JP2003243947A - オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ - Google Patents

オペレーショナルトランスコンダクタンスアンプ

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JP2003243947A
JP2003243947A JP2002043890A JP2002043890A JP2003243947A JP 2003243947 A JP2003243947 A JP 2003243947A JP 2002043890 A JP2002043890 A JP 2002043890A JP 2002043890 A JP2002043890 A JP 2002043890A JP 2003243947 A JP2003243947 A JP 2003243947A
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differential
current
transistor
voltage
transistors
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JP2002043890A
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Yutaka Hayashi
豊 林
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 高速動作が可能で、またノイズ特性の改善を
図る。 【解決手段】 入力される差動電圧信号を対数圧縮した
差動電圧信号に変換して出力する入力部1と、トランジ
スタのエミッタ電極対が共通の可変定電流源に接続さ
れ、トランジスタのベース電極対に印加される前記対数
圧縮された差動電圧信号を元の差動電圧信号に対応する
差動電流信号に変換してトランジスタのコレクタ電極対
から出力する差動アンプと、前記差動アンプが変換する
差動電流信号に対応する差動電圧の中点電圧を基準電圧
と同電圧にするための基準電流を発生するCMFB23
と、前記差動アンプのトランジスタのコレクタ電極対に
接続される定電流回路であって、カスコード接続された
トランジスタによって構成され、供給される前記基準電
流に従った差動のカレントミラー電流を前記差動アンプ
に出力するカレントミラー回路21とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、増幅器、乗算
器、除算器、積分器、フィルタなどを実現することがで
きるアナログ汎用素子であるオペレーショナルトランス
コンダクタンスアンプ(Operational Transconductance
Amplifier:以下「OTA」という)に係り、特に移動
体通信装置等で使用されるアクティブフィルタ用に好適
なOTAに関するものである。
【0002】
【従来の技術】図4は、従来のOTAの構成例を示す回
路図である。図4において、従来のOTAは、入力部1
と出力部4とで構成されている。入力部1では、差動対
トランジスタを構成するNPNトランジスタQ1,Q2
と、ダイオードD1,D2(ダイオード接続のトランジ
スタで構成されている)とが設けられている。
【0003】NPNトランジスタQ1,Q2のベース電
極は、差動入力端子11,12に接続され、NPNトラ
ンジスタQ1,Q2のエミッタ電極は、抵抗素子R1を
介して互いに接続されている。NPNトランジスタQ1
のエミッタ電極と接地GNDとの間には定電流源13が
設けられ、NPNトランジスタQ2のエミッタ電極と接
地GNDとの間には定電流源14が設けられている。す
なわち、NPNトランジスタQ1,Q2と、抵抗素子R
1と、定電流源13,14とは、全体として差動アンプ
を構成している。
【0004】また、NPNトランジスタQ1のコレクタ
電極には、ダイオードD1のカソード電極が接続され、
NPNトランジスタQ2のコレクタ電極には、ダイオー
ドD2のカソード電極が接続されている。二つのダイオ
ードD1,D2のアノード電極は、それぞれ抵抗素子R
2を介して電源Vccに接続されている。
【0005】出力部4では、差動対トランジスタを構成
するNPNトランジスタQ3,Q4と、定電流回路であ
るカレントミラー回路41と、バイアス供給回路(Bi
as)42と、コモンモードフィードバック回路(CM
FB)43と、コンダクタンス制御器44とが設けられ
ている。
【0006】NPNトランジスタQ3のベース電極は、
NPNトランジスタQ1のコレクタ電極に接続され、N
PNトランジスタQ4のベース電極は、NPNトランジ
スタQ2のコレクタ電極に接続されている。NPNトラ
ンジスタQ3,Q4のエミッタ電極は、互いに直接接続
されるとともに、共通の可変定電流源45を介して接地
GNDに接続されている。すなわち、NPNトランジス
タQ3,Q4と、可変定電流源45とは、全体として差
動アンプを構成している。ここに、可変定電流源45の
電流値は、コンダクタンス制御器44によって可変制御
できるようになっている。
【0007】カレントミラー回路41は、六個のPNP
トランジスタQ21〜Q26で構成されている。そのう
ち、四個のPNPトランジスタQ21〜Q24は、エミ
ッタ電極が電源Vccに接続され、PNPトランジスタ
Q23,Q21がNPNトランジスタQ3の定電流回路
(カレントミラー回路)を構成し、PNPトランジスタ
Q24,Q22がNPNトランジスタQ4の定電流回路
(カレントミラー回路)を構成している。さらに、PN
PトランジスタQ23とQ25、および、PNPトラン
ジスタQ24とQ26は、それぞれ、コレクタ電極とエ
ミッタ電極が互いに接続されたカスコード接続がなされ
ている。
【0008】すなわち、PNPトランジスタQ23のベ
ース電極は、PNPトランジスタQ21のベース電極お
よびコレクタ電極に接続されるとともに、NPNトラン
ジスタQ3のコレクタ電極に接続されている。また、P
NPトランジスタQ24のベース電極は、PNPトラン
ジスタQ22のベース電極およびコレクタ電極に接続さ
れるとともに、NPNトランジスタQ4のコレクタ電極
に接続されている。
【0009】PNPトランジスタQ25,Q26のベー
ス電極は、共通にBias42に接続されている。ま
た、PNPトランジスタQ25,Q26のコレクタ電極
は、それぞれ可変定電流源46,47を介して接地GN
Dに接続されるとともに、差動出力端子48,49とC
MFB43とに接続されている。ここに、可変定電流源
46,47の電流値は、CMFB43によって可変制御
できるようになっている。
【0010】次に、動作について説明する。図4におい
て、入力部1では、差動入力端子11,12から入力さ
れる差動電圧信号は、NPNトランジスタQ1,Q2、
抵抗素子R1および定電流源13,14で構成される差
動アンプにて差動電流信号に変換され、負荷であるダイ
オードD1,D2によって差動電圧信号に変換される。
このとき、抵抗素子R1を流れる電流がダイオードD
1,D2を流れるので、変換される差動電圧信号は、ダ
イオードD1,D2を構成するトランジスタのベース・
エミッタ間電圧Vbeの対数特性に従って対数圧縮され
ている。
【0011】なお、ベース・エミッタ間電圧Vbeは、 Vbe=(q/kT)・ln(IE/IS) ・・・(1) と表される。式(1)において、qは単位電子電荷、k
はボルツマン定数、Tは絶対温度、IEは抵抗素子R1
に流れる電流、ISは飽和電流である。
【0012】出力部4では、上記対数圧縮された差動電
圧信号が、エミッタ電極同士が直接接続されたNPNト
ランジスタQ3,Q4のベース電極に印加される。NP
NトランジスタQ3,Q4および可変定電流源45で構
成される差動アンプでは、対数圧縮された差動電圧信号
を指数伸張して元の状態に戻すとともに差動電流信号に
変換する。
【0013】このとき、NPNトランジスタQ3,Q4
および可変定電流源45で構成される差動アンプでの電
圧・電流の変換比、つまり、NPNトランジスタQ3,
Q4のコレクタ電極からカレントミラー回路41に出力
される差動出力電流は、コンダクタンス制御器44によ
って可変定電流源45の電流値を可変制御して設定した
コンダクタンス値によって定められる。なお、可変定電
流源45を可変制御せず一定であるときは、NPNトラ
ンジスタQ3,Q4のコレクタ電極からカレントミラー
回路41に出力される差動出力電流は、抵抗素子R1を
流れる電流と等しい値とすることができる。
【0014】カレントミラー回路41では、PNPトラ
ンジスタQ25,Q26がBias42からの適宜なバ
イアス電圧によってオン動作をしている。NPNトラン
ジスタQ3,Q4がオン動作をしてコレクタ電流が流れ
ると、PNPトランジスタQ21,Q22がオン動作を
行い、PNPトランジスタQ23,Q24に差動出力電
流を反転したカレントミラー電流(差動電流)が流れ
る。この差動電流が、PNPトランジスタQ25,Q2
6を介してCMFB43に入力されるとともに、差動出
力端子48,49から外部に出力される。
【0015】このとき、CMFB43では、PNPトラ
ンジスタQ25,Q26に流れる差動電流に対応する差
動電圧の中間電圧が基準電圧と等しくなるように可変定
電流源46,47の電流値を制御し、差動出力端子4
8,49から所望の差動電流が出力できるように動作し
ている。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
OTAでは、出力部のカレントミラー回路を構成するト
ランジスタが差動アンプの差動出力電流に依存して動作
する、つまり差動アンプの差動出力電流に含まれるアナ
ログ信号成分の影響を受けるので、高周波特性が大きく
劣化するという問題がある。
【0017】また、入力部で電圧信号を対数圧縮し、出
力部で元に戻す操作を行っているので、ノイズ特性が劣
化するという問題もある。
【0018】この発明は上記に鑑みてなされたもので、
高速動作が可能で、またノイズ特性の改善が図れるオペ
レーショナルトランスコンダクタンスアンプを得ること
を目的とする。
【0019】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明にかかるオペレーショナルトランスコンダ
クタンスアンプは、入力される差動電圧信号を対数圧縮
した差動電圧信号に変換して出力する入力回路と、トラ
ンジスタのエミッタ電極対が共通の可変定電流源に接続
され、トランジスタのベース電極対に印加される前記対
数圧縮された差動電圧信号を元の差動電圧信号に対応す
る差動電流信号に変換してトランジスタのコレクタ電極
対から出力する差動アンプと、前記可変定電流源の電流
値を制御するコンダクタンス制御手段と、前記差動アン
プが変換する差動電流信号に対応する差動電圧の中点電
圧を基準電圧と同電圧にするための基準電流を発生する
コモンモードフィードバック回路と、前記差動アンプの
トランジスタのコレクタ電極対に接続される定電流回路
であって、カスコード接続されたトランジスタによって
構成され、供給される前記基準電流に従った差動のカレ
ントミラー電流を前記差動アンプに出力するカレントミ
ラー回路とを備えたことを特徴とする。
【0020】この発明によれば、入力回路にて、入力さ
れる差動電圧信号が対数圧縮した差動電圧信号に変換さ
れる。差動アンプでは、コンダクタンス制御手段によっ
て、可変定電流源の電流値が可変制御され、差動アンプ
のコンダクタンス値が可変制御される。そのような差動
アンプにて、前記対数圧縮された差動電圧信号を元の差
動電圧信号に対応する差動電流信号に変換される。この
とき、コモンモードフィードバック回路にて、前記差動
アンプが変換する差動電流信号に対応する差動電圧の中
点電圧を基準電圧と同電圧にするための基準電流が生成
され、前記差動アンプの出力からカスコード接続された
トランジスタで構成されるカレントミラー回路に出力さ
れる。カレントミラー回路では、電源側に配置されるト
ランジスタが飽和せず、差動アンプへの出力電圧が最大
となるように差動アンプ側に配置されるトランジスタに
バイアス電圧が供給されるようになっている。したがっ
て、カレントミラー回路では、カスコード接続されたト
ランジスタがコモンモードフィードバック回路から供給
される前記基準電流に従ってカレントミラー動作を行
い、差動のカレントミラー電流が前記差動アンプに出力
される。その結果、差動アンプから所望の差動電流信号
が外部に出力される。
【0021】つぎの発明にかかるオペレーショナルトラ
ンスコンダクタンスアンプは、トランジスタのエミッタ
電極対が抵抗素子を介して互いに接続されるとともに、
それぞれに可変定電流源が接続され、トランジスタのベ
ース電極対に印加される差動電圧信号を変換した差動電
流信号をトランジスタのコレクタ電極対から出力する差
動アンプであって、電圧・電流の変換利得が互いに異な
り並列に接続される複数個の差動アンプと、前記可変定
電流源をそれぞれ異なる電流値に制御するコンダクタン
ス制御手段と、前記複数個の差動アンプが共通にトラン
ジスタのコレクタ電極対から出力する差動電流信号に対
応する差動電圧の中点電圧を基準電圧と同電圧にするた
めの基準電流を発生するコモンモードフィードバック回
路と、前記複数個の差動アンプが共通に差動電流信号を
出力するトランジスタのコレクタ電極対に接続される定
電流回路であって、カスコード接続されたトランジスタ
によって構成され、供給される前記基準電流に従った差
動のカレントミラー電流を前記複数個の差動アンプに出
力するカレントミラー回路とを備えたことを特徴とす
る。
【0022】この発明によれば、差動電圧信号が入力さ
れる差動アンプが、トランジスタのエミッタ電極対が抵
抗素子を介して互いに接続されるとともに、それぞれに
可変定電流源が接続され、トランジスタのベース電極対
に印加される差動電圧信号を変換した差動電流信号をト
ランジスタのコレクタ電極対から出力する差動アンプで
あって、電圧・電流の変換利得が互いに異なり並列に接
続される複数個の差動アンプで構成される。このとき、
コンダクタンス制御手段によって複数個の差動アンプそ
れぞれの可変定電流源がそれぞれ異なる電流値に可変制
御される。その結果、前記複数個の差動アンプそれぞれ
のコンダクタンス値が個別に異なる値に可変制御され
る。そのような前記複数個の差動アンプに共通の定電流
回路としてカスコード接続されたトランジスタによって
構成されるカレントミラー回路が設けられる。カレント
ミラー回路では、電源側に配置されるトランジスタが飽
和せず、差動アンプへの出力電圧が最大となるように差
動アンプ側に配置されるトランジスタにバイアス電圧が
供給されるようになっている。そして、コモンモードフ
ィードバック回路にて、前記複数個の差動アンプが共通
にトランジスタのコレクタ電極対から出力する差動電流
信号に対応する差動電圧の中点電圧を基準電圧と同電圧
にするための基準電流が生成され、カレントミラー回路
に出力される。カレントミラー回路では、カスコード接
続されたトランジスタがコモンモードフィードバック回
路から供給される前記基準電流に従ってカレントミラー
動作を行い、差動のカレントミラー電流が前記差動アン
プに出力される。その結果、複数の差動アンプに共通の
トランジスタのコレクタ電極対から所望の差動電流信号
が外部に出力される。
【0023】つぎの発明にかかるオペレーショナルトラ
ンスコンダクタンスアンプは、上記の発明において、前
記複数個の差動アンプそれぞれにおけるトランジスタの
エミッタ電極対間を接続する抵抗素子は、抵抗値が互い
に異なるように設定されることを特徴とする。
【0024】この発明によれば、上記の発明において、
前記複数個の差動アンプそれぞれにおけるトランジスタ
のエミッタ電極対間を接続する抵抗素子は、抵抗値が互
いに異なるように設定される。その結果、前記複数個の
差動アンプそれぞれにおける電圧・電流の変換利得が互
いに異なる値となるように設定される。
【0025】つぎの発明にかかるオペレーショナルトラ
ンスコンダクタンスアンプは、上記の発明において、前
記カレントミラー回路は、MOSトランジスタで構成さ
れることを特徴とする。
【0026】この発明によれば、上記の発明において、
前記カレントミラー回路は、MOSトランジスタで構成
される。
【0027】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかるオペレーショナルトランスコンダクタンス
アンプの好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0028】実施の形態1.図1は、この発明の実施の
形態1であるオペレーショナルトランスコンダクタンス
アンプの構成を示す回路図である。なお、図1では、従
来例(図4)で示した構成要素と同一ないしは同等であ
る要素には、同一の符号が付されている。
【0029】図1において、実施の形態1によるOTA
は、入力部1と出力部2とで構成されている。入力部1
は、差動対トランジスタを構成するNPNトランジスタ
Q1,Q2と、ダイオードD1,D2(ダイオード接続
のトランジスタで構成されている)とが設けられてい
る。従来例(図4)での入力部1と同様の構成であるの
で、説明を省略する。
【0030】出力部2では、差動対トランジスタを構成
するNPNトランジスタQ3,Q4と、定電流回路であ
るカレントミラー回路21と、バイアス供給回路(Bi
as)22と、コモンモードフィードバック回路(CM
FB)23と、コンダクタンス制御器44とが設けられ
ている。
【0031】NPNトランジスタQ3のベース電極は、
NPNトランジスタQ1のコレクタ電極に接続され、N
PNトランジスタQ4のベース電極は、NPNトランジ
スタQ2のコレクタ電極に接続されている。NPNトラ
ンジスタQ3,Q4のエミッタ電極は、共通の可変定電
流源45を介して接地GNDに接続されている。可変定
電流源45の電流値は、コンダクタンス制御器44によ
って可変制御できるようになっている。以上は従来例
(図4)と同様である。この実施の形態1では、NPN
トランジスタQ3,Q4のコレクタ電極は、カレントミ
ラー回路21に接続されるとともに、CMFB23と差
動出力端子48,49とに接続されている。
【0032】カレントミラー回路21は、六個のPNP
トランジスタQ11〜Q16で構成されているが、PN
PトランジスタQ11とQ14、PNPトランジスタQ
12とQ15、PNPトランジスタQ13とQ16は、
それぞれ、エミッタ電極とコレクタ電極とが互いに接続
されるカスコード接続がなされている。
【0033】すなわち、PNPトランジスタQ11のコ
レクタ電極は、NPNトランジスタQ3のコレクタ電極
に接続され、PNPトランジスタQ12のコレクタ電極
は、NPNトランジスタQ4のコレクタ電極に接続され
ている。PNPトランジスタQ11,Q12,Q13の
ベース電極は、共通にBias22に接続されている。
エミッタ電極が電源Vccに接続されるPNPトランジ
スタQ14,Q15,Q16のベース電極は、共通にP
NPトランジスタQ13のコレクタ電極と共にCMFB
23に接続されている。
【0034】次に、動作について説明する。図1におい
て、入力部1では、差動入力端子11,12から入力さ
れる差動電圧信号は、NPNトランジスタQ1,Q2、
抵抗素子R1および定電流源13,14で構成される差
動アンプにて差動電流信号に変換され、負荷であるダイ
オードD1,D2によって差動電圧信号に変換される。
このとき、抵抗素子R1を流れる電流がダイオードD
1,D2を流れるので、変換される差動電圧信号は、ダ
イオードD1,D2を構成するトランジスタのベース・
エミッタ間電圧Vbeの式(1)で示される対数特性に
従って対数圧縮されている。
【0035】出力部2では、上記対数圧縮された差動電
圧信号が、エミッタ電極同士が直接接続されたNPNト
ランジスタQ3,Q4のベース電極に印加される。NP
NトランジスタQ3,Q4および可変定電流源45で構
成される差動アンプでは、対数圧縮された差動電圧信号
を指数伸張して元の状態に戻すとともに差動電流信号に
変換する。以上は、従来例(図4)と同様である。
【0036】このとき、Bias22は、カレントミラ
ー回路21に対し、PNPトランジスタQ14〜Q16
が飽和せず、PNPトランジスタQ11,Q12のコレ
クタ電極に最大出力電圧が得られるように、PNPトラ
ンジスタQ11〜Q13のベース電極にバイアス電圧を
供給するようになっている。その結果、カレントミラー
回路21は、高出力インピーダンスでの動作が行えるこ
とになる。また、PNPトランジスタQ11,Q12の
ベース電極に最適なバイアス電圧が与えられるので、出
力ダイナミックレンジを広くすることができる。
【0037】ここに、CMFB23では、NPNトラン
ジスタQ3,Q4のコレクタ電極から出力される差動電
流信号に対応する差動電圧の中点電圧を基準電圧と同電
圧にするための基準電流を発生し、カレントミラー回路
21に出力される。カレントミラー回路21では、CM
FB23から供給される上記基準電流を入力電流として
PNPトランジスタQ14〜Q16が動作を行い、PN
PトランジスタQ11,Q12のコレクタ電極から直流
のカレントミラー電流が出力される。
【0038】その結果、カレントミラー回路21を構成
するPNPトランジスタQ11〜Q16は、NPNトラ
ンジスタQ3,Q4および可変定電流源45で構成され
る差動アンプで変換される差動電流信号に依存しないで
動作することができる。したがって、この実施の形態1
によれば、高速動作が可能となる。
【0039】なお、この種のOTAでは、低電圧化も重
要な要件であるが、図1の構成から理解できるように、
この実施の形態1によるOTAは、十分にその要求に応
え得るものである。
【0040】実施の形態2.図2は、この発明の実施の
形態2であるオペレーショナルトランスコンダクタンス
アンプの構成を示す回路図である。なお、図2では、図
1で示した構成要素と同一ないしは同等である要素に
は、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の
形態2に関わる部分を中心に説明する。
【0041】図2に示すように、実施の形態2によるO
TAでは、図1に示した構成において、出力部2に代え
て出力部3が設けられている。出力部3では、出力部2
におけるカレントミラー回路21に代えてカレントミラ
ー回路31が設けられている。その他は、図1における
出力部2の構成と同様である。
【0042】カレントミラー回路31は、カレントミラ
ー回路21におけるPNPトランジスタQ11〜Q16
を、PMOSトランジスタM11〜M16に置き換えて
構成されている。動作は、カレントミラー回路21と同
様であるが、PMOSトランジスタM11〜M16を用
いるので、直流での入出力アイソレーションが高く動作
精度が向上する。
【0043】したがって、この実施の形態2によれば、
実施の形態1と同様に、高速化が図れるのに加えて、動
作精度を向上させることができる。
【0044】実施の形態3.図3は、この発明の実施の
形態3であるオペレーショナルトランスコンダクタンス
アンプの構成を示す回路図である。なお、図3では、図
1で示した構成要素と同一ないしは同等である要素に
は、同一の符号が付されている。ここでは、この実施の
形態3に関わる部分を中心に説明する。
【0045】図3において、差動入力端子11には、N
PNトランジスタQ1,Q5のベース電極が共通に接続
され、差動入力端子12には、NPNトランジスタQ
2,Q6のベース電極が共通に接続されている。NPN
トランジスタQ1,Q5のコレクタ電極は、共通に図1
に示した構成のカレントミラー回路21に接続されると
ともに、CMFB23と差動出力端子48に接続されて
いる。また、NPNトランジスタQ2,Q6のコレクタ
電極は、共通に図1に示した構成のカレントミラー回路
21に接続されるとともに、CMFB23と差動出力端
子49に接続されている。カレントミラー回路21に
は、図1に示したように、Bias22が接続されてい
る。
【0046】NPNトランジスタQ1,Q2のエミッタ
電極は、抵抗素子R1を介して互いに接続されている。
NPNトランジスタQ1のエミッタ電極と接地GNDと
の間には可変定電流源33が設けられ、NPNトランジ
スタQ2のエミッタ電極と接地GNDとの間には可変定
電流源34が設けられている。NPNトランジスタQ
1,Q2と、抵抗素子R1と、可変定電流源33,34
とは、全体として差動アンプを構成している。ここで、
可変定電流源33,34の電流値は、コンダクタンス制
御器37によって可変制御できるようになっている。
【0047】また、NPNトランジスタQ5,Q6のエ
ミッタ電極は、抵抗素子R2を介して互いに接続されて
いる。NPNトランジスタQ5のエミッタ電極と接地G
NDとの間には可変定電流源35が設けられ、NPNト
ランジスタQ6のエミッタ電極と接地GNDとの間には
可変定電流源36が設けられている。NPNトランジス
タQ5,Q6と、抵抗素子R2と、可変定電流源35,
36とは、全体として差動アンプを構成している。ここ
で、可変定電流源35,36の電流値は、コンダクタン
ス制御器37によって可変制御できるようになってい
る。
【0048】つまり、実施の形態3によるOTAは、入
力部が並列接続された二組の差動アンプで構成され、こ
の二組の差動アンプの定電流回路がそのまま出力部とな
る構成であり、出力部には図1で説明したカレントミラ
ー回路21が設けられている。従来例(図4)で示した
対数圧縮してそれを元に戻す操作を省略したものであ
る。
【0049】ここに、二組の差動アンプは、電圧・電流
の変換利得が互いに異なるように構成され、コンダクタ
ンス制御器37は、一方の差動アンプの可変定電流源3
3,34と他方の差動アンプの可変定電流源35,36
とは、電流値が互いに異なる方向に増減するように可変
制御するようになっている。その結果、コンダクタンス
値可変範囲を広く取ることができるようになる。
【0050】なお、電圧・電流の変換利得に一番影響す
るのは、トランジスタのサイズよりも抵抗素子R1,R
2の抵抗値であるので、少なくとも抵抗素子R1,R2
は、互いに異なる抵抗値のものを使用すれば、コンダク
タンス値可変範囲を効果的に広くすることができる。
【0051】また、図3では、二組の差動アンプを並列
接続した例を示したが、さらに並列数を増加させれば、
コンダクタンス値可変範囲を一層広くすることができ
る。さらに、この実施の形態3においても、実施の形態
1によるカレントミラー回路21に代えて、実施の形態
2によるカレントミラー回路31も同様に用いることが
できる。
【0052】このように、実施の形態3によれば、入力
部を異なる変換利得を持つ差動アンプを並列接続して構
成し、入力部が直接駆動する出力部を設け、その出力部
に差動出力電流に依存しない動作をするこの実施の形態
によるカレントミラー回路を設けるようにしたので、一
層高速化が図れる。
【0053】また、従来例(図4)で示したような対数
圧縮してそれを元に戻す操作をしないので、ノイズ特性
も改善される。さらに、並列接続した各差動アンプの出
力電流値を個別に異なる値に制御することでができるの
で、コンダクタンス値の可変範囲を広く取ることができ
るようになる。
【0054】さらに、図3に示す構成から理解できるよ
うに、実施の形態3によるOTAは、低電源電圧動作が
可能である。
【0055】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、入力回路にて、入力される差動電圧信号が対数圧縮
した差動電圧信号に変換される。差動アンプでは、コン
ダクタンス制御手段によって、可変定電流源の電流値が
可変制御され、差動アンプのコンダクタンス値が可変制
御される。そのような差動アンプにて、前記対数圧縮さ
れた差動電圧信号を元の差動電圧信号に対応する差動電
流信号に変換される。このとき、コモンモードフィード
バック回路にて、前記差動アンプが変換する差動電流信
号に対応する差動電圧の中点電圧を基準電圧と同電圧に
するための基準電流が生成され、前記差動アンプの出力
からカスコード接続されたトランジスタで構成されるカ
レントミラー回路に出力される。カレントミラー回路で
は、電源側に配置されるトランジスタが飽和せず、差動
アンプへの出力電圧が最大となるように差動アンプ側に
配置されるトランジスタにバイアス電圧が供給されるよ
うになっている。したがって、カレントミラー回路で
は、カスコード接続されたトランジスタがコモンモード
フィードバック回路から供給される前記基準電流に従っ
てカレントミラー動作を行い、差動のカレントミラー電
流が前記差動アンプに出力される。その結果、差動アン
プから所望の差動電流信号が外部に出力される。このよ
うに、カレントミラー回路は、差動電流信号に依存しな
いでカレントミラー動作を行うので、高速動作が可能と
なり、移動体通信装置などで使用されるアクティブフィ
ルタ用に好適なオペレーショナルトランスコンダクタン
スアンプが実現できる。また、差動アンプのコンダクタ
ンス値を可変制御することができる。
【0056】つぎの発明によれば、差動電圧信号が入力
される差動アンプが、トランジスタのエミッタ電極対が
抵抗素子を介して互いに接続されるとともに、それぞれ
に可変定電流源が接続され、トランジスタのベース電極
対に印加される差動電圧信号を変換した差動電流信号を
トランジスタのコレクタ電極対から出力する差動アンプ
であって、電圧・電流の変換利得が互いに異なり並列に
接続される複数個の差動アンプで構成される。このと
き、コンダクタンス制御手段によって複数個の差動アン
プそれぞれの可変定電流源がそれぞれ異なる電流値に可
変制御される。その結果、前記複数個の差動アンプそれ
ぞれのコンダクタンス値が個別に異なる値に可変制御さ
れる。そのような前記複数個の差動アンプに共通の定電
流回路としてカスコード接続されたトランジスタによっ
て構成されるカレントミラー回路が設けられる。カレン
トミラー回路では、電源側に配置されるトランジスタが
飽和せず、差動アンプへの出力電圧が最大となるように
差動アンプ側に配置されるトランジスタにバイアス電圧
が供給されるようになっている。そして、コモンモード
フィードバック回路にて、前記複数個の差動アンプが共
通にトランジスタのコレクタ電極対から出力する差動電
流信号に対応する差動電圧の中点電圧を基準電圧と同電
圧にするための基準電流が生成され、カレントミラー回
路に出力される。カレントミラー回路では、カスコード
接続されたトランジスタがコモンモードフィードバック
回路から供給される前記基準電流に従ってカレントミラ
ー動作を行い、差動のカレントミラー電流が前記差動ア
ンプに出力される。その結果、複数の差動アンプに共通
のトランジスタのコレクタ電極対から所望の差動電流信
号が外部に出力される。このように、入力される差動電
圧信号を対数圧縮し、それを元に戻す操作を行わないの
で、ノイズ特性が改善される。また、カレントミラー回
路は、差動電流信号に依存しないでカレントミラー動作
を行うので、高速動作が可能であるが、複数の差動アン
プに共通のトランジスタのコレクタ電極対から直接差動
電流信号が供給されるので、一層の高速化が図れる。し
たがって、移動体通信装置などで使用されるアクティブ
フィルタ用に好適なオペレーショナルトランスコンダク
タンスアンプが実現できる。また、複数個の差動アンプ
それぞれのコンダクタンス値を個別に異なる値に可変制
御することによって、コンダクタンス値の可変範囲を広
く取ることができる。
【0057】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、前記複数個の差動アンプそれぞれにおけるトランジ
スタのエミッタ電極対間を接続する抵抗素子は、抵抗値
が互いに異なるように設定される。その結果、前記複数
個の差動アンプそれぞれにおける電圧・電流の変換利得
が互いに異なる値となるように設定される。その結果、
前記複数個の差動アンプそれぞれにおける電圧・電流の
変換利得が互いに異なる値となるように設定することが
できる。
【0058】つぎの発明によれば、上記の発明におい
て、前記カレントミラー回路は、MOSトランジスタで
構成されるので、直流でのアイソレーションが高くな
り、動作精度が向上する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施の形態1であるオペレーショ
ナルトランスコンダクタンスアンプの構成を示す回路図
である。
【図2】 この発明の実施の形態2であるオペレーショ
ナルトランスコンダクタンスアンプの構成を示す回路図
である。
【図3】 この発明の実施の形態3であるオペレーショ
ナルトランスコンダクタンスアンプの構成を示す回路図
である。
【図4】 従来のオペレーショナルトランスコンダクタ
ンスアンプの構成例を示す回路図である。
【符号の説明】
1 入力部、2,3 出力部、13,14 定電流源、
21,31 カレントミラー回路、22 バイアス供給
回路(Bias)、23 コモンモードフィードバック
回路(CMFB)、33〜36,45 コンダクタンス
値可変用の可変定電流源、37,44 コンダクタンス
制御器、Q1,Q2 NPNトランジスタ(差動対トラ
ンジスタ)、Q3,Q4 NPNトランジスタ(差動対
トランジスタ)、Q5,Q6 NPNトランジスタ(差
動対トランジスタ)、Q11〜Q16 PNPトランジ
スタ、M11〜M16 PMOSトランジスタ、D1,
D2 ダイオード、R2,R3 抵抗素子。
フロントページの続き Fターム(参考) 5J066 AA01 AA12 CA53 CA61 CA65 FA10 FA17 FA20 HA08 HA19 HA25 KA05 KA07 KA08 KA09 KA12 MA11 MA21 ND01 ND14 ND22 ND28 PD02 5J500 AA01 AA12 AC53 AC61 AC65 AF10 AF17 AF20 AH08 AH19 AH25 AK05 AK07 AK08 AK09 AK12 AM11 AM21 DN01 DN14 DN22 DN28 DP02

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 入力される差動電圧信号を対数圧縮した
    差動電圧信号に変換して出力する入力回路と、 トランジスタのエミッタ電極対が共通の可変定電流源に
    接続され、トランジスタのベース電極対に印加される前
    記対数圧縮された差動電圧信号を元の差動電圧信号に対
    応する差動電流信号に変換してトランジスタのコレクタ
    電極対から出力する差動アンプと、 前記可変定電流源の電流値を制御するコンダクタンス制
    御手段と、 前記差動アンプが変換する差動電流信号に対応する差動
    電圧の中点電圧を基準電圧と同電圧にするための基準電
    流を発生するコモンモードフィードバック回路と、 前記差動アンプのトランジスタのコレクタ電極対に接続
    される定電流回路であって、カスコード接続されたトラ
    ンジスタによって構成され、供給される前記基準電流に
    従った差動のカレントミラー電流を前記差動アンプに出
    力するカレントミラー回路と、 を備えたことを特徴とするオペレーショナルトランスコ
    ンダクタンスアンプ。
  2. 【請求項2】 トランジスタのエミッタ電極対が抵抗素
    子を介して互いに接続されるとともに、それぞれに可変
    定電流源が接続され、トランジスタのベース電極対に印
    加される差動電圧信号を変換した差動電流信号をトラン
    ジスタのコレクタ電極対から出力する差動アンプであっ
    て、電圧・電流の変換利得が互いに異なり並列に接続さ
    れる複数個の差動アンプと、 前記可変定電流源をそれぞれ異なる電流値に制御するコ
    ンダクタンス制御手段と、 前記複数個の差動アンプが共通にトランジスタのコレク
    タ電極対から出力する差動電流信号に対応する差動電圧
    の中点電圧を基準電圧と同電圧にするための基準電流を
    発生するコモンモードフィードバック回路と、 前記複数個の差動アンプが共通に差動電流信号を出力す
    るトランジスタのコレクタ電極対に接続される定電流回
    路であって、カスコード接続されたトランジスタによっ
    て構成され、供給される前記基準電流に従った差動のカ
    レントミラー電流を前記複数個の差動アンプに出力する
    カレントミラー回路と、 を備えたことを特徴とするオペレーショナルトランスコ
    ンダクタンスアンプ。
  3. 【請求項3】 前記複数個の差動アンプそれぞれにおけ
    るトランジスタのエミッタ電極対間を接続する抵抗素子
    は、抵抗値が互いに異なるように設定されることを特徴
    とする請求項2に記載のオペレーショナルトランスコン
    ダクタンスアンプ。
  4. 【請求項4】 前記カレントミラー回路は、MOSトラ
    ンジスタで構成されることを特徴とする請求項1または
    2に記載のオペレーショナルトランスコンダクタンスア
    ンプ。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007013560A (ja) * 2005-06-30 2007-01-18 Toshiba Corp 周波数変換器及び無線機
US7696789B2 (en) 2007-05-25 2010-04-13 Nec Electronics Corporation High-frequency signal detector
JP2011095838A (ja) * 2009-10-27 2011-05-12 Ricoh Co Ltd 電源回路
CN110166011A (zh) * 2018-02-13 2019-08-23 赛灵思公司 基于自偏置跨导运算放大器的参考电路

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