JP2003246499A - シート材測長装置 - Google Patents

シート材測長装置

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JP2003246499A JP2002046163A JP2002046163A JP2003246499A JP 2003246499 A JP2003246499 A JP 2003246499A JP 2002046163 A JP2002046163 A JP 2002046163A JP 2002046163 A JP2002046163 A JP 2002046163A JP 2003246499 A JP2003246499 A JP 2003246499A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】搬送手段上のシート材が搬送方向に対して傾い
ている場合でも、この搬送手段により搬送されているシ
ート材のカット長を精度良く測長する。 【解決手段】 光電管センサ120Aによる平版印刷版
36の検出後、光電管センサ114,116,118は
平版印刷版36の先端側辺部36Aを検出する。このと
き、光電管センサ116,118による検出信号の出力
タイミングにより平版印刷版36の搬送方向に対する傾
き角が判断される。また光電管センサ114が先端側辺
部36Aを検出すると、これに同期して第1CCDカメ
ラ96,98を作動させる。これにより、CCDカメラ
96,98からは、それぞれ先端側辺部36A及び後端
部部36Bの撮像データが出力される。この撮像データ
に基づいて、平版印刷版36の搬送方向に沿った寸法が
算出され、この寸法の算出値及び平版印刷版36の傾き
角に基づいてカット長が演算される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、搬送手段により搬
送されているシート材のシート長を自動的に測長するた
めのシート材測長装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】PS版等の平版印刷版の製造ラインで
は、長尺帯状に圧延されたアルミニウム板等の金属支持
体上に、例えば、砂目立て、陽極酸化処理、化成処理な
どの表面処理を単独又は適宜組み合わせて施し、次いで
感光性組成物(この感光性組成物の中には感熱性組成物
を含む)を塗布、乾燥して感光層を形成し、製品として
の平版印刷版の加工素材である製品ウエブを製造する。
この製品ウエブはロール状に巻き取られてウエブロール
として平版印刷版の製造ラインから加工ラインへ供給さ
れる。平版印刷版の加工ラインでは、ウエブロールから
延出された製品ウエブの両端部をそれぞれスリッタ装置
により長手方向に沿って切り落とし、この製品ウエブを
製品サイズに応じて幅調整した後、この製品ウエブをカ
ッタ装置により幅方向に沿って切断して所要サイズの平
版印刷版とする。平版印刷版の加工ラインでは、所要サ
イズに切断加工された平版印刷版をベルトコンベアによ
り集積装置に搬送し、この集積装置により所定の枚数毎
に積み重ねて平版印刷版の束とする。この平版印刷版の
束は平版印刷版の加工ラインからベルトコンベアやロー
ラコンベア等により包装工程等の次工程へ搬送される。
【0003】また上記のような平版印刷版の加工ライン
では、カット装置により切断された平版印刷版を所定の
サンプリング頻度に応じてベルトコンベア上から抜き取
り、この加工ラインから抜き取られた平版印刷版のカッ
ト長をライン外に設けられた専用の測長装置により測定
し、平版印刷版のカット長の寸法精度(切断精度)を確
認していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、ライン
外に設けられた測長装置により平版印刷版のカット長を
測定した完了した時点では、この平版印刷版と同一ロッ
トの平版印刷版の多くは、通常、集積装置により既に集
積されて平版印刷版の束とされてしまっている。このた
め、もし平版印刷版のカット長が品質基準により決めら
れた許容寸法から外れていた場合には、既に束として集
積された多数枚の平版印刷版についてもカット長をそれ
ぞれ測定しなければならず、その測定作業が非常に煩瑣
なものなる。従って、平版印刷版の加工ラインでは、カ
ット装置により切断加工された後、集積装置により束と
して集積される前に、全ての平版印刷版についてカット
長を測長することが望まれる。このようなベルトコンベ
ア等の搬送手段により搬送されているシート材(平版印
刷版)の寸法を測定する測長装置は既に存在するが、こ
のような用途に用いられる従来の測長装置では、ベルト
コンベア等の搬送手段上の平版印刷版が搬送方向に対し
て傾いている場合には、平版印刷版のカット長を十分に
高い精度で測長できないという問題がある。
【0005】本発明の目的は、上記事実を考慮して、搬
送手段上のシート材が搬送方向に対して傾いている場合
でも、該搬送手段により搬送されているシート材のカッ
ト長を精度良く測長できるシート材測長装置を提供する
ことにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のシート材測長装
置によれば、演算手段が、第1CCDカメラにより得ら
れた撮像データから搬送方向に沿ったシート材の先端側
辺部の位置を検出すると共に、第2CCDカメラにより
得られた撮像データから搬送方向に沿ったシート材の後
端側辺部の位置を検出し、搬送方向に沿った先端側辺部
の位置及び後端側辺部の位置と傾き検出手段により検出
されたシート材の傾きとに基づいてシート長を算出する
ことにより、搬送手段上に載置されて搬送方向へ搬送さ
れているシート材が搬送方向に対して傾いている場合で
も、シート材における先端側辺部から後端側辺部までの
シート長を精度良く測長できる。
【0007】すなわち、演算手段が第1CCDカメラに
より得られた撮像データに基づいて搬送方向に沿った被
撮像視野内におけるシート材の先端側辺部の位置を検出
すると共に、第2CCDカメラにより得られた撮像デー
タに基づいて搬送方向に沿った被撮像視野内におけるシ
ート材の後端側辺部の位置を検出することにより、第1
CCDカメラから第2CCDカメラまでの距離(設備
長)が既知であるならば、搬送手段により搬送されるシ
ート材の先端側辺部から後端側辺部までの搬送方向に沿
った距離が得られる。このとき、傾き検出手段によりシ
ート材の搬送方向に対する傾きが検出されていない場合
には、シート材の先端側辺部から後端側辺部までの搬送
方向に沿って距離がシート長になり、また傾き検出手段
によりシート材の傾きが検出されている場合には、シー
ト材の搬送方向に対する傾きに大きさ(角度)に応じて
シート材の先端側辺部から後端側辺部までの搬送方向に
沿って距離を補正することでシート材のシート長を算出
できる。
【0008】ここで、搬送手段としては、ベルトコンベ
ア、ローラコンベア等のシート材を所定の搬送経路に沿
って搬送できるものであれば良く、コンベア以外にもレ
ール上を移動するキャリアにシート材を積載して搬送す
るものでも良い。また第1及び第2CCDカメラとして
は、搬送方向に沿って受光素子が配列されたラインCC
Dカメラでも、また搬送方向及び幅方向に沿って2次元
的に受光素子が配列されたエリアCCDカメラの何れで
も適用可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るシ
ート材測長装置について図面を参照して説明する。
【0010】(実施形態の構成)先ず、図1に基づいて
本発明の実施形態に係るシート材測長装置が適用された
平版印刷版の加工ライン10について説明する。この加
工ライン10の上流側(図1の右上側)にはウエブ送出
機14が配設されており、このウエブ送出機14には、
平版印刷版への加工素材である長尺帯状のウエブ12が
ロール状に巻き取られた状態で装填されている。ウエブ
送出機14は、ウエブ12を連続的に下流側のレベラ1
6へ送り出す。このウエブ12はレベラ16によりカー
ルが矯正された後、圧着ローラ18に至る。圧着ローラ
18はウエブ12の上面(画像形成面)に合紙送出機2
1から送られてきた長尺帯状の合紙20を圧着する。こ
のとき、ウエブ12へ圧着された合紙20は帯電装置
(図示省略)により帯電されてウエブ12へ静電接着さ
れる。
【0011】圧着ローラ18の下流側にはノッチャー2
2が配置されている。このノッチャー22は、その下流
側に設置されたスリッタ装置24によりウエブ12をス
リット開始する場合、ウエブ12のスリット幅を変更す
る場合、及びウエブ12のスリットを終了させる場合
に、それぞれウエブ12における幅方向に沿った両側端
部をそれぞれ打抜き、ウエブ12の両側端から中央側へ
向って凹状に切欠かれた切欠部を形成する。これによ
り、ノッチャー22の下流側に設けられたスリッタ装置
24は、上刃及び下刃からなる剪断部材(図示省略)を
切欠部内でウエブ12の幅方向に沿って移動させ、ウエ
ブ12のスリット幅を変更する。
【0012】なお、スリッタ装置24の僅かに下流側に
は、スリッタ装置24によりウエブ12から切り落とさ
れた細帯状の切捨部(以下、「ウエブ切捨部」とい
う。)の先端付近を把持して、このウエブ切捨部をチョ
ッパ装置へ導くガイド機構(図示省略)が設けられてい
る。チョッパ装置はウエブ切捨部を細かく破断して再生
可能なアルミ屑とする。このアルミ屑はコンベア機構2
3により搬送され、回収容器25内へ排出される。また
加工ライン10では、スリッタ装置24及びその周辺部
材(図示省略)とにより裁断ユニット30が構成される
と共に、この裁断ユニット30が2組用意されている。
これにより、剪断部材の交換及び位置調整等の段取作業
を、ライン外の使用していない裁断ユニット30で行う
ことができ、加工ライン10のライン停止時間の抑制が
図られている。
【0013】スリッタ装置24により所定のスリット幅
に切断されたウエブ12は、ウエブ測長装置32により
送り長がカウントされ、予め設定されたカット長に対応
するカウント値がウエブ測長装置32によりカウントさ
れると、それに同期してカッタ装置34により幅方向に
沿って直線的に切断される。これにより、予め設定され
たスリット幅S及びカット長L(それぞれ図2参照)を
有する矩形状の平版印刷版36が製造される。
【0014】平版印刷版36は、複数台(図1では6
台)のベルトコンベア60〜70により集積部42に送
られ、この集積部42にて所定枚数積み重ねられて、集
積束44が構成される。なお、保護シート供給ライン4
6からベルトコンベア68へ所定のタイミングで段ボー
ル等、厚紙等の保護シート48を供給することにより、
集積部42に積載される集積束44の上下若しくは片側
に、厚紙等からなる保護シート48を配置することが可
能となる。
【0015】また、ベルトコンベア62とベルトコンベ
ア64との間には振分ゲート74(図5参照)が設置さ
れており、この振分ゲートは、後述するシート材測長装
置80により測長された平版印刷版36のカット長が品
質基準に規定された許容寸法から外れている場合には、
この平版印刷版36をベルトコンベア62からラインア
ウト用のベルトコンベア72へ振り分ける。これによ
り、ベルトコンベア72は、カット長が品質基準から外
れている平版印刷版36を斜め下方へ搬送し、その下流
端部から回収容器76内へ投入する。なお、振分ゲート
74は、図5に示される集積制御部78により制御さ
れ、平版印刷版36をベルトコンベア64へ案内する第
1ガイド位置及びベルトコンベア72へ案内する第2ガ
イド位置の何れかの位置へ揺動する。
【0016】一方、カット長が品質基準を満たした平版
印刷版36からなる集積束44は、複数台のコンベア5
0により所定の積替位置へ搬送され、この積替位置で積
替装置52によりコンベア50からパレット54上へ積
替えられる。この集積束44が積載されたパレット54
は自動搬送装置56により包装工程に送られ、クラフト
紙等の外装紙により包装された後、更に必要に応じて段
ボール箱等の収納箱内へ収納されたり、又は出荷用のパ
レット上に積載されることにより、ユーザへ出荷可能な
形態とされる。
【0017】次に、上記の加工ライン10に配置された
本実施形態に係るシート材測長装置80の構成を図2〜
図8に基づいて説明する。シート材測長装置80は、カ
ッタ装置34の下流側に配置された1台のベルトコンベ
ア62に付設されており、このベルトコンベア62によ
り搬送される平版印刷版36のカット長を測長する。こ
のベルトコンベア62には、図2に示されるように円柱
状の従動ローラ82及び駆動ローラ84が設けられてお
り、これら一対のローラ82,84は回転可能に支持さ
れると共に、それぞれループ状に形成された3枚のベル
ト86〜90を搬送方向(矢印F方向)に沿って張設し
ている。ここで、ベルト86,88はローラ82,84
の軸方向両端部にそれぞれ配設され、ベルト90はロー
ラ82,84の軸方向中央部に配設されている。このと
き、ベルト86,88間及びベルト88,90間には、
それぞれ搬送方向に沿ってスリット状の隙間が形成され
る。また駆動ローラ82には、図4に示されるように駆
動モータ92が減速機構(図示省略)を介して連結され
ている。
【0018】図5に示されるように、シート材測長装置
80は制御・演算部94を備えており、この制御・演算
部94はCPU、メモリ、サーボドライバ等からなり、
シート材測長装置80の動作を制御すると共に、後述す
る各種の入力情報に基づいてベルトコンベア62上の平
版印刷版36のカット長Lを算出する。ここで、カット
長Lとは、図2に示されるように、平版印刷版36にお
けるカッタ装置34による切断端間の寸法、すなわち平
版印刷版36の先端側辺部36Aから後端側辺部36B
までの寸法である。またシート材測長装置80は、制御
・演算部94によりそれぞれ制御される第1CCDカメ
ラ96及び第2CCDカメラ98と、これらCCDカメ
ラ96,98に対する第1閃光光源100及び第2閃光
光源102とを備えている。
【0019】図4に示されるように、2台のCCDカメ
ラ96,98は、それぞれベルトコンベア62により搬
送される平版印刷版36に正対するようにベルトコンベ
ア62の上方に支持されている。CCDカメラ96,9
8は搬送方向に沿ってそれぞれ異なる位置(撮像位置)
に配置されている。具体的には、第1CCDカメラ96
は、第2CCDカメラ98に対して平版印刷版36のカ
ット長Lに対応する距離だけ下流側の位置に配置され
る。またCCDカメラ96,98は、ベルトコンベア6
2の幅方向(矢印W方向)へは互いに同一位置に配置さ
れており、それぞれベルト86,88間に形成される隙
間の上方に位置している。
【0020】第2CCDカメラ98は、装置フレーム等
に固定された状態でベルトコンベア62の上流側の上方
へ支持されている。また第1CCDカメラ96は、位置
調整機構104を介してベルトコンベア62の下流側の
上方へ支持されている。位置調整機構104には、図4
に示されるように、軸心が搬送方向と平行になるように
軸支されたフィード軸106及び、このフィード軸10
6に減速機108を介して連結されたフィードモータ1
09が設けられている。またフィード軸106の外周面
には螺旋状の係合溝が形成されており、フィード軸10
6の外周側には、その係合溝に噛み合うと共に軸方向へ
スライド可能となるようにキャリア110が配設されて
いる。このキャリア110には第1CCDカメラ96が
搭載されている。位置調整機構104では、フィードモ
ータ109によりフィード軸106が正転方向又は逆転
方向へ回転すると、キャリア110が搬送方向に沿って
前進又は後進し、その移動量がフィード軸106の回転
量に比例するものになる。
【0021】位置調整機構104には、図4に示される
ようにキャリア110が搬送方向に沿って移動したこと
を検出するためのポジションセンサ112が設けられて
いる。このポジションセンサ112は、搬送方向に沿っ
てキャリア110が移動すると、これに同期して検出信
号を制御・演算部94へ出力する。制御・演算部94
は、ポジションセンサ112からの検出信号に基づいて
フィードモータ109をサーボ制御する。
【0022】図4に示されるように、閃光光源100,
102は、ベルトコンベア62におけるベルト86〜9
0の内周側に設けられており、その発光時には大光量の
閃光をCCDカメラ96,98へ向って瞬間的に発生す
る。ここで、第2閃光光源102は、常に第2CCDカ
メラ98と正対するように固定配置されている。一方、
第1閃光光源100は、第1CCDカメラ96の位置調
整機構104と同様の構造を有する位置調整機構105
により支持され、この位置調整機構105により搬送方
向に沿って位置調整可能とされている。この位置調整機
構105の構成部材については、第1CCDカメラ96
の位置調整機構104と共通化されているので同一符合
を付して説明を省略する。
【0023】シート材測長装置80は、図5及び図6に
示されるように、平版印刷版36に対する撮像タイミン
グを検出するための1個の光電管センサ114と、平版
印刷版36の搬送方向に対する傾き角を検出するための
3個の光電管センサ116,118,120とを備えて
いる。これらうち光電管センサ114,116,118
は、それぞれ受光器114A,116A,118A,1
20A及び投光器114B,116B,118B,12
0Bが分離された遮蔽式のものであり、平版印刷版36
の非検出時には投光器114B,116B,118Bか
ら出射される光ビームがそれぞれ受光器114A,11
6A,118Aが入射しており、投光器114B,11
6B,118Bから出射される光ビームが平版印刷版3
6により遮られることで平版印刷版36を検出する。
【0024】光電管センサ114,116,118は、
その光軸が搬送方向では互いに一致するように配置され
ており、第1CCDカメラ96の光軸に対しても搬送方
向では一致するように配置されている。ここで、光電管
センサ114,116,118の受光器114A,11
6A,118Aは、第1CCDカメラ96と共にキャリ
ア110(図4参照)に搭載されており、位置調整機構
104により第1CCDカメラ96が搬送方向へ位置調
整されても、第1CCDカメラ96に対する相対的な位
置関係が変化しない。また光電管センサ114,11
6,118の投光器114B,116B,118Bは、
第1閃光光源100と共にキャリア110(図4参照)
に搭載されており、位置調整機構105により第1閃光
光源100が搬送方向へ位置調整されても、第1閃光光
源100に対する相対的な位置関係が変化せず、かつ受
光器114A,116A,118Aに対する相対的な位
置関係も変化しない。また光電管センサ120は、他の
光電管センサ114,116,118に対して所定距離
だけ搬送方向上流側に配置されている。
【0025】図3に示されるように、光電管センサ11
4及び光電管センサ116は、ベルトコンベア62にお
ける幅方向に沿ってベルト88とベルト90との間に配
置されており、これらベルト88,90間の隙間を通し
て投光器114B,116Bからの光ビームが受光器1
14A,116Aへ入射する。また光電管センサ118
は、ベルトコンベア62における幅方向に沿ってベルト
86とベルト88との間に配置されており、これらベル
ト86,88間の隙間を通して投光器118Bからの光
ビームが受光器118Aへ入射する。一方、光電管セン
サ120は、ベルトコンベア62における幅方向に沿っ
てベルト88の中央上に配置されており、ここで、平版
印刷版36は、その幅方向中央がベルト88の中央と略
一致するように位置決めされつつベルトコンベア62に
より搬送される。
【0026】シート材測長装置80では、CCDカメラ
96,98からの撮像データ及び光電管センサ114,
116,118,120からの検出信号が制御・演算部
94へ出力される。また制御・演算部94は、平版印刷
版36のカット長Lが品質基準により決められた許容寸
法から外れている場合には集積制御部78へラインアウ
ト信号を出力する。またベルトコンベア62における駆
動モータ92には、図5に示されるようにパルスジェネ
レータ93が接続されており、このパルスジェネレータ
93は、駆動モータ92の回転量に比例する数のパルス
信号PGを制御・演算部94へ出力する。
【0027】(実施形態の作用)次に、上記のように構
成された本実施形態に係るシート材測長装置80の動作
及び作用について説明する。
【0028】加工ライン10全体を制御するコントロー
ラ(図示省略)は、ウエブ12を素材として平版印刷版
36を加工開始する際に、製品仕様に定められた平版印
刷版36のカット長Lの設定値を制御・演算部94へ出
力する。制御・演算部94は、コントローラから入力し
た設定値に基づいて平版印刷版36のカット長Lの許容
寸法(上限値LMIN〜下限値LMAX)を判断する。
【0029】制御・演算部94は、カット長Lの設定値
に応じて搬送方向に沿って所定の原点位置にあるキャリ
ア110に対する搬送方向に沿った移動距離DXを算出
する。この点を具体的に説明すると、第1CCDカメラ
96が図7の2点鎖線で示される原点位置にあるとき、
第1CCDカメラ96の光軸A1と第2CCDカメラ9
8の光軸A2との搬送方向に沿った軸間距離K0は常に一
定の設備定数として考えることができる。この軸間距離
0は平版印刷版36のカット長Lの最小設定値よりも
短く設定されている。このとき、制御・演算部94は、
の駆動パルスを位置調整機構104のフィードモータ1
09へ出力する。これにより、フィードモータ109が
パルス数PNに比例する回転量だけ正転方向へ回転し、
位置調整機構104のキャリア110が移動距離DX
け前進する。このとき、第1CCDカメラ96は、図7
に示される位置(撮像位置)に移動し、その光軸A1
第2CCDカメラ98の光軸A2との軸間距離がカット
長Lの設定値と等しくなる。
【0030】また制御・演算部94は、位置調整機構1
05のフィードモータ109へもカット長Lの設定値と
軸間距離K0との差(移動距離DX)に対応するパルス数
Nの駆動パルスを出力する。これにより、位置調整機
構105のキャリア110も移動距離DXだけ前進し、
第1閃光光源100は、その光軸が第1CCDカメラ9
6の光軸A1と常に一致するように搬送方向に沿って位
置調整される。なお、CCDカメラ96,98の被撮像
視野R1,R2は、図7に示されるように平版印刷版36
上面の高さで、所定の広がりを有する略円形の領域とな
り、CCDカメラ96,98の光軸A1,A2は、それぞ
れ被撮像視野R1,R2の幾何学的な中心点を通過する。
【0031】加工ライン10では、上記した第1CCD
カメラ96及び第1閃光光源100の位置調整完了後
に、カッタ装置34により切断された平版印刷版36の
先端部がベルトコンベア62へ達する。これにより、シ
ート材測長装置80が付設されたベルトコンベア62
は、上流側のベルトコンベア60から送られてくる平版
印刷版36を所定の搬送速度で下流側(搬送方向)へ搬
送開始する。この平版印刷版36の先端側辺部36Aが
光電管センサ120による検出位置に達すると、光電管
センサ120は制御・演算部94へ検出信号T1を出力
する。これに同期して、制御・演算部94は、パルスジ
ェネレータ93から入力するアパルス信号PGのパルス
数のカウントを開始する。
【0032】光電管センサ120による平版印刷版36
の検出後、ベルトコンベア62により平版印刷版36が
光電管センサ120から光電管センサ114,116,
118までの距離だけ搬送されると、これらの光電管セ
ンサ114,116,118は、それぞれ同時に又は僅
かな時間差をもって平版印刷版36の先端側辺部36A
を検出し、制御・演算部94へ先端検出信号T2,T3
4を出力する。ここで、光電管センサ116,118
は、それぞれ先端側辺部36Aにおける両端部(図2の
左端部及び右端部)をそれぞれ検出し、光電管センサ1
14は、光電管センサ118に対して先端側辺部36A
の中央寄りの部位を検出する。このことから、ベルトコ
ンベア62により搬送される平版印刷版36が搬送方向
(矢印F方向)に対して傾いていない場合には、光電管
センサ114,116,118は平版印刷版36の先端
側辺部36Aを同一タイミングで検出するが、平版印刷
版36が搬送方向に対して傾いている場合には、光電管
センサ114,116,118は、傾きの大きさ(角
度)に応じた時間差をもって平版印刷版36の先端側辺
部36Aを異なるタイミングで検出する。
【0033】一方、制御・演算部94は、光電管センサ
114からの検出信号T2が入力すると、これに同期し
て第1CCDカメラ96,98を作動させると同時に、
閃光光源100,102を発光させる。これにより、第
1CCDカメラ96は、被撮像視野R1内における平版
印刷版36における先端側辺部36Aを含む先端部を撮
像し、平版印刷版36の先端部に対応するアナログの撮
像データを制御・演算部94へ出力する。また第2CC
Dカメラ98は、被撮像視野R2内における平版印刷版
36における後端側辺部36Bを含む後端部部を撮像
し、平版印刷版36の後端部に対応するアナログの撮像
データを制御・演算部94へ出力する。制御・演算部9
4は、平版印刷版36の辺部36A,36Bが被撮像視
野R1,R2内に存在する間に、CCDカメラ96,98
をそれぞれ予め設定された撮像回数であるN回に亘って
作動させ、平版印刷版36の先端部及び後端部について
それぞれN個の撮像データを得る。
【0034】制御・演算部94は、2台のCCDカメラ
96,98により同時に得られた撮像データに基づい
て、撮像時における平版印刷版36の先端側辺部36A
から光軸A1までの距離K1(図7参照)及び、平版印刷
版36の後端側辺部36Bから光軸A2までの距離K
2(図7参照)をそれぞれれぞれ演算する。具体的に
は、CCDカメラ96,98における受光アレイから出
力されるビット単位のアナログ信号と予め設定されたし
きい値とを比較し、このしきい値を越えた受光アレイか
ら光軸A1に対応する受光アレイまでのビット数をカウ
ントし、このカウント値から光軸A1,A2から辺部36
A,36Bまでの距離K1,K2をそれぞれ演算する。
【0035】上記のようにして図7に示される距離
1,K2を求めた後、制御・演算部94は、下式(1)
に基づいて平版印刷版36における先端側辺部36Aか
ら後端側辺部36Bまでの搬送方向に沿った間隔LF
演算する。
【0036】 LF=(K0+DX)+K1−K2・・・(1) 制御・演算部94は、上記のような演算をN個の撮像デ
ータ全てについて行ってN個の間隔LF(図8参照)を
得る。このとき、ベルトコンベア62により搬送される
平版印刷版36が搬送方向に対して傾いていない場合、
すなわち光電管センサ116,118が同時に先端側辺
部36Aを検出した場合には、間隔LFは平版印刷版3
6におけるカット長Lと一致するので、N個の間隔LF
の平均値を平版印刷版36のカット長L(測定値)と
し、このカット長Lを許容寸法(上限値LMIN〜下限値
MAX)と比較する。このとき、カット長Lが許容寸法
(上限値LMIN〜下限値LMAX)から外れている場合に
は、その平版印刷版36は振分ゲート74によりライン
アウトされ、ベルトコンベア72により回収容器76内
へ投入され、またカット長Lが許容寸法(上限値LMIN
〜下限値LMAX)内である場合には、その平版印刷版3
6はベルトコンベア64〜70により集積部42へ搬送
され集積束44とされる。ここで、平版印刷版36の許
容寸法は、例えば、(L±0.5)mmの範囲で設定さ
れる。
【0037】また制御・演算部94は、ベルトコンベア
62により搬送される平版印刷版36が搬送方向に対し
て傾いている場合、すなわち光電管センサ116,11
8が異なるタイミングで先端側辺部36Aを検出した場
合には、平版印刷版36の搬送方向に対する傾き角φ
(図8参照)を演算すると共に、この傾き角φ及び間隔
Fに基づいて平版印刷版36のカット長Lを演算す
る。先ず、傾き角φを演算する方法について説明する。
【0038】制御・演算部94は、前述したように光電
管センサ120からの検出信号T1の入力に同期して、
パルスジェネレータ93から出力されるパルス信号PG
のパルス数をカウント開始する。次いで、制御・演算部
94は、光電管センサ116からの検出信号T3が入力
するまでパルス信号PGのカウント値C3と、光電管セ
ンサ118から検出信号T4が入力するまでパルス信号
PGのカウント値C4とをそれぞれカウントし、これら
カウント値C3,C4との差に基づいて光電管センサ11
6,118間における搬送方向に沿ったズレ量EF(図
8参照)を算出する。ここで、光電管センサ116の光
軸と光電管センサ118の光軸との幅方向に沿った間隔
をDWとすると、平版印刷版36の傾き角φは、下式
(2)により求められる。
【0039】φ=tan-1(EF/DW) ・・・(2) 制御・演算部94は、(2)式により平版印刷版36の
傾き角φを求めたならば、間隔LF及び傾き角φを下式
(3)に代入し、平版印刷版36のカット長Lを演算す
る。
【0040】L=LF×COSφ ・・・(3) ここで、式(3)にはN個の間隔LFの平均値を代入し
てカット長Lを演算しても、N個の間隔LFを式(3)
に順次代入し、それぞれ間隔LFについて得られた演算
値を平均して求めるカット長Lとしても良い。
【0041】制御・演算部94は、上記のようして演算
されたカット長Lが許容寸法(上限値LMIN〜下限値L
MAX)から外れている場合には、平版印刷版36が搬送
方向に対して傾いていない場合と同様に、集積制御部7
8へラインアウト信号を出力し、その平版印刷版36を
振分ゲート74によりベルトコンベア72へ案内し、ベ
ルトコンベア72により回収容器76内へ投入させる。
【0042】なお、平版印刷版36のカット長Lに対す
る測定誤差は、前述したように許容寸法が(L±0.
5)mmの範囲で設定される場合には、少なくとも0.
1mmよりも小さくする必要がある。このような高い測
定精度を得るためには、通常、シート材測長装置80の
測定台としての機能を有するベルトコンベア62が問題
となる場合がある。すなわち、平版印刷版36が載置さ
れるベルトコンベア62におけるベルト86〜90の上
面部分は、平版印刷版36からの荷重を受けると平版印
刷版36と共に僅かに撓み変形するが、そのときの平版
印刷版36の撓み量は、平版印刷版36自体の剛性及び
重量と、ベルト86〜90の上面部分における張力とに
より変化する。そして、ベルト86〜90の上面部分の
張力は、ベルトコンベア62の構造から平版印刷版36
に対する搬送速度が変化すると変化する。
【0043】そこで、本実施形態では、予め、平版印刷
版36における支持体(アルミウエブ)の厚さ及びカッ
ト長Lをパラメータとする補正関数と、ベルトコンベア
62による平版印刷版36の搬送速度をパラメータとす
る補正関数とをそれぞれ統計的に求め、これらの補正関
数を制御・演算部94に設定しておき、これらの補正関
数により上記のようにして得られたカット長Lを更に補
正する補正処理を行っている。これにより、シート材測
長装置80では、平版印刷版36の剛性やベルトコンベ
ア62による搬送速度の影響を受けることなく、平版印
刷版36のカット長Lを十分に小さい測定誤差(0.1
mm以下)で安定的に測長できる。
【0044】また、上記のようなベルトコンベア62の
構造に起因する測定誤差を抑制するため、ベルトコンベ
ア62におけるローラ82,84間に高剛性の支持ロー
ラを複数本設け、これらの支持ローラによりベルト86
〜90の上面部分を下方から支持するようにしても良
い。またベルトコンベア62の代えて搬送方向に沿って
多数本の搬送ローラが配列されたローラコンベアを設置
し、このローラコンベアにより搬送される平版印刷版3
6をシート材測長装置80により測長するようにしても
良い。但し、平版印刷版36は合紙20が静電接着され
て帯電状態となっていることから、支持ローラや搬送ロ
ーラについては、その表面部分を絶縁材料により形成
し、平版印刷版36との間のスパークを防止する必要が
ある。
【0045】以上説明したように本実施形態に係るシー
ト材測長装置80によれば、制御・演算部94が第1C
CDカメラ96により得られた撮像データから搬送方向
に沿った平版印刷版36の先端側辺部36Aの位置を検
出すると共に、第2CCDカメラ98により得られた撮
像データから搬送方向に沿った平版印刷版36の後端側
辺部36Bの位置を検出し、かつ光電管センサ116,
118,120からの検出信号T1,T3,T4及びパ
ルスジェネレータ93からのパルス信号PGのカウント
値により得られた平版印刷版36の傾き角φとに基づい
てシート長Lを算出することにより、ベルトコンベア6
2上に載置されて搬送されている平版印刷版36が搬送
方向に対して傾いている場合でも、平版印刷版36にお
ける搬送方向に沿った先端側辺部から後端側辺部までの
シート長Lを精度良く測長できる。
【0046】なお、本実施形態に係るシート材測長装置
80は、ベルトコンベア62により搬送される平版印刷
版36を測長するものであるが、このような構造のシー
ト材測長装置を用いれば、平版印刷版36以外にも所定
の形状に加工された紙、金属板、樹脂板等の各種のシー
ト材をベルトコンベア等の搬送手段により搬送しつつ、
その長さを精度良く測長できることは言うまでもない。
また本実施形態に係るシート材測長装置80では、3個
の光電管センサ116,118,120により平版印刷
版36の先端側辺部36Aの傾きを検出したが、この先
端側辺部36Aの検出に代え、又は先端側辺部36Aの
検出に加えて光電管センサ116,118,120によ
り後端側辺部36Bを検出して平版印刷版36の搬送方
向に対する傾きを検出するようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】以上説明したように本発明のシート材測
長装置によれば、搬送手段上のシート材が搬送方向に対
して傾いている場合でも、この搬送手段により搬送され
ているシート材のカット長を精度良く測長できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置が
適用された平版印刷版の加工ラインの構成を示す斜視図
である。
【図2】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置が
付設されたベルトコンベアの構成を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置が
付設されたベルトコンベアの構成を示す平面図である。
【図4】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置が
付設されたベルトコンベアの構成を示す側面図である。
【図5】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置の
構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る傾き検出手段を構成
する光電管センサを示す側面図である。
【図7】 本発明の実施形態に係る2台のCCDカメラ
と平版印刷版との位置関係を示す側面図である。
【図8】 本発明の実施形態における平版印刷版のカッ
ト長の演算方法を説明するための平版印刷版の平面図で
ある。
【符号の説明】
36 平版印刷版(シート材) 36A 先端側辺部(シート材) 36B 後端側辺部(シート材) 62 ベルトコンベア(搬送手段) 80 シート材測長装置 94 制御・演算部(演算手段) 96 第1CCDカメラ 98 第2CCDカメラ 104 位置調整機構(位置調整手段) 105 位置調整機構(位置調整手段) 114 光電管センサ 116 光電管センサ(傾き検出手段、光学セン
サ) 118 光電管センサ(傾き検出手段、光学セン
サ) 120 光電管センサ(傾き検出手段、光学セン
サ)
フロントページの続き Fターム(参考) 2F065 AA12 AA22 AA31 BB13 BB15 DD06 FF04 JJ05 JJ26 MM03 PP15 PP16 QQ08 QQ24 QQ25 TT03 2H084 AA30 AE07 AE08 BB02 BB13 CC05 3F027 AA02 CA02 DA16 EA01 FA04 FA12 FA17 3F048 AA00 AB00 BA07 BA20 BB10 CA03 CC03 CC04 DA06 DB06 DC11 DC13 3F079 AA00 CA18 CB25 CB30 CC05 DA12 DA21

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬送手段により所定の搬送経路に沿って
    搬送されるシート材の先端側辺部から後端側辺部までの
    シート長を測長するシート材測長装置であって、 前記搬送手段により搬送されるシート材に対面するよう
    に設けられ、シート材の先端側辺部が被撮像視野内に入
    ると、シート材を撮像する第1CCDカメラと、 前記搬送手段上を搬送されるシート材に対面するように
    設けられると共に、前記第1CCDカメラに対して搬送
    方向上流側に位置し、シート材の後端側辺部が被撮像視
    野内に入ると、前記第1CCDカメラの撮像タイミング
    に同期してシート材を撮像する第2CCDカメラと、 前記搬送手段上を搬送されるシート材の前記搬送方向に
    対する傾きを検出する傾き検出手段と、 前記第1CCDカメラにより得られた撮像データから前
    記搬送方向に沿った先端側辺部の位置を検出すると共
    に、前記第2CCDカメラにより得られた撮像データか
    ら前記搬送方向に沿った後端側辺部の位置を検出し、前
    記搬送方向に沿った先端側及び後端側辺部の位置と前記
    傾き検出手段により検出されたシート材の傾きとに基づ
    いてシート長を算出する演算手段と、 を有することを特徴とするシート材測長装置。
  2. 【請求項2】 前記第1CCDカメラと前記第2CCD
    カメラとの前記搬送方向に沿った距離がシート長の設定
    値に対応する長さとなるように、前記第1CCDカメラ
    及び前記第2CCDカメラの少なくとも一方を前記搬送
    方向に沿って位置調整する位置調整手段を有することを
    特徴とする請求項1記載のシート材測長装置。
  3. 【請求項3】 前記傾き検出手段は、前記搬送手段によ
    り搬送されるシート材の幅方向中央部に対面するように
    設けられた第1光学センサと、前記第1光学センサに対
    して搬送方向下流側に配置されると共に、前記搬送手段
    により搬送されるシート材の幅方向両端部にそれぞれ対
    面するように設けられた一対の第2光学センサとを有
    し、前記第1光学センサ及び一対の前記第2光学センサ
    により前記搬送手段により搬送されるシート材における
    先端側辺部及び後端側辺部の少なくとも一方を検出する
    ことを特徴とする請求項1又は2記載のシート材測長装
    置。
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