JP2003246127A - 画像記録装置、記録制御装置及びその制御方法 - Google Patents
画像記録装置、記録制御装置及びその制御方法Info
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- JP2003246127A JP2003246127A JP2002046687A JP2002046687A JP2003246127A JP 2003246127 A JP2003246127 A JP 2003246127A JP 2002046687 A JP2002046687 A JP 2002046687A JP 2002046687 A JP2002046687 A JP 2002046687A JP 2003246127 A JP2003246127 A JP 2003246127A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 プリンタ装置においてエラーが発生している
か否かといった肝心な情報をユーザが把握できるまでに
多くの時間を要し、プリンタ装置でエラーが発生してい
る場合は、それまでの処理が無駄になる。 【解決手段】 画像データ源からの画像データに基づい
て画像を記録する画像記録装置及びその制御方法であっ
て、画像データに基づいて被記録媒体に画像を記録する
際、画像データの記録指示に応じて画像データを処理し
て記録データに変換する画像処理(S8)に先行して記
録部(プリンタエンジン)の状態を判別し(S2)、エ
ラーが発生しているとエラー表示を行い(S3)、エラ
ーが発生していなければ印刷ジョブを開始して(S
6)、印刷処理を実行する。
か否かといった肝心な情報をユーザが把握できるまでに
多くの時間を要し、プリンタ装置でエラーが発生してい
る場合は、それまでの処理が無駄になる。 【解決手段】 画像データ源からの画像データに基づい
て画像を記録する画像記録装置及びその制御方法であっ
て、画像データに基づいて被記録媒体に画像を記録する
際、画像データの記録指示に応じて画像データを処理し
て記録データに変換する画像処理(S8)に先行して記
録部(プリンタエンジン)の状態を判別し(S2)、エ
ラーが発生しているとエラー表示を行い(S3)、エラ
ーが発生していなければ印刷ジョブを開始して(S
6)、印刷処理を実行する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、デジタルカメラな
どの撮像装置或いはメモリ等の画像データ源から画像デ
ータを入力して被記録媒体に記録する画像記録装置、記
録制御装置及びその制御方法に関するものである。
どの撮像装置或いはメモリ等の画像データ源から画像デ
ータを入力して被記録媒体に記録する画像記録装置、記
録制御装置及びその制御方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パーソナルコンピュータやデジタルカメ
ラ(デジタルスチルカメラ:DSC)において、画像デ
ータを記憶する媒体としてカード状の記憶媒体(メモリ
カード)が一般的に用いられており、このメモリカード
内に記憶された画像データを読み取り、印刷用紙上に印
刷を行うプリンタ装置が知られている。
ラ(デジタルスチルカメラ:DSC)において、画像デ
ータを記憶する媒体としてカード状の記憶媒体(メモリ
カード)が一般的に用いられており、このメモリカード
内に記憶された画像データを読み取り、印刷用紙上に印
刷を行うプリンタ装置が知られている。
【0003】このようなプリンタ装置では、メモリカー
ドに記憶されている画像の内容を表示できる表示ユニッ
ト(以下、ビューワ)を接続し、そのビューワに表示さ
れた画像を参照することにより、所望の画像を選択する
ことができる。
ドに記憶されている画像の内容を表示できる表示ユニッ
ト(以下、ビューワ)を接続し、そのビューワに表示さ
れた画像を参照することにより、所望の画像を選択する
ことができる。
【0004】更に、このようなプリンタ装置では、印刷
したい画像をどのようなレイアウトで印刷するか、また
印刷に必要な用紙の種類等の選択或は指示を行った後、
印刷開始キーを押下することにより、画像の記録開始を
指示している。
したい画像をどのようなレイアウトで印刷するか、また
印刷に必要な用紙の種類等の選択或は指示を行った後、
印刷開始キーを押下することにより、画像の記録開始を
指示している。
【0005】この印刷開始指示に応答してプリンタ装置
は、そのプリンタエンジンの状態を調べ、例えばインク
無しや用紙無し等の問題があれば、その時点で「インク
無し」や「用紙無し」のエラー表示を行っている。
は、そのプリンタエンジンの状態を調べ、例えばインク
無しや用紙無し等の問題があれば、その時点で「インク
無し」や「用紙無し」のエラー表示を行っている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
従来技術では、例えば印刷レイアウトとして、1枚の用
紙に4枚の画像を印刷するように設定された場合、まず
最初にメモリカードに記憶されている4枚の高画質のJ
PEG画像等を読み込み、それらをビューワに表示する
ことによりユーザに対して、印刷されるイメージを提供
している。このため、その処理にかなり多くの時間を要
してしまう可能性がある。
従来技術では、例えば印刷レイアウトとして、1枚の用
紙に4枚の画像を印刷するように設定された場合、まず
最初にメモリカードに記憶されている4枚の高画質のJ
PEG画像等を読み込み、それらをビューワに表示する
ことによりユーザに対して、印刷されるイメージを提供
している。このため、その処理にかなり多くの時間を要
してしまう可能性がある。
【0007】そして、各種印刷条件が全て設定された
後、印刷開始キーが押下されてプリントの開始が指示さ
れると、その時点で初めてプリンタエンジンの状態がチ
ェックされている。そして、もしこの段階でプリンタエ
ンジンにおいて、インク残量警告や、或は何らかのエラ
ーが生じている場合は、その時点で初めて操作パネルな
どにエラー表示がなされ、ユーザは、その印刷ができな
いことを知らされることになる。これでは、プリンタエ
ンジンが印刷を実行できるかどうかといった、印刷を希
望するユーザにとって肝心な情報が知らされるまでに多
くの時間が費やされてしまい、オペレータにとって使い
にくいという問題があった。これはデジタルカメラから
の画像データを直接プリンタ装置に入力して印刷する場
合も同様である。
後、印刷開始キーが押下されてプリントの開始が指示さ
れると、その時点で初めてプリンタエンジンの状態がチ
ェックされている。そして、もしこの段階でプリンタエ
ンジンにおいて、インク残量警告や、或は何らかのエラ
ーが生じている場合は、その時点で初めて操作パネルな
どにエラー表示がなされ、ユーザは、その印刷ができな
いことを知らされることになる。これでは、プリンタエ
ンジンが印刷を実行できるかどうかといった、印刷を希
望するユーザにとって肝心な情報が知らされるまでに多
くの時間が費やされてしまい、オペレータにとって使い
にくいという問題があった。これはデジタルカメラから
の画像データを直接プリンタ装置に入力して印刷する場
合も同様である。
【0008】またホストコンピュータで実行されるプリ
ンタドライバにおいても、プリンタ装置へ送出するため
のデータが全てスプールされてからLanguage Monitorを
介して、初めてプリンタと通信を行ってプリンタ装置の
状態をチェックしている。このため、プリンタ装置にお
いてエラーが発生しているか否かといった肝心な情報を
ユーザが把握できるまでに多くの時間を要し、プリンタ
装置でエラーが発生している場合は、それまでの処理が
無駄になるという問題もあった。
ンタドライバにおいても、プリンタ装置へ送出するため
のデータが全てスプールされてからLanguage Monitorを
介して、初めてプリンタと通信を行ってプリンタ装置の
状態をチェックしている。このため、プリンタ装置にお
いてエラーが発生しているか否かといった肝心な情報を
ユーザが把握できるまでに多くの時間を要し、プリンタ
装置でエラーが発生している場合は、それまでの処理が
無駄になるという問題もあった。
【0009】本発明は上記従来例に鑑みてなされたもの
で、画像データの記録のための画像処理を行う前に、実
際に記録を行う記録ユニット(プリンタエンジン)の状
態を調べ、エラーがあれば画像処理の前に報知して、ユ
ーザによる無駄な処理待ち時間の発生を防止するように
した画像記録装置、記録制御装置及びその制御方法を提
供することを目的とする。
で、画像データの記録のための画像処理を行う前に、実
際に記録を行う記録ユニット(プリンタエンジン)の状
態を調べ、エラーがあれば画像処理の前に報知して、ユ
ーザによる無駄な処理待ち時間の発生を防止するように
した画像記録装置、記録制御装置及びその制御方法を提
供することを目的とする。
【0010】また本発明によれば、画像データの記録の
ための画像処理を行う前に、実際に記録を行う記録装置
の状態を調べ、エラーがあれば画像処理の前にそのエラ
ーを報知して、ユーザによる無駄な処理待ち時間の発生
を防止する画像記録装置、記録制御装置及びその制御方
法を提供することにある。
ための画像処理を行う前に、実際に記録を行う記録装置
の状態を調べ、エラーがあれば画像処理の前にそのエラ
ーを報知して、ユーザによる無駄な処理待ち時間の発生
を防止する画像記録装置、記録制御装置及びその制御方
法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明の画像記録装置は以下のような構成を備える。
即ち、画像データ源からの画像データに基づいて画像を
記録する画像記録装置であって、画像データに基づいて
被記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記画像デー
タの記録指示に応じて前記画像データを処理して記録デ
ータに変換する画像処理手段と、前記画像処理手段によ
る処理に先行して前記記録手段の状態を判別する判別手
段と、前記判別手段による判別結果を報知する報知手段
と、を有することを特徴とする。
に本発明の画像記録装置は以下のような構成を備える。
即ち、画像データ源からの画像データに基づいて画像を
記録する画像記録装置であって、画像データに基づいて
被記録媒体に画像を記録する記録手段と、前記画像デー
タの記録指示に応じて前記画像データを処理して記録デ
ータに変換する画像処理手段と、前記画像処理手段によ
る処理に先行して前記記録手段の状態を判別する判別手
段と、前記判別手段による判別結果を報知する報知手段
と、を有することを特徴とする。
【0012】上記目的を達成するために本発明の画像記
録装置は以下のような構成を備える。即ち、画像を記録
する記録装置を制御する記録制御装置であって、画像デ
ータの記録指示に応じて前記画像データを処理して前記
記録装置用の記録データに変換する画像処理手段と、前
記画像処理手段による処理に先行して前記記録装置の状
態を判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果
を報知する報知手段と、を有することを特徴とする。
録装置は以下のような構成を備える。即ち、画像を記録
する記録装置を制御する記録制御装置であって、画像デ
ータの記録指示に応じて前記画像データを処理して前記
記録装置用の記録データに変換する画像処理手段と、前
記画像処理手段による処理に先行して前記記録装置の状
態を判別する判別手段と、前記判別手段による判別結果
を報知する報知手段と、を有することを特徴とする。
【0013】上記目的を達成するために本発明の画像記
録装置における制御方法は以下のような工程を備える。
即ち、画像データ源からの画像データに基づいて画像を
記録する記録部を有する画像記録装置における制御方法
であって、前記画像データの記録指示に応じて前記画像
データを処理して記録データに変換する画像処理工程
と、前記画像処理工程による処理に先行して前記記録部
の状態を判別する判別工程と、前記判別工程による判別
結果を報知する報知工程と、を有することを特徴とす
る。
録装置における制御方法は以下のような工程を備える。
即ち、画像データ源からの画像データに基づいて画像を
記録する記録部を有する画像記録装置における制御方法
であって、前記画像データの記録指示に応じて前記画像
データを処理して記録データに変換する画像処理工程
と、前記画像処理工程による処理に先行して前記記録部
の状態を判別する判別工程と、前記判別工程による判別
結果を報知する報知工程と、を有することを特徴とす
る。
【0014】上記目的を達成するために本発明の記録制
御方法は以下のような工程を備える。即ち、画像を記録
する記録装置を制御する記録制御方法であって、 画像
データの記録指示に応じて前記画像データを処理して前
記記録装置用の記録データに変換する画像処理工程と、
前記画像処理工程による処理に先行して前記記録装置の
状態を判別する判別工程と、前記判別工程による判別結
果を報知する報知工程と、を有することを特徴とする。
御方法は以下のような工程を備える。即ち、画像を記録
する記録装置を制御する記録制御方法であって、 画像
データの記録指示に応じて前記画像データを処理して前
記記録装置用の記録データに変換する画像処理工程と、
前記画像処理工程による処理に先行して前記記録装置の
状態を判別する判別工程と、前記判別工程による判別結
果を報知する報知工程と、を有することを特徴とする。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して本発明
の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、本実施の形
態では、PCカードスロットを有し、記録方法としてイ
ンクジェット方式を採用している記録装置(フォトダイ
レクトプリンタ装置)を例に挙げて説明する。
の好適な実施の形態を詳細に説明する。尚、本実施の形
態では、PCカードスロットを有し、記録方法としてイ
ンクジェット方式を採用している記録装置(フォトダイ
レクトプリンタ装置)を例に挙げて説明する。
【0016】図1は、本発明の実施の形態に係るフォト
ダイレクトプリンタ装置1000の概観斜視図である。
このフォトダイレクトプリンタは、ホストコンピュータ
(PC)からデータを受信して印刷する、通常のPCプ
リンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に
記憶されている画像データを直接読取って印刷したり、
或いはデジタルカメラからの画像データを直接受信して
印刷する機能を備えている。
ダイレクトプリンタ装置1000の概観斜視図である。
このフォトダイレクトプリンタは、ホストコンピュータ
(PC)からデータを受信して印刷する、通常のPCプ
リンタとしての機能と、メモリカードなどの記憶媒体に
記憶されている画像データを直接読取って印刷したり、
或いはデジタルカメラからの画像データを直接受信して
印刷する機能を備えている。
【0017】図1において、本実施の形態に係るフォト
ダイレクトプリンタ装置1000の外殻をなす本体は、
下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー
1003及び排出トレイ1004の外装部材を有してい
る。また、下ケース1001は、装置1000の略下半
部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形
成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各
機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、そ
の上面部及び前面部にはそれぞれ開口部が形成されてい
る。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケ
ース1001に回動自在に保持され、その回動によって
下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉さ
せ得るようになっている。このため、記録動作を実行さ
せる際には、排出トレイ1004を前面側へと回動させ
て開口部を開成させることにより、ここから記録シート
が排出可能となると共に、排出された記録シートを順次
積載し得るようになっている。また、排紙トレイ100
4には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収
納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出す
ことにより、用紙の支持面積を3段階に拡大、縮小させ
得るようになっている。
ダイレクトプリンタ装置1000の外殻をなす本体は、
下ケース1001、上ケース1002、アクセスカバー
1003及び排出トレイ1004の外装部材を有してい
る。また、下ケース1001は、装置1000の略下半
部を、上ケース1002は本体の略上半部をそれぞれ形
成しており、両ケースの組合せによって内部に後述の各
機構を収納する収納空間を有する中空体構造をなし、そ
の上面部及び前面部にはそれぞれ開口部が形成されてい
る。さらに、排出トレイ1004は、その一端部が下ケ
ース1001に回動自在に保持され、その回動によって
下ケース1001の前面部に形成される開口部を開閉さ
せ得るようになっている。このため、記録動作を実行さ
せる際には、排出トレイ1004を前面側へと回動させ
て開口部を開成させることにより、ここから記録シート
が排出可能となると共に、排出された記録シートを順次
積載し得るようになっている。また、排紙トレイ100
4には、2枚の補助トレイ1004a,1004bが収
納されており、必要に応じて各トレイを手前に引き出す
ことにより、用紙の支持面積を3段階に拡大、縮小させ
得るようになっている。
【0018】アクセスカバー1003は、その一端部が
上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成さ
れる開口部を開閉し得るようになっており、このアクセ
スカバー1003を開くことによって本体内部に収納さ
れている記録ヘッドカートリッジ(不図示)あるいはイ
ンクタンク(不図示)等の交換が可能となる。なお、こ
こでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開
閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レ
バーを回転させるようになっており、そのレバーの回転
位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、ア
クセスカバーの開閉状態を検出し得るようになってい
る。
上ケース1002に回転自在に保持され、上面に形成さ
れる開口部を開閉し得るようになっており、このアクセ
スカバー1003を開くことによって本体内部に収納さ
れている記録ヘッドカートリッジ(不図示)あるいはイ
ンクタンク(不図示)等の交換が可能となる。なお、こ
こでは特に図示しないが、アクセスカバー1003を開
閉させると、その裏面に形成された突起がカバー開閉レ
バーを回転させるようになっており、そのレバーの回転
位置をマイクロスイッチなどで検出することにより、ア
クセスカバーの開閉状態を検出し得るようになってい
る。
【0019】また、上ケース1002の上面には、電源
キー1005が押下可能に設けられている。また、上ケ
ース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キ
ースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられて
いる。この操作パネル1010の構造は、図3を参照し
て詳しく後述する。1007は自動給送部で、記録シー
トを装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間
選択レバーで、記録ヘッドと記録シートとの間隔を調整
するためのレバーである。1009はカードスロット
で、ここにメモリカードを装着可能なアダプタが挿入さ
れ、このアダプタを介してメモリカードに記憶されてい
る画像データを直接取り込んで印刷することができる。
このメモリカード(PC)としては、例えばコンパクト
フラッシュ(登録商標)メモリ、スマートメディア、メ
モリスティック等がある。1011はビューワ(液晶表
示部)で、この装置本体に着脱可能であり、PCカード
に記憶されている画像の中からプリントしたい画像を検
索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像
などを表示するのに使用される。1012は後述するデ
ジタルカメラを接続するための端子、1013は、パー
ソナルコンピュータ(PC)を接続するためのUSBバ
スコネクタを示す。
キー1005が押下可能に設けられている。また、上ケ
ース1002の右側には、液晶表示部1006や各種キ
ースイッチ等を備える操作パネル1010が設けられて
いる。この操作パネル1010の構造は、図3を参照し
て詳しく後述する。1007は自動給送部で、記録シー
トを装置本体内へと自動的に給送する。1008は紙間
選択レバーで、記録ヘッドと記録シートとの間隔を調整
するためのレバーである。1009はカードスロット
で、ここにメモリカードを装着可能なアダプタが挿入さ
れ、このアダプタを介してメモリカードに記憶されてい
る画像データを直接取り込んで印刷することができる。
このメモリカード(PC)としては、例えばコンパクト
フラッシュ(登録商標)メモリ、スマートメディア、メ
モリスティック等がある。1011はビューワ(液晶表
示部)で、この装置本体に着脱可能であり、PCカード
に記憶されている画像の中からプリントしたい画像を検
索する場合などに、1コマ毎の画像やインデックス画像
などを表示するのに使用される。1012は後述するデ
ジタルカメラを接続するための端子、1013は、パー
ソナルコンピュータ(PC)を接続するためのUSBバ
スコネクタを示す。
【0020】図2は、本実施の形態に係るフォトダイレ
クトプリンタ装置1000の記録ヘッドの構成を示す概
観斜視図である。
クトプリンタ装置1000の記録ヘッドの構成を示す概
観斜視図である。
【0021】この実施の形態における記録ヘッドカート
リッジ1200は、図2に示すようにインクを貯留する
インクタンク1300と、このインクタンク1300か
ら供給されるインクを記録情報に応じてノズルから吐出
させる記録ヘッド1301とを有し、記録ヘッド130
1は、キャリッジ1102に対して着脱可能に搭載され
る、いわゆるカートリッジ方式を採るものとなってい
る。そして記録に際しては、記録ヘッドカートリッジ1
200はキャリッジ軸に沿って往復走査され、それに伴
って記録シート上にカラー画像が記録される。ここに示
す記録ヘッドカートリッジ1301では、写真調の高画
質なカラー記録を可能とするため、インクタンクとし
て、例えば、ブラック、ライトシアン(LC)、ライト
マゼンタ(LM)、シアン、マゼンタ及びイエローの各
色独立のインクタンクが用意されており、それぞれが記
録ヘッド1301に対して着脱自在となっている。
リッジ1200は、図2に示すようにインクを貯留する
インクタンク1300と、このインクタンク1300か
ら供給されるインクを記録情報に応じてノズルから吐出
させる記録ヘッド1301とを有し、記録ヘッド130
1は、キャリッジ1102に対して着脱可能に搭載され
る、いわゆるカートリッジ方式を採るものとなってい
る。そして記録に際しては、記録ヘッドカートリッジ1
200はキャリッジ軸に沿って往復走査され、それに伴
って記録シート上にカラー画像が記録される。ここに示
す記録ヘッドカートリッジ1301では、写真調の高画
質なカラー記録を可能とするため、インクタンクとし
て、例えば、ブラック、ライトシアン(LC)、ライト
マゼンタ(LM)、シアン、マゼンタ及びイエローの各
色独立のインクタンクが用意されており、それぞれが記
録ヘッド1301に対して着脱自在となっている。
【0022】なお、本実施の形態では、上述した6色の
インクを使用する場合で説明するが、本発明は、これら
6色のインクを用いる場合に限定されるものでなく、例
えばブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの4色の
インクを使用して記録を行なうインクジェットプリンタ
であってもよい。その場合には、4色それぞれ独立のイ
ンクタンクが、それぞれ記録ヘッド1301に対して着
脱自在となっていても構わない。
インクを使用する場合で説明するが、本発明は、これら
6色のインクを用いる場合に限定されるものでなく、例
えばブラック、シアン、マゼンタ及びイエローの4色の
インクを使用して記録を行なうインクジェットプリンタ
であってもよい。その場合には、4色それぞれ独立のイ
ンクタンクが、それぞれ記録ヘッド1301に対して着
脱自在となっていても構わない。
【0023】図3は、本実施の形態に係る操作パネル1
010の概観図である。
010の概観図である。
【0024】図において、液晶表示部1006には、そ
の左右に印刷されている項目に関するデータを各種設定
するためのメニュー項目が表示される。ここでに表示さ
れる項目としては、印刷したい範囲の先頭写真番号、指
定コマ番号(開始/−指定)、印刷を終了したい範囲の
最後の写真番号(終了)、印刷部数(部数)、印刷に使
用する用紙(記録シート)の種類(用紙種類)、1枚の
用紙に印刷する写真の枚数設定(レイアウト)、印刷の
品位の指定(品位)、撮影した日付を印刷するかどうか
の指定(日付印刷)、写真を補正して印刷するかどうか
の指定(画像補正)、印刷に必要な用紙枚数の表示(用
紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー20
01を用いて選択、或いは指定される。2002はモー
ドキーで、このキー2002を押下する毎に、印刷の種
類(インデックス印刷、全コマ印刷、1コマ印刷等)を
切り替えることができ、これに応じてLED2003の
対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンス
キーで、記録ヘッド1301のクリーニング等、プリン
タのメンテナンスや印刷領域指定モードに入るためのキ
ーである。2005は印刷開始キーで、印刷の開始を指
示する時、或いはメンテナンスの設定を確立する際に押
下される。2006は印刷中止キーで、印刷を中止させ
る時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下され
る。
の左右に印刷されている項目に関するデータを各種設定
するためのメニュー項目が表示される。ここでに表示さ
れる項目としては、印刷したい範囲の先頭写真番号、指
定コマ番号(開始/−指定)、印刷を終了したい範囲の
最後の写真番号(終了)、印刷部数(部数)、印刷に使
用する用紙(記録シート)の種類(用紙種類)、1枚の
用紙に印刷する写真の枚数設定(レイアウト)、印刷の
品位の指定(品位)、撮影した日付を印刷するかどうか
の指定(日付印刷)、写真を補正して印刷するかどうか
の指定(画像補正)、印刷に必要な用紙枚数の表示(用
紙枚数)等がある。これら各項目は、カーソルキー20
01を用いて選択、或いは指定される。2002はモー
ドキーで、このキー2002を押下する毎に、印刷の種
類(インデックス印刷、全コマ印刷、1コマ印刷等)を
切り替えることができ、これに応じてLED2003の
対応するLEDが点灯される。2004はメンテナンス
キーで、記録ヘッド1301のクリーニング等、プリン
タのメンテナンスや印刷領域指定モードに入るためのキ
ーである。2005は印刷開始キーで、印刷の開始を指
示する時、或いはメンテナンスの設定を確立する際に押
下される。2006は印刷中止キーで、印刷を中止させ
る時や、メンテナンスの中止を指示する際に押下され
る。
【0025】次に図4を参照して、本実施の形態に係る
フォトダイレクトプリンタ装置1000の制御に係る主
要部の構成を説明する。尚、この図4において、前述の
図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説
明を省略する。
フォトダイレクトプリンタ装置1000の制御に係る主
要部の構成を説明する。尚、この図4において、前述の
図面と共通する部分は同じ記号を付与して、それらの説
明を省略する。
【0026】図4において、3000は制御部(制御基
板)を示している。3001はASIC(専用カスタム
LSI)を示し、その構成を図5のブロック図を参照し
て詳しく後述する。3002はDSP(デジタル信号処
理プロセッサ)で、内部にCPUを有し、後述する各種
制御処理及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CM
YK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散
等の画像処理等を担当している。3003はメモリで、
DSP3002のCPUの制御プログラムを記憶するプ
ログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを
記憶するRAMエリア,画像データなどを記憶するワー
クメモリとして機能するメモリエリアを有している。3
004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラ
ーインクを用いてカラー画像を印刷するインクジェット
プリンタのプリンタエンジンが搭載されている。300
5はデジタルカメラ3012を接続するためのポートと
してのUSBバスコネクタである。3006はビューワ
1011を接続するためのコネクタである。3008は
USBバスハブ(USB HUB)で、このプリンタ装置100
0がPC3010からの画像データに基づいて印刷を行
う際には、PC3010からのデータをそのままスルー
し、USBバス3021を介してプリンタエンジン30
04に出力する。これにより、接続されているPC30
10は、プリンタエンジン3004と直接、データや信
号のやり取りを行って印刷を実行することが出来る(一
般的なPCプリンタとして機能する)。3009は電源
コネクタで、電源3013により、商用ACから変換さ
れた直流電圧を入力している。PC3010は一般的な
パーソナルコンピュータ、3011は前述したメモリカ
ード(PCカード)、3012はデジタルカメラであ
る。尚、この制御部3000とプリンタエンジン300
4との間の信号のやり取りは、前述したUSBバス30
21又はIEEE1284バス3022を介して行われ
る。
板)を示している。3001はASIC(専用カスタム
LSI)を示し、その構成を図5のブロック図を参照し
て詳しく後述する。3002はDSP(デジタル信号処
理プロセッサ)で、内部にCPUを有し、後述する各種
制御処理及び、輝度信号(RGB)から濃度信号(CM
YK)への変換、スケーリング、ガンマ変換、誤差拡散
等の画像処理等を担当している。3003はメモリで、
DSP3002のCPUの制御プログラムを記憶するプ
ログラムメモリ3003a、及び実行時のプログラムを
記憶するRAMエリア,画像データなどを記憶するワー
クメモリとして機能するメモリエリアを有している。3
004はプリンタエンジンで、ここでは、複数色のカラ
ーインクを用いてカラー画像を印刷するインクジェット
プリンタのプリンタエンジンが搭載されている。300
5はデジタルカメラ3012を接続するためのポートと
してのUSBバスコネクタである。3006はビューワ
1011を接続するためのコネクタである。3008は
USBバスハブ(USB HUB)で、このプリンタ装置100
0がPC3010からの画像データに基づいて印刷を行
う際には、PC3010からのデータをそのままスルー
し、USBバス3021を介してプリンタエンジン30
04に出力する。これにより、接続されているPC30
10は、プリンタエンジン3004と直接、データや信
号のやり取りを行って印刷を実行することが出来る(一
般的なPCプリンタとして機能する)。3009は電源
コネクタで、電源3013により、商用ACから変換さ
れた直流電圧を入力している。PC3010は一般的な
パーソナルコンピュータ、3011は前述したメモリカ
ード(PCカード)、3012はデジタルカメラであ
る。尚、この制御部3000とプリンタエンジン300
4との間の信号のやり取りは、前述したUSBバス30
21又はIEEE1284バス3022を介して行われ
る。
【0027】図5は、ASIC3001の構成を示すブ
ロック図で、この図5においても、前述の図面と共通す
る部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略す
る。
ロック図で、この図5においても、前述の図面と共通す
る部分は同じ記号を付与して、それらの説明を省略す
る。
【0028】4001はPCカードインターフェース部
で、装着されたPCカード3011に記憶されている画
像データを読取ったり、或いはPCカード3011への
データの書き込み等を行う。4002はIEEE128
4インターフェース部で、プリンタエンジン3004と
の間のデータのやり取りを行う。このIEEE1284
インターフェース部は、デジタルカメラ3012或いは
PCカード3011に記憶されている画像データを印刷
する場合に使用されるバスである。4003はUSBイ
ンターフェース部で、PC3010との間でのデータの
やり取りを行う。4004はUSBホストインターフェ
ース部で、デジタルカメラ3012との間でのデータの
やり取りを行う。4005は操作パネル・インターフェ
ース部で、操作パネル1010からの各種操作信号を入
力したり、表示部1006への表示データの出力などを
行う。4006はビューワ・インターフェース部で、ビ
ューワ1011への画像データの表示を制御している。
4007は各種スイッチやLED4009等との間のイ
ンターフェースを制御するインターフェース部である。
4008はCPUインターフェース部で、DSP300
2との間でのデータのやり取りの制御を行っている。4
010はこれら各部を接続する内部バス(ASICバ
ス)である。
で、装着されたPCカード3011に記憶されている画
像データを読取ったり、或いはPCカード3011への
データの書き込み等を行う。4002はIEEE128
4インターフェース部で、プリンタエンジン3004と
の間のデータのやり取りを行う。このIEEE1284
インターフェース部は、デジタルカメラ3012或いは
PCカード3011に記憶されている画像データを印刷
する場合に使用されるバスである。4003はUSBイ
ンターフェース部で、PC3010との間でのデータの
やり取りを行う。4004はUSBホストインターフェ
ース部で、デジタルカメラ3012との間でのデータの
やり取りを行う。4005は操作パネル・インターフェ
ース部で、操作パネル1010からの各種操作信号を入
力したり、表示部1006への表示データの出力などを
行う。4006はビューワ・インターフェース部で、ビ
ューワ1011への画像データの表示を制御している。
4007は各種スイッチやLED4009等との間のイ
ンターフェースを制御するインターフェース部である。
4008はCPUインターフェース部で、DSP300
2との間でのデータのやり取りの制御を行っている。4
010はこれら各部を接続する内部バス(ASICバ
ス)である。
【0029】この制御プログラムは、機能モジュールご
とにタスク化したマルチタスク形式で構成されており、
そのタスク構成の主なものを示すと図6のようになる。
とにタスク化したマルチタスク形式で構成されており、
そのタスク構成の主なものを示すと図6のようになる。
【0030】図6において、8000はシステムコント
ロールタスクで、各タスク間でのイベント発行、イベン
トの終了に伴うシーケンス制御や排他処理等、システム
全体の調停を行っている。8001はキーイベントタス
クを示し、操作パネル1010のキー操作に基づいて、
押下されたキーの解析等を行う。8002はLCD表示
部1006への表示タスクを示し、表示部1006にお
けるUI制御或はメッセージ表示要求等が発生した時点
で起動され、表示部1006への表示制御を実行してい
る。8003はPCカード3011への読み書き、或は
IEEE1394、或はブルーツゥースなどによるデー
タの入出力により起動されるタスクを示す。8004は
USBバスを介して接続されるPC3010からのデー
タ転送により起動されるUSBプリンタタスクで、US
Bのプリンタ割り込みにより起動され、PCプリンタと
しての機能を実行する。8005は、システムコントロ
ールタスク8000により起動され、ファームウェアの
初期化を行う。またシステムコントロールタスク800
0からのメッセージに応じて、下位タスクであるUSB
コントロールタスク、USBバスタスクの起動・終了を
行う。8006はUSBタスクにより起動され、USB
を介して接続されるデジタルカメラ3012からのデー
タの読込みや各種通信制御等を実行する。8007はフ
ァイルタスクで、ファイルのオープン、クローズ、リー
ド、ライト等の入出力制御を行う。8008はプリンタ
エンジン3004と接続されるセントロニクス・インタ
ーフェースから起動されるタスクで、印刷データのDM
A送信、ステータス応答等を実行する。8009は画像
処理タスクで、RGBデータを受取り、前述した3D処
理、四面体補完、色変換やスケーリング及び誤差拡散処
理などによりYMCKデータを作成し、最終的にプリン
タエンジン3004に出力するラスタイメージデータを
作成する。8010はページ・クリエイトタスクで、J
PEGデータを伸長して画像データに変換したり、或は
BMP形式のデータからイメージデータを作成したり、
或はHTML文書からイメージデータを作成するととも
に、フォトデータの補正、階調補正等の画像処理やRG
Bデータの作成等を行っている。8011はビューワタ
スクで、ビューワ1011が接続されている状態で、ビ
ューワ1011への表示制御を実行している。
ロールタスクで、各タスク間でのイベント発行、イベン
トの終了に伴うシーケンス制御や排他処理等、システム
全体の調停を行っている。8001はキーイベントタス
クを示し、操作パネル1010のキー操作に基づいて、
押下されたキーの解析等を行う。8002はLCD表示
部1006への表示タスクを示し、表示部1006にお
けるUI制御或はメッセージ表示要求等が発生した時点
で起動され、表示部1006への表示制御を実行してい
る。8003はPCカード3011への読み書き、或は
IEEE1394、或はブルーツゥースなどによるデー
タの入出力により起動されるタスクを示す。8004は
USBバスを介して接続されるPC3010からのデー
タ転送により起動されるUSBプリンタタスクで、US
Bのプリンタ割り込みにより起動され、PCプリンタと
しての機能を実行する。8005は、システムコントロ
ールタスク8000により起動され、ファームウェアの
初期化を行う。またシステムコントロールタスク800
0からのメッセージに応じて、下位タスクであるUSB
コントロールタスク、USBバスタスクの起動・終了を
行う。8006はUSBタスクにより起動され、USB
を介して接続されるデジタルカメラ3012からのデー
タの読込みや各種通信制御等を実行する。8007はフ
ァイルタスクで、ファイルのオープン、クローズ、リー
ド、ライト等の入出力制御を行う。8008はプリンタ
エンジン3004と接続されるセントロニクス・インタ
ーフェースから起動されるタスクで、印刷データのDM
A送信、ステータス応答等を実行する。8009は画像
処理タスクで、RGBデータを受取り、前述した3D処
理、四面体補完、色変換やスケーリング及び誤差拡散処
理などによりYMCKデータを作成し、最終的にプリン
タエンジン3004に出力するラスタイメージデータを
作成する。8010はページ・クリエイトタスクで、J
PEGデータを伸長して画像データに変換したり、或は
BMP形式のデータからイメージデータを作成したり、
或はHTML文書からイメージデータを作成するととも
に、フォトデータの補正、階調補正等の画像処理やRG
Bデータの作成等を行っている。8011はビューワタ
スクで、ビューワ1011が接続されている状態で、ビ
ューワ1011への表示制御を実行している。
【0031】以上の構成に基づく本実施の形態に係るフ
ォトダイレクトプリンタ装置1000の特徴的な動作に
ついて以下に説明する。
ォトダイレクトプリンタ装置1000の特徴的な動作に
ついて以下に説明する。
【0032】[実施の形態1]本実施の形態に係るフォ
トダイレクトプリンタ装置1000では、ユーザの無駄
な待ち時間を生じさせないために、印刷命令のトリガが
発生した場合、用紙のレイアウト構成の制御や画像処理
を施す以前に、プリンタエンジン3004と通信を行っ
て、プリンタエンジン3004にエラーが生じているか
否かを調べる。即ち、デジタルカメラ3012を接続し
てカメラよりの画像データを印刷するカメラダイレクト
印刷の場合は、カメラ側の印刷開始ボタンの押下によ
り、またカードダイレクト印刷の場合はメモリカードの
装着により、まず最初に、プリンタエンジン3004の
状態を調べる。そして、プリンタエンジン3004でエ
ラーが発生している場合は、ユーザに対して直ちにエラ
ー表示(デジタルカメラが接続されている場合は、その
カメラの液晶画面に、カードダイレクト印刷の場合は操
作パネル1010の表示部1006)を行う。これによ
り、印刷のための画像処理等を実行する前に、プリンタ
エンジン3004におけるエラーの解除等の作業をユー
ザに促すことができることを特徴としている。
トダイレクトプリンタ装置1000では、ユーザの無駄
な待ち時間を生じさせないために、印刷命令のトリガが
発生した場合、用紙のレイアウト構成の制御や画像処理
を施す以前に、プリンタエンジン3004と通信を行っ
て、プリンタエンジン3004にエラーが生じているか
否かを調べる。即ち、デジタルカメラ3012を接続し
てカメラよりの画像データを印刷するカメラダイレクト
印刷の場合は、カメラ側の印刷開始ボタンの押下によ
り、またカードダイレクト印刷の場合はメモリカードの
装着により、まず最初に、プリンタエンジン3004の
状態を調べる。そして、プリンタエンジン3004でエ
ラーが発生している場合は、ユーザに対して直ちにエラ
ー表示(デジタルカメラが接続されている場合は、その
カメラの液晶画面に、カードダイレクト印刷の場合は操
作パネル1010の表示部1006)を行う。これによ
り、印刷のための画像処理等を実行する前に、プリンタ
エンジン3004におけるエラーの解除等の作業をユー
ザに促すことができることを特徴としている。
【0033】本実施の形態では、印刷開始のトリガー、
即ち、操作パネル1010の印刷開始キー2005(カ
ードダイレクト印刷)の押下、もしくはデジタルカメラ
3012よりUSBケーブルを介して直接印刷命令が入
力された場合に、制御部3000は、以下のような制御
を実行する。 (1)PCカード3011に記憶されている画像データ
を印刷するメモリカードダイレクト印刷の場合 ビューワ1011が接続されている場合は、印刷を開始
すると、ビューワタスク8011における表示制御に必
要なメモリが必要でなくなるので、画像制御のためにビ
ューワ制御のためのメモリの解放を行なう。
即ち、操作パネル1010の印刷開始キー2005(カ
ードダイレクト印刷)の押下、もしくはデジタルカメラ
3012よりUSBケーブルを介して直接印刷命令が入
力された場合に、制御部3000は、以下のような制御
を実行する。 (1)PCカード3011に記憶されている画像データ
を印刷するメモリカードダイレクト印刷の場合 ビューワ1011が接続されている場合は、印刷を開始
すると、ビューワタスク8011における表示制御に必
要なメモリが必要でなくなるので、画像制御のためにビ
ューワ制御のためのメモリの解放を行なう。
【0034】その後(ビューワ1011が接続されてい
ない場合は、この処理は実行されない)、ASIC30
01、即ち、IEEE1284I/F(プリンタエンジ
ン3004とDSP3002との間の通信を司る)が、
プリンタエンジン3004と通信を開始するために交渉
を行う。この交渉が成功すると、プリンタエンジン30
04からプリンタエンジン3004の状態を取得する。
もしこの時点でプリンタエンジン3004に何かしらの
エラーや警告状態が発生している場合は、セントロニク
スタスク8008は、DSP3002に対してエラー状
態の表示を促す。これによりDSP3002は、操作パ
ネル1010の表示部1006に対してエラー表示命令
を発行する。ここで取得されるエラーの種類は、インク
量警告(インクの量が所定量以下の警告)、紙間レバー
警告(厚紙状態になっているか、薄紙状態になっている
か)、カバーオープンエラー、致命的エラー(サービス
コールエラーでしか復帰できないプリンタエンジン内部
のエラーなど)、プリンタ使用中警告(プリンタエンジ
ン3004がPC3010からのデータを印刷中である
警告)、記録ヘッド無し(記録ヘッド未装着)エラーな
どが存在する。
ない場合は、この処理は実行されない)、ASIC30
01、即ち、IEEE1284I/F(プリンタエンジ
ン3004とDSP3002との間の通信を司る)が、
プリンタエンジン3004と通信を開始するために交渉
を行う。この交渉が成功すると、プリンタエンジン30
04からプリンタエンジン3004の状態を取得する。
もしこの時点でプリンタエンジン3004に何かしらの
エラーや警告状態が発生している場合は、セントロニク
スタスク8008は、DSP3002に対してエラー状
態の表示を促す。これによりDSP3002は、操作パ
ネル1010の表示部1006に対してエラー表示命令
を発行する。ここで取得されるエラーの種類は、インク
量警告(インクの量が所定量以下の警告)、紙間レバー
警告(厚紙状態になっているか、薄紙状態になっている
か)、カバーオープンエラー、致命的エラー(サービス
コールエラーでしか復帰できないプリンタエンジン内部
のエラーなど)、プリンタ使用中警告(プリンタエンジ
ン3004がPC3010からのデータを印刷中である
警告)、記録ヘッド無し(記録ヘッド未装着)エラーな
どが存在する。
【0035】オペレータ(ユーザ)はこれらのエラー表
示に従い、必要な処置、例えば、印刷続行のためのキー
の押下や、カバーを閉じる動作、パワーオフ動作等を実
行し、印刷作業を実行もしくは中止させる必要がある。
示に従い、必要な処置、例えば、印刷続行のためのキー
の押下や、カバーを閉じる動作、パワーオフ動作等を実
行し、印刷作業を実行もしくは中止させる必要がある。
【0036】ここでプリンタエンジン3004における
エラーなどが解除されるか、もしくはエラーが存在して
いなかったら、印刷するために選択された所望の画像デ
ータを、ファイルタスク8007によりPCカードI/
Fを通じて読み込む。これらの画像データは、一般的な
デジタルカメラで撮影されて記憶されたJPEG画像、
TIFF画像などである。ファイルタスク8007は、
これらの画像のリスト構造を構成して、印刷データをプ
リンタエンジン3004に送出するための下準備を行
う。その後、制御をページクリエイトタスク8010に
移行し、操作パネル1010で設定された所望の印刷デ
ータの画像処理を施していく。
エラーなどが解除されるか、もしくはエラーが存在して
いなかったら、印刷するために選択された所望の画像デ
ータを、ファイルタスク8007によりPCカードI/
Fを通じて読み込む。これらの画像データは、一般的な
デジタルカメラで撮影されて記憶されたJPEG画像、
TIFF画像などである。ファイルタスク8007は、
これらの画像のリスト構造を構成して、印刷データをプ
リンタエンジン3004に送出するための下準備を行
う。その後、制御をページクリエイトタスク8010に
移行し、操作パネル1010で設定された所望の印刷デ
ータの画像処理を施していく。
【0037】この画像処理は例えば、JPEG画像な
ら、解凍したCMYBkデータに対して、入力補正、色
補正、そして出力補正などを施し、プリンタエンジン3
004で出力するのに適した画像を形成していくことに
相当している。
ら、解凍したCMYBkデータに対して、入力補正、色
補正、そして出力補正などを施し、プリンタエンジン3
004で出力するのに適した画像を形成していくことに
相当している。
【0038】そして画像処理タスク8009では、その
形成された画像の出力イメージのバッファリングやプリ
ンタコマンドの作成を行い、印刷準備が整ったらセント
ロニクスタスク8008に対して給紙命令を出力する。
その後、プリンタエンジン3004に対してプリンタコ
マンドや印刷データを送出して印刷を行う。又、印刷中
に、ページクリエイトタスク8010は、画像の大きさ
に応じて、バッファリング処理をファイルタスク800
7と共に実行する必要もある。
形成された画像の出力イメージのバッファリングやプリ
ンタコマンドの作成を行い、印刷準備が整ったらセント
ロニクスタスク8008に対して給紙命令を出力する。
その後、プリンタエンジン3004に対してプリンタコ
マンドや印刷データを送出して印刷を行う。又、印刷中
に、ページクリエイトタスク8010は、画像の大きさ
に応じて、バッファリング処理をファイルタスク800
7と共に実行する必要もある。
【0039】このような処理を、PCカード3011に
記憶されている画像データの内、印刷が指示された画像
データに対して順次実行する。 (2)デジタルカメラ3012よりの画像データを直接
印刷するカメラダイレクト印刷の場合 セントロニクスタスク8008により、プリンタエンジ
ン3004と通信を開始するために交渉を行う。この交
渉が成功すると、プリンタエンジン3004からプリン
タエンジン3004の状態を取得する。もしこの時点で
プリンタエンジン3004に何かしらのエラーや警告状
態が発生している場合は、セントロニクスタスク800
8は、DSP3002に対してエラー状態の表示を促
し、DSP3002に対して表示命令を発行する。ここ
で取得されるエラーの種類は、インク量警告(インクの
量が所定量以下の警告)、紙間レバー警告(厚紙状態に
なっているか、薄紙状態になっているか)、カバーオー
プンエラー、致命的エラー(サービスコールエラーでし
か復帰できないプリンタエンジン内部のエラーなど)、
プリンタ使用中警告(プリンタエンジン3004がPC
3010からのデータの印刷中である警告)、記録ヘッ
ド無しエラーなどが存在する。オペレータはこれらのエ
ラー表示に従い、必要な処置例えば、印刷続行の為のキ
ーの押下や、カバーを閉じる動作、パワーオフ動作等を
施し、印刷作業を実行もしくは印刷の中止を指示する必
要がある。ここでエラーなどが解除されるか、もしくは
エラーが存在していなかったら、印刷するために、選択
された所望のJPEGやTIFF画像を読み込む。
記憶されている画像データの内、印刷が指示された画像
データに対して順次実行する。 (2)デジタルカメラ3012よりの画像データを直接
印刷するカメラダイレクト印刷の場合 セントロニクスタスク8008により、プリンタエンジ
ン3004と通信を開始するために交渉を行う。この交
渉が成功すると、プリンタエンジン3004からプリン
タエンジン3004の状態を取得する。もしこの時点で
プリンタエンジン3004に何かしらのエラーや警告状
態が発生している場合は、セントロニクスタスク800
8は、DSP3002に対してエラー状態の表示を促
し、DSP3002に対して表示命令を発行する。ここ
で取得されるエラーの種類は、インク量警告(インクの
量が所定量以下の警告)、紙間レバー警告(厚紙状態に
なっているか、薄紙状態になっているか)、カバーオー
プンエラー、致命的エラー(サービスコールエラーでし
か復帰できないプリンタエンジン内部のエラーなど)、
プリンタ使用中警告(プリンタエンジン3004がPC
3010からのデータの印刷中である警告)、記録ヘッ
ド無しエラーなどが存在する。オペレータはこれらのエ
ラー表示に従い、必要な処置例えば、印刷続行の為のキ
ーの押下や、カバーを閉じる動作、パワーオフ動作等を
施し、印刷作業を実行もしくは印刷の中止を指示する必
要がある。ここでエラーなどが解除されるか、もしくは
エラーが存在していなかったら、印刷するために、選択
された所望のJPEGやTIFF画像を読み込む。
【0040】その後、直接、制御をページクリエイトタ
スク8010に移行し、操作パネル1010で設定され
た所望の印刷データの画像処理を施していく。この画像
処理は例えば、JPEG画像ならば、それを解凍したC
MYBkデータに対して、入力補正、色補正、そして出
力補正などを施し、プリンタエンジン3004で出力す
るのに適した印刷データを形成していく。そして、画像
処理タスク8009では、その形成された画像の出力イ
メージのバッファリングやプリンタコマンドの作成を行
い、準備が整ったらプリンタエンジン3004に対して
給紙命令を出力して、その後のプリンタコマンドやデー
タを送出して印刷を行う。
スク8010に移行し、操作パネル1010で設定され
た所望の印刷データの画像処理を施していく。この画像
処理は例えば、JPEG画像ならば、それを解凍したC
MYBkデータに対して、入力補正、色補正、そして出
力補正などを施し、プリンタエンジン3004で出力す
るのに適した印刷データを形成していく。そして、画像
処理タスク8009では、その形成された画像の出力イ
メージのバッファリングやプリンタコマンドの作成を行
い、準備が整ったらプリンタエンジン3004に対して
給紙命令を出力して、その後のプリンタコマンドやデー
タを送出して印刷を行う。
【0041】尚、このデジタルカメラ3012よりの画
像データを直接印刷するカメラダイレクト印刷の場合
は、デジタルカメラ3012からのデータの送出制御と
ページクリエイトの画像処理を並行して行う。
像データを直接印刷するカメラダイレクト印刷の場合
は、デジタルカメラ3012からのデータの送出制御と
ページクリエイトの画像処理を並行して行う。
【0042】次に図7のフローチャートを参照して、本
発明の実施の形態1に係る特徴点を説明する。
発明の実施の形態1に係る特徴点を説明する。
【0043】図7は、本実施の形態1に係るフォトダイ
レクトプリンタ装置1000における印刷処理を説明す
るフローチャートである。尚、この処理はカメラダイレ
クト印刷或はメモリダイレクト印刷のいずれにおいても
共通である。また、このフローチャートで示された処理
を実行するプログラムは、プログラムメモリ3003a
に記憶されており、DSP3002の制御の下に実行さ
れる。
レクトプリンタ装置1000における印刷処理を説明す
るフローチャートである。尚、この処理はカメラダイレ
クト印刷或はメモリダイレクト印刷のいずれにおいても
共通である。また、このフローチャートで示された処理
を実行するプログラムは、プログラムメモリ3003a
に記憶されており、DSP3002の制御の下に実行さ
れる。
【0044】この処理は前述した印刷開始トリガ(デジ
タルカメラによる印刷開始指示、或は印刷開始キー20
05の押下)により開始され、まずステップS1におい
て、セントロニクスタスク8008によりプリンタエン
ジン3004のステータス情報を取得する。次にステッ
プS2に進み、このステータス情報の取得によりプリン
タエンジン3004による印刷が可能であると判断する
とステップS6に進み、そうでない時はステップS3に
進む。ステップS3では、エラー状態である旨を操作パ
ネル1010の表示部1006に表示し、ステップS4
で、そのエラーが解消されたかをみる。簡単なエラーで
あって、ユーザの操作等でエラーが解消できた場合にの
みステップS5に進み、エラー表示を消去してステップ
S6に進む。
タルカメラによる印刷開始指示、或は印刷開始キー20
05の押下)により開始され、まずステップS1におい
て、セントロニクスタスク8008によりプリンタエン
ジン3004のステータス情報を取得する。次にステッ
プS2に進み、このステータス情報の取得によりプリン
タエンジン3004による印刷が可能であると判断する
とステップS6に進み、そうでない時はステップS3に
進む。ステップS3では、エラー状態である旨を操作パ
ネル1010の表示部1006に表示し、ステップS4
で、そのエラーが解消されたかをみる。簡単なエラーで
あって、ユーザの操作等でエラーが解消できた場合にの
みステップS5に進み、エラー表示を消去してステップ
S6に進む。
【0045】ステップS6では印刷ジョブを開始する。
その後ステップS7に進み、デジタルカメラ3012か
らのデータ、もしくはPCカード3011からのデータ
をもとに、印刷用のレイアウト設定を行う。そしてステ
ップS8に進み、その画像データに対して画像処理を施
し、ステップS9で印刷を開始する。そしてステップS
10で印刷が終了するとステップS11に進み、次に印
刷すべき画像があるかどうかを判断する。印刷する画像
がある場合はステップS7に戻り、前述の処理を実行す
る。そしてステップS12で、印刷対象に設定された全
ての画像の印刷が終了するとステップS12に進み、印
刷ジョブを終了して、この印刷処理を終了する。
その後ステップS7に進み、デジタルカメラ3012か
らのデータ、もしくはPCカード3011からのデータ
をもとに、印刷用のレイアウト設定を行う。そしてステ
ップS8に進み、その画像データに対して画像処理を施
し、ステップS9で印刷を開始する。そしてステップS
10で印刷が終了するとステップS11に進み、次に印
刷すべき画像があるかどうかを判断する。印刷する画像
がある場合はステップS7に戻り、前述の処理を実行す
る。そしてステップS12で、印刷対象に設定された全
ての画像の印刷が終了するとステップS12に進み、印
刷ジョブを終了して、この印刷処理を終了する。
【0046】[実施の形態2]次に本発明の実施の形態
2について説明する。この実施の形態2では、前述の図
7のフローチャートで示す処理が、ホストコンピュータ
に搭載されているプリンタドライバで実行される場合で
説明する。
2について説明する。この実施の形態2では、前述の図
7のフローチャートで示す処理が、ホストコンピュータ
に搭載されているプリンタドライバで実行される場合で
説明する。
【0047】図8は、本発明の実施の形態2に係る印刷
システムの構成を示すブロック図である。
システムの構成を示すブロック図である。
【0048】図において、800はホストコンピュータ
を示し、このホストコンピュータ800にはアプリケー
ション・プログラム810を示している。811はプリ
ンタドライバで、このアプリケーション・プログラム8
10からのデータを受取ってプリンタ装置801に対応
した印刷データに変換し、その印刷データをプリンタ装
置801に供給している。プリンタ装置801は、上述
したフォトダイレクトプリンタ装置1000であっても
良く、或は一般的なPCプリンタであってもよい。
を示し、このホストコンピュータ800にはアプリケー
ション・プログラム810を示している。811はプリ
ンタドライバで、このアプリケーション・プログラム8
10からのデータを受取ってプリンタ装置801に対応
した印刷データに変換し、その印刷データをプリンタ装
置801に供給している。プリンタ装置801は、上述
したフォトダイレクトプリンタ装置1000であっても
良く、或は一般的なPCプリンタであってもよい。
【0049】図9は、本実施の形態2に係るプリンタド
ライバ811における印刷処理を示すフローチャートで
ある。
ライバ811における印刷処理を示すフローチャートで
ある。
【0050】まずステップS21で、アプリケーション
・プログラム810の実行時に印刷が指示されると、そ
のアプリケーション・プログラム810からのデータを
受け取る。そしてステップS22に進み、プリンタ装置
801に対して、そのプリンタのステータス情報を要求
する。このステータス情報により、プリンタ装置801
における印刷が可能であると判断するとステップS24
に進み、アプリケーション・プログラム810からのデ
ータに基づいて印刷ジョブを開始する。次にステップS
25に進み、そのデータに対して画像処理を実行し、次
にステップS26で、生成した印刷データをプリンタ装
置801に出力する。そしてステップS27で、アプリ
ケーション・プログラムからのデータを全て処理したか
を調べ、全て処理済みでない時はステップS25に戻っ
て前述の処理を実行する。また、全てのデータを処理す
るとステップS28に進み、印刷ジョブを終了して、こ
の印刷処理を終了する。
・プログラム810の実行時に印刷が指示されると、そ
のアプリケーション・プログラム810からのデータを
受け取る。そしてステップS22に進み、プリンタ装置
801に対して、そのプリンタのステータス情報を要求
する。このステータス情報により、プリンタ装置801
における印刷が可能であると判断するとステップS24
に進み、アプリケーション・プログラム810からのデ
ータに基づいて印刷ジョブを開始する。次にステップS
25に進み、そのデータに対して画像処理を実行し、次
にステップS26で、生成した印刷データをプリンタ装
置801に出力する。そしてステップS27で、アプリ
ケーション・プログラムからのデータを全て処理したか
を調べ、全て処理済みでない時はステップS25に戻っ
て前述の処理を実行する。また、全てのデータを処理す
るとステップS28に進み、印刷ジョブを終了して、こ
の印刷処理を終了する。
【0051】一方、ステップS23で、プリンタ装置8
01における印刷が不可能であると判断するとステップ
S29に進み、エラーが発生した旨をホストコンピュー
タ800の表示部(不図示)に表示する。そしてステッ
プS30で、印刷の再試行を行うかどうかをユーザに問
い合わせるメッセージを表示部に表示し、再試行が指示
されるとステップS22に進み、再度、プリンタ装置8
01に対してステータス情報を要求し、前述した処理を
実行する。またステップS30で、再試行が指示されな
い時はステップS31に進み、印刷を中止するように指
示されたかをみる。印刷中止が指示されると、この処理
を終了するが、そうでない時はステップS30に進み、
ユーザによる「再試行」或は「印刷中止」指示待ちに進
む。
01における印刷が不可能であると判断するとステップ
S29に進み、エラーが発生した旨をホストコンピュー
タ800の表示部(不図示)に表示する。そしてステッ
プS30で、印刷の再試行を行うかどうかをユーザに問
い合わせるメッセージを表示部に表示し、再試行が指示
されるとステップS22に進み、再度、プリンタ装置8
01に対してステータス情報を要求し、前述した処理を
実行する。またステップS30で、再試行が指示されな
い時はステップS31に進み、印刷を中止するように指
示されたかをみる。印刷中止が指示されると、この処理
を終了するが、そうでない時はステップS30に進み、
ユーザによる「再試行」或は「印刷中止」指示待ちに進
む。
【0052】このように本実施の形態2によれば、ホス
トコンピュータ(PC)等で実行されるプリンタドライ
バにおいても同様に、ユーザの無駄な待ち時間を生じさ
せないために、印刷命令のトリガが発生した場合、用紙
のレイアウト構成の制御や画像処理を施す以前に、プリ
ンタ装置801と通信を行って、プリンタ装置801に
エラーが生じているか否かを調べる。そして、プリンタ
装置801でエラーが発生している場合は、ユーザに対
して直ちにエラー表示を行う。これにより、ホストコン
ピュータにおいて、印刷のための画像処理等を実行する
前に、プリンタ装置801におけるエラーの解除等の作
業をユーザに促すことができる。
トコンピュータ(PC)等で実行されるプリンタドライ
バにおいても同様に、ユーザの無駄な待ち時間を生じさ
せないために、印刷命令のトリガが発生した場合、用紙
のレイアウト構成の制御や画像処理を施す以前に、プリ
ンタ装置801と通信を行って、プリンタ装置801に
エラーが生じているか否かを調べる。そして、プリンタ
装置801でエラーが発生している場合は、ユーザに対
して直ちにエラー表示を行う。これにより、ホストコン
ピュータにおいて、印刷のための画像処理等を実行する
前に、プリンタ装置801におけるエラーの解除等の作
業をユーザに促すことができる。
【0053】(その他の実施の形態)本発明の目的は前
述したように、実施形態の機能を実現するソフトウェア
のプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は
装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。このようなプログラムコードを
供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROMなどを用いることができる。
述したように、実施形態の機能を実現するソフトウェア
のプログラムコードを記録した記憶媒体をシステム或は
装置に提供し、そのシステム或は装置のコンピュータ
(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログ
ラムコードを読み出し実行することによっても達成され
る。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコ
ード自体が前述した実施形態の機能を実現することにな
り、そのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明
を構成することになる。このようなプログラムコードを
供給するための記憶媒体としては、例えば、フロッピィ
ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディス
ク、CD−ROM,CD−R、磁気テープ、不揮発性の
メモリカード、ROMなどを用いることができる。
【0054】また、コンピュータが読み出したプログラ
ムコードを実行することにより、前述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は
全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機
能が実現される場合も含まれている。
ムコードを実行することにより、前述した実施の形態の
機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの
指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(オ
ペレーティングシステム)などが実際の処理の一部又は
全部を行い、その処理によって前述した実施の形態の機
能が実現される場合も含まれている。
【0055】更に、記憶媒体から読み出されたプログラ
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含む。
ムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボード
やコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わる
メモリに書きこまれた後、そのプログラムコードの指示
に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備
わるCPUなどが実際の処理の一部又は全部を行い、そ
の処理によって前述した実施の形態の機能が実現される
場合も含む。
【0056】以上説明したように本実施の形態によれ
ば、所望の印刷データのレイアウト処理や画像処理、も
しくはバッファリング処理等を行う以前に、プリンタ装
置或いはプリンタエンジンの状態を把握しておき、印刷
開始動作を行った直後に、ユーザに対してプリンタ装置
(エンジン)の状態を通知する。これにより、エラーメ
ッセージが表示されるまで、ユーザは無駄に長い時間待
つ必要がなくなり使いやすくなった。
ば、所望の印刷データのレイアウト処理や画像処理、も
しくはバッファリング処理等を行う以前に、プリンタ装
置或いはプリンタエンジンの状態を把握しておき、印刷
開始動作を行った直後に、ユーザに対してプリンタ装置
(エンジン)の状態を通知する。これにより、エラーメ
ッセージが表示されるまで、ユーザは無駄に長い時間待
つ必要がなくなり使いやすくなった。
【0057】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、画
像データの記録のための画像処理を行う前に、実際に記
録を行う記録ユニット(プリンタエンジン)の状態を調
べ、エラーがあれば画像処理の前に報知できる。
像データの記録のための画像処理を行う前に、実際に記
録を行う記録ユニット(プリンタエンジン)の状態を調
べ、エラーがあれば画像処理の前に報知できる。
【0058】また本発明によれば、画像データの記録の
ための画像処理を行う前に、実際に記録を行う記録装置
の状態を調べ、エラーがあれば画像処理の前に、そのエ
ラーを報知できる。
ための画像処理を行う前に、実際に記録を行う記録装置
の状態を調べ、エラーがあれば画像処理の前に、そのエ
ラーを報知できる。
【図1】本発明の実施の形態に係るフォトダイレクトプ
リンタ装置の概観斜視図である。
リンタ装置の概観斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係るフォトダイレクトプ
リンタ装置の記録ヘッドの概観斜視図である。
リンタ装置の記録ヘッドの概観斜視図である。
【図3】本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ
装置の操作パネルの概観図である。
装置の操作パネルの概観図である。
【図4】本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ
装置の制御に係る主要部の構成を示すブロック図であ
る。
装置の制御に係る主要部の構成を示すブロック図であ
る。
【図5】本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ
装置のASICの構成を示すブロック図である。
装置のASICの構成を示すブロック図である。
【図6】本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ
装置の制御プログラムにおいて機能モジュールごとにタ
スク化されたマルチタスク構成を説明する図である。
装置の制御プログラムにおいて機能モジュールごとにタ
スク化されたマルチタスク構成を説明する図である。
【図7】本実施の形態に係るフォトダイレクトプリンタ
装置における印刷処理を説明するフローチャートであ
る。
装置における印刷処理を説明するフローチャートであ
る。
【図8】本発明の実施の形態2に係るプリントシステム
の構成を示すブロック図である。
の構成を示すブロック図である。
【図9】本発明の実施の形態2に係るプリンタドライバ
における処理を説明するフローチャートである。
における処理を説明するフローチャートである。
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 桝本 和幸
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 諏訪 徹哉
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 濱本 昭彦
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 日比 真
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 大島 真人
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 小野 光洋
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
(72)発明者 後藤 史博
東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ
ノン株式会社内
Fターム(参考) 2C061 AP06 HH03 HH08 HJ07 HV10
HV12 HV14 HV32 HV44
5B021 AA01 AA30 BB10 NN16 PP04
Claims (10)
- 【請求項1】 画像データ源からの画像データに基づい
て画像を記録する画像記録装置であって、 画像データに基づいて被記録媒体に画像を記録する記録
手段と、 前記画像データの記録指示に応じて前記画像データを処
理して記録データに変換する画像処理手段と、 前記画像処理手段による処理に先行して前記記録手段の
状態を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果を報知する報知手段と、を
有することを特徴とする画像記録装置。 - 【請求項2】 前記判別手段により前記記録手段が記録
不能状態にあると判別された場合に、前記画像処理手段
による画像処理を禁止する禁止手段を更に有することを
特徴とする請求項1に記載の画像記録装置。 - 【請求項3】 画像を記録する記録装置を制御する記録
制御装置であって、 画像データの記録指示に応じて前記画像データを処理し
て前記記録装置用の記録データに変換する画像処理手段
と、 前記画像処理手段による処理に先行して前記記録装置の
状態を判別する判別手段と、 前記判別手段による判別結果を報知する報知手段と、を
有することを特徴とする記録制御装置。 - 【請求項4】 前記判別手段により前記記録装置が記録
不能状態にあると判別された場合に、前記画像処理手段
による画像処理を禁止する禁止手段を更に有することを
特徴とする請求項3に記載の記録制御装置。 - 【請求項5】 画像データ源からの画像データに基づい
て画像を記録する記録部を有する画像記録装置における
制御方法であって、 前記画像データの記録指示に応じて前記画像データを処
理して記録データに変換する画像処理工程と、 前記画像処理工程による処理に先行して前記記録部の状
態を判別する判別工程と、 前記判別工程による判別結果を報知する報知工程と、を
有することを特徴とする画像記録装置における制御方
法。 - 【請求項6】 前記判別工程で前記記録部が記録不能状
態にあると判別された場合に、前記画像処理工程による
画像処理を禁止する禁止工程を更に有することを特徴と
する請求項5に記載の画像記録装置における制御方法。 - 【請求項7】 画像を記録する記録装置を制御する記録
制御方法であって、 画像データの記録指示に応じて前記画像データを処理し
て前記記録装置用の記録データに変換する画像処理工程
と、 前記画像処理工程による処理に先行して前記記録装置の
状態を判別する判別工程と、 前記判別工程による判別結果を報知する報知工程と、を
有することを特徴とする記録制御方法。 - 【請求項8】 前記判別工程で前記記録装置が記録不能
状態にあると判別された場合に、前記画像処理工程によ
る画像処理を禁止する禁止工程を更に有することを特徴
とする請求項7に記載の記録制御方法。 - 【請求項9】 請求項5乃至8のいずれか1項に記載の
方法を実行することを特徴とするプログラム。 - 【請求項10】 請求項5乃至8のいずれか1項に記載
の方法を実行するプログラムを記憶したことを特徴とす
る、コンピュータにより読み取り可能な記憶媒体。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002046687A JP2003246127A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 画像記録装置、記録制御装置及びその制御方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2002046687A JP2003246127A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 画像記録装置、記録制御装置及びその制御方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003246127A true JP2003246127A (ja) | 2003-09-02 |
Family
ID=28660000
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002046687A Withdrawn JP2003246127A (ja) | 2002-02-22 | 2002-02-22 | 画像記録装置、記録制御装置及びその制御方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003246127A (ja) |
-
2002
- 2002-02-22 JP JP2002046687A patent/JP2003246127A/ja not_active Withdrawn
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20050510 |