面化粧層の裏面紙3が、熱硬化性樹脂
を含浸させたガラス不織布6及び芯材シート2Aの熱硬
化性樹脂を含浸させたガラス不織布からなる不織布層2
2に直接接触するように、5枚の芯材シート2Aを不織
布層22が下を向くように積層するとともに、その上に
熱硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布6を予め積層し
た化粧紙11を積層するようにしている。この場合、こ
の不燃性化粧板Pにおいても、表面化粧層と裏面化粧層
とのメラミン樹脂量の差を50g/m2以下としてい
る。また、第1実施例のように、表面化粧層の化粧紙1
1と芯材シート2の間に、メラミン樹脂を含浸させた表
面下層の紙材12を積層することも可能である。なお、
本実施例の不燃性化粧板のその他の構成及び作用は、上
記第1実施例の不燃性化粧板と同様である。
【0037】図9に、本発明の不燃性化粧板の第5実施
例を示す。この実施例は、芯材シート2に、図5(A)
に記載した芯材シート2Aを用い、さらに、図9(B)
に示すように、化粧紙11に、予め、図5(A)に記載
した芯材シート2Aを不織布層22が上を向くようにし
て積層したものを用いたものである。そして、メラミン
樹脂を含浸させた表面化粧層の化粧紙11及びメラミン
樹脂を含浸させた裏面化粧層の裏面紙3が、芯材シート
2Aの熱硬化性樹脂を含浸させたガラス不織布からなる
不織布層22に直接接触するように、5枚の芯材シート
2を不織布層22が下を向くように積層するとともに、
その上に芯材シート2を予め積層した化粧紙11を積層
するようにしている。この場合、この不燃性化粧板Pに
おいても、表面化粧層と裏面化粧層とのメラミン樹脂量
の差を50g/m2以下としている。また、第1実施例
のように、表面化粧層の化粧紙11と芯材シート2の間
に、メラミン樹脂を含浸させた表面下層の紙材12を積
層することも可能である。なお、本実施例の不燃性化粧
板のその他の構成及び作用は、上記第1実施例の不燃性
化粧板と同様である。
【0038】また、上記第3実施例及び第4実施例にお
いて、芯材シート2B、2Cの混合樹脂層21の厚みを
1.2〜2.2倍にした芯材シートを一番上に使用する
ことで、厚みの厚い混合樹脂層21を表面化粧層に最近
して有する不燃性化粧板を得ることも可能である。
【0039】
【実施例】表1に、不燃性化粧板Pのより具体的な実施
例を示す。実施例1〜5では、表面化粧層と裏面化粧層
とのメラミン樹脂量の差を50g/m2以下とし、さら
に、実施例1〜4では、表面化粧層が表面上層と表面下
層の2層構成となっている。これに対し、比較例では、
表面化粧層と裏面化粧層とのメラミン樹脂量の差が50
g/m2を越え、かつ表面下層がない構成となってい
る。表1から明らかなように、本発明の実施例1〜5に
おいては化粧板の反りが小さいのに対し、比較例では化
粧板の反りが大きくなっていることがわかる。
【0040】
【表1】
【0041】このように、本発明の不燃性化粧板は、表
面化粧層と裏面化粧層とのメラミン樹脂量の差を50g
/m2以下とすることから、表面化粧層と裏面化粧層の
熱収縮を略均等にすることができ、これにより、化粧板
の反りの発生を防止することができる。
【0042】以上、本発明の不燃性化粧板について、複
数の実施例に基づいて説明したが、本発明は上記実施例
に記載した構成に限定されるものではなく、各実施例も
構成を適宜組み合わせる等、その趣旨を逸脱しない範囲
において適宜その構成を変更することが可能である。
【0043】
【発明の効果】本発明の不燃性化粧板によれば、表面化
粧層と裏面化粧層とのメラミン樹脂量の差を50g/m
2以下としたことから、表面化粧層と裏面化粧層の熱収
縮を略均等にすることができ、これにより、化粧板の反
りの発生を防止することができ、作業性が良好で、高品
質の不燃性化粧板を得ることができる。
【0044】また、表面化粧層を、メラミン樹脂を含浸
させた紙材を2層以上積層した積層構造とすることによ
り、表面化粧層を構成する1層毎の紙材への熱硬化性樹
脂の含浸量を異ならせて形成することが可能となり、印
刷性等の加工性をよくするとともに、表面化粧層と芯材
層の接着性を向上させることができる。
【0045】さらに、表面化粧層が、熱硬化性樹脂を含
浸させた紙材からなる表面上層とその下面の表面下層か
らなり、表面下層の熱硬化性樹脂の含浸量を表面上より
大きくすることにより、表面化粧層と芯材層との接着性
を良好し、層間剥離のない不燃性化粧板が得ることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の不燃性化粧板の第1実施例を示す外観
斜視図である。
【図2】同拡大断面図である。
【図3】不燃性化粧板の製造方法を示す説明図である。
【図4】本発明の不燃性化粧板の第1実施例の変形例を
示す外観斜視図である。
【図5】芯材シートを示す断面図である。
【図6】本発明の不燃性化粧板の第2実施例を示し、
(A)はその製造方法を示す説明図、(B)はそれに用
いるガラス不織布を示す断面図である。
【図7】本発明の不燃性化粧板の第3実施例を示し、
(A)はその製造方法を示す説明図、(B)はそれに用
いるガラス不織布を示す断面図である。
【図8】本発明の不燃性化粧板の第4実施例を示し、
(A)はその製造方法を示す説明図、(B)はそれに用
いる化粧紙及びガラス不織布を示す断面図である。
【図9】本発明の不燃性化粧板の第5実施例を示し、
(A)はその製造方法を示す説明図、(B)はそれに用
いる化粧紙及び芯材シートを示す断面図である。
【符号の説明】
P 化粧板 1 表面化粧層 11 化粧紙(表面上層) 12 紙材(表面下層) 2 芯材シート(芯材層) 21 混合樹脂層 22 ガラス不織布層 3 裏面紙(裏面化粧層) 41 目地 42 突条リブ 43 タイル模様 5A プレス上金型 51 突条 5B プレス下金型 52 凹溝 6 ガラス不織布
フロントページの続き Fターム(参考) 2E110 AA02 AB04 AB23 AB42 AB43 BA03 BA12 BB02 GA04W GA04X GA04Z GA33W GB32Z GB49W GB49X GB49Z GB63W GB63X 4F100 AG00A AK01A AK01B AK01C AK01D AK36 BA03 BA04 BA10B BA10C CA23A DG10B DG10C DG10D DG15A EJ82A EJ82B EJ82C EJ82D GB08 HB00B HB00C JB14B JB14C JB14D JB16A JJ07

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 無機質骨材を含有し、熱硬化性樹脂を含
    浸させたガラス不織布からなる芯材シートを複数枚積層
    してなる芯材層の表面に、熱硬化性樹脂を含浸させた紙
    材からなる表面化粧層を積層するとともに、前記芯材層
    の裏面に、熱硬化性樹脂を含浸させた紙材からなる裏面
    化粧層を積層した不燃性化粧板において、前記表面化粧
    層と裏面化粧層との熱硬化性樹脂量の差を50g/m2
    以下としたことを特徴とする不燃性化粧板。
  2. 【請求項2】 表面化粧層が、熱硬化性樹脂を含浸させ
    た紙材を2層以上積層した積層構造からなることを特徴
    とする請求項1記載の不燃性化粧板。
  3. 【請求項3】 表面化粧層が、熱硬化性樹脂を含浸させ
    た紙材からなる表面上層とその下面の表面下層からな
    り、表面下層の熱硬化性樹脂の含浸量を表面上より大き
    くしたことを特徴とする請求項2記載の不燃性化粧板。
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