JP2003246047A - インクジェット式プリンタ - Google Patents

インクジェット式プリンタ

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JP2003246047A
JP2003246047A JP2002047497A JP2002047497A JP2003246047A JP 2003246047 A JP2003246047 A JP 2003246047A JP 2002047497 A JP2002047497 A JP 2002047497A JP 2002047497 A JP2002047497 A JP 2002047497A JP 2003246047 A JP2003246047 A JP 2003246047A
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area
printing
ink
nozzle
heads
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JP2002047497A
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English (en)
Inventor
Yoshihisa Sugata
佳寿 菅田
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Noritsu Koki Co Ltd
Original Assignee
Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 印刷媒体上に印刷されるドットの色相の相違
に起因して、画像が悪化するのを抑制する。 【解決手段】 ブラック(K)に対応するヘッド51と
イエロー(Y)に対応するヘッド64とを連結させた集
合ヘッド71と、シアン(C)に対応するヘッド52と
マゼンタ(M)に対応するヘッド63とを連結させた集
合ヘッド72と、マゼンタ(M)に対応するヘッド53
とシアン(C)に対応するヘッド62とを連結させた集
合ヘッド73と、イエロー(Y)に対応するヘッド54
とブラック(K)に対応するヘッド61とを連結させた
集合ヘッド74とを、主走査方向について互いに隣接す
るように配置する。

Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は、搬送される印刷媒
体に対して画像を印刷するインクジェット式プリンタに
関する。 【0002】 【従来の技術】インクジェット式プリンタは、液状のイ
ンクを用紙に吹き付けて印刷を行うものである。インク
ジェット式プリンタとしては、インクを吐出するための
多数の吐出ノズルをそれぞれ含む複数のノズル列が同じ
方向に配列されたヘッドを有しており、ヘッドが副走査
方向(用紙の搬送方向)に垂直な方向に往復動しつつ、
その往動時および復動時において、搬送される用紙に対
して印刷が施されるものがある。ここで、用紙は、ヘッ
ドが走査される度に所定距離だけ搬送されることが多
い。 【0003】また、複数の色のインクを吐出するための
吐出ノズルを有しているヘッドが用いられてカラー画像
が印刷される場合には、印刷される画像の品質を向上さ
せるために、用紙上の幅方向に沿った1ラスタの印刷を
1回の走査で完了しないで、複数回の走査によって完了
する方式が採用されることが多い。つまり、例えば偶数
回の走査で1ラスタが完成させられる方式では、ヘッド
の往動時に当該1ラスタのインクの未着弾領域にインク
が吐出され且つヘッドの復動時に往動時とは異なる吐出
ノズルによって当該1ラスタのその他のインクの未着弾
領域にインクが吐出される。このように、ヘッドの往動
時および復動時の印刷が、複数回繰り返されることによ
って、当該1ラスタが完成させられる。 【0004】また、ヘッドには、イエロー(黄色:以
下、「Y」と称する)、マゼンタ(赤紫:以下、「M」
と称する)、シアン(青緑:以下、「C」と称する)、
ブラック(黒色:以下、「K」と称する)の4色のカラ
ーインクをそれぞれ吐出することができる4つのノズル
列を有しており、これらのノズル列は、その長手方向に
直交する方向について互いに隣接するとともに互いに平
行に配置されていることが多い。かかる場合には、4つ
のノズル列のそれぞれから吐出されたカラーインクによ
って、用紙上の同じ位置に重なるようにドットが印刷さ
れて、カラー画像が印刷される。 【0005】ここで、ヘッドの往動時の先端側からYM
CKの順序でノズル列が設けられている場合には、ヘッ
ドの往動時には、YMCKの順序で重ね合わされるよう
にドットの印刷が行われ、ヘッドの復動時には、往動時
とは反対の順序、つまり、KCMYの順序で重ね合わさ
れるようにドットの印刷が行われる。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
ように、往動時および復動時において異なる順序でドッ
トの印刷が行われる場合には、YMCKの順序で印刷さ
れたドットにより構成されるラスタと、KCMYの順序
で印刷されたドットにより構成されるラスタとが、副走
査方向について交互に繰り返されることになる。ここ
で、YMCKの順序で印刷されたラスタとKCMYの順
序で印刷されたラスタとは、完全に同じ色を示さないこ
とが多い。従って、かかる場合には、カラーインクの重
なる順序が異なるラスタ間において、用紙の幅方向に沿
ったすじ状のムラが生じるため、用紙上に印刷される画
像が悪化してしまう。 【0007】そこで、本発明の主な目的は、印刷媒体上
に印刷されるドットの色相の相違に起因して、画像が悪
化するのを抑制することができるインクジェット式プリ
ンタを提供することである。 【0008】 【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1のインクジェット式プリンタは、多数のノ
ズルをそれぞれ含む複数のノズル列が同じ方向に配列さ
れたインク吐出部と、前記インク吐出部が印刷媒体に対
向しつつ前記ノズル列の長手方向と実質的に直交する方
向に往復動するように、前記インク吐出部を印刷媒体に
対して相対的に移動させる第1の駆動手段と、前記イン
ク吐出部が前記第1の駆動手段による往復動の両端位置
にあるときに、前記インク吐出部を印刷媒体に対して前
記ノズル列の長手方向に所定距離ずつ相対的に移動させ
る第2の駆動手段とを備えており、前記インク吐出部内
のノズルからは、前記第1の駆動手段による往動時及び
復動時のいずれにおいてもインクが吐出されるととも
に、前記インク吐出部の複数回の走査によって印刷媒体
上における1ラスタが完成させられるようになってお
り、前記インク吐出部には、それぞれ異なる色のインク
を吐出可能な複数の前記ノズル列が、前記ノズル列の長
手方向と実質的に直交する方向について互いに隣接し
て、前記第1の駆動手段による前記インク吐出部の往動
時の先端側から特定色順で配置された第1の領域と、そ
れぞれ異なる色のインクを吐出可能な複数の前記ノズル
列が、前記ノズル列の長手方向と実質的に直交する方向
について互いに隣接して、前記第1の駆動手段による前
記インク吐出部の復動時の先端側から前記特定色順と同
じ色順で配置されると共に、前記ノズル列の長手方向に
ついて前記第1の領域と互いに隣接するように配置され
た第2の領域とが設けられていることを特徴とするもの
である。 【0009】請求項1によると、インク吐出部の往動時
における第1の領域およびインク吐出部の復動時におけ
る第2の領域から特定色順で吐出された互いに異なる色
のインクによって印刷されたドットと、インク吐出部の
往動時における第2の領域およびインク吐出部の復動時
における第1の領域から当該特定色順と反対の順序で吐
出された互いに異なる色のインクによって印刷されたド
ットとが、印刷媒体上においてランダムに分散するよう
に(混在するように)印刷される。従って、ドットの色
相の相違に起因して、印刷される画像が悪化するのを抑
制することができる。 【0010】なお、「両ドットが印刷媒体上においてラ
ンダムに分散する」とは、特定色順で印刷されたドット
により構成されるラスタと、特定色順と反対の順序で印
刷されたドットにより構成されるラスタとが、副走査方
向(印刷媒体の搬送方向)について交互に繰り返されな
いように印刷されることを示しており、両ドットが千鳥
状に配置されることを含んでいる。 【0011】 【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しつつ説明する。図1は、本発明
の実施の形態に係るインクジェット式プリンタの概略構
成を示す図である。図2は、印刷ヘッド部の概略構成を
示す図である。図3は、集合ヘッドの概略構成を示す図
である。 【0012】図1に示すインクジェット式プリンタ1
は、略直方体の筐体30内に、搬送台4と、搬送ローラ
ユニット5と、インクジェット印刷ユニット6と、圧着
ローラユニット7と、切断ユニット8と、排出ローラユ
ニット9とを有している。また、筐体30内には、ロー
ル状に巻回された巻回部2aが形成された長尺の用紙2
が配置されている。用紙2の巻回部2aは、軸中心の回
りに回動可能とされたドラム3に保持されている。ま
た、後述するように、インクジェット式プリンタ1の各
部分の動作は、筐体30内に配置されたコントローラ2
0によって制御される。 【0013】搬送ローラユニット5は、コントローラ2
0により制御されるモータ25によって駆動される駆動
ローラ対であり、切断ユニット8で切断される前の用紙
2を搬送するためのものである。すなわち、搬送ローラ
ユニット5は、用紙2を巻回部2aから巻きほどいて搬
送台4上を下流側へと搬送し、インクジェット印刷ユニ
ット6および切断ユニット8を順次通過させる。 【0014】インクジェット印刷ユニット6は、印刷ヘ
ッド部11と、吸着ファン12とを有している。印刷ヘ
ッド部11は、図2に示すように、ヘッドブロック44
と、ヘッドブロック44を支持するためのキャリッジ4
5と、キャリッジ45を主走査方向(用紙2の幅方向)
に沿って往復動させるための移動機構49とを有してい
る。また、移動機構49には、キャリッジ45を保持す
るための環状ベルト46と、環状ベルト46が架け渡さ
れたローラ47、48とが含まれている。 【0015】ヘッドブロック44は、その用紙2に対向
する面(図2では下面)に、ヘッド51〜54およびヘ
ッド61〜64(図3参照)がそれぞれ固設された平板
状の部材である。そして、ヘッドブロック44は、キャ
リッジ45によって保持されつつ、副走査方向に垂直な
方向に沿って往復動するため、ヘッド51〜54および
ヘッド61〜64は、主走査方向に沿って用紙2の一端
部と他端部との間で往復動する。 【0016】ここで、ヘッド51およびヘッド61、ヘ
ッド52およびヘッド62、ヘッド53およびヘッド6
3、ヘッド54およびヘッド64は、それぞれブラック
(K)、シアン(C)、マゼンタ(M)、イエロー
(Y)に対応するものである。従って、これらには、
K、C、M、Yのカラーインクを吐出することができる
多数の吐出ノズル51a〜54aおよび吐出ノズル61
a〜64aがそれぞれ設けられている。また、多数の吐
出ノズル51a〜54aおよび吐出ノズル61a〜64
aは、ヘッド51〜54およびヘッド61〜64のそれ
ぞれの長手方向に沿って配置されたノズル列を構成して
いる。なお、多数の吐出ノズル51a〜54aおよび吐
出ノズル61a〜64aは、それぞれ同じノズルピッチ
を有している。 【0017】従って、ヘッド51〜54およびヘッド6
1〜64は、コントローラ20から供給される信号に基
づいて、搬送されてきた用紙2の表面(図1では上面)
に向かって、多数の吐出ノズル51a〜54aおよび吐
出ノズル61a〜64aからカラーインクをそれぞれ吐
出することによって所望のカラー画像を印刷することが
できる。 【0018】ここで、本実施の形態では、説明を簡単に
するために、仮想的に、図3に示すように、ヘッド51
〜54およびヘッド61〜64にそれぞれ6個の吐出ノ
ズル51a〜54aおよび吐出ノズル61a〜64aが
それぞれ1列に並ぶように配置されているとする。な
お、吐出ノズルの数、配置およびノズルピッチは任意に
変更することができる。 【0019】また、ヘッド51〜54は、それぞれに配
置されるノズル列の長手方向と直交する方向について互
いに隣接して配置されている。ヘッド61〜64も同様
に、それぞれに配置されるノズル列の長手方向と直交す
る方向について互いに隣接して配置されている。ここ
で、ヘッド51〜54は、ヘッドブロック44の往動時
の先端側から、Kに対応するヘッド51、Cに対応する
ヘッド52、Mに対応するヘッド53、Yに対応するヘ
ッド54の順序で配置されている。また、ヘッド61〜
64は、ヘッドブロック44の復動時の先端側から、K
に対応するヘッド61、Cに対応するヘッド62、Mに
対応するヘッド63、Yに対応するヘッド64の順序で
配置されている。 【0020】そして、ヘッド51およびヘッド64、ヘ
ッド52およびヘッド63、ヘッド53およびヘッド6
2若しくはヘッド54およびヘッド61は、それぞれに
配置されたノズル列の長手方向について互いに隣接する
ように連結されており、それぞれ集合ヘッド71〜74
を構成している。 【0021】また、ヘッド51〜54は、ヘッド61〜
64の副走査方向下流側に配置されている。そして、例
えば集合ヘッド71は、ヘッド51とヘッド64とが連
結されることによって、6個の吐出ノズル51aおよび
6個の吐出ノズル64aがすべて同じノズルピッチを有
するように配置されている。なお、集合ヘッド72〜7
4についても同様である。 【0022】つまり、集合ヘッド71〜74は、それぞ
れ異なる色のインクを吐出可能な複数のノズル列が、そ
の長手方向と実質的に直交する方向について互いに隣接
して、往動時の先端側からKCMYの色順で配置された
ヘッド51〜54と、それぞれ異なる色のインクを吐出
可能な複数のノズル列が、その長手方向と実質的に直交
する方向について互いに隣接して、復動時の先端側から
KCMYの色順で配置されると共に、ノズル列の長手方
向についてヘッド51〜54と互いに隣接するように配
置されたヘッド61〜64とが設けられていることにな
る。 【0023】従って、ヘッドブロック44の往動時に
は、集合ヘッド71〜74の副走査方向下流側に配置さ
れたヘッド51〜54からはKCMYの順序でインクが
吐出されるとともに、集合ヘッド71〜74の副走査方
向上流側に配置されたヘッド61〜64からはYMCK
の順序でインクが吐出される。一方、ヘッドブロック4
4の復動時には、ヘッド51〜54からはYMCKの順
序でインクが吐出されるとともに、ヘッド61〜64か
らはKCMYの順序でインクが吐出される。 【0024】また、ヘッドブロック44を支持するキャ
リッジ45は、上述したように、移動機構49によって
主走査方向に沿って往復動させられる。キャリッジ45
は、図2に示すように、環状ベルト46に保持されてい
る。また、環状ベルト46は、それぞれの軸中心位置に
嵌挿された回転軸(図示しない)の回りを回転可能なロ
ーラ47、48に架け渡されている。ここで、ローラ4
7、48は、用紙2の幅よりも大きい間隔を隔てて配置
されている。また、環状ベルト46は、副走査方向とほ
ぼ垂直となるように配置されている。 【0025】ここで、ローラ47は、モータ(図示しな
い)によって回転駆動される駆動ローラであって、ロー
ラ48は、ローラ47の回転が環状ベルト46を介して
伝達されることによって従動回転する従動ローラであ
る。従って、ローラ47が回転させられると環状ベルト
46も同じ方向に回転する。そして、ローラ47は一方
向に所定角度だけ回転させられると、そこで回転方向が
変更されて、今度はその反対の方向に所定角度だけ回転
させられ、再び回転方向が変更される。その後、この動
作が繰り返されて、ローラ47の回転に伴って、環状ベ
ルト46が行き来することによって、キャリッジ45
は、用紙2の幅方向一端部近傍と他端部近傍との間で主
走査方向に沿って往復動することができる。ここで、ロ
ーラ47における所定角度は、キャリッジ45が用紙2
の幅方向一端部近傍と他端部近傍との間で主走査方向に
沿って往復動する距離に対応している。 【0026】なお、インクジェット印刷ユニット6の印
刷ヘッド部11は、ノズルから液状のインクをドットご
とに吹き出して用紙2に印刷を施すものであって、ピエ
ゾジェット方式、サーマルジェット方式或いはその他の
方式のいずれを採用したものであってもよい。 【0027】また、吸着ファン12は、用紙2の搬送経
路を挟んで印刷ヘッド部11と対向する位置に配置され
ており、搬送台4に形成された開口(図示しない)を介
して搬送台4上の用紙2を吸着するためのものである。
従って、印刷ヘッド部11に対向する用紙2は、用紙2
の裏面(図1では下面)側に配置された吸着ファン12
に吸引されることにより搬送台4に密着して搬送され、
印刷ヘッド部11との間隔が一定になるようになってい
る。これは、用紙2がカールしている場合に、用紙2の
一部分が搬送台4から大きく離れることによって、印刷
ヘッド部11との間隔が変化することによる印刷の不具
合の発生を抑制するためである。 【0028】圧着ローラユニット7は、インクジェット
印刷ユニット6と切断ユニット8との間を搬送される用
紙2を挟持するためのものである。ここで、インクジェ
ット印刷ユニット6と切断ユニット8との間に圧着ロー
ラユニット7が配置されることによって、インクジェッ
ト印刷ユニット6による画像の印刷および切断ユニット
8による用紙2の切断を適正に行うことが可能となる。 【0029】切断ユニット8は、用紙2に対して印刷ヘ
ッド部11と同じ側に配置された移動刃8aと、用紙2
を挟んで移動刃8aと対向するように配置された固定刃
8bとを有している。移動刃8aおよび固定刃8bは、
いずれも用紙2の幅よりも若干大きな幅を有する矩形刃
である。移動刃8aは、コントローラ20により制御さ
れるモータ27によって、固定刃8bに向かって近接ま
たは離隔することができるようになっており、搬送経路
を上流側から搬送されてきた印刷済みの用紙2を、固定
刃8bとの相互作用によって幅方向に沿って切断するこ
とができる。このように切断されることにより所定の長
さに印刷済みの用紙2が分割される。 【0030】排出ローラユニット9は、コントローラ2
0によって制御されたモータ26によって駆動される駆
動ローラ対であり、切断ユニット8で切断された後の印
刷済みの用紙2を搬送し、排出口30aより排出させ
る。 【0031】コントローラ20は、図示しない入力イン
ターフェイスから供給された画像信号に所定の処理を施
して、印刷される画像に対応する画像データを含む印刷
信号をインクジェット印刷ユニット6に供給する。ま
た、コントローラ20は、搬送ローラユニット5および
排出ローラユニット9に適切な搬送タイミングで所望の
搬送量に対応する駆動信号を供給すると共に、インクジ
ェット印刷ユニット6における印刷タイミングおよび切
断ユニット8における切断タイミングを制御することが
できる。 【0032】次に、上述のように構成されたインクジェ
ット式プリンタ1のプリント動作について、図4〜27
を参照して説明する。図4は、プリント動作時の集合ヘ
ッドと用紙上の印刷領域の位置関係を示す図である。図
5は、用紙上の画像領域における各領域の印刷順序を示
す図である。図6〜図27は、用紙上の印刷領域におけ
る各領域の印刷される手順を示す図である。 【0033】本実施の形態では、下記のプリント条件の
もとで、ヘッドブロック44の往動時及び復動時のいず
れにおいてもインクが吐出されるとともに、複数回の走
査(ヘッドブロック44の往動または復動)によって用
紙2上の1ラスタを完成する方式(いわゆるマルチパス
方式或いはオーバーラップ方式)による印刷が行われる
場合の手順について説明する。 【0034】1ラスタを4回の走査によって完成する
(4パスの)方式であって、集合ヘッド71〜74(ヘ
ッドブロック44)が移動機構49による往復動の両端
位置にあるときの用紙2の送り量(副走査量)は3ラス
タ分で一定である。なお、集合ヘッド71〜74は、図
2に示すように、それぞれ12個のノズルを有してい
る。また、集合ヘッド71〜74に設けられたノズルの
ノズルピッチは4ラスタ分(隣り合うノズル間の距離は
3ラスタ分)である。 【0035】ここで、用紙2上の印刷領域に対する各走
査時における集合ヘッド71〜74の副走査方向の位置
は、図4に示すとおりである。なお、図4では、集合ヘ
ッド71〜74のそれぞれの位置が全て重ね合わされて
描かれている。また、図4では、それぞれの走査時の集
合ヘッド71〜74の位置を示す図の重なりを避けるた
めに、集合ヘッド71〜74の位置を左右方向にずらし
て描かれている。 【0036】また、集合ヘッド71〜74のそれぞれに
配置された12個のノズルには、説明の便宜のために、
副走査方向下流側から上流側に向かって順に1から12
のノズル番号が付されている。以下、それぞれをノズル
1〜ノズル12と称して説明することにする。つまり、
集合ヘッド71〜74において、ヘッド51〜54に
は、それらの副走査方向下流側からノズル1〜6が配置
されており、ヘッド61〜64には、それらの副走査方
向下流側からノズル7〜12が配置されていることにな
る。 【0037】また、図4においては、上述したように、
集合ヘッド71〜74と用紙2上の印刷領域との相対的
な位置が示されており、実際には、副走査方向について
は、集合ヘッド71に対して用紙2が搬送される。な
お、用紙2上の印刷領域とは、用紙2上において画像が
印刷される領域である。従って、この印刷領域よりも副
走査方向下流側は、画像が印刷されない余白部である。 【0038】ここで、以下の説明においては、図5に示
すように、印刷領域における副走査方向については、印
刷領域の先端部から1本目のラスタが印刷される領域を
「ラスタ番号1に対応する領域」と称し、印刷領域の先
端部から2本目のラスタが印刷される領域を「ラスタ番
号2に対応する領域」と称し、以下同様に、印刷領域の
先端部からm(mは、m≧1の整数)本目のラスタが印
刷される領域を「ラスタ番号mに対応する領域」と称す
ることにする。 【0039】また、印刷領域における主走査方向につい
ては、上述したように、1ラスタを4回の走査によって
完成する(4パスの)方式により印刷が行われるため、
1回目の走査(1パス目)によりドットが印刷される領
域を「水平位置1に対応する領域」と称し、2回目の走
査(2パス目)によりドットが印刷される領域を「水平
位置2に対応する領域」と称し、3回目の走査(3パス
目)によりドットが印刷される領域を「水平位置3に対
応する領域」と称し、4回目の走査(4パス目)により
ドットが印刷される領域を「水平位置4に対応する領
域」と称することにする。 【0040】なお、ここでは、1〜4回の走査におい
て、図5に示すように、印刷領域の幅方向一端部から他
端部に向かって順に隣接してドットが印刷される場合に
ついて説明している。つまり、集合ヘッド71〜74が
走査される度に、主走査方向に沿って3ドット分ずつ離
隔する領域に対してドットが印刷される。従って、印刷
領域の幅方向一端部から他端部に向かって、水平位置1
に対応する領域、水平位置2に対応する領域、水平位置
3に対応する領域および水平位置4に対応する領域が順
に4回繰り返されて、主走査方向に沿って印刷が行われ
る。 【0041】また、上述のような条件のもとで印刷が行
われる場合には、ラスタ番号1〜4に対応する領域に対
して水平位置1〜4に対応する領域、つまり、図5に示
すように、副走査方向に沿って配置された4行の領域と
主走査方向に沿って配置された4列の領域とから構成さ
れる画像領域(図5における縦4×横4の16個の領域
群)において、各領域に対してドットが印刷される順序
が一定に維持される。なお、1つの画像領域において
は、16個の領域のそれぞれに対して1個ずつドットが
印刷される。 【0042】ここで、図5における画像領域内の1〜1
6の数字は、1つの画像領域の印刷が終了するまでに1
6個の領域に対してドットが印刷される順序を示してい
る。従って、このような順序で1つの画像領域ごとに1
6個のドットが印刷されて、主走査方向に沿って4個の
画像領域の印刷が行われることによって、副走査方向に
ついて4ラスタ分の印刷が終了する。そして、ラスタ番
号5に対応する領域よりも副走査方向上流側について
も、画像領域ごとに一定の順序でドットの印刷が繰り返
される。 【0043】なお、以下の説明においては、「ラスタ番
号m(mは、m≧1の整数)に対応する領域であり且つ
水平位置n(nは、1≦n≦4の整数)に対応する領
域」を、「領域(m×n)」と称することにする。 【0044】まず、印刷開始時に、集合ヘッド71のノ
ズル12の副走査方向位置が、用紙2上のラスタ番号3
に対応する領域に対向している(図4の左端のノズル位
置参照)とすると、集合ヘッド71〜74が用紙2の一
端部近傍から他端部近傍に向かって移動する1走査目
(1回目の往動)においては、図6に示すように、ノズ
ル12によって、領域(3×1)に対してドットの印刷
が行われる。なお、このとき、ノズル1〜ノズル11
は、用紙2の印刷領域内に対向するように配置されてい
ない。 【0045】ここで、集合ヘッド71〜74のそれぞれ
のノズル12が含まれるヘッド61〜64については、
上述したように、集合ヘッド71〜74の往動時には、
YMCKの順序でインクが吐出される。従って、領域
(3×1)には、集合ヘッド71〜74のそれぞれのノ
ズル12から吐出されたカラーインクが、YMCKの順
序で重ね合わされて印刷が行われる。 【0046】なお、図6〜図27においては、領域(m
×n)の印刷が、YMCKの順序でで行われる場合に
は、その領域には網掛けを施さないで印刷に用いられた
ノズル番号を記載し、KCMYの順序で行われる場合に
は、その領域には網掛けを施したうえで印刷に用いられ
たノズル番号を記載している。また、図6〜図27で
は、それぞれの走査回数において印刷された領域内のノ
ズル番号が丸印で囲まれている。 【0047】従って、図6において、領域(3×1)
は、ノズル12によってYMCKの順序で印刷が行われ
るため、網掛けを施さないで丸印で囲まれたノズル番号
12が記載されている。 【0048】そして、集合ヘッド71〜74の1走査目
が終了して、集合ヘッド71〜74が用紙2の他端部近
傍にあるときに、用紙2が3ラスタ分だけ搬送される。
従って、集合ヘッド71〜74のノズル12の位置は、
用紙2上の印刷領域のラスタ番号6に対応する領域に対
向するようになる(図4の左端から2番目のノズル位置
参照)。このとき、集合ヘッド71〜74のノズル11
の位置は、用紙2上の印刷領域のラスタ番号2に対応す
る領域に対向している。 【0049】引き続き、集合ヘッド71〜74が用紙2
の他端部近傍から一端部近傍に向かって移動する2走査
目(1回目の復動)においては、図7に示すように、ノ
ズル12によって、領域(6×2)に対してドットの印
刷が行われるとともに、ノズル11によって、領域(2
×2)に対してドットの印刷が行われる。 【0050】従って、図7において、領域(6×2)
は、ノズル12によってKCMYの順序で印刷が行われ
るため、網掛けを施したうえで丸印で囲まれたノズル番
号12が記載されており、領域(2×2)は、ノズル1
1によってKCMYの順序で印刷が行われるため、網掛
けを施したうえで丸印で囲まれたノズル番号11が記載
されている。 【0051】そして、集合ヘッド71〜74の2走査目
が終了して、集合ヘッド71〜74が用紙2の一端部近
傍にあるときに、用紙2が3ラスタ分だけ搬送される。
従って、集合ヘッド71〜74のノズル12の位置は、
用紙2上の印刷領域のラスタ番号9に対応する領域に対
向するようになる(図4の左端から3番目のノズル位置
参照)。このとき、集合ヘッド71〜74のノズル11
の位置は、用紙2上の印刷領域のラスタ番号5に対応す
る領域に対向しており、集合ヘッド71〜74のノズル
10の位置は、用紙2上の印刷領域のラスタ番号1に対
応する領域に対向している。 【0052】引き続き、集合ヘッド71〜74が用紙2
の一端部近傍から他端部近傍に向かって移動する3走査
目(2回目の往動)においては、図8に示すように、ノ
ズル12によって、領域(9×3)に対してドットの印
刷が行われるとともに、ノズル11によって、領域(5
×3)に対してドットの印刷が行われ、さらに、ノズル
10によって、領域(1×3)に対してドットの印刷が
行われる。 【0053】従って、図8において、領域(9×3)、
領域(5×3)および領域(1×3)は、それぞれノズ
ル12、ノズル11およびノズル10によってYMCK
の順序で印刷が行われるため、網掛けを施さないで丸印
で囲まれたノズル番号12、11、10がそれぞれ記載
されている。 【0054】そして、集合ヘッド71〜74の3走査目
が終了して、集合ヘッド71〜74が用紙2の他端部近
傍にあるときに、用紙2が3ラスタ分だけ搬送される。
従って、集合ヘッド71〜74のノズル12の位置は、
用紙2上の印刷領域のラスタ番号12に対応する領域に
対向するようになる(図4の左端から4番目のノズル位
置参照)。このとき、集合ヘッド71〜74のノズル1
1の位置は用紙2上の印刷領域のラスタ番号8に対応す
る領域に対向しており、集合ヘッド71〜74のノズル
10の位置は用紙2上の印刷領域のラスタ番号4に対応
する領域に対向している。 【0055】引き続き、集合ヘッド71〜74が用紙2
の他端部近傍から一端部近傍に向かって移動する4走査
目(2回目の復動)においては、図9に示すように、ノ
ズル12によって、領域(12×4)に対してドットの
印刷が行われるとともに、ノズル11によって、領域
(8×4)に対してドットの印刷が行われ、ノズル10
によって、領域(4×4)に対してドットの印刷が行わ
れる。 【0056】従って、図9において、領域(12×
4)、領域(8×4)および領域(4×4)は、それぞ
れノズル12、ノズル11およびノズル10によってK
CMYの順序で印刷が行われるため、網掛けを施したう
えで丸印で囲まれたノズル番号12、11、10がそれ
ぞれ記載されている。 【0057】そして、集合ヘッド71〜74の4走査目
が終了して、集合ヘッド71〜74が用紙2の他端部近
傍にあるときに、用紙2が3ラスタ分だけ搬送される。
その後、上述と同様にして、集合ヘッド71〜74の走
査と用紙2の搬送とが交互に繰り返されることによっ
て、それぞれの領域に対してドットの印刷が行われる。
従って、集合ヘッド71〜74の5走査目〜22走査目
における各領域の印刷される手順は、図10〜図27に
示すようになる。 【0058】ここで、例えば、集合ヘッド71〜74の
11走査目は、集合ヘッド71〜74が用紙2の一端部
近傍から他端部近傍に向かって移動(6回目の往動)に
対応している。このとき、集合ヘッド71〜74のノズ
ル4からノズル9の6個の吐出ノズルの位置は、それぞ
れ用紙2上の印刷領域のラスタ番号1、5、9、13、
17、21に対応する領域に対向している。従って、集
合ヘッド71〜74が主走査方向に沿って往動されつ
つ、ヘッド51〜54によってKCMYの順序で印刷が
行われるとともに、ヘッド61〜64によってYMCK
の順序で印刷が行われる。 【0059】その結果、図16において、領域(1×
1)、領域(5×1)および領域(9×1)は、それぞ
れノズル4、ノズル5およびノズル6によってKCMY
の順序で印刷が行われるため、網掛けを施したうえで丸
印で囲まれたノズル番号4、5、6がそれぞれ記載され
ている。一方、領域(13×1)、領域(17×1)お
よび領域(21×1)は、それぞれノズル7、ノズル8
およびノズル9によってYMCKの順序で印刷が行われ
るため、網掛けを施さないで丸印で囲まれたノズル番号
7、8、9がそれぞれ記載されている。 【0060】このように、集合ヘッド71〜74が往動
または復動する場合に、ヘッド51〜54およびヘッド
61〜64によってほぼ同時に印刷されるドットのそれ
ぞれの色順は、互いに反対になる。 【0061】そして、集合ヘッド71〜74の22走査
目が終了すると、図27に示すように、印刷領域の全て
の領域の印刷が終了する。なお、ここでは、印刷領域が
ラスタ番号1〜24に対応する領域である場合について
図示している。 【0062】ここで、印刷領域においては、図27に示
すように、YMCKの順序で印刷が行われた網掛けが施
されていない領域と、KCMYの順序で印刷が行われた
網掛けが施されている領域とがランダムに配置されてい
ることが分かる。つまり、印刷領域内において、YMC
Kの順序で印刷されたドットにより構成されるラスタ
と、KCMYの順序で印刷されたドットにより構成され
るラスタとが、副走査方向について交互に繰り返されて
いないことがわかる。 【0063】以上のように、本実施の形態のインクジェ
ット式プリンタ1によると、集合ヘッド71〜74の往
動時におけるヘッド51〜54および集合ヘッド71〜
74の復動時におけるヘッド61〜64からKCMYの
順序で吐出された互いに異なる色のインクによって印刷
されたドットと、集合ヘッド71〜74の往動時におけ
るヘッド61〜64および集合ヘッド71〜74の復動
時におけるヘッド51〜54からYMCKの順序で吐出
された互いに異なる色のインクによって印刷されたドッ
トとが、用紙2上においてランダムに分散するように印
刷される。従って、ドットの色相の相違に起因して、印
刷される画像が悪化するのを抑制することができる。 【0064】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて、様
々な設計変更を行うことが可能なものである。例えば、
上述の実施の形態では、ヘッド51〜54およびヘッド
61〜64の比較的小型の2つのヘッドがそれぞれ連結
された集合ヘッド71〜74が用いらている場合につい
て説明しているが、これに限らず、一体型のヘッドであ
って、その副走査方向上流側に設けられた吐出ノズル
と、副走査方向下流側に設けられた吐出ノズルとに対し
て、異なる色のカラーインクが供給されるものであって
もよい。また、ヘッド51〜54およびヘッド61〜6
4は、必ずしもそれぞれが連結されている必要はなく、
副走査方向について、それぞれ互いに離隔して配置され
ていてもよい。 【0065】また、上述の実施の形態では、ある1つの
プリント条件のもとにおいて1ラスタを4回の走査によ
って完成する方式による印刷が行われる場合について説
明しているが、これに限らず、プリント条件および印刷
方式は任意に変更することができる。従って、1ラスタ
を完成する走査回数(パス数)および集合ヘッド71〜
74が往復動の両端位置にあるときの用紙2の送り量
(副走査量)は、任意に変更することができる。 【0066】また、上述の実施の形態では、画像領域内
の各領域に対する印刷が、ある1つの順序に基づいて
(図5参照)印刷される場合について説明しているが、
これに限らず、画像領域内の各領域に対する印刷の順序
は任意に変更することができる。なお、上述の実施の形
態では、画像領域は縦4×横4の16個の領域によって
構成されているが、1ラスタを完成する走査回数(パス
数)およびノズルピッチが変更されることによって、画
像領域を構成する領域の数は変更される。 【0067】 【発明の効果】以上説明したように、請求項1による
と、インク吐出部の往動時における第1の領域およびイ
ンク吐出部の復動時における第2の領域から特定色順で
吐出された互いに異なる色のインクによって印刷された
ドットと、インク吐出部の往動時における第2の領域お
よびインク吐出部の復動時における第1の領域から当該
特定色順と反対の順序で吐出された互いに異なる色のイ
ンクによって印刷されたドットとが、印刷媒体上におい
てランダムに分散するように(混在するように)印刷さ
れる。従って、ドットの色相の相違に起因して、印刷さ
れる画像が悪化するのを抑制することができる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の実施の形態に係るインクジェット式プ
リンタの概略構成を示す図である。 【図2】印刷ヘッド部の概略構成を示す図である。 【図3】集合ヘッドの概略構成を示す図である。 【図4】プリント動作時の集合ヘッドと用紙上の印刷領
域の位置関係を示す図である。 【図5】用紙上の画像領域における各領域の印刷順序を
示す図である。 【図6】用紙上の印刷領域における各領域の印刷される
手順を示す図である。 【図7】用紙上の印刷領域における各領域の印刷される
手順を示す図である。 【図8】用紙上の印刷領域における各領域の印刷される
手順を示す図である。 【図9】用紙上の印刷領域における各領域の印刷される
手順を示す図である。 【図10】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図11】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図12】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図13】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図14】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図15】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図16】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図17】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図18】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図19】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図20】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図21】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図22】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図23】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図24】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図25】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図26】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【図27】用紙上の印刷領域における各領域の印刷され
る手順を示す図である。 【符号の説明】 1 インクジェット式プリンタ 2 用紙(印刷媒体) 5 搬送ローラユニット(第2の駆動手段) 49 移動機構(第1の駆動手段) 51〜54 ヘッド(第1の領域) 51a〜54a 吐出ノズル(ノズル) 61〜64 ヘッド(第2の領域) 61a〜64a 吐出ノズル(ノズル) 71〜74 集合ヘッド(インク吐出部)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 【請求項1】 多数のノズルをそれぞれ含む複数のノズ
    ル列が同じ方向に配列されたインク吐出部と、 前記インク吐出部が印刷媒体に対向しつつ前記ノズル列
    の長手方向と実質的に直交する方向に往復動するよう
    に、前記インク吐出部を印刷媒体に対して相対的に移動
    させる第1の駆動手段と、 前記インク吐出部が前記第1の駆動手段による往復動の
    両端位置にあるときに、前記インク吐出部を印刷媒体に
    対して前記ノズル列の長手方向に所定距離ずつ相対的に
    移動させる第2の駆動手段とを備えており、 前記インク吐出部内のノズルからは、前記第1の駆動手
    段による往動時及び復動時のいずれにおいてもインクが
    吐出されるとともに、前記インク吐出部の複数回の走査
    によって印刷媒体上における1ラスタが完成させられる
    ようになっており、 前記インク吐出部には、 それぞれ異なる色のインクを吐出可能な複数の前記ノズ
    ル列が、前記ノズル列の長手方向と実質的に直交する方
    向について互いに隣接して、前記第1の駆動手段による
    前記インク吐出部の往動時の先端側から特定色順で配置
    された第1の領域と、 それぞれ異なる色のインクを吐出可能な複数の前記ノズ
    ル列が、前記ノズル列の長手方向と実質的に直交する方
    向について互いに隣接して、前記第1の駆動手段による
    前記インク吐出部の復動時の先端側から前記特定色順と
    同じ色順で配置されると共に、前記ノズル列の長手方向
    について前記第1の領域と互いに隣接するように配置さ
    れた第2の領域とが設けられていることを特徴とするイ
    ンクジェット式プリンタ。
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US8833891B2 (en) 2010-03-30 2014-09-16 Ricoh Company, Limited Image forming apparatus and control method
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