JP2003241693A - 電飾看板用インクジェットプリント材、電飾看板用インクジェットプリント板及び電飾看板 - Google Patents

電飾看板用インクジェットプリント材、電飾看板用インクジェットプリント板及び電飾看板

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JP2003241693A
JP2003241693A JP2002036759A JP2002036759A JP2003241693A JP 2003241693 A JP2003241693 A JP 2003241693A JP 2002036759 A JP2002036759 A JP 2002036759A JP 2002036759 A JP2002036759 A JP 2002036759A JP 2003241693 A JP2003241693 A JP 2003241693A
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裕喜 佐藤
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水性インクを装備したインクジェットプリン
ターで適正にプリントでき、電飾看板に設置しても昼間
及び夜間(蛍光灯点灯時)における色相に差がなく、発
色性、耐水性が良好な電飾看板用インクジェットプリン
ト材、電飾看板用インクジェットプリント板及び電飾看
板を提供する。 【解決手段】 インクジェットプリンターによってプリ
ントされ背面から光が当てられる電飾看板用インクジェ
ットプリント材であって、インクジェットプリンターに
よってプリントが施される水性インク吸収層表面層及び
水性インク吸収層中間層、支持体層、粘着剤層、並び
に、粘着剤と剥離が可能な離型フィルム層を有し、JI
S K 7105に準拠して測定された全光線透過率が
8〜60%である電飾看板用インクジェットプリント
材。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性インクを装備
したインクジェットプリンターで適正にプリントでき、
電飾看板に設置しても昼間及び夜間(蛍光灯点灯時)に
おける色相に差がなく、発色性、耐水性が良好な電飾看
板用インクジェットプリント材、電飾看板用インクジェ
ットプリント板及び電飾看板に関する。
【0002】
【従来の技術】インクジェットプリンターによってフル
カラープリントしてなるプリント板が屋内、屋外の看板
として使用されている。そのプリント板は、例えば、ポ
リ塩化ビニル、ポリエチレンテレフタレート、合成紙等
からなる支持フィルムの表面にインク吸収層を形成し、
その上にインクジェットプリンターによってプリント
し、更にこれを白色アクリル板、その他不透明基材に貼
り合わせることによって形成されている。このような看
板は、昼間のようにまわりが明るいときには看板の絵や
文字を読み取ることができるが、夜間又は暗い場所では
看板に光を当てないとその内容を読取ることができな
い。
【0003】これに対して電飾看板が知られている。こ
れは、プリント板の背面に光を当ててプリント板を透過
させることによって、絵や文字、支持フィルムを発色さ
せるようにしたものである。従って、この電飾看板によ
れば、昼間の明るいときには背面に光を当てずに使用す
ることができ、暗くなったときには背面に光を当てるよ
うにすればよく、周囲の明暗に左右されず使用すること
ができる。このような電飾看板に使用するプリント板
は、背面に光を当てたときにプリント板の地、絵や文字
が鮮やかに発色し、表側からみて看板の内容を明確に読
取ることができるようにする必要があるとともに、昼間
の光を当てないときにも看板として使用できるように、
光を当てたときと当てないときとで色相に大差がないこ
とが要求される。
【0004】また、光を当てない昼間及び光を当てる夜
間のいずれにおいても、プリント板の表側からプリント
板背面の光源が透けて見えないようにすることも要求さ
れる。更に、水性インクにより絵や文字等を印刷される
プリント材(フィルム)は、水性インクジェットプリン
ターの出力時において噴射される水性インクを適正に吸
収、乾燥、定着することができ、更に、背面からの光に
よってプリント面が鮮やかに発色する必要がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記現状に
鑑み、水性インクを装備したインクジェットプリンター
で適正にプリントでき、電飾看板に設置しても昼間及び
夜間(蛍光灯点灯時)における色相に差がなく、発色
性、耐水性が良好な電飾看板用インクジェットプリント
材、電飾看板用インクジェットプリント板及び電飾看板
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は、インクジェッ
トプリンターによってプリントされ背面から光が当てら
れる電飾看板用インクジェットプリント材であって、イ
ンクジェットプリンターによってプリントが施される水
性インク吸収層表面層及び水性インク吸収層中間層、支
持体層、粘着剤層、並びに、粘着剤と剥離が可能な離型
フィルム層を有し、JIS K 7105に準拠して測
定された全光線透過率が8〜60%である電飾看板用イ
ンクジェットプリント材である。以下に本発明を詳述す
る。
【0007】本発明の電飾看板用インクジェットプリン
ト材は、インクジェットプリンターによってプリントさ
れた後、背面から光が当てられて使用されるものであ
る。本発明の電飾看板用インクジェットプリント材は、
インクジェットプリンターによってプリントが施される
水性インク吸収層表面層及び水性インク吸収層中間層、
支持体層、粘着剤層、並びに、粘着剤と剥離が可能な離
型フィルム層を有する。本発明の電飾看板用インクジェ
ットプリント材においては、インクジェットプリンター
によってプリントが施される水性インク吸収層表面層及
び水性インク吸収層中間層、支持体層、粘着剤層、並び
に、粘着剤と剥離が可能な離型フィルム層の各層がこの
順に積層していることが好ましい。
【0008】本発明において、上記水性インク吸収層表
面層と水性インク吸収層中間層とは合わせて水性インク
吸収層を形成するものである。上記水性インク吸収層表
面層は、インクジェットプリンターによってプリントが
施される層であり、上記水性インク吸収層中間層は、支
持体層と水性インク吸収層表面層との間に形成される層
である。
【0009】上記水性インク吸収層表面層は、水とアル
コール類とを溶媒とするコーティング剤を塗布すること
により形成されるものであるが、PVC、ポリオレフィ
ン等のプラスチック系フィルムからなる支持体層上に直
接形成しようとすると、コーティング剤がはじかれ、フ
ィルム上に均一に塗工できない。このため、上記の各種
プラスチック系フィルム及び水とアルコール類とを溶媒
とするコーティング剤の双方に親和性を有するコーティ
ング剤をまずフィルム上に均一に塗工し、これにより水
性インク吸収層中間層を形成することにより、得られた
水性インク吸収層中間層は、水性インク吸収層表面層用
のコーティング剤をはじかず、該コーティング剤へのヌ
レ性を有し、更に、支持体層、水性インク吸収層表面層
の両方に接着可能であるので層間の接着強度を向上させ
ることができる。
【0010】また、インクジェットプリンターによりプ
リントする際においてインク噴射量が多い場合、例え
ば、インク噴射量400%の場合には、水性インク吸収
層表面層で吸収できなかった水性インク中の溶媒成分を
水性インク吸収層中間層が吸収することにより、横方向
へのにじみを防止するとともにインクの乾燥時間を短縮
することができる。
【0011】上記水性インク吸収層表面層は、ポリカー
ボネートポリオールをポリオール成分とし、脂肪族ポリ
イソシアネートをポリイソシアネート成分として得られ
るポリウレタン樹脂粒子エマルジョンと、アセトアセチ
ル化ポリビニルアルコールと、少なくとも1種の吸収剤
とからなることが好ましい。
【0012】上記ポリウレタン樹脂粒子エマルジョンを
用いたコーティング剤を水性インク吸収層中間層の表面
に塗工し、乾燥させて水性インク吸収層表面層を形成す
ることにより、エマルジョン樹脂粒子の粒子性を継承し
た多数の微細な細孔を有する多孔質構造ができる。この
多孔質構造中にインク中の溶媒を吸収できるので、イン
ク吸収性と乾燥性を高めることができる。
【0013】上記ポリウレタン樹脂粒子の平均粒子径は
3.0μm以下であることが好ましい。3.0μmを超
えると、エマルジョン自体の安定性が充分でないうえ
に、形成される水性インク吸収層表面層において、多孔
質構造の空隙率が高すぎて被膜強度が弱く、インク中の
着色成分(顔料成分)を吸収してしまうことから発色性
が悪くなることがある。
【0014】上記アセトアセチル化ポリビニルアルコー
ルは、ポリビニルアルコールに反応させて得られる1種
のアセタール化ポリビニルアルコールである。ポリビニ
ルアルコール自体は水溶性であるが、これを水性インク
吸収層表面層中に配合すると、水性インクの吸収性には
寄与するが、得られた電飾看板用インクジェットプリン
ト材が水に浸漬した場合、表面層からポリビニルアルコ
ールが抽出されて、水性インク吸収層表面層が粗面とな
り、印刷像が破壊される。また、透明粘着剤付きの透明
樹脂フィルムをプリント面にラミネートした構成体にお
いても、水性インク吸収層表面層と透明粘着剤層との間
に水が浸入した場合、層間の接着強度が低くなることか
ら容易に剥離し、看板に施工した場合は、雨、風によっ
て最外層の透明樹脂フィルムが剥がれてくる。
【0015】これに対して、アセトアセチル化ポリビニ
ルアルコールは、ポリビニルアルコールの有するインク
吸収性を保持しつつ、アセトアセチル化により水不溶性
が付与されたものなので、水性インク吸収層表面層にア
セトアセチル化ポリビニルアルコールを用いることによ
り、水性インク吸収層表面層に水性インクに対する吸収
性、膨潤性を付与し横方向へのにじみを防ぐとともに乾
燥性を向上することができ、また、得られた水性インク
吸収層表面層は水に溶解しないことから耐水性を付与す
ることができる。
【0016】上記アセトアセチル化ポリビニルアルコー
ルの配合量としては、上記ポリウレタン樹脂粒子エマル
ジョンの樹脂固形分100重量部に対して、10〜50
0重量部であることが好ましい。10重量部未満である
と、形成される水性インク吸収層表面層に充分なインク
吸収性と乾燥性とがなく、画像が滲むとともに乾燥に時
間を要することになる。一方、500重量部を超える
と、上記アセトアセチル化ポリビニルアルコールによる
吸水性と膨潤性とが過度ととなり、得られた画像を水に
浸漬した場合、被膜強度が低下し、場合によっては、水
性インク吸収層表面層の破壊に至り、結果として印刷像
が破壊される。
【0017】上記吸収剤としては、シリカ及び/又は炭
酸カルシウムが用いられる。上記シリカとしては特に限
定されないが、例えば、平均粒子径が1〜15μmであ
り、比表面積と細孔容積の大きいものが好適に用いられ
る。このようなシリカを用いることにより、水性インク
中の水分をよく吸収するので、水性インク吸収層表面層
のインク吸収性と乾燥性を高めることができる。より好
ましくは、平均粒子径が1〜10μmであるものであ
る。上記炭酸カルシウムとしては特に限定されないが、
例えば、平均粒子径が0.1〜5μmであるものが好適
に用いられる。このような炭酸カルシウムは、水性イン
ク中の水分をよく吸収するので、水性インク吸収層表面
層のインク吸収性と乾燥性とを高めることができる。
【0018】上記シリカ、炭酸カルシウム等の無機材料
からなる吸収剤は、樹脂溶液中に添加され、攪拌される
ことによって溶液中に均一に分散し、これを塗工した場
合に形成される層中でも均一に配置する。シリカ、炭酸
カルシウムを添加した層中にはポリウレタン樹脂粒子エ
マルジョン単独からできる層よりも更に多数の細孔を有
する多孔質構造ができ、空隙容積も大きくなる。この空
隙部分には、水性インク中の溶媒成分を吸収する機能と
ともに着色成分(顔料成分)を保持(定着)する機能が
あり、この空隙部分が層中に均一に配置していることに
よって、プリントした部分の濃度ムラがなく、ベタ印刷
した場合でも均一な濃度の発色が得られる。これに対し
て、シリカ、炭酸カルシウムを添加しない水性インク吸
収層に印刷を施した場合、水性インク中の着色成分が水
性インク吸収層中に吸収されず、単に表面にのっている
状態となり、乾燥時間が遅くなるばかりでなく、層中に
着色成分が偏在することから背面から光を透過させたと
きの発色濃度が低くなる。
【0019】上記吸収剤の配合量としては、上記ポリウ
レタン樹脂粒子エマルジョンの樹脂固形分100重量部
に対して、5〜500重量部であることが好ましい。5
重量部未満であると、インク中の溶媒成分、着色成分の
吸収力が弱くなり横方向にインクがにじむとともに乾燥
時間が長くなり、また、背部から光を透過させた場合の
発色性が悪くなる。一方、500重量部を超えると、水
性インク吸収層表面層の被膜強度が弱くなり、水性イン
ク吸収層中間層との接着強度が弱くなるとともに、看板
等に施工後、粘着剤付きの透明樹脂フィルムをラミネー
トしても剥離することがある。
【0020】上記水性インク吸収層表面層の厚みとして
は、5〜100μmであることが好ましい。5μm未満
であると、インク中の溶媒成分、着色成分の吸収力が弱
くなり、横方向にインクがにじむとともに乾燥時間が長
くなり、また、背部から光を透過させた場合の発色性が
悪くなる。一方、100μmを超えると、被膜強度が弱
くなり、爪等による引掻きで層が剥がれたりすることが
ある。
【0021】上記水性インク吸収層中間層は、ポリウレ
タン系樹脂及び/又はアクリル系樹脂と、少なくとも1
種の吸収剤とからなることが好ましい。
【0022】上記ポリウレタン系樹脂としては特に限定
されないが、例えば、ポリエチレンオキシド鎖を含むポ
リエーテルポリオールをポリオール成分として含有する
ものが好適に用いられる。このようなポリウレタン系樹
脂は、吸水性と水膨張性とを有するので、水性インク吸
収層表面層が吸収しきれなかったインク中の水性溶媒を
吸収し、膨潤して、水性インク吸収層表面層のインク吸
収性を補い、得られる電飾看板用インクジェットプリン
ト材のインク吸収性を高めることができる。
【0023】上記アクリル系樹脂としては特に限定され
ないが、例えば、ポリメタクリル酸メチル(PMMA)
系樹脂等が好適に用いられる。上記アクリル系樹脂自体
には水性インクを吸収、膨潤する機能はないが、吸収剤
を含有することにより、得られる電飾看板用インクジェ
ットプリント材のインク吸収性を高めることができる。
すなわち、この場合上記アクリル系樹脂は、支持体層と
水性インク吸収層表面層とを接着するプライマーとして
の役割と、吸収剤を層中に保持するためのバインダーと
しての役割を有する。
【0024】上記吸収剤としては、シリカ及び/又は炭
酸カルシウムが用いられる。上記シリカとしては特に限
定されないが、例えば、平均粒子径が1〜15μmであ
り、比表面積と細孔容積の大きいものが好適に用いられ
る。このようなシリカを用いることにより、水性インク
中の水分をよく吸収するので、水性インク吸収層中間層
のインク吸収性と乾燥性を高めることができる。より好
ましくは、平均粒子径が1〜10μmであるものであ
る。上記炭酸カルシウムとしては特に限定されないが、
例えば、平均粒子径が0.1〜5μmであるものが好適
に用いられる。このような炭酸カルシウムは、水性イン
ク中の水分をよく吸収するので、水性インク吸収層中間
層のインク吸収性と乾燥性を高めることができる。
【0025】上記水性インク吸収層中間層をポリウレタ
ン系樹脂やアクリル系樹脂等の樹脂のみから形成した場
合は、水性インク中の溶媒成分を吸収することができな
いが、無機成分であるシリカや炭酸カルシウム等の吸収
剤を配合することにより、水性インク中の溶媒成分を吸
収することが可能となる。
【0026】本発明のように、水性インク吸収層表面層
と水性インク吸収層中間層との両方に、シリカや炭酸カ
ルシウム等の無機材料からなる吸収剤を添加して、水性
インク吸収層中の下層まで空隙構造を均一に配置、形成
することにより、この空隙構造の中に水性インク中の溶
媒、着色成分が吸収、定着され、背面から光を透過させ
た場合の発色性が良くなるとともに、光を透過させずに
反射光でみた場合の発色性の差が少なくなる。
【0027】上記吸収剤の配合量としては、上記ポリウ
レタン系樹脂及び/又はアクリル系樹脂100重量部に
対して、1〜300重量部であることが好ましい。1重
量部未満であると、インク噴射量が400%である場合
はインクが若干横方向へにじむとともに、乾燥時間が1
0分を超えてしまう。一方、300重量部を超えると、
水性インク吸収層中間層の膜強度が弱くなるので、水性
インク吸収層表面層と支持体層との間の接着強度が弱く
なり、プリント後に表面に粘着剤付きの透明樹脂フィル
ムをラミネートした場合、透明樹脂フィルム下層の粘着
剤層と水性インク吸収層表面層/水性インク吸収層中間
層/支持体層との接着強度が弱くなり、水性インク吸収
層中間層の凝集破壊、又は、上下各層との界面剥離が起
こり、看板として使用するときに、層間への水の侵入、
風等の外部からの力によって透明樹脂フィルム層が剥離
する不具合が発生する。
【0028】上記水性インク吸収層中間層の厚みとして
は、0.2〜50μmであることが好ましい。0.2μ
m未満であると、水性インク吸収層表面層との接着強度
が充分に発現できないことから、水性インク吸収層表面
層との界面で剥離する不具合が発生することがある。一
方、50μmを超えると、性能面では問題ないが、不必
要に製造原価を高めることになる。
【0029】上記支持体層は、ポリ塩化ビニル系樹脂、
ポリエステル系樹脂又はポリオレフィン系樹脂からなる
樹脂フィルムよりなることが好ましい。上記樹脂フィル
ムは、樹脂100重量部に対して酸化チタンが20重量
部以下配合されてなるものであって、厚みが50〜20
0μmであることが好ましい。本発明の電飾看板用イン
クジェットプリント材は、下記に詳述するようにJIS
K 7105に準拠して測定された全光線透過率が8〜
60%であることを特徴とするが、酸化チタンの配合量
と樹脂フィルムの厚みとを上記の範囲内とすることによ
り、全光線透過率を8〜60%に調整することができ
る。
【0030】上記粘着剤層としては特に限定されず、例
えば、アクリル系粘着剤等からなるものを挙げることが
できる。
【0031】上記粘着剤と剥離が可能な離型フィルム層
としては特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフ
タレートフィルム、ポリプロピレンフィルム等からなる
ものを挙げることができる。
【0032】本発明の電飾看板用インクジェットプリン
ト材は、JIS K 7105に準拠して測定された全
光線透過率が8〜60%であるものである。本発明者
が、検討したところ、プリント板背面に光を当てたとき
に絵や文字等が鮮やかに発色するか否か、光を当てたと
きと当てないときとで色相がどの程度変化するか、又
は、プリント板の表側から背部の光源やその付属コード
等の部品が透けて見えるか否かは、プリント材の有する
光の透過率に最も大きく左右され、本発明は、このプリ
ント材の全光線透過率を8〜60%にすることによっ
て、良好な結果を得ることができたものである。
【0033】全光線透過率が8%未満であると、プリン
ト板表から背部の光源等を視認し難くなる点では有利で
あるが、夜間にプリント板背面から光を当てても、光の
透過量が少ないことからプリント面全体が薄暗く、絵や
文字の発色も不充分となって、看板としての機能を果た
し難くなる。一方、60%を超えると、プリント板の隠
蔽力が低くなり過ぎて、光を当てる・当てないに拘わら
ず、プリント板の表側から背部の光源及びその他の部品
が透けて見え易くなり、それらが目障りとなって看板と
しての品質が低下する。より好ましい全光線透過率は1
5〜50%であり、更に好ましくは20〜40%であ
る。本発明の電飾看板用インクジェットプリント材の全
光線透過率は、水性インク吸収層の厚み、配合によって
変わり、全光線透過率は支持体層に添加する酸化チタン
の添加量、支持体層の厚みで調整することができる。な
お、本発明の電飾看板用インクジェットプリント材の層
構成を図3に示す。
【0034】本発明の電飾看板用インクジェットプリン
ト材から離型フィルムを剥離して、透明又は半透明の基
材と貼り合わせ、水性インク吸収層表面層上にインンク
ジェックプリンターによってインクを噴出し定着させる
ことにより、電飾看板用インクジェットプリント板を得
ることができる。上記透明又は半透明の基材としては特
に限定されず、例えば、透明アクリル板、乳白色アクリ
ル板等を挙げることができる。
【0035】上記電飾看板用インクジェットプリント板
は、JIS K 7105に準拠して測定された全光線
透過率が8〜60%であるものである。基材と貼り合せ
た状態での全光線透過率が8%未満であると、背面から
通過する光の量が充分ではなく、プリント面全体が薄暗
く、発色性にも劣る。一方、60%を超える場合は、背
面に設置した蛍光灯等の光源の形状が表面から見えるよ
うになり看板の品質を損なってしまう。より好ましい全
光線透過率は20〜50%であり、更に好ましくは20
〜40%である。
【0036】上記電飾看板用インクジェットプリント板
において、水性インク吸収層表面層の上に、更に、透明
粘着剤層を介して透明樹脂層を設けることが好ましい。
プリントされた水性インク吸収層表面層を透明樹脂層で
覆うことにより、耐候性が高くなる。上記透明粘着剤層
としては特に限定されず、例えば、アクリル系透明粘着
剤等からなるものを挙げることができ、また、上記透明
樹脂層としては特に限定されず、例えば、ポリ塩化ビニ
ル樹脂系フィルム、ポリプロピレン樹脂系フィルム、ポ
リエチレン樹脂系フィルム等からなるものを挙げること
ができる。
【0037】上記電飾看板用インクジェットプリント板
は、プリント板背面に光を当てたときに絵や文字等が鮮
やかに発色し、しかも、光を当てたときと当てないとき
とで色相に大差がなく、また、プリント板の表側から背
部の光源やその付属コード等の部品が透けて見えること
を避けることができる。このような電飾看板用インクジ
ェットプリント板もまた、本発明の1つである。なお、
本発明の電飾看板用インクジェットプリント板の層構成
を図2及び図4に示す。
【0038】上記電飾看板用インクジェットプリント板
を、内周面が白色でありプリント板装置用の開口を有す
るハウジング内に装着し、プリント板の背部に光源を設
けることにより、電飾看板を得ることができる。このよ
うな電飾看板もまた、本発明の1つである。なお、本発
明の電飾看板の一実施態様の断面を図4に示す。
【0039】本発明によれば、電飾看板用インクジェッ
トプリント材又はプリント板の全光線透過率を8〜60
%とすることにより、プリント板背面に光を当てたとき
に絵や文字等が鮮やかに発色し、しかも、光を当てたと
きと当てないときとで色相に大差がなく、また、プリン
ト板の表側から背部の光源やその付属コード等の部品が
透けて見えることを避けることができ、電飾看板の性能
を向上することができる。
【0040】
【実施例】以下に実施例を掲げて本発明を更に詳しく説
明するが、本発明はこれら実施例のみに限定されるもの
ではない。
【0041】(実施例1)平均重合度800のポリ塩化
ビニル樹脂100重量部に可塑剤DOP(ジオクチルフ
タレート)25重量部と共に安定剤と酸化チタン顔料
(白色顔料)を3.0重量部配合してなる材料をカレン
ダー加工法によって厚み80μmのポリ塩化ビニル樹脂
フィルムに成形した。一方、片面にシリコーン処理を施
した厚み50μmのポリエチレンテレフタレートフィル
ムを離型フィルムとし、このシリコーン処理表面にアク
リル系粘着剤を乾燥厚み30μmとなるように塗工し、
乾燥させた。これを上記のポリ塩化ビニル樹脂フィルム
と貼り合せて、表面に粘着剤層と離型フィルムとを有す
る支持体フィルムを得た。ポリエステル系ウレタン樹脂
(大日本インキ化学工業社製、パンデックスT−526
5)100重量部に対して、溶剤としてメチルエチルケ
トンを400重量部、シリカ(塩野義製薬社製、カープ
レックスBS−312AM、平均粒子径7.2μm)を
20重量部配合して水性インク吸収層中間層用の溶剤型
コーティング剤を調製した。このコーティング剤を上記
支持体フィルムのポリ塩化ビニル樹脂フィルム面に塗工
し、乾燥させて厚み10μmの水性インク吸収層中間層
を形成した。次に、ポリウレタン樹脂粒子エマルジョン
(大日本インキ化学工業社製、ボンディック2250、
ポリカーボネートポリオールをポリオール成分とし、脂
肪族イソシアネートをポリイソシアネート成分として得
られるポリウレタン樹脂粒子の水性エマルジョン、樹脂
粒子平均粒子径0.2μm)を樹脂固形分が100重量
部になるように配合し、これにアセトアセチル化ポリビ
ニルアルコール(日本合成化学工業社製、Z−200)
を固形分で100重量部加え、攪拌、混合し、更に炭酸
カルシウム(カルライトKT、白石中央研究所社製、平
均2.3μm)を5重量部加え、攪拌、混合して水性イ
ンク吸収層表面層用の水性コーティング剤を調製した。
この水性インク吸収層表面層用コーティング剤を上記水
性インク吸収層中間層の上に塗工し、乾燥させて厚み3
0μmの水性インク吸収層表面層を形成し、電飾看板用
インクジェットプリント材(シート)を得た。
【0042】(評価)得られたプリント材について、印
刷性(インクの吸収力、乾燥性、反射光、透過光での発
色性)、耐水性、水性インク吸収層表面層及び水性イン
ク吸収層中間層と支持体フィルムとの間の接着強度を下
記のようにして測定した。結果を表1に示した。
【0043】<印刷性>水性顔料インクを用いるフルカ
ラーインクジェットプリンターJV−2(ミマキエンジ
ニアリング社製)にて上記プリント材の水性インク吸収
層表面層にインク噴射量C100%、M100%、Y1
00%、M100%、CM200%、CY200%、M
Y200%、CMY300%、CMYK400%で20
mm×20mmの四角形をベタ印刷してプリント材のイ
ンク吸収性と乾燥性を目視とノギスを用いる計測によっ
て評価した。上記において例えばインク噴射量C100
%とは、青色(シアン、C)インク用のインクヘッドか
ら噴射することができる最大のインク量を噴射して印刷
を行ったという意味である。また、インク噴射量CMY
K400%とは、青色(シアン、C)、赤色(マゼン
タ、M)、黄色(イエロー、Y)、黒色(ブラック、
K)をそれぞれ最大噴射した場合の100%×4色=4
00%で印刷したことを意味する。
【0044】(測定方法) 1)インク吸収力 印刷した四角形の縦、横の寸法が21mm×21mm以
内のときを○、印刷した四角形の少なくとも一辺でも2
1mmを超える場合は、×とした。
【0045】2)乾燥性 インク噴射量CMYK400%の部分について、乾燥時
間が10分以内であるときを○、10分を超える場合を
×とした。
【0046】3)発色性 反射光による判定・・・印刷物を目視にて判定し、イン
クの色濃度が鮮明である場合を○、不鮮明である場合を
×とした。 透過光による判定・・・印刷物を電飾看板に設置し、背
面から光を当てた場合のインクの色濃度を目視にて判定
し、インクの色濃度が鮮明である場合を○、不鮮明であ
る場合を×とした。
【0047】4)電飾看板点灯時に背部の蛍光灯等が見
えるか否か 夜間に蛍光灯を点灯した状態でプリント板の背部にある
蛍光灯、及び、配線類が表側から透けて見えるか否かを
目視にて判定し、見えない場合を○、見える場合を×と
した。
【0048】5)点灯時と消灯時との発色性の差(色相
の差) 電飾看板に設置した状態で蛍光灯を点灯したときとしな
いときでインク定着部の発色性(色相)の差を目視にて
判定した。色相に大差がない場合を○、色相が大きく違
う場合を×とした。
【0049】6)全光線透過率 プリント材にプリントせずに(原紙のままで)、裏面の
離型フィルムを剥離して透明アクリル基材に貼り合せた
状態のものをサンプルとし、JIS K 7105(プ
ラスチックの光学的特性試験方法)に準じて測定した。
【0050】7)耐水性 プリント材の上に透明粘着剤付きの透明PVCフィルム
をラミネートし、アクリル板基材に貼り合せて、40℃
の温水の中に7日間浸漬し、取り出し後の外観変化を目
視にて判定した。外観変化がない場合を○、インクの流
れ、透明PVCフィルムと水性インク吸収層間の浮き、
透明PVCフィルムが剥がれる等の外観変化がある場合
を×とした。
【0051】8)水性インク吸収層表面層及び水性イン
ク吸収層中間層と支持体フィルムとの間の接着強度 水性インク吸収層表面層の上に10mm幅のセロハンテ
ープを貼り、その上で荷重3kgのローラーを10往復
させた後で、温度23℃において、引張試験機にてセロ
ハンテープを300mm/分で180°剥離して、セロ
ハンテープとプリント材との接着強度を測定した。接着
力が150g/10mm幅以上のときは○、150g/
10mm幅未満の場合を×とした。
【0052】(実施例2〜5、比較例2〜7)表1に記
載の仕様にて電飾看板用インクジェットプリント材(シ
ート)を作製した以外は、実施例1と同様にして評価を
行った。結果を表1に示した。なお、表1に記載の原料
は以下のとおりである。 アクリル系樹脂;ラックスキン105、セイコー化成社
製、溶剤系
【0053】
【表1】
【0054】
【発明の効果】本発明は、上述の構成よりなるので、水
性インクを装備したインクジェットプリンターで適正に
プリントでき、電飾看板に設置しても昼間及び夜間(蛍
光灯点灯時)における色相に差がなく、発色性、耐水性
が良好な電飾看板用インクジェットプリント材、電飾看
板用インクジェットプリント板及び電飾看板を得ること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電飾看板の一実施態様の断面図であ
る。
【図2】本発明の電飾看板用インクジェットプリント板
の層構成を示す断面図である。
【図3】本発明の電飾看板用インクジェットプリント材
の層構成を示す断面図である。
【図4】インクジェットプリント前の電飾看板用インク
ジェットプリント板の層構成を示す断面図である。
【符号の説明】
1 ハウジング 2 開口 3 電飾看板用インクジェットプリント板 4 蛍光灯(光源) 5 透明アクリル板(透明基材) 6 粘着剤層 7 支持体層 9 インクが定着した水性インク吸収層(水性インク吸
収層表面層+水性インク吸収層中間層) 10 透明粘着剤層 11 透明樹脂層 12 インクが定着していない水性インク吸収層(水性
インク吸収層表面層+水性インク吸収層中間層) 13 電飾看板用インクジェットプリント材 14 離型フィルム 15 電飾看板用インクジェットプリント板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA13 FB01 FC06 2H086 BA01 BA12 BA15 BA16 BA19 BA24 BA33 BA36 BA41 BA45 5C096 AA24 BA01 CA02 FA09

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インクジェットプリンターによってプリ
    ントされ背面から光が当てられる電飾看板用インクジェ
    ットプリント材であって、インクジェットプリンターに
    よってプリントが施される水性インク吸収層表面層及び
    水性インク吸収層中間層、支持体層、粘着剤層、並び
    に、粘着剤と剥離が可能な離型フィルム層を有し、JI
    S K 7105に準拠して測定された全光線透過率が
    8〜60%であることを特徴とする電飾看板用インクジ
    ェットプリント材。
  2. 【請求項2】 水性インク吸収層表面層、水性インク吸
    収層中間層、及び、支持体層がこの順に積層してなる電
    飾看板用インクジェットプリント材あって、前記水性イ
    ンク吸収層表面層は、ポリカーボネートポリオールをポ
    リオール成分とし、脂肪族ポリイソシアネートをポリイ
    ソシアネート成分として得られる平均粒子径3.0μm
    以下のポリウレタン樹脂粒子エマルジョンの樹脂固形分
    100重量部相当と、アセトアセチル化ポリビニルアル
    コール10〜500重量部と、シリカ及び炭酸カルシウ
    ムからなる群より選ばれる少なくとも1種の吸収剤5〜
    500重量部とからなり、その厚みが5〜100μmで
    あり、前記水性インク吸収層中間層は、ポリウレタン系
    樹脂及び/又はアクリル系樹脂100重量部と、シリカ
    及び炭酸カルシウムからなる群より選ばれる少なくとも
    1種の吸収剤1〜300重量部とからなり、その厚みが
    0.2〜50μmであることを特徴とする電飾看板用イ
    ンクジェットプリント材。
  3. 【請求項3】 更に、支持体層、粘着剤層、及び、粘着
    剤と剥離が可能な離型フィルム層がこの順に積層してな
    ることを特徴とする請求項2記載の電飾看板用インクジ
    ェットプリント材。
  4. 【請求項4】 支持体層は、ポリ塩化ビニル系樹脂、ポ
    リエステル系樹脂又はポリオレフィン系樹脂からなる樹
    脂フィルムよりなることを特徴とする請求項1、2又3
    記載の電飾看板用インクジェットプリント材。
  5. 【請求項5】 樹脂フィルムは、樹脂100重量部に対
    して酸化チタンが20重量部以下配合されてなるもので
    あって、厚みが50〜200μmであることを特徴とす
    る請求項4記載の電飾看板用インクジェットプリント
    材。
  6. 【請求項6】 背面から光が当てられる電飾看板用イン
    クジェットプリント板であって、透明又は半透明の基材
    と、前記基材の上に粘着剤層及び支持体層を介して設け
    られた水性インク吸収層とを有し、前記水性インク吸収
    層は、水性インク吸収層表面層と水性インク吸収層中間
    層とからなり、前記水性インク吸収層表面層にはインク
    ジェットプリンターによって噴射されたインクが定着し
    ており、JIS K 7105に準拠して測定された全
    光線透過率が8〜60%であることを特徴とする電飾看
    板用インクジェットプリント板。
  7. 【請求項7】 水性インク吸収層表面層の上に、更に、
    透明粘着剤層を介して設けられた透明樹脂層を有するこ
    とを特徴とする請求項6記載の電飾看板用インクジェッ
    トプリント板。
  8. 【請求項8】 内周面が白色でありプリント板装着用開
    口を有するハウジングと、前記ハウジングの開口に装着
    された請求項6又は7記載の電飾看板用インクジェット
    プリント板と、前記ハウジング内における前記電飾看板
    用インクジェットプリント板の背部に設けられた光源と
    を有することを特徴とする電飾看板。
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