JP3928170B2 - シート材測長装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、搬送手段により搬送されているシート材のシート長を自動的に測長するためのシート材測長装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
PS版等の平版印刷版の製造ラインでは、長尺帯状に圧延されたアルミニウム板等の金属支持体上に、例えば、砂目立て、陽極酸化処理、化成処理などの表面処理を単独又は適宜組み合わせて施し、次いで感光性組成物(この感光性組成物の中には感熱性組成物を含む)を塗布、乾燥して感光層を形成し、製品としての平版印刷版の加工素材である製品ウエブを製造する。この製品ウエブはロール状に巻き取られてウエブロールとして平版印刷版の製造ラインから加工ラインへ供給される。平版印刷版の加工ラインでは、ウエブロールから延出された製品ウエブの両端部をそれぞれスリッタ装置により長手方向に沿って切り落とし、この製品ウエブを製品サイズに応じて幅調整した後、この製品ウエブをカッタ装置により幅方向に沿って切断して所要サイズの平版印刷版とする。平版印刷版の加工ラインでは、所要サイズに切断加工された平版印刷版をベルトコンベアにより集積装置に搬送し、この集積装置により所定の枚数毎に積み重ねて平版印刷版の束とする。この平版印刷版の束は平版印刷版の加工ラインからベルトコンベアやローラコンベア等により包装工程等の次工程へ搬送される。
【0003】
また上記のような平版印刷版の加工ラインでは、カット装置により切断された平版印刷版を所定のサンプリング頻度に応じてベルトコンベア上から抜き取り、この加工ラインから抜き取られた平版印刷版のカット長をライン外に設けられた専用の測長装置により測定し、平版印刷版のカット長の寸法精度(切断精度)を確認していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、ライン外に設けられた測長装置により平版印刷版のカット長を測定した完了した時点では、この平版印刷版と同一ロットの平版印刷版の多くは、通常、集積装置により既に集積されて平版印刷版の束とされてしまっている。このため、もし平版印刷版のカット長が品質基準により決められた許容寸法から外れていた場合には、既に束として集積された多数枚の平版印刷版についてもカット長をそれぞれ測定しなければならず、その測定作業が非常に煩瑣なものなる。従って、平版印刷版の加工ラインでは、カット装置により切断加工された後、集積装置により束として集積される前に、全ての平版印刷版についてカット長を測長することが望まれる。このようなベルトコンベア等の搬送手段により搬送されているシート材(平版印刷版)の寸法を測定する測長装置は既に存在するが、このような用途に用いられる従来の測長装置では、ベルトコンベア等の搬送手段上の平版印刷版が搬送方向に対して傾いている場合には、平版印刷版のカット長を十分に高い精度で測長できないという問題がある。
【0005】
本発明の目的は、上記事実を考慮して、搬送手段上のシート材が搬送方向に対して傾いている場合でも、該搬送手段により搬送されているシート材のカット長を精度良く測長できるシート材測長装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明のシート材測長装置によれば、演算手段が、第1CCDカメラにより得られたN個の撮像データ及び第2CCDカメラにより得られたN個の撮像データに基づいて搬送方向に沿ったシート材における先端辺部と後端側辺部との間隔を算出し、このシート材における先端辺部と後端側辺部との間隔及び傾き検出手段により検出されたシート材の傾きに基づいてシート長を算出することにより、搬送手段上に載置されて搬送方向へ搬送されているシート材が搬送方向に対して傾いている場合でも、シート材における先端側辺部から後端側辺部までのシート長を精度良く測長できる。
【0007】
のとき、傾き検出手段によりシート材の搬送方向に対する傾きが検出されていない場合には、搬送方向に沿ったシート材における先端辺部と後端側辺部との間隔がシート長になり、また傾き検出手段によりシート材の傾きが検出されている場合には、シート材の搬送方向に対する傾きに大きさ(角度)に応じて、搬送方向に沿ったシート材における先端辺部と後端側辺部との間隔を補正することでシート材のシート長を算出できる。
【0008】
ここで、搬送手段としては、ベルトコンベア、ローラコンベア等のシート材を所定の搬送経路に沿って搬送できるものであれば良く、コンベア以外にもレール上を移動するキャリアにシート材を積載して搬送するものでも良い。また第1及び第2CCDカメラとしては、搬送方向に沿って受光素子が配列されたラインCCDカメラでも、また搬送方向及び幅方向に沿って2次元的に受光素子が配列されたエリアCCDカメラの何れでも適用可能である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施形態に係るシート材測長装置について図面を参照して説明する。
【0010】
(実施形態の構成)
先ず、図1に基づいて本発明の実施形態に係るシート材測長装置が適用された平版印刷版の加工ライン10について説明する。この加工ライン10の上流側(図1の右上側)にはウエブ送出機14が配設されており、このウエブ送出機14には、平版印刷版への加工素材である長尺帯状のウエブ12がロール状に巻き取られた状態で装填されている。ウエブ送出機14は、ウエブ12を連続的に下流側のレベラ16へ送り出す。このウエブ12はレベラ16によりカールが矯正された後、圧着ローラ18に至る。圧着ローラ18はウエブ12の上面(画像形成面)に合紙送出機21から送られてきた長尺帯状の合紙20を圧着する。このとき、ウエブ12へ圧着された合紙20は帯電装置(図示省略)により帯電されてウエブ12へ静電接着される。
【0011】
圧着ローラ18の下流側にはノッチャー22が配置されている。このノッチャー22は、その下流側に設置されたスリッタ装置24によりウエブ12をスリット開始する場合、ウエブ12のスリット幅を変更する場合、及びウエブ12のスリットを終了させる場合に、それぞれウエブ12における幅方向に沿った両側端部をそれぞれ打抜き、ウエブ12の両側端から中央側へ向って凹状に切欠かれた切欠部を形成する。これにより、ノッチャー22の下流側に設けられたスリッタ装置24は、上刃及び下刃からなる剪断部材(図示省略)を切欠部内でウエブ12の幅方向に沿って移動させ、ウエブ12のスリット幅を変更する。
【0012】
なお、スリッタ装置24の僅かに下流側には、スリッタ装置24によりウエブ12から切り落とされた細帯状の切捨部(以下、「ウエブ切捨部」という。)の先端付近を把持して、このウエブ切捨部をチョッパ装置へ導くガイド機構(図示省略)が設けられている。チョッパ装置はウエブ切捨部を細かく破断して再生可能なアルミ屑とする。このアルミ屑はコンベア機構23により搬送され、回収容器25内へ排出される。また加工ライン10では、スリッタ装置24及びその周辺部材(図示省略)とにより裁断ユニット30が構成されると共に、この裁断ユニット30が2組用意されている。これにより、剪断部材の交換及び位置調整等の段取作業を、ライン外の使用していない裁断ユニット30で行うことができ、加工ライン10のライン停止時間の抑制が図られている。
【0013】
スリッタ装置24により所定のスリット幅に切断されたウエブ12は、ウエブ測長装置32により送り長がカウントされ、予め設定されたカット長に対応するカウント値がウエブ測長装置32によりカウントされると、それに同期してカッタ装置34により幅方向に沿って直線的に切断される。これにより、予め設定されたスリット幅S及びカット長L(それぞれ図2参照)を有する矩形状の平版印刷版36が製造される。
【0014】
平版印刷版36は、複数台(図1では6台)のベルトコンベア60〜70により集積部42に送られ、この集積部42にて所定枚数積み重ねられて、集積束44が構成される。なお、保護シート供給ライン46からベルトコンベア68へ所定のタイミングで段ボール等、厚紙等の保護シート48を供給することにより、集積部42に積載される集積束44の上下若しくは片側に、厚紙等からなる保護シート48を配置することが可能となる。
【0015】
また、ベルトコンベア62とベルトコンベア64との間には振分ゲート74(図5参照)が設置されており、この振分ゲートは、後述するシート材測長装置80により測長された平版印刷版36のカット長が品質基準に規定された許容寸法から外れている場合には、この平版印刷版36をベルトコンベア62からラインアウト用のベルトコンベア72へ振り分ける。これにより、ベルトコンベア72は、カット長が品質基準から外れている平版印刷版36を斜め下方へ搬送し、その下流端部から回収容器76内へ投入する。なお、振分ゲート74は、図5に示される集積制御部78により制御され、平版印刷版36をベルトコンベア64へ案内する第1ガイド位置及びベルトコンベア72へ案内する第2ガイド位置の何れかの位置へ揺動する。
【0016】
一方、カット長が品質基準を満たした平版印刷版36からなる集積束44は、複数台のコンベア50により所定の積替位置へ搬送され、この積替位置で積替装置52によりコンベア50からパレット54上へ積替えられる。この集積束44が積載されたパレット54は自動搬送装置56により包装工程に送られ、クラフト紙等の外装紙により包装された後、更に必要に応じて段ボール箱等の収納箱内へ収納されたり、又は出荷用のパレット上に積載されることにより、ユーザへ出荷可能な形態とされる。
【0017】
次に、上記の加工ライン10に配置された本実施形態に係るシート材測長装置80の構成を図2〜図8に基づいて説明する。シート材測長装置80は、カッタ装置34の下流側に配置された1台のベルトコンベア62に付設されており、このベルトコンベア62により搬送される平版印刷版36のカット長を測長する。このベルトコンベア62には、図2に示されるように円柱状の従動ローラ82及び駆動ローラ84が設けられており、これら一対のローラ82,84は回転可能に支持されると共に、それぞれループ状に形成された3枚のベルト86〜90を搬送方向(矢印F方向)に沿って張設している。ここで、ベルト86,88はローラ82,84の軸方向両端部にそれぞれ配設され、ベルト90はローラ82,84の軸方向中央部に配設されている。このとき、ベルト86,88間及びベルト88,90間には、それぞれ搬送方向に沿ってスリット状の隙間が形成される。また駆動ローラ82には、図4に示されるように駆動モータ92が減速機構(図示省略)を介して連結されている。
【0018】
図5に示されるように、シート材測長装置80は制御・演算部94を備えており、この制御・演算部94はCPU、メモリ、サーボドライバ等からなり、シート材測長装置80の動作を制御すると共に、後述する各種の入力情報に基づいてベルトコンベア62上の平版印刷版36のカット長Lを算出する。ここで、カット長Lとは、図2に示されるように、平版印刷版36におけるカッタ装置34による切断端間の寸法、すなわち平版印刷版36の先端側辺部36Aから後端側辺部36Bまでの寸法である。またシート材測長装置80は、制御・演算部94によりそれぞれ制御される第1CCDカメラ96及び第2CCDカメラ98と、これらCCDカメラ96,98に対する第1閃光光源100及び第2閃光光源102とを備えている。
【0019】
図4に示されるように、2台のCCDカメラ96,98は、それぞれベルトコンベア62により搬送される平版印刷版36に正対するようにベルトコンベア62の上方に支持されている。CCDカメラ96,98は搬送方向に沿ってそれぞれ異なる位置(撮像位置)に配置されている。具体的には、第1CCDカメラ96は、第2CCDカメラ98に対して平版印刷版36のカット長Lに対応する距離だけ下流側の位置に配置される。またCCDカメラ96,98は、ベルトコンベア62の幅方向(矢印W方向)へは互いに同一位置に配置されており、それぞれベルト86,88間に形成される隙間の上方に位置している。
【0020】
第2CCDカメラ98は、装置フレーム等に固定された状態でベルトコンベア62の上流側の上方へ支持されている。また第1CCDカメラ96は、位置調整機構104を介してベルトコンベア62の下流側の上方へ支持されている。位置調整機構104には、図4に示されるように、軸心が搬送方向と平行になるように軸支されたフィード軸106及び、このフィード軸106に減速機108を介して連結されたフィードモータ109が設けられている。またフィード軸106の外周面には螺旋状の係合溝が形成されており、フィード軸106の外周側には、その係合溝に噛み合うと共に軸方向へスライド可能となるようにキャリア110が配設されている。このキャリア110には第1CCDカメラ96が搭載されている。位置調整機構104では、フィードモータ109によりフィード軸106が正転方向又は逆転方向へ回転すると、キャリア110が搬送方向に沿って前進又は後進し、その移動量がフィード軸106の回転量に比例するものになる。
【0021】
位置調整機構104には、図4に示されるようにキャリア110が搬送方向に沿って移動したことを検出するためのポジションセンサ112が設けられている。このポジションセンサ112は、搬送方向に沿ってキャリア110が移動すると、これに同期して検出信号を制御・演算部94へ出力する。制御・演算部94は、ポジションセンサ112からの検出信号に基づいてフィードモータ109をサーボ制御する。
【0022】
図4に示されるように、閃光光源100,102は、ベルトコンベア62におけるベルト86〜90の内周側に設けられており、その発光時には大光量の閃光をCCDカメラ96,98へ向って瞬間的に発生する。ここで、第2閃光光源102は、常に第2CCDカメラ98と正対するように固定配置されている。一方、第1閃光光源100は、第1CCDカメラ96の位置調整機構104と同様の構造を有する位置調整機構105により支持され、この位置調整機構105により搬送方向に沿って位置調整可能とされている。この位置調整機構105の構成部材については、第1CCDカメラ96の位置調整機構104と共通化されているので同一符合を付して説明を省略する。
【0023】
シート材測長装置80は、図5及び図6に示されるように、平版印刷版36に対する撮像タイミングを検出するための1個の光電管センサ114と、平版印刷版36の搬送方向に対する傾き角を検出するための3個の光電管センサ116,118,120とを備えている。これらうち光電管センサ114,116,118は、それぞれ受光器114A,116A,118A,120A及び投光器114B,116B,118B,120Bが分離された遮蔽式のものであり、平版印刷版36の非検出時には投光器114B,116B,118Bから出射される光ビームがそれぞれ受光器114A,116A,118Aが入射しており、投光器114B,116B,118Bから出射される光ビームが平版印刷版36により遮られることで平版印刷版36を検出する。
【0024】
光電管センサ114,116,118は、その光軸が搬送方向では互いに一致するように配置されており、第1CCDカメラ96の光軸に対しても搬送方向では一致するように配置されている。ここで、光電管センサ114,116,118の受光器114A,116A,118Aは、第1CCDカメラ96と共にキャリア110(図4参照)に搭載されており、位置調整機構104により第1CCDカメラ96が搬送方向へ位置調整されても、第1CCDカメラ96に対する相対的な位置関係が変化しない。また光電管センサ114,116,118の投光器114B,116B,118Bは、第1閃光光源100と共にキャリア110(図4参照)に搭載されており、位置調整機構105により第1閃光光源100が搬送方向へ位置調整されても、第1閃光光源100に対する相対的な位置関係が変化せず、かつ受光器114A,116A,118Aに対する相対的な位置関係も変化しない。また光電管センサ120は、他の光電管センサ114,116,118に対して所定距離だけ搬送方向上流側に配置されている。
【0025】
図3に示されるように、光電管センサ114及び光電管センサ116は、ベルトコンベア62における幅方向に沿ってベルト88とベルト90との間に配置されており、これらベルト88,90間の隙間を通して投光器114B,116Bからの光ビームが受光器114A,116Aへ入射する。また光電管センサ118は、ベルトコンベア62における幅方向に沿ってベルト86とベルト88との間に配置されており、これらベルト86,88間の隙間を通して投光器118Bからの光ビームが受光器118Aへ入射する。一方、光電管センサ120は、ベルトコンベア62における幅方向に沿ってベルト88の中央上に配置されており、ここで、平版印刷版36は、その幅方向中央がベルト88の中央と略一致するように位置決めされつつベルトコンベア62により搬送される。
【0026】
シート材測長装置80では、CCDカメラ96,98からの撮像データ及び光電管センサ114,116,118,120からの検出信号が制御・演算部94へ出力される。また制御・演算部94は、平版印刷版36のカット長Lが品質基準により決められた許容寸法から外れている場合には集積制御部78へラインアウト信号を出力する。またベルトコンベア62における駆動モータ92には、図5に示されるようにパルスジェネレータ93が接続されており、このパルスジェネレータ93は、駆動モータ92の回転量に比例する数のパルス信号PGを制御・演算部94へ出力する。
【0027】
(実施形態の作用)
次に、上記のように構成された本実施形態に係るシート材測長装置80の動作及び作用について説明する。
【0028】
加工ライン10全体を制御するコントローラ(図示省略)は、ウエブ12を素材として平版印刷版36を加工開始する際に、製品仕様に定められた平版印刷版36のカット長Lの設定値を制御・演算部94へ出力する。制御・演算部94は、コントローラから入力した設定値に基づいて平版印刷版36のカット長Lの許容寸法(上限値LMIN〜下限値LMAX)を判断する。
【0029】
制御・演算部94は、カット長Lの設定値に応じて搬送方向に沿って所定の原点位置にあるキャリア110に対する搬送方向に沿った移動距離DXを算出する。この点を具体的に説明すると、第1CCDカメラ96が図7の2点鎖線で示される原点位置にあるとき、第1CCDカメラ96の光軸A1と第2CCDカメラ98の光軸A2との搬送方向に沿った軸間距離K0は常に一定の設備定数として考えることができる。この軸間距離K0は平版印刷版36のカット長Lの最小設定値よりも短く設定されている。このとき、制御・演算部94は、の駆動パルスを位置調整機構104のフィードモータ109へ出力する。これにより、フィードモータ109がパルス数PNに比例する回転量だけ正転方向へ回転し、位置調整機構104のキャリア110が移動距離DXだけ前進する。このとき、第1CCDカメラ96は、図7に示される位置(撮像位置)に移動し、その光軸A1と第2CCDカメラ98の光軸A2との軸間距離がカット長Lの設定値と等しくなる。
【0030】
また制御・演算部94は、位置調整機構105のフィードモータ109へもカット長Lの設定値と軸間距離K0との差(移動距離DX)に対応するパルス数PNの駆動パルスを出力する。これにより、位置調整機構105のキャリア110も移動距離DXだけ前進し、第1閃光光源100は、その光軸が第1CCDカメラ96の光軸A1と常に一致するように搬送方向に沿って位置調整される。なお、CCDカメラ96,98の被撮像視野R1,R2は、図7に示されるように平版印刷版36上面の高さで、所定の広がりを有する略円形の領域となり、CCDカメラ96,98の光軸A1,A2は、それぞれ被撮像視野R1,R2の幾何学的な中心点を通過する。
【0031】
加工ライン10では、上記した第1CCDカメラ96及び第1閃光光源100の位置調整完了後に、カッタ装置34により切断された平版印刷版36の先端部がベルトコンベア62へ達する。これにより、シート材測長装置80が付設されたベルトコンベア62は、上流側のベルトコンベア60から送られてくる平版印刷版36を所定の搬送速度で下流側(搬送方向)へ搬送開始する。この平版印刷版36の先端側辺部36Aが光電管センサ120による検出位置に達すると、光電管センサ120は制御・演算部94へ検出信号T1を出力する。これに同期して、制御・演算部94は、パルスジェネレータ93から入力するアパルス信号PGのパルス数のカウントを開始する。
【0032】
光電管センサ120による平版印刷版36の検出後、ベルトコンベア62により平版印刷版36が光電管センサ120から光電管センサ114,116,118までの距離だけ搬送されると、これらの光電管センサ114,116,118は、それぞれ同時に又は僅かな時間差をもって平版印刷版36の先端側辺部36Aを検出し、制御・演算部94へ先端検出信号T2,T3,T4を出力する。ここで、光電管センサ116,118は、それぞれ先端側辺部36Aにおける両端部(図2の左端部及び右端部)をそれぞれ検出し、光電管センサ114は、光電管センサ118に対して先端側辺部36Aの中央寄りの部位を検出する。このことから、ベルトコンベア62により搬送される平版印刷版36が搬送方向(矢印F方向)に対して傾いていない場合には、光電管センサ114,116,118は平版印刷版36の先端側辺部36Aを同一タイミングで検出するが、平版印刷版36が搬送方向に対して傾いている場合には、光電管センサ114,116,118は、傾きの大きさ(角度)に応じた時間差をもって平版印刷版36の先端側辺部36Aを異なるタイミングで検出する。
【0033】
一方、制御・演算部94は、光電管センサ114からの検出信号T2が入力すると、これに同期して第1CCDカメラ96,98を作動させると同時に、閃光光源100,102を発光させる。これにより、第1CCDカメラ96は、被撮像視野R1内における平版印刷版36における先端側辺部36Aを含む先端部を撮像し、平版印刷版36の先端部に対応するアナログの撮像データを制御・演算部94へ出力する。また第2CCDカメラ98は、被撮像視野R2内における平版印刷版36における後端側辺部36Bを含む後端部を撮像し、平版印刷版36の後端部に対応するアナログの撮像データを制御・演算部94へ出力する。制御・演算部94は、平版印刷版36の辺部36A,36Bが被撮像視野R1,R2内に存在する間に、CCDカメラ96,98をそれぞれ予め設定された撮像回数であるN回(Nは2以上の自然数)に亘って作動させ、平版印刷版36の先端部及び後端部についてそれぞれN個の撮像データを得る。
【0034】
制御・演算部94は、2台のCCDカメラ96,98により同時に得られた撮像データに基づいて、撮像時における平版印刷版36の先端側辺部36Aから光軸A1までの距離K1(図7参照)及び、平版印刷版36の後端側辺部36Bから光軸A2までの距離K2(図7参照)をそれぞれ演算する。具体的には、CCDカメラ96,98における受光アレイから出力されるビット単位のアナログ信号と予め設定されたしきい値とを比較し、このしきい値を越えた受光アレイから光軸A1に対応する受光アレイまでのビット数をカウントし、このカウント値から光軸A1,A2から辺部36A,36Bまでの距離K1,K2をそれぞれ演算する。
【0035】
上記のようにして図7に示される距離K1,K2を求めた後、制御・演算部94は、下式(1)に基づいて平版印刷版36における先端側辺部36Aから後端側辺部36Bまでの搬送方向に沿った間隔LFを演算する。
【0036】
F=(K0+DX)+K1−K2・・・(1)
制御・演算部94は、上記のような演算をN個の撮像データ全てについて行ってN個の間隔LF(図8参照)を得る。このとき、ベルトコンベア62により搬送される平版印刷版36が搬送方向に対して傾いていない場合、すなわち光電管センサ116,118が同時に先端側辺部36Aを検出した場合には、間隔LFは平版印刷版36におけるカット長Lと一致するので、N個の間隔LFの平均値を平版印刷版36のカット長L(測定値)とし、このカット長Lを許容寸法(上限値LMIN〜下限値LMAX)と比較する。このとき、カット長Lが許容寸法(上限値LMIN〜下限値LMAX)から外れている場合には、その平版印刷版36は振分ゲート74によりラインアウトされ、ベルトコンベア72により回収容器76内へ投入され、またカット長Lが許容寸法(上限値LMIN〜下限値LMAX)内である場合には、その平版印刷版36はベルトコンベア64〜70により集積部42へ搬送され集積束44とされる。ここで、平版印刷版36の許容寸法は、例えば、(L±0.5)mmの範囲で設定される。
【0037】
また制御・演算部94は、ベルトコンベア62により搬送される平版印刷版36が搬送方向に対して傾いている場合、すなわち光電管センサ116,118が異なるタイミングで先端側辺部36Aを検出した場合には、平版印刷版36の搬送方向に対する傾き角φ(図8参照)を演算すると共に、この傾き角φ及び間隔LFに基づいて平版印刷版36のカット長Lを演算する。先ず、傾き角φを演算する方法について説明する。
【0038】
制御・演算部94は、前述したように光電管センサ120からの検出信号T1の入力に同期して、パルスジェネレータ93から出力されるパルス信号PGのパルス数をカウント開始する。次いで、制御・演算部94は、光電管センサ116からの検出信号T3が入力するまでパルス信号PGのカウント値C3と、光電管センサ118から検出信号T4が入力するまでパルス信号PGのカウント値C4とをそれぞれカウントし、これらカウント値C3,C4との差に基づいて光電管センサ116,118間における搬送方向に沿ったズレ量EF(図8参照)を算出する。ここで、光電管センサ116の光軸と光電管センサ118の光軸との幅方向に沿った間隔をDWとすると、平版印刷版36の傾き角φは、下式(2)により求められる。
【0039】
φ=tan-1(EF/DW) ・・・(2)
制御・演算部94は、(2)式により平版印刷版36の傾き角φを求めたならば、間隔LF及び傾き角φを下式(3)に代入し、平版印刷版36のカット長Lを演算する。
【0040】
L=LF×COSφ ・・・(3)
ここで、式(3)にはN個の間隔LFの平均値を代入してカット長Lを演算しても、N個の間隔LFを式(3)に順次代入し、それぞれ間隔LFについて得られた演算値を平均して求めるカット長Lとしても良い。
【0041】
制御・演算部94は、上記のようして演算されたカット長Lが許容寸法(上限値LMIN〜下限値LMAX)から外れている場合には、平版印刷版36が搬送方向に対して傾いていない場合と同様に、集積制御部78へラインアウト信号を出力し、その平版印刷版36を振分ゲート74によりベルトコンベア72へ案内し、ベルトコンベア72により回収容器76内へ投入させる。
【0042】
なお、平版印刷版36のカット長Lに対する測定誤差は、前述したように許容寸法が(L±0.5)mmの範囲で設定される場合には、少なくとも0.1mmよりも小さくする必要がある。このような高い測定精度を得るためには、通常、シート材測長装置80の測定台としての機能を有するベルトコンベア62が問題となる場合がある。すなわち、平版印刷版36が載置されるベルトコンベア62におけるベルト86〜90の上面部分は、平版印刷版36からの荷重を受けると平版印刷版36と共に僅かに撓み変形するが、そのときの平版印刷版36の撓み量は、平版印刷版36自体の剛性及び重量と、ベルト86〜90の上面部分における張力とにより変化する。そして、ベルト86〜90の上面部分の張力は、ベルトコンベア62の構造から平版印刷版36に対する搬送速度が変化すると変化する。
【0043】
そこで、本実施形態では、予め、平版印刷版36における支持体(アルミウエブ)の厚さ及びカット長Lをパラメータとする補正関数と、ベルトコンベア62による平版印刷版36の搬送速度をパラメータとする補正関数とをそれぞれ統計的に求め、これらの補正関数を制御・演算部94に設定しておき、これらの補正関数により上記のようにして得られたカット長Lを更に補正する補正処理を行っている。これにより、シート材測長装置80では、平版印刷版36の剛性やベルトコンベア62による搬送速度の影響を受けることなく、平版印刷版36のカット長Lを十分に小さい測定誤差(0.1mm以下)で安定的に測長できる。
【0044】
また、上記のようなベルトコンベア62の構造に起因する測定誤差を抑制するため、ベルトコンベア62におけるローラ82,84間に高剛性の支持ローラを複数本設け、これらの支持ローラによりベルト86〜90の上面部分を下方から支持するようにしても良い。またベルトコンベア62の代えて搬送方向に沿って多数本の搬送ローラが配列されたローラコンベアを設置し、このローラコンベアにより搬送される平版印刷版36をシート材測長装置80により測長するようにしても良い。但し、平版印刷版36は合紙20が静電接着されて帯電状態となっていることから、支持ローラや搬送ローラについては、その表面部分を絶縁材料により形成し、平版印刷版36との間のスパークを防止する必要がある。
【0045】
以上説明したように本実施形態に係るシート材測長装置80によれば、制御・演算部94が第1CCDカメラ96により得られた撮像データから搬送方向に沿った平版印刷版36の先端側辺部36Aの位置を検出すると共に、第2CCDカメラ98により得られた撮像データから搬送方向に沿った平版印刷版36の後端側辺部36Bの位置を検出し、かつ光電管センサ116,118,120からの検出信号T1,T3,T4及びパルスジェネレータ93からのパルス信号PGのカウント値により得られた平版印刷版36の傾き角φとに基づいてシート長Lを算出することにより、ベルトコンベア62上に載置されて搬送されている平版印刷版36が搬送方向に対して傾いている場合でも、平版印刷版36における搬送方向に沿った先端側辺部から後端側辺部までのシート長Lを精度良く測長できる。
【0046】
なお、本実施形態に係るシート材測長装置80は、ベルトコンベア62により搬送される平版印刷版36を測長するものであるが、このような構造のシート材測長装置を用いれば、平版印刷版36以外にも所定の形状に加工された紙、金属板、樹脂板等の各種のシート材をベルトコンベア等の搬送手段により搬送しつつ、その長さを精度良く測長できることは言うまでもない。また本実施形態に係るシート材測長装置80では、3個の光電管センサ116,118,120により平版印刷版36の先端側辺部36Aの傾きを検出したが、この先端側辺部36Aの検出に代え、又は先端側辺部36Aの検出に加えて光電管センサ116,118,120により後端側辺部36Bを検出して平版印刷版36の搬送方向に対する傾きを検出するようにしても良い。
【0047】
【発明の効果】
以上説明したように本発明のシート材測長装置によれば、搬送手段上のシート材が搬送方向に対して傾いている場合でも、この搬送手段により搬送されているシート材のカット長を精度良く測長できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置が適用された平版印刷版の加工ラインの構成を示す斜視図である。
【図2】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置が付設されたベルトコンベアの構成を示す斜視図である。
【図3】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置が付設されたベルトコンベアの構成を示す平面図である。
【図4】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置が付設されたベルトコンベアの構成を示す側面図である。
【図5】 本発明の実施形態に係るシート材測長装置の構成を示すブロック図である。
【図6】 本発明の実施形態に係る傾き検出手段を構成する光電管センサを示す側面図である。
【図7】 本発明の実施形態に係る2台のCCDカメラと平版印刷版との位置関係を示す側面図である。
【図8】 本発明の実施形態における平版印刷版のカット長の演算方法を説明するための平版印刷版の平面図である。
【符号の説明】
36 平版印刷版(シート材)
36A 先端側辺部(シート材)
36B 後端側辺部(シート材)
62 ベルトコンベア(搬送手段)
80 シート材測長装置
94 制御・演算部(演算手段)
96 第1CCDカメラ
98 第2CCDカメラ
104 位置調整機構(位置調整手段)
105 位置調整機構(位置調整手段)
114 光電管センサ
116 光電管センサ(傾き検出手段、光学センサ)
118 光電管センサ(傾き検出手段、光学センサ)
120 光電管センサ(傾き検出手段、光学センサ)

Claims (3)

  1. 搬送手段により所定の搬送経路に沿って搬送されるシート材の先端側辺部から後端側辺部までのシート長を測長するシート材測長装置であって、
    前記搬送手段により搬送されるシート材に対面するように設けられ、シート材の先端側辺部が被撮像視野内に入っている間に、シート材をN回(Nは2以上の自然数)撮像する第1CCDカメラと、
    前記搬送手段上を搬送されるシート材に対面するように設けられると共に、前記第1CCDカメラに対して搬送方向上流側に位置し、シート材の後端側辺部が被撮像視野内に入っている間に、前記第1CCDカメラによるN回の撮像タイミングにそれぞれ同期してシート材をN回撮像する第2CCDカメラと、
    前記搬送手段上を搬送されるシート材の前記搬送方向に対する傾きを検出する傾き検出手段と、
    前記第1CCDカメラにより得られたN個の撮像データ及び前記第2CCDカメラにより得られたN個の撮像データに基づいて前記搬送方向に沿ったシート材における先端辺部と後端側辺部との間隔を算出し、該シート材における先端辺部と後端側辺部との間隔及び前記傾き検出手段により検出されたシート材の傾きに基づいてシート長を算出する演算手段と、
    を有することを特徴とするシート材測長装置。
  2. 前記第1CCDカメラと前記第2CCDカメラとの前記搬送方向に沿った距離がシート長の設定値に対応する長さとなるように、前記第1CCDカメラ及び前記第2CCDカメラの少なくとも一方を前記搬送方向に沿って位置調整する位置調整手段を有することを特徴とする請求項1記載のシート材測長装置。
  3. 前記傾き検出手段は、前記搬送手段により搬送されるシート材の幅方向中央部に対面するように設けられた第1光学センサと、前記第1光学センサに対して搬送方向下流側に配置されると共に、前記搬送手段により搬送されるシート材の幅方向両端部にそれぞれ対面するように設けられた一対の第2光学センサとを有し、前記第1光学センサ及び一対の前記第2光学センサにより前記搬送手段により搬送されるシート材における先端側辺部及び後端側辺部の少なくとも一方を検出することを特徴とする請求項1又は2記載のシート材測長装置。
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