JP2003242421A - 商品貸出管理システム及び方法並びにプログラム - Google Patents

商品貸出管理システム及び方法並びにプログラム

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JP2003242421A
JP2003242421A JP2002043710A JP2002043710A JP2003242421A JP 2003242421 A JP2003242421 A JP 2003242421A JP 2002043710 A JP2002043710 A JP 2002043710A JP 2002043710 A JP2002043710 A JP 2002043710A JP 2003242421 A JP2003242421 A JP 2003242421A
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JP2002043710A
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Seiji Yoshida
誠司 吉田
Ryoichi Murashima
亮一 村嶋
Kazuhiro Ikeda
一洋 池田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明の課題は、商品の効率的な貸出しを可能
にする商品貸出し管理システムを提供することである。 【解決手段】上記課題は、コンピュータを利用して商品
の貸出状況を管理する商品貸出管理システムにおいて、
第一の利用者に対して貸出の予約をした商品の貸出予定
日時と、該第一の利用者がその貸出予定日時までを限度
として当該商品の他の利用者への貸出を許容するか否か
を管理する第一の貸出管理手段(110、図3)を有す
る商品貸出管理システムにて達成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レンタルビデオソ
フトなどの商品の貸出予約管理システム及び方法係り、
詳しくは、コンピュータを利用して商品の貸出状況を管
理する商品貸出管理システム及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】レンタルビデオショップの利用者は、自
分が借りたいビデオソフトがある場合に、そのビデオが
貸し出し可能かどうかをレンタルビデオショップに出向
いて確認し、そのビデオソフトがある場合にそのビデオ
ソフトを借りる。もし、利用者が電話等でビデオソフト
の予約を行った場合、レンタルビデオショップでは、そ
の予約されたビデオソフトをその利用者に貸出すまで他
の利用者に貸すことなく確保しておく。そして、その予
約を行った利用者が来店して所定の手続を行った場合
に、その予約に係るビデオソフトがその利用者に貸出さ
れる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記のように利用者が
ビデオソフトの貸出し予約を行った場合、ビデオショッ
プでは、その予約に係るビデオソフトをその利用者が来
店するまで、他の利用者に貸すことなく確保する必要が
ある。このため、そのビデオソフトを他の利用者が借り
たいというニーズに答えることができず、効率的なビデ
オソフトの貸出しを行うことができない。
【0004】そこで、本発明の課題は、商品の効率的な
貸出しを可能にする商品貸出し管理システム及び方法並
びにプログラムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、コンピュ
ータを利用して商品の貸出状況を管理する商品貸出管理
システムにおいて、第一の利用者に対して貸出の予約を
した商品の貸出予定日時と、該第一の利用者がその貸出
予定日時までを限度として当該商品の他の利用者への貸
出を許容するか否かを管理する第一の貸出管理手段を有
するように構成される。
【0006】このような商品貸出管理システムでは、第
一の利用者に対して貸出の予約をした商品の貸出予定日
時と共に、その第一の利用者がその貸出予定日までを限
度として当該商品の他の利用者への貸出を許容するか否
かが管理されるので、第一の利用者がその貸出予定日に
その商品の貸出サービスを受けるまで、他の利用者にそ
の商品を貸出すことが可能となる。
【0007】また、その商品の他の利用者への貸出をも
総合的に管理するという観点から、本発明は、請求項2
に記載されるように、上記商品貸出管理システムにおい
て、第一の利用者によりその貸出予定日時までを限度と
して当該商品の他の利用者への貸出が許容されているこ
とを上記第一の貸出管理手段が管理している状態で、上
記商品が上記貸出予定日時を限度として第二の利用者に
貸出された場合、その商品が上記貸出予定日時を限度と
して当該第二の利用者に貸出されていることを管理する
第二の貸出管理手段を有するように構成することができ
る。
【0008】上記課題を解決するため、本発明は、請求
項3に記載されるように、コンピュータを利用して商品
の貸出状況を管理する商品貸出管理方法において、第一
の利用者に対して貸出の予約をした商品の貸出予定日時
と、該第一の利用者がその貸出予定日時までを限度とし
て当該商品の他の利用者への貸出を許容するか否かを表
す第一の貸出管理情報を生成する手順を含むように構成
される。
【0009】更に、上記課題を解決するため、本発明
は、請求項5に記載されるように、商品の貸出状況の管
理をコンピュータに行わせるための商品貸出管理プログ
ラムにおいて、第一の利用者に対して貸出の予約をした
商品の貸出予定日時と、該第一の利用者がその貸出予定
日時までを限度として当該商品の他の利用者への貸出を
許容するか否かを表す第一の貸出管理情報を生成する手
順を含むように構成される。
【0010】このような商品貸出管理プログラムは、CD
-ROM、フロッピディスク、光磁気ディスク(MO)、半導
体メモリ等の記録媒体によってコンピュータに提供され
得る。また、コンピュータは所定のネットワークを介し
て上記のような商品貸出管理プログラムをサーバ等から
ダウンロードすることができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0012】本発明の実施の一形態に係る商品貸出管理
システムが適用されるシステムは図1に示すように構成
される。この例は、ビデオソフトを商品とした商品貸出
管理システムである。
【0013】図1において、この商品貸出管理システム
は、レンタルビデオショップ100に設置されたシステ
ムサーバ110及び店頭端末120を備えている。シス
テムサーバ100と店頭端末装置120とは専用線で接
続される。システムサーバ110は、インターネットに
接続され、ビデオソフトの予約サイトを当該インターネ
ット上に公開する。また、システムサーバ110は、所
定のプログラムに従ってビデオソフトの貸出管理(予
約、貸出、返却等の管理)を行う。
【0014】利用者が所有するユーザ端末装置(PC端
末、携帯端末装置)210、220は、サービスプロバ
イダ(ISP)のシステム310、320を介してインタ
ーネットに接続可能となる。各ユーザ端末装置210、
220は、ブラウザを搭載しており、インターネット上
に公開されるレンタルビデオショップ100の上記予約
サイトをアクセスすることができる。各ユーザ端末装置
210、220は、ビデオソフトの予約端末装置として
機能する。
【0015】例えば、予約端末装置として機能するユー
ザ端末装置210からビデオソフトの予約を行う場合、
図2に示す手順に従って処理が行われる。
【0016】図2において、ユーザ端末装置(以下、予
約端末装置という)210にて、利用者が予約サイトへ
の接続操作を行うと、予約端末装置210からサービス
プロバイダ(ISP)のシステム310及びインターネッ
トを介してレンタルビデオショップ100のシステムサ
ーバ110に予約サイトの接続要求が転送される(S1
1)。この予約サイトの接続要求を受信したシステムサ
ーバ110は、要求元の予約端末装置210にその応答
を送信し、予約端末装置210では、予約サイトの画面
が表示される。
【0017】予約端末装置210において、予約サイト
の画面が表示された状態で、利用者が会員ID及びパスワ
ードの入力操作を行うと、その入力された会員ID及びパ
スワードが予約端末装置210からシステムサーバ11
0に転送される(S12)。システムサーバ110は、
利用者マスタ(図示略)を参照してその会員ID及びパス
ワードが正しいか否かを判定する(認証処理:S2
1)。予約端末装置210から受信された会員ID及びパ
スワードが正しいものであるとの判定がなされると、シ
ステムサーバ110は、予約端末装置210に正常応答
(OK)を送る。なお、上記会員ID及びパスワードのいず
れかが誤ったものであると、システムサーバ110は、
予約端末装置210に異常応答(NG)を送って、会員ID
及びパスワードの再入力を促す。
【0018】上記のようにして正常応答(OK)を受信し
た予約端末装置210は、ビデオソフトの検索(通常ビ
デオ検索)を行える状態となる。この状態で、利用者
が、予約端末装置210において、キーワードやビデオ
ソフトタイトルの入力操作などの当該検索に関する所定
の入力操作を行うと、予約端末装置210からその操作
入力情報と共に検索要求がシステムサーバ110に転送
される(S13)。この操作入力情報及び検索要求を受
信したシステムサーバ110は、商品マスタを参照し
て、検索条件に合致するビデオソフトの検索処理を行う
(S22)。
【0019】上記検索処理が終了すると、システムサー
バ110は、その検索結果(ビデオソフトのタイトル、
そのビデオソフトのコード番号(ビデオコード)等の一
覧表)を予約端末装置210に送る。この検索結果を受
信した予約端末装置210では、その検索結果が表示さ
れる(S14)。その検索結果を見て利用者が希望のビ
デオソフトの予約要求を行うための所定の操作を行う
と、予約端末装置210からシステムサーバ110に予
約要求が転送される(S15でYES)。なお、上記検
索結果に利用者の希望するビデオソフトが含まれておら
ず、その利用者がキャンセル操作を行うと、予約端末装
置210は上記通常ビデオ検索の行える状態に復帰する
(S15でNO)。
【0020】上記予約要求を受信したシステムサーバ1
10は、予約端末装置210に対して利用者の要求に係
るビデオソフトの予約画面を提供し、当該予約端末装置
210にその予約画面が表示される(S16)。この予
約画面が表示された予約端末装置210において、利用
者が予約入力操作を行うと、予約端末装置210からそ
の予約入力操作にて入力された予約情報がシステムサー
バ110に転送される(S17)。
【0021】上記予約入力操作にて入力される情報は、
利用者を特定する会員ID、希望するビデオソフトを特定
するビデオコード、利用者がビデオショップ100に借
りに行く予定時刻(予定日時)を表す貸出予定時刻及び
時間割引貸出しを許容するか否かを表わす情報を含む。
この時間割引貸出しとは、利用者が予約したビデオソフ
トをその貸出予定時刻まで他の利用者に正規の貸出料金
より低額で貸出すことである。この時間割引貸出しを許
容する利用者に対しては、他の利用者が予約済みのビデ
オソフトを貸出予定時刻までに返却しないリスクを考慮
し、その貸出し料金を割り引く。また、他の利用者が貸
出予定時刻までにそのビデオソフトを返却しない場合、
当該他の利用者に対しては、正規の貸出し料金が課され
る共に割り増し料金が課される。そして、そのビデオソ
フトを予約した利用者に対しては、その割り増し料金の
一部に相当する料金を次回の貸出しに利用できるように
する。
【0022】上記予約入力操作は、予約端末装置210
のキーボードを用いて行うものであるが、上記時間割引
貸出しを許容することの情報は、予約端末装置210に
表示された予約画面上に形成される所定の制御ボタンの
クリック操作により入力することができる。この場合、
その制御ボタンのクリック操作により上記時間割引貸出
しを許容する情報が予約情報として予約端末装置210
からシステムサーバ110に転送される。
【0023】上記のようにして予約端末装置210から
転送される予約情報を受信したシステムサーバ110
は、その予約情報に基づいて図3に示すような予約貸出
マスタを作成する(S23)。
【0024】この予約貸出マスタは、ビデオソフトの予
約毎に作成され、「会員ID」、「ビデオコード」、「予
約貸出完了フラグ」、「貸出予約時刻」、「貸出予定時
刻」、「時間割引貸出可否フラグ」、「時間貸出コード
1、2、3、4」、「割引率」、「正規金額」、「予定
金額」、「貸出金額」及び「割り戻し金額」の各項目を
含む。「会員ID」、「ビデオコード」、「貸出予定時
刻」、「時間割引貸出可否フラグ」の各項目には、上記
予約端末装置210から受信した予約情報に含まれる当
該各項目に対応した情報がセットされる。特に、時間割
引貸出を許容する場合、「時間貸出許可フラグ」の項目
には「Y:貸出可」が設定され、時間割引貸出を許容し
ない場合、「時間割引貸出可否フラグ」の項目には、
「N:貸出不可」がセットされる。
【0025】予約貸出の管理フラグとなる「予約貸出完
了フラグ」の項目には予約があったことを示す「1:予
約」がセットされ、「貸出予約時刻」の項目には、シス
テムサーバ110が予約端末装置210から上記予約情
報を受信した時刻(予約日時)がセットされる。「時間
割引貸出可否フラグ」が「Y:貸出可」にセットされて
いる場合、「割引率」の項目にその割引率の値がセット
される。更に、「正規金額」の項目には、ビデオソフト
の予約貸出の正規の料金がセットされ、「予定金額」の
項目には、予定の貸出料金がセットされる。
【0026】上記のようにして予約貸出マスタが作成さ
れると、システムサーバ110は、その予約貸出マスタ
における「時間割引貸出可否フラグ」の項目のセット値
(Y/N)を参照して時間割引貸出を許容するか否かを判
定する(S24)。そして、時間割引貸出を許容する場
合(S24でYES)、システムサーバ110は、予約
されたビデオソフトを特定する情報(タイトル、ビデオ
コードなど)と共に正規料金及びその割引金額(割引率
から演算される)を含む予約完了報告を予約端末装置
210に送る。一方、時間割引貸出を許容しない場合
(S24でNO)、システムサーバ110は、予約され
たビデオソフトを特定する情報及び貸出予定時刻と共に
正規料金を含む予約完了報告を予約端末装置210に
送る。
【0027】上記のような予約完了報告(または)
を受信した予約端末装置210は、利用者が指定したビ
デオソフトの予約が完了した旨、そのビデオソフトを特
定する情報、貸出予定時刻(貸出予定日時)及びその料
金(貸出予定金額)を表示する(S18)。それらの情
報により利用者は予約されたビデオソフトの貸出予定時
刻(貸出予定日時)やその料金などを確認することがで
きる。
【0028】一方、ビデオショップ100に来店した他
の利用者が借りたいビデオソフトが既に予約されている
場合、上述したビデオソフトの時間割引貸出を希望する
場合、当該他の利用者は、時間割引貸出によりそのビデ
オソフトを借りることができる。店頭端末装置120に
よりその貸出手続を行うことができる。この場合、シス
テムサーバ110と店頭端末装置120との間で、図4
に示す手順に従って処理がなされる。この店頭端末装置
120の操作は、ビデオショップ100の店員が行う。
なお、店頭端末装置120の操作をその時間割引貸出を
希望する当該他の利用者が行うようにすることもでき
る。
【0029】店頭端末装置120において、店員が上記
他の利用者の会員ID及びパスワードの入力操作を行う
と、その会員ID及びパスワードが店頭端末装置120か
らシステムサーバ110に転送される(S31)。この
会員ID及びパスワードを受信したシステムサーバ110
は、会員マスタを参照して、その会員ID及びパスワード
が正しいか否かを判定する(S41)。その会員ID及び
パスワードが正しいものであるとの判定がなされると、
システムサーバ110は、店頭端末装置120に正常応
答(OK)を送る。なお、上記会員ID及びパスワードのい
ずれかが誤ったものであると、システムサーバ110
は、店頭端末装置120に異常応答(NG)を送って、会
員ID及びパスワードの再入力を促す。
【0030】上記のようにして正常応答(OK)を受信し
た店頭端末装置120は、時間割引貸出の対象となるビ
デオソフトの検索を行える状態となる。この状態で、店
員が、店頭端末装置120において、上記他の利用者が
希望するビデオソフトのタイトルやビデオコードの入力
操作を行うと、店頭端末装置120からその操作入力情
報と共に検索要求がシステムサーバ110に転送される
(S32)。この操作入力情報及び検索要求を受信した
システムサーバ110は、上記時間割引貸出可否フラグ
の項目に「Y:貸出可」が設定された全ての予約貸出マ
スタから入力されたビデオコード(ビデオソフトのタイ
トルだけしか入力されなかった場合には、そのタイトル
がビデオコードに変換される)に対応した予約貸出マス
タを検索する(S42)。そして、システムサーバ11
0は、その検索にて得られた予約貸出マスタに記述され
る貸出予定時刻(予約日時)を含む検索結果を店頭端末
装置120に送る。
【0031】この検索結果を受信した店頭端末装置12
0は、入力されたビデオソフトのタイトル及びビデオコ
ードと共にその貸出予定時刻を検索結果として表示する
(S33)。その検索結果を見て上記他の利用者が現時
点から貸出予定時刻までにそのビデオソフトを利用する
ことができると判断すると、当該他の利用者は店員に時
間割引貸出の依頼を行う。その依頼に基づいて店員がそ
のビデオソフトの時間割引貸出の要求に係る所定の操作
を行うと(S34でYES)、店頭端末装置120から
システムサーバ110に貸出要求が転送される。なお、
現時点から貸出予定時刻までにそのビデオソフトを利用
するための十分な時間がないとして上記他の利用者が店
員にそのビデオソフトに対する時間割引貸出を断ると、
店員がキャンセル操作を行う。このキャンセル操作によ
り(S34でNO)、店頭端末装置120は他のビデオ
ソフトの検索を行える状態に復帰する。
【0032】上記貸出要求を受信したシステムサーバ1
10は、店頭端末装置120に対して指定されたビデオ
ソフトの貸出処理画面を提供し、当該店頭端末装置12
0にその貸出処理画面が表示される(S35)。この貸
出処理画面が表示された店頭端末装置120において、
店員が所定の入力操作を行うと、その店頭端末装置12
0からその入力情報がシステムサーバ110に転送され
る(S36)。上記入力操作にて入力される情報は、会
員ID、当該他の利用者が希望する返却予定時刻(返却予
定日時)を含む。この返却予定時刻は、貸出予定時刻
(図3参照)以前でなければならない。
【0033】上記のように店頭端末装置120に入力さ
れた情報はシステムサーバ110に転送される。この情
報を受信したシステムサーバ110は、その情報に基づ
いて図5に示すような時間割引貸出マスタを作成する
(S43)。
【0034】この時間割引貸出マスタは、時間割引貸出
の要求がある毎に作成され、「時間貸出コード」、「会
員ID」、「時間割引貸出完了フラグ」、「貸出時刻」、
「返却予定時刻」、「返却時刻」、「割引率」、「正規
金額」、「貸出金額」及び「超過金額」の各項目を含
む。「会員ID」、「返却予定時刻」の各項目には、上記
店頭端末装置120から受信した情報に含まれる当該各
項目に対応した情報がセットされる。
【0035】システムサーバ110は、当該時間割引貸
出の取引を特定する時間貸出コードを生成し、その時間
貸出コードを「時間貸出コード」の項目にセットする。
また、このとき、同じ時間貸出コードが当該ビデオソフ
トの予約貸出を管理するための予約貸出マスタ(図3参
照)における「時間貸出コード1」の項目にセットされ
る。この時間貸出コードにより、当該時間割引貸出マス
タと前記予約貸出マスタ(図3参照)とがリンクされ
る。
【0036】時間割引貸出の管理フラグとなる「時間割
引貸出完了フラグ」の項目には「1:時間割引貸出中」
がセットされ、「貸出時刻」の項目には、現在の時刻が
セットされる。また、「割引率」の項目には、時間割引
貸出について予め定められた割引率の値がセットされ
る。更に、「正規金額」の項目には、ビデオソフト貸出
の正規の料金がセットされる。
【0037】上記のようにして時間割引貸出マスタが作
成されると、システムサーバ110は、貸出すべきビデ
オソフトを特定する情報及び返却予定時刻と共に正規料
金及び割引金額(割引率から演算される)を含む貸出完
了報告を店頭端末装置120に送る。そして、その貸出
完了報告を受信した店頭端末装置120は、そのビデオ
ソフトを特定する情報、返却予定時刻及びその料金(正
規料金から割引料金を減じた料金)を時間割引貸出結果
として表示する(S37)。そして、店頭端末装置12
0は、時間割引貸出に係る明細(ビデオソフトを特定す
る情報、返却予定時刻及び割引された料金)を出力す
る。店員は、当該他の利用者からその割引された料金を
徴収し、当該ビデオソフトを貸出すと共に上記明細を当
該他の利用者に渡す。これにより、当該他の利用者は、
時間割引貸出によりビデオソフトを借りることができ
る。
【0038】更に、ビデオショップ100において上記
予約貸出に係るビデオソフトを貸出す場合及び上記時間
割引貸出に係るビデオソフトが返却される場合、店頭端
末装置120の操作に基づいてシステムサーバ110
は、図6に示す手順に従って処理を行う。
【0039】図6において、店員がビデオショップ10
0に来店した利用者の会員ID及びパスワードを店頭端末
装置120に入力すると、システムサーバ110は、会
員マスタを参照して、その会員ID及びパスワードが正し
いか否かを判定する(S51)。その会員ID及びパスワ
ードが正しいものであるとの判定がなされると(S51
でOK)、システムサーバ110は、店頭端末装置120
から行うべき処理の指定がなされることを待つ状態とな
る(S52)。なお、上記会員ID及びパスワードのいず
れかが誤ったものであると、システムサーバ110は、
店頭端末装置120に異常応答を送って会員ID及びパス
ワードの再入力を促す。
【0040】来店した利用者が時間割引貸出に係るビデ
オソフトを返却する場合、店員は、更に店頭端末装置1
20にそのビデオソフトの返却の指定操作と共にビデオ
コードの入力操作を行う。すると、店頭端末装置120
からシステムサーバ110に時間割引貸出のビデオソフ
トの返却に係る処理の指示とそのビデオコードが転送さ
れる。
【0041】上記のように店頭端末装置120から行う
べき処理の指定がなされることを待つ状態となるシステ
ムサーバ110は、店頭端末装置120から時間割引貸
出のビデオソフトの返却に係る処理の指示を受信すると
(S61)、その処理の指示と共に受信したビデオコー
ドに対応した予約貸出マスタ(図3参照)に記述される
時間貸出コードを取得する(S62)。システムサーバ
110は、更に、その取得した時間貸出コードに対応し
た時間割引貸出マスタ(図5参照)を検索し、その時間
割引貸出マスタに記述された返却予定時刻が上記予約貸
出マスタに記述された貸出予定時刻より以前であること
を確認すると共にその貸出予定時刻と現在時刻とを比較
してそのビデオソフトが貸出予定時刻以前に返却された
か否かを判定する(S63)。
【0042】そのビデオソフトが貸出予定時刻以前に返
却された場合(S63でYES)、システムサーバ11
0は、その時間割引貸出マスタにおける「時間割引貸出
完了フラグ」の項目を「9:完了(時間内返却)」に変
更すると共に、「返却時刻」の項目に現在時刻をセット
することにより時間割引貸出マスタの更新を行う(S6
5)。そして、システムサーバ110はそのビデオソフ
トに関する所定の返却処理を行う(S66)。
【0043】一方、そのビデオソフトが貸出予定時刻よ
り後に返却された場合(S63でNO)、システムサー
バ110は所定の時間超過処理を行う(S64)。この
時間超過処理は、その利用者に対して金銭的ペナルティ
を課するためになされるもので、超過料金の演算、その
超過料金及び正規料金の提示などの処理を行う。これに
より、店員は、そのビデオソフトの返却に来た利用者に
対して超過料金及び正規料金に基づいて料金の精算を行
う。そして、システムサーバ110は、上記時間割引貸
出マスタの更新を行う(S66)。その更新では、「時
間割引貸出完了フラグ」の項目が「8:完了(時間外返
却)」に変更されると共に「返却時刻」の項目に現在時
刻がセットされ、更に、「超過金額」の項目に上記演算
した超過料金の額がセットされると共にその超過料金及
び正規料金の合算金額となる実際の貸出料金の額が「貸
出金額」の項目にセットされる。
【0044】なお、上記のような時間割引貸出に係るビ
デオソフトが返却された際に更新された時間割引マスタ
は、時間割引貸出の取引ログとしてシステムサーバ11
0に蓄積される。
【0045】また、来店した利用者が予約貸出に係るビ
デオソフトを借りに来た場合、上記会員ID及びパスワー
ドの確認が済んだ後に、店員は更に店頭端末装置120
にそのビデオソフトの予約貸出に係る処理の指示とその
利用者から告げられたビデオコード(ビデオソフトを特
定する情報)の入力操作を行う。すると、店頭端末装置
120からシステムサーバ110にビデオソフトの貸出
に係る処理の指示とそのビデオコードが転送される。
【0046】上記のように店頭端末装置120から行う
べき処理の指定がなされることを待つ状態となるシステ
ムサーバ110は、店頭端末装置120から予約貸出に
係る処理の指示を受信すると(S71)、それと共に転
送されたビデオコードを取得する(S72)。そして、
システムサーバ110は、その予約貸出に係るビデオソ
フトがビデオショップ100にあるか否かを判定する
(S73)。この判定は次のようにしてなされる。
【0047】上記ビデオコードに対応した予約貸出マス
タ(図3参照)が検索され、その予約貸出マスタにおけ
る「時間貸出コード1、2、3、4」のいずれかの項目
に時間貸出コードがセットされているか否かが判定され
る。時間貸出コードがセットされていない場合、当該ビ
デオソフトが時間割引貸出されていないとして、そのビ
デオソフトがビデオショップ100にあるものと判定さ
れる。
【0048】一方、時間貸出コードがセットされている
場合、更に、その時間貸出コードに対応した時間割引貸
出マスタ(図5参照)が検索され、その時間割引貸出マ
スタにおける「時間割引貸出完了フラグ」の項目に
「9:完了(時間内返却)」または「8:完了(時間外
返却)」がセットされているか否かが判定される。その
「時間割引貸出完了フラグ」の項目に「9:完了(時間
内返却)」または「8:完了(時間外返却)」がセット
されている場合、時間割引貸出された当該ビデオソフト
は既に返却されているとして、そのビデオソフトがビデ
オショップ100にあるものと判定される。一方、「時
間割引貸出完了フラグ」の項目に「9:完了(時間内返
却)」及び「8:完了(時間外返却)」のいずれもセッ
トされていない場合、即ち、「1:時間割引貸出中」が
設定されている場合、時間割引貸出された当該ビデオソ
フトはまだ返却されていないとして、そのビデオソフト
がビデオショップ100にないものと判定される。
【0049】システムサーバ110は、上記のような処
理によりその予約貸出に係るビデオソフトがビデオショ
ップ100にあると判定すると(S73で有)、予約貸
出マスタ(図3参照)における「予約貸出完了フラグ」
の項目を「2:予約貸出中」に変更すると共に「貸出金
額」の項目に割引額を考慮した貸出料金の額を設定する
ことにより当該予約貸出マスタの更新を行う(S7
5)。その後、システムサーバ110は、所定のビデオ
貸出処理を行う(S76)。この場合、システムサーバ
110から店頭端末装置120に正常貸出に係るメッセ
ージが転送される。そして、店頭端末装置120に表示
されるそのメッセージを確認した店員が当該ビデオソフ
トを利用者に貸出す。
【0050】一方、システムサーバ110は、現在時刻
が上記予約貸出マスタに記述された貸出予定時刻以後で
あって、上記のような処理によりその予約貸出に係るビ
デオソフトがビデオショップ100にないと判定すると
(S73で無)、割引処理を行う(S74)。この割引
処理は、その利用者に対して金銭的なサービスを提供す
るためになされるもので、その利用者に対する割戻し金
を演算し、例えば、利用者がその割り戻し金を次回のビ
デオ貸出に利用できるようなポイント処理を行う(ポイ
ントカードへのポイントの加算)。この割引処理は、こ
のようなポイント処理だけでなく、利用者がその割り戻
し金を次回のビデオ貸出に利用できるものであれば、他
の処理、例えば、利用者マスタにその割戻し金を記録
し、次回のビデオ貸出の際に自動的に清算されるように
することもできる。
【0051】その後、システムサーバ110は、予約貸
出マスタ(図3参照)における「予約貸出完了フラグ」
の項目の設定値を「4:予約貸出不能(時間割引貸出
中)」に変更し、「貸出金額」の項目に「ゼロ」を設定
すると共に、「割り戻し金額」の項目に上記のように演
算された割り戻し金の額がセットすることにより当該予
約貸出マスタの更新を行う(S75)。そして、システ
ムサーバ110は、所定のビデオ貸出処理を行う(S7
6)。
【0052】この場合、貸出すべきビデオソフトが無い
ので、利用者は、次回の貸出に利用できるポイント加算
を受けるだけで、当該ビデオソフトを借りることができ
ない。
【0053】なお、例えば、時間割引貸出されたビデオ
ソフトが返却された後にビデオショップ100において
そのビデオソフトが紛失してしまった場合、予約貸出マ
スタにおける「時間割引貸出完了フラグ」の項目に
「9:完了(時間内返却)」または「8:完了(時間外
返却)」がセットされているものの、ビデオソフトがビ
デオショップ100に存在しない。このような場合、時
間割引貸出のビデオソフトが未返却の場合と同様の処理
がなされ、そのビデオソフトの予約を行った利用者に対
して次回の貸出で利用できる割り戻し金の清算(ポイン
ト加算など)が行われる。そして、予約貸出マスタにお
ける「予約貸出完了フラグ」の項目に5:予約貸出不能
(事故)」が設定される。
【0054】更に、上記のようにして予約貸出されたビ
デオソフトがビデオショップ100に返却されたとき、
システムサーバ110は、予約貸出マスタにおける「予
約貸出完了フラグ」の項目に「8:正常完了(時間割引
貸出有り)」及び「9:正常完了(時間割引貸出無
し)」のいずれかを設定する。そして、このようにして
当該ビデオが返却された際の予約貸出マスタは、予約貸
出の取引ログとしてシステムサーバ110に蓄積され
る。
【0055】上述したような商品貸出管理システムによ
れば、ビデオソフトの貸出予約を行った時点から実際に
そのビデオソフトを貸出すまでの間に、他の利用者にそ
のビデオソフトを貸出すことができるようになり、その
ビデオソフトの効率的な貸出が可能となる。そのビデオ
ソフトを予約した利用者は、その利用に係るビデオソフ
トを実際に借りることができないというリスクは負うも
のの、割引された料金でそのビデオソフトを借りること
ができる。更に、その利用者はそのビデオソフトが借り
られない場合であっても、次回の貸出に利用できる割り
戻し金を受けることができる。
【0056】更に、時間割引貸出のサービスを受ける利
用者は、貸出し期間に制限はあるものの、より低額で所
望のビデオソフトを借りることができるようになる。ま
た、時間割引貸出のサービスを受ける利用者からのビデ
オソフトの返却が遅れて当該ビデオソフトを予約してい
た利用者に貸せない場合、ビデオショップ100は、そ
のビデオソフトを予約していた利用者に対する割り戻し
金および当該ビデオソフトの在庫コストを、時間割引貸
出のサービスを受ける利用者から徴収した超過料金によ
り充当することができる。
【0057】なお、上記予約貸出マスタ(図3参照)に
「時間割引貸出可否フラグ」の項目があれば、特に、
「時間貸出コード」の項目及びその時間貸出コードにて
当該予約貸出マスタとリンクする時間割引貸出マスタ
(図5参照)はなくてもよい。この場合、「時間割引貸
出可否フラグ」の項目に「Y:貸出可」がセットされて
いれば、他の利用者に当該ビデオソフトを貸出すことは
できる。この場合、例えば、当該ビデオソフトに対して
は上記貸出予定時刻を期限とした従来のビデオソフトの
期限管理がなされていればよい。
【0058】また、上記例では、ビデオソフトの貸出管
理について説明したが、当該商品貸出管理システムは、
他の商品の貸出についても適用することができる。
【0059】更に、上記例では、ユーザ端末装置(コン
ピュータ装置、携帯端末装置)を予約端末装置として利
用して商品の貸出の予約を行うようにしたが、電話、フ
ァックスにより商品の貸出の予約を行うことができる。
この場合、例えば、店員が店頭端末装置120を用いて
電話やファックスにて通知された商品、貸出予定時刻な
どをシステムサーバ110に入力すればよい。
【0060】また、上記例では、時間割引貸出の手続を
ビデオショップ100に設置された店頭端末装置120
を用いて行っているが、利用者が所有するユーザ端末装
置を用いて行うこともできる。
【0061】上記例において、予約貸出マスタ(図3参
照)における「時間割引貸出フラグ」を用いたシステム
サーバ110の管理機能が第一の貸出管理手段に対応
し、予約貸出マスタにおける「時間貸出コード1、2、
3、4」およびその時間貸出コードにて当該予約貸出マ
スタにリンクする時間割引貸出マスタ(図5参照)を用
いたシステムサーバ110の管理機能が第二の貸出管理
手段に対応する。
【0062】本発明は、以下の付記に記載されるように
構成することができる。
【0063】(付記1)コンピュータを利用して商品の
貸出状況を管理する商品貸出管理システムにおいて、第
一の利用者に対して貸出の予約をした商品の貸出予定日
時と、該第一の利用者がその貸出予定日時までを限度と
して当該商品の他の利用者への貸出を許容するか否かを
管理する第一の貸出管理手段を有する商品貸出管理シス
テム。
【0064】(付記2)付記1記載の商品貸出管理シス
テムにおいて、第一の利用者によりその貸出予定日時ま
でを限度として当該商品の他の利用者への貸出が許容さ
れていることを上記第一の貸出管理手段が管理している
状態で、上記商品が上記貸出予定日時を限度として第二
の利用者に貸出された場合、その商品が上記貸出予定日
時を限度として当該第二の利用者に貸出されていること
を管理する第二の貸出管理手段を有する商品貸出管理シ
ステム。
【0065】(付記3)付記1または2記載の商品貸出
管理システムにおいて、当該商品貸出管理システムと通
信を行う予約端末装置に対して商品の貸出予定日時を少
なくとも含む商品の貸出予約に必要な情報を入力するた
めの予約画面を提供する予約画面提供手段を有し、該予
約画面は、当該商品をその貸出予定日時を限度として他
の利用者に貸出すことを許容することを入力する際に操
作すべき制御ボタンを有する商品貸出管理システム。
【0066】このようなシステムによれば、商品の予約
を利用者が使用する端末装置(コンピュータ装置)にて
容易に予約することができるようになる。予約端末装置
は、利用者の所有するコンピュータ装置であっても、商
品の貸出を行う者が所有するコンピュータ装置のいずれ
であってもよい。
【0067】また、上述した例において、図2のフロー
チャートにおいて予約端末装置210に予約画面を提供
するシステムサーバ110の機能が予約画面提供手段に
対応する。
【0068】(付記4)付記1乃至3いずれか記載の商
品貸出管理システムにおいて、上記貸出予定日時に上記
第一の利用者が当該商品の貸出サービスを受けられない
場合、上記第一の利用者に対して所定の金銭的サービス
を与えたこと管理する金銭サービス管理手段を有する商
品貸出管理システム。
【0069】このようなシステムによれば、上記貸出予
定日時に上記第一の利用者が当該商品の貸出サービスを
受けられない場合、管理上問題なくその第一の利用者に
対して金銭的なサービスを与えることができるようにな
る。上記所定の金銭的サービスは、キャッシュバック、
ポイント加算、商品の貸出利用券の発行など、金銭的な
利益が第一の利用者に提供できるものであれば、特に限
定されない。
【0070】(付記5)付記1乃至4いずれか記載の商
品管理システムにおいて、上記貸出予定日時までに上記
第二の利用者から当該商品の返却がなされない場合、上
記第二の利用者に対して所定の金銭的ペナルティを課し
たことを管理する金銭ペナルティ管理手段を有する商品
貸出管理システム。
【0071】このようなシステムによれば、上記貸出予
定日時までに上記第二の利用者から当該商品の返却がさ
れない場合、管理上問題なく上記第二の利用者に対して
金銭的ペナルティを課すことができるようになる。上記
所定の金銭的ペナルティは、現金の支払い、ポイント減
算、商品の貸出利用券の提出など、金銭的な負担を利用
者に課するものであれば特に限定されない。
【0072】(付記6)コンピュータを利用して商品の
貸出状況を管理する商品貸出管理方法において、第一の
利用者に対して貸出の予約をした商品の貸出予定日時
と、該第一の利用者がその貸出予定日時までを限度とし
て当該商品の他の利用者への貸出を許容するか否かを表
す第一の貸出管理情報を生成する手順を含む商品貸出管
理方法。
【0073】(付記7)付記6記載の商品貸出管理方法
において、上記第一の貸出管理情報が第一の利用者によ
りその貸出予定日時までを限度として当該商品の他の利
用者への貸出が許容されていることを表す状態で、上記
商品が上記貸出予定日時を限度として第二の利用者に貸
出された場合、その商品が上記貸出予定日時を限度とし
て当該第二の利用者に貸出されていることを表す第二の
貸出管理情報を生成する手順を含む商品貸出管理方法。
【0074】(付記8)付記6または7記載の商品貸出
管理方法において、当該商品貸出管理方法にて商品の貸
出状況を管理するのに利用されるコンピュータと通信を
行う予約端末装置に対して商品の貸出予定日時を少なく
とも含む商品の貸出予約に必要な情報を入力するための
予約画面を提供する手順を有し、該予約画面は、当該商
品をその貸出予定日時を限度として他の利用者に貸出す
ことを許容することを入力する際に操作すべき制御ボタ
ンを有する商品貸出管理方法。
【0075】(付記9)付記6乃至8いずれか記載の商
品貸出管理方法において、上記貸出予定日時に上記第一
の利用者が当該商品の貸出サービスを受けられない場
合、上記第一の利用者に対して所定の金銭的サービスを
与えたこと表す金銭サービス管理情報を生成する手順を
有する商品貸出管理方法。
【0076】(付記10)付記6乃至9いずれか記載の
商品管理方法において、上記貸出予定日時までに上記第
二の利用者から当該商品の返却がなされない場合、上記
第二の利用者に対して所定の金銭的ペナルティを課した
ことを表す金銭ペナルティ管理情報を生成する手順を有
する商品貸出管理方法。
【0077】(付記11)商品の貸出状況の管理をコン
ピュータに行わせるための商品貸出管理プログラムにお
いて、第一の利用者に対して貸出の予約をした商品の貸
出予定日時と、該第一の利用者がその貸出予定日時まで
を限度として当該商品の他の利用者への貸出を許容する
か否かを表す第一の貸出管理情報を生成する手順を含む
商品貸出管理プログラム。
【0078】(付記12)付記11記載の商品貸出管理
プログラムにおいて、上記第一の貸出管理情報が第一の
利用者によりその貸出予定日時までを限度として当該商
品の他の利用者への貸出が許容されていることを表す状
態で、上記商品が上記貸出予定日時を限度として第二の
利用者に貸出された場合、その商品が上記貸出予定日時
を限度として当該第二の利用者に貸出されていることを
表す第二の貸出管理情報を生成する手順を含む商品貸出
管理プログラム。
【0079】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至5
記載の本願発明によれば、商品の予約がなされた時点か
ら実際にその商品が貸出されるまでの間に他の利用者に
その商品の貸出を行うことができるようになるので、商
品の効率的な貸出しが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の商品貸出管理システムが適用されるシ
ステムの構成例を示す図である。
【図2】予約に係る処理手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図3】予約貸出マスタを示す図である。
【図4】時間割引貸出に係る処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図5】時間割引貸出マスタを示す図である。
【図6】ビデオソフトの返却及び貸出時における処理手
順の一例を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 レンタルビデオショップ 110 システムサーバ 120 店頭端末装置 210、220 ユーザ端末装置(予約端末装置) 310、320 サービスプロバイダのシステム
フロントページの続き (72)発明者 村嶋 亮一 熊本県上益城郡益城町田原2081番27号 株 式会社富士通南九州システムエンジニアリ ング内 (72)発明者 池田 一洋 熊本県上益城郡益城町田原2081番27号 株 式会社富士通南九州システムエンジニアリ ング内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】コンピュータを利用して商品の貸出状況を
    管理する商品貸出管理システムにおいて、 第一の利用者に対して貸出の予約をした商品の貸出予定
    日時と、該第一の利用者がその貸出予定日時までを限度
    として当該商品の他の利用者への貸出を許容するか否か
    を管理する第一の貸出管理手段を有する商品貸出管理シ
    ステム。
  2. 【請求項2】請求項1記載の商品貸出管理システムにお
    いて、 第一の利用者によりその貸出予定日時までを限度として
    当該商品の他の利用者への貸出が許容されていることを
    上記第一の貸出管理手段が管理している状態で、上記商
    品が上記貸出予定日時を限度として第二の利用者に貸出
    された場合、その商品が上記貸出予定日時を限度として
    当該第二の利用者に貸出されていることを管理する第二
    の貸出管理手段を有する商品貸出管理システム。
  3. 【請求項3】コンピュータを利用して商品の貸出状況を
    管理する商品貸出管理方法において、 第一の利用者に対して貸出の予約をした商品の貸出予定
    日時と、該第一の利用者がその貸出予定日時までを限度
    として当該商品の他の利用者への貸出を許容するか否か
    を表す第一の貸出管理情報を生成する手順を含む商品貸
    出管理方法。
  4. 【請求項4】請求項3記載の商品貸出管理方法におい
    て、 上記第一の貸出管理情報が第一の利用者によりその貸出
    予定日時までを限度として当該商品の他の利用者への貸
    出が許容されていることを表す状態で、上記商品が上記
    貸出予定日時を限度として第二の利用者に貸出された場
    合、その商品が上記貸出予定日時を限度として当該第二
    の利用者に貸出されていることを表す第二の貸出管理情
    報を生成する手順を含む商品貸出管理方法。
  5. 【請求項5】商品の貸出状況の管理をコンピュータに行
    わせるための商品貸出管理プログラムにおいて、 第一の利用者に対して貸出の予約をした商品の貸出予定
    日時と、該第一の利用者がその貸出予定日時までを限度
    として当該商品の他の利用者への貸出を許容するか否か
    を表す第一の貸出管理情報を生成する手順を含む商品貸
    出管理プログラム。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005235225A (ja) * 2004-02-20 2005-09-02 Hewlett-Packard Development Co Lp スタンドアロンメモリ装置並びにその装置を使用するシステム及び方法
JP2016526342A (ja) * 2013-05-30 2016-09-01 ミラクル リミテッド ペアリングを使用した多因子ゼロ知識認証

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